JP2003249543A - 静電チャック装置及び静電チャック装置からの離脱方法 - Google Patents

静電チャック装置及び静電チャック装置からの離脱方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降ピンの構成は変えずに残留静電気で載置
台に吸着している基板を速やかに、且つ正確に離脱させ
る静電チャック装置及びその吸着離脱方法を提供する。 【解決手段】 半導体ウェーハなどの基板を静電吸着に
より保持する静電チャック装置において、この静電チャ
ック装置は前記基板を吸着保持する載置台を貫通するリ
フトピンと、このリフトピンによる前記基板の持ち上げ
に先だって前記基板周縁を持ち上げる補助リフト部材と
を備え、この補助リフト部材は前記載置台の外周面に沿
って昇降動すると共に、その上端部には内方に屈曲した
フランジ部が設けられ、このフランジ部の幅は前記基板
周縁の下側に1〜5mmの範囲で入り込める寸法とされ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウェーハなど
の基板(以下「基板」という。)を静電吸着により保持
する静電チャック装置及び静電チャック装置からの離脱
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来基板に対して成膜処理やエッチング
などの処理を行う場合には、載置台から基板への熱伝達
を確実に行うため等の理由から、基板を載置台へ押し付
けた状態で保持させる必要がある。この保持方法として
は、基板を真空吸引により保持する方法、基板周辺部を
クランプによって機械的に押さえる方法、及び基板の裏
面を静電吸着させる方法がある。
【0003】基板を真空中で処理する場合には、真空チ
ャックを使用できないので機械的方法又は静電吸着法が
用いられるが、特に静電吸着法は、基板と載置台間の密
着性が高いため基板の反りを矯正でき、熱伝導性が良く
なり、基板の温度制御も容易になるという利点から、広
く採用されている。
【0004】静電吸着法を採用する静電チャック装置
は、基板を吸着保持する載置台と、基板を載置台に載置
したり離脱させたりするための昇降ピンとを備えてい
る。
【0005】静電チャックは、載置台として強誘電体セ
ラミックスを使用しており、その内部に設けた金属電極
に電圧を印加し、基板と静電チャックの表面に正・負の
電荷を発生させ、この間に働くジャンセン・ラーベック
力によって半導体ウェーハなどの基板を固定するもの
で、単極型および双極型の2種類のタイプがあり、単極
型は静電チャック内部の電極と基板に電位差を与えて使
用し、双極型は静電チャックの内部における2つ以上の
電極に電位差を与えて使用する。
【0006】通常、この静電チャックで保持された基板
を載置台から離脱させるときに静電気は除去される。し
かし、除去しきれなかった静電気が少しづつ蓄積され残
留静電気となり、基板が昇降ピンで上昇する時に一部が
吸着されたままの状態になり基板が昇降ピンや搬送アー
ムから落下して破損するという問題が生じる。
【0007】上記の問題を解決するために、基板を載置
台から離脱させるときに、昇降ピンで少しだけ基板の一
部を上昇させ、静電気を逃がしてから基板全体を持ち上
げるという方法が用いられてきた。例えば、特開平10
−150099号公報には、ウェーハ等の被処理体を静
電チャックから離脱させて搬送工程に移る前に、被処理
体に対する残留吸着の強弱を把握する判断工程が設けら
れ、被処理体が静電チャックに残留吸着しているとして
も、被処理体が破壊されない程度の力を被処理体に対し
て静電チャックから離れる方向に加えることが開示され
ている。
【0008】また、特開平06−252062号公報に
は、圧力の調節により離脱力と反対方向の引張力を離脱
手段に与え、つまり限界離脱力よりも小さな離脱力を離
脱手段に与え、被処理物の吸着力の減少を待たずに離脱
力を被処理物に加えることで、被処理物の離脱ミスを発
生させない方法が開示されている。
【0009】更に、特開平09−148419号公報に
は、リフトピンの外側に複数の離脱用ピンを設け、離脱
駆動機構により上記離脱用ピンを半導体基板の弾性変形
許容範囲内で突き上げてから、昇降ピンで半導体基板を
上昇させることが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
半導体ウェーハなどの基板のサイズが200mmから3
00mmへの大口径化するに伴い、半導体ウェーハなど
の基板自身も重くなり、吸着される面積も大きくなって
いる。そこで、リフトピンの強度が弱ければピンは曲が
ってしまい、基板が持ち上がらず、ピンの本数を増やす
と載置台の構造が複雑化し部品数も増える。
【0011】一方ピンの強度を増すためにピンそのもの
を太くすると、ピン孔も大きくなり基板と載置台の密着
性が悪くなり効率的に温度制御がしにくくなるという問
題点が生じる。また、基板の周辺部に複数の離脱ピンを
設置する場合でも、基板を均等に持ち上げるのは困難
で、その位置ずれや、搬送不良等の問題がやはり生じて
いた。
【0012】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、リフトピンの構成は変えずに残留静電気で載
置台に吸着されている基板を速やかに、且つ正確に離脱
させる静電チャック装置及びその吸着離脱方法を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の静電チャック装置は、半導体ウェーハなどの基板
を静電吸着により保持する静電チャック装置において、
この静電チャック装置は前記基板を吸着保持する載置台
を貫通するリフトピンと、このリフトピンによる前記基
板の持ち上げに先だって前記基板周縁を持ち上げる補助
リフト部材とを備えた構成とした。前記補助リフト部材
の具体的な構造としては、例えば、前記載置台の外周面
に沿って昇降動すると共に、その上端部には内方に屈曲
したフランジ部が設けられ、このフランジ部の幅は前記
基板周縁の下側に少なくとも1〜5mmの範囲で入り込
める寸法としたものが考えられる。
【0014】補助リフト部材が載置台を囲むように設置
されることで、ピンと異なり、基板の周辺部を一度に持
ち上げているので、残留静電気の影響をほとんど受けず
に、基板を正確に離脱することができる。また、この補
助リフト部材はピンのように載置台の内部に設けていな
いので、載置台の複雑化を避けることができる。
【0015】また、前記補助リフト部材のフランジ部の
基板保持面上には、前記基板の外周部を囲むように突条
部がリング状に又は断続的に設けられていることで、基
板を離脱させるときに生じる位置ずれを確実に防止する
ことができる。
【0016】また、前記フランジ部の基板保持面は、そ
の最下降位置で前記載置台の載置面と面一となる又は低
くなるように設定されていることで、補助リフト部材を
持ち上げない場合に、基板と載置台との密着性を向上さ
せることができる。
【0017】更に、前記補助リフト部材を持ち上げるた
めのシャフトを中空状とし、この中空状シャフト内に前
記リフトピンを昇降させるためのシャフトを設置するこ
とで、静電チャック装置のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0018】また本発明に係る上記の静電チャック装置
を用いた離脱方法は、前記補助リフト部材を持ち上げて
前記基板の周辺底部を持ち上げた後、前記リフトピンを
上昇させ前記基板全体を持ち上げて前記載置台から離脱
させる。
【0019】即ち、補助リフト部材によって基板を持ち
上げた後に、リフトピンを上昇させて基板全体を静電チ
ャック装置から離脱させることで、残留静電気の影響を
ほとんど受けずに大口径の半導体ウェーハなどの基板で
も位置ずれを起こすことなく確実に離脱することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明に係る静電チャック装置の断面図で
ある。図中1は静電チャック装置のベースであり、ベー
ス1の両側にそれぞれ柱2及びシリンダー3が配置され
ている。柱2に支持される底壁4の外周部を囲むように
側壁5が設置され、その側壁5に窓5aが設けられてい
る。この窓5aは、半導体基板を出し入れのために開閉
できるようになっている。さらにチャンバーCがその側
壁5の頂上部に被るように気密に設けられている。
【0021】また、図1に示すように、底壁4の中央部
に開口部が開き、その開口部に中空状の支持筒6が設置
され、この支持筒6の上に支持ブロック7を設置し、さ
らにこの支持ブロック7の上に保持台8が設置されてい
る。この保持台8の上に半導体ウェーハやガラス基板な
どの基板9を静電吸着する誘電体材料からなる載置台1
0がボルト11にて固定されている。さらに、底壁4と
保持台8との間はベローズ24により気密性が保たれ、
この空間内に前記支持筒6が配置される。なお、支持筒
6、支持ブロック7、保持台8及び載置台10はシリン
ダー3により昇降動する。
【0022】また、基板9を持ち上げる補助リフト部材
12が載置台10の外周部を囲むように配置されてい
る。この補助リフト部材12のフランジ部の基板保持面
12a上に円環状の突条部13が設けられている。な
お、この円環状の突条部13は、リング状又は断続的に
設けることが可能である。本装置をプラズマ処理装置に
適用する場合、補助リフト部材12の材質はプラズマの
影響を受けにくいセラミックスであることが好ましい。
【0023】図2は本発明に係る静電チャック装置の離
脱機構概略図、図3はリフトピンの部分斜視図、図4は
図1に示す静電チャック装置の平面図である。図2及び
図3に示すように、載置台10の中心部位に三つの貫通
孔が設けられ、これらの貫通孔を通して、3本のリフト
ピン14が設置されている。また、これらのリフトピン
14は、1つのシャフト15を通じて昇降体16に固定
され、この昇降体16はシリンダー17により駆動され
る。なお、シャフト15はベローズ18により気密性を
保たれた空間内に配置される。
【0024】図4に示すように、載置台10のうち誘電
体セラミックス10aは点線、アルミニウム台10bは
2点鎖線で示す。また、図5に示すように、補助リフト
部材12の基板9とオーバラップする幅は1〜5mm範
囲であり、好ましくは2〜3mmとなるように基板を保
持するためのフランジ部を設ける。さらに、補助リフト
部材12の基板保持面12aは載置台10の載置面と面
一となるか、又はその載置面より0.1〜0.2mmほ
ど低く設けられている。また、誘電体セラミックス10
aは薄くすることが好ましいが、電極を埋め込む必要性
から約3mmの厚さとなる。
【0025】更に、補助リフト部材12を持ち上げる爪
の部分斜視図である図6において、補助リフト部材12
を持ち上げるのに、3本の持ち上げ爪19が用いられ
る。これら持ち上げ爪19は1つの中空状シャフト20
に繋がっている。中空状シャフト20は支持ブロック7
を貫通し、支持筒6の中を通って、ベローズ21により
気密性を保持された昇降体22に固定され、この昇降体
22はシリンダー23により駆動される。なお、昇降体
22はシリンダー17とシリンダー23と一体に連結さ
れているので、昇降体16は昇降体22の上昇とともに
上昇する。
【0026】以下に補助リフト部材12とリフトピン1
4との動作について説明する。まず、図7に示すよう
に、シリンダー3を適宜に下降させる。すると、昇降体
27が支持筒6と一体化しているので、ベローズ24が
縮まって載置台10が連動されて窓25と一致する高さ
まで下降する。そして、カセットから取り出された半導
体ウェーハなどの基板9はハンドラーによって載置台1
0の真上に位置する。その後、リフトピン14が上昇し
てきて基板9を保持すると、ハンドラーは元の位置に後
退する。最後に、リフトピン14は下降し、基板9は載
置台10上に載置される。
【0027】図8(a)に示すように、基板9が静電気
により吸着され、図示しない基板を覆うチャンバーC内
でプラズマ処理がなされ、処理終了後、基板9と載置台
10の間にある残留静電気の影響を受けずに基板9を載
置台10から離脱させるために、図8(b)に示すよう
に、昇降体22をシリンダー23により昇降させると、
中空状シャフト20及びリング持ち上げ爪19を通っ
て、補助リフト部材12が上昇して基板9の周辺部(外
周縁から中心に向って1〜5mm以内、好ましくは2〜
3mm)を4〜6mm程度上昇させる。
【0028】同時に、昇降体22がシリンダー23とシ
リンダー17とを繋がっているので、昇降体22の上昇
とともに、昇降体16も上昇し、その結果、リフトピン
14も補助リフト部材12と同じ位、4〜6mm程度上
昇する。
【0029】ここで、補助リフト部材12は、載置台1
0の周囲に設けられているので、載置台10は装置構成
が複雑化せずに済み、さらに補助リフト部材12が基板
9の周辺部を持ち上げるので、基板9が大口径化しても
リフトピン14にかかる負担は大きくならない。また、
補助リフト部材12の保持面12aには基板9がずれた
り、落下したりするのを防止するための突条部13が設
けられている。この突条部13の形状は、基板9と同心
円状であり、基板9の周囲を一周するようにリング状な
どの形状でもよいし、切欠部を設けて断続的にしてもよ
い。
【0030】このように、基板9の周辺部を持ち上げる
ことで、残留静電気の影響をあまり気にせずに基板9を
載置台10から離脱させることができ、図8(c)に示
すように、次にリフトピン14を上昇させることで、基
板9は速やかに載置台10から離れる。この後、補助リ
フト部材12は基板を受け取りにきたハンドラーと接触
するのを防止するために、速やかに下降し載置台10と
面一か若干低めの位置で待機する。なお、リフトピン1
4で上昇させた基板9は再びハンドラーに載置され、次
の工程に進むか或いはカセットに戻される。図9は補助
リフト部材12で半導体基板9の周辺部を持ち上げた時
の部分断面図である。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、補助リフト部材が載置台を囲むように設置されるこ
とで、ピンと異なり、基板の周辺部を一度に持ち上げて
いるので、残留静電気の影響を受けずに、基板を正確に
離脱することができる。また、この補助リフト部材がピ
ンのように載置台の内部に設けていないので、載置台の
複雑化を避けることができる。
【0032】また、前記補助リフト部材のフランジ部の
基板保持面上には、前記基板の外周部を囲むように突条
部がリング状に又は断続的に設けられていることで、基
板を離脱させるときに生じる位置ずれを確実に防止する
ことができる。
【0033】また、前記フランジ部の保持面は、その最
下降位置で前記載置台の載置面と面一となる又は低くな
るように設定されていることで、補助リフト部材を持ち
上げない場合に、基板と載置台との密着性を向上させる
ことができる。
【0034】また、前記補助リフト部材を持ち上げるた
めのシャフトを中空状とし、この中空状シャフト内に前
記リフトピンを昇降させるためのシャフトを設置するこ
とで、静電チャック装置のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0035】更に、補助リフト部材によって半導体ウェ
ーハなどの基板を持ち上げた後に、リフトピンを上昇さ
せて基板全体を静電チャック装置から離脱させること
で、残留静電気の影響をほとんど受けずに大口径の基板
でも位置ずれを起こすことなく確実に離脱することがで
きる。即ち、静電チャック装置の離脱機構と搬送用のリ
フトピンを別々に設け、離脱機構を補助リフト部材とし
たことで、基板の大口径化にも十分に対応でき、基板と
載置台の間に帯電している残留静電気の影響を受けずに
且つ基板を破損させずに速やかに静電チャック装置から
基板を離脱・搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電チャック装置の断面図
【図2】本発明に係る静電チャック装置の離脱機構概略
【図3】リフトピンの部分斜視図
【図4】図1に示す静電チャック装置の平面図
【図5】図1に示す補助リフト部材の一部拡大図
【図6】補助リフト部材持ち上げ爪の部分斜視図
【図7】基板を出し入れする時の断面図
【図8】基板を持ち上げる動作を示す説明図
【図9】補助リフト部材で半導体基板の周辺部を持ち上
げた時の部分断面図
【符号の説明】
1…ベース、 2…柱、 3、17、23…シリンダ
ー、 4…底壁、 5…側壁、 5a…窓、 6…支持
筒、 7…支持ブロック、 8…保持台、 9…基板、
10…載置台、 10a…誘電体セラミックス、 1
0b…アルミニウム台、 12…補助リフト部材、 1
3…突条部、 14…リフトピン、 15、20…シャ
フト、 16、22、27…昇降体、 18、21、2
4…ベローズ、 19…持ち上げ爪、 C…チャンバ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 HA02 HA07 HA16 HA32 HA33 HA58 LA15 MA28 MA32 NA05 PA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハなどの基板を静電吸着に
    より保持する静電チャック装置において、この静電チャ
    ック装置は前記基板を吸着保持する載置台を貫通するリ
    フトピンと、このリフトピンによる前記基板の持ち上げ
    に先だって前記基板周縁を持ち上げる補助リフト部材と
    を備えることを特徴とする静電チャック装置。
  2. 【請求項2】 前記補助リフト部材は前記載置台の外周
    面に沿って昇降動すると共に、その上端部には内方に屈
    曲したフランジ部が設けられ、このフランジ部の幅は少
    なくとも前記基板周縁の下側に1〜5mmの範囲で入り
    込める寸法とされていることを特徴とする請求項1に記
    載の静電チャック装置。
  3. 【請求項3】 前記補助リフト部材のフランジ部の基板
    保持面上には、前記基板の外周部を囲むように突条部が
    リング状に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の静電チャック装置。
  4. 【請求項4】 前記補助リフト部材のフランジ部の基板
    保持面上には、前記基板の外周部を囲むように突条部が
    断続的に設けられていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の静電チャック装置。
  5. 【請求項5】 前記フランジ部の基板保持面は、その最
    下降位置で前記載置台の載置面と面一となるか、低くな
    るように設定されていることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載の静電チャック装置。
  6. 【請求項6】 前記補助リフト部材を持ち上げるための
    シャフトが中空状をなし、この中空状シャフト内に前記
    リフトピンを昇降させるためのシャフトが設置されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の静電チャック装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    静電チャック装置を用いた離脱方法であって、前記補助
    リフト部材を持ち上げて前記基板の周辺底部を持ち上げ
    た後、前記リフトピンを上昇させ前記基板全体を持ち上
    げて前記載置台から離脱させることを特徴とする静電チ
    ャック装置からの離脱方法。
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