JP2010502016A - 処理システムでワークピースを扱うための装置及び方法 - Google Patents

処理システムでワークピースを扱うための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

処理システムにおいて、ワークピースを取り扱うための装置及び方法である。ワークピース垂直昇降機構(200)は、処理システムの処理チャンバ(40)の内側に配置され、ワークピース(55)を、電極(24)の基底部分(286)へ/から移すように適合している。基底部分(286)は、処理中に、ワークピース(55)を支持するように構成されている。ワークピース垂直昇降機構(200)は、ワークピース固定具(290)を、基底部分(286)に対して可動に具備し、基底部分(286)に対して非接触の関係にてワークピース固定具(290)がワークピース(55)を保持する第1の位置と、基底部分(286)がワークピース固定具(290)の上方に突出する第2の位置との間にて動き、ワークピース(55)をワークピース固定具(290)から基底部分(286)へ移す。

Description

本願は、2006年8月22日に出願された、米国仮特許出願第60/823,175号を基礎とする優先権を主張し、同出願の開示の全体をここで参照によって引用する。
本発明は、一般的に、処理システムに関し、より詳しくは、処理システムにおいてワークピースを取り扱うための装置及び方法に関する。
例えばプラズマ処理ツールなどの処理システムでは、例えば、半導体、セラミック、又は金属の基板又はウエハなどのワークピースを、処理工程の実行中に処理チャンバの内側に支持するために、保持機構に依拠している。ある種の保持機構では、複数の昇降ピンが具備され、これらは同時に上昇又は下降して、支持体の上面に対してワークピースを強調的に上昇又は下降させるように構成されている。下降した位置においては、昇降ピンの先端部は、支持体の上面に対して面一であるか、又は、わずかに窪んでおり、ワークピースが少なくとも部分的に、上面に接するようになっている。上昇位置においては、昇降ピンの先端部は、ワークピースの底面(裏側)に接触し、ワークピースを支持体の上面に対して上方に持ち上げる。代表的には、複数の昇降ピンは、ワークピースの裏側に接触する複数の箇所を確立する。持ち上げられたワークピースと支持体の表面との間に得られた隙間は、エンドエフェクタを挿入するためのアクセス空間を提供する。
従来の処理システムにおける昇降ピンに対する要求条件は、処理チャンバの外部の位置から昇降ピンに機械的運動を伝達するために、処理チャンバ内に一以上の機械的な貫通接続を必要としていた。それぞれの機械的な貫通接続は、処理チャンバのチャンバ壁を延通する、少なくとも1つのポートを必要とする。それぞれのポートは、真空漏れの主要な位置になる。さらに、昇降ピンとワークピースとの間の接触は、ワークピースの裏側を損傷又は汚染することがある。さらに、昇降ピンを上昇及び下降させる工程は、粒子を発生させ、これが処理チャンバを汚染し、また、修正しなければ、結局、処理されたワークピースの汚染につながる。
従って、従来の処理システムにおけるこれらの及びその他の欠点又は難点を解消できる、ワークピース垂直昇降機構を提供することが望ましい。
本発明の実施形態においては、装置は、上下の電極を含む、処理チャンバを備えている。下側電極の基底部分は、処理中にワークピースを支持するために構成される。ワークピース垂直昇降機構は、処理チャンバ内に配置される。ワークピース垂直昇降機構は、垂直に可動な部材を、上側電極と下側電極との間に配置させている。垂直可動部材は、第1の位置と第2の位置との間にて、下側電極の基底部分に対して、垂直に動くように構成されている。第1の位置においては、垂直可動部材は、基底部分と非接触の関係において、ワークピースを保持する。第2の位置においては、下側電極の基底部分は、第1の部材の上方に突出し、ワークピースを第1の部材から基底部分へ移すようになっている。
別の実施形態においては、処理方法は、ワークピースを処理チャンバの内側の垂直可動部材に移し、次に、可動部材を下側電極の基底部分に向けて動かして、ワークピースを可動部材から下側電極の基底部分に移す。方法はさらに、下側電極と上側電極とを使用して、処理チャンバの内側にプラズマを発生する工程と、ワークピースが下側電極の基底部分に支持されている間に、ワークピースをプラズマで処理する工程とを備えている。
添付図面は、本願に組み込まれ、本願の一部を構成するもので、本発明の実施形態を示し、前述した本発明の概要、及び、以下の詳細な説明と一緒に、本発明の実施形態の原理を説明するのに役立つものである。
本発明の実施形態による、ワークピース垂直昇降機構を具備したプラズマ処理システムを示した斜視図である。 図1のプラズマ処理システムを示した正面図である。 図1及び図2のプラズマ処理システムにおける筐体とワークピース垂直昇降機構とを示した分解図である。 図1、図2、及び図3のプラズマ処理システムにおけるワークピース垂直昇降機構を示した別の分解図である。 図2の線4−4に沿った断面図である。 図4に類似した断面図であるが、筐体の蓋が、筐体のベースと接触している。 図4の一部分を示した拡大図である。 図1に類似した斜視図であるが、ワークピースの装荷工程を示している。 図1に類似した斜視図であるが、ワークピースの装荷工程を示している。 図1に類似した斜視図であるが、ワークピースの装荷工程を示している。 図1に類似した斜視図であるが、ワークピースの装荷工程を示している。 図1に類似した斜視図であるが、ワークピースの装荷工程を示している。 本発明の別の実施形態による、ワークピース垂直昇降機構を示した斜視図である。 本発明の別の実施形態による、ワークピース垂直昇降機構を示した斜視図である。
図1から図4を参照すると、プラズマ処理システム10は、一般に蓋14と蓋14が載せられるベース16とを有する筐体12と、蓋14から延びた支持アーム18,20と、上側電極22と、下側電極24と、ワークピース垂直昇降機構200(図3A)とを具備している。プラズマ処理システム10にはさらに、管状の分離部材又はリング26が、上側電極22と下側電極24との間に配置されて具備し、上側及び下側の電極22,24の周囲のまわりの対向面に接触している。上側電極22と下側電極24との対向面は、ほぼ平坦であり、おおよそ同じ表面積を有している。
支持アーム18,20は、代表的な実施形態で空気圧シリンダとして表されている昇降装置28を備えた蓋14のハウジング46と機械的に結合し、上昇位置(図1、図2、図4)と、下降位置(図5、図11)との間にて、ベース16に対して蓋14を昇降させるように構成されている。または、昇降装置28は、直動スライダを備えてもよい。蓋14が、その下降位置にあるとき、導電部材64は、金属製の蓋14とベース16とのそれぞれの周囲の間に捕捉される。導電部材64は、蓋14とベース16との間に、良好な電気接触を提供し、上側電極22と下側電極24とを取り囲む、導電外側シェルを確立する。
上側電極22は、複数の電気絶縁スペーサによって、蓋14のハウジング46から吊下され、スペーサ42は、図4に見えている。その結果、昇降装置によって、蓋14がベース16に対して上昇位置と下降位置との間にて動くとき、上側電極22はハウジングに沿って動く。蓋14が、図5に示すように、ベース16に接触するように下降すると、シール部材52が、分離リング26と下側電極24との間に圧縮され、処理チャンバ40が形成される(図5)。処理チャンバ40は、上側電極22と下側電極24との内向きの水平面と、分離リング26によって形成された側壁の内向きの垂直面とによって形成された、体積又は空間を具備している。
上昇位置においては、未処理のワークピース55が、ワークピース垂直昇降機構200に搬送され、処理済みのワークピース55は、ワークピース垂直昇降機構200から取り除かれる。ワークピース垂直昇降機構200は、下側電極24の基底部分286上にワークピース55を装荷し、下側電極24の基底部分286からワークピース55を除荷することを容易にするように働く。蓋14と上側電極22との下降位置においては、処理チャンバ40は、ワークピース55の1つをプラズマ処理するのに適した環境を形成する。
インラインの用途においては、プラズマ処理システム10は、未処理のワークピース55を提供する入力キャリア(図示せず)と、処理済みのワークピース55を受け入れる出力キャリア(図示せず)と、ロボット(図示せず)の関節アームに取り付けられた、エンドエフェクタ280(図7)とを備える。ロボットは、一連のアクチュータ(図示せず)を具備し、制御され、また多軸の関節的運動を、関節アーム及びエンドエフェクタ280に生じさせる。エンドエフェクタ280は、ロボットによって操られ、ワークピース55を、入力キャリアから処理チャンバ40へ、及び、処理チャンバ40から出力キャリアへと搬送する。加えて、複数のワークピース55はそれぞれの個々のワークピース55と独立してプラズマ処理システム10に導入されるか、又は、複数のワークピース55が同時に、プラズマ処理システム10に導入される。また、個々のワークピース55は、支持体又はキャリアに配置され、そこからプラズマ処理システム10に搬送される。プラズマ処理システム10は、複数の処理ステーションの中の単一の処理ステーションを備え、複数の処理ステーションは協働して、次々に複数のワークピース55を処理し、組立ラインの態様にて、複数の処理ステーションの中で移動させる。
電源30は、シールドされた同軸ケーブル又は伝送線32,34によって、それぞれ上側電極22と下側電極24とに結合され、上側電極22及び下側電極24の動作の電力レベル及び周波数を制御する。電源30は、交流電流電源であって、極めて低い周波数、例えば、50Hz及び60Hzにて、又は、高周波、例えば、40kHz及び13.56MHzにて、又は、中間的な高周波、例えば、1kHzにて、又は、マイクロ波周波数、例えば、2.4GHzにて動作する。また、電源30は、互いに重畳した二重の周波数で動作することもできる。代わりに、電源30は、プラズマが振動しない直流(DC)の電源でもよい。他の代替的な実施形態においては、電源30で高周波(RF)電力成分を供給し、これが濃度の高いプラズマを提供し、DC電力成分は、プラズマの密度に影響せずに、イオンエネルギーを独立して増加させる。
本発明のある種の実施形態においては、電源30は、一以上の高周波にて動作し、インピーダンスマッチングネットワーク(図示せず)を具備し、上側電極22及び下側電極24と両者の間に閉じ込められたプラズマとにより代表される負荷からの電力反射を測定し、電源30に戻す。インピーダンスマッチングネットワークは、電源30の動作周波数を調整して、反射電力を最小化する。そうしたマッチングネットワークの構造は、当業者によって理解される。例えば、インピーダンスマッチングネットワークは、マッチングネットワークの中の可変コンデンサのキャパシタンスを変更することで、マッチングネットワークを調整し、負荷が変更されたとき、電源30のインピーダンスを負荷のインピーダンスにマッチングさせる。電力及び電圧のレベルと、動作周波数とは、特定の用途に応じて変更される。
真空ポンプ36は、プラズマ処理システム10が動作しているとき、絶えず、処理チャンバ40から、プラズマ処理で発生した副産物と反応しなかった処理ガスを真空マニホールド38を通して排気する。シール部材50(図4及び図5)は、分離リング26と上側電極22との間に圧縮される。真空ポンプ36は、上側電極22及び下側電極24の動作によって電力が加えられるとき、プラズマ発生を促進するように充分低いレベルの大気圧よりも低い圧力に、処理チャンバ40内の全圧力を維持するように働く。プラズマ発生に適した代表的な圧力は、約20ミリトールから約50トールを越える範囲である。処理チャンバ40の内部の圧力は、特定の所望のプラズマ処理に従って制御され、主として、処理ガスから貢献する分圧からなり、排気された処理チャンバ40に供給された、1又は複数の個別ガス種から構成される。
ガス入口板106は、上側電極22における上部水平面に固定されている。ガス入口板106は、ガスポート112と配送ライン113とによって、処理ガス供給源114に接続されている。質量流量制御装置及び流れ測定装置(図示せず)が設けられ、これらが協働して、処理ガス供給源114からガスポート112へのそれぞれの処理ガスの流れを調整する。ガス入口板106は分配通路(図示せず)を具備し、上側電極22は、ガス入口板106の分配通路に接続された通路(図示せず)を具備している。上側電極22の中の通路は、処理ガスを処理チャンバに注入するために、処理チャンバ40と連通している。
プラズマ処理システム10は、マイクロプロセッサベースの制御装置(図示せず)を具備し、とりわけ、他のコンポーネント、電源30、真空ポンプ36、及び処理ガス供給源114の動作を制御するようにプログラムされている。例えば、制御装置は、電源30の、電力レベル、電圧、電流、及び周波数を調整し、ガス供給源114からの処理ガスと、真空ポンプ36の送出速度とを調和良く組み合わせて、特定のプラズマ処理及び用途に従った、好適な圧力を処理チャンバ40の中に形成する。
ワークピース55の処理中には、蓋14とベース16とが接触して、プラズマ処理に適した環境が提供されるとき、電源30によって上側電極22と下側電極24との間に適用される電力は、上側電極22と下側電極24との間に画定された処理チャンバ40の中に電磁場を発生させる。電磁場は、処理領域に存在する処理ガスを励起して、プラズマ状態とし、プラズマ状態は、プラズマ処理の持続時間にわたって、電源30からの電力の適用によって持続する。
適当な冷却流体の強制的な流れは、上側電極22と下側電極24と筐体12との間の、空気ギャップ56などの空気ギャップを通って循環し、プラズマ処理システム10を冷却し、特に、上側電極22と下側電極24とを冷却する。このため、取付具57(図2)が蓋14に設けられ、冷媒供給源59(図2)をこれらの空気ギャップに結合するために、冷媒ポートを形成している。
上側電極22と下側電極24とは、アルミニウムなどの電気導電材料から作られている。分離リング26は、不導体の誘電材料から形成され、処理済みのワークピース55を汚染することなく、処理チャンバ40の内部のプラズマ環境に耐えることができる。一般的には、このことは、分離リング26を形成する材料は、処理チャンバ40内に存在するプラズマによって実質的にエッチングされるべきではないことを含意する。分離リング26は、不導体材料の垂直側壁を形成し、加えて、上側電極22と下側電極24との間に真空シールを提供する。
プラズマからの構成種は、ワークピース55の露出した材料に接触及び相互作用して、所望の表面改質を実行する。プラズマは、ワークピース55に所望の表面改質を実行するように構成され、そのために、処理ガスの化学組成及び処理チャンバ40の内圧、及び、上側電極22及び下側電極24に印加される電力の量及び/又は周波数などのパラメータが選択される。プラズマ処理システム10は、終了点認識システム(図示せず)を具備し、プラズマ処理(例えば、エッチング処理)が所定の終了点に達したとき、これを自動的に認識し、又は、代替的に、プラズマ処理は、経験的に決定された処理時間による時間ベースにて行われる。
図3、図3A、図4、及び図5を参照すると、図1及び図2における同様な特徴には、対応する参照符号を付しており、ワークピース垂直昇降機構200は、一般的に、昇降板202と、ワークピース固定具290と、ワークピース固定具290を下側電極24に機械的に結合する一組の弾性付勢支持体240と、上側電極22から下側電極24及びワークピース固定具290に向けて突出した、一組の弾性的に付勢された押圧装置258とを具備している。ワークピース固定具290の外周部分又は周囲は、上側電極22と下側電極24との間に配置され、分離リング26によって取り囲まれる。蓋14が、ベース16と接触する下降位置に配置され、周辺環境から処理チャンバ40を密封した後、処理チャンバ40が排気されたとき、ワークピース垂直昇降機構200は排気された処理チャンバ40の内部にある。
ワークピース固定具290は、昇降板202と、ワークピースリング204とを具備し、これらは、例えば、ピンがソケットに挿入されるタイプの係合によって結合され、昇降板202又はワークピースリング204のうち一方は、一組の突出したピン(図示せず)を支持し、昇降板202又はワークピースリング204の他方は、一組のソケット(図示せず)を支持し、ピンと整列されて嵌合する。ワークピース固定具290は、蓋14の開閉と関連して、自動的に可動になっており、オペレータの介入を要することなく、図4に示される蓋14が開いたときの上昇位置と、図5に示されるベース16に対して蓋14が閉じた位置のときの下降位置との間にて移動する。言い換えれば、ワークピース固定具290は、蓋14によって上側電極22が下側電極24に向けて移動して処理チャンバ40を密封するときには下降位置へと動かされ、蓋14によって上側電極22が下側電極24から遠ざかるときには、上昇位置に向けて動かされる。
図3及び図3Aに最良に示されているように、カバー板206は、キャップ208と、キャップ208の下側にある支持体210とを具備している。また、キャップ208は、ピンがソケットに挿入されるタイプの係合によって結合され、又は、代替的に、キャップ208と支持体210とは、一体的な一部品の構成物を形成している。カバー板206は、下側電極24と良好に電気接触し、同様に、蓋14が下降したとき、ワークピースリング204と、昇降板202とは良好に電気接触する。その結果、ワークピース固定具290とワークピース55とは、プラズマ処理システム10が動作して処理チャンバ40の内側にプラズマを発生させて、処理チャンバ40の内側でプラズマによりワークピース55を処理するとき、下側電極24とおよそ同じ電位にある。
凹部212は、下側電極24におけるそれぞれの角部に配置されている。それぞれの凹部212はベース211を有し、該ベース211は下側電極24におけるそれぞれの凹部212が形成され又は機械加工された後に残される、下側電極24の材料の比較的薄い壁を有する。それぞれの凹部212におけるベース211から突出して、取付支柱214が設けられ、雌ネジ開口部216を備えている。それぞれの取付支柱214は、実質的にそれぞれの1つの凹部212と同軸的になるように配置される。支持体240とガイドピン220の螺刻軸先端部218とを形成する組立体は、それぞれの取付支柱214の雌ネジ開口部216に嵌合する。それぞれの取付支柱における雌ネジ開口部216は、それぞれのガイドピン220が昇降板202に向けた方向に突出するように配置される。
また、それぞれの凹部212は、実質的に円筒形の側壁222によって周囲を形成されており、側壁222と下側電極24の上面226との間に配置された、傾斜した又は開口が開いた形に広がったリム224と、ベース211とに延びている。開口が開いた形に広がったリム224の直径は、上面226と交差し、それぞれの凹部212の側壁222の直径に比べて大きくなっている。
それぞれのガイドピン220は、実質的に円筒形で、非螺刻軸228を、先端部218から頭部230に向けて延在させている。頭部230は、窪んだ特徴232を具備し、ガイドピン220における螺刻軸先端部218と、雌ネジ開口部216との間に嵌合係合を作るのに使用される、ツール(図示せず)の先端部を受け入れる。それぞれのガイドピン220の頭部230は、少なくとも部分的に、下側電極24の上面226の近くの上方に突出し、非螺刻軸228の付近に配置された開口が開いた形の表面225を支持している。それぞれのガイドピン220における非螺刻軸228と、それぞれの凹部212における側壁222とは、実質的に同軸的な構成を有している。
それぞれの支持体240は、それぞれ1つのガイドピン220によって、ワークピース固定具290の昇降板202と結合されたストッパブロック242を有している。それぞれのストッパブロック242は、拡大した頭部246を備えた本体244を具備し、中心ボア又は通路248を、本体244の長さに延在させている。本体244に対して半径方向外側に突出した拡大した頭部246は、縁部又は唇部250を形成し、本体244を中心として円周に延びている。それぞれのストッパブロック242の拡大した頭部246はさらに、第1の斜めの又はテーパの付いた外部側壁252を具備し、これは、唇部250からの距離の増加に連れて直径が減少し、第2の斜めの又はテーパの付いた外部側壁234は、唇部250からの距離の増加に連れて直径が増加している。外部側壁234は、唇部250とテーパの付いた外部側壁252との間に配置される。通路248は、実質的に円筒形の表面236と、斜めの又はテーパの付いた表面238とを具備し、実質的に円筒形の表面236の部分が狭まっている。
開口が開いた形の凹部254は、昇降板202の周囲のそれぞれの角部の付近に形成されている。それぞれのストッパブロック242におけるテーパの付いた外部側壁252は、開口が開いた形の凹部254のそれぞれ1つに係合する。それぞれの開口が開いた形の凹部254の深さは、昇降板202がストッパブロック242に固定されたとき、開口が開いた形の凹部254の斜めの表面256と、それぞれのストッパブロック242におけるテーパの付いた外部側壁252とがそれぞれ接触するように選択されている。それぞれの開口が開いた形の凹部254と、対応するストッパブロック242におけるテーパの付いた外部側壁252との傾斜角度は、合致しており、ストッパブロック242を昇降板202に固定するのを助けるけれども、充分な大きさの垂直力によって、昇降板202が容易に取り外せるようになっている。
昇降板202に取り付けられたとき、ストッパブロック242における通路248のテーパ付き表面238は、下側電極24の凹部212の1つと、ワークピース固定具290との間に配置される。それぞれの凹部212には、バネ要素260が配置され、ワイヤの螺旋コイルから形成される圧縮バネの形態を有している。それぞれのバネ要素260は、それぞれの凹部212の中に閉じ込められ、それぞれのストッパブロック242におけるベース211と唇部250との間に捕捉される。
図6に最良に示されるように、バネ要素260は、ワークピース固定具290が上昇位置にあるとき、拡張している。その結果、ワークピース固定具290における昇降板202とワークピースリング204とは、支持体240の頂部に浮上式に弾性的に支持される。昇降板202とワークピースリング204によって供給された荷重の下で、バネ要素260は、集合的にバネ力を有し、下側電極24の上面226の上方に、昇降板202を吊下又は持ち上げるのに充分である。
テーパ付き表面238は、ガイドピン220の頭部230における開口が開いた形表面225に接触し、ワークピース固定具290が上昇位置にあるとき、垂直運動について確動ストッパを提供する。開口が開いた形表面225とテーパ付き表面238との傾斜角度は合致しており、それぞれのストッパブロック242は、ワークピース固定具290が上昇位置にあるとき、それぞれのガイドピン220に自動的に中心合わせされる。これにより、ワークピース固定具290は上昇位置にあるときに、再現性のある空間的位置に復帰する。次に、これは、ワークピース固定具290によって支持されたワークピース55に、プラズマ処理システム10の内部において、再現性のある位置を提供する。
後述するように、蓋14が下降位置に移動すると(図5)、ワークピース固定具290を下降位置へ受けて動かし、それにより、バネ要素260を圧縮させる。ワークピース固定具290が下降すると、それぞれのガイドピン220における頭部230は、昇降板202に向けて、そのそれぞれの通路248を移動する。
図3及び図3Aに最良に示されるように、ワークピース固定具290は、昇降板202とワークピースリング204とを通して全体に延在する中央開口部270と、中央開口部270からワークピース固定具290の外周274へ半径方向に延びるギャップ272とを具備している。カバー板206の寸法は、ギャップ272の幅と実質的に同一な幅になっている。ワークピース固定具290が処理位置に下降したとき、カバー板206はギャップ272を充填し、中央開口部270は、実質的に平坦面にて取り囲まれ、平坦面は、ワークピースリング204の上面266とカバー板206の上面276とによって、集合的に形成される。必要な同一平面上の構成を促進するために、カバー板206とワークピース固定具290とのそれぞれの厚みは、およそ等しく選択され、これにより、ワークピース固定具290が下降位置にあるとき、上面266,276は、およそ面一になる。中央開口部270は、図示の実施形態においては、丸くなっている。しかしながら、中央開口部270は、矩形など、他の形状でもよい。
ワークピースリング204に形成された肩部又はリム278は、中央開口部270を同時的に取り囲む。リム278の半径寸法又は幅は、ワークピース55の薄い環状表面領域だけが、リム278によって接触されるように選択される。例えば、リム278の半径寸法は、およそ3mmに等しい。中央開口部270の直径は、ワークピース55の寸法と、およそ等しく、リム278の半径寸法よりも小さい。ワークピース55が円形でないならば、中央開口部270の幾何学的形状は、ワークピース55の形状と一致するように選択される。リム278は、ワークピース55の厚みに関連した量だけ、ワークピースリング204の上面の下方に窪んでいる。ワークピース55が、リム278に載置され支持されるとき、ワークピース55の上面は、ワークピースリング204の上面266とおよそ同一平面上にある。
ギャップ272の幅は、エンドエフェクタ280(図7)がギャップ272を通り抜けられるように選択され、中央開口部270にアクセスして、未処理のワークピース55をワークピース固定具290に搬送し、処理済みのワークピース55をワークピース固定具290から取り出す。エンドエフェクタ280は、ロボットと結合され、当業者が理解するように、選択的に従順な、関節式/組立体のロボットアーム(SCARA)ロボットに結合される。
下側電極24はさらに、着脱可能な電極部分284を備え、下側電極24及び基底部分286に形成された凹部に配置された取付フランジ285を具備している。基底部分286は、ワークピース支持体を形成し、取付フランジ285から上側電極22に向けて突出している。電極部分284は、従来の固定具にて、下層にあり下側電極24を取り囲む残りに固定される。下側電極24の上面226と、取付フランジ285の上面226とは、およそ面一になっている。基底部分286の上面288の表面積は、取り囲む取付フランジ285の上方に持ち上げられ、中央開口部270の半径方向内側の開いた断面面積とおよそ等しくなっている。基底部分286の直径は、ワークピースリング204の中央開口部270の直径とおよそ等しくなっている。電極部分284は、下側電極24の残りと良好な電気接触を有し、プラズマ処理システム10が動作して処理チャンバ40の中にプラズマが存在するとき、基底部分286と支持体210とは、下側電極24と実質的に同一の電位である。
カバー板206は、取付フランジ285の平面上に突出した、電極部分284の別の上昇領域を備えている。カバー板206と基底部分286とは、取付フランジ285から突出した、単一の又は一体的な、上昇領域を備えている。変形例としては、カバー板206は、電極部分284に取り付けられた分離要素から構成され、この例においては、位置決めピン(図示せず)などを使用して、ワークピース固定具290において、中央開口部270に対してカバー板206を自動的に位置決めしてもよい。
ワークピース固定具290が処理位置まで下降したとき、ワークピース55と基底部分286の上面288との間で接触することにより、ワークピースリング204から基底部分286へワークピース55を搬送する。ワークピース55の搬送は、基底部分286、下側電極24、又は、ワークピース55を基底部分286にガイドする筐体12のベース16に、なんらの構造物を設けることなく達成される。ワークピース固定具290の下降した処理位置において、ワークピースリング204の上面266は、基底部分286の上面288からわずかに下方に窪んでいる。プラズマ処理中には、ワークピース55は、基底部分286の上面288の上に載せられる。
電極部分284と昇降板202とは、アルミニウムなどの電気導体から構成されている。カバー板206のキャップ208とワークピースリング204とは、アルミナ又は高純度アルミナなどの電気絶縁又は誘電体から構成されている。変形例としては、カバー板206のキャップ208とワークピースリング204とは、アルミニウムなどの電気導体から構成してもよい。カバー板206のキャップ208とワークピースリング204とを構成する材料の選択は、特定のワークピース55のプラズマ処理のために、プラズマ処理システム10に要求されるプラズマ性能のタイプによって定められる。理論に束縛されることは望むものではないが、カバー板206のキャップ208と、電気導体からのワークピースリング204とは、プラズマ工程又は処理によって駆動されるエッチング速度を最適化し、カバー板206のキャップ208とワークピースリング204とを誘電体から構成することは、駆動されるプラズマ工程の均一性を最適化すると信じられている。
図3A及び図4を参照すると、押圧装置258の1つは、分離リング26のそれぞれの内側角部の付近の空間に配置され、明らかなように、上側電極22の外側角部(図示せず)にそれぞれ対応した付近に設けられる。それぞれの押圧装置258は、プッシャーブロック262を具備し、プッシャーブロック262はインサート261と肩部ボルト263とバネ要素264との間で協働して、上側電極22に固定される。それぞれのプッシャーブロック262は、それぞれ1つのストッパブロック242に対して、実質的に重なっている。バネ要素264の片側は、ワイヤの螺旋コイルから形成された圧縮バネの形態を有し、プッシャーブロック262の拡大した頭部265と上側電極22との間に捕捉されている。プッシャーブロック262は、セラミックなどの絶縁又は誘電材料から構成されており、インサート261及び肩部ボルト263は、ステンレス鋼などの金属から形成されている。肩部ボルト263は、ネジ付き先端部を有し、上側電極22に設けたネジ付きボルト孔に固定される。それぞれの押圧装置258におけるプッシャーブロック262は、バネ要素264が伸張した第1の位置(図4)と、バネ要素264が圧縮された第2の位置(図5)との間において、肩部ボルト263に対して可動になっている。バネ要素264は、第1の位置において、それぞれのプッシャーブロック262にプリロードされた付勢力を供給する。
蓋14がベース16に向けて動くと、それぞれの押圧装置258におけるプッシャーブロック262は、ワークピースリング204の上面266に接触し、バネ要素264は圧縮を開始する。蓋14がベース16に接近すると、バネ要素264はさらに圧縮され、ワークピースリング204に増加した力を適用し、ワークピース固定具290を、基底部分286の上面288に向けて、及び、下側電極24に向けて移動させる。ワークピース固定具290が下降位置にあるとき、それぞれのストッパブロック242のテーパ付きの外側側壁234は、凹部212における開口が開いた形のリム224に接触し、それぞれのプッシャーブロック262は、第2の位置に動かされる。
開口が開いた形のリム224と、テーパ付きの外部側壁234との傾斜角度は、およそ等しいか、又は、合致する。ワークピース固定具290が下降位置にあるとき、それぞれの開口が開いた形のリム224は、それぞれ1つの外部側壁234に接触する。接触は、それぞれの凹部212の内部に、それぞれのストッパブロック242を自動的に自己中心合わせする。その結果、蓋14が下降する毎に、ワークピース固定具290は、蓋14がワークピース固定具290を下降位置に動かしたとき、下側電極24と着脱可能な電極部分284とに対して、再現性のある空間的位置に復帰する。次に、これは、それぞれの順番のプラズマ処理中に、基底部分286上の連続するワークピース55に、再現性のある位置を提供する。
使用に際しては、図1、図2、図3、図3A、及び図4から図11に示すように、蓋14を、ベース16に対して開いた位置に上昇させ(図2および図7)、ベース16との接触から外すように配置する。蓋14を上昇させると、ワークピース垂直昇降機構200の構成要素は、図4に最良に示されるように、初期の配置を有する。バネ付勢された支持体240は、ワークピース固定具290を下側電極24から遠ざけるように促して、上昇位置を提供する。ワークピース固定具290が上昇位置にあり、テーパ付き表面225と、それぞれのバネ付勢支持体240の開口が開いた形表面238との間に接触が確立されるとき、エンドエフェクタ280がワークピース55をワークピース固定具290に再現性をもって配置するために、中央開口部270に再現性のある位置が形成される。
エンドエフェクタ280を操縦して、1つのワークピース55を、図7に示すように、プラズマ処理システム10の近くの位置に搬送する。エンドエフェクタ280は、ワークピース55を、筐体12の外部にある、この位置から、図8に示すように、中央開口部270の上方で、上側電極22と下側電極24との間の位置に移動させる。ワークピース55がエンドエフェクタ280によって、筐体の外部の位置から、ワークピース固定具290の中央開口部270の上方の位置へ搬送するとき、ワークピース55は、筐体12のベース16と関連した、レール又はその他のタイプの機械的束縛物など、筐体12と関連したなんらの構造物によってもガイドされない。
図9に示すように、エンドエフェクタ280は下降して、ワークピース55の外周は、ワークピースリング204の中央開口部270の内側にある、リム278と接触する。そして、ワークピース55は、リム278上に完全に支持される。ワークピース55がワークピース固定具290の搬送された後に、エンドエフェクタ280は、図10に示すように、エンドエフェクタ280は、蓋14とベース16との外形の完全に外部の位置に、ギャップ272を通って回収される。エンドエフェクタ280は、この運動の順序中に、物理的に、ギャップ272の内部に合致する。ワークピース55の外周は、中央開口部270におけるリム278との接触によって支持され、下側電極24の上方に吊下される。
図10に示すように、蓋14はベース16に対して下降され、結局は、図11に示すように、ベース16に接触して、閉じた位置を確立する。蓋14を下降させると、上側電極22は下側電極24に向かって移動する。蓋14が閉じた位置へ向けて下降すると、プッシャーブロック262は、上側電極22から突出して、ワークピースリング204の上面266に接触する。接触は、バネ要素264を圧縮させ、ワークピース固定具290に付勢力を加える。押圧装置258のバネ要素264から加えられた付勢力は、支持体240の反対のバネ付勢に打ち勝って、ワークピース固定具290を下側電極24に向けて動かす。ワークピース固定具290上のワークピース55の運動は、筐体12のベース16に対して垂直方向であり、下側電極24へ向かい、ベース16に対して水平方向には、なんら著しい運動成分を含まない。
それぞれのガイドピン220は、ワークピース固定具290が上昇位置と下降位置との間を動くとき、それぞれのストッパブロック242に対して非接触な関係を有する。ワークピース固定具290が完全に下降した位置に近づき、バネ付勢された支持体240が下側電極24に向けて降伏すると、ワークピース55は、ワークピースリング204のリム278から、下側電極24の基底部分286へ搬送される。ワークピース固定具290の完全な下降位置において、ワークピース55は、下側電極24の基底部分286上に載置され、ワークピースリング204のリム278とワークピース55との間には、小さいクリアランスが存在する(例えば、2又は3ミル)。
処理チャンバ40は、真空ポンプ36を使用して排気され、処理ガスはガス入口板106から導入されて、適当な圧力を確立する。上側電極22と下側電極24とは電源30によって通電され、処理チャンバ40の中の処理ガスの大気圧よりも低い圧力によって、プラズマを発生する。ワークピース55のプラズマ処理が完了したとき、処理チャンバ40は通気され、筐体12の蓋14は上昇する。上側電極22が下側電極24から遠ざかるように動いて、処理チャンバを開き、最終的には、押圧装置258と、ワークピースリング204の上面266との間の接触が除去される。その結果、ワークピース固定具290を下側電極24に向けて促す力は、徐々に取り除かれる。バネ付勢された支持体240におけるバネ要素260は、それらの非圧縮状態に解放され拡張し、これは、ワークピース固定具290を上昇位置に、自動的に上昇させ回復させる。ワークピース固定具290上のワークピース55の運動は、筐体12のベース16に対して垂直方向であり、上側電極22へ向かい、ベース16に対して水平方向の運動成分を全く含まない。ワークピース55は、下側電極24の基底部分286から、ワークピースリング204のリム278に戻して搬送される。
上昇位置に接近すると、テーパ付き表面225と、それぞれのバネ付勢された表面240における開口が開いた形の表面238とは、接触を再度確立し、再び、中央開口部270のための再現性のある位置を形成する。下側電極24と、ワークピース固定具290における中央開口部270との間の分離は、エンドエフェクタ280のための開空間を提供し、それぞれの処理済みのワークピース55の裏側にアクセスを得て、中央開口部270から処理済みのワークピース55を持ち上げて、プラズマ処理システム10から処理済みのワークピース55を引き出す。エンドエフェクタ280は、この運動の順番中に、ギャップ272の内部に物理的に合致する。ワークピース55が、エンドエフェクタ280によって、中央開口部270の内部の位置から回収されたとき、ワークピース55、筐体12に関連した構造物によってなんらガイドされていない。
ワークピース垂直昇降機構200は、プラズマ処理が行われる間、プラズマ処理システム10の平行な板の設計を維持する。ワークピース垂直昇降機構200は、受動的なウエハのチャックシステムを提示し、機械的又は電気的に作動する昇降ピンなどの、能動的な機械的補助の必要性を解消する。これは、プラズマ処理システム10の設計を簡易化するが、というのは、ワークピース垂直昇降機構200が、コストの低減と両立する能動的なチャックシステムの特徴である、機械的なフィードスルーの必要性を解消するためである。ワークピース垂直昇降機構200の設計は、異なる寸法のワークピース55を取り扱うための変更を容易に許容する。ワークピース垂直昇降機構200は、既存のプラズマ処理システムに合わせて改装できる。ワークピース55におけるデバイスの領域は、ワークピースの交換中に、昇降ピン又は任意のその他の機械的構造物によって接触されることがない。代わりに、ワークピース固定具290は、リム278とワークピースの周辺縁部の近くの幅狭の環状帯との間だけの接触によって、ワークピース55を上昇及び下降させる。
変形例の実施形態においては、分離リング26は省略され、筐体12の内部は、別の方法で、体積を形成するように構成され、真空ポンプ36によって排気されて、処理チャンバ40に類似した処理チャンバを形成する。この例において、上側電極22及び下側電極24は、処理チャンバ40の中に存在する。別の変形例の実施形態においては、上側電極22と蓋14とは、合併した一元的な構造物であり、蓋14の全体又は一部分が電極として動作する。
昇降板202と、ワークピース固定具290におけるワークピースリング204と、着脱可能な電極部分284と、その基底部分286と、カバー板206とは、集合的に、構成要素の組と置換して、ワークピース垂直昇降機構200を、異なるサイズの及び/又は幾何学形状のワークピース55を取り扱うように適応させることもできる。
図12では、図1乃至図11の対応する特徴に同様な参照符号を付しており、変形例の実施形態を示しており、ワークピース固定具290aは、昇降板202aとワークピースリング204aとを具備し、これらの構成は、昇降板202とワークピースリング204とに類似している。ワークピース固定具290aは、丸い中央開口部270aと、それぞれの中央開口部270及びワークピース固定具290(図3)のリム278とは異なる直径のリム278aとを有し、円板形状でワークピース55とは異なる直径によって特徴付けられる、ワークピース55aを収容する。置換には、下側電極24から、昇降板202と、ワークピース固定具290のワークピースリング204からなる組立体を取り外すことを必要とし、開口が開いた形の凹部254をそれぞれのストッパブロック242における対応するテーパの付いた外部側壁252から係脱させるのに有効な大きさの持ち上げ力を備える。置換されるワークピース固定具290aは、昇降板202aに設けた開口が開いた形の凹部(図示せず)に係合することで据え付けられ、同一の支持体240と共に、昇降板202に設けた開口が開いた形の凹部に類似している。ガイドピン220とストッパブロック242とは、それぞれのワークピース固定具290,290aと共に、汎用的に使用することができる。必要なすべてのことは、支持体240と、プラズマ処理システム10に据え付けられたワークピース固定具290,290aのうち、特定の1つとの間に、物理的な結合を確立することである。
新たな着脱可能な電極部分284aが、電極部分284に置換されて、据え付けられ、中央開口部270aの中に合致する直径寸法の基底部分286aが具備される。代表的な実施形態においては、基底部分286aの外径は、丸い中央開口部270aの内径に比べてわずかに小さい。カバー板206に類似した、カバー板206aは、ギャップ272に類似しているが、中央開口部が大きな寸法であるために若干幅広になっている、ギャップ272aに配置される。プッシャーブロック262は、同じままに残され、蓋14の開閉と関連して、上昇位置と下降位置との間において、ワークピース固定具290aを動かす。ワークピース固定具290aが下降位置にあるとき、ワークピース固定具290aの上面266aと、カバー板206aの上面276aとは、およそ同一平面上にあり、基底部分286aは、上面276a及び288aのわずかに上方に突出している。その結果、ワークピース55aは、基底部分286aの上面288aによって、接触して支持される。
追加的なワークピース固定具、カバー板、及び、電極部分(図示せず)は、ワークピース固定具290,290a、カバー板206,206a、及び電極部分284,284aと実質的に同一に供給されるが、これらの構成要素は協働して、異なる直径の丸い円板形状のワークピースに適応する。例えば、4つの異なる構成要素の組からなるセットが提供されて、プラズマ処理システム10において、それぞれ、100ミリメートル、150ミリメートル、200ミリメートル、及び、300ミリメートルのウエハを支持するために使用され、そのためには、単に、ワークピース固定具と、カバー板と、電極部分とを交換すればよい。
図13では、図1乃至図12の対応する特徴に同様な参照符号を付しており、変形例の実施形態を示しており、蓋14が閉じたとき、蓋14によって支持された圧縮リング300が、ワークピース55に接触し、ワークピース55の外周を取り囲むシールを確立し、ワークピース55を基底部分286に向けて下方向に押圧する。圧縮リング300は、処理チャンバ40を真空ポンプ36によって排気するためのガスの通路としての打ち抜き孔302を具備している。
本願において、“垂直”、“水平”などの用語は、基準となる三次元の枠組みを確立するための、例示であって、限定ではない。“上側”、“下側”、“上”、“上方”、“下方”、(“側壁”などの)“側”、“高い”、“低い”、“かぶさる”、“真下”、及び、“下”などの用語は、水平面に対して定義される。本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、様々なその他の基準の枠組みを採用できることが理解され、当業者が認識するように、基準として定義された枠組みは、絶対的とは反する意味で、相対的である。
本発明について、様々な実施形態の説明によって例示し、それらの実施形態は、詳細であると考えられるように開示されたけれども、出願人は、特許請求の範囲の範囲をそうした詳細に制限することを決して意図していない。追加的な利点と変形例とは、当業者には容易に明らかになる。従って、本発明は、その広い観点において、特定の詳細、代表的な装置及び方法、及び、図示して説明した例示に制限されるものではない。従って、出願人の一般的な発明の概念の精神及び範囲から逸脱せずに、そうした詳細から逸脱することができる。本発明自体の範囲は、特許請求の範囲によってのみ定義される。

Claims (23)

  1. ワークピースを処理する装置であって、該装置は、
    上側電極と下側電極とを有する処理チャンバであって、前記下側電極は処理中にワークピースを支持するように構成された基底部分を備える処理チャンバと、
    該処理チャンバの中に設けられるワークピース垂直昇降機構であって、前記ワークピース垂直昇降機構は、前記上側電極と前記下側電極との間に配置された垂直可動部材を有し、前記垂直可動部材は、前記垂直可動部材が非接触な関係でワークピースを保持する第1の位置と、前記基底部分が前記垂直に可動内部材の上方に突出する第2の位置との間を前記基底部分に対して鉛直に移動するようになっていて、前記垂直可動部材から前記基底部分へワークピースを搬送する前記垂直可動部材であるワークピース垂直昇降機構と、
    を備えていることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記上側電極は前記下側電極に向けて可動であって、該装置はさらに、
    前記上側電極に機械的に結合された複数のバネ付勢されたプッシャーブロックであって、前記複数のバネ付勢されたプッシャーブロックは前記垂直可動部材と接触するようになっていて、前記上側電極が前記下側電極に向けて動く際に、前記垂直可動部材を第1の位置から第2の位置へ動かすプッシャーブロックを備えていることを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、前記装置が、さらに、
    ベースと、
    蓋であって、前記蓋が前記ベースから離れる開いた位置と、前記蓋が前記ベースに近接する閉じた位置との間を前記ベースに対して可動な蓋とを備え、
    前記上側電極は前記蓋に機械的に結合され、前記蓋が開いた位置から閉じた位置へ動く際に、前記バネ付勢されたプッシャーブロックは、前記垂直可動部材に接触するように適合し、前記垂直可動部材を第1の位置から第2の位置へ向けて促す、上記蓋と、
    を備えていることを特徴とする装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、前記上側電極と下側電極とは、ほぼ平行な対向面を有しており、前記垂直可動部材は前記対向面の間に配置されていることを特徴とする装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、前記装置は、さらに、
    前記下側電極と前記上側電極との間に設けられた誘電分離リングであって、前記誘電分離リングと、前記下側電極と、前記上側電極とがまとまって、前記処理チャンバを境界づけ、前記垂直可動部材は前記誘電分離リングの内部の周りに配置されている、上記誘電分離リング、
    を備えていることを特徴とする装置。
  6. 請求項1に記載の装置であって、前記上側電極は前記下側電極に向けて可動になっており、該装置はさらに、
    前記垂直可動部材を前記下側電極と結合するようになっている複数のバネ付勢された支持体を備え、
    前記バネ付勢された支持体は、前記下側電極から遠ざけるように前記垂直可動部材を付勢して該第1の位置を提供するように構成されているようになっていることを特徴とする装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、さらに、
    ベースと、
    蓋であって、前記蓋が前記ベースから離れる開いた位置と、前記蓋が前記ベースに近接する閉じた位置との間を前記ベースに対して可動な蓋とを備え、
    前記上側電極は前記蓋に機械的に結合され、
    前記バネ付勢された支持体は、前記上側電極が前記下側電極に向かって移動する際に、降伏するようになっていて、前記垂直可動部材を第1の位置から第2の位置へ向けて移動させることを特徴とする装置。
  8. 請求項6に記載の装置であって、前記垂直可動部材は前記垂直可動部材が第1の位置にあるときに、ワークピースを支持するようになっている第1の開口部を備え、さらに、
    前記垂直可動部材の置換物として前記バネ付勢された支持体により前記下側電極に結合されるようになっている第2の部材であって、前記第2の部材は前記垂直可動部材内の前記第1の開口部とは異なる直径を有する第2の開口部を備えている第2の部材を備えていることを特徴とする装置。
  9. 請求項8に記載の装置であって、前記基底部分は前記第1の開口部の中に合致する寸法を有し、前記基底部分は、前記第2の部材内の前記第2の開口部の中に嵌合する別の基底部分と交換するために前記処理チャンバから取り除かれるようになっていることを特徴とする装置。
  10. 請求項1に記載の装置であって、前記基底部分は、前記下側電極から前記上側電極に向けて突出していることを特徴とする装置。
  11. 請求項1に記載の装置であって、前記垂直可動部材は、外周と、前記基底部分を受容する寸法の外周の内の開口部と、前記開口部から前記外周に延在するギャップとを備えることを特徴とする装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、さらに、
    前記下側電極によって支持された静止部材であって、前記静止部材は、前記上側電極が前記下側電極に対して動く際に、前記基底部分に対して固定された位置を有し、
    前記静止部材は、前記垂直可動部材が第2の位置にあるとき、少なくとも部分的に、前記ギャップを充填することを特徴とする記載の装置。
  13. 請求項12に記載の装置であって、
    前記垂直可動部材は第1の表面を有し、前記静止部材は第2の表面を有し、前記第1の表面および第2の表面は前記上側電極に向いて配置され、前記第1の表面および第2の表面は、前記垂直可動部材が第2の位置にある際にほぼ同一面上にあることを特徴とする装置。
  14. 請求項13に記載の装置であって、さらに、
    前記第1の表面および第2の表面のそれぞれの表面領域の大部分に設けた誘電材料の層を備えていることを特徴とする装置。
  15. 請求項1に記載の装置であって、さらに、
    ワークピースが前記基底部分に配置される際にワークピースの周囲を取り囲む孔を開けられた可撓性のリングを備えていることを特徴とする装置。
  16. 処理システムの処理チャンバ内の下側電極における基底部分で支持されるワークピースを処理する方法であって、該方法は、
    該処理チャンバ内の垂直可動部材にワークピースを搬送する工程と、
    該垂直可動部材を、前記下側電極の基底部分に向けて鉛直に動かして、ワークピースを可動部材から基底部分へと移す工程と、
    該下側電極と該上側電極とを使用して該処理チャンバ内にプラズマを発生させる工程と、
    該ワークピースが前記下側電極の基底部分に支持されている間に、プラズマでワークピースを処理する工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、該処理システムは、前記下側電極に向けて移動可能な上側電極を具備し、該可動部材を基底部分に向けて動かして、この方法が、さらに、
    該上側電極を該下側電極に向けて動かす工程と、
    該上側電極が該下側電極に向けて動く際に、該上側電極から該可動部材に力を伝達し、該可動部材を該基底部分に向けて効率的に動かす工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、さらに、
    該ワークピースを処理した後に、該上側電極を該下側電極から遠ざけるように移動して該上側電極から該可動部材に伝達された力を解放する工程と、
    該力が解放された際に、該可動部材を該下側電極から遠ざかるように弾性的に付勢し、該ワークピースが該基底部分から該可動部材へ移されるようにする工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  19. 請求項17に記載の方法であって、
    該処理チャンバは、ベースと、該ベースに対して可動な蓋とを具備し、該蓋は該ベースから分離する開放位置と、該蓋が該ベースに近接した閉鎖位置との間を可動であり、
    該上側電極は該蓋に取り付けられ、
    該可動部材から該基底部分まで該ワークピースを移し、
    該方法は、さらに、
    該蓋が該開放位置から該閉鎖位置へ向けて動く際に、該蓋との接触により該可動部材を該基底部分に対して移動させて、該ワークピースを該可動部材から該基底部分へ移す工程、
    を備えていることを特徴とする方法。
  20. 請求項17に記載の方法であって、
    該ワークピースの処理後に、該上側電極から伝達されている力を該可動部材に解放する工程と、
    該力が解放された際に、該可動部材を該下側電極から遠ざかるように弾性的に付勢して該ワークピースが該基底部分から該可動部材へ移されるようにする工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  21. 請求項16に記載の方法であって、
    前記方法が、さらに、
    該ワークピースの処理後に、該可動部材を該基底部分から遠ざかるように弾性的に付勢して該ワークピースが該基底部分から該可動部材へ移されるようにする工程、
    を備えていることを特徴とする方法。
  22. 請求項16に記載の方法であって、
    該ワークピースを該可動部材に移す工程は、さらに、
    エンドエフェクタ上に該ワークピースを支持する工程と、
    該エンドエフェクタを操縦して、該支持されたワークピースを運び、該ワークピースを該処理チャンバの外部の位置から該可動部材へと移し、移す間にワークピースをガイドしないような工程、
    を備えていることを特徴とする請方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、
    前記方法は、さらに、
    該ワークピースの処理後に、該エンドエフェクタを操縦して、該ワークピースを該可動部材から該処理チャンバの外部の位置へと取り出し、取り出す間にワークピースをガイドしないような工程、
    を備えていることを特徴とする方法。
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