JPH07292347A - 吸水テープ - Google Patents

吸水テープ

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JPH07292347A
JPH07292347A JP6084636A JP8463694A JPH07292347A JP H07292347 A JPH07292347 A JP H07292347A JP 6084636 A JP6084636 A JP 6084636A JP 8463694 A JP8463694 A JP 8463694A JP H07292347 A JPH07292347 A JP H07292347A
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JP
Japan
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water
fabric sheet
tape
resin layer
absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6084636A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Tomotaka Murase
知丘 村瀬
Takeo Shiono
武男 塩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP6084636A priority Critical patent/JPH07292347A/ja
Publication of JPH07292347A publication Critical patent/JPH07292347A/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸水テープの両面からの吸水にも優れた吸水
性を発揮する吸水テープを提供する。 【構成】 不織布シートからなる基材1上に、吸水性高
分子化合物とバインダー樹脂とを必須成分とする吸水性
樹脂層2が設けられ、さらに吸水性樹脂層2上に不織布
シートからなるカバー材3が設けられた、吸水テープの
基材1およびカバー材3として用いる不織布シートの目
付重量を10〜30g/m2 とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルに巻回または
縦添えされてケーブル内の走水を防止する吸水テープに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ケーブルの外被が損傷して水
がケーブル内に浸入しても、走水を最小限に止めるため
に、吸水性に優れたテープを巻回したり縦添えすること
が行われていた。
【0003】この様に用いる吸水テープとして、例え
ば、(1)ポリエステル不織布シートなどの基材の片面
に、吸水性高分子化合物と結合剤としてのバインダー樹
脂と適当な添加剤とを混合したものを塗布した塗布型吸
水テープ(特開平4−359210号公報参照)、
(2)ポリエステルなどの不織布シートの繊維間の空隙
に、吸水性樹脂粉末を分布、固着させた含浸型吸水テー
プ(特開平1−206512号公報参照)、(3)不織
布シートなどの基材に吸水性高分子化合物とバインダー
樹脂との混合物を塗布して吸水性樹脂層を設け、この吸
水性樹脂層上を不織布シートなどのカバー材で覆ったカ
バー型吸水テープ(特開平4−357623号公報参
照)、等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に挙
げた従来の吸水テープには、下記のような欠点があっ
た。(1)の塗布型吸水テープおよび(3)のカバー型
吸水テープは、基材として用いる不織布シートの目付重
量を40g/m2 以上とし、吸水テープ全体の強度を保
つ必要があった。目付重量が40g/m2 未満である
と、張力が不足し、巻回時にテープが変形する等の問題
があった。カバー材の不織布シートは強度が要求されな
いので低目付重量のものが用いられている。しかし、塗
布型、カバー型のいずれにしても、目付重量の大きい基
材を水が透過するのに時間がかかり、加えて、基材側の
吸水性樹脂の膨脹は緻密な基材により大幅に抑制され、
基材側の吸水能力はカバー材側より低いものであった。
基材側の吸水能力が制限されると、吸水テープをケーブ
ルに巻回あるいは縦添えした場合に、基材側のケーブル
内走水長が長くなるという問題が生じる。
【0005】また、(2)の含浸型吸水テープは、不織
布シートの繊維間に吸水性樹脂粉末が分散しているの
で、繊維に吸水性樹脂粉末の膨潤が阻害されて吸水効果
が低下するという欠点があった。
【0006】以上の問題に鑑み、本発明は、吸水テープ
の両面からの吸水に、優れた吸水性を発揮する吸水テー
プを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の吸水テープは、
不織布シートからなる基材上に、吸水性高分子化合物と
バインダー樹脂とを必須成分とする吸水性樹脂層が設け
られ、さらに吸水性樹脂層上に不織布シートからなるカ
バー材が設けられた吸水テープの基材およびカバー材と
して用いる不織布シートの目付重量が10〜30g/m
2 であることを特徴とする。
【0008】本発明の吸水性樹脂層の必須成分である吸
水性高分子化合物は、吸水することにより体積が著しく
膨潤する高分子化合物であれば特に限定されない。しか
し、光ファイバケーブルに用いる場合は、微生物分解性
を有する化合物を使用すると水素ガスが発生して光伝送
損失を引き起こすので、微生物分解しない合成高分子化
合物であるのが好ましい。例として、架橋ポリアクリル
酸塩、酢酸ビニル・アクリル酸塩共重合体、架橋ポリビ
ニルアルコール変性物、架橋イソブチレン・マレイン酸
塩共重合体、アクリル酸塩・アクリルアミド共重合体な
どを挙げることができる。これらの内、最も好ましいの
は、架橋ポリアクリル酸塩である。その理由は、吸水能
力が高く、安価なためである。
【0009】そして、吸水性樹脂層のもう一つの必須成
分であるバインダー樹脂は、吸水性高分子化合物を基材
およびカバー材に密着させるための結合剤として作用す
る。この場合も微生物分解性を持たない、ハロゲンガス
を含有しないものが好ましく、例えば、ブチルゴム、ア
クリルゴム、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム
などの合成ゴム、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹
脂、アクリル樹脂などの合成樹脂を挙げることができる
がこれらに限定されるものではない。
【0010】また、上記必須成分以外にも、パルプや無
機酸化物やカーボンブラックなどの粉末、発泡剤、結合
性を向上させるための熱可塑性樹脂粉末など、従来公知
の種々の添加剤を配合しても良い。
【0011】本発明の基材およびカバー材として用いら
れる不織布シートは、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂等の従来公知の合成樹脂により作成された不織布シー
トが好ましい。この様な不織布シートは、微生物分解性
がなく、強度を備え、ケーブルに巻回するための可撓性
を有する。価格および強度の面からさらに好ましいの
は、スパンボンド法により製造されたポリエステル不織
布シートであるが、特に高強度加工(配向)されていな
くても問題はない。また、基材およびカバー材に用いら
れる不織布シートは、目付重量が10〜30g/m2
あるのが好ましい。その下限を10g/m2 としたの
は、目付重量が10g/m2 未満の不織布シートの製造
は困難であるためである。そして、上限を30g/m2
としたのは、30g/m2 を越えると吸水性高分子化合
物が膨潤したときに不織布シートの繊維間を通過できな
いため、吸水速度が低下する。従って、ケーブルの走水
長が増大するという問題がある。さらに、基材およびカ
バー材の不織布シートは、同一目付重量であるのが好ま
しい。その理由は、吸水特性に方向性がないほうが、い
かなる方向からの吸水でも可能であるので吸水性能が向
上するためである。
【0012】これら吸水性樹脂層を構成する吸水性高分
子化合物、バインダー樹脂、添加剤は、予めこれらに対
して溶解性を備えた有機溶剤に溶かされる。これを基材
上に常法により塗布して吸水性樹脂層とし、乾燥後ある
いは乾燥しないうちに吸水性樹脂層上にカバー材を載せ
てロールにて圧着し、本発明の吸水テープは製造され
る。
【0013】
【作用】本発明においては、基材およびカバー材の不織
布シートの目付重量を10〜30g/m2 とし、その基
材とカバー材との間に吸水性樹脂層を設けたことによ
り、水の透過性が良好となり、また、吸水性高分子化合
物の膨潤が妨げられることが無いので、吸水テープ両面
からの吸水性が向上する。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を示す。 [実施例1]図1にしたがって説明する。吸水性高分子
化合物であるポリアクリル酸ナトリウム粉末に、ブチル
ゴムをバインダーとして加えたものをトルエン溶剤に溶
かして塗料とした。この塗料を厚さ0.10mm、目付
重量20g/m2 のポリエステルスパンボンド不織布シ
ートからなる基材1上に塗布して、吸水性樹脂層2を形
成した(厚さ0.05mm、目付重量15g/m2 )。
さらに、吸水性樹脂層2上に、基材1で用いた不織布シ
ートと同一のカバー材3を載せ、ローラで圧着して厚さ
0.25mm、目付重量55g/m2 の吸水テープを作
成した。
【0015】[実施例2]厚さ0.05mm,目付重量
10g/m2 のポリエステルスパンボンド不織布シート
からなる基材の片面に、上記実施例と同一の塗料を塗布
して厚さ0.05mm、目付重量15g/m2 の吸水性
樹脂層とし、さらに吸水性樹脂層上に、基材で用いた不
織布シートと同一のカバー材を圧着し、厚さ0.15m
m、目付重量35g/m2 の吸水テープを作成した。
【0016】[実施例3]厚さ0.15mm,目付重量
30g/m2 のポリエステルスパンボンド不織布シート
からなる基材の片面に、上記実施例と同一の塗料を塗布
して厚さ0.05mm、目付重量15g/m2 の吸水性
樹脂層とし、さらに吸水性樹脂層上に、基材で用いた不
織布シートと同一のカバー材を圧着し、厚さ0.35m
m、目付重量75g/m2 の吸水テープを作成した。
【0017】[比較例1]図2のように、厚さ0.2m
m,目付重量40g/m2 のポリエステルスパンボンド
不織布シートからなる基材4の片面に、上記実施例と同
一の塗料を塗布して厚さ0.05mm、目付重量15g
/m2 の吸水性樹脂層5とし、厚さ0.25mm、目付
重量55g/m2 の吸水テープを作成した。
【0018】[比較例2]図3のように、厚さ0.2m
m,目付重量40g/m2 のポリエステルスパンボンド
不織布シートからなる基材6に、上記実施例と同一の塗
料を含浸して、目付重量55g/m2 の吸水テープを作
成した。
【0019】[比較例3]図4のように、厚さ0.2m
m,目付重量40g/m2 のポリエステルスパンボンド
不織布シートからなる基材7の片面に、上記実施例と同
一の塗料を塗布して厚さ0.05mm、目付重量15g
/m2 の吸水性樹脂層8とし、さらに吸水性樹脂層8上
に、厚さ0.05mm、目付重量10g/m2 のポリエ
ステルスパンボンド不織布シートからなるカバー材9を
圧着し、厚さ0.3mm、目付重量65g/m2 の吸水
テープを作成した。
【0020】[比較例4]厚さ0.2mm,目付重量4
0g/m2 のポリエステルスパンボンド不織布シートか
らなる基材の片面に、上記実施例と同一の塗料を塗布し
て厚さ0.05mm、目付重量15g/m2 の吸水性樹
脂層とし、さらに吸水性樹脂層上に、基材で用いた不織
布シートと同一のカバー材を圧着し、厚さ0.45m
m、目付重量95g/m2 の吸水テープを作成した。
【0021】[比較例5]目付重量が10g/m2 のポ
リエステルスパンボンド不織布シートは、現状では製造
できない。たとえ、この様な不織布シートを用いて実施
例のような吸水テープを作成したとしても強度が十分で
なく、ケーブルに巻回する場合にも張力が足らないので
均一に巻回する事ができず、空隙などが生じ、走水長は
かえって増加するであろう。
【0022】前述の実施例1〜3および比較例1〜4の
吸水テープの吸水高さを下記の要領で測定した。まず、
直径79mmの円形に切り取った吸水テープのサンプル
10をA面を上にしてキムワイプ(商品名)に挟み、図
5に示す吸水高さ測定器11の下型12に入れる。その
上に、多数の孔を有する上蓋13を載置する。そして、
上蓋13に純水50ml(23℃)を注ぎ、30秒後、
1分後、3分後、10分後のサンプル10の膨張分をダ
イヤルゲージ14により測定した。次に、サンプル10
のB面を上にして同様に測定した。その結果(5回の測
定値の平均)を表1に示す。実施例の吸水テープは、
A、B面共に優れた吸水性を示し、かつ吸水速度も速い
ことが分かる。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、基材およびカバー材に
用いる不織布シートの目付重量を規定することにより、
吸水テープの強度を低下させること無く、基材およびカ
バー材の両面方向から吸水能力を発揮することができる
ので、ケーブルに吸水テープを巻回あるいは縦添えして
も、ケーブルの外側および内側からの浸水に対しても走
水を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】 従来の塗布型吸水テープを示す断面図。
【図3】 従来の含浸型吸水テープを示す断面図。
【図4】 従来のカバー型吸水テープを示す断面図。
【図5】 吸水高さ測定器の概略図。
【符号の説明】
1……基材 2……吸水性樹脂層 3……カバー材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不織布シートからなる基材上に、吸水性高
    分子化合物とバインダー樹脂とを必須成分とする吸水性
    樹脂層が設けられ、前記吸水性樹脂層上に不織布シート
    からなるカバー材が設けられた吸水テープにおいて、前
    記基材およびカバー材の不織布シートの目付重量を10
    〜30g/m2 としたことを特徴とする吸水テープ。
  2. 【請求項2】基材として用いられる不織布シートと、カ
    バー材として用いられる不織布シートの目付重量をほぼ
    同一としたことを特徴とする請求項1に記載した吸水テ
    ープ。
JP6084636A 1994-04-22 1994-04-22 吸水テープ Pending JPH07292347A (ja)

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JP6084636A JPH07292347A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 吸水テープ

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JP6084636A JPH07292347A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 吸水テープ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103802431A (zh) * 2014-02-13 2014-05-21 北京优冷冷链科技有限公司 多层吸水材料、其制备方法、制备系统及用途

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20040810

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Effective date: 20041203