JPH08170070A - 低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル - Google Patents

低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル

Info

Publication number
JPH08170070A
JPH08170070A JP6334934A JP33493494A JPH08170070A JP H08170070 A JPH08170070 A JP H08170070A JP 6334934 A JP6334934 A JP 6334934A JP 33493494 A JP33493494 A JP 33493494A JP H08170070 A JPH08170070 A JP H08170070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
communication cable
communication
range
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6334934A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sakuraba
幸雄 桜場
Takafumi Morishima
啓文 森島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP6334934A priority Critical patent/JPH08170070A/ja
Priority to CN95191672A priority patent/CN1141083A/zh
Priority to PCT/JP1995/002561 priority patent/WO1996019744A1/ja
Priority to KR1019960704404A priority patent/KR970701361A/ko
Publication of JPH08170070A publication Critical patent/JPH08170070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/28Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
    • H01B7/282Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable
    • H01B7/285Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable by completely or partially filling interstices in the cable
    • H01B7/288Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable by completely or partially filling interstices in the cable using hygroscopic material or material swelling in the presence of liquid
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮水テープの剛性の適正化によりケーブルへ
の巻付け作業性を改善し、またケーブル外観上もシワの
ない良好なものが得られるようにすること。 【構成】 シート基材上に目付け量が40g/m2 以下
の吸水性組成物層が設けられた2層構造のもの、あるい
は一対のシート基材の間に目付け量が40g/m2 以下
の吸水性組成物層が介在されたサンドイッチ構造のもの
であって、その縦方向の剛性値が0.2 〜1.5 gfc
2 /cmの範囲にあり、かつ横方向の剛性値が0.2
〜0.6 gfcm2 /cmの範囲にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルケーブルや光ケ
ーブルのケーブルコアとその外周に被覆されるシース材
との間の止水のために用いられる低目付けタイプの遮水
材(遮水テープ)およびこれを用いた通信ケーブルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ケーブル、特に光ファイバー
ケーブルの障害のほとんどが、ケーブル内への水の侵入
によるものであり、その水の侵入によって光ファイバー
の強度が劣化したり、あるいは侵入した水が凍結して光
ファイバーを圧迫し、光伝送特性を損なわせる等の問題
を生じさせる。
【0003】そこでこの光ファイバーケーブル内への水
の侵入を防止したり、たとえ水が侵入してもその侵入長
さを短くする特性を備えた遮水材(遮水性テープ、止水
性テープ、あるいは吸水性テープなどと一般に称されて
いる。)が、例えば、シート基材上に吸水性組成物層が
設けられた2層構造のものとしては、特開平1−207
377号公報、特開平1−240547号公報などに提
示され、一方その吸水性組成物層の上にさらにカバーク
ロスが貼り合わされた3層構造のものとしては、特開平
3−224729号公報、特開平4−357623号公
報などに提示されている。
【0004】ところで従来、たとえば特開平1−304
145号公報に示される遮水材が知られている。この遮
水材は、イソブチレンと無水マレイン酸との共重合体の
架橋物中のカルボキシル基をナトリウム、カリウム、リ
チウム、アンモニウムなどのアルカリ金属塩またはアン
モニウム塩としたものにエポキシ基を含む化合物、アミ
ノ基を含む化合物およびユリア・メラミン樹脂などの架
橋剤を混合加熱して架橋不溶化した吸水体の水溶液を支
持体であるシート基材に保持させたもの、あるいは前述
のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩を接着剤を用い
て支持体であるシート基材に保持させたものである。こ
れらの遮水材は、支持体であるシート基材がたとえばフ
ィルム状、シート状の布帛、不織布等である場合は、こ
れらの不織布等に吸水体溶液を浸漬後、マングルで絞液
する等により所定量の吸水性組成物をシート基材に付着
するようにしている。そしてこの遮水材によれば、人工
海水に対する吸水倍率がCB法で3倍以上であり、非常
に吸水性に優れているとのことである。
【0005】一方、特開平6−203647号公報に示
される通信ケーブルというものが知られている。この通
信ケーブルは、図6にその外観構成を示したように、多
本数の絶縁された金属導線62、62・・・を束ねたコ
ア64がバインダー66によりくくられ、これがコア・
ラップと称されるプラスチックフィルム68によって包
み込まれている。この場合コア64には金属導線62、
62・・・間の隙間にペトラム系やポリブテン系のゼリ
ーが充填されており、コアラップ68によってこの充填
材料であるゼリーが外部へ漏れないように配慮されてい
る。そしてこのコアラップ68の周囲にはアルミニウム
(Al)やステンレス(SUS)の箔材料による波形状
の金属保護材70が巻かれ、さらにその外周をシース材
72により被覆されている。そしてコアラップ68と金
属保護材70との間、または金属保護材70とシース材
72との間にもエキステンダ油を主成分としたようなゼ
リー状の充填組成物がやはり止水性を保つために充填さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来一般に知られている通信ケーブル用の遮水材
(遮水テープ)は一般に剛性が高い。そのためにこの遮
水テープをケーブルに巻き付けた時に、浮き上がってケ
ーブルコアへの馴じみ性が悪い。そしてこれを上述の特
開平6−203647号公報に示される形態の通信ケー
ブルに適用しようとすれば、たとえばこの通信ケーブル
のコアラップと金属保護材との間、あるいは金属保護材
とシース材との間にも適用したいところであるが、実際
にこれを適用してみると遮水テープの剛性が高過ぎて止
水性に問題が生じた。
【0007】一方、遮水材(遮水テープ)の剛性が低く
柔らかい場合には、ケーブルへの巻付け時に遮水テープ
の張力を上げないとシワが入り易くなり、またシース材
を被ぶせたときにそのシース材の収縮によって遮水テー
プが押し込まれて通信ケーブルの外観を損ねるという問
題が生じる。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、遮
水材(遮水テープ)の剛性の最適な範囲を選択すること
によりケーブルへの巻付け時の浮上り、あるいは沈み現
象を回避してケーブルの外観および巻付け作業性の改善
を図ると共に、良好な止水性を得ることにある。そして
本発明は、上述の特開平6−203647号公報に示さ
れる形態の通信ケーブルが、ケーブルコアの周囲に巻か
れるコアラップと金属保護材との間、あるいは金属保護
材とシース材との間の止水特性をそれ程要求しないこと
に着目し、この種の用途に好適ないわゆる低目付けタイ
プ(吸水性組成物の単位面積当りの付着量が少ないタイ
プ)の通信ケーブル用遮水材を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材の1つ
めは、シート基材の表面に目付け量が40g/m2 以下
の吸水性組成物層が形成されてなるものであって、この
遮水材としての剛性値が縦方向で0.2 〜 1.5gfc
2 /cmの範囲にあり、かつ横方向で0.2 〜0.6
gfcm2 /cmの範囲にあることを要旨とするもので
ある。
【0010】また本発明の通信ケーブル用遮水材の2つ
めは、一対のシート基材間に目付け量が40g/m2
下の吸水性組成物層が介在されてサンドイッチ構造をな
すものであって、この遮水材としての剛性値が縦方向で
0.2 〜1.5 gfcm2 /cmの範囲にあり、かつ横
方向で0.2 〜0.6 gfcm2 /cmの範囲にあるこ
とを要旨とするものである。
【0011】ここにシート基材は、ポリエステル繊維,
ポリアミド繊維,ポリプロピレン繊維,ポリエチレン繊
維,ポリアクリル繊維,レーヨン,ビニロン等の不織
布、織物あるいは編物等が挙げられる。これらの合成繊
維の任意の二種類からなる合成繊維を組み合わせたもの
であってもよい。
【0012】また吸水性組成物層は、吸水性ポリマー粒
子,有機バインダ,その他界面活性剤,酸化劣化防止
剤,無機充填剤等の添加物が配合されている。ここに吸
水性ポリマー粒子としては、ポリアクリル酸塩架橋体,
澱粉−アクリル酸グラフト重合体の中和物,架橋ポリビ
ニルアルコール変性物,架橋イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合体,ポリエチレンオキサイド架橋体,アクリ
ルアミド−アクリル酸架橋重合体その他が挙げられる。
【0013】この吸水性ポリマー粒子は、水と接触した
時にバラバラになってシート基材より脱落しなければな
らないが、その粒子形状や粒子径に特に限定はなく、粒
子形状としては、真円形状のものでもいびつ形状のもの
でもよい。また粒子径も吸水膨潤速度が遅くならず、か
つシート基材からの脱落が遅れない程度の大きさ(45
〜425μm)の範囲が好ましく、さらに光ファイバー
ケーブルのスロットなどの微小間隙の遮水性を損なわな
いようにするため45μm以下の粒子径のものもある程
度(5重量%以上)含まれていることが望ましい。そし
てこれらの吸水性ポリマー粒子は、単独にあるいは二種
類以上を組み合わせて用いるものであってもよい。
【0014】また有機バインダとしては、主にゴム系材
料と熱可塑性エラストマー合成樹脂系材料とがある。ゴ
ム系材料としては、スチレンブタジエンゴム,ブチルゴ
ム,ブタジエンゴム,イソプレンゴム,エチレン−プロ
ピレンゴム,クロロスルホン化ポリエチレンゴム,シリ
コンゴム,クロロプレンゴム,ポリウレタンゴム,アク
リルゴム,塩素化ブチルゴム,エピクロルヒドリンゴム
その他が挙げられる。
【0015】また熱可塑性エラストマー合成樹脂系材料
としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−
プロピレン共重合体,アクリロニトリル−ブタジエン共
重合体,スチレン−ブタジエン共重合体,ポリエステル
樹脂,ポリアミド樹脂,ウレタン樹脂,その他の熱可塑
性エラストマ系のものが挙げられる。この有機バインダ
もこれらのゴム材料や合成樹脂材料を単独に、あるいは
二種類以上組み合わせて用いてもよく、またランダム重
合させたものを混在させたものであってもよい。
【0016】そして本発明の3つめおよび4つめは、上
記した1つめおよび2つめの発明の用途発明に当たるも
ので、その1つは、多本数の通信線が集合して形成され
る通信線束と各通信線の間に介在される防水性ゼリー状
物とをラップフィルムにより巻き付け、このラップフィ
ルムの外周に金属製保護シートを巻き付け、さらにその
外周にシース材を被覆してなる通信ケーブルであって、
前記ラップフィルムと金属製保護シートとの間もしくは
金属製保護シートとシース材との間に遮水テープが介在
され、この遮水テープがシート基材の表面に目付け量4
0g/m2 以下の吸水性組成物層を有し、かつこの遮水
テープそのものの剛性値が縦方向で 0.2〜1.5 gf
cm2 /cmの範囲にあり、かつ横方向で 0.2〜0.
6 gfcm2 /cmの範囲にあることを要旨とするも
のである。
【0017】また他の1つは、多本数の通信線が集合し
て形成される通信線束と各通信線の間に介在される防水
性ゼリー状物とをラップフィルムにより巻き付け、この
ラップフィルムの外周に金属製保護シートを巻き付け、
さらにその外周にシース材を被覆してなる通信ケーブル
であって、前記ラップフィルムと金属製保護シートとの
間もしくは金属製保護シートとシース材との間に遮水テ
ープが介在され、この遮水テープが一対のシート基材間
に目付け量40g/m2 以下の吸水性組成物層を有する
サンドイッチ構造のものであり、かつこの遮水テープそ
のものの剛性値が縦方向で0.2 〜1.5 gfcm2
cmの範囲にあり、かつ横方向で 0.2〜 0.6gfc
2 /cmの範囲にあることを要旨とするものである。
【0018】かくして本発明では、このケーブル用遮水
材(遮水性テープ)の剛性特性が、2層構造のものであ
っても、サンドイッチ構造のものであっても、縦方向
(テープ長方向)では0.2 〜1.5 gfcm2 /cm
の範囲にあること、かつ横方向(テープ幅方向)では
0.2 〜0.6 gfcm2 /cmの範囲にあることを要
求するものである。そしてそのためにはたとえばシート
基材がポリエステル系の不織布であれば、2層構造の場
合にはその不織布重量は25〜70g/m2 の範囲にあ
り、サンドイッチ構造の場合にはその不織布重量が、5
〜20g/m2 の範囲にあることが望まれる。
【0019】この遮水材が縦方向の剛性,横方向の剛性
のいずれかの要件を満たさない場合には、たとえば縦方
向の剛性値が1.5 gfcm2 /cmよりも高い、ある
いは横方向の剛性値が0.6 gfcm2 /cmよりも高
いと遮水材(遮水テープ)をケーブルに巻付けたときに
遮水テープが浮上がり、テープ間やテープとコア間にす
き間が生じて止水性上好ましくない。
【0020】一方縦方向の剛性値が0.2 gfcm2
cmよりも低い、あるいは横方向の剛性値が0.2 gf
cm2 /cmよりも低いと遮水テープをケーブルに巻付
けるときにテープにシワが入ったり、またその外側にシ
ース材を被覆したときにシース材の収縮によってテープ
が押え込まれ、ケーブルの外観が損なわれる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。初
めに図1に本発明が適用される通信ケーブルの概略構成
を示して説明する。図1に示した通信ケーブル10は、
多本数の銅線12、12・・・を1つに束ねてケーブル
コア14とし、このケーブルコア14を結束紐16によ
りくくった後ポリエチレンテレフタレート(PET)の
ラップフィルム18により包み込む。そしてこのラツプ
フィルム18の周りに遮水テープ20を巻き付け、その
外側にアルミ箔、ステンレス箔等の波板状金属保護材2
2により被覆し、さらにその外周にシース材24を被覆
してなるものである。この場合にケーブルコア14の銅
線12、12・・・間の空隙にはペトラム系とかポリブ
テン系のゼリー状物(図示せず)が充填されていて、万
一このケーブルコア14内に水が侵入してきたときには
このゼリー状物によって水の侵入が阻止される。ラップ
フィルム18はこのゼリー状物が外へ漏れるのを防止す
る。次の表1は、本発明品と比較品との各種供試試料の
種類と、その試験結果をまとめて示したものである。
【0022】
【表1】
【0023】供試試料1〜5は、シート基材上に吸水性
組成物層を設けた2層構造の遮水材(遮水テープ)を示
し、また供試試料6〜10は、表裏両面がシート基材で
あってその間に吸水性組成物層が介在されたサンドイッ
チ構造の遮水材(遮水テープ)を示している。そして供
試試料1〜5の2層構造のもののうち、供試試料1およ
び2は比較品であり、供試試料3〜5は本発明品であ
る。また供試試料4〜10のサンドイッチ構造のものの
うち、供試試料6および7は比較品であり、供試試料8
〜10は本発明品である。尚、供試試料11は、従来技
術として説明した特開平1−304145号公報に示さ
れる、いわゆる含浸型の遮水材(遮水テープ)を示して
いる。
【0024】かくして各供試試料1〜11の遮水材のシ
ート基材はいずれも、ポリエステルのスパンボンド不織
布を用いている。そして供試試料1〜5(2層構造)の
ものは、表1にも示しているように、ユニチカ社製商品
名「マリックス70×××WTO」のものを用い、供試
試料6〜10(サンドイッチ構造)のものは、東洋紡社
製商品名「エクーレ」のものを用いている。そして供試
試料1〜5(2層構造)のものは、ポリエステル単糸の
繊度が2デニールであって、その不織布重量としては2
0〜80g/m2 の範囲で何段階かを選択している。
【0025】また供試試料4〜10(サンドイッチ構
造)のものは、やはりポリエステル単糸の繊度は2デニ
ールであるが、その不織布重量としては10〜30g/
2 の比較的狭い範囲で何段階かを選択している。一方
吸水性組成物としては、次の表2に示した2種類の組成
配合のものを供試した。以下の説明において、単位
「部」はいずれも「重量部」を意味するものとする。
【0026】
【表2】
【0027】No.1 およびNo.2 の吸水性組成物
は、いずれもイソブチレン−マレイン酸共重合体の金属
塩の架橋体である吸水性樹脂ポリマー(クラレ社製商品
名「KIゲル201K−F3」)150部に対して、有
機バインダを100部配合したものを基本組成とする。
この場合にNo.1 の吸水性組成物では有機バインダと
してスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)熱可塑
性エラストマー(シェル化学社製商品名「カリフレック
スTR−1101」)を配合し、一方No.2 の吸水性
組成物では有機バインダとしてブチルゴム(エッソ社製
商品名「エッソブチル#268」)を配合している。こ
れらの組成物には添加剤としてポリエチレングリコール
(日本油脂社製商品名「PEG600」)の界面活性剤
が4部配合される。このNo.1 の吸水性組成物とN
o.2 の吸水性組成物との比較においては、有機バイン
ダの種類の違いによってNo.1 の吸水性組成物を用い
た方が遮水材(遮水テープ)としての剛性が高くなるこ
とが各種の実験で確認されている。
【0028】各供試試料1〜10のいずれに、いずれの
種類の吸水性組成物が用いられたかは表1に示したとお
りであり、またその吸水性組成物の付着量も合わせて表
1に示している。2層構造の供試試料1〜5について
は、No.1 の吸水性組成物を用い、その目付け量は2
0g/m2 で一定としている。またサンドイッチ構造の
供試試料6〜10については、No.2 の吸水性組成物
を用い、その目付け量は30g/m2 で一定としてい
る。
【0029】これらの遮水材(遮水テープ)は、前述の
有機バインダをトルエン,メチルエチルケトン,酢酸エ
チル等の有機溶剤に攪拌機を使用して溶解・分散させ、
次にこれに吸水性ポリマー粒子を混合し、さらにその他
の添加剤も必要に応じて混合する。そして、これをシー
ト基材の表面にバーコータ、ロールコータ等を使用して
コーティングして吸水性組成物層を形成する。サンドイ
ッチ構造の遮水材(遮水テープ)の場合には、さらにこ
の吸水性組成物層の表面にシート基材を貼り合わせるこ
とにより所定の遮水性テープが得られる。
【0030】尚、比較例として示した供試試料11の含
浸型遮水テープは、具体的には、吸水性樹脂組成物とし
てクラレ社製「KIゲル溶液システム」と称されるもの
(イソブチレン−マレイン酸共重合体金属塩の架橋体を
主体とするもの)のA液とB液とを100部:20部の
割合で混合し、この混合液をシート基材の不織布に含浸
(浸透)させた後マングル等で絞り、所望量の吸水性樹
脂組成物をシート基材に担持させたものである。シート
基材は、ポリエステル系のスパンボンド不織布(ユニチ
カ社製商品名「マリックス70400WTO」)、ポリ
エステル単糸の繊度2デニール、不織布重量40g/m
2 のものを用いている。また吸水性組成物の付着量は、
20g/m2 としている。
【0031】次に各種の試験結果について説明する。試
験項目としては遮水材としての剛性特性(縦方向および
横方向)、ケーブルコアへの浮上り(落込み)性、遮水
性(L型)を挙げ、それぞれについて以下に述べるよう
な方法で測定した。
【0032】(1)剛性特性 各供試試料1〜11とも、長さ20cm×幅1cm以上
の試料20を図2に示したような装置の固定チャック3
2と可動チャック34間(1cm間隔で配置される)に
挟み固定する。そして固定チャックを中心として可動チ
ャックを曲率K=−2.5 〜+2.5 (cm-1)の範囲
で一方向へ回動させた後さらに反対方向へ回転移動さ
せ、その試料に曲げ変形を与えることにより単位長さ当
たりの曲げ剛性値(単位:gfcm2/cm )を測定
(「KES法」と称される)したものである。縦剛性値
と横剛性値とを測定するため遮水材(遮水テープ)のテ
ープ長方向の切出しサンプルとテープ幅方向の切出しサ
ンプルを供試している。
【0033】(2)浮上り(落込み)性評価テスト 図3に示したように、20mmφ中の丸棒3本を束ね、
この周囲にテープ幅40mmの遮水テープ20を5kg
重加重しながら巻いていき、この遮水テープ20の終端
に5kg重の荷重を負荷する。そしてこのときに図4に
示したように遮水テープ20の剛性が高ければ遮水テー
プ20がケーブルコアを模した丸棒の高さ位置より浮き
上がるためその浮上り量を測定し、遮水テープ20の剛
性が低ければ遮水テープ20が丸棒の高さ位置より沈む
ためその沈み込み量を測定した。浮上り(落込み)量
は、プラス・マイナス2mmの範囲で合格(○印)とさ
れる。
【0034】(3)L字型遮水性 L字型の遮水性について説明すると、これはケーブルが
外力で切断されてケーブルの断面から水が侵入したとき
に、そのケーブルの長手方向への水の侵入を如何に遮断
できるかというテストである。この装置を図5に示して
説明すると、外径10mmφのプラスチック棒50に供
試品の遮水テープ20を巻き付けて、これを内径11.
1 mmφのガラス管52に通し(プラスチック棒とガ
ラス管とのクリアランス0.6 mm)、これにより模擬
ケーブル54を作成する。そしてこの模擬ケーブル54
の一端に給水パイプ56を設け、この給水パイプ56に
高さ1mまで真水を満たした状態でコック(図示せず)
を開いてケーブル54内に注水し、24時間後にその真
水がケーブル54内にどの程度の長さまで走ってせき止
められたかによってL字方向の水走り性を評価した。
【0035】しかして試験結果について考察するに、初
めに2層構造の供試試料1〜5について考察すると、比
較品の供試試料1は浮上り量が大き過ぎてL字型遮水性
が不合格(×印)とされ、供試試料2は逆に落込み量が
大き過ぎて巻付け作業性が不合格(×印)とされた。こ
れに対して本発明品の供試試料3〜5はいづれも、浮上
り(落込み)量が小さくて巻付け作業性、L字型遮水性
とも良好(○印)な結果が得られた。
【0036】次にサンドイッチ構造の供試試料6〜10
について考察すると、比較品の供試試料6および7は浮
上り量が大き過ぎてL字型遮水性が不合格(×印)とさ
れたのに対して本発明品の供試試料8〜10はいづれ
も、浮上り(落込み)量が小さくて巻付け作業性、L字
型遮水性とも良好(○印)な結果が得られた。また比較
品の供試試料11も浮上り量が大き過ぎてL字型遮水性
が不合格(×印)となっている。
【0037】これらの結果を考察するに、各供試試料1
〜11のうち浮上り量が大きく、L字型遮水性が不合格
とされた供試試料1、6、7および11(いづれも比較
品)は、剛性値、特に縦方向(テープ長方向)の剛性値
が高く、また落込み量が大きく、巻付け作業性が不合格
とされた供試試料2は、逆に剛性値が縦方向と横方向の
いづれについても低いことがわかる。そしてこの結果か
ら判断するに、剛性値としては縦方向(テープ長さ方
向)で0.2 〜1.5 gfcm2 /cmの範囲にあり、
かつ横方向(テープ幅方向)で0.2 〜0.6gfcm2
/cmの範囲にあることが、ケーブルコアからの遮水
テープの浮上り(落込み)量を少なからず抑えることが
できるので好ましいと言える。そしてその浮上り(落込
み)量を抑制する手段としては、シート基材不織布の材
質、目付け量、単糸太さ、吸水性組成物の種類、エンボ
ス加工の有無等が効いてくるものと思われる。
【0038】その他本発明では各種実施例(供試試料)
について試験を行なったが、上記実施例に何ら限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各種
の改良変更は可能である。
【0039】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、本
発明のケーブル用遮水材(遮水テープ)は、縦方向の剛
性値および横方向の剛性値を適正範囲とすることによ
り、これを通信ケーブルの巻きテープとして使用したと
きにテープにシワが入ったり、シース材を被覆したとき
にそのシース材の収縮によってテープが押え込まれると
いったことが回避され、ケーブル巻付け作業性の改善が
図られるとともにケーブル外観上も良好なものを市場に
提供できる利益がある。また、ケーブルに巻付けたとき
に、テープが浮き上がり、テープ間やテープとコア間に
すき間が生じることがない良好な止水性を有するものが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信ケーブルの外観斜視図
である。
【図2】本発明の効能を確認するために用いられた剛性
値測定試験(KES法)装置の要部を示した概略図であ
る。
【図3】本発明の効能を確認するために用いられたケー
ブルコアへの遮水材シートの落込み量評価テストの方法
を説明した図である。
【図4】図3に示した浮上り(落込み)量評価テストの
内容を正面から示した図である。
【図5】L字型の遮水性測定装置の斜視図である。
【図6】従来一般に知られている通信ケーブルの外観斜
視図である。
【符号の説明】
10 通信ケーブル 12 銅線 14 ケーブルコア 18 ラップフィルム 20 遮水テープ 22 金属保護材 24 シース材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート基材の表面に目付け量が40g/
    2 以下の吸水性組成物層が形成されてなる低目付けタ
    イプの通信ケーブル用遮水材であって、この遮水材とし
    ての剛性値が縦方向で0.2 〜1.5 gfcm2 /cm
    の範囲にあり、かつ横方向で0.2 〜0.6 gfcm2
    /cmの範囲にあることを特徴とする低目付けタイプ通
    信ケーブル用遮水材。
  2. 【請求項2】 前記シート基材はポリエステル系の不織
    布であって、その不織布重量が25〜70g/m2 の範
    囲にあることを特徴とする請求項1に記載の低目付けタ
    イプ通信ケーブル用遮水材。
  3. 【請求項3】 多本数の通信線が集合して形成される通
    信線束と各通信線の間に介在される防水性ゼリー状物と
    をラップフィルムにより巻き付け、このラップフィルム
    の外周に金属製保護シートを巻き付け、さらにその外周
    にシース材を被覆してなる通信ケーブルであって、前記
    ラップフィルムと金属製保護シートとの間もしくは金属
    製保護シートとシース材との間に遮水テープが介在さ
    れ、この遮水テープがシート基材の表面に目付け量40
    g/m2 以下の吸水性組成物層を有し、かつこの遮水テ
    ープそのものの剛性値が縦方向で0.2 〜1.5 gfc
    2 /cmの範囲にあり、かつ横方向で 0.2〜0.6
    gfcm2 /cmの範囲にあることを特徴とする通信ケ
    ーブル。
  4. 【請求項4】 前記シート基材はポリエステル系の不織
    布であって、その不織布重量が25〜70g/m2 の範
    囲にあることを特徴とする請求項3に記載の通信ケーブ
    ル。
  5. 【請求項5】 一対のシート基材間に目付け量が40g
    /m2 以下の吸水性組成物層がサンドイッチ構造で介在
    されてなる低目付けタイプの通信ケーブル用遮水材であ
    って、この遮水材としての剛性値が縦方向で0.2 〜
    1.5 gfcm2 /cmの範囲にあり、かつ横方向で
    0.2 〜0.6 gfcm2 /cmの範囲にあることを特
    徴とする低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材。
  6. 【請求項6】 前記各シート基材はポリエステル系の不
    織布であって、その各シート基材の不織布重量が5〜2
    0g/m2 の範囲にあることを特徴とする請求項5に記
    載の低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材。
  7. 【請求項7】 多本数の通信線が集合して形成される通
    信線束と各通信線の間に介在される防水性ゼリー状物と
    をラップフィルムにより巻き付け、このラップフィルム
    の外周に金属製保護シートを巻き付け、さらにその外周
    にシース材を被覆してなる通信ケーブルであって、前記
    ラップフィルムと金属製保護シートとの間もしくは金属
    製保護シートとシース材との間に遮水テープが介在さ
    れ、この遮水テープが一対のシート基材間に目付け量4
    0g/m2 以下の吸水性組成物層を有するサンドイッチ
    構造のものであり、かつこの遮水テープそのものの剛性
    値が縦方向で0.2 〜1.5 gfcm2 /cmの範囲に
    あり、かつ横方向で 0.2〜0.6 gfcm2 /cmの
    範囲にあることを特徴とする通信ケーブル。
  8. 【請求項8】 前記各シート基材はポリエステル系の不
    織布であって、その各シート基材の不織布重量が5〜2
    0g/m2 の範囲にあることを特徴とする請求項7に記
    載の通信ケーブル。
JP6334934A 1994-12-19 1994-12-19 低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル Pending JPH08170070A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334934A JPH08170070A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル
CN95191672A CN1141083A (zh) 1994-12-19 1995-12-13 粘附量小的通信电缆用防水材料及用其制作的通信电缆
PCT/JP1995/002561 WO1996019744A1 (fr) 1994-12-19 1995-12-13 Matiere a bas metsuke pour barriere d'arret d'eau, destinee aux cables de communications, et cable de communications l'utilisant
KR1019960704404A KR970701361A (ko) 1994-12-19 1995-12-13 저단위중량타입 통신케이블용 차수재 및 그것을 사용한 통신케이블(low-metsuke water-barrier material for communication cable and communication cable using it)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334934A JPH08170070A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08170070A true JPH08170070A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18282871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6334934A Pending JPH08170070A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH08170070A (ja)
KR (1) KR970701361A (ja)
CN (1) CN1141083A (ja)
WO (1) WO1996019744A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11293230A (ja) * 1998-04-08 1999-10-26 Yamauchi Corp 止水材及びその製造方法
US7358646B2 (en) 2001-12-10 2008-04-15 Denso Corporation Piezoelectric actuator
KR100974364B1 (ko) * 2008-04-08 2010-08-05 엘에스전선 주식회사 방수 성능이 향상된 광섬유 케이블 및 이에 이용되는방수테이프
CN102181157A (zh) * 2011-01-27 2011-09-14 江阴海达橡塑股份有限公司 挤出型热力盾构隧道管片硅橡胶止水带胶料的制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107331454A (zh) * 2017-05-23 2017-11-07 芜湖航天特种电缆厂股份有限公司 星绞水面漂浮电缆

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132705A (en) * 1980-03-21 1981-10-17 Showa Electric Wire & Cable Co Jellif filling cable
JPS587712A (ja) * 1981-07-03 1983-01-17 日立電線株式会社 走水防止型通信ケ−ブル
JPS62249117A (ja) * 1986-04-22 1987-10-30 Toppan Printing Co Ltd 光フアイバ−ケ−ブル
JP3055808B2 (ja) * 1991-02-22 2000-06-26 福岡クロス工業株式会社 光ファイバケーブル用止水テープ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11293230A (ja) * 1998-04-08 1999-10-26 Yamauchi Corp 止水材及びその製造方法
US7358646B2 (en) 2001-12-10 2008-04-15 Denso Corporation Piezoelectric actuator
KR100974364B1 (ko) * 2008-04-08 2010-08-05 엘에스전선 주식회사 방수 성능이 향상된 광섬유 케이블 및 이에 이용되는방수테이프
CN102181157A (zh) * 2011-01-27 2011-09-14 江阴海达橡塑股份有限公司 挤出型热力盾构隧道管片硅橡胶止水带胶料的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO1996019744A1 (fr) 1996-06-27
CN1141083A (zh) 1997-01-22
KR970701361A (ko) 1997-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4815813A (en) Water resistant communications cable
US4867526A (en) Water resistant communications cable
JP2726714B2 (ja) 通信ケーブル
AU644983B1 (en) Optical fiber cable which includes waterblocking and freeze preventing provisions
CA2256844A1 (en) Fiber optic cable
JPH08170070A (ja) 低目付けタイプ通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた通信ケーブル
JPH09152535A (ja) 止水テープ、およびこれを用いた光ファイバケーブル
JPH10172358A (ja) 電力ケーブル用止水テープ、並びにそれを用いたゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル
EP0439277A1 (en) Communications cable having microbial resistant water blocking provisions
JPH08171819A (ja) 層撚型通信ケーブル用遮水材およびそれを用いた層撚型通信ケーブル
JP3055812B2 (ja) ケーブル用止水テープ
JP2860551B2 (ja) ケーブル用導電性止水テープ
JP3009913B2 (ja) 光フアイバーケーブル
JPH06297628A (ja) 吸水性シート
JPH08201669A (ja) 光ファイバーケーブル用止水テープおよびそれを用いた光ファイバーケーブル
KR100307858B1 (ko) 수류차단장치와냉동방지장치를갖는광섬유케이블
JPH05148475A (ja) 走水防止材
JPH08248279A (ja) ケーブル用遮水材
JP3370126B2 (ja) 光ファイバケーブル用止水テープ
JPH09101439A (ja) 防水型光ファイバケーブル
JP2814251B2 (ja) ケーブル用止水テープ
JP3009914B2 (ja) 光フアイバーケーブル
JP2519711B2 (ja) 防水型光ケ−ブル
JPH09101440A (ja) 防水型光ファイバケーブル
JPH01207377A (ja) 止水テープ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705