JPS587712A - 走水防止型通信ケ−ブル - Google Patents

走水防止型通信ケ−ブル

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JPS587712A
JPS587712A JP56104901A JP10490181A JPS587712A JP S587712 A JPS587712 A JP S587712A JP 56104901 A JP56104901 A JP 56104901A JP 10490181 A JP10490181 A JP 10490181A JP S587712 A JPS587712 A JP S587712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
communication cable
layer
swellable
type communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP56104901A
Other languages
English (en)
Inventor
敏雄 鈴木
肇 野田
稔 吉田
日下 真二
斉藤 英昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPS587712A publication Critical patent/JPS587712A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は走水防止型通信ケーブルの改良に関するもので
ある。
絶縁心線相互間の空隙にシェリー状走水防止コンパウン
ドを充填してなる通信ケーブルは、ケーブル長手方向へ
の走水防止特性が優れていることから多用されている。
この種の通信ケーブルを製造する方法としては、複数の
絶縁心線を集合あるいは撚合してケーブルコアを形成し
てからシェリー状走水防止コンパウンドを絶縁心線相互
間の空隙に圧入充填する方法が一般的となっている。
この場合、シェリー状走水防止コンパウンドの粘度が低
い方が絶縁心線相互間の空隙に圧入充填しやすいため、
70〜100℃に加熱して低粘度化したシェリー状の走
水防止コンパウンドを圧入充填している。
しかしながら、高温で圧入充填したシェリー状走水防止
コンパウンドは周囲温度付近に冷却されるに従い体積が
収縮し、走水通路となる空隙部を生じる。特に、大サイ
ズ(100対以上)の通信ケーブルでは大きな寸法の空
隙部が生じやすい。
このような空隙部がケーブルコアの表面付近に生じると
、シースの損傷によって浸入した水はこの空隙部を通っ
てケーブル長手方向に走水してしまうことになる。
ケーブルコアの表面付近に生じた空隙部を介しての走水
現象を防止するために、シェリー状走水防止コンパウン
ドを充填したケーブルコアの外周に水膨潤性p末を塗布
あるいは含浸した上巻テープを施し、シースの損傷によ
って水が浸入した場合は、水膨潤性粉末が吸水して急速
に膨潤するようにした通信ケーブルが提案されている。
しかしながら、ケーブルコアの外周に直接水膨潤層を形
成した構造では、シェリー状走水防止コンパウンドが水
膨潤層に浸透してしまい、水が浸入した場合に水膨潤層
が膨潤しなくなるため実用化されていない。
本発明は上記した事情に基いてなされたものであって、
シェリー状走水防止コンパウンドの充填後の体積収縮に
よって生ずる空隙部、特にケーブルコア付近の空隙部を
介しての走水現象を防止できる通信ケーブルの提供を目
的とするものである。
本発明の特徴とするところは、シェリー状走水防止コン
パウンドが充填されたケーブルコアの外周に、シェリー
状走水防止コン・(つ/ドの浸透を防止する遮断層、水
膨潤層、およびシースを順次設けて構成した点にある。
すなわち、遮断層を設けることによりシェリー状走水防
止コンパウンドが水膨潤層に浸透するのを防ぎ、これに
よってシースが損傷したとき浸入してきた水を水膨潤層
が吸収して急速に膨潤できるようにし、ケーブル長手方
向への走水防止をは力・ると共に更に浸入しようとする
水をくいとめるようにしたものである。
本発明におけるシェリー状走水防止コン/(ランドとし
ては、石油ゼリーに炭化水素を混合したものがあり、必
要に応じて酸化防止剤などを配合したものでもよい。
シェリー状走水防止コン・(ランドの浸透を防止する遮
断層を形成する材料としては、ポリエチレン、ボリグロ
ピレン、あるいはポリエステル等のプラスチック材料が
あげられ、製造能率の点からこれらのプラスチック材料
のテープ状体を巻回して遮断層を形成するのが好ましい
水膨潤層を形成する材料としてはカルボキシルメチルセ
ルローズまたはこれの金属塩、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリビニルメチ
ルエーテル、あるいはマレイン酸の共重合体等があげら
れ、これらの材料の粉状体、溶剤等に溶かして成形した
テープ状体、あるいは不織布等の布テープに塗布または
含浸した状態等において遮断層の外周に施されることに
なる。
シースとしてはポリエチレンまたは塩化ビニル等のプラ
スチックを押出成形したもの、あるいはプラスチックテ
ープと金属テープをラミネートしたテープを縦添成形し
た周上にポリエチレンまたは塩化ビニル等のプラスチッ
クを押出成形したものがある。
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図において、1は絶縁心線であり、絶縁心線1相瓦間の
空隙にはシェリー状走水防止コンパウンド2が充填され
てケーブルコア6が形成されている。
4はケーブルコア3の外周に設けられた遮断層、5は遮
断層4の外周に設けられた水膨潤層、6は水膨潤層5の
外周に設けられたシースである。
かかる構成において、シェリー状走水防止コンパウンド
2は遮断層4の存在によりケーブルコア3の外部には浸
透しないことになり、水膨潤層5は長期間にわたって吸
水膨潤機能を保たれることになる。このため、水膨潤層
5はシース6が損傷を受けだ場合に浸入してきた水を吸
収し、急速に体積が膨潤してダムを形成し、ケーブル長
手方向への走水を防止すると共に、更に浸入しようとす
る水をくいとめる作用をする。
遮断層4はシェリー状走水防止コンパウンド2の浸透を
阻止するものであればどんな材料でもよいが、価格およ
び製造能率を考慮すればプラスチックテープを縦添えあ
るいは横巻して形成するのが好ましい。
水膨潤層5を形成する手段としては、 布する、 (2)水膨潤性材料を溶剤に溶かしてテープ状体とし、
これを遮断層4の外周に縦添えあるいは横巻する、 (3)水膨潤性材料の粉状体を不織布等の布に塗布ある
いは含浸させ、これを遮断層4の外周に縦添えあるいは
横巻する、 といつだものがあげられるが、製造上の容易性を考慮す
ると上記(3)が好ましい。
また、製造能率および製造上の容易性を考慮すると、遮
断層4と水膨潤層5とは双方を一体化した複合テープを
ケーブルコア6の周上に縦添えあるいは横巻して形成す
るのが好ましい。この場合使用される複合テープとして
は、グラスチックテープの片面に水膨潤性材料を塗布し
たもの、または水膨潤性材料を塗布あるいは含浸した布
テープの片面にプラスチック薄膜のコーティングを施し
たものがあげられる。
なお、水膨潤性材料のテープ状体は機械的強度が十分で
なく、また布に塗布あるいは含浸させた水膨潤性材料は
飛散しやすいことから、ケーブルコア6の外周に巻回す
る手段としては横巻よしも縦添えによることが好ましい
以上説明してきた通り、本発明はシェリー状走水防止コ
ンパウンドが充填されたケーブルコアの外周に、遮断層
を介して水膨潤層を設けたことを特徴とするものであり
、水膨潤層は初期の状態を長期間維持でき、浸入してき
た水を吸収して膨張することによりダムを形成できるの
で十分な走水防止機能を有することになる。
従って、シェリー状走水防止コン・(ランドの体積収縮
によってケーブルコアとシース間に空隙が生じても、こ
の空隙を介しての走水現象を防止できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例の説明図である。 に絶縁心線、2ニジエリ−状走水防止コンノくランド、
6:ケーブルコア、4:遮断層、5;水膨潤層、6:シ
ース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 絶縁心線相互間の空隙にシェリー状走水防止コン
    パウンドが充填されているケーブルコアと、このケーブ
    ルコアの外周に設けられ、上記シェリー状走水防止コン
    パウンドの浸透を防止する遮断層と、この遮断層の外周
    に設けられ水を吸収して膨潤する水膨潤層と、この水膨
    潤層の外周に設けられたシースとにより構成したこと番
    特徴とする走水防止型通信ケーブル。 2 上記遮断層はプラスチックテープの巻回により構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の走水
    防止型通信ケーブル。 6、上記水膨潤層は水膨潤性材料の粉状体により構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の走水防止型通信ケーブル。 4、上記水膨潤層は水膨潤性材料を成形したテープ状体
    の巻回により構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の走水防止型通信ケーブル。 5、上記水膨潤層は水膨潤性材料を塗布あるいは含浸し
    た布テープの巻回によシ構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の走水防止型通信ケ
    ーブル。 6、上記遮断層および上記水膨潤層は双方を一体化した
    複合テープの巻回により構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の走水防止型通信ケーブル。 Z 上記複合テープはグラスチックテープの片面に水膨
    潤性材料を塗布成形したものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項記載の走水防止型通信ケーブル。 8、上記複合テープは水膨潤性材料を塗布あるいは含浸
    した布テープの片面にプラスチック薄膜を成形したもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の走
    水防止型通信ケーブル。
JP56104901A 1981-07-03 1981-07-03 走水防止型通信ケ−ブル Pending JPS587712A (ja)

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Cited By (4)

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JPS5615699U (ja) * 1979-07-09 1981-02-10

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