JPH01207377A - 止水テープ - Google Patents

止水テープ

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JPH01207377A
JPH01207377A JP63033218A JP3321888A JPH01207377A JP H01207377 A JPH01207377 A JP H01207377A JP 63033218 A JP63033218 A JP 63033218A JP 3321888 A JP3321888 A JP 3321888A JP H01207377 A JPH01207377 A JP H01207377A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
absorbing
tape
swelling
binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP63033218A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Fukuma
福間 真澄
Nobuhiro Akasaka
伸宏 赤坂
Yukio Sakuraba
桜場 幸雄
Masanari Umeda
政成 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP63033218A priority Critical patent/JPH01207377A/ja
Publication of JPH01207377A publication Critical patent/JPH01207377A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、止水テープに関するものである。
〔従来の技術〕
止水テープは、通信ケーブル内の止水等の各種の用途に
用いられている。最近では、光ファイバが、通信に用い
られるようになってきており、この光フアイバケーブル
の止水用としても注目を集めてきている。一般に光フア
イバケーブルにおいてはケーブルの障害のほとんどはケ
ーブル内への浸水によるものであり、光フアイバ強度の
劣化。
凍結による伝送特性の劣化等の悪現象をもたらす。この
ため、光フアイバケーブル内に光ファイバと共に吸水膨
潤物質を備えた止水テープを配設することが行われてい
る。上記止水テープとしては、例えば、プラスチックフ
ィルム等の表面および裏面に、ポリアクリル酸塩架橋体
等の高分子電解質の吸水膨潤物質の粉末を含有させたパ
ルプ繊維等からなる吸水層を形成したものが挙げられる
この止水テープは、上記ポリアクリル酸塩架橋体が優れ
た吸水膨潤性を奏するため、光フアイバケーブル内にお
ける浸水時にケーブル内に侵入した水と接触して膨潤す
ることにより浸水個所を塞ぎ、優れた止水作用を発揮す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記止水テープは、その保管時における
吸湿により相互に付着するという難点を有している。す
なわち、上記止水テープは、ボビンの外周に巻回されて
保管されるものであるが、梅雨時において、吸湿し相互
に付着するため、ボビンから引き出し光ファイバと共に
組み合わせて吸水ケーブル内に連続的に配挿する際、ボ
ビン上における相互の付着により切断する等の不都合を
生じ、施工性に問題がある。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、保管
時に吸湿して相互付着することのない止水テープの提供
をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の止水テープは、
フィルム状柔軟基材の少なくとも一面に、スチレン・ブ
タジエン・スチレン樹脂および水素添加型スチレン・ブ
タジエン・スチレン樹脂の少なくとも一方の成分からな
るバインダによって吸水膨潤物質を固着した吸水・膨潤
物質層が形成されているという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この止水テープは、上記のように吸水膨潤物
質層に使用するバインダとして特殊な樹脂材料を使用し
ているため、吸水膨潤物質層表面の摩擦係数が小さくな
り、梅雨時等の高温雰囲気下においても、吸水膨潤物質
層の相互付着を生起することがない。
この発明の止水テープは、フィルム状柔軟基材と吸水膨
潤物質とバインダとを用いて構成される。
上記フィルム状柔軟基材としては、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、ポリエチレンフィルム、塩化ビニル
樹脂フィルム等のプラスチックフィルムが挙げられる。
しかしながら、柔軟性を有していれば、アルミ箔等の金
属箔を用いても差支えはない。特に、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムを使用すると好結果が得られるよう
になる。
吸水膨潤物質層に使用する吸水膨潤物質としては、澱粉
、アクリロニトリルグラフト重合体の加水分解物、澱粉
−アクリロニトリル酸グラフト重合体の中和物、酢酸ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体の加水分解物または
これらの架橋体もしくはアクリルアミド共重合体の加水
分解物またはこれらの架橋体、ボアクリル酸塩架橋体、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合物架橋体があげら
れる。これらは単独で用いてもよいし、併用しても差し
支えはない。特に、ポリアクリル酸塩架橋体は優れた膨
潤性能を有し止水用途に汎用される。このような吸水膨
潤物質は、通常粉末状で使用される。
そして、上記吸水膨潤物質は、それ自体上記フィルム状
柔軟基材に対する接着性を有しないため、バインダを用
いて固められ、吸水膨潤物質層化される。この際、上記
吸水膨潤物質とバインダとの相互の使用割合は、バイン
ダ100重量部(以下r部」と略す)に対して吸水膨潤
物質が100〜500部になるように設定することが好
結果をもたらす。
この発明は、上記バインダとして、スチレン・ブタジエ
ン・スチレン樹脂(SBS)、水素添加型スチレン・ブ
タジエン・スチレン樹脂(SEBS)の特殊な熱可塑性
樹脂材料を使用する。このような特殊な樹脂材料をバイ
ンダとして使用することにより、吸水膨潤物質層の吸水
特性を損なうことなく、その表面摩擦係数を低くでき、
高湿度雰囲気下における止水テープ相互の付着を防止し
うるようになる。これが、この発明の最大の特徴である
そして、上記のようにバインダを用いて吸水膨潤物質を
固定する際、上記吸水膨潤物質を、粒径50μm以下の
粉末粒子状にして使用することが好ましい。このように
することにより、吸水膨潤物質層の表面摩擦係数が一層
小さくなり、例えば、光フアイバ4本を横1列に並べた
構造のテープ心線と止水テープとを光フアイバケーブル
内に併置するような構造において、光ファイバと止水テ
ープがこすれる部分で光ファイバに加わる力が小さくな
り、伝送損失の増加などの問題が発生しにく く なる
なお、上記吸水膨潤物X層にガラス!!im粉末。
セラミック粉末、炭化ケイ素粉末、窒化ケイ素粉末のよ
うな無機系硬質充填材や、ポリエチレン。
ポリプロピレン等のポリオレフィンや、シリコーン樹脂
、フッ素樹脂等の疎水性樹脂粉末からなる有機系充填材
を分散含有させ一層吸水膨潤物質層の表面摩擦係数を小
さくするようにしてもよい。
この場合、これら充填材は、ハンイダ100部に対して
5〜100部の割合で使用することが好適である。さら
に、上記吸水膨潤物質層の表面を吸湿時に粘着性を有さ
す、しかも水溶性の、ポリエチレンオキサイド、ポリエ
チレンイミン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体およ
び水溶性ナイロン等の水溶性樹脂からなる皮膜で被覆す
るようにしてもよい。このように水溶性樹脂皮膜で被覆
する場合には、梅雨時等の高湿度雰囲気下において水溶
性樹脂皮膜の作用により、吸水膨潤物質層の吸湿による
相互付着が防止され、また、実際の止水時には水溶性樹
脂が水と接触して溶け、吸水膨潤物質層が吸水膨潤して
止水作用を発揮するようになる。したがって、水溶性樹
脂皮膜により、止水テープの相互付着が一層防止される
ようになる。
この発明の止水テープは、上記の各原料を用い、つぎの
ようにして製造することができる。すなわち、前記吸水
膨潤物質と、上記バインダと、必要に応じて用いられる
その他の添加剤とを粉体混合等によって混合し、これを
有機溶剤に溶解2分散させ、このン容ン夜をポリエチレ
ンテレフタレートフィルム等のフィルム状柔軟基材の一
面または両面に直接コーティングすることによって、吸
水膨潤物質層を形成するということにより製造すること
ができる。このようにして得られた止水テープを第1図
に示す。図において、■はフィルム状柔軟基材、2は吸
水膨潤物質層である。
このようにして得られた止水テープは、光フアイバケー
ブルに使用される他、それ以外の通信ケーブル等の止水
用に使用される。しかしながら、光フアイバケーブル用
に使用するときには、第1図に示すフィルム用柔軟基材
1として、厚みが100μm程度のものを用い、それに
設ける吸水膨潤物質層2の厚みを50μm程度に設定す
ることが効果の点で好ましい。
このようにして得られた止水テープは、ボビン等の外周
に巻回されて保管される際、周囲が高湿度雰囲気になっ
ても相互に付着することがない。
したがって、施工性が良好である。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1,2、比較例〕 吸水膨潤物質として、後記の第1表に示す材料を用いる
と共に、バインダとして後記の第1表に示す材料を用い
、両材料を同表に示す割合で混合し、炭化水素系有機溶
剤に溶解した。これをポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(肉厚約100μm)の両面に塗布し乾燥させ、厚
み約50μmの吸水膨潤物質層を形成した。
このようにして得られた止水テープの吸水膨潤物質層の
吸水倍率を求め、後記の第1表に示すとともに、水溶性
樹脂皮膜で被覆された状態の吸水膨潤物質層の光フアイ
バテープ心線用樹脂との静摩擦係数および止水テープ相
互の粘着力を調べ後記の第1表に示した。
(以下余白) また、上記のようにして得られた止水テープにおける吸
水膨潤物質層の吸湿率を、上記止水テープを相対湿度5
0,60,70,80.90RH%の雰囲気に24時間
入れて調べ、その結果を後記の第2図に示すとともに、
摩擦係数を調べて第3図に示した。これらの図において
、曲線A、  Bは実施例1,2における吸湿率曲線で
あり、曲線りは比較例のそれを示している。
上記の第1表および第2図、第3図から明らかなように
、実施例は比較例に比べて、吸水倍率および吸湿率は同
程度であるが、高湿度雰囲気下における粘着力および摩
擦係数が比較例に比べて大幅に低くなっており、梅雨時
等の高湿度雰囲気下においても相互付着を殆ど生じない
ことがわかる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明の上水テープは、吸水膨潤物質層
のバインダとして、上記のような特殊な樹脂材料を用い
ているため、保管中において周囲が高湿度雰囲気になっ
ても相互付着を生じることがない。したがって、例えば
ボビンの外周面に巻回して保管し、必要に応じて引き出
し、光ファイバ等と組み合わせて光フアイバケーブル内
に連続配挿する際、テープの相互付着による切断等を生
じず、施工性が極めてよ(なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成図、第2図は止水テ
ープの湿度吸湿率線図、第3図はその相対湿度−摩擦係
数特性曲線図、第4図は静摩擦係数測定説明図、第5図
は粘着力測定説明図である。 1・・・フィルム状柔軟基材 2・・・吸水膨潤物質層
特許出願人  住友電気工業株式会社 東海ゴム工業株式会社 代理人  弁理士  西 藤 征 彦 第1図 1BJj、’1LtJ (0/。) JB 77 :iJ (’10) 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム状柔軟基材の少なくとも一面に、スチレ
    ン・ブタジエン・スチレン樹脂および水素添加型スチレ
    ン・ブタジエン・スチレン樹脂の少なくとも一方の成分
    からなるバインダによつて吸水膨潤物質を固着した吸水
    膨潤物質層が形成されていることを特徴とする止水テー
    プ。
JP63033218A 1988-02-15 1988-02-15 止水テープ Pending JPH01207377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03166286A (ja) * 1989-11-24 1991-07-18 Nisshin Kogyo Kk 弾性シール材組成物
JP2007304347A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバケーブル

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5599986A (en) * 1979-01-25 1980-07-30 Dainichi Seika Kogyo Kk Method of preventing the leakage and immersion of water
JPS60197784A (ja) * 1984-03-19 1985-10-07 Sumitomo Chem Co Ltd 水膨潤性組成物および止水性成形物
JPH01129087A (ja) * 1987-11-16 1989-05-22 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 止水テープ

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