JPH09297248A - 止水用材料 - Google Patents

止水用材料

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JPH09297248A
JPH09297248A JP8134347A JP13434796A JPH09297248A JP H09297248 A JPH09297248 A JP H09297248A JP 8134347 A JP8134347 A JP 8134347A JP 13434796 A JP13434796 A JP 13434796A JP H09297248 A JPH09297248 A JP H09297248A
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Motohiko Wakabayashi
元彦 若林
Naoki Okada
直樹 岡田
Fukuo Emori
福雄 江森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水性被膜の剥がれが生じなくて、巻き付け
作業性の優れた止水用材料を提供する。 【解決手段】 支持基材3と吸水性被膜4からなる止水
用材料6において、支持基材3としてプラスチックフィ
ルム1と不織布2をラミネートしたものを用い、且つ、
吸水性被膜4が特定の粒径(5〜200μm)の吸水性
樹脂を含んでいる。そして、吸水性被膜4は支持基材3
の不織布面に形成されていて、厚みが500μm以下で
且つ剛軟度が60〜170mmのシート又はテープ状で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は止水用材料に関す
る。さらに詳しくは、光ファイバーケーブル内や電線ケ
ーブル内への水の流入を防止するのに有用な止水用材料
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバーケーブルや電線ケー
ブルは地下に埋設されるケースが増加しており、高い水
走り防止性能が要求されている。これらケーブル内の水
走りを防止する止水用材料として、特開平5−1562
34号公報では、不織布やプラスチックシートの支持基
材上に加水分解性シリル基を有する樹脂、吸水性樹脂及
び必要により他の被膜形成性樹脂からなる吸水性被膜が
形成されてなる止水用材料を開示している。
【0003】この公報記載の止水用材料は、水と接触す
ると、 加水分解性シリル基の作用により、吸水性被膜表面に
ひび割れが生じて水が被膜内部に浸入し、 吸水性樹脂が迅速に吸水膨潤し、 吸水膨潤した樹脂がひび割れした被膜の外へ脱離し
て、 例えば、光ファイバ−ケーブルの場合で言えば、ケ−
ブル外被と光ファイバ−との間の間隙を塞ぐ等、吸水膨
潤した樹脂の作用により速やかに止水するという、ユニ
ークとも言える作用機構による止水効果を有するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の止水用材料では、 (1)支持基材としてプラスチックシートを用いたもの
は、吸水性被膜がプラスチックシートから剥がれたり、
一部脱落しやすいという問題があった。 (2)一方、支持基材として不織布を用いたものは、光
ファイバーケーブルや電線ケーブルのスロット型スペー
サー等に巻き付ける作業において、腰が弱いため、作業
性が悪く、さらに巻き付けられたテープがスロット内に
凹面状に落ち込んで、光ファイバーに接触してトラブル
が発生するという問題があった。特に吸水被膜が湿気に
より吸湿したりすると、より腰が弱くなり、この様な問
題が発生しやすかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ケーブル
の細径化、止水用材料の1パット当りの長さの確保等の
為には、止水用材料の厚みをより薄くする要求があるこ
とも前提として、上記(1)、(2)の問題点が改善さ
れた止水用材料を得るべく鋭意検討した結果、本発明に
到達した。即ち本発明は、「厚さ10〜100μmの
プラスチックフィルムと、目付量5〜100g/m2
不織布がラミネートされてなる支持基材(1)の不織布
面に、被膜形成性樹脂(A)及び粒径5〜200μmの
粒子状の吸水性樹脂(B)からなる吸水性被膜(2)が
形成されてなり、厚みが500μm以下であり、剛
軟度が60〜170mmであり、シート又はテープ状
であることを特徴とする止水用材料」;並びに、「この
止水用材料が、ケ−ブル外被と光ファイバ−との間に、
プラスチックフィルム面がケーブル外被側となるように
巻き付けられてなる光ファイバ−ケーブル」である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、該支持基材
(1)に用いられるプラスチックフィルムは特に限定さ
れず、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレン
フィルム、ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム、ナイロンフィルム及び「プラスチックフィルム」
(昭和41年12月15日、日刊工業新聞社発行)のP
1〜5に記載されたもの、及びこれらプラスチックフィ
ルム同士ラミネートしたものが挙げられる。好ましいも
のは、100℃以上の熱変形温度を有する合成樹脂で形
成されたものであり、例えばポリプロピレンフィルム及
びポリエステルフィルムが挙げられる。ここで、熱変形
温度の測定方法は、JIS−K6745に記載されてい
る方法である。
【0007】100℃以上の熱変形温度を有する合成樹
脂で形成されたフィルムを支持基材に用いることによ
り、止水用材料をスロット型スペーサーに巻き付けた
後、その外側に溶融されたポリエチレン樹脂を流して外
被を作る際、プラスチックフィルムが熱変形を起こすこ
とが抑制されるため、スロット内に凹面状に落ち込むこ
とがなく、光ファイバーに接触するというトラブルの発
生が抑制される。プラスチックフィルムの厚さは、通常
10〜100μm、好ましくは、20〜60μmであ
る。10μmより薄いと、止水用材料の腰の強度(剛軟
度)が不十分となり、作業性が悪く、さらにスロット内
に落ち込みやすい。一方100μmより厚いと、腰の強
度が大きすぎて作業性が悪くなる。プラスチックフィル
ムの少なくとも片面(不織布とラミネートする面)は、
接着性を良くするために、コロナ処理等により、平滑性
を乱した方が好ましい。
【0008】該支持基材(1)に用いられる不織布の材
質としては、生分解のしない合成繊維、例えば、ポリエ
ステル系合成繊維、ポリプロピレン系合成繊維、アクリ
ル系合成繊維など及びこれらの混繊維が挙げられる。又
不織布の製造方法は特に限定しないが、薄手の不織布が
得られる方法が好ましく、例えばスパンボンド法やメル
トブロー法が挙げられる。不織布の目付量は5〜100
g/m2であり、好ましくは15〜60g/m2である。
5g/m2より少ないと、吸水性被膜との接着性が悪
い。一方、100g/m2より多いと、得られた止水用
材料の厚みが大きくなり、作業性が悪くなる。
【0009】プラスチックフィルムと不織布をラミネー
トする方法は特に限定はなく、通常の方法でよい。例え
ば、グラビアコーターを用いてドライラミネート用接着
剤をプラスチックフィルムの上に塗布し、不織布を重ね
て乾燥させる方法などがある。
【0010】本発明において、吸水性被膜(2)の成分
である被膜形成性樹脂(A)及び吸水性樹脂(B)は、
何れも特開平5−156234号公報記載のものと同様
のものを使用できる。即ち、被膜形成性樹脂(A)とし
ては、シリル基を有する樹脂(A1)単独で用いるか、
又は(A1)と他の被膜形成性樹脂(A2)を併用する
ことが好ましい。シリル基を有する樹脂(A1)として
は、例えば、シリル基を有するビニル系樹脂(A1−
1)、シリル基を有するウレタン樹脂(A1−2)及び
これらの結合したものが挙げられる。これらは併用して
もよい。
【0011】加水分解性シリル基を有するビニル系樹脂
(A1−1)としては、例えば、アルコキシシリル基を
有するビニル系単量体(イ)とその他のビニル系単量体
(ロ)との共重合体が挙げられる。アルコキシシリル基
を有するビニル系単量体(イ)としては、例えばアルコ
キシシリル基を有するビニルシラン;アルコキシシリル
基を有する(メタ)アクリロキシアルキルシランなど特
開平5−156234号公報記載のものが挙げられる。
【0012】その他のビニル系単量体(ロ)としては、
例えば、 (1)(メタ)アクリル酸アルキルエステル(アルキル
基の炭素数1〜20); (2)芳香族ビニル系単量体; (3)ハロゲン化ビニル系単量体; (4)アルキルまたはシクロアルキルビニルエーテル; (5)ビニルエステル; (6)ニトリル基含有ビニル系単量体; (7)アミド基含有ビニル系単量体; (8)エポキシ基含有ビニル系単量体; (9)ふっ素置換アルキル基を有するビニル系単量体; (10)ポリジメチルシロキサン基含有ビニル系単量
体; (11)不飽和モノまたはポリカルボン酸類; (12)脂肪族または芳香族ビニルスルホン酸; (13)(メタ)アクリルスルホン酸; (14)ポリオキシエチレン基含有ビニル系単量体等特
開平5−156234号公報記載のものが挙げられる。
【0013】これらその他のビニル系単量体(ロ)とし
て例示したもののうち好ましいものは、アニオン性もし
くは非イオン性親水基含有ビニル系単量体[上記(1
1)〜(14)]、特にポリオキシエチレン基含有ビニ
ル系単量体(14)である。その他のビニル系単量体
(ロ)は二種以上併用してもよい。シリル基を有するビ
ニル系樹脂(A1−1)を構成する(イ)と(ロ)の割
合は、(イ)は、通常0.01〜60重量%、好ましく
は、0.5〜30重量%、(ロ)は、通常40〜99.
99重量%、好ましくは、70〜99.5重量%であ
る。(イ)が0.01重量%未満であると樹脂組成物の
塗工性が不良となりまた被膜の吸水速度が小さくなり、
60重量%を越えると被膜の吸水速度が小さくなり実用
化に耐えなくなる。
【0014】加水分解性シリル基を有するウレタン樹脂
(A1−2)としては、例えば、ポリイソシアネートと
ポリオール成分(好ましくは、ポリオキシエチレン鎖を
有する親水性ポリオールを含有するポリオール成分)を
反応して生成するNCO末端プレポリマーにγ−アミノ
プロピルトリメトキシシランを反応させたものや、同様
のものを反応して生成するOH末端プレポリマーにγ−
イソシアネートプロピルトリエトキシシランを反応させ
たもの等特開平5−156234号公報記載のものが挙
げられる。これらの加水分解性シリル基を有する樹脂
(A1)の分子量は特に制限されないが、通常1,00
0〜100,000、好ましくは3,000〜60,0
00である。(A1)は大気中に暴露されると常温で網
状組織を形成し、硬化する。
【0015】吸水性樹脂(B)としては、特開平5−1
56234号公報記載の下記〜と同様のものが使用
でき、これらは2種以上併用してもよい。 デンプンもしくはセルロース(a)と、カルボキシル
基やスルホン酸基を有する水溶性単量体もしくは加水分
解により水溶性となる単量体から選ばれる1種以上の単
量体(b)と、架橋剤(c)とを必須成分として重合さ
せ、必要により加水分解を行うことにより得られる吸水
性樹脂。 (a)と(b)とを重合させ、加水分解したもの (a)の架橋物 (b)と(c)との共重合体を必要により加水分解し
たもの (b)のうち自己架橋性を有するものの重合物
【0016】これら(B)として例示した吸水性樹脂の
うち、好ましいものは、、並びにのうち、架橋ポリ
アクリルアミドの部分加水分解物、架橋されたアクリル
酸−アクリルアミド共重合体、架橋されたポリアクリル
酸(塩)、架橋されたアクリル酸−アクリル酸エステル
共重合体、架橋されたイソブチレン−無水マレイン酸共
重合体、および架橋されたカルボン酸変性ポリビニルア
ルコールである。吸水性樹脂(B)は通常粒状であり、
その粒径は、通常5〜200μm、好ましくは10〜1
00μmである。5μmより小さいと、吸水表面が上が
るが細かすぎてままこが生じやすく吸水スピードが低下
する。一方200μmより大きいと、吸水面が下がり吸
水スピードが低下し、さらに塗料化したときの沈降が大
きく均一に塗布することが難しくなる。吸水性樹脂
(B)の純水に対する吸水性能は、通常50ml/g以
上、好ましくは100〜1,000ml/gである。
【0017】他の被膜形成性樹脂(A2)としては塗
料、コーティング材として一般に用いられている各種の
樹脂が挙げられる。たとえば、ラッカー系、アクリルラ
ッカー系、熱硬化アクリル系、アルキッド系、メラミン
系、エポキシ系、ウレタン系、エステル系、シリコン
系、フッソ系などの樹脂が挙げられる。これら他の被膜
形成性樹脂(A2)を用いる場合、好ましいものはウレ
タン系樹脂およびアクリル系樹脂である。
【0018】該吸水性被膜中には、直径が30μm以下
で、長さが0.2〜5mmの繊維状物質を0.1〜5重
量%含むことが好ましい。繊維状物質の直径が30μm
を越えるもの、長さが5mmを越えるもの、又は添加量
が5重量%を越えるものは、吸水性被膜を作るときの塗
工性が悪くなる。一方、長さが0.2mmより短いか、
又は添加量が0.1重量%より少ないと、吸水速度の向
上及び水走り防止の効果が不十分である。繊維状物質を
用いると、次の2つの効果が得られる。 繊維状物質の毛細管現象により、吸水速度が上がる。 吸水後、吸水膨潤した樹脂が、例えば、光ファイバー
ケーブルの場合で言うと、ケーブル外被と光ファイバー
との間の間隙を塞ぎ水走りを防止するが、この時、繊維
状物質が狭い間隙に詰まり、障害物となるので、水走り
防止の効果を大きくしてくれる。
【0019】特に前記の加水分解性シリル基を有する樹
脂(A1)を被膜形成性樹脂(A)用に用いた吸水性被
膜の場合は、水が浸入したときに迅速に吸水膨潤し、膨
潤した吸水性樹脂が脱落し易い吸水性被膜であるため、
さらにこの繊維状物質を入れることにより、脱落が迅速
であるとともに、脱落したものが間隙を通して流れてい
くのを防いでくれる相乗効果がある。
【0020】ここで、この繊維状物質の種類は、特に制
限はなく、合成もしくは天然の有機繊維や無機繊維が挙
げられるが、比重が低く、微生物分解されにくく、耐熱
性が良好な点で、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエス
テルなどの合成繊維が好ましい。さらに、該吸水性被膜
中には、必要により各種添加剤(界面活性剤、浸透剤、
シリル基の加水分解触媒など)を含有していてもよい。
【0021】本発明において、該吸水性被膜(2)中の
各成分の割合は重量基準で以下の通りである。 通常 好ましくは 被膜形成性樹脂 (A) 0.1〜50 部 ( 0.5〜30 部 ) 吸水性樹脂 (B) 5 〜99.9部 (10 〜80 部 ) 界面活性剤 0 〜 5 部 繊維状物質 0 〜 5 部 ( 0.1〜 5 部 ) その他添加剤 0 〜40 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100 部 (A)が0.1未満であると塗工時の被膜形成性が不十
分となり、50を越えると被膜の吸水性が低くなる。
(A)として(A1)を単独で使用する場合は、0.1
〜30部であることが好ましく、(A1)と(A2)を
併用する場合は、(A1)が0.1〜30部、(A2)
が20部以下であることが好ましい。
【0022】本発明の止水用材料の製法を例示すると、
予めプラスチックフィルムと不織布をラミネートして、
支持基材(1)を得る。次に被膜形成性樹脂(A)、吸
水性樹脂(B)、界面活性剤、繊維状物質、その他添加
剤を含有する塗料を支持基材(1)の不織布面上、又は
不織布面上とプラスチックフィルム面上の両面に塗布し
て硬化させることにより本発明の止水用材料が得られ
る。塗料の製法としては、特開平5−156234号公
報記載の製法と同様の製法が使える。例えば、上記各成
分に適当な溶剤を加えて通常の撹拌混合またはボールミ
ル等の混合装置を用いて分散、混合し、さらにシリル基
含有樹脂(A1)を用いた場合は、必要により(A1)
の加水分解性シリル基を互いに架橋させることにより得
られる。この架橋の方法としては特開平5−15623
4号公報記載と同様の方法がある。
【0023】支持基材(1)上に上記塗料を塗布する方
法としては、特開平5−156234号公報記載の方法
と同様の方法が使える。例えば、塗料を必要により適当
な溶剤で希釈して粘度を調整し、ブレードコーター、ロ
ールコーター、グラビアコーターなど任意の塗布手段に
より、支持基材の不織布面に約5〜200g/m2(固
形分)の割合で塗布する。必要により、支持基材のプラ
スチックフィルム面にも上記塗料を塗布してもよい。こ
の場合のプラスチックフィルム面の塗布量は30g/m
2以下が好ましい。30g/m2を越えると、脱落しやす
くなる。
【0024】本発明の止水用材料は、シート又はテープ
状であり、光ファイバーケーブルに用いる場合は、スロ
ット型スペーサー等へ巻き付けて用いられるが、この時
の本発明の止水用材料の厚みは、通常500μm以下で
あり、好ましくは350μm以下である。500μmを
越えると、本発明の止水用材料が巻物の製品の場合、1
パット当たりの長さが短くなり、そのためテープの交換
が頻繁となり、本発明の止水用材料を機械巻きでスロッ
ト型スペーサー等に巻き付ける際の作業性が悪くなる。
さらにケーブルとして一般的に望まれている細径化や軽
量化とは反対の方向となり好ましくない。
【0025】又、巻き付け時の作業性の良し悪し、及び
スロット内への落ち込みの有無はシート又はテープの腰
の強さに影響される。このシート又はテープの腰の強さ
を数値化したものとして剛軟度がある(試験法について
は実施例の中に記載した)。本発明の止水用材料の剛軟
度は通常60〜170mmであり、好ましくは80〜1
40mmである。60mmより小さいと、テープの腰が
弱く巻き付け時にシワが生じ易くなる。一方170mm
より大きいと、テープの腰が強すぎて巻き付けにくくな
る。
【0026】本発明において、必要により、吸水性被膜
(2)の表面を布帛で被覆することができる。布帛は、
吸水性被膜が吸湿したときに被膜表面のべと付きを防止
するものであり、止水性材料の止水機能を妨げないよう
な適度な空隙があり、かつ微生物分解による水素ガス発
生がおこらないものでなければならない。この様な布帛
としては、合成繊維不織布、合成繊維織物等が挙げら
れ、合成繊維としては、ポリプロピレン、ナイロン、ポ
リエステルなどが使用でき、特に強度や価格の面からス
パンボンド法やメルトブロー法で製造された合成繊維長
繊維製不織布が好ましい。布帛の目付量は、通常5〜2
0g/m2、好ましくは、10〜15g/m2である。前
記のように、止水の作用機構が阻害されることなく、べ
と付きが抑制されるためにはこの範囲とする必要があ
る。5g/m2未満では、べと付き抑制効果が乏しく、
又強度が弱くて加工が難しい。20g/m2を超える
と、吸水膨潤した樹脂が布帛中の空隙から通過し難く、
止水性能が低下する。
【0027】本発明の止水用材料は、適当な巾のテープ
にして、スロット型スペーサー等に巻き付けて光ファイ
バーケーブル等に用いられるが、このときの巻き付け方
法は特に限定されないが、大きく分けてたて沿え巻きと
横巻きがあり、横巻きでは、例えば中心式テーピング
機、アーム式テーピング機、タンゼンシャル式テーピン
グ機等がある。本発明の止水用材料は、巻き付け時の作
業性が優れることが特徴の一つであるが、特にたて沿え
巻きのときに大きな効果が得られる。
【0028】本発明の止水用材料の一例を図面を用いて
更に説明する。図1は本発明の止水用材料の一例を示す
断面図である。プラスチックフィルム1と不織布2をラ
ミネートした支持基材3の不織布面に吸水性被膜4があ
る。
【0029】図2は本発明の止水用材料の一例を示す断
面図である。プラスチックフィルム1と不織布2をラミ
ネートした支持基材3の不織布面に吸水性被膜4があ
り、その表面を薄いカバー用不織布5で被覆されてい
る。一方支持基材のプラスチックフィルム面にも薄い吸
水性被膜4がある。
【0030】本発明の光ファイバーケーブルは、本発明
の止水用材料がケ−ブル外被と光ファイバ−との間に巻
き付けられてなるものであるが、以下その一例を示す図
面を用いて説明する。図3はスロットタイプの本発明の
水走り防止型光ファイバーケーブルの断面図である。こ
のケーブルは、中心部にコアとしてのテンションメンバ
ー9と、その周りに設けられたスロットを有するスロッ
ト型スペーサー10と、そのスロット内に敷設された光
ファイバー7と、スロット型スペーサー10の回りに設
けられた本発明の止水用材料6と、外被8よりなる。こ
の止水用材料6はテープ状で、吸水性被膜面を内側に向
けてスロット型スペーサー10の表面を覆うようにぐる
ぐる巻きつけられている。
【0031】ここで、吸水性被膜面を内側に向けて巻き
付けるのは、外被がひび割れ等が生じて水が進入した
際、吸水性被膜中の吸水性樹脂が速やかに吸水膨潤し、
被膜から脱落し、速やかにスロット内の間隙を埋めて水
走りを防止することができるようにするためである。な
お、大型の光ファイバーケーブルの場合は、図3に例示
したようなケーブルが更に複数の本数束となり、その外
側がテープ状の本発明の止水用材料で更にぐるぐる巻き
つけられ、且つケ−ブル外被で包まれた二重構造とすれ
ばよい。またこの場合、複数の本数の束のすき間にPP
製ヤーンを基材とし、この基材上に前記吸水性被膜が形
成された本発明の止水用材料を介在させてもよい。
【0032】
【作用】図1および図2に例示するような構成の本発明
の止水用材料は、優れた止水効果を阻害することなく、
作業時の問題及びスロット内への落ち込みによるトラブ
ルを改善したものである。即ち、本発明の止水用材料を
テープ状にして光ファイバーケーブルや電線ケーブルの
スロット型スペーサー等に巻き付ける作業において、テ
ープに適度な腰の強度があり、巻き付けやすく、シワに
なりにくい。また、支持基材の不織布面に吸水性被膜を
形成させているので、支持基材と吸水性被膜との接着性
が優れ、巻き付け作業時に吸水性被膜が一部剥がれた
り、脱落したりしない。又、テープに適度な腰の強度が
あるため、スロット型スペーサー等に巻き付けた後、テ
ープがスリット内の間隙に落ち込んで光ファイバーに接
触するというトラブルを防ぐことができる。
【0033】
【実施例】以下製造例、実施例及び比較例により本発明
を更に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。以下%は重量%を表す。 製造例 1 イソプロパノール100gを300mlの四つ口コルベ
ンに仕込み、攪拌しながら83℃に加熱した。メタクリ
ル酸2−ヒドロキシエチルのエチレンオキシド8モル付
加物80g,γ-メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン 1g,メタクリル酸メチル2−ヒドロキシエチ
ル19g,n−ラウリルメルカプタン 2g 及びアゾビ
スイソバレロニトリル(以下AIVNという)2gの混
合溶液を3時間かけて滴下した。2時間同温度で反応さ
せた後、AIVN:0.2gを追加して更に2時間反応
させた。この様にして共重合体のイソプロパノール50
%溶液(P1)を得た。
【0034】実施例1 ポリエステルフィルム(F1)[厚み25μm,コロナ
処理]と、ポリエステル不織布(N1)[40g/
2,商品名アクスターG2040,東レ(株)製]を
ラミネートして支持基材(1−1)を得た。次に、共重
合体のイソプロパノール50%溶液(P1)29.0
g,ジブチル錫ジラウレート1.0g,サンウェットI
M−5000MPS[三洋化成工業(株)製吸水性樹
脂,アクリル酸Na部分架橋型吸水性樹脂,平均粒径2
0〜50μm]60.0g,およびMEK10.0gを
配合し、70℃で3時間加熱混合して各塗料を得た。こ
れをバーコーターで支持基材(1−1)の不織布面に塗
布し、105℃で3分間乾燥して、固形分で50g/m
2の被膜を有する、全体の厚み230μmの試験サンプ
ルを得た。その物性試験結果を表1に示す(測定法は表
1に注記)。
【0035】実施例2 ポリプロピレンフィルム(F2)[厚み25μm,コロ
ナ処理]とポリエステル不織布(A)をラミネートして
支持基材(1−2)を得た。次に、共重合体のイソプロ
パノール50%溶液(P1)29.0g,ジブチル錫ジ
ラウレート1.0g,サンウェットIM−5000MP
S60.0g,ナイロンの短繊維(直径19μm、長さ
1mm)2.0gおよびMEK10.0gを配合し、7
0℃で3時間加熱混合して各塗料を得た。これをバーコ
ーターで支持基材(1−2)の不織布面に塗布し、その
表面に目付量12g/m2の不織布(N2)を貼り合わ
せ、105℃で3分間乾燥して固形分で100g/m2
の被膜を有する全体の厚み310μmの試験サンプルを
得た。その物性試験結果を表1に示す(測定法は表1に
注記)。
【0036】比較例1 支持基材(1−1)の替わりに、ポリエステル不織布
(N1)を支持基材に用いる以外は、実施例1と同様に
して厚み205μmの試験サンプルを得た。その物性試
験結果を表1に示す。
【0037】比較例2 支持基材(1−1)の替わりに、ポリエステルフィルム
(F1)を支持基材に用いる以外は、実施例1と同様に
して厚み130μmの試験サンプルを得た。その物性試
験結果を表1に示す。
【0038】実施例3 重合体(P1)の替わりにウレタン系塗料用樹脂(P
2)を用いる以外は、実施例1と同様にして厚み230
μmの試験サンプルを得た。その物性試験結果を表1に
示す。
【0039】比較例3 支持基材(1−1)の替わりに、ポリエステル不織布
(N1)を支持基材に用いる以外は、実施例3と同様に
して厚み205μmの試験サンプルを得た。その物性試
験結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】注1)樹脂及び不織布 ウレタン系塗料用樹脂(P2):ポリエステル系ウレタ
ン樹脂,商品名サンプレンIB−1700D,三洋化成
工業(株)製、 不織布(N2):ポリエステル長繊維不織布,スパンボ
ンド法,目付12g/m2,商品名マリックス9012
3WSO,ユニチカ(株)製
【0042】注2)測定法 1)吸水速度(sec):10cm×10cmの大きさ
に裁断した試験サンプルを塗布面を上向きにして水平な
台の上に置き、サンプルのほぼ中央部に上から1mlの
人工海水〔アクアマリン;八洲薬品(株)製〕をピペッ
トで垂らし、人工海水の全量が吸水されるまでの時間を
測定した。
【0043】2)吸水量:ナイロン製の網袋(250メ
ッシュ)の中に10cm×10cmの大きさに裁断した
試料片を入れ、これを袋ごと人工海水中に浸した。1時
間後に袋ごと空中に引き上げ、静置して重力で15分間
水切りしたのち、重量を測定して吸水量を求めた。(網
袋のみを用いて上記と同様の操作を行い、この分の重量
をブランクとして差し引いた)
【0044】3)剛軟度:長さ200mm,幅25mm
の大きさに裁断して試験片を5枚採取する。試験片を、
一端が45度の斜面を持ち、表面がなめらかな水平台の
上に短辺をスケールの基線にあわせて置く。試験片と同
じ大きさのおさえ板で試験片をおさえ、斜面の方向に約
10mm/secの速度ですべらせ、試験片の一端が斜
面と接したときの他端の位置をスケールで読む。剛軟度
は移動距離(mm)で示し、5枚の試験片の表および裏
を測定しその平均値をもって表す。[プラスチック実用
試験ハンドブッック(プラスチック標準試験法研究会
編)のP193に準ずる。]
【0045】4)作業性:4cm×100cmの大きさ
に裁断した試料片を、直径約1cmのスロット型スペー
サーに吸水性被膜が内側になるようにしてたて沿え巻
き、及び隙間ができないように約1cm重なるように横
巻きをし、そのときの作業性を調べた。 ○ : 巻き付け時の作業性が良好で、すぐに巻けた。 △ : 巻き付け時の作業性が少し悪く、少し時間を要
した。 × : 巻き付け時の作業性が悪く、かなり時間を要し
た。 5)剥離性:10cm×10cmの大きさに裁断した試
験サンプルを180度に折り曲げて、吸水性被膜の剥離
状態を調べた。 ○ : 剥離なし × : 剥離あり
【0046】
【発明の効果】
(1)本発明の止水用材料は、本来の優れた止水性能
(吸水速度・吸水量は非常に大きい)を阻害せずに、光
ファイバーケーブルや電線ケーブルのスロット型スペー
サー等に巻き付ける時の作業性を改良したものである。
従来の支持基材として不織布を用いたものは、腰が弱い
ため作業性が悪く、さらにテープがスロット内に落ち込
んで光ファイバーに接触するというトラブルがあった。
特に、吸水性被膜が湿気により吸湿したりすると、より
作業性が悪くなる。一方、支持基材としてプラスチック
フィルムを用いたものは、腰は強いが、巻き付けたとき
のしまり具合が悪く、吸水性被膜がプラスチックフィル
ムから剥がれやすいという問題がある。本発明の止水材
料は、これらの問題点を解決したものであり、本発明の
光ファイバーケーブル用の他、電線ケーブル用等の止水
用材料として有用である。
【0047】(2)本発明の止水材料を使用した本発明
の光ファイバーケーブルや、電線ケーブルは、上記のよ
うに作業性が優れているので、スペーサーに巻き付けら
れたテープはシワにならず、又重ね巻きをしたときのテ
ープ同士の重なり具合が一定となりやすく、従って止水
性能に優れ有用である。さらに巻き付けたテープがスロ
ット内に落ち込むことによるトラブルが解消されたもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の止水用材料の一実施例を示す断面図
である。
【図2】 本発明の止水用材料の一実施例を示す断面図
である。
【図3】 本発明の光ファイバーケーブルの一実施例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチックフィルム 2 支持基材用不織布 3 支持基材 4 吸水性被膜 5 カバー用不織布 6 止水用材料 7 光ファイバー 8 外被 9 テンションメンバー 10スロット型スペーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 正実 京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋 化成工業株式会社内 (72)発明者 若林 元彦 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 岡田 直樹 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 江森 福雄 東京都国分寺市日吉町1−9−31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ10〜100μmのプラスチック
    フィルムと、目付量5〜100g/m2の不織布がラミ
    ネートされてなる支持基材(1)の不織布面に、被膜形
    成性樹脂(A)及び粒径5〜200μmの粒子状の吸水
    性樹脂(B)からなる吸水性被膜(2)が形成されてな
    り、厚みが500μm以下であり、剛軟度が60〜
    170mmであり、シート又はテープ状であることを
    特徴とする止水用材料。
  2. 【請求項2】 該プラスチックフィルムが、100℃以
    上の熱変形温度を有する合成樹脂で形成されてなる請求
    項1記載の止水用材料。
  3. 【請求項3】 被膜形成性樹脂(A)が、加水分解性シ
    リル基を有する樹脂(A1)、又は(A1)と他の被膜
    形成性樹脂(A2)との併用である請求項1または2記
    載の止水用材料。
  4. 【請求項4】 該吸水性被膜(2)が、直径30μm以
    下、長さ0.2〜5mmの繊維状物質を0.1〜5重量
    %含んでなる請求項1〜3のいずれか記載の止水用材
    料。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載の止水用材
    料が、ケ−ブル外被と光ファイバ−との間に、プラスチ
    ックフィルム面がケーブル外被側となるように巻き付け
    られてなる光ファイバ−ケーブル。
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