JP2517379B2 - 走水防止用シ―ト - Google Patents

走水防止用シ―ト

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JP2517379B2
JP2517379B2 JP1001221A JP122189A JP2517379B2 JP 2517379 B2 JP2517379 B2 JP 2517379B2 JP 1001221 A JP1001221 A JP 1001221A JP 122189 A JP122189 A JP 122189A JP 2517379 B2 JP2517379 B2 JP 2517379B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は走水防止用シートに関し、更に詳しくは光通
信用ケーブルや電線ケーブルの走水防止に有用であるシ
ート又はテープに関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、電線ケーブルや光ファイバーケーブル等の通信
ケーブルは多量に使用され、近年は地下に埋設される傾
向が大となり、又、国際間の通信の為に海水中に設置さ
れている。この様に地下や海水中に施設される通信ケー
ブルは常に水によって包囲されている為に、その防水性
が極めて重要である。
従来、地下或いは海水中に施設した通信ケーブルのシ
ース等の被覆がヒビ割れやピンホール等の生成によって
破壊された場合には、水分が内部に浸水し、浸水した水
が内部の導線や光ファイバーに沿って走ることにより、
長い範囲にわたって通信ケーブルの機能が損われる。
この様な問題を解決する方法としては、通信ケーブル
内に水が走行するのを防止する為に、ケーブル内に水溶
性樹脂や水膨潤性樹脂の粉末を充填したり、導線に水膨
潤性テープを巻き付けておく方法が提案されている。
この様な方法によれば浸水した水はその部分で水膨潤
性樹脂等によって吸水され、且つ水膨潤性樹脂が吸水膨
脹することによって水の走行が抑えられ、通信ケーブル
の損傷部分を少なくすることが出来る。
しかしながら、長さが非常に長くしかも空隙が非常に
狭い通信ケーブル中に粉末の水膨潤性樹脂を均一に充填
するのは極めて困難であるので、水膨潤性のテープを芯
線束に巻き付ける方法が有力視されている。
この水膨潤性テープは、例えば、薄い不織布等のテー
プ基材に水膨潤性樹脂を含浸させたものや水膨潤性繊維
からなるストランド又はフィラメントを織り込んだもの
であるが、これらのものは吸水膨潤速度が遅く、走水距
離が長くなるという欠点がある。又、この様な欠点を解
決する為に水膨潤性樹脂をバインダーにより不織布の表
面に固着させる方法もあるが、この場合にはバインダー
の存在によって吸水膨脹速度が抑えられるという問題が
ある。更にいずれのものもケーブル内に存在する空隙を
完全に塞ぐには長時間がかかり、走水距離が長いという
点で不十分である。
従って、本発明の目的は以上の如き問題点を解決した
走水防止用シート、特に通信ケーブル走水防止性に優れ
た走水防止用シートを提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、
本発明は、織布又は不織布からなるシート上基材の少な
くとも一方の表面に、疎水性被膜形成材料からなる剥離
層及び水膨潤性樹脂層をこの順に形成し、該樹脂層が吸
水膨脹時に剥離層から剥離性にしたことを特徴とする走
水防止用シートである。
(作用) 織布又は不織布からなるシート状基材の少なくとも一
方の表面に剥離層を介して水膨潤性樹脂層を形成し、該
樹脂層を吸水膨脹時に基材上の剥離層から剥離性とする
ことによって、ケーブル内に浸水した水は水膨潤性樹脂
層に吸収され、樹脂層が膨潤するとともに、膨潤した樹
脂層が基材上の剥離層から剥離し、浸水した水の圧力に
よりケーブル内の空隙を目詰りさせ、直ちにケーブル内
の走水が防止される。
これに対して従来の水膨潤性シートの場合には、水膨
潤性樹脂層がシート状基材に固定されている為に、ケー
ブル内の空隙を完全に目詰りさせて塞ぐには長時間を要
し、その分だけ走水距離が長くなる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
本発明の走水防止用シートは、第1図示の様に、シー
ト状基材1の表面に剥離層5を介して水膨潤性樹脂層2
を形成し、該樹脂層を吸水膨脹時に基材上の剥離層から
剥離性とすることによって、第2図示の如くケーブル3
内に浸水した水(矢印)は水膨潤性樹脂層2に吸収さ
れ、該樹脂層2が膨潤するとともに、膨潤した樹脂層
2′が基材1上の剥離層5から剥離し、浸水した水の圧
力(矢印)によりケーブル3内の空隙4を目詰りさせ、
直ちにケーブル3内の走水が防止される様にしたことを
特徴としている。
本発明において使用するシート状基材1とは、紙や天
然繊維からなる織布、不織布、合成繊維からなる織布又
は不織布である。これらのシート状基材は、走水防止テ
ープ用とする為にはあまり厚手のものはよくなく、例え
ば、厚み0.01乃至1mm、好ましくは厚み0.02乃至0.3mm程
度のものである。
これらのシート状基材は幅広いものでもよいし、テー
プ状の如く幅の狭いものでもよく特に限定されない。
上記シート状基材は織布や不織布であるので多孔質の
材料であり、その表面に直接水膨潤性樹脂層を形成する
と、その一部が織布や不織布内に含浸され、水膨潤性樹
脂層の吸水膨潤時の剥離性が低下する恐れがある。そこ
で本発明では、第1図示の如く、形成する水膨潤性樹脂
層2とシート状基材1との間に剥離層5を形成する。
上記シート状基材1の少なくとも一方の表面に、剥離
層5を介して形成する水膨潤性樹脂層2は水膨潤性樹脂
を主剤として形成する。
本発明において使用する水膨潤性樹脂とは、親水性
基、例えば、カルボキシル基やスルホン酸基のアルカリ
金属塩又はアンモニウム塩或いは低級アミン塩の基、第
1、2、3級アミノ基、第4級アンモニウム基、ピリジ
ウム基等の酸塩、ヒドロキシル基、エーテル基等の基を
多数有する樹脂である。
この様な水膨潤性樹脂として有用なものは、例えば、
澱粉−ポリアクリル酸ナトリウムグラフト化物、澱粉−
ポリアクリロニトリルグラフト化物の鹸化物、セルロー
ス−ポリアクリル酸ナトリウムグラフト化物、ビニルア
ルコール−アクリル酸ナトリウム共重合体、ビニルアル
コール−メタクリル酸ナトリウム共重合体、部分架橋ポ
リアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース
のナトリウム塩等、多数ある。
本発明において特に好ましいものは、親水性基を有す
る重合体又は共重合体に疎水性の重合体鎖又は共重合体
鎖がブロック共重合体又はグラフト共重合体の形で結合
した重合体であり、例えば、ブロック型水膨潤性樹脂と
しては、(疎水性セグメント)−(親水性セグメント)
−(疎水性セグメント)の結合形式を有するものであっ
て、代表的な例は、後記の実施例に示す様に、(ポリス
チレン)−(ポリブタジエン)−(ポリスチレン)のブ
ロック共重合体の二重結合にチオグリコール酸、無水マ
レイン酸、アクリル酸又はメタクリル酸等を付加又は付
加重合させてからアルカリで中和して得たものである。
又、別の好ましい水膨潤性樹脂はα,β−エチレン性
不飽和基を有する疎水性重合体鎖に(メタ)アクリル酸
を主成分とするモノマーをグラフト共重合させ、これを
アルカリ金属や親水性アミンで造塩したグラフト型水膨
潤性樹脂が挙げられる。
以上の如き水膨潤性樹脂から水膨潤性樹脂層を形成す
る好ましい方法は、水膨潤性樹脂を有機溶剤中に分散さ
せ、該分散液をシート状基材表面又は剥離層表面に塗布
及び乾燥させて形成する方法である。
以上の如き水膨潤性樹脂の微分散体は、有機溶剤中に
て上記樹脂を合成し、必要に応じて塩基によって中和す
ることにより得られ、又、更に塩となっている樹脂を有
機溶剤中に単に分散させてもよい。
上記分散体に使用する有機溶剤は、通常の塗料、印刷
インキ或いは塗工剤等の分野で一般的に使用されている
様な有機溶剤、例えば、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサン、トルエ
ン、キシレン等がいずれも使用出来、それらの分散体中
の水膨潤性樹脂の固形分は通常5乃至50重量%でよい。
更にこの分散体中には、バインダー、離型剤、着色剤、
防カビ剤、導電性付与剤、可塑剤、プロセスオイル、カ
ーボンブラック、シリカ、酸化チタン、帯電防止剤、紫
外線吸収剤、発泡剤等任意の添加剤を添加することが出
来る。
バインダーを使用することによって、形成される水膨
潤性樹脂層の強度を向上させることが出来るが、あまり
多量に使用するべきではない。多量に使用すると水膨潤
樹脂層の吸水膨脹速度及び該樹脂層の剥離性が低下する
ので、バインダーの使用量は水膨潤性樹脂100重量部当
り50重量部以下、好ましくは30重量部以下である。樹脂
層の吸水膨脹速度及び剥離性の低下が少なく且つ樹脂層
の強度を高める最も好ましい態様は、剥離層の表面にバ
インダーを含有しない水膨潤性樹脂層を形成し、更にそ
の表面に適当量のバインダーを含有する水膨潤性層を形
成する構成である。
又、好ましいバインダーは水膨潤性樹脂層の吸水膨脹
速度の低下が少ない材料、例えば、生ゴム、スチレンブ
タジエンコム、アクリルゴム、ウレタンゴム、ニトリル
ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のゴム弾性材料
である。
上記剥離層の表面に水膨潤性樹脂の分散体を塗布する
方法としては、スプレー、各種コーターによる方法がい
ずれも使用出来、その塗布量としては固形分として3乃
至300g/m2程度である。その後、乾燥することによって
本発明の走水防止用シートが得られる。
以上の如き水膨潤性樹脂層はシート状基材の一方の面
に剥離層を介して形成してもよく、又、両面に形成して
もよく、更に2層以上の多層に形成してもよい。更に水
膨潤性樹脂層の表面積を大にして吸水膨潤速度を向上さ
せる為に、樹脂層をエンボス処理することも好ましく、
更にエンボス処理により吸水膨潤時の剥離性も向上す
る。
又、シート状基材と水膨潤性樹脂層との間に形成する
剥離層は、基材である織布又は不織布に対する目止作用
を奏するものであり、水膨潤性樹脂層を剥離層との界面
に水が容易に浸透して剥離性を向上させる材料から形成
する。この様な剥離層を形成する材料としては、例え
ば、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、生ゴ
ム、スチレンブタジエンゴム、ポリクロロプレン、ニト
リルゴム、アクリルゴム、ナイロン、ポリビニルブチラ
ール等の一般的な疎水性の被膜形成材料が挙げられる。
これらの材料は塗布方法によって形成してもよいし、フ
イルムラミネート方法によって形成してもよい。好まし
い厚みは、例えば、約2乃至5μmの範囲である。勿
論、これらの剥離層にはシリコーンオイル、ワックス等
の剥離剤を包含或いは塗布することも好ましい。
以上の如くして得られる本発明の走水防止用シート
は、全体として厚みが約0.1乃至1mm程度が好ましい。
以上の如き本発明の走水防止用シートはその使用に際
して所望の形状に裁断して使用することも出来る。例え
ば、通信ケーブル内の導線束に巻き付けて防水処理する
場合には、例えば、幅2乃至200mm程度のテープ形状が
好ましい。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのな
い限り重量基準である。
実施例1 目付量70g/m2のポリエステル製不織布(厚さ約200μ
m)に、粘度約200ポイズ(25℃)のポリウレタンエラ
ストマー(ポリエーテル型)を約15g/m2(固形分基準)
の割合で塗工及び乾燥して剥離層を形成し、更にその上
に後記水膨潤性材料Aを固形分基準で25g/m2の割合で塗
布し及び乾燥し、更にその表面に下記水膨潤性材料Bを
20g/m2(固形分基準)で塗布及び乾燥して本発明の走水
防止用シート材料を得た。
実施例2 実施例1における水膨潤性材料Bを使用しなかったこ
と及び水膨潤性材料Aの塗工割合を40g/m2(固形分基
準)としたことを除き、他は実施例1と同様にして本発
明の走水防止用シート材料を得た。
実施例3 実施例1における水膨潤性材料Aを使用しなかったこ
と及び水膨潤性材料Bの塗工割合を50g/m2(固形分基
準)としたことを除き、他は実施例1と同様にして本発
明の走水防止用シート材料を得た。
比較例1 実施例1において剥離層を形成することなく下記水膨
潤性材料Aを50g/m2(固形分基準)の割合で塗工及び乾
燥させて比較例1の走水防止用シート材料を得た。
水膨潤性材料A 末端にメタクリロイル基を有する平均分子量5,500の
重合性ポリスチレン10部、末端にメタクリロイル基を有
する平均分子量7,000の重合性ポリブチルアクリレート1
5.2部、72部のアクリル酸ソーダ、18部のアクリル酸及
び10部のポリエチレングリコールジメタクリレート(分
子量約450)の共重合体をシクロヘキサン−トルエン−
メチルエチルケトン混合溶剤に分散させたもの、平均粒
子径約0.3乃至1μm、固形分35%、水膨潤度約100倍。
水膨潤性材料B 上記材料A(固形分基準で95部)に対しアクリルゴム
の15%トルエン/メチルエチルケトン(1/1)溶液を固
形分で5部を加えた組成物。
走水防止性試験 長さ200cmのアクリル樹脂板の表面の長さ方向に深さ
1.5mm幅3mmの溝を形成した。この溝に前記実施例及び比
較例の走水防止用シートを水膨潤性材料層が内側になる
様に貼着し、背面から液もれを防止処理を施した。この
アクリル板を鉛直に立て、溝の上端から純水及び塩化ナ
トリウムの1%及び4.5%水溶液をゆっくりと自然流化
させ、下端から液が流出しなくなる迄液を流した。その
後走水防止シートを剥離し、上端と溝の目詰りした点と
の距離を測定したところ下記第1表の結果が得られた。
又、前記実施例の走水防止用シートを幅1cmのテープ
状に裁断して、光ファイバー通信ケーブルの防水テープ
として使用した。
即ち、中心の抗張線、その周囲の緩衝層、その周りに
配置したファイバー芯及び緩衝線材の周囲に本発明の走
水防止用シートからなるテープの巻き層を形成し、更に
その上にラミネート層及びシースを被覆した光通信ケー
ブルを作成した。
この様にして通信ケーブルの線材を本発明の走水防止
用シートで包囲することによって、シース及びラミネー
ト層に亀裂やひびが入って水が浸入しても、その水は走
水防止用シートの水膨潤性樹脂層にによって水膨潤され
且つ吸水膨張した層が基材から剥離してケーブル内の空
隙を直ちに塞ぐので、それ以上内部に水が入ることがな
い。
実際に上記の構成の通信ケーブル5mを水中に入れ、シ
ースとラミネート層にナイフで切れ目を入れて1週間放
置しておいた後取り出し、全体のシース及びラミネート
層を剥して内部を調べたところ、内部への浸水と内部で
の走水は認められなかった。
尚、比較の目的で本発明の走水防止用シートを使用し
なかった場合には、ケーブル全長にわたって浸水してい
た。
(効果) 以上の如き本発明によれば、シート状基材の少なくと
も一方の表面に剥離層を介して水膨潤性樹脂層を形成
し、該樹脂層を吸水膨脹時にシート状基材上の剥離層か
ら剥離性とすることによって、ケーブル内に浸水した水
は水膨潤性樹脂層に吸収され、樹脂層が膨潤するととも
に、膨潤した樹脂層が基材上の剥離層から剥離し、浸水
した水の圧力によりケーブル内の空隙を目詰りさせ、直
ちにケーブル内の走水が防止されるので走水距離が短く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の走水防止用シートの断面を図解的に示
す図であり、第2図は水膨潤性樹脂層が吸水膨脹して剥
離し、ケーブル内を走水防止することを図解的に示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 正二郎 埼玉県大宮市片柳2丁目77番1号 (56)参考文献 特開 昭63−138608(JP,A) 特開 昭61−163510(JP,A) 実開 昭61−129229(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織布又は不織布からなるシート状基材の少
    なくとも一方の表面に、疎水性被膜形成材料からなる剥
    離層及び水膨潤性樹脂層をこの順に形成し、該樹脂層が
    吸水膨脹時に剥離層から剥離性にしたことを特徴とする
    走水防止用シート。
  2. 【請求項2】水膨潤性樹脂が、親水性セグメントと疎水
    性セグメントとからなるブロック又はグラフト共重合体
    を含む請求項1に記載の走水防止用シート。
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