JPH11302604A - 柔軟性層の表面粘着化処理法 - Google Patents

柔軟性層の表面粘着化処理法

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JPH11302604A
JPH11302604A JP10115525A JP11552598A JPH11302604A JP H11302604 A JPH11302604 A JP H11302604A JP 10115525 A JP10115525 A JP 10115525A JP 11552598 A JP11552598 A JP 11552598A JP H11302604 A JPH11302604 A JP H11302604A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性層の長所を保持しながら、その表面の
粘着性を向上させる表面処理法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 柔軟性層と粘着剤層との界面接触反応に
より柔軟性層の表面を粘着化することを特徴とする柔軟
性層の表面粘着化処理法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチツクフイ
ルム、紙、布などの基材上に設けられる柔軟性層の表面
粘着化処理法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着シ―トなどでは、プラスチツクフイ
ルム、紙、布などの基材上にゴム質ポリマ―やその発泡
体などからなる柔軟特性、流動特性、応力緩和性にすぐ
れる柔軟性層を設けることにより、上記特性を備えた粘
着製品として利用することがよく行われている。柔軟性
層の材質によつては低温下でも上記特性を発揮する粘着
製品として、また安価な粘着製品として、利用されてい
る。
【0003】この種の粘着製品は、柔軟性層自体が粘着
剤に必要なバルク物性を有するが、これだけでは表面の
粘着性が不十分なため、この柔軟性層の表面にさらにア
クリル系粘着剤やゴム系粘着剤からなる粘着剤層を塗工
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、所望の粘着
特性を発現させるために、粘着剤層を数十μmから数mm
の厚さに塗工すると、柔軟性層の長所である柔軟特性、
流動特性、応力緩和性を損なう結果となる。一方、これ
を回避するため、粘着剤層の厚さを薄くすると、粘着剤
が柔軟性層へ経時的に拡散して粘着性が低下したり、柔
軟性層と粘着剤層との間で層間破壊を起こして十分な粘
着強度が発現されない。
【0005】本発明は、このような事情に照らして、柔
軟性層の長所を保持しながら、その表面の粘着性を向上
させる表面処理法、つまり、柔軟性層の表面粘着化処理
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
に対し、鋭意検討した結果、柔軟性層の上に界面接触反
応により粘着剤層を導入、固定すると、柔軟性層の長所
を保持したまま、表面の粘着性を向上できることを知
り、本発明を完成するに至つた。
【0007】すなわち、本発明は、柔軟性層と粘着剤層
との界面接触反応により柔軟性層の表面を粘着化するこ
とを特徴とする柔軟性層の表面粘着化処理法(請求項
1)に係るものであり、とくに上記の粘着剤層の厚さが
10μm以下である柔軟性層の表面粘着化処理法(請求
項2)、また上記の粘着剤層の厚さが1μm以下である
柔軟性層の表面粘着化処理法(請求項3)を提供できる
ものである。
【0008】また、本発明は、上記の界面接触反応が柔
軟性層に含まれる反応性官能基とこの官能基と反応する
反応性官能基を有する粘着剤層との間で起こる界面接触
反応である柔軟性層の表面粘着化処理法(請求項4)、
上記の界面接触反応が柔軟性層の表面にあらかじめ設け
られた反応性中間層と粘着剤層との間の界面接触反応で
ある柔軟性層の表面粘着化処理法(請求項5)、上記の
反応性中間層が1級または2級アミノ基を含有するポリ
アミンである柔軟性層の表面粘着化処理法(請求項
6)、上記の界面接触反応が、1級または2級アミノ基
と、イソシアネ―ト基、エポキシ基、酸クロライド基、
ビニル基または酸無水物基との間の反応である柔軟性層
の表面粘着化処理法(請求項7)を提供できるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、通常、粘着テ
―プ、粘着シ―ト、粘着ラベルなどの各種の粘着製品と
して、プラスチツクフイルム、紙、布、金属箔、セパレ
―タなどの基材の上に、ホツトメルト塗工、カレンダ―
塗工、押出し塗工、ロ―ルコ―タ塗工などの手段によ
り、柔軟性層を形成する。柔軟性層の厚さは、用途目的
により、数μmから数mmの範囲で適宜設定できる。塗工
後、硬化が必要な場合は、熱、紫外線、電子線、湿分な
どを付与して、硬化処理する。無溶剤塗工が困難な柔軟
性層は、有機溶剤や水を用いた溶液または分散液として
基材上に塗工したのち、有機溶剤や水を乾燥除去するこ
とにより、形成される。
【0010】柔軟性層に用いる材料は、柔軟特性、流動
特性、応力緩和性など、粘着剤として必要なバルク物性
を有するとともに、表面の粘着性が不十分なポリマ―か
らなるものである。具体的には、天然ゴム、ポリイソプ
レン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ポリイソブチレ
ン、クロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、スチ
レン−イソプレン−スチレンブロツク共重合体、その水
素添加物、スチレン−ブタジエン−スチレンブロツク共
重合体、その水素添加物、スチレン−イソブチレン−ス
チレンブロツク共重合体、シリコ─ンゴム、ポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリエ―テルなどが用いられる。
【0011】ポリマ―単独では、柔軟特性、流動特性、
応力緩和性など、粘着剤として必要なバルク物性が不十
分な場合、プロセスオイル、液状樹脂、液状ゴム、ポリ
ブテン、ジオクチルフタレ―トなどの軟化剤や可塑剤を
適宜配合したり、ポリマ―を発泡により多孔質化しても
よい。また、酸化防止剤、充填剤、顔料、架橋剤、少量
の粘着付与樹脂などを適宜配合してもよい。
【0012】柔軟性層の材料が熱可塑性ポリマ―の場
合、有機溶剤を用いないで基材上にホツトメルト塗工す
ることにより、柔軟性層を形成できる。熱硬化型、紫外
線硬化型、電子線硬化型、湿分硬化型などのポリマ―や
オリゴマ―では、有機溶剤を用いないで基材上に塗工し
たのち、それぞれの手段で硬化処理して、柔軟性層を形
成できる。シリコ─ンゴムなどのガラス転移温度が従来
の粘着剤に比べて低いポリマ―の場合、極低温下であつ
ても柔軟特性、流動特性、応力緩和性を示す柔軟性層を
形成できる。安価なプロセスオイルや液状樹脂などを配
合したものでは、安価な柔軟性層を形成することができ
る。
【0013】本発明の表面粘着化処理法は、通常、この
ように基材上に形成された柔軟性層に対し、粘着剤層を
界面接触反応させることにより、上記柔軟性層の表面粘
着化を達成する。これは、具体的には、柔軟性層からな
る固体相または半固体相と、粘着剤を含む液体相、半固
体相または固体層との間で、界面接触反応を行わせ、柔
軟性層の表面を粘着化処理するものである。
【0014】粘着剤は、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着
剤など、従来公知のいかなるものであつてもよい。これ
らの粘着剤には、ロジン系、テルペン系、スチレン系、
キシレン系、フエノ―ル系、クマロンインデン系、脂肪
族石油系、芳香族石油系、それらの水素添加物などの粘
着付与樹脂、プロセスオイル、液状樹脂、液状ゴム、ポ
リブテン、ジオクチルフタレ―トなどの軟化剤や可塑
剤、酸化防止剤、充填剤、顔料、架橋剤などの添加剤を
適宜配合してもよい。
【0015】アクリル系粘着剤は、ブチルアクリレ―
ト、2−エチルヘキシルアクリレ―ト、イソオクチルア
クリレ―ト、イソノニルアクリレ―ト、エチルアクリレ
―トなどのアルキル(メタ)アクリレ―トを主成分と
し、これに酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、
メチルメタクリレ―ト、アクリル酸、無水マレイン酸、
ビニルピロリドン、グリシジルメタクリレ―ト、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレ―ト、ヒドロキシエチルアク
リレ―ト、アクリルアミドなどの改質用モノマ―を加え
た単量体混合物の共重合体をベ―スポリマ―としたもの
である。
【0016】ゴム系粘着剤は、天然ゴム、スチレン−イ
ソプレン−スチレンブロツク共重合体、その水素添加
物、スチレン−ブタジエン−スチレンブロツク共重合
体、その水素添加物、スチレンブタジエンゴム、ポリブ
タジエン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ブチル
ゴム、クロロプレンゴム、シリコ─ンゴムなどのゴム質
ポリマ―をベ―スポリマ―としたものである。
【0017】粘着剤を含む液体相を界面接触反応させる
には、デイツピング法、浸漬法によるか、キスコ―タ、
ロ―ルコ―タ、スクイズコ―タ、スピンコ―タなどによ
り、柔軟性層上に上記液体相を塗工して、界面接触反応
させる。上記の塗工に際し、柔軟性層の表面が溶解した
り、大きく膨張すると、十分な粘着性が得られなくなる
ため、適切な溶剤を選択するのが望ましい。粘着剤がホ
ツトメルト塗工性、紫外線重合性、反応性オリゴマ―型
のものであれば、溶剤を用いないで塗工したのち、必要
により適切な手段で硬化処理すればよい。
【0018】このような方法により柔軟性層上に塗工さ
れる粘着剤層は、その厚さが、通常10μm以下である
のが好ましく、より好ましくは1μm以下であるのがよ
い。この粘着剤層が厚くなりすぎると、柔軟性層の長所
である柔軟特性、流動特性、応力緩和性などの特性が十
分に発現されなくなる。
【0019】本発明において、界面接触反応は、通常
は、柔軟性層に含まれる反応性官能基とこの官能基と反
応する反応性官能基を有する粘着剤層との間で起こさせ
る。そうすることにより、柔軟性層と粘着剤層とが共有
結合、配位結合、水素結合、イオン結合または金属結合
などの化学結合により強固に固定された状態となり、粘
着剤層が前記のような薄い厚さに形成されていても、こ
の粘着剤層が柔軟性層中へ経時的に拡散していつたり、
柔軟性層と粘着剤層との間で層間破壊が起こつて粘着強
度が阻害されるというような問題は起こらない。
【0020】このような界面接触反応は、短時間で進行
するのが好ましい。この観点より、柔軟性層の反応性官
能基と粘着剤層の反応性官能基との組み合わせは、1級
または2級のアミノ基と、イソシアネ―ト基、エポキシ
基、酸クロライド基、ビニル基または酸無水酸基との間
の反応であるのが望ましい。また、これ以外の組み合わ
せとして、カルボキシル基とアジリジン基との間の反
応、ヒドロシリル基と水酸基またはビニル基との間の反
応、エポキシ基と酸無水酸基との間の反応、酸クロライ
ド基と水酸基またはメルカプト基との間の反応なども好
ましい。
【0021】このような界面接触反応を行うために、柔
軟性層中に反応性官能基を含ませるには、柔軟性層を構
成するポリマ―中に共重合、側鎖変性反応、グラフト反
応などにより導入するか、反応性官能基を含有する化合
物を配合すればよい。また、より好ましくは、界面接触
反応法、希釈溶液塗工法などにより、柔軟性層の表面に
上記の反応性官能基を含むポリマ―または化合物の薄層
を形成して、反応性中間層を形成すればよい。とくに、
この反応性中間層を1級または2級アミノ基を含有する
ポリアミンで構成するのが望ましい。
【0022】このような反応性中間層を形成するには、
柔軟性層中にイソシアネ―ト基、エポキシ基、酸クロラ
イド基を含ませておき、これにポリエチレンイミン、ポ
リビニルアミン、ポリアリルアミンなどのポリアミンの
水溶液を接触させて、界面接触反応を起こさせることに
より、柔軟性層の表面に1級または2級アミノ基を含有
するポリアミンを固定すればよい。ポリアミン中の1級
または2級アミノ基の一部は上記の界面接触反応に消費
されるが、残りの上記アミノ基の高い反応性を利用し
て、粘着剤層との界面接触反応を行わせることができ
る。
【0023】また、粘着剤層中に含ませる反応性官能基
は、上記の柔軟性層中に含まれる反応性官能基と反応す
るものであり、粘着剤のベ―スポリマ―に共重合、側鎖
変性反応、グラフト反応などにより導入するか、上記反
応性官能基を含有する化合物を配合することにより導入
するようにすればよい。
【0024】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重
量部を意味するものとする。また、粘着性の評価方法
は、下記の方法により、行つたものである。
【0025】<粘着性の評価方法>23℃下で表面を清
浄にしたステンレス板(SUS304BA)にサンプル
を貼り付け、重さ2kgのゴムロ―ラで1往復圧着する。
20分後に取り出し、23℃下に約20分間放置したの
ち、300mm/分の引張り速度で180度ピ―ル強度を
測定する(高温放置前の粘着性)。また、上記ゴムロ―
ラで1往復圧着後、50℃の恒温槽で3日間エイジング
後に取り出し、上記と同様にして、180度ピ―ル強度
を測定する(高温放置後の粘着性)。
【0026】参考例1 三洋化成工業(株)製の「ニユ―ポ―ルPP−400
0」(平均分子量4,000のポリプロピレングリコ―
ル系ジオ―ル)100部に、日本ポリウレタン工業
(株)製の「コロネ―トHX」(ヘキサメチレンジイソ
シアネ―トのイソシアヌレ―ト変性品、イソシアネ―ト
含量:21.3重量%)11.8部を配合し(NCO/
OHモル比計算値:1.25)、さらに硬化触媒として
ジブチルチンジラウレ―ト0.1部を添加して、攪拌し
た。
【0027】これを、厚さが25μmのポリエステルフ
イルムの上に、アプリケ―タにより厚さが40μmとな
るように塗布したのち、オ―ブン中、70℃で10分間
加熱して硬化させ、軟質ポリウレタンからなる柔軟性層
1を形成した。この柔軟性層1が他の物体に触れないよ
うにして、室温で1週間以上放置したのち、高温放置前
の粘着性を測定したところ、5g/20mm幅以下であつ
た。
【0028】参考例2 参考例1による柔軟性層1の形成後、3時間以内に(柔
軟性層1中に含まれるイソシアネ―ト基がまだ十分、活
性なうちに)、日東紡績(株)製の「PAA−10C」
(分子量1万のポリアリルアミン)を1,000ml中
に0.2g含む水溶液中に、1分間浸漬して、界面接触
反応を行わせた。純水でリンス後、風乾し、処理面が他
の物体に触れないようにして、室温で放置した。柔軟性
層1の表面にはポリアリルアミンからなる反応性中間層
が形成された。この反応性中間層が他の物体に触れない
ようにして、室温で1週間以上放置したのち、高温放置
前の粘着性を測定したところ、5g/20mm幅以下であ
つた。
【0029】参考例3 参考例1による柔軟性層1の形成後、約1週間室温で放
置したのち、粘着剤1の固形分5gを酢酸エチルに溶解
させて1,000mlとした溶液に、約30秒間浸漬処
理した。その後、引き上げて、酢酸エチルを乾燥し、粘
着処理面が他の物体に触れないようにして、室温で約1
週間放置したのち、高温放置前の粘着性を測定したとこ
ろ、5g/20mm幅以下であつた。なお、用いた粘着剤
1は、下記の方法により調製したものである。
【0030】<粘着剤1の調製>攪拌羽根、温度計、窒
素ガス導入管、冷却器、滴下ロ―トを備えた500ml
の四ツ口フラスコに、2−エチルヘキシルアクリレ―ト
100g、アクリル酸5g、グリシジルメタクリレ―ト
0.3g、ベンゾイルパ―オキサイド0.2g、酢酸エ
チル129gを仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガス
を導入し、フラスコ内の液温を75℃に上げた。数分
後、発熱が始まり、フラスコの外浴温度をコントロ―ル
して、フラスコ内の液温を75℃付近に保つた。
【0031】重合開始約6時間後、29gの酢酸エチル
をフラスコ内に滴下して攪拌し、固形分40重量%の2
−エチルヘキシルアクリレ―ト/アクリル酸/グリシジ
ルメタクリレ―ト共重合体からなるポリマ―溶液を得
た。上記の共重合体について、GPC(ゲルパ―ミエ―
シヨンクロマトグラフイ―)により、分子量を測定した
ところ、ポリスチレン換算重量平均分子量は36.8
万、数平均分子量は5.4万であつた。この共重合体を
そのまま粘着剤1とした。
【0032】実施例1 参考例2の方法による柔軟性層1上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、参考例3で調製した粘着剤1の固形分5gを
酢酸エチルに溶解させて1,000mlとした溶液に、
約30秒間浸漬して、界面接触反応を行わせた。その
後、引き上げ、酢酸エチルを乾燥し、粘着処理面が他の
物体に触れないようにして、室温で約1週間放置したの
ち、高温放置前の粘着性を測定したところ、120g/
20mm幅であつた。
【0033】実施例2 参考例2の方法による柔軟性層1上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、粘着剤2の固形分5gを酢酸エチル/イソプ
ロピルアルコ―ルの容積比4/1の混合溶剤に溶解させ
て1000mlとした溶液に、約30秒間浸漬して、界
面接触反応を行わせた。その後、引き上げ、上記の混合
溶剤を乾燥し、粘着処理面が他の物体に触れないように
して、室温で約1週間放置したのち、高温放置前の粘着
性を測定したところ、280g/20mm幅であつた。な
お、上記の粘着剤2は、下記の方法で調製した。
【0034】<粘着剤2の調製>粘着剤1の場合と同様
にして、2−エチルヘキシルアクリレ―ト70g、アク
リル酸35g、グリシジルメタクリレ―ト0.3g、ベ
ンゾイルパ―オキサイド0.2g、酢酸エチル158g
を仕込んで重合したのち、88.2gの酢酸エチルを滴
下して攪拌し、固形分30重量%の2−エチルヘキシル
アクリレ―ト/アクリル酸/グリシジルメタクリレ―ト
共重合体からなるポリマ―溶液を得た。上記の共重合体
について、GPCにより、分子量を測定したところ、ポ
リスチレン換算重量平均分子量は55.3万、数平均分
子量は8.2万であつた。この共重合体をそのまま粘着
剤2とした。
【0035】実施例3 参考例2の方法による柔軟性層1上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1日室温で放置し
たのち、上記の反応性中間層の表面に、粘着剤3をトル
エンで3.15重量%の濃度に希釈したものを、メイヤ
バ―No16を用いて、固形分の塗布厚さが1μmとな
るように塗布して、界面接触反応を行わせた。その後、
トルエンを乾燥し、粘着処理面が他の物体に触れないよ
うにして、室温で約1週間放置したのち、高温放置前の
粘着性を測定したところ、320g/20mm幅であつ
た。なお、上記の粘着剤3は、下記の方法で調製したも
のであり、その配合成分中、イソシアネ―ト化合物は経
時的に水分と反応したり、自己多量化反応を起こしたり
して、不活性化してしまうおそれがあるため、イソシア
ネ―ト化合物の配合後、5時間以内に塗布を完了した。
【0036】<粘着剤3の調製>ロ―ルで素練りした天
然ゴム(重量平均分子量:約30万)100部をトルエ
ン300部に溶解したのち、安原油脂工業(株)製の
「YSレジンPx1150」(テルペン系粘着付与樹
脂)100部を配合し、均一に溶解した。これに、日本
ポリウレタン工業(株)製の「コロネ―トL」(トリメ
チロ―ルプロパン1モルと2,4−トリレンジイソシア
ネ―ト3モルとの付加反応物の固形分75重量%の酢酸
エチル溶液)を固形分で5部配合し、攪拌して、粘着剤
3とした。
【0037】以上の参考例1〜3および実施例1〜3の
粘着性の評価結果を、下記の表1にまとめて示した。こ
の表1から明らかなように、本発明の実施例1〜3の粘
着化処理法により、柔軟性層1の表面を良好に粘着化で
きることがわかる。
【0038】
【0039】参考例4 「ニユ―ポ―ルPP−4000」100部に、「コロネ
―トHX」14.2部配合し(NCO/OHモル比計算
値:1.5)、硬化触媒としてジブチルチンジラウレ―
トを0.1部、水を0.2部添加して、攪拌した。これ
を、厚さが25μmのポリエステルフイルムの上に、ア
プリケ―タで厚さが40μmとなるように塗布し、シリ
コ─ン処理を施したポリエステルフイルムからなるセパ
レ―タのシリコ─ン処理面で塗布面を覆い、オ―ブン
中、70℃で10分間加熱して、厚さ方向に1.5倍に
発泡させかつ硬化させた軟質ポリウレタンからなる柔軟
性層2を形成した。その後、3時間以内に、参考例2の
場合と同様にして、ポリアリルアミンの水溶液と界面触
媒反応を起こさせ、ポリアリルアミンからなる反応性中
間層を形成したのち、純水でリンス後、風乾した。上記
の中間層が他の物体に触れないようにして、室温で1週
間以上放置したのち、高温放置後の粘着性を測定したと
ころ、110g/20mm幅であつた。
【0040】実施例4 参考例4の方法による柔軟性層2上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約4日間室温で放置
したのち、参考例3で調製した粘着剤1の固形分5gを
酢酸エチルに溶解させて1000mlとした溶液に、約
30秒間浸漬し、界面接触反応を行わせた。その後、引
き上げ、酢酸エチルを乾燥し、粘着処理面が他の物体に
触れないようにして、室温で約4日間放置したのち、高
温放置後の粘着性を測定したところ、300g/20mm
幅であつた。
【0041】上記の参考例4および実施例4の粘着性の
評価結果を、下記の表2にまとめて示した。この表2か
ら明らかなように、本発明の実施例4の粘着化処理法に
より、柔軟性層2の表面を良好に粘着化できることがわ
かる。
【0042】
【0043】参考例5 シエルジヤパン(株)製の「クレイトンG1657」
(水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロツク共
重合体、スチレン含量:13重量%)100部に(株)
クラレ製の「LIR−290」(水素添加液状ポリイソ
プレン)200部を配合し、トルエンに溶解後、「コロ
ネ―トL」を固形分で15部加えた。これを、厚さが2
5μmのポリエステルフイルムの上に、アプリケ―タ―
により乾燥後の厚さが40μmとなるように塗布し、オ
―ブン中70℃で5分間加熱して、トルエンを揮散さ
せ、柔軟性層3を形成した。この層3が他の物体に触れ
ないようにして、室温で1週間以上放置後、粘着性の評
価を行つた。高温放置前の粘着性は25g/20mm幅、
高温放置後の粘着性は60g/20mm幅であつた。
【0044】参考例6 参考例5による柔軟性層3の形成後、3時間以内に、参
考例2の場合と同様にして、ポリアリルアミンの水溶液
と界面触媒反応を起こさせ、ポリアリルアミンからなる
反応性中間層を形成した。この中間層が他の物体に触れ
ないようにして、室温で1週間以上放置後、粘着性の評
価を行つた。高温放置前の粘着性は5g/20mm幅以
下、高温放置後の粘着性は10g/20mm幅であつた。
【0045】実施例5 参考例6の方法による柔軟性層3上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、参考例3で調製した粘着剤1の固形分5gを
酢酸エチルに溶解させて1,000mlとした溶液に、
約30秒間浸漬して、界面接触反応を行わせた。その
後、引き上げ、酢酸エチルを乾燥し、粘着処理面が他の
物体に触れないようにして、室温で約1週間放置放置
後、粘着性の評価を行つた。高温放置前の粘着性は91
0g/20mm幅、高温放置後の粘着性は1,400g/
20mm幅以上であつた。後者の高温放置後の粘着性評価
では、ピ―ル強度が非常に大きいため、1,400g/
20mm幅の値を示した時点で基材であるポリエステルフ
イルムと柔軟性層との界面で投錨破壊を生じた。
【0046】上記の参考例5,6および実施例5の粘着
性の評価結果を、下記の表3にまとめて示した。この表
3から明らかなように、本発明の実施例5の粘着化処理
法により、柔軟性層3の表面を良好に粘着化できること
がわかる。
【0047】
【0048】参考例7 (株)クラレ製の「セプトン2063」(水素添加スチ
レン−イソプレン−スチレンブロツク共重合体、スチレ
ン含量:13重量%)100部に、出光興産(株)製の
「ダイアナプロセスPW380」(プロセスオイル)1
00部と、「コロネ―トHX」6.7部を加圧ニ―ダで
混合し、これを、厚さが25μmのポリエステルフイル
ムの上に、ホツトメルトアプリケ―タにより、厚さが4
0μmとなるように塗布して、柔軟性層4を形成した。
その後、3時間以内に、参考例2の場合と同様にして、
ポリアリルアミンの水溶液と界面接触反応を起こさせ、
純水でリンス後、風乾し、ポリアリルアミンからなる反
応性中間層を形成した。この中間層が他の物体に触れな
いようにして、室温で1週間以上放置したのち、高温放
置前の粘着性を測定したところ、5g/20mm幅以下で
あつた。
【0049】実施例6 参考例7の方法による柔軟性層4上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、粘着剤4の固形分5gを酢酸エチルに溶解さ
せて1000mlとした溶液に、約30秒間浸漬して、
界面接触反応を行わせた。その後、引き上げ、酢酸エチ
ルを乾燥し、粘着処理面が他の物体に触れないようにし
て、室温で約1週間放置したのち、高温放置前の粘着性
を測定したところ、170g/20mm幅であつた。な
お、上記の粘着剤4は、下記の方法により調製したもの
である。
【0050】<粘着剤4の調製>実施例1と同様にし
て、2−エチルヘキシルアクリレ―ト100g、グリシ
ジルメタクリレ―ト0.3g、ベンゾイルパ―オキサイ
ド0.2g、酢酸エチル122.8gを仕込んで重合し
たのち、28gの酢酸エチルを滴下して攪拌し、固形分
40重量%の2−エチルヘキシルアクリレ―ト/グリシ
ジルメタクリレ―ト共重合体からなるポリマ―溶液を得
た。上記の共重合体について、GPCにより、分子量を
測定したところ、ポリスチレン換算重量平均分子量は2
5.9万、数平均分子量は3.3万であつた。この共重
合体をそのまま粘着剤4とした。
【0051】実施例7 参考例7の方法による柔軟性層4上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、参考例3で調製した粘着剤1の固形分5gを
酢酸エチルに溶解させて1000mlとした溶液に、約
30秒間浸漬して、界面接触反応を行わせた。その後、
引き上げ、酢酸エチルを乾燥し、粘着処理面が他の物体
に触れないようにして、室温で約1週間放置したのち、
高温放置前の粘着性を測定したところ、230g/20
mm幅であつた。
【0052】上記の参考例7および実施例6,7の粘着
性の評価結果を、下記の表4にまとめて示した。この表
4から明らかなように、本発明の実施例6,7の粘着化
処理法により、柔軟性層4の表面を良好に粘着化できる
ことがわかる。
【0053】
【0054】参考例8 シエルジヤパン(株)製の「クレイトンD1107」
(スチレン−イソプレン−スチレンブロツク共重合体、
スチレン含量:15重量%)100部に、「ダイアナプ
ロセスPW380」50部と、「コロネ―トHX」6.
7部とを、加圧ニ―ダで混合し、これを、厚さが25μ
mのポリエステルフイルムの上に、ホツトメルトアプリ
ケ―タにより、厚さが40μmとなるように塗布して、
柔軟性層5を形成した。その後、3時間以内に、参考例
2の場合と同様にして、ポリアリルアミンの水溶液と界
面接触反応を起こさせ、純水でリンス後、風乾し、ポリ
アリルアミンからなる反応性中間層を形成した。この中
間層が他の物体に触れないようにして、室温で1週間以
上放置したのち、高温放置後の粘着性を測定したとこ
ろ、10g/20mm幅であつた。
【0055】実施例8 参考例8の方法による柔軟性層5上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、参考例3で調製した粘着剤1の固形分5gを
酢酸エチルに溶解させて1000mlとした溶液に、約
30秒間浸漬して、界面接触反応を行わせた。その後、
引き上げ、酢酸エチルを乾燥し、粘着処理面が他の物体
に触れないようにして、室温で約1日間放置したのち、
高温放置後の粘着性を測定したところ、840g/20
mm幅であつた。
【0056】実施例9 参考例8の方法による柔軟性層5上へのポリアリルアミ
ンからなる反応性中間層の形成後、約1週間室温で放置
したのち、実施例2で調製した粘着剤2の固形分5gを
酢酸エチル/イソプロピルアルコ―ルの容積比4/1の
混合溶剤に溶解させて1000mlとした溶液に、約3
0秒間浸漬して、界面接触反応を行わせた。その後、引
き上げ、上記の混合溶剤を乾燥し、粘着処理面が他の物
体に触れないようにして、室温で約1日間放置したの
ち、高温放置後の粘着性を測定したところ、1,080
g/20mm幅であつた。
【0057】上記の参考例8および実施例8,9の粘着
性の評価結果を、下記の表5にまとめて示した。この表
5から明らかなように、本発明の実施例8,9の粘着化
処理法により、柔軟性層5の表面を良好に粘着化できる
ことがわかる。
【0058】
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明は、柔軟性層と粘
着剤層との界面接触反応により柔軟性層の表面を粘着化
する構成としたことにより、粘着剤層を10μm以下、
とくに浸漬法などによつて1μm以下の薄い厚さに塗工
したときでも、粘着剤層の柔軟性層への拡散や柔軟性層
との間の層間破壊を起こすおそれが少なく、柔軟性層の
長所である良好な柔軟特性、流動特性、応力緩和性など
の特性を保持したまま、この柔軟性層の表面粘着性を大
きく向上させることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性層と粘着剤層との界面接触反応に
    より柔軟性層の表面を粘着化することを特徴とする柔軟
    性層の表面粘着化処理法。
  2. 【請求項2】 粘着剤層の厚さが10μm以下である請
    求項1に記載の柔軟性層の表面粘着化処理法。
  3. 【請求項3】 粘着剤層の厚さが1μm以下である請求
    項1に記載の柔軟性層の表面粘着化処理法。
  4. 【請求項4】 界面接触反応が柔軟性層に含まれる反応
    性官能基とこの官能基と反応する反応性官能基を有する
    粘着剤層との間で起こる界面接触反応である請求項1〜
    3のいずれかに記載の柔軟性層の表面粘着化処理法。
  5. 【請求項5】 界面接触反応が柔軟性層の表面にあらか
    じめ設けられた反応性中間層と粘着剤層との間の界面接
    触反応である請求項1〜4のいずれかに記載の柔軟性層
    の表面粘着化処理法。
  6. 【請求項6】 反応性中間層が1級または2級アミノ基
    を含有するポリアミンである請求項5に記載の柔軟性層
    の表面粘着化処理法。
  7. 【請求項7】 界面接触反応が、1級または2級アミノ
    基と、イソシアネ―ト基、エポキシ基、酸クロライド
    基、ビニル基または酸無水物基との間の反応である請求
    項1〜6のいずれかに記載の柔軟性層の表面粘着化処理
    法。
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