JPH0728980Y2 - シャッタバルブ開閉装置 - Google Patents

シャッタバルブ開閉装置

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JPH0728980Y2
JPH0728980Y2 JP722290U JP722290U JPH0728980Y2 JP H0728980 Y2 JPH0728980 Y2 JP H0728980Y2 JP 722290 U JP722290 U JP 722290U JP 722290 U JP722290 U JP 722290U JP H0728980 Y2 JPH0728980 Y2 JP H0728980Y2
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shutter valve
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closing device
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一良 望月
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ベンチレータケースの内部に設けられたシャ
ッタバルブをベンチレータ前面から開閉操作する際に使
用されるシャッタバルブ開閉装置に関するものである。
(従来の技術) 実開昭61-68913号公報に示されるように、ベンチレータ
ケースの左側面および右側面のいずれにも共用できる左
右共用のシャッタバルブ開閉装置がある。
この従来のシャッタバルブ開閉装置は、ベンチレータケ
ースの内部に設けられらシャッタバルブを、ベンチレー
タケースの側面に設けられたリンクを介して開閉する左
右共用の操作ダイヤルが、ベンチレータケースの風下側
部の左右いずれか一側に回転自在に軸支され、この操作
ダイヤルは、前記リンクの軸部と連結される一対の軸受
部が相対向して一体成形され、この一対の軸受部より風
下側の周面に操作部が成形され、前記一対の軸受部より
反操作部側に、ベンチレータケースの側面から突設され
た係止部と係脱自在の関係にある一対の係合部が一体成
形されるものである。
(考案が解決しようとする課題) この従来のシャッタバルブ開閉装置は、前記操作ダイヤ
ルの係合部とベンチレータケースの係止部とが係合する
際に、リンクの軸部が連結されている一方の軸受部に隣
接する一方の係合部の変形抵抗が、リンクの軸部が連結
されていない他方の軸受部に隣接する他方の係合部の変
形抵抗よりも大きくなる問題がある。
これは、リンクの軸部を操作ダイヤルの一方の軸受部に
嵌入することによって、この一方の軸受部に隣接する一
方の係合部の剛性が高まるためである。
すなわち、リンクの軸部が嵌入されていない空の軸受部
は変形しやすいため、この空の軸受部に隣接する係合部
も変形しやすいが、リンクの軸部が嵌入されている側の
軸受部は、嵌入された軸部によって一体にブロック化さ
れ変形しにくいため、これに隣接する係合部も変形しに
くくなるからである。
このため、リンクの軸部が嵌入されていない側の係合部
が働く際の操作ダイヤル操作感および係合力と、リンク
の軸部が嵌入されている側の係合部が働く際の操作ダイ
ヤル操作感および係合力とが大きく異なり、例えば、シ
ャッタバルブ全開状態を保持する場合の操作感および保
持力と、シャッタバルブ全閉状態を保持する場合の操作
感および保持力との間に顕著な相違が生ずる問題があ
る。
本考案は、シャッタバルブの所定の開閉状態を保持する
際の操作ダイヤルの操作感および保持力に生ずるばらつ
きを軽減することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、ベンチレータケース20の内部に設けられたシ
ャッタバルブ10を、ベンチレータケース20の側面に設け
られたリンク40を介して開閉する左右共用の操作ダイヤ
ル50が、ベンチレータケース20の風下側部22の左右いず
れか一側に回転自在に軸支され、そして、この操作ダイ
ヤル50は、前記リンク40の軸部42と連結される一対の軸
受部52U,52Lが相対向して一体成形され、この一対の軸
受部52U,52Lにより風下側の周面に操作部54が成形さ
れ、前記一対の軸受部52U,52Lより反操作部側に、ベン
チレータケース20の側面から突設された係止部24と係脱
自在の関係にある一対の係合部51U,51Lが一体成形され
たシャッタバルブ開閉装置において、前記操作ダイヤル
50の一対の軸受部52U,52Lと操作部54との間に操作ダイ
ヤル50の外周部から内部へ向かうスリット53U,53Lがそ
れぞれ設けられ、前記一対の係合部51U,51Lとベンチレ
ータケース20の係止部24とがそれぞれ係合して、シャッ
タバルブの所定の開閉状態を保持する関係に設定された
ものである。
(作用) 本考案は、操作ダイヤル50における一対の係合部51U,51
Lとベンチレータケース20の係止部24とが所定の開閉状
態で係合するとき、リンク40の軸部42が連結されている
側の軸受部52Uおよび係合部51Uも、連結されていない側
の軸受部52Lおよび係合部51Lも、ともに前記スリット53
U,53Lにて変形する共通性があるので、前記軸部42の有
無による変形抵抗の差異が少ない。
(実施例) 以下、本考案を図面に示される実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図および第2図に示されるように、シャッタバルブ
10が、ベンチレータケース20の内部に回転自在に軸支さ
れ、このベンチレータケース20の側面に設けられたピン
シャッタ30およびリンク40からなるリンク機構を介し
て、ベンチレータケース20の側面に回転自在に軸支され
た操作ダイヤル50に連結されており、そして、ベンチレ
ータケース20の風下側から操作ダイヤル50を回動するこ
とによって、シャッタバルブ10が開閉されるようになっ
ている。
前記シャッタバルブ10は、左右両側部に回動支軸11が設
けられ、この支軸11の一側に設けられた角穴12に、ベン
チレータケース20の側壁に設けられた軸穴21を通して、
ピンシャッタ30の角軸31が挿入され、このピンシャッタ
30の上端に設けれた切欠軸穴32にリンク40の一端の軸部
41が回動自在に嵌着され、このリンク40の他端の軸部42
が操作ダイヤル50に連結されている。この操作ダイヤル
50は、後述するようにベンチレータケース20の風下側部
22の左右いずれか一側に回転自在に軸支されている。
前記ベンチレータケース20の側面には円弧状の係止部成
形基部23が一体成形され、この係止部成形基部23の後面
中央に係止部24が一体に成形されている。
第3図に示されるように、操作ダイヤル50の後方に一対
の係合部51U,51Lがアーム状に一体成形され、この一対
の係合部51U,51Lが、シャッタバルブ10の全開位置およ
び全閉位置において、ベンチレータケース20の側面に一
体成形された係止部24を弾性的に乗越えて係合し、その
位置を保持するように、前記係止部24に対し係脱自在に
設けられている。さらに、操作ダイヤル50の上下部より
やや後方側に、前記リンク40の軸部42を受容するための
一対の軸受部52U,52Lが一体成形され、また、この一対
の軸受部52U,52Lに隣接する前側(前記一対の係合部51
U,51Lとは反対側)に、操作ダイヤル50の外周部から内
部へ向かうスリット53U,53Lがそれぞれ設けられ、この
スリット53U,53Lより操作ダイヤル50の風下側の周面に
操作部54が成形されている。
前記操作ダイヤル50の係合部51U,51L、軸受部52U,52Lお
よびスリット53U,53Lは、ベンチレータケース20の左側
および右側のいずれにも共用できるように、上下対称に
一対ずつ設けられている。
前記一対の係合部51U,51Lには、先端に前記係止部24と
係合するフック状の端末係止爪55が設けられている。ま
た、前記一対の軸受部52U,52Lには、前記軸部42が回動
自在に嵌合される軸穴56の外側部に、軸部42を嵌入する
ための切欠57が設けられている。操作ダイヤル50の中央
には回動中心となる取付穴58が設けられている。
第1図に戻って、前記操作ダイヤル50の取付は、ベンチ
レータケース20の側面に一体成形されたスペーサ25に座
金61を介して操作ダイヤル50を当接するとともに、ベン
チレータケース20の側面に一体成形された軸部26に操作
ダイヤル50の取付穴58を嵌合し、さらに、操作ダイヤル
50の外側面に押え板62を当て、この押え板62のビス挿入
孔63より挿入したビス64を前記軸部26に螺入することに
より、ベンチレータケース20の風下側部22の側面に操作
ダイヤル50を回転自在に取付ける。
ベンチレータケース20の風下側部22には前面枠71が被嵌
される。この前面枠71には、4個の凸片部72が一体成形
され、この各凸片部72に係止穴73が設けられ、さらに、
この前面枠71の一側部にダイヤル嵌合長穴74が設けられ
ている。そうして、この前面枠71をベンチレータケース
20の風下側部22に被嵌したとき、前記凸片部72がベンチ
レータケース20の側面に一体成形された凹部27に嵌着さ
れ、前記係止穴73が凹部27内に一体成形された爪部28に
係合される。29は、ベンチレータケース20の取付板であ
る。
第2図には、前記ベンチレータケース20の風下側部22に
嵌着された風向調整機構80が示されている。
次に、この操作ダイヤル50の作用を説明する。
上側の軸受部52Uの軸穴56にリンク40の軸部42を挿入し
たとき、この上側の軸受部52Uは剛体となって、上側の
係合部51Uおよび軸受部52Uが一体化されるが、前記係合
部51Uと係止部24とがシャッタバルブ全開状態またはシ
ャッタバルブ全閉状態で係合するとき(クリック時)
は、スリット53Uが変形するので、係合部51Uに過大な変
形抵抗がかからない。さらに、下側の軸受部52Lの軸穴5
6にはリンク40の軸部42が挿入されていないので、この
下側の軸穴56がフリーである分だけ、下側の係合部51L
と係止部24とがシャッタバルブ全開状態またはシャッタ
バルブ全閉状態で係合するとき、この下側の係合部51L
の変形抵抗は上側の係合部51Uの変形抵抗よりも小さく
なるが、共に前記スリット53U,53Lにおける変形がある
ので、前記軸部42の有無による両者の変形抵抗の差異
は、従来のものより少ない。
第4図は、前記係止部24の他の実施例を示す。本実施例
は、係止部成形基部23の風上側に5箇所の係止部24を形
成し、全開状態と全閉状態との間の中間位置でもシャッ
タバルブを保持できるようにしたものである。
[考案の効果] 本考案によれば、左右共用の操作ダイヤルの一対の軸受
部より風下側の周面に操作部が成形され、一対の軸受部
より反操作部側に、ベンチレータケースの側面から突設
された係止部と係脱自在の関係にある一対の係合部が一
体成形されたシャッタバルブ開閉装置において、一対の
軸受部と操作部との間に操作ダイヤルの外周部から内部
へ向かうスリットをそれぞれ設けたから、この操作ダイ
ヤルを使用した場合のシャッタバルブの所定の開閉位置
における操作感(クリック感)および保持力のばらつき
を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシャッタバルブ開閉装置の一実施例を
示す分解斜視図、第2図はその組立品の斜視図、第3図
はその操作ダイヤルおよび係止部の正面図、第4図は係
止部の他の実施例を示す正面図である。 10……シャッタバルブ、20……ベンチレータケース、22
……風下側部、24……係止部、40……リンク、42……軸
部、50……操作ダイヤル、51U,51L……係合部、52U,52L
……軸受部、53U,53L……スリット、54……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベンチレータケースの内部に設けられたシ
    ャッタバルブを、ベンチレータケースの側面に設けられ
    たリンクを介して開閉する左右共用の操作ダイヤルが、
    ベンチレータケースの風下側部の左右いずれか一側に回
    転自在に軸支され、この操作ダイヤルは、前記リンクの
    軸部と連結される一対の軸受部が相対向して一体成形さ
    れ、この一対の軸受部より風下側の周面に操作部が成形
    され、前記一対の軸受部より反操作部側に、ベンチレー
    タケースの側面から突設された係止部と係脱自在の関係
    にある一対の係合部が一体成形されたシャッタバルブ開
    閉装置において、 前記操作ダイヤルの一対の軸受部と操作部との間に操作
    ダイヤルの外周部から内部へ向かうスリットがそれぞれ
    設けられ、前記一対の係合部とベンチレータケースの係
    止部とがそれぞれ係合して、シャッタバルブの所定の開
    閉状態を保持する関係に設定されたことを特徴とするシ
    ャッタバルブ開閉装置。
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