JP3386745B2 - ダイヤル支持構造 - Google Patents

ダイヤル支持構造

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JP3386745B2
JP3386745B2 JP14302499A JP14302499A JP3386745B2 JP 3386745 B2 JP3386745 B2 JP 3386745B2 JP 14302499 A JP14302499 A JP 14302499A JP 14302499 A JP14302499 A JP 14302499A JP 3386745 B2 JP3386745 B2 JP 3386745B2
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聡太郎 熊沢
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Howa Plastics Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Howa Plastics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両に搭
載された空調装置の空調装置用レジスタやオーディオ機
器等の各種装置におけるダイヤル機構に用いられるダイ
ヤル支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の空調装置は、車両のエンジンルー
ム等に配設された空調装置本体から通風管等を通り、車
両室内のインパネに設けられたレジスタを介して車両の
室内に送風するようになっている。ここで、図5には一
般的なレジスタの構成が断面図によって示されている。
【0003】この図5に示されたレジスタ170は、イ
ンパネに形成された取り付け孔(図示省略)へ装着され
る箱状のリテーナ172を備えている。リテーナ172
の側壁には風向調節用のフィン(図示省略)が取り付け
られた送風用の開口部174が形成されていると共に、
この開口部174が形成された側壁とは反対側は通風管
(図示省略)へ接続されている。また、リテーナ172
の内部には風量調節用の略矩形板状のダンパ176が設
けられている。ダンパ176の四辺のうちの対向する一
対の辺の中間部にはそれぞれシャフト178(図5では
一方のみを図示)が取り付けられている。シャフト17
8はリテーナ172の内部に設けられたリテーナ172
の軸受孔180に回転自在に軸支されていると共に、そ
の端部に設けられたアーム182及びアーム182に対
して相対回転自在に連結されたコンロッド184を介し
てダンパダイヤル186へ機械的に連結されている。ダ
ンパダイヤル186は、リテーナ172に形成された軸
部188に回転自在に軸支されていると共に、リテーナ
172に形成された露出用窓部174に嵌め込まれたリ
テーナ172の窓部192からその一部がリテーナ17
2の外部に露出している。
【0004】ダンパダイヤル186の軸部188周りの
回転は、コンロッド184、アーム182、及びシャフ
ト178を介してダンパ176へ伝わり、ダンパ176
がシャフト178の軸線周りに回転する。ダンパ176
の回転角度によって通風管から開口部174へ流れる風
の方向に沿ってダンパ176を見た場合のダンパ176
の投影面積が変化し、上記の風に対する抵抗はこの投影
面積の増減に伴い増減するため、ダンパダイヤル186
を適宜に回転させることでダンパ176を操作して、風
に適度な抵抗を付与して開口部174から放出される風
の風量を調節できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示さ
れるように、軸部188の軸方向に沿った方向のダンパ
ダイヤル186の側端で且つ軸部188が貫通する貫通
孔194の近傍部分の一方にはリテーナ172に形成さ
れた制限部198が当接しており、他方にはベゼル19
0に形成された制限部196が当接している。これらの
制限部196、198はダンパダイヤル186に当接す
ることで軸部188の軸方向に沿ったダンパダイヤル1
86の変位を制限し、これにより、ダンパダイヤル18
6のガタ等の発生を抑制している。
【0006】しかしながら、ダンパダイヤル186、リ
テーナ172、及びベゼル190はそれぞれ別体の部品
として構成されるため、各部品の各部位の寸法には必ず
誤差が生じる。したがって、リテーナ172とベゼル1
90とをリテーナ172に組み付けた場合の制限部19
6と制限部198との間の寸法には、ベゼル190の寸
法誤差とリテーナ172の寸法誤差との和に応じた誤差
が生じる。制限部196と制限部198との間隔が狭け
れば、ダンパダイヤル186のガタ等の抑制は可能であ
るが、制限部196と制限部198とによる挟持力が強
すぎてダンパダイヤル186の円滑な回転操作の妨げと
なる。しかも、制限部196と制限部198との間隔が
狭すぎると、ダンパダイヤル186の組み付けそのもの
が不可能になりかねない。
【0007】一方、制限部196と制限部198との間
隔が広ければ挟持力が弱くなるため、ダンパダイヤル1
86の円滑な操作が可能となるが、上述したガタが生じ
やすくなり、この意味でダンパダイヤル186の操作に
対する安定感等のフィーリングが低下すると共に、ガタ
が生じてもダンパダイヤル186がベゼル190の窓部
に干渉しないよう、窓部192の開口部寸法を予め大き
く設定しておかねばならず、図5に示される隙間Lが大
きくなってしまいレジスタ170の外観の悪化につなが
る。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、適度な挟
持力でダイヤルを支持でき、しかも、ガタ等の発生を効
果的に抑制できるダイヤル支持構造を得ることが目的で
ある。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項記載の本発明
は、支持部に回転自在に軸支されると共に外周部に形成
された操作部が当該外周部近傍に設けられた露出用窓部
から外部に露出し、当該露出用窓部の外部からの回転操
作が可能なダイヤルに適用されるダイヤル支持構造であ
って、前記露出用窓部が形成されると共に、前記ダイヤ
ルの回転軸方向に沿った方向の前記ダイヤルの両側部に
当該軸方向に沿って対向し前記軸方向に沿った前記ダイ
ヤルの変位を制限する一対の制限部が形成され、前記支
持部が設けられた支持体へ直接或いは間接的に一体とさ
れた制限部材を備えることを特徴としている。
【0019】上記構成のダイヤル支持構造によれば、露
出用窓部が形成された制限部材に一対の制限部が形成さ
れている。これらの制限部はダイヤルの回転軸方向に沿
って、この方向のダイヤルの側部と対向しており(換言
すれば、一対の制限部の間にダイヤルが配置されてお
り)、ダイヤルが自らの軸方向に沿った方向に変位しよ
うとすると、制限部がダイヤルの側部に当接してダイヤ
ルの変位を制限する。これにより、ダイヤルのガタ等が
抑制される。
【0020】ここで、本ダイヤル支持構造の各制限部は
上述したように、露出用窓部が形成された制限部材に一
体形成されているため、成形の際に生じる寸法誤差が制
限部をそれぞれ別体で成形した場合に比べて小さくな
る。このため、両制限部の間隔とこの間に介在するダイ
ヤルの軸方向寸法との差、すなわち、制限部とダイヤル
との間の隙間を厳格に設定でき、効果的に上記のガタ等
を抑制できると共に、制限部が当接することによりダイ
ヤルが回転する際の抗力の大きさをも厳格に設定でき
る。
【0021】しかも、上記のようにガタ等が抑制される
と共に、各制限部の寸法も厳格に設定できるため、制限
部材に対するダイヤルの相対的な組み付け位置を予め厳
格に設定できる。このため、露出用窓部とこの露出用窓
部から露出した操作部との間に生じる隙間を小さく設定
しても露出用窓部の縁等がダイヤルの操作部に干渉する
ことはなく、これにより、外観の向上やこの隙間を介し
た異物侵入の防止に寄与する。
【0022】請求項記載の本発明は、請求項記載の
ダイヤル支持構造において、前記軸方向に沿った方向の
両端部が前記操作部の前記軸方向に沿った方向の両端部
よりも外側に突出したリブを前記ダイヤルの前記操作部
よりも前記ダイヤルの回転中心側に設けると共に、前記
一対の制限部を前記リブの前記軸方向両先端部に対向し
て設けた、ことを特徴としている。
【0023】上記構成のダイヤル支持構造によれば、ダ
イヤルの操作部よりもその回転中心側に形成されたリブ
は、ダイヤルの回転軸方向に沿った方向の両端部が操作
部の両端部よりも外側に突出している。このリブに対応
して制限部材に形成された一対の制限部の間隔は、当然
のことながらダイヤルの回転軸方向に沿った方向の操作
部の寸法よりも十分に大きく、制限部の間を容易に通過
できる。このため、組み付けの際には、制限部の間を通
過させてから露出用窓部から操作部を露出させるように
ダイヤルを組み付ければ、一対の制限部がダイヤル組み
付けの弊害になることがない。
【0024】請求項記載の本発明は、請求項又は請
求項記載のダイヤル支持構造において、前記制限部を
前記露出用窓部の近傍に形成したことを特徴としてい
る。
【0025】上記構成のダイヤル支持構造では、各制限
部が露出用窓部の近傍に形成されているため、必然的に
制限部はダイヤルの操作部近傍、すなわち、ダイヤルの
外周部近傍でダイヤルの変位を制限することになる。こ
こで、ダイヤルを支持する支持部分の軸線に対してダイ
ヤル自身の軸線が傾斜するようにダイヤルが変位する際
には、ダイヤルの回転中心よりもダイヤルの外周側で変
位量が大きくなる。
【0026】本ダイヤル支持構造では、上記のようなダ
イヤルの変位が生じようとした場合には、変位量の大き
くなる外周部近傍でその変位を制限するため、ダイヤル
の変位を効果的に制限できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図2には本発明の一実施の形態に
係るダイヤル支持構造を適用した空調装置用レジスタ1
0(以下、単に「レジスタ10」と称する)の構成が斜
視図によって示されており、図1には図2の1−1線に
沿った断面図が示されている。これらの図に示されるよ
うに、レジスタ10は支持体としてのリテーナ12を備
えている。リテーナ12は全体的にボックス状とされて
いるものの、車両(図示省略)搭載状態におけるリテー
ナ12の略車両前後方向(図1及び図2の矢印FR方向
及びその反対方向)両端部はともに開口した筒状とされ
る。図2に示されるように、リテーナ12の一方の
開口端(車両搭載状態において略車両後方側の開口端)
には複数枚の風向調節用の第1フィン14が配置されて
いる。各第1フィン14は車両搭載状態において略車両
左右方向(図1及び図2の矢印LF方向及びその反対方
向)に沿って長手方向とされた長方形状の板材で、各々
の長手方向両端部の幅方向中央部からは軸部16が突出
形成されている。これらの軸部16はリテーナ12の一
方の開口端に嵌め込まれたフィン支持部材18に支持さ
れており、略車両左右方向を軸方向としてこの軸周りに
回転自在とされている。
【0028】また、これらの複数枚の第1フィン14
は、略車両上下方向(図2の矢印UP方向及びその反対
方向)に沿って所定間隔毎に配置されていると共に、図
示しない連結機構によって互いに機械的に連結され、複
数毎の第1フィン14のうちの何れか1つが回動する
と、これに連動して他の第1フィン14が回動するよう
になっている。
【0029】さらに、リテーナ12の内側には複数枚の
第2フィン(図示省略)が配置されている。これらの第
2フィンは、上述した第1フィン14と同様に略長方形
の板状でその長手方向両端部の幅方向中央部からは軸部
が突出形成されているものの、その長手方向は略車両上
下方向とされており、各々の軸部はリテーナ12の上壁
部20及び下壁部に設けられた軸受部(図示省略)に支
持されると共に、略車両左右方向に沿って所定間隔毎に
配置されて、各々が略車両上下方向を軸方向として回動
自在とされている。また、これらの第2フィンもまた図
示しない連結機構によって互いに機械的に連結され、複
数毎の第2フィンのうちのうちの何れか1つが回動する
と、これに連動して他の第2フィンが回動するようにな
っている。
【0030】また、図1及び図2に示されるように、上
述した複数枚(本実施の形態では5枚)第1フィン14
のうちの1枚(本実施の形態では上から3番目の第1フ
ィン14)には、調節摘み24が設けられており、本レ
ジスタ10が搭載された車両の乗員は、この調節摘み2
4を摘んで調節摘み24が設けられた第1フィン14を
上下させる(具体的には略車両左右方向を軸方向として
適宜に回動させる)ことで、風向を上下に調節できるよ
うになっている。
【0031】さらに、この調節摘み24は、調節摘み2
4が設けられた第1フィン14に沿って第1フィン14
の長手方向(すなわち、略車両左右方向)にスライド自
在に設けられていると共に、図示しないリンク機構等の
接続部材を介して複数枚の第2フィンのうちの1枚に接
続され、調節摘み24を左右にスライドさせることで、
複数枚の第2フィンのうちの1枚が略車両上下方向を軸
方向としてこの軸周りに回動し、風向を左右に調節でき
るようになっている。
【0032】また、本レジスタ10は風量調節機構を構
成する調節手段としてのダンパ30を備えている。ダン
パ30は車両搭載状態において略車両左右方向に沿って
長手方向とされた略長方形の板状とされており、上述し
たリテーナ12の内部で且つ第2フィンの略車両前方側
に配置されている。ダンパ30の長手方向一方の端部
(具体的には車両搭載状態における略車両右側端部)の
幅方向中央には軸部32が設けられている。軸部32と
ダンパ30とはインサート成形により一体成形されてお
り、ダンパ30の長手方向一方の側の側方へ突出してい
る。また、軸部32はリテーナ12の側壁部34に形成
された軸受孔36へ嵌入されており、略車両左右方向を
軸方向として回転自在に側壁部34に軸支されている。
【0033】一方、ダンパ30の長手方向他端部の幅方
向中央部には円柱状の軸部38が軸部32に対して同軸
的に設けられている。軸部38はダンパ30に形成され
た嵌合孔へ嵌め込まれて一体とされており、ダンパ30
の長手方向他方一方の側の側方へ突出している。また、
軸部38はリテーナ12の側壁部40に形成された略円
筒状の軸受部42の円孔44へ嵌入されており、略車両
左右方向を軸方向として回転自在に側壁部34に軸支さ
れている。
【0034】軸部38の軸方向一端部(すなわち、ダン
パ30との嵌合部分とは反対側の端部)には略扇形状の
セクタギヤ50が設けられている。セクタギヤ50はそ
の外形状である扇の要に相当する部分で軸部38に連結
されて一体とされていると共に、その外周形状は軸部3
8と同軸な仮想円の円周の一部となっている。
【0035】セクタギヤ50の後方側(すなわち、車両
搭載状態での略車両後方側)にはダイヤルとしてのダン
パダイヤル56が配置されている。図2に示されるよう
にダンパダイヤル56は筒部58を備えている。筒部5
8は軸方向一端が開口した有底円筒状で、その軸方向中
間部よりも一端側(すなわち、開口端側)には大径孔6
0が形成され、大径孔60の軸方向他端(すなわち、筒
部58の開口端とは反対側の大径孔60の端部)からは
連続して小径孔62が形成されている。小径孔62及び
大径孔60は同軸的に形成されているものの、その内径
寸法は大径孔60よりも小径孔62の方が小さい。小径
孔62の軸方向他端である筒部58の底部には小径孔6
2よりも内径寸法が小さな円形の透孔64が大径孔60
及び小径孔62に対して同軸的に形成されている。
【0036】以上の構成の筒部58に対応してリテーナ
12の側壁部40の外側面からは支持部としての支持シ
ャフト70が突出形成されている。支持シャフト70は
短軸円柱形状の大径軸部72を備えている。大径軸部7
2は搭載状態において略車両左右方向が軸方向となるよ
うに形成されており、その外径寸法並びに軸方向寸法は
上述した大径孔60の内径寸法並びに軸方向寸法よりも
僅かに小さい程度とされている。したがって、筒部58
の大径孔60はその内部に大径軸部72を収容するよう
に嵌合可能であると共に、嵌合状態では大径軸部72が
筒部58の大径孔60が形成された部分を自らの軸周り
に回転自在に軸支する。
【0037】また、筒部58の軸方向他端部(すなわ
ち、側壁部40との接続部分とは反対側の筒部58の端
部)からは、外径寸法が透孔64の内径寸法よりも僅か
に小さな小径軸部74が同軸的に突出形成されている。
図1に示されるように、筒部58の他端が小径孔62の
他端へ概ね達するまで大径軸部72へ筒部58の大径孔
60が嵌め込まれた状態では、小径軸部74は小径孔6
2及び透孔64を貫通してその先端が筒部58の底部か
ら突出する程度に小径軸部74の軸方向長さが設定され
ている。また、この小径軸部74には外径寸法が小径孔
62の内径寸法よりも僅かに小さなブッシュ76が嵌め
込まれており、小径軸部74はセクタギヤ50の小径孔
62の部分を、ブッシュ76を介して回転自在に軸支し
ている。
【0038】このようにして支持シャフト70へ回転自
在に軸支される筒部58の外周一部には略扇形状のセク
タギヤ82が設けられている。セクタギヤ82はその外
形状である扇の要に相当する部分で筒部58に連結され
て一体とされていると共に、その外周形状は、筒部58
と同軸な仮想円の円周の一部とされ、且つ、このセクタ
ギヤ82の外歯と上述したセクタギヤ50の外歯とが互
いに噛み合っている。
【0039】さらに、上記のセクタギヤ82が形成され
た部分以外の筒部58の外周一部からは、筒部58の軸
方向に沿って厚さ方向とされた薄肉板状の鍔部84が筒
部58の半径方向外側へ向けて延出されている。鍔部8
4はその外周部が筒部58の外周部と同軸な仮想円の円
周の一部とされている。さらに、この鍔部84の周方向
両端部にはストッパ86が形成されている。ストッパ8
6は筒部58の軸方向に沿った長さが筒部58の軸方向
寸法と略同じで、この方向を長手方向とする略長方形状
の板状とされている。ストッパ86の幅方向は筒部58
の半径方向に沿っており、その長さは鍔部84の延出寸
法よりも長く、且つ、その幅方向一端は筒部58の外周
部へ接続され筒部58と一体とされている。
【0040】さらに、ストッパ86を介して鍔部84と
は反対側では、筒部58の軸方向に沿った方向が厚さ方
向とされた板状の連結部88が、筒部58の外周部で且
つ筒部58の軸方向略中央部からその半径方向外側へ向
けて延出されている。連結部88の外周部は筒部58の
に対して同軸の仮想円の円周に沿っており、この外周部
には連結部88よりも厚肉の操作部90が形成されてい
る。この操作部90もまたその外周部が筒部58のに対
して同軸の仮想円の円周に沿っており、しかも、外周面
には滑り止めとしてのロレットが刻まれている。
【0041】一方、図1に示されるように、上述したフ
ィン支持部材18の後方側(より具体的には車両搭載状
態における略車両後方側)には、1つに化粧板としての
機能を奏する制限部材としてのベゼル100が配置され
ている。ベゼル100はフィン支持部材18の後方側に
配置される縦壁部102を備えている。縦壁部102に
は左右方向(より具体的には車両搭載状態における略車
両左右方向)に沿って長手方向となる長方形状に開口し
た送風用開口部104が形成されている。ベゼル100
のリテーナ12への装着状態で送風用開口部104は概
ねリテーナ12の後方側の開口形状に対応する。
【0042】この送風用開口部104の側方には上述し
たダンパダイヤル56に対応して露出用窓部106が形
成されている。露出用窓部106は装着状態における略
車両上下方向に沿って長手方向とされた略長方形状の開
口で、図1及び図2に示されるように、この露出用窓部
106からは上述したダンパダイヤル56の操作部90
が貫通してベゼル100の略車両後方側(すなわち、車
両の乗員側)に突出する。
【0043】また、縦壁部102の裏面(すなわち、搭
載状態におけるリテーナ12側の面、若しくは、乗員側
とは反対側の面)には制限部としての一対の制限壁10
8、110が形成されている。制限壁108、110は
搭載状態における略車両左右方向に沿った方向、すなわ
ち、上述した支持シャフト70の軸方向に沿って方向が
厚さ方向とされた板状で、この方向に沿って互いに対向
している。一対の制限壁108、110のうちの一方の
制限壁108は露出用窓部106に対して搭載状態おけ
る略車両左側に形成されており、他方の制限壁110は
略車両右側に形成されている。したがって、制限壁10
8と制限壁110との間には上述したダンパダイヤル5
6の連結部88及び操作部90の一部が位置する。
【0044】これらの制限壁108及び制限壁110に
対応してダンパダイヤル56の連結部88にはリブ92
が形成されている。リブ92は連結部88を介して略車
両左右方向両側に形成されており、その形状はダンパダ
イヤル56の回転半径方向に沿った方向が厚さ方向とさ
れると共に、ダンパダイヤル56の回転中心を中心とし
て円弧状に湾曲した板状で、略車両左右方向両側の端部
間の寸法は上述した制限壁108と制限壁110との間
の間隔と略同じとされている(厳密には極僅かに小さ
い)。搭載状態においてこれらのリブ92はその一部若
しくは全部が制限壁108と制限壁110との間に位置
する。
【0045】以上の構成の本レジスタ10はインパネ1
12に形成された取付孔114に嵌め込まれ、嵌め込ま
れることでレジスタ10は車両への搭載状態となり、リ
テーナ12のダンパ30を介してベゼル100とは反対
側から図示しない空調装置本体から送られてきた風がリ
テーナ12を通って車両室内へ供給される。
【0046】次に、本実施の形態の作用並びに効果につ
いて説明する。
【0047】上記構成の本レジスタ10では、露出用窓
部106から露出したダンパダイヤル56の操作部90
を略車両前方側へ押圧し、この状態でダンパダイヤル5
6を押し上げ或いは押し下げると、ダンパダイヤル56
が支持シャフト70回りに回転する。このダンパダイヤ
ル56の回転はダンパダイヤル56に形成されたセクタ
ギヤ82に噛み合うセクタギヤ50を介して軸部38へ
伝えられ、軸部38が自らの軸周り、すなわち、略車両
左右方向を軸方向としてこの軸方向周りにダンパダイヤ
ル56の回転角度に対応した角度だけ回転する。これに
より、ダンパ30が略車両左右方向を軸方向としてこの
軸方向周りに回転する。ダンパ30は回転することで上
述した空調装置本体から送られてきた風のリテーナ12
内で通過方向、すなわち、略車両前後方向に沿って見た
場合の投影面積が増減し、この増減に応じてリテーナ1
2を通る風への抵抗が増減する。したがって、ダンパダ
イヤル56を操作してダンパ30を適宜に回転させ、風
に対する抵抗を増減させることで送風用開口部104を
通過して車両室内へ送給される単位時間当たりの風の量
(風量)、すなわち、風の強さが調節される。
【0048】ところで、本レジスタ10にて用いられる
リテーナ12やダンパダイヤル56、及びベゼル100
といった構成部材は、これを形成するうえで各部位の寸
法にある程度の誤差が生じる。しかしながら、本レジス
タ10では制限壁108と制限壁110とはベゼル10
0の縦壁部102に形成されており、一体であるため、
制限壁108と制限壁110とを別体の部品で構成した
場合においては生じる組み付け誤差等を考慮する必要が
ないことから、別体で構成した場合に比べて寸法誤差が
極めて小さくなる。これにより、リブ92の先端と制限
壁108或いは制限壁110との間の隙間D(図3参
照)が極めて小さくなるような厳格な寸法設定が可能と
なる。制限壁108及び制限壁110は、ダンパダイヤ
ル56が自らの軸方向に沿って変位しようとしたり、軸
方向を傾斜させるように変位しようとした場合にリブ9
2へ当接することで制限壁108或いは制限壁110が
ダンパダイヤル56の変位を制限するが、上記のように
隙間Dを極めて小さくできるため、ダンパダイヤル56
の回転軸方向に沿った方向の変位や軸方向を傾斜させる
ような変位を効果的に抑制でき、ダンパダイヤル56の
ガタ等を効果的に防止できる。
【0049】また、以上のように隙間Dの大きさの厳格
な設定が可能であるということは、制限壁108、11
0を予めリブ92に接触させておくにしても、制限壁1
08と制限壁110とがリブ92を挟みつける挟持力の
厳格な設定が可能であるということである。このため、
この挟持力に対応する操作部90を操作した際に感じる
重さ等を厳格に設定でき、操作フィーリングを向上させ
ることができる。
【0050】さらに、これらの制限壁108、110が
形成されているベゼル100は操作部90が露出する露
出用窓部106も形成されているため、露出用窓部10
6に対する制限壁108、110の相対的な位置関係も
厳格に設定できる。しかも、上述したように制限壁10
8、110によってダンパダイヤル56のガタ等を極め
て効果的に抑制できるため、操作部90を操作する際に
露出用窓部106の縁部等が操作部90に干渉したりす
ることがない。したがって、操作部90と露出用窓部1
06との間に形成される隙間Sを極めて小さく設定する
ことが可能で、搭載状態におけるベゼル100の外観
(すなわち、レジスタ10の外観であり、ひいては車両
の内装の見栄え)を向上させることができる。
【0051】さらに言えば、上述したダンパダイヤル5
6は、その強度的な問題から図4に示されるように、ポ
リ塩化ビニル(PVC)で形成された黒系色の操作部9
0とポリブチレンテレフタレート(PBT)で形成され
た白色のダンパダイヤル56とを別体で構成して、操作
部90を連結部88へ嵌め込むことで一体としているこ
とが多い。ここで、上記のように隙間Sを小さくできる
ため、ダンパダイヤル56の白色を隠し易く、この意味
でも外観の向上に寄与すると共に、ダンパダイヤル56
の軸方向へ向けて延出されたフランジ部94を僅かに形
成することで、ダンパダイヤル56を隠蔽してしまうこ
ともできる。
【0052】また、ダンパダイヤル56はその軸方向の
変位のみならず、大径孔60等と大径軸部72等との間
に隙間が僅かでも隙間があれば、支持シャフト70の軸
線に対して傾斜するように変位する可能性がある。この
ようなダンパダイヤル56の変位は、略車両前後方向或
いは略車両上下方向を軸方向とした回動変位となるた
め、ダンパダイヤル56の外周部側、すなわち、操作部
90側でその変位量が大きい。ここで、本レジスタ10
では、露出用窓部106が形成された縦壁部102に制
限壁108、110が形成されている。上述したよう
に、露出用窓部106は操作部90が貫通する部分であ
るため、制限壁108、110もまた操作部90の近傍
に形成されることになり、上記のような回動変位に対し
てはその変位量が大きな部分でこれを制限する。したが
って、上記のような回動変位を効果的に抑制できる。
【0053】なお、本実施の形態は、風量調節用のダン
パダイヤル56を調節手段とした構成であったが、調節
手段は風量調節用に限定されるものではなく、例えば、
第1フィン14や第2フィンのような風向調節用であっ
てもよい。
【0054】また、上述した本実施の形態をダンパダイ
ヤル56の支持構造として見ることができるのはいうま
でもないが、この場合、請求項4乃至請求項6の何れか
に記載の本発明の観点からすれば、本発明の適用範囲は
空調装置用のレジスタ10に限るものではない。すなわ
ち、ダイヤルを用いた切り換え機構や調節機構等に広く
適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載
の本発明は、ダイヤルの軸方向に沿った変位を制限する
一対の制限部が一体であるため、制限部の間隔を厳格に
設定でき、ダイヤルとの間隔を厳格に設定できる。これ
により、効果的にガタ等の防止が可能であると共に、制
限部がダイヤルに接触していることで生じるダイヤルが
回転する際の抵抗も厳格に設定でき、ダイヤル操作の際
に感じる重さも厳格に且つ容易に設定できる。さらに
は、これらの制限部が露出用窓部が形成されているベゼ
ルに形成されていることで、露出用窓部と制限部との相
対的な位置の誤差が極めて小さくなる。これに加え、上
述したように、ダイヤルのガタを効果的に抑止できるた
め、ダイヤルの操作部と露出用窓部との間の隙間を小さ
くしても、露出用窓部の縁等が操作部に干渉することは
なく、外観の向上やこの隙間を介した異物侵入の防止に
大きく寄与する。
【0056】また、請求項2記載の本発明では、上述
した請求項1記載の本発明の効果に加え、さらに、ダ
イヤルの組み付け性を向上でき、組み付け工数の軽減に
寄与する。
【0057】さらに、請求項3記載の本発明では、上
述した請求項1又は請求項2記載の本発明の効果に加
え、自らの軸線を支持部の軸線に対して傾斜させる方向
へのダイヤルの変位を効果的に制限できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空調装置用レジスタ
(本発明の一実施の形態に係るダイヤル支持構造を適用
した空調用レジスタ)の断面図で、図2の1−1線に沿
った断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る空調装置用レジスタ
(本発明の一実施の形態に係るダイヤル支持構造を適用
した空調用レジスタ)の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る空調装置用レジスタ
(本発明の一実施の形態に係るダイヤル支持構造を適用
した空調用レジスタ)の要部を示す図1に対応した断面
図である。
【図4】ダイヤルの変形例を示す断面図である。
【図5】従来の空調装置用レジスタの構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 空調装置用レジスタ 12 リテーナ(支持体) 30 ダンパ(調節手段) 56 ダンパダイヤル(ダイヤル) 70 支持シャフト(支持部) 90 操作部 92 リブ 100 ベゼル(制限部材) 104 送風用開口部 106 露出用窓部 108 制限壁(制限部) 110 制限壁(制限部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−149140(JP,A) 実開 平1−138804(JP,U) 実開 平3−100750(JP,U) 実開 平3−27545(JP,U) 実開 平3−115342(JP,U) 実開 平4−125404(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 F24F 13/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部に回転自在に軸支されると共に外
    周部に形成された操作部が当該外周部近傍に設けられた
    露出用窓部から外部に露出し、当該露出用窓部の外部か
    らの回転操作が可能なダイヤルに適用されるダイヤル支
    持構造であって、 前記露出用窓部が形成されると共に、前記ダイヤルの回
    転軸方向に沿った方向の前記ダイヤルの両側部に当該軸
    方向に沿って対向し前記軸方向に沿った前記ダイヤルの
    変位を制限する一対の制限部が形成され、前記支持部が
    設けられた支持体へ直接或いは間接的に一体とされた制
    限部材を備えることを特徴とするダイヤル支持構造。
  2. 【請求項2】 前記軸方向に沿った方向の両端部が前記
    操作部の前記軸方向に沿った方向の両端部よりも外側に
    突出したリブを前記ダイヤルの前記操作部よりも前記ダ
    イヤルの回転中心側に設けると共に、 前記一対の制限部を前記リブの前記軸方向両先端部に対
    向して設けた、 ことを特徴とする請求項1記載のダイヤル支持構造。
  3. 【請求項3】 前記制限部を前記露出用窓部の近傍に形
    成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のダ
    イヤル支持構造。
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