JP3678909B2 - 車両用空気吹出口構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に設備される空調装置の空気吹出口構造に係り、特に空気吹出口をルーバーを利用して空気吹出口を完全に閉塞することができる構成とする共に、そのルーバーによる空気吹出口の完全閉塞時においては、空気吹出口フィニッシャの表面とルーバーの表面とが面一となるように構成した車両用空気吹出口構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車に設備されている空調装置の駆動力により生じる空気を、必要に応じて車室内の所望方向へ吹き出させ、また空気の吹き出しを要しないときは、空気吹出口を閉塞することができるように構成されている従来の車両用空気吹出口構造(車両用シャット式ベンチレータグリル)として、例えば図7乃至図10で示す構成のものがある。
【0003】
この従来の空気吹出口構造の概略を説明すると、1は空気吹出口のグリルベースであって、このグリルベース1の正面には、左右それぞれの空気吹出口2が形成されており、これら空気吹出口2の内部には、複数枚の横ルーバー3が回動可能に軸支されている。またこれら横ルーバー3よりも奥側には不図示である複数枚の縦ルーバーが軸支されており、さらにこの縦ルーバー3よりも奥側には本体ケース4内で回動可能に軸支されるダンパー5が位置されている。
【0004】
さらに上記グリルベース1の正面より一部が突出されているダイヤル6には、リングギヤ7が形成されており、このリングギヤ7に噛合される遊星歯車8を介してギヤ結合されるインナーダイヤル9が上記ダイヤル6と同軸支持されている。上記のダイヤル6には、ダンパー開閉用のカム溝10が形成されており、そのカム溝10には、く字状に形成されている第1のリンク11の一端がピン12を介して係合されており、またこの第1のリンク11の他端には長孔13が形成されていて、この長孔13には、第2のリンク14の一端に突設されているガイドピン15が遊嵌されている。上記第2のリンク14の他端は、ダンパー5の支軸16を介してダンパー5と一体に結合されている。
【0005】
上記インナーダイヤル9には、略く字形の横ルーバー開閉用のカム溝17が形成されており、このカム溝17には各横ルーバー3を連結しているリンク18に突設されているガイドピン19が遊嵌されている。そして上記ダイヤル6を図9において反時計方向に回動すれば、第1のリンク11は、その支軸20支点として時計方向へ回動し、この第1のリンク11の回動力は、第2のリンク14を介してダンパー5を反時計方向に回動させ、該ダンパー5による通気路の閉塞がなされる。上記ダイヤル6の反時計方向の回動に伴なってインナーダイヤル9が時計方向に回動するために、このインナーダイヤル9に設けられているカム溝17に遊嵌されているガイドピン19は押し下げられ、その結果、各横ルーバー3によりグリルベース1の空気吹出口2が閉塞される。
【0006】
上記ダイヤル6を逆方向、つまり図10において時計方向に回動すれば、上記動作と逆動作により各横ルーバー3により空気吹出口2が開口されると共にダンパー5により通気路が開き、空調装置からの送風が空気吹出口2を経て車室内へ吹き出される構造となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところがかかる従来の空気吹出口構造では、グリルベース1の内部で回動する各横ルーバー3により、そのグリルベース1に設けられている空気吹出口2を閉塞するとき、その各横ルーバー3の表面3′と、グリルベース1の表面1′との間で段差R(図8参照)を生じる構造となっていることから、空気吹出口構造の外観上の見栄えが悪い。また上記段差Rを有することから、空気吹出口2の特に下縁部で塵埃が積り易く、送風初期時に空気吹出口2下縁で積もっている塵埃が、車室内へ飛散されてしまい衛生的にも好ましくない等の問題点があった。
【0008】
さらに従来の空気吹出口構造では、ダイヤル6とダンパー5との間の動力伝達構造が、第1のリンク11と、第2のリンク14とからなる3節構造となっており、さらにダイヤル6と横ルーバーとの間の動力伝達構造には、遊星歯車8及びインナーダイヤルを介装している等のことから、部品点数が嵩み、これが原因で経済性が悪いといった問題点もあった。
【0009】
本発明は、かかる従来の問題点に着目してなされたもので、空気吹出口を穿設しているグリルベースの表面と、上記空気吹出口を閉塞する各横ルーバーの表面とが面一となるように構成して、上記空気吹出口の縁辺部に塵埃が積らないようにすることを第1の目的とする。
【0010】
また本発明では、ダイヤルとダンパーとの間の動力伝達構造を2節構造となし、さらにダイヤルと横ルーバーとの間の動力伝達構造を簡素化して、車両用空気吹出口構造の経済性と組立作業性を高めることを第2の目的としている。
【0011】
また本発明では、横ルーバーが開放した状態のときに該横ルーバーの支軸が車両乗員から見えないようにしさらなる外観向上を図ることを第3の目的としている。
【0012】
また本発明では、ダイヤルの構造を簡素化することを第4の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成させるために請求項1では、エア吹出口を有しかつ送風ケース本体の吐気口に被着されるフィニッシャと、上記エア吹出口から吹き出される風向を変更する複数の平板状横ルーバーを備えており、該各横ルーバーは、上記エア吹出口を開閉しうるように軸支構体により回動可能に支持されている車両用空気吹出口構造において、上記軸支構体は、上記横ルーバーの表面と平行に離間する支軸と、該支軸を挿通支持する支持部とからなり、さらに上記支持部による上記支軸の支持位置は、上記各横ルーバーによる上記エア吹出口の閉塞時に、該各横ルーバーの表面と上記フィニッシャの表面とが面一となる位置に設定されている車両用空気吹出口構造であることを特徴としている。
【0014】
また、上記第2の目的を達成するために請求項2では、上記送風ケース本体内に設備されている送風遮断用のダンパーを開閉駆動することができるダイヤルを備え、該ダイヤルには、上記ダンパーと一体に回転結合されているアームの回動先端に設けられているガイドピンが遊嵌されて、該ダイヤルの回動に連動して上記ダンパーを全閉位置から全開位置まで回動せしめるための第1のガイド溝と、上記横ルーバーに設けられているガイドピンが遊嵌されて、上記ダイヤルの回動に伴ない上記ダンパーが全開位置となった後の該ダイヤルのさらなる回動で、上記横ルーバーを上記エア吹出口の閉塞位置から開放位置まで回動せしめるための第2のガイド溝とを設けた車両用空気吹出口構造であることを特徴としている。
【0015】
また、上記第3の目的を達成するために請求項3では、上記横ルーバーの支軸は、該横ルーバーの開放時に下面となる面側に設けられている車両用空気吹出口構造であることを特徴としている。
【0016】
さらに、上記第4の目的を達成するため請求項4では、支軸は、横ルーバーからの離間分だけフィニッシャの表面から奥まった位置で支持されると共に、上記ガイドピンは、横ルーバーの水平状態において上記支軸の上記支持位置からフィニッシャ表面側に離間するように設けたことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図1乃至図6に示す実施形態に基づいて詳細に説明するが、先ずは、本発明の空気吹出口構造を構成する構成部材を図1で説明する。
【0018】
21は不図示である車載空調装置のエアダクトに接続される筒状の送風ケース本体であって、この送風ケース本体21は、前後両方向が開口して、その後方開口部が上記のエアダクトに接続される導入口21Aになっており、また前方開口部は吐気口21Bに形成されていて、該吐気口21Bには、エア吹出口22を有するフィニッシャ23が、そのフィニッシャ23に設けられている係止片24と送風ケース本体21に設けられている係止部25との係止作用によって被着される構成となっている。
【0019】
上記送風ケース本体21の内部における後方開口部近傍には、送風ケース本体21の内部の通風路を開閉し風量制御を行なうためのダンパー26が軸支されている。このダンパー26の周縁には、送風ケース本体21の内面との気密性を高めるための枠状シール片27が接着保持されている。さらに上記のダンパー26の回動軸上に設けられている角孔26A内には、送風ケース本体21の外側に位置されるアーム28の一端に設けられている角軸29が、送風ケース本体21に穿設されている貫通孔21Cを貫通して係合されており、このアーム28の他端にはガイドピン30が穿設されている。
【0020】
31は、送風ケース本体21の外側面に形成されている支軸32により回転可能に軸支される軸孔33を有しているダイヤルであって、このダイヤル31の内側面には、図1(ロ)で示すように上記のガイドピン30が遊嵌される略L字状の第1のガイド溝34が形成されているが、この第1のガイド溝34は、上記軸孔33を中心とする円弧形状の第1の溝部34Aと、この第1の溝部34Aの一端から軸孔33方向へ延びる第2の溝部34Bとで形成されている。
【0021】
また上記ダイヤル31の片側面において、軸孔33を境とするガイド溝34との対称位置に、上記軸孔33を中心とする円弧形状の第1の溝部35Aと、この第1の溝部35A一端から軸孔33と反対方向へ延びる第2の溝部35Bとからなる第2のガイド溝35が形成されている。
【0022】
36は、複数枚の縦ルーバーであって、これらの縦ルーバー36の上下両端は支軸を介して支持板37により、左右に変向可能に軸支されていて、各縦ルーバー36は支持板37と共に、送風ケース本体21内に配置固定される。各縦ルーパー36は連結杆38により連結されていて、各縦ルーバー36の変向が同時に同一方向へ動作されるようになっている。またそれら縦ルーバー36の中の一枚の縦ルーバーの下端に突出ピン39が突設されており、この突設ピン39が、送風ケース本体21の下面に突設されて支持ピン40により回動可能に軸支されている左右風向調整ダイヤル41に設けられている係止軸42に係止されていて、この左右風向調整ダイヤル41を回動操作することにより各縦ルーバー36を所望の向きへ動作させることができる。
【0023】
43は、複数枚の横ルーバーであって、これらの横ルーバー43の左右両端は、支軸44を介して支持枠(支持部)45により上下に変向可能に軸支されており、各横ルーバー43は、支持枠45及び各横ルーバー43を同時かつ同方向へ連動せしめるための連結杆46と共に送風ケース本体21内の吐気口21B近傍位置に配置固定されている。またそれら横ルーバー43の中の一枚の横ルーバーの一端には、突出ピン47が突設されておりこの突出ピン47が前記ダイヤル31に形成してある第2のガイド溝35内に遊嵌されるようになっている。各横ルーバー43の両端で、その横ルーバーの表面と平行に突出されている支軸44の突設位置について具体的に述べると、この実施形態にあっては、その支軸44の軸心が横ルーバー43の裏面よりもその横ルーバー43の裏方向へずらしている。つまり複数の横ルーバー43により送風ケース本体吐気口21Bが閉塞されているとき、その各横ルーバ43の表面が、フィニッシャ23の表面と面一となるように、しかも各横ルーバーの回動が阻害されない位置に支軸44と、その支軸44を支持する送風ケース本体21側の軸受け45aの位置が設定されているものである。
【0024】
具体的には、支軸44の横ルーバー43の裏面よりずらした離間分だけ、軸受け45aの位置は、フィニッシャ23の表面から奥まった位置に設定されている。また、突出ピン47は、横ルーバー43の水平状態において、支軸44の軸受け45aからフィニッシャ23の表面側に、前記ずらした離間分だけ支軸44からオフセットして形成されている。
【0025】
なお48は、その突出ピン47と第2のガイド溝35との離脱を防ぐために、ダイヤル31の内側面に取付けられるダイヤルカバーを示す。
【0026】
以上が本実施形態の部材構成であるが、次にその組立について述べると、先ずは、送風ケース本体21の内部に、枠状シール片27を取付けてなるダンパー26を位置させ、そのダンパー26に設けられている角孔26A内に、送風ケース本体21の外部より貫通孔21Cを経て挿入される角軸29を係合させる。
【0027】
次いでその送風ケース本体の吐気口21B側より、上下の支持板37により変向可能に支持されているそれぞれの縦ルーバー36を、連結杆38と共に送風ケース本体21の内部に組付け、しかる後左右の支持枠45により変向可能に支持されているそれぞれの横ルーバー43の支軸44を、連結杆46と共に送風ケース本体21の吐気口21Bに設けられている軸受け45aに入るように組付ける。
【0028】
次に縦ルーバー36の突出ピン39に係止軸42を係合した左右風向調整ダイヤル41を支持ピン40に支持させ、さらにダイヤル31の内側面に形成されている第1のガイド溝34に、横ルーバー43に設けられている突出ピン47を係合させると共に第2のガイド溝35に、アーム28に設けられているガイドピン30を係合されるようにして、そのダイヤル31を支軸32に軸支させる。最後に上記送風ケース本体21の吐気口21Bにフィニッシャ23を被着することで目的とする空気吐出口構造が完成する。
【0029】
次に上記空気吹出口構造の作用について図2乃至図5に基づいて説明する。図2では、ダンパー26及び横ルーバー43が開放状態にあって、送風可能時を示す。この状態では各種ルーバー43の表面が、水平に位置されていることから、フィニッシャ23のエア吹出口22から吐出される空気の吐出方向は水平となる。
【0030】
そこでその空気の吐出方向を上向きにしたい場合は、図3(ロ)において、ダイヤル31を時計方向に回動すると、横ルーバー43の支軸44に対して偏心されている突出ピン47が、第2の溝部35Bに案内されて時計方向へ回動し、その結果横ルーバー43の表面は送風方向に対し斜め上方へ傾き、風向きを上向きとすることができる。
【0031】
次にその空気の吐出方向を下向きにしたい場合には、図4で示すようにダイヤル31を反時計方向へ回動する途中で、第2の溝部35Bに案内される突出ピン47が降下しながら反時計方向へ回動し、横ルーバー43の表面は風送方向に対して下向き勾配となって風向を下向きとすることができ、さらにそのダイヤル31を反時計方向へ回動すれば突出ピン47が、第2のガイド溝35の第2の溝部35Bと第1の溝部35Aの境部に位置され、このとき横ルーバー43は、図4(イ)で示すように、エア吹出口22を完全に閉塞する。
【0032】
この各横ルーバー43によるエア吐出口22の完全閉塞時においては、それら横ルーバー43の表面と、エア吹出口22を形成しているフィニッシャ23の表面とが面一となるために、エア吹出口22の口縁段差部が横ルーバー43により隠蔽されることになり、従ってエア吹出口22の口縁に塵埃が蓄積されるといった不具合が防止できる。
【0033】
上記のようにダイヤル31の回動操作により各横ルーバー43を動作してエア吹出口22を完全閉塞させた後、さらにそのダイヤル31を反時計方向へ回動させると、ガイドピン30が第1のガイド溝34の第2の溝部34B内へ移行するために、この動作に伴なってダンパー26の閉塞動作が開始し、そのダイヤル31の反時計方向への回動が進むことにより図5で示すように、ダンパー26により送風ケース本体21内の通気路が完全閉塞され、通気が遮断される。
【0034】
このように本実施形態にあっては、複数の横ルーバー43によりフィニッシャ23に設けられているエア吹出口22が完全閉塞されたとき、それら横ルーバー43の表面とフィニッシャ23の表面とが面一となるように、それら横ルーバー43の軸支構体が構成されている。従って、横ルーバーによるエア吹出口22の閉塞時において、そのエア吹出口22の口縁で段差を生じることがなく、塵埃の蓄積が未然に防止できる。
【0035】
またダイヤル3の動作をダンバー26へ伝達せしめるための連動機構は、2節構造である、つまりダイヤル31とダンパー26とは、アーム28を介して連結せしめている構成であるので、その連結構造が従来のものに比して連結部品構造が少なくてすみ、これにより組立の作業性及び経済性が高められる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1によれば、エア吹出口22を閉塞した各横ルーバーの表面が、エア吹出口22を形成しているフィニッシャ23の表面と面一となるので、エア吹出口22の口縁に段差を生じさせることがなく、塵埃の蓄積等が未然に防止できる。
【0037】
また本発明の請求項2によれば、ダイヤル31の動作をダンパー26へ伝達せしめるための動作伝達機構が2節構成であるので、その動作伝達機構が簡素化でき、組立作業性及び経済性の点で有利である。
【0038】
また、本発明の請求項3によれば、横ルーバーが開放した状態のときに該横ルーバーの支軸が車両乗員から見えないので、見栄えの優れたものとなる。
【0039】
さらに、本発明の請求項4によれば、ダイヤルの動き方向と横ルーバーの動き方向が一致する上に、一枚というダイヤルでしかも簡素化した形状でダンパーもあわせて回動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、本発明よりなる空気吹出口構造の分解斜視図、(ロ)はダイヤルの内側面を示した側面図。
【図2】(イ)は、本発明よりなる空気吹出口構造のダンパー及び横ルーバーの全開時を示した断面図、(ロ)はその時のダイヤル位置を示す要部側面図、(ハ)はその時の要部正面図。
【図3】(イ)は、本発明よりなる空気吹出口構造のダンパーの全開時及び横ルーバーの斜め上向き時を示した断面図、(ロ)はその時のダイヤル位置を示す要部側面図、(ハ)はその時の要部正面図。
【図4】(イ)は、本発明よりなる空気吹出口構造のダンパーの全開時及び横ルーバーの全閉時を示した断面図、(ロ)はその時のダイヤル位置を示す要部側面図、(ハ)はその時の要部正面図。
【図5】(イ)は、本発明よりなる空気吹出口構造のダンパー及び横ルーバーの全閉時を示した断面図、(ロ)はその時のダイヤル位置を示す要部側面図、(ハ)はその時の要部正面図。
【図6】本発明よりなる空気吹出口構造の横ルーバーとダイヤルとの係合を示す要部断面図。
【図7】従来の空気吹出口構造を示し斜視図。
【図8】従来の横ルーバーとエア吹出口との関係を示した断面図。
【図9】従来のダンパー及び横ルーバーの閉塞時を示した要部断面図。
【図10】従来のダンパー及び横ルーバーの開放時を示した要部断面図。
【符号の説明】
21…送風ケース本体 22…エア吹出口
23…フィニッシャ 24…係止片
25…係止部 26…ダンパー
27…枠状シール片 28…アーム
29…角軸 30…ガイドピン
31…ダイヤル 32…支軸
33…軸孔 34…第1のガイド溝
35…第2のガイド溝 36…縦ルーバー
37…支持板 38…連結杆
39…突出ピン 40…支持ピン
41…左右風向調整ダイヤル 42…係止軸
43…横ルーバー 44…支軸
45…支持枠 46…連結杆
47…突出ピン 48…ダイヤルカバー

Claims (4)

  1. エア吹出口(22)を有しかつ送風ケース本体(21)の吐気口(21B)に被着されるフィニッシャ(23)と、上記エア吹出口(22)から吹き出される風向を変更する複数の平板状横ルーバー(43)を備えており、該各横ルーバー(43)は、上記エア吹出口(22)を開閉しうるように軸支構体により回動可能に支持されている車両用空気吹出口構造において、上記軸支構体は、上記横ルーバー(43)の表面と平行に離間する支軸(44)と、該支軸(44)を挿通支持する支持部(45)とからなり、さらに上記支持部(45)による上記支軸(44)の支持位置は、上記各横ルーバー(43)による上記エア吹出口(22)の閉塞時に、該各横ルーバー(43)の表面と上記フィニッシャ(23)の表面とが面一となる位置に設定されていることを特徴とする車両用空気吹出口構造。
  2. 上記送風ケース本体(21)内に設備されている送風遮断用のダンパー(26)を開閉駆動することができるダイヤル(31)を備え、該ダイヤル(31)には、上記ダンパー(26)と一体に回転結合されているアーム(28)の回動先端に設けられているガイドピン(30)が遊嵌されて、該ダイヤル(31)の回動に連動して上記ダンパー(26)を全閉位置から全開位置まで回動せしめるための第1のガイド溝(34)と、上記横ルーバー(43)に設けられているガイドピン(47)が遊嵌されて、上記ダイヤル(31)の回動に伴ない上記ダンパー(26)が全開位置となった後の該ダイヤル(31)のさらなる回動で、上記横ルーバー(43)を上記エア吹出口(22)の閉塞位置から開放位置まで回動せしめるための第2のガイド溝(35)とを設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用空気吹出口構造。
  3. 上記横ルーバー(43)の支軸(44)は、該横ルーバー(43)の開放時に下面となる面側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用空気吹出口構造。
  4. 上記支軸(44)は、横ルーバー(43)からの離間分だけフィニッシャ(23)の表面から奥まった位置で支持されると共に、上記ガイドピン(47)は、横ルーバー(43)の水平状態において上記支軸(44)の上記支持位置からフィニッシャ(23)表面側に離間するように設けたことを特徴とする請求項2記載の車両用空気吹出口構造。
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