JP2506392Y2 - 回転式電子部品 - Google Patents

回転式電子部品

Info

Publication number
JP2506392Y2
JP2506392Y2 JP3965491U JP3965491U JP2506392Y2 JP 2506392 Y2 JP2506392 Y2 JP 2506392Y2 JP 3965491 U JP3965491 U JP 3965491U JP 3965491 U JP3965491 U JP 3965491U JP 2506392 Y2 JP2506392 Y2 JP 2506392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
dial knob
knob
mounting plate
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3965491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04125404U (ja
Inventor
修 野村
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 帝国通信工業株式会社 filed Critical 帝国通信工業株式会社
Priority to JP3965491U priority Critical patent/JP2506392Y2/ja
Publication of JPH04125404U publication Critical patent/JPH04125404U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506392Y2 publication Critical patent/JP2506392Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転式可変抵抗器等の
回転式電子部品に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、例えば家庭用ビデオカメラには、フ
ォーカス調整のための押釦スイッチ付き回転式可変抵抗
器が利用されている。この押釦スイッチ付き回転式可変
抵抗器は、回転式の可変抵抗器の中心軸上に押釦スイッ
チを取り付け、該押釦スイッチによってフォーカスのオ
ートとマニュアルの切換を行なうように構成されてい
る。つまり通常、オートの状態としておけばビデオカメ
ラはオートフォーカスの状態となる。一方、前記押釦ス
イッチを押してマニュアルとすればオート状態が解除さ
れ、前記回転式可変抵抗器を回転することによって手動
フォーカスが可能となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記回転式可
変抵抗器のダイヤルつまみを回転する際には、所定の回
転抵抗があった方がその回転感覚は良い。しかしながら
従来、適当な回転感覚(充分にねっとりとした回転感
覚)のものはなかった。
【0004】またダイヤルつまみは、軸に回動自在に軸
支されるが、該軸とダイヤルつまみの間には所定の遊び
が設けられているため、該ダイヤルつまみを回転させた
ときに、半径方向に微小なガタが生じてしまうという問
題点もあった。
【0005】さらに前記回転式可変抵抗器の中心軸上に
押釦を設けるとその構造が複雑になってしまうという問
題点もあった。
【0006】本考案は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、ダイヤルつまみの回転感覚が適当にねっとりして
おり、該ダイヤルつまみを回転してもガタが生じず、し
かも簡単な構造で押釦スイッチが取り付けられる回転式
電子部品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本考案は、円板状であってその中央部に貫通穴21を
設けその下面に金属製の摺動子31,32を取り付けた
ダイヤルつまみ2と、板状であってその上面に回路基板
4を載置し該回路基板4を載置した面のほぼ中央部から
支持突起51を突出せしめた取付板5と、板状であって
その中央部に前記取り付け板5の支持突起51先端を係
合固定する係合穴61を設けた押え板6とを具備し、前
記ダイヤルつまみ2の貫通穴21に前記取付板5の支持
突起51を回動自在に挿入するとともに該支持突起51
の先端を前記押え板6の係合穴61に係合固定せしめる
ことによって前記摺動子31,32を前記回路基板4上
に摺接せしめるとともに、前記ダイヤルつまみ2の上面
を前記押え板6の下面に摺接せしめ、さらに前記ダイヤ
ルつまみ2の押え板6が摺接する面には回転軸を中心と
する円周状突起24,25を設け、前記押え板6には該
円周状突起24,25に係合する円周状溝64,65を
設け、両者の摺接面にグリスを充填して回転式電子部品
を構成した。
【0008】
【作用】上記の如く、ダイヤルつまみ2と押え板6をグ
リス層を介して面接触せしめ、しかも両者の接触面にお
いては円周状突起24,25と円周状溝64,65を係
合させたので、グリス層の塗布面積が大きくなり、これ
によってダイヤルつまみ2の回転抵抗が増え、ねっとり
とした感覚が増大し、その回転感覚が好適となる。
【0009】またダイヤルつまみ2と押え板6にそれぞ
れ設けた円周状突起24,25と円周状溝64,65は
ダイヤルつまみ2を回転する際のガイドとなるので、ダ
イヤルつまみ2を回転する際、半径方向のガタが生じに
くくなる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本実施例にかかる押釦スイッチ付き
回転式可変抵抗器1を示す概略側断面図である。同図に
示すようにこの押釦スイッチ付き回転式可変抵抗器1
は、その下面に金属製の摺動子31,32を取り付けた
ダイヤルつまみ2と、その上面にフレキシブル回路基板
4を載置しそのほぼ中央部から支持突起51を突出せし
めた取付板5と、ダイヤルつまみ2の上面に取り付けら
れる押え板6と、前記支持突起51の中央に設けた貫通
穴52に上下動自在に挿入される押釦用つまみ7と、前
記取付板5の下側に配置されるオンオフ接点板8と、該
オンオフ接点板8と前記取付板5を載置固定する硬質回
路基板9によって構成されている。以下各構成部品につ
いて詳細に説明する。
【0011】図2はダイヤルつまみ2を示す図であり、
同図(a)は平面図、同図(b)は底面図である。図2
及び図1に示すように、このダイヤルつまみ2は、合成
樹脂製の円板の外周側面に多数の凹凸22を設けるとと
もに、その中央に円形の貫通穴21を設けて構成されて
いる。
【0012】またダイヤルつまみ2の上面には前記貫通
穴21を囲むように、その内側から円周溝23と、2重
の円周状突起24,25が設けられている。円周溝23
は図1に示すように、その横断面が矩形状に構成され、
また円周状突起24,25はその横断面が半球状に構成
されている。また円周状突起25の外側には段部26が
設けられている。
【0013】一方ダイヤルつまみ2の底面には、2枚の
金属製の摺動子31,32が取り付けられている。この
摺動子31,32の先端部31a,31b,32a,3
2bはそれぞれ下記するフレキシブル回路基板4のパタ
ーン42,43,44に摺接する。
【0014】図3は取付板5を示す図であり、同図
(a)は平面図、同図(b)は底面図である。また図4
は該取付板5の支持突起51の部分を示す要部斜視図で
ある。なお図1は図3(a)に示すA−A線上の概略側
断面を示している。
【0015】図3,図4及び図1に示すようにこの取付
板5は、略円板状の合成樹脂製の板の中央部から上方向
に向かって支持突起51を突出させて構成されている。
ここでこの支持突起51の中央部には下記する押釦用つ
まみ7の押桿71を上下動自在に挿入する貫通穴52が
設けられ、一方該支持突起51の上端面には3本の爪5
3が上方向に向かって突出されている。ここで貫通穴5
2の内周面には、支持突起51の上端から下端に至る縦
方向の溝54と、支持突起51の下端から上方に所定距
離だけ至る溝55(図1,図3(b)参照)が設けられ
ている。
【0016】またこの取付板5の底面には、下記するオ
ンオフ接点板8を押える円周状の突起56が設けられ、
またその所定位置にはこの取付板5を下記する硬質回路
基板9に固定するための突起57が設けられている。
【0017】図5は押え板6を示す図であり、同図
(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のB−B線上
側断面図、同図(c)は底面図である。同図に示すよう
にこの押え板6は、合成樹脂製の円板の中央部に前記取
付板5の支持突起51先端に設けた3本の爪53を挿入
する係合穴61を設けて構成されている。この係合穴6
1内部の縦方向には、前記爪53が係合する2つの突起
62が中心軸方向に向かって突出している。
【0018】またこの押え板6の底面には、前記ダイヤ
ルつまみ2の上面に設けた円周状突起24,25にそれ
ぞれ係合する円周状溝64,65が設けられ、また前記
ダイヤルつまみ2の上面に設けた円周溝23に対向する
位置にも円周溝63が設けられている。ここで円周溝6
4,65は、図1及び図5(b)に示すように、その横
断面が前記ダイヤルつまみ2の円周状突起24,25と
ほぼ同一の半円形に構成され、また円周溝63はその横
断面が矩形状に構成されている。
【0019】図6は押釦用つまみ7を示す側面図であ
る。同図に示すようにこの押釦用つまみ7は、前記取付
板5の支持突起51に設けた貫通穴52に上下動自在に
挿入される径を有する円柱状の押桿71と、該押桿71
の上端に設けられる略円板状の押圧部72と、押桿71
の下端近傍の外周側面から半径方向に突出する係合爪7
3によって構成されている。
【0020】図7はフレキシブル回路基板4を示す平面
図である。同図に示すようにこのフレキシブル回路基板
4は、可撓性を有する合成樹脂フイルム41上に同心円
状のパターン42,43,44を設け(なおこの実施例
においては内側2つのパターン42,43は導電体パタ
ーンで構成され、外側のパターン44は抵抗体パターン
で構成されている)、各パターンの端部を板状の金属端
子45に接続して構成されている。なおこの合成樹脂フ
イルム41の中心部には前記取付板5の支持突起51を
挿入する大きさの円形穴46が設けられている。なお図
1は図7のD−D線上断面を示している。
【0021】図8はオンオフ接点板8の製造工程を示す
図である。即ちオンオフ接点板8を製造するにはまず、
同図(a)に示すように、可撓性を有する合成樹脂フイ
ルム81上に、所望の回路パターン82を印刷するとと
もに、その所定位置に接点パターン83,84を印刷す
る。一方前記回路パターン82の端部には、5枚の金属
板からなる金属端子85を接続して固定する。
【0022】次に同図(b)に示すように、接点パター
ン83,84を設けた部分を除くフイルム81の表面全
体に熱可塑性の樹脂塗料からなるスペーサ層86を塗布
する。このスペーサ層86は所定の厚みを得るために2
回塗布してもよい。
【0023】そして同図(b)に示すC−C線上で、両
接点パターン83,84が内側となって対向するように
折り曲げて同図(c)の状態とする。なおこの対向する
一対の接点パターン83,84によって押釦スイッチの
スイッチ接点が構成される。さらに同図(c)に示すよ
うに折り曲げたフイルム81の上にクリック板87を粘
着テープ88で貼り付ける。このクリック板87は円形
の弾性金属板を一方の面側に湾曲させた形状に構成され
ている。なお図1は図8(c)のE−E線上の概略断面
を示している。
【0024】次に硬質回路基板9は、図1に示すよう
に、前記取付板5を載置できる大きさの硬質の樹脂基板
91上に所定の回路パターン(図示せず)を設けて構成
されている。
【0025】次にこの押釦スイッチ付き回転式可変抵抗
器1の組立て方法を説明する。図1に示すようにまず取
付板5の支持突起51をフレキシブル回路基板4の円形
穴46(図7参照)に挿入することによって、取付板5
の上面にフレキシブル回路基板4を載置する。
【0026】次に前記取付板5の支持突起51を、摺動
子31,32を取り付けたダイヤルつまみ2の貫通穴2
1に挿入することによって、ダイヤルつまみ2をフレキ
シブル回路基板4上に載置する。
【0027】次にダイヤルつまみ2の上面の円周溝23
と段部26の間の表面、即ち円周状突起24,25を設
けた部分の表面全体に、グリスを塗布する。或いは取付
板5下面の円周溝63を設けた部分の外側全体に、グリ
スを塗布してもよい。
【0028】次に取付板5の支持突起51上端に設けた
3本の爪53を、押え板6の係合穴61に挿入する。こ
のとき該係合穴61の内部には図5に示すように2つの
突起62が突出しているので、前記爪53の内の1本は
該2つの突起62の間に挾まれて固定される。そして図
1に示すように、3本の爪53の上部をそれぞれ半径方
向外側に向けて折れ曲がるように熱かしめして該爪53
と押え板6を一体に固定する。
【0029】なお単に押え板6を爪53に固定するだけ
であったら、爪53の先端を単に熱で潰すだけでよい
が、本考案においてはこの爪53の内部に前記押釦用つ
まみ7の押桿71を挿入する必要があるので、該爪53
は外側に折り曲げるように熱かしめされたものである。
【0030】これによってダイヤルつまみ2と押え板6
はグリス層を介して面接触し、両者に設けた円周状突起
24,25と円周状溝64,65もグリス層を介してほ
ぼ密着する。またダイヤルつまみ2の円周溝23と押え
板6の円周溝63で構成される円周状の空洞によって内
側のグリス溜りPが形成され、ダイヤルつまみ2の段部
26と押え板6の外周面との間の隙間で構成される円周
状の溝によって外側のグリス溜りQが形成される。
【0031】次に押釦用つまみ7の押桿71の係合爪7
3を図3に示す貫通穴52の溝54に係合させるように
して、該押桿71を支持突起51の貫通穴52に挿入
し、その係合爪73を支持突起51下面から突出させ、
さらにこの押釦用つまみ7を180°回転して引き上げ
れば、図1に示すように、係合爪73は反対側の溝55
に係合した状態となる。つまりこの状態で押釦用つまみ
7を引き上げても、係合爪73は該溝55の上面に係合
して抜けない。
【0032】一方図1に示すように、硬質回路基板9上
には、図8(c)に示す状態のオンオフ接点板8を載置
し、その金属端子85をハンダによって硬質回路基板9
上の所定の回路パターン上に接続しておく。
【0033】そしてこの硬質回路基板9上に前記取付板
5を載置固定し、さらに前記フレキシブル回路基板4の
金属端子45を硬質回路基板9に設けた所定の回路パタ
ーンにハンダで接続すれば、この押釦スイッチ付き回転
式可変抵抗器1が完成する。
【0034】次にこの押釦スイッチ付き回転式可変抵抗
器1の動作を説明する。まずダイヤルつまみ2を回転す
ると、該ダイヤルつまみ2の下面に設けた摺動子31,
32の先端部31a,31b,32a,32b(図2
(b)参照)がフレキシブル回路基板4のパターン4
2,43,44(図7参照)上を摺接し、各金属端子4
5間の抵抗値を変化する。
【0035】ここでダイヤルつまみ2の上面には、支持
突起51に固定されて動かない押え板6の下面のほぼ全
面がグリス層を介して面接触しているので、該ダイヤル
つまみ2を回転した場合、所定の粘りのある回転抵抗感
覚(ねっとりとした回転感覚)が得られる。特に本考案
においては、ダイヤルつまみ2に円周状突起24,25
を設けるとともに、押え板6に円周状溝64,65を設
け、両者の面がグリス層を介して接するように構成して
いるので、両者のグリス塗布面の面積が増え、ダイヤル
つまみ2の回転抵抗が増え、ねっとりとした感覚が増大
し、好適である。なおグリス塗布面の半径方向内側と外
側にはそれぞれグリス溜りP,Qが設けられているの
で、該グリス溜りP,Qを越えてグリスが漏れていくこ
とはない。
【0036】なお本考案においては、ダイヤルつまみ2
を押え板6で押えているので、ダイヤルつまみ2を回転
したときに軸方向のガタが生じにくい。
【0037】一方同心円状に設けられたダイヤルつまみ
2の円周状突起24,25と押え板6の円周状溝64,
65は、ダイヤルつまみ2を回転する際のガイドの役目
を果たすので、ダイヤルつまみ2の半径方向のガタも生
じにくくなる。
【0038】次に押釦用つまみ7の押圧部72を押圧す
れば、押桿71の下端がクリック板87を押圧し、クリ
ック感覚を生じながら反転して、オンオフ接点板8に設
けたスイッチ接点(対向する接点パターン83,84
(図7参照)で構成される)をオンする。一方押釦用つ
まみ7への押圧力を解除すれば、クリック板87はもと
の状態に復帰し、スイッチ接点はオフとなる。
【0039】ところで上記実施例においてはダイヤルつ
まみ2に2重の円周状突起24,25を設けるとともに
押え板6に2重の円周状溝64,65を設けた例を示し
たが、逆にダイヤルつまみ2に円周状溝を設け、押え板
6に円周状突起を設けても良く、また円周状突起や円周
状溝は1重としたり3重以上としたりしてもよい。
【0040】また前記取付板5の支持突起51上端面に
設けた爪53の数は3本であったが、その数は幾つでも
よい。
【0041】なおダイヤルつまみ2の回転にねっとり感
を出すためにダイヤルつまみ2の貫通穴21と取付板5
の支持突起51の間にグリスを充填することも考えられ
る。しかしながらこのように構成すると、グリスの塗布
面積を大きくして充分なねっとり感を出すためには、貫
通穴21と支持突起51の軸方向の高さを高くしなけれ
ばならなくなってしまう。一方本考案のようにダイヤル
つまみ2と押え板6の間にグリスを塗布すれば、その塗
布面積が容易に大きくでき、回転式可変抵抗器の軸方向
の高さが容易に低くでき、薄型化が図れる。
【0042】また上記実施例においては、押釦スイッチ
を取り付けた回転式可変抵抗器を示したが、本考案はこ
れに限られず、回転式スイッチ等の他の回転式電子部品
にも利用できることは言うまでもない。
【0043】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案にか
かる回転式電子部品によれば、以下のような優れた効果
を有する。 ダイヤルつまみと押え板をグリス層を介して面接触せ
しめ、しかも両者の接触面においては円周状突起と円周
状溝を係合させたので、グリス層の塗布面積が大きくな
り、これによってダイヤルつまみの回転抵抗が増え、ね
っとりとした感覚が増大し、その回転感覚が好適とな
る。
【0044】またダイヤルつまみと押え板のそれぞれ
に設けた円周状突起と円周状溝はダイヤルつまみを回転
する際のガイドとなるので、該ダイヤルつまみの回転時
に半径方向のガタが生じにくくなる。
【0045】さらに取付板の支持突起上端に設けた爪
を半径方向外側に折り曲げることによって押え板を固定
したので、該支持突起の貫通穴に押釦用つまみの押桿を
挿入する際に該爪がこれを妨害することはなく、容易に
押釦スイッチを組み立てられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる押釦スイッチ付き回転式可変
抵抗器1を示す概略側断面図である。
【図2】ダイヤルつまみ2を示す図であり、同図(a)
は平面図、同図(b)は底面図である。
【図3】取付板5を示す図であり、同図(a)は平面
図、同図(b)は底面図である。
【図4】取付板5の支持突起51の部分を示す要部斜視
図である。
【図5】押え板6を示す図であり、同図(a)は平面
図、同図(b)は同図(a)のB−B線上側断面図、同
図(c)は底面図である。
【図6】押釦用つまみ7を示す側面図である。
【図7】フレキシブル回路基板4を示す平面図である。
【図8】オンオフ接点板8の製造工程を示す図である。
【符号の説明】
1 押釦スイッチ付き回転式可変抵抗器 2 ダイヤルつまみ 21 貫通穴 24,25 円周状突起 31,32 摺動子 4 フレキシブル回路基板 5 取付板 51 支持突起 53 爪 6 押え板 61 係合穴 64,65 円周状溝 7 押釦用つまみ 71 押桿 8 オンオフ接点板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状であってその中央部に貫通穴を設け
    その下面に金属製の摺動子を取り付けたダイヤルつまみ
    と、板状であってその上面に回路基板を載置し該回路基
    板を載置した面のほぼ中央部から支持突起を突出せしめ
    た取付板と、板状であってその中央部に係合穴を設けた
    押え板とを具備し、前記ダイヤルつまみの貫通穴に前記
    取付板の支持突起を回動自在に挿入するとともに該支持
    突起の先端を前記押え板の係合穴に係合固定せしめるこ
    とによって前記摺動子を前記回路基板上に摺接せしめる
    とともに、前記ダイヤルつまみの上面を前記取付板の下
    面に摺接せしめ、前記ダイヤルつまみと押え板が摺接す
    るそれぞれの面上には、それぞれ相互に係合する回転軸
    を中心とした円周状突起と円周状溝を設け、両者の摺接
    面にグリスを充填したことを特徴とする回転式電子部
    品。
  2. 【請求項2】前記取付板の支持突起の中央に貫通穴を設
    けるとともにその上端面に複数本の爪を突出させ、該爪
    を前記押え板の係合穴に係合してその先端を半径方向外
    側に向かって熱カシメすることによって該押え板を支持
    突起に係合固定し、一方、前記支持突起に設けた貫通穴
    に押釦用つまみの押桿を上下動自在に挿入するととも
    に、該押桿の下端にスイッチ接点を配設したことを特徴
    とする請求項1記載の回転式電子部品。
JP3965491U 1991-04-30 1991-04-30 回転式電子部品 Expired - Fee Related JP2506392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3965491U JP2506392Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 回転式電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3965491U JP2506392Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 回転式電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04125404U JPH04125404U (ja) 1992-11-16
JP2506392Y2 true JP2506392Y2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=33524242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3965491U Expired - Fee Related JP2506392Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 回転式電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506392Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180120209A (ko) * 2016-03-02 2018-11-05 워터 피크 인코포레이티드 구강 세정기용 작동 조립체

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3386745B2 (ja) * 1999-05-24 2003-03-17 トヨタ自動車株式会社 ダイヤル支持構造
JP6057615B2 (ja) * 2012-08-27 2017-01-11 キヤノン株式会社 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180120209A (ko) * 2016-03-02 2018-11-05 워터 피크 인코포레이티드 구강 세정기용 작동 조립체
KR102397188B1 (ko) 2016-03-02 2022-05-12 워터 피크 인코포레이티드 구강 세정기용 작동 조립체

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04125404U (ja) 1992-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3141647B2 (ja) 回転型電子部品
JP2506392Y2 (ja) 回転式電子部品
JP2554834Y2 (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JP3052041B2 (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JP2539073Y2 (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JP2508292Y2 (ja) 可変抵抗器構造
JPH0747842Y2 (ja) 回転式電子部品
JPH0514486Y2 (ja)
JP2879312B2 (ja) クリック機能付き回転式電子部品
JPS6242494Y2 (ja)
JPH0735363Y2 (ja) レバー付き電子部品
JP2515832Y2 (ja) 回転式電子部品
JPH054246Y2 (ja)
JPH0855543A (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JPH0121522Y2 (ja)
JPH028436Y2 (ja)
JPS6340301A (ja) 回転操作式可変抵抗器
JPS593530Y2 (ja) クリッタ付可変抵抗器
JPH0124886Y2 (ja)
JP3539019B2 (ja) 回転操作型電子部品
JP2005183135A (ja) 複合型回転式電子部品及び二段押圧型スイッチ付き回転式電子部品
JP3052042B2 (ja) 複合型電子部品
JP3470009B2 (ja) 回転操作型電気部品
JPH0584643B2 (ja)
JPH0122271Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees