JP6124670B2 - 自動車用の内装装置 - Google Patents

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本発明は、自動車用の内装装置に関する。
従来、自動車用の内装装置では、内装装置の外側に露出させた操作ノブを操作することによって、内装装置に対する操作を行うことができる。例えば、内装装置が空調装置であるときには、操作ノブを操作することによって風量の調節を行ったり、温度状態の変更等を行ったりすることができる。また、内装装置が音響装置であるときには、操作ノブを操作することによって音量や音質等を調節したりすることができる。このように、操作ノブを操作することによって、車両内に搭載された内装装置の機能を奏させることができる。
また、操作ノブとしては、回動操作する形式の回動ダイヤルが多用されている。そして、内装装置の外側に露出した回動ダイヤルの回動を許容するため、操作装置の外側には回動ダイヤルの一部を外側に露出させる開口が形成されている。回動ダイヤルと開口との間には回動ダイヤルの摺動性を高めるため、隙間が形成されている。
隙間を形成しておくことにより、回動ダイヤルの摺動性を高めることができるが、隙間を介して内装装置の内部が、外部より視認できるようになってしまう。そのため、隙間を塞ぐために開口の周囲にシール材を設けた構成が提案されている。しかし、シール材を用いた構成では、シール材を別途設けておくことが必要になり、これによって部品点数が増加するとともに、シール材を設けるための作業工程が増加するなどの問題が生じる。
また、シール材を別途設ける代わりに、回動ダイヤルの上下壁面にリブを形成した構成が、空調装置用レジスタ及びダイヤル支持構造(特許文献1参照)として提案されている。特許文献1に記載された回動ダイヤルは、空調装置において空気の流れを遮蔽状態と全通状態に切り替えるシャッターバルブの回動を操作する操作部材として構成されており、回動ダイヤルの上下壁面に形成したリブの高さ寸法が、開口と回動ダイヤルとの隙間寸法よりも、大きく構成されている。
特開2000−335234号公報
特許文献1に記載された回動ダイヤルは、平面視で半円弧状の形状に構成されており、リブも回動ダイヤルの回動中心を中心とした略同心円状に形成されている。そして、回動ダイヤルがニュートラルな状態、即ちシャッターバルブを全開位置と全閉位置との中間位置にした状態、にあるときには、乗員が開口と回動ダイヤルとの隙間を覗いても、隙間の寸法よりも大きな高さ寸法に形成したリブによって、乗員には隙間の存在を感じさせない構成にできる。このとき、リブの両端部が、開口の端部よりも更に幅方向の奥側に位置しているので、隙間を介して空調装置の内部を視認することができ難い配置構成になる。
しかし、回動ダイヤルを回動して、シャッターバルブを全開位置又は全閉位置にしたときには、半円弧状のリブの端部が開口の端部の近傍に配されることになる。そして、リブの端部と開口との間における隙間の間隔は、回動ダイヤルがニュートラルな状態のときのリブと開口との間での隙間の間隔と変わらないため、リブの端部による遮蔽効果が発揮され難い位置関係になってしまう。
このように、シャッターバルブを全開位置又は全閉位置にしたときには、隙間を通して空調装置の内部が視認し易い配置構成になるため、空調装置における意匠性が損なわれてしまうことになる。
本発明は、従来における回動ダイヤルと開口との間に形成された隙間からの視認性の問題を解決し、回動ダイヤルがどの回動位置にあっても、隙間の存在を認識し辛くして、内装装置における意匠性の向上を図ることができる車両用の内装装置の提供を目的にしている。
上記課題を解決するために本発明は、特許請求の範囲に記載した請求項1乃至3の発明によって、達成することができる。
即ち、本発明に係る内装装置は、操作用の回動ダイヤルを備えた自動車用の内装装置であって、前記回動ダイヤルにおける操作部を外部に露出させる開口が、前記内装装置の表面に形成され、
前記開口と前記回動ダイヤルとの間の隙間を遮蔽する遮蔽部材が、前記回動ダイヤルにおける上下壁面のうち少なくとも一つの壁面側に配設され、前記遮蔽部材は、前記回動ダイヤルの回動方向における前記壁面の両端部間に跨って連続的に配設されるとともに、前記遮蔽部材の中央部から少なくとも一方の端部への形状が、前記回動ダイヤルの外周縁側に向かって近接した形状であることを特徴とする自動車用の内装装置。
ことを最も主要な特徴としている。
また、本発明に係る自動車用の内装装置では 前記遮蔽部材がリブであることを主要な特徴としている。
更に、本発明に係る自動車用の内装装置では、前記遮蔽部材の中央部における形状が、前記回動ダイヤルと略同心状の円弧状に形成されていることを主要な特徴としている。
本発明では、回動ダイヤルと内装装置の表面に形成された開口との間に形成された隙間を遮蔽するため、回動ダイヤルに遮蔽部材を形成している。そして、遮蔽部材は、回動ダイヤルにおける上下壁面のうち少なくとも一つの壁面側に配設され、遮蔽部材は、回動ダイヤルの回動方向における壁面の両端部間に跨って連続的に配設されるとともに、遮蔽部材の中央部から少なくとも一方の端部への形状が、回動ダイヤルの外周縁側に向かって近接した形状に構成されている。
一般的に、回動ダイヤルを少なくとも一方側の回動端に回動させたとき、隙間内の状態が一番視認し易い状態になる。しかし、本願発明では上述のように構成されているので、開口の端部に近接した回動ダイヤルの端部側において、遮蔽部材の端部は、開口の端部と最も近接した配置位置を取ることができる。これにより、一番視認し易くなる開口の端部において、開口の端部と遮蔽部材の端部との間での隙間間隔を狭く構成することができ、隙間を通して内装装置内が視認されるのを妨げておくことができる。
このように、本願発明では、回動ダイヤルの操作状態が何れの状態であっても、乗員が回動ダイヤルと開口との間における隙間の存在を認識し難くなり、内装装置としての意匠性を向上させることができる。
一般的に、自動車内に搭載される内装装置は、内装装置の搭載場所によっては、乗員が内装装置の内部を視認できるのは、一方向側からの視界に限定されることが多い。そのため、開口部の両端側において遮蔽部材の両端部における形状を本願発明のように構成しておくことは、絶対に必要な構成という訳ではない。その代わり、乗員からの視界に晒される方向における遮蔽部材の端部形状を本発明のように構成しておくことが必要な構成になる。
本発明では、遮蔽部材をリブとして構成しておくことができる。このように構成することによって、開口の端部に近接した回動ダイヤルの端部側において、リブの端部は、開口の端部と最も近接した配置位置を取ることができる。これにより、一番視認し易くなる開口の端部において、開口の端部とリブとの間での隙間間隔を狭く構成することができ、隙間を通して内装装置内が視認されるのを妨げておくことができる。
このように、本願発明では、回動ダイヤルの操作状態が何れの状態であっても、乗員が回動ダイヤルと開口との間における隙間の存在を認識し難くなり、内装装置としての意匠性を向上させることができる。
そして、回動ダイヤルの両端部側における遮蔽部材の構成として、回動ダイヤルにおける各回動端において、そのとき開口の端部と最も近接した位置にリブの端部が配されるように構成しておくことができる。
本発明では、遮蔽部材の中間部の形状として円弧状に形成しておくことができる。遮蔽部材をこのように構成しておくことによって、回動ダイヤルの少なくとも上壁面と開口との間に形成された隙間を効率よく遮蔽することができ、隙間を通して内装装置内が視認されるのを妨げておくことができる。その結果、回動ダイヤルの操作状態が何れの状態であっても、乗員が回動ダイヤルと開口との間における隙間の存在を認識し難くなり、内装装置としての意匠性が向上する。
回動ダイヤルの下壁面にも本発明に係るリブを形成しておくこともできるが、一般的に空調装置を下方側から覗く位置に空調装置が配されていないので、このような場合には、回動ダイヤルの下壁面に本発明に係るリブを形成しておくことは、必ずしも必要な構成というわけでもない。天井等に空調装置を装着した場合や回動ダイヤルを縦方向に回動させる構成のように回動ダイヤルの上下壁面を視認することができる場合には、回動ダイヤルの上下壁面にそれぞれ本発明に係るリブを形成しておくことが必要になる。
インスツルメントパネルに装着した空調装置の要部斜視図である。(実施例) 図1のA−A断面図である。(実施例) 図2の要部拡大図である。(実施例) 回動ダイヤルを一方の回動端側に回動させたときの図1のB−B断面図である。(実施例) 回動ダイヤルを他方の回動端側に回動させたときの図1のB−B断面図である。(実施例)
本発明の実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本発明に係わる内装装置としては、空調装置を例に挙げて以下において説明を行うが、内装装置としては空調装置に限定されるものではなく、例えば、音響装置等として構成しておくこともできる。即ち、本発明に係る内装装置としては、回動ダイヤルを備えた内装装置であれば、適宜の内装装置に対して本発明を適用することができる。
また、以下で説明する形状、構成以外にも本発明の課題を解決することができる形状、構成であれば、それらの形状、構成を採用することができるものである。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1は、本発明に係る内装装置としての空調装置1をインスツルメントパネル18に装着した状態を示している。図2は、図1のA−A断面図を示しており、図3は、図2の中で丸を用いて囲った領域の要部拡大図を示している。また、図4と図5は、図1のB−B断面図において、回動ダイヤル2を矢印で示すように左右の回動端に回動させた状態を示している。
図1に示すように、インスツルメントパネル18の前面には空調装置1が装着されている。空調装置をインスツルメントパネル18の前面板1bに装着した構成例を示しているが、この構成に限定されものではなく、自動車の天井側等に空調装置を装着しておくこともできる。
空調装置1は、吹出し口8から温度調節された空気を吹き出すことができ、空気の吹き出し方向は、吹出し口8の前面に設けた複数のフィン21と、フィン21の後方に配され、前方に配したフィン21の配設方向とは交差する方向に設けた複数のフィン22と、のそれぞれの傾斜角度を調整することにより行うことができる。フィン21及びフィン22の角度調整としては、従来から公知の調整方法を採用することができ、図示例では、一つのフィン21の前面に設けた調整つまみ20を操作することにより行う構成を示している。
空調装置1の筺体1a(図2参照)内におけるフィン22の後方側には、送風機からの空気の断接を行うシャッターバルブ(不図示)が配置されている。シャッターバルブの回動は、空調装置1の前面に配した回動ダイヤル2を左右方向に回動させることにより行うことができる。回動ダイヤル2とシャッターバルブとは、リンク機構等によって回動ダイヤル2の回動がシャッターバルブに伝達されて、シャッターバルブが回動する構成になっている。
尚、本発明では、回動ダイヤル2によってシャッターバルブを回動させる構成、上述したフィン21及びフィン22を回動させる構成には、従来から公知の構成を採用することができる。また、図示例では、回動ダイヤル2を左右方向に回動させる構成を示しているが、回動ダイヤルを上下方向に回動させる構成にしておくこともできる。
図1乃至図5に示すように、回動ダイヤル2の一部は、空調装置1の前面板1bに形成した開口10から外部に露出している。開口10から露出した回動ダイヤル2の一部は、操作部2aとなっており、乗員が操作部2aを操作することによって、回動ダイヤル2を左右方向に回動させることができる。
回動ダイヤル2の上下壁面2bと開口10の上辺10a、下辺10bとの間には上下方向における隙間12が形成されている。また、回動ダイヤル2の側壁面2cと開口10の左右の側辺10cとの間にも左右方向における隙間13が形成されている。隙間12、13を形成しておくことにより、回動ダイヤル10の回動を滑らかに行わせることができる。
しかし、隙間12、13が形成されていることによって、乗員は隙間12、13を介して空調装置1の内部を視認することができるようになる。空調装置1の内部が視認されると、空調装置1としての意匠性が劣ってしまうことになる。そこで、本発明では、隙間12、13から空調装置1の内部を視認できなくする構成にしている。
そのため、本発明では、図2乃至図5に示すように、回動ダイヤル2の少なくとも上壁面2bには、回動ダイヤル2の回動軸と略同心状に形成した連続体からなるリブ4を立設している。リブ4は、本願発明における遮蔽部材3を構成している。そして、リブ4の両端側における形状としては、回動ダイヤル2の回動軸と略同心状に形成せずに、図4、図5に示すように途中から開口10の側片10c側に偏倚させた構成にしている。
リブ4の中央部は、回動ダイヤル2と同心状に形成されている構成例を示しているが、リブ4の形状としてはこの構成に限定されるものではない。例えば、リブ4を直線状の形状に構成しておくこともできる。この場合でも、直線状に形成したリブの少なくとも一方の端部を回動ダイヤル2の外周縁側に近接する構成にしておくことが必要になる。
尚、回動ダイヤル2の下壁面2bにもリブ4を形成した構成を示しているが、開口10の下辺10bとの間に形成した隙間12は、通常に乗車している乗員には視認し辛い部位に形成されている。そのため、回動ダイヤル2の下壁面2bに隙間12を遮蔽するリブ4を形成しておくことは、必ずしも必要な構成という訳ではない。また、リブ4を連続体として構成について説明を行うが、リブ4を透過して空調装置1の内部を視認できない構成であれば、複数の突起体としてリブ4を構成しておくことができる。
複数の突起体としてリブ4を構成する場合には、例えば、隣接する突起体間に形成されるスリットの形成方向を斜めに形成しておくことができる。このように構成することによって、乗員からの視認方向と交差する方向にスリットを形成しておくことができ、複数の突起体から構成したリブ4の遮蔽性を保つことができる。
本実施例では、回動ダイヤル2の上下壁面2bのうち少なくとも一つの壁面2bにリブ4を立設させて遮蔽部材3を構成している。しかし、遮蔽部材3の構成としては、この構成に限定されるものではなく、例えば、回動ダイヤル2のうち少なくとも一つの壁面2bにおける回動ダイヤル2の回動軸側である基端部から操作部2a側にかけた領域を覆い、回動ダイヤル2に固定されて回動ダイヤル2と一体的に回動する部材を、遮蔽部材3として構成しておくこともできる。そして、このとき、回動ダイヤル2の基端部から操作部2a側にかけて覆った部材の板厚で、隙間を覆うように構成しておくことができる。
遮蔽効果に加えて、遮蔽部材を安価に製造することができるメリットを有するため、実施例では、回動ダイヤル2の上下壁面2bのうち少なくとも一つの壁面2bに立設したリブの構造について説明を行っている。
図4において矢印で示すように、回動ダイヤル2を左方向に回動させたときには、回動ダイヤル2の回動端において、開口10の側辺10cに近接したリブ4の端部4aが、開口10の側辺10c側に偏倚した形状に構成されている。即ち、リブ4の端部4aが、回動ダイヤル2の外周縁側に近接した配置構成になっている。
また、図5において矢印で示すように、回動ダイヤル2を右方向に回動させたときには、回動ダイヤル2の回動端において開口10の側辺10cに近接したリブ4の端部4bが、開口10の側辺10c側に偏倚した形状に構成されている。
また、リブ4の高さ寸法としては、回動ダイヤル2の上下壁面2bと開口10の上辺10a、下辺10bとの間での間隔以上に構成しておくことができる。しかし、空調装置1の装着位置によっては、乗員の目線よりも低い位置に開口10が配されることがある。このような場合には、開口10の上辺10aで遮られる領域内で、隙間12を介して空調装置1の内部が視認できない高さ寸法にリブ4の高さ寸法を構成しておくことができる。
このように、本発明では、図4、図5に示すように、回動ダイヤル2を左右の回動端まで回動させた状態でも、リブ4の端部4a、4bが回動ダイヤル2の外周縁側に近接した配置構成になっているので、リブ4の端部4a、4bは開口10の側辺10cの近傍まで偏倚した構成になっている。これによって、隙間12を介して空調装置10の内部が視認されることを防ぐことができる。
上述した構成では、回動ダイヤル2の上下壁面2bと開口10の上辺10a、下辺10bとの間に形成された隙間12に関して、隙間12から空調装置1の内部を視認できなくする構成について説明を行った。回動ダイヤル2と開口10との間での隙間としては、開口10の側辺10cと回動ダイヤル2の側壁面2cとの間に形成した隙間13があり、この隙間13から空調装置1の内部が視認される場合がある。
本発明では、図4、図5に示すように、開口10を形成している空調装置1の前面板1bにおける板厚を利用して、前面板1bの表面側から裏面側に向かって開口10の側辺10cにおける形状として、回動ダイヤル2の外周面に倣った凹湾曲状に形成されている。これによって回動ダイヤル2の側壁面2cと開口10の側辺10cとの間に形成された隙間13の形状として、屈曲させた曲面形状の隙間として構成している。そして、隙間13から内部が視認されるのを見難く構成している。
回動ダイヤル2の回動半径としては、例えば、回動半径を可能な限り大きくした構成であっても本発明を好適に適用することができる。このように構成した場合でも、遮蔽部材3としては、直線状又は円弧状等のリブ4を備えた構成にしておくことができる。
上述したリブ4は、回動ダイヤル2を成形するときに同時に一体的に成形することができ、リブ4を成形するために要する材料も殆ど必要なく、従来の回動ダイヤル2を成形するのと殆ど代わりなく製造することができ、簡単にしかも安価に製造することができる。
このように構成しておくことにより、回動ダイヤル2の上面側や下面側の外周縁側をリブ4によって囲むことができ、隙間12、13からの遮蔽性を大いに向上させることができる。
本発明は、回動ダイヤルを備えた内装装置に対して、好適に適用することができる。
1…空調装置、1a…筺体、1b…前面板、2…回動ダイヤル、3…遮蔽部材、4…リブ、4a、4b…端部、10…開口、12…隙間、13…隙間、23…裏面。

Claims (3)

  1. 操作用の回動ダイヤルを備えた自動車用の内装装置であって、
    前記回動ダイヤルにおける操作部を外部に露出させる開口が、前記内装装置の表面に形成され、
    前記開口と前記回動ダイヤルとの間の隙間を遮蔽する遮蔽部材が、前記回動ダイヤルにおける上下壁面のうち少なくとも一つの壁面側に配設され、
    前記遮蔽部材は、前記回動ダイヤルの回動方向における前記壁面の両端部間に跨って連続的に配設されるとともに、前記遮蔽部材の中央部から少なくとも一方の端部への形状が、前記回動ダイヤルの外周縁側に向かって近接した形状であることを特徴とする自動車用の内装装置。
  2. 前記遮蔽部材がリブであることを特徴とする請求項1に記載の自動車用の内装装置。
  3. 前記遮蔽部材の中央部における形状が、前記回動ダイヤルと略同心状の円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用の内装装置。
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