JPH07284303A - 育苗箱案内装置 - Google Patents
育苗箱案内装置Info
- Publication number
- JPH07284303A JPH07284303A JP10332694A JP10332694A JPH07284303A JP H07284303 A JPH07284303 A JP H07284303A JP 10332694 A JP10332694 A JP 10332694A JP 10332694 A JP10332694 A JP 10332694A JP H07284303 A JPH07284303 A JP H07284303A
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- Japan
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- guide
- seedling raising
- transfer table
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右幅および高さ調節可能な育苗箱案内装置
の提供。 【構成】 育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移送台
１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいはブラ
シ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の育苗
箱２の処理を行なうように構成した装置において、前記
育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位置す
るレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移送
台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動アー
ム１５とからなり、前記ガイド８は前記回動アーム１５
の先端に高さ位置調節自在に取付けた育苗箱案内装置。
の提供。 【構成】 育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移送台
１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいはブラ
シ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の育苗
箱２の処理を行なうように構成した装置において、前記
育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位置す
るレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移送
台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動アー
ム１５とからなり、前記ガイド８は前記回動アーム１５
の先端に高さ位置調節自在に取付けた育苗箱案内装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗箱案内装置に係る
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来技術】従来公知の、実公昭５７ー３３７０１号公
報には、移送台のフレームの透孔より内側に弾力的に突
出する板形状の基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイ
ドと、水平板形状の位置規制ガイドをフレームに平行移
動により出入自在に取付けた構造が記載されている。
報には、移送台のフレームの透孔より内側に弾力的に突
出する板形状の基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイ
ドと、水平板形状の位置規制ガイドをフレームに平行移
動により出入自在に取付けた構造が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、移送台
のフレームの透孔より内側に弾力的に突出する板形状の
基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイドであるから、
取付けが面倒であり、取付位置を変更することもできな
い。また、位置規制ガイドは左右幅を調節するのみで、
高さの相違する育苗箱には対応できない。
のフレームの透孔より内側に弾力的に突出する板形状の
基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイドであるから、
取付けが面倒であり、取付位置を変更することもできな
い。また、位置規制ガイドは左右幅を調節するのみで、
高さの相違する育苗箱には対応できない。
【０００４】
【発明の目的】どのような育苗箱をも正確に移送案内す
る育苗箱案内装置の提供、左右幅および高さ調節可能な
育苗箱案内装置を有する汎用性のある育苗箱移送台の提
供、育苗箱の処理に汎用性を持たせ、また、育苗箱案内
装置の調節を容易にして操作性を向上させ、作業能率を
向上させることを目的とする。
る育苗箱案内装置の提供、左右幅および高さ調節可能な
育苗箱案内装置を有する汎用性のある育苗箱移送台の提
供、育苗箱の処理に汎用性を持たせ、また、育苗箱案内
装置の調節を容易にして操作性を向上させ、作業能率を
向上させることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、育苗
箱２を水平に横移送させる育苗箱移送台１の上方位置
に、土、種等を供給する装置あるいはブラシ、ローラー
等の一部または全部を設けて移送中の育苗箱２の処理を
行なうように構成した装置において、前記育苗箱移送台
１の左右一対のフレーム６、６間に位置するレール形状
の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移送台１に所定間
隔を置いて複数回動自在に設けた回動アーム１５とから
なり、前記ガイド８は前記回動アーム１５の先端に高さ
位置調節自在に取付けた育苗箱案内装置、および、前記
回動アーム１５の先端には支軸１１を設け、該支軸１１
に高さ調節自在に軸筒１０を取付け、該軸筒１０に前記
ガイド８を取付けた育苗箱案内装置、および、育苗箱２
を水平に横移送させる育苗箱移送台１の上方位置に、
土、種等を供給する装置あるいはブラシ、ローラー等の
一部または全部を設けて移送中の育苗箱２の処理を行な
うように構成した装置において、前記育苗箱移送台１の
左右一対のフレーム６、６間に位置するレール形状の左
右一対のガイド８と、前記育苗箱移送台１に所定間隔を
置いて複数回動自在に設けた回動アーム１５とからな
り、前記回動アーム１５は同一長さのものとし、前記フ
レーム６と前記回動アーム１５と前記ガイド８とにより
平行リンクを構成した育苗箱案内装置、および、前記ガ
イド８側に回転のみ自在に取付けた軸筒１０を前記回動
アーム１５の先端に設けた垂直の支軸１１に高さ調節自
在に取付けた育苗箱案内装置としたものである。
箱２を水平に横移送させる育苗箱移送台１の上方位置
に、土、種等を供給する装置あるいはブラシ、ローラー
等の一部または全部を設けて移送中の育苗箱２の処理を
行なうように構成した装置において、前記育苗箱移送台
１の左右一対のフレーム６、６間に位置するレール形状
の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移送台１に所定間
隔を置いて複数回動自在に設けた回動アーム１５とから
なり、前記ガイド８は前記回動アーム１５の先端に高さ
位置調節自在に取付けた育苗箱案内装置、および、前記
回動アーム１５の先端には支軸１１を設け、該支軸１１
に高さ調節自在に軸筒１０を取付け、該軸筒１０に前記
ガイド８を取付けた育苗箱案内装置、および、育苗箱２
を水平に横移送させる育苗箱移送台１の上方位置に、
土、種等を供給する装置あるいはブラシ、ローラー等の
一部または全部を設けて移送中の育苗箱２の処理を行な
うように構成した装置において、前記育苗箱移送台１の
左右一対のフレーム６、６間に位置するレール形状の左
右一対のガイド８と、前記育苗箱移送台１に所定間隔を
置いて複数回動自在に設けた回動アーム１５とからな
り、前記回動アーム１５は同一長さのものとし、前記フ
レーム６と前記回動アーム１５と前記ガイド８とにより
平行リンクを構成した育苗箱案内装置、および、前記ガ
イド８側に回転のみ自在に取付けた軸筒１０を前記回動
アーム１５の先端に設けた垂直の支軸１１に高さ調節自
在に取付けた育苗箱案内装置としたものである。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
１は、育苗箱２を移送させる育苗箱移送台であり、図示
は省略するが移送ロールあるいは移送ベルト等の移送手
段移送手段３を有し、前記育苗箱２を水平に横移送させ
る。育苗箱移送台１は育苗箱２の移送方向に長く形成さ
れ、所望の位置に設けた支脚４により床上に載置され
る。
１は、育苗箱２を移送させる育苗箱移送台であり、図示
は省略するが移送ロールあるいは移送ベルト等の移送手
段移送手段３を有し、前記育苗箱２を水平に横移送させ
る。育苗箱移送台１は育苗箱２の移送方向に長く形成さ
れ、所望の位置に設けた支脚４により床上に載置され
る。
【０００７】前記育苗箱移送台１の上方位置には、床
土、種子、覆土等を供給する供給装置あるいは鎮圧装置
等の任意の装置５を設ける。即ち、育苗箱移送台１は育
苗箱２の移送手段３を有し、育苗箱移送台１には移送中
の育苗箱２を処理する任意の装置を設けていればよい。
土、種子、覆土等を供給する供給装置あるいは鎮圧装置
等の任意の装置５を設ける。即ち、育苗箱移送台１は育
苗箱２の移送手段３を有し、育苗箱移送台１には移送中
の育苗箱２を処理する任意の装置を設けていればよい。
【０００８】しかして、前記育苗箱移送台１のフレーム
６には、前記育苗箱２の移送案内する育苗箱案内装置７
を設ける。育苗箱案内装置７は左右一対のレール状のガ
イドガイド８を平行に前記フレーム６とフレーム６の間
に配置し、かつ、育苗箱２の左右幅に対して内外に、育
苗箱２の上下高さに対して上下に移動自在に構成する。
ガイド８にはステー９を前後に固定し、ステー９には軸
筒１０を回転のみ自在に取付け、軸筒１０は支軸１１に
該支軸１１に対して上下動自在に挿通する。軸筒１０に
は上下調節ダイヤル１２を設け、上下調節ダイヤル１２
の軸１３を支軸１１に押し付けることにより軸筒１０を
支軸１１に固定する。１４は前記支軸１１に設けた目盛
である。
６には、前記育苗箱２の移送案内する育苗箱案内装置７
を設ける。育苗箱案内装置７は左右一対のレール状のガ
イドガイド８を平行に前記フレーム６とフレーム６の間
に配置し、かつ、育苗箱２の左右幅に対して内外に、育
苗箱２の上下高さに対して上下に移動自在に構成する。
ガイド８にはステー９を前後に固定し、ステー９には軸
筒１０を回転のみ自在に取付け、軸筒１０は支軸１１に
該支軸１１に対して上下動自在に挿通する。軸筒１０に
は上下調節ダイヤル１２を設け、上下調節ダイヤル１２
の軸１３を支軸１１に押し付けることにより軸筒１０を
支軸１１に固定する。１４は前記支軸１１に設けた目盛
である。
【０００９】支軸１１は回動アーム１５の先端上面に固
定し、回動アーム１５の基部は屈曲させて屈曲部１６に
形成し、屈曲部１６に幅調節ダイヤル幅調節ダイヤル１
７を取付ける。１８は幅調節ダイヤル１７の軸、１９は
締付体である。
定し、回動アーム１５の基部は屈曲させて屈曲部１６に
形成し、屈曲部１６に幅調節ダイヤル幅調節ダイヤル１
７を取付ける。１８は幅調節ダイヤル１７の軸、１９は
締付体である。
【００１０】したがって、育苗箱案内装置７は、左右一
対のガイド８を、回動アーム１５により回動させて左右
に移動させるばかりでなく、回動アーム１５に対して上
下させて高さ調節するのも簡単に行なえる。
対のガイド８を、回動アーム１５により回動させて左右
に移動させるばかりでなく、回動アーム１５に対して上
下させて高さ調節するのも簡単に行なえる。
【００１１】しかして、前記回動アーム１５は、所定間
隔を置いて複数設けられるが、それぞれ同一長さのもの
とし、かつ、各回動アーム１５は平行に位置させて、育
苗箱移送台１のフレーム６と回動アーム１５とガイド８
とにより平行リンクを構成しうるようにする。
隔を置いて複数設けられるが、それぞれ同一長さのもの
とし、かつ、各回動アーム１５は平行に位置させて、育
苗箱移送台１のフレーム６と回動アーム１５とガイド８
とにより平行リンクを構成しうるようにする。
【００１２】２０はガイド８の後端部に設けた案内部で
あり、後側に至るに従い外側に広がるように形成してい
る。
あり、後側に至るに従い外側に広がるように形成してい
る。
【００１３】
【作用】次に作用を述べる。育苗箱移送台１の移送手段
３に育苗箱２を供給すると、育苗箱２は移送され、育苗
箱２の前端は後端に至るに従い外側に広がる案内部２０
に当接して案内されて、育苗箱移送台１のフレーム６と
フレーム６の間の中央に位置しながら移送され、装置５
により処理される。
３に育苗箱２を供給すると、育苗箱２は移送され、育苗
箱２の前端は後端に至るに従い外側に広がる案内部２０
に当接して案内されて、育苗箱移送台１のフレーム６と
フレーム６の間の中央に位置しながら移送され、装置５
により処理される。
【００１４】この場合、育苗箱２は左右幅および高さの
相違するものがあるから、幅調節ダイヤル１７を緩める
と、回動アーム１５は軸１８を中心に内外に移動自在と
なるので、ガイド８を育苗箱２の側部に当接させて、左
右幅を合せる。次に、上下調節ダイヤル１２を回して軸
１３を引っ込めて軸筒１０を支軸１１に上下自在とし、
この状態で対象となる育苗箱２の側部の高さにガイド８
を合せ、次に、支軸１１の目盛り１４により他の軸筒１
０も上下させて高さを決定すると、高さ調節も完了す
る。
相違するものがあるから、幅調節ダイヤル１７を緩める
と、回動アーム１５は軸１８を中心に内外に移動自在と
なるので、ガイド８を育苗箱２の側部に当接させて、左
右幅を合せる。次に、上下調節ダイヤル１２を回して軸
１３を引っ込めて軸筒１０を支軸１１に上下自在とし、
この状態で対象となる育苗箱２の側部の高さにガイド８
を合せ、次に、支軸１１の目盛り１４により他の軸筒１
０も上下させて高さを決定すると、高さ調節も完了す
る。
【００１５】したがって、図４〜図６に記載した種々の
形状、形態の育苗箱２を育苗箱移送台１は移送できる。
また、左右幅のみならず、高さも合せているから、育苗
箱２がガイド８を乗り越えることはなく、摺接しながら
案内される。前記の場合、前記回動アーム１５は、所定
間隔を置いて複数設けられるが、それぞれ同一長さのも
のとし、かつ、各回動アーム１５は平行に位置させて、
育苗箱移送台１のフレーム６と回動アーム１５とガイド
８とにより平行リンクを構成しているから、前後の幅調
節ダイヤル１７を緩めて回動アーム１５を自由状態にす
ると、いずれかの支軸１１を持って回動アーム１５を回
動させると、ガイド８はフレーム６に対して平行移動す
る。
形状、形態の育苗箱２を育苗箱移送台１は移送できる。
また、左右幅のみならず、高さも合せているから、育苗
箱２がガイド８を乗り越えることはなく、摺接しながら
案内される。前記の場合、前記回動アーム１５は、所定
間隔を置いて複数設けられるが、それぞれ同一長さのも
のとし、かつ、各回動アーム１５は平行に位置させて、
育苗箱移送台１のフレーム６と回動アーム１５とガイド
８とにより平行リンクを構成しているから、前後の幅調
節ダイヤル１７を緩めて回動アーム１５を自由状態にす
ると、いずれかの支軸１１を持って回動アーム１５を回
動させると、ガイド８はフレーム６に対して平行移動す
る。
【００１６】したがって、ガイド８はフレーム６に対し
て常時平行であるので、正確に育苗箱２を案内する。ま
た、いずれかの回動アーム１５を固定すると、平行リン
クはロック状態になるから、他の回動アーム１５の幅調
節ダイヤル１７を固定するまで、ガイド８の位置が変更
することはなく、調節が容易にできる。また、軸筒１０
はステー９に回転のみ自在に取付けているから、上下調
節ダイヤル１２を固定すると、軸筒１０は支軸１１に対
して上下しないが、ステー９は支軸１１に対して回動自
在の関係となる。それゆえ、ガイド８の左右幅の調節
は、前後の幅調節ダイヤル１７のみを緩めて、回動アー
ム１５が回動自由状態になると、調節をすることがで
き、調節を簡単容易にする。
て常時平行であるので、正確に育苗箱２を案内する。ま
た、いずれかの回動アーム１５を固定すると、平行リン
クはロック状態になるから、他の回動アーム１５の幅調
節ダイヤル１７を固定するまで、ガイド８の位置が変更
することはなく、調節が容易にできる。また、軸筒１０
はステー９に回転のみ自在に取付けているから、上下調
節ダイヤル１２を固定すると、軸筒１０は支軸１１に対
して上下しないが、ステー９は支軸１１に対して回動自
在の関係となる。それゆえ、ガイド８の左右幅の調節
は、前後の幅調節ダイヤル１７のみを緩めて、回動アー
ム１５が回動自由状態になると、調節をすることがで
き、調節を簡単容易にする。
【００１７】
【効果】従来公知の、実公昭５７ー３３７０１号公報に
は、移送台のフレームの透孔より内側に弾力的に突出す
る板形状の基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイド
と、水平板形状の位置規制ガイドをフレームに平行移動
により出入自在に取付けた構造が記載されている。実公
昭５７ー３３７０１号公報に記載されたものは、移送台
のフレームの透孔より内側に弾力的に突出する板形状の
基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイドであるから、
取付けが面倒であり、取付位置を変更することもできな
い。また、中央に案内された育苗箱を別途形成した形状
の相違する位置規制ガイドにより案内するので、製造取
付が面倒であり、コストが高くなる問題がある。しかる
に本発明は、育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移送
台１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいはブ
ラシ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の育
苗箱２の処理を行なうように構成した装置において、前
記育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位置
するレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移
送台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動ア
ーム１５とからなり、前記ガイド８は前記回動アーム１
５の先端に高さ位置調節自在に取付けた育苗箱案内装置
としたから、左右幅のみならず、高さも育苗箱２に対応
させガイド８を調節できるので、育苗箱２がガイド８を
乗り越えることを防止し、円滑に案内して、どのような
育苗箱２でも正確に移送案内でき、育苗箱移送台１に種
々の装置５を設けて育苗箱２の処理に汎用性を持たせ、
汎用性のある装置とすることができ、操作性を向上さ
せ、作業能率を向上させる効果を奏する。また、レール
上のガイド８により育苗箱案内装置７を構成しているか
ら、育苗箱２を案内する距離を任意に設定することがで
き、長い育苗箱移送台１に対して装置５による制約がな
いときは左右一対のガイド８を設ければよく、製造、組
立、取付を簡単容易にし、また、複数のガイド体の調節
もないく、調節個所が少ないので、この点においても調
節が容易となるという効果を奏する。また、本発明は、
前記回動アーム１５の先端には支軸１１を設け、該支軸
１１に高さ調節自在に軸筒１０を取付け、該軸筒１０に
前記ガイド８を取付けた育苗箱案内装置としたから、育
苗箱案内装置７を簡単な構成とすることができ、実施化
を容易にするだけでなく、コストも軽減できる。また、
本発明は、育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移送台
１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいはブラ
シ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の育苗
箱２の処理を行なうように構成した装置において、前記
育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位置す
るレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移送
台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動アー
ム１５とからなり、前記回動アーム１５は同一長さのも
のとし、前記フレーム６と前記回動アーム１５と前記ガ
イド８とにより平行リンクを構成した育苗箱案内装置と
したから、前後の幅調節ダイヤル１７を緩めて回動アー
ム１５を自由状態にし、前後のうち一方の支軸１１を持
って回動アーム１５を回動させると、ガイド８はフレー
ム６に対して平行移動するので、ガイド８はフレーム６
に対して常時平行であり、正確に育苗箱２を案内する。
また、前後の回動アーム１５のうちの一方を固定する
と、平行リンクはロック状態になるから、他方の回動ア
ーム１５の幅調節ダイヤル１７を固定する間にガイド８
の位置が変更することはなく、この点においても調節が
容易にでき、操作性を向上させる。また、本発明は、前
記ガイド８側に回転のみ自在に取付けた軸筒１０を前記
回動アーム１５の先端に設けた垂直の支軸１１に高さ調
節自在に取付けた育苗箱案内装置としたものであるか
ら、軸筒１０はガイド８側に回転のみ自在に取付けてい
るので、上下調節ダイヤル１２を固定して支軸１１に対
して上下しないようにしても、ガイド８は軸筒１０によ
り支軸１１に対して回動自在の関係となり、それゆえ、
ガイド８の左右幅の調節は、前後の幅調節ダイヤル１７
のみを緩めて、回動アーム１５が回動自由状態になる
と、調節をすることができ、調節を簡単容易にするとい
う効果を奏する。
は、移送台のフレームの透孔より内側に弾力的に突出す
る板形状の基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイド
と、水平板形状の位置規制ガイドをフレームに平行移動
により出入自在に取付けた構造が記載されている。実公
昭５７ー３３７０１号公報に記載されたものは、移送台
のフレームの透孔より内側に弾力的に突出する板形状の
基部を軸に揺動自在に固定した案内ガイドであるから、
取付けが面倒であり、取付位置を変更することもできな
い。また、中央に案内された育苗箱を別途形成した形状
の相違する位置規制ガイドにより案内するので、製造取
付が面倒であり、コストが高くなる問題がある。しかる
に本発明は、育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移送
台１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいはブ
ラシ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の育
苗箱２の処理を行なうように構成した装置において、前
記育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位置
するレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移
送台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動ア
ーム１５とからなり、前記ガイド８は前記回動アーム１
５の先端に高さ位置調節自在に取付けた育苗箱案内装置
としたから、左右幅のみならず、高さも育苗箱２に対応
させガイド８を調節できるので、育苗箱２がガイド８を
乗り越えることを防止し、円滑に案内して、どのような
育苗箱２でも正確に移送案内でき、育苗箱移送台１に種
々の装置５を設けて育苗箱２の処理に汎用性を持たせ、
汎用性のある装置とすることができ、操作性を向上さ
せ、作業能率を向上させる効果を奏する。また、レール
上のガイド８により育苗箱案内装置７を構成しているか
ら、育苗箱２を案内する距離を任意に設定することがで
き、長い育苗箱移送台１に対して装置５による制約がな
いときは左右一対のガイド８を設ければよく、製造、組
立、取付を簡単容易にし、また、複数のガイド体の調節
もないく、調節個所が少ないので、この点においても調
節が容易となるという効果を奏する。また、本発明は、
前記回動アーム１５の先端には支軸１１を設け、該支軸
１１に高さ調節自在に軸筒１０を取付け、該軸筒１０に
前記ガイド８を取付けた育苗箱案内装置としたから、育
苗箱案内装置７を簡単な構成とすることができ、実施化
を容易にするだけでなく、コストも軽減できる。また、
本発明は、育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移送台
１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいはブラ
シ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の育苗
箱２の処理を行なうように構成した装置において、前記
育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位置す
るレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱移送
台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動アー
ム１５とからなり、前記回動アーム１５は同一長さのも
のとし、前記フレーム６と前記回動アーム１５と前記ガ
イド８とにより平行リンクを構成した育苗箱案内装置と
したから、前後の幅調節ダイヤル１７を緩めて回動アー
ム１５を自由状態にし、前後のうち一方の支軸１１を持
って回動アーム１５を回動させると、ガイド８はフレー
ム６に対して平行移動するので、ガイド８はフレーム６
に対して常時平行であり、正確に育苗箱２を案内する。
また、前後の回動アーム１５のうちの一方を固定する
と、平行リンクはロック状態になるから、他方の回動ア
ーム１５の幅調節ダイヤル１７を固定する間にガイド８
の位置が変更することはなく、この点においても調節が
容易にでき、操作性を向上させる。また、本発明は、前
記ガイド８側に回転のみ自在に取付けた軸筒１０を前記
回動アーム１５の先端に設けた垂直の支軸１１に高さ調
節自在に取付けた育苗箱案内装置としたものであるか
ら、軸筒１０はガイド８側に回転のみ自在に取付けてい
るので、上下調節ダイヤル１２を固定して支軸１１に対
して上下しないようにしても、ガイド８は軸筒１０によ
り支軸１１に対して回動自在の関係となり、それゆえ、
ガイド８の左右幅の調節は、前後の幅調節ダイヤル１７
のみを緩めて、回動アーム１５が回動自由状態になる
と、調節をすることができ、調節を簡単容易にするとい
う効果を奏する。
【図１】 全体の斜視図。
【図２】 要部斜視図。
【図３】 平面図。
【図４】 育苗箱の斜視図。
【図５】 プラグトレイの斜視図。
【図６】 育苗ポットの供給状態斜視図。
１…育苗箱移送台、２…育苗箱、３…移送手段、４…支
脚、５…装置、６…フレーム、７…育苗箱案内装置、８
…ガイド、９…ステー、１０…軸筒、１１…支軸、１２
…上下調節ダイヤル、１３…軸、１４…目盛、１５…回
動アーム、１６…屈曲部、１７…幅調節ダイヤル、１８
…軸、１９…締付体、２０…案内部
脚、５…装置、６…フレーム、７…育苗箱案内装置、８
…ガイド、９…ステー、１０…軸筒、１１…支軸、１２
…上下調節ダイヤル、１３…軸、１４…目盛、１５…回
動アーム、１６…屈曲部、１７…幅調節ダイヤル、１８
…軸、１９…締付体、２０…案内部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年６月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
Claims (4)
- 【請求項１】 育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移
送台１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいは
ブラシ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の
育苗箱２の処理を行なうように構成した装置において、
前記育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位
置するレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱
移送台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動
アーム１５とからなり、前記ガイド８は前記回動アーム
１５の先端に高さ位置調節自在に取付けた育苗箱案内装
置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記回動アーム１５
の先端には支軸１１を設け、該支軸１１に高さ調節自在
に軸筒１０を取付け、該軸筒１０に前記ガイド８を取付
けた育苗箱案内装置。 - 【請求項３】 育苗箱２を水平に横移送させる育苗箱移
送台１の上方位置に、土、種等を供給する装置あるいは
ブラシ、ローラー等の一部または全部を設けて移送中の
育苗箱２の処理を行なうように構成した装置において、
前記育苗箱移送台１の左右一対のフレーム６、６間に位
置するレール形状の左右一対のガイド８と、前記育苗箱
移送台１に所定間隔を置いて複数回動自在に設けた回動
アーム１５とからなり、前記回動アーム１５は同一長さ
のものとし、前記フレーム６と前記回動アーム１５と前
記ガイド８とにより平行リンクを構成した育苗箱案内装
置。 - 【請求項４】 請求項３において、前記ガイド８側に回
転のみ自在に取付けた軸筒１０を前記回動アーム１５の
先端に設けた垂直の支軸１１に高さ調節自在に取付けた
育苗箱案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10332694A JPH07284303A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 育苗箱案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10332694A JPH07284303A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 育苗箱案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07284303A true JPH07284303A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14351063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10332694A Withdrawn JPH07284303A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 育苗箱案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07284303A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102388703A (zh) * | 2011-07-20 | 2012-03-28 | 中国农业科学院棉花研究所 | 一种刷孔式穴盘育苗播种机 |
| JP2016501802A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-01-21 | メッツォ ミネラルズ インクＭｅｔｓｏ Ｍｉｎｅｒａｌｓ， Ｉｎｃ． | 鉱物素材供給装置、プラントおよび方法 |
| CN105501836A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-04-20 | 苏州源硕精密模具有限公司 | 一种插针机的送料机构 |
| CN109759409A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-17 | 无锡帕尔弗工业设备科技有限公司 | 可调式清洗机料道 |
| CN110062741A (zh) * | 2016-12-12 | 2019-07-26 | 锡克拜控股有限公司 | 导轨构造、输送机和输送容器的方法 |
| CN115007548A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-09-06 | 宜宾长盈精密技术有限公司 | 一种工件在线清洗系统 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP10332694A patent/JPH07284303A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN105501836B (zh) * | 2015-12-11 | 2018-02-02 | 苏州源硕精密模具有限公司 | 一种插针机的送料机构 |
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| CN110062741B (zh) * | 2016-12-12 | 2021-09-28 | 锡克拜控股有限公司 | 导轨构造、输送机和输送容器的方法 |
| CN109759409A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-17 | 无锡帕尔弗工业设备科技有限公司 | 可调式清洗机料道 |
| CN115007548A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-09-06 | 宜宾长盈精密技术有限公司 | 一种工件在线清洗系统 |
| CN115007548B (zh) * | 2022-05-24 | 2024-03-19 | 宜宾长盈精密技术有限公司 | 一种工件在线清洗系统 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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