JPH0725649B2 - 消毒剤含有アルギン酸印象材 - Google Patents
消毒剤含有アルギン酸印象材Info
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- JPH0725649B2 JPH0725649B2 JP62254623A JP25462387A JPH0725649B2 JP H0725649 B2 JPH0725649 B2 JP H0725649B2 JP 62254623 A JP62254623 A JP 62254623A JP 25462387 A JP25462387 A JP 25462387A JP H0725649 B2 JPH0725649 B2 JP H0725649B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/90—Compositions for taking dental impressions
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- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯科印象時に於ける感染症の伝染を防止する目
的のものであり、アルギン酸印象材の粉末の中に予め人
体に無害な消毒剤をマイクロカプセルに内蔵させるか、
またはサイクロデキストリン中に包接させたもので特定
量を含有させることによつて印象材の陰型からの感染症
の伝染を除去する目的の消毒剤含有アルギン酸印象材に
関するものである。
的のものであり、アルギン酸印象材の粉末の中に予め人
体に無害な消毒剤をマイクロカプセルに内蔵させるか、
またはサイクロデキストリン中に包接させたもので特定
量を含有させることによつて印象材の陰型からの感染症
の伝染を除去する目的の消毒剤含有アルギン酸印象材に
関するものである。
歯科診療中に歯科医師或いは歯科技工士等が感染症の患
者の血液或いは唾液を媒介として病原性細菌またはウイ
ルスを得ることがあり、之等の予防としては医療行為中
の保護手袋,マスク,帽子,防御メガネによつて患者の
血液或いは唾液の直接付着を防ぐことが行なわれてい
る。また感染症の患者の血液或いは唾液で汚染された歯
科用器具などは熱または薬剤によって滅菌を行なうこと
が常識となつている。
者の血液或いは唾液を媒介として病原性細菌またはウイ
ルスを得ることがあり、之等の予防としては医療行為中
の保護手袋,マスク,帽子,防御メガネによつて患者の
血液或いは唾液の直接付着を防ぐことが行なわれてい
る。また感染症の患者の血液或いは唾液で汚染された歯
科用器具などは熱または薬剤によって滅菌を行なうこと
が常識となつている。
また感染症の患者に対してはタービンの使用を避け、ハ
ンドピースを使用したり、或いはバキユームを用いて削
片,唾液或いは血液の飛散を除いたり診療終了時毎にバ
キユーム装置及び排水系に消毒薬を流すなどして汚染防
止に努めている。
ンドピースを使用したり、或いはバキユームを用いて削
片,唾液或いは血液の飛散を除いたり診療終了時毎にバ
キユーム装置及び排水系に消毒薬を流すなどして汚染防
止に努めている。
上記の様に歯科医師,歯科技工士または他の患者への直
接的な感染症の感染を防止することは出来たとしても感
染症患者の口腔内から得た印象材の陰型に血液若しくは
唾液を媒介として病原性細菌またはウイルス菌が付着す
る。病原性細菌またはウイルスが付着した印象材の陰型
に石膏を流し込み石膏模型を作製する時点で印象材の陰
型に付着した病原性細菌またはウイルスが今度は石膏模
型表面に付着することになる。歯科技工士は病原性細菌
またはウイルスが付着した石膏模型上で諸種の作業をす
る訳であり、この間ずつと手で直接病原性細菌またはウ
イルスが付着した石膏模型に接触していることになる。
接的な感染症の感染を防止することは出来たとしても感
染症患者の口腔内から得た印象材の陰型に血液若しくは
唾液を媒介として病原性細菌またはウイルス菌が付着す
る。病原性細菌またはウイルスが付着した印象材の陰型
に石膏を流し込み石膏模型を作製する時点で印象材の陰
型に付着した病原性細菌またはウイルスが今度は石膏模
型表面に付着することになる。歯科技工士は病原性細菌
またはウイルスが付着した石膏模型上で諸種の作業をす
る訳であり、この間ずつと手で直接病原性細菌またはウ
イルスが付着した石膏模型に接触していることになる。
その場合に手にある傷口または汚染された手で掴んだ食
物を通じて体内に病原性細菌またはウイルスが容易に侵
入する危険が存するのである。なおこの様な印象材の陰
型を通じての感染症の感染を防止する目的で一般的に次
の様に薬剤による印象材の陰型を消毒が行なわれてい
る。
物を通じて体内に病原性細菌またはウイルスが容易に侵
入する危険が存するのである。なおこの様な印象材の陰
型を通じての感染症の感染を防止する目的で一般的に次
の様に薬剤による印象材の陰型を消毒が行なわれてい
る。
その方法として印象材の陰型を先ず良く水洗した後、約
1〜5%の次亜鉛素酸ナトリウムの水溶液中に約10〜30
分間浸漬する。但し次亜塩素酸ナトリウムは非常に不安
定な物質であるため溶液は毎日新しく造り、使用後は全
て廃棄せねばならない。
1〜5%の次亜鉛素酸ナトリウムの水溶液中に約10〜30
分間浸漬する。但し次亜塩素酸ナトリウムは非常に不安
定な物質であるため溶液は毎日新しく造り、使用後は全
て廃棄せねばならない。
またホルムアルデヒドを用いる場合もあり、水洗後に約
3〜8%のホルムアルデヒド水溶液或いは70%アルコー
ル溶液に8%のホルムアルデヒドを添加したものの中に
約10〜30分間浸漬している。またグルタルアルデヒドま
たはヨウ素化合物も同様に水溶液を造り、その中に印象
材の陰型を約10〜30分間浸漬している。また次亜塩素酸
ナトリウムの約1〜5%の水溶液或いはヨウ素化合物の
約1〜5%の水溶液をスプレー器中に入れ印象材の陰型
に吹き掛ける方法も採られている。
3〜8%のホルムアルデヒド水溶液或いは70%アルコー
ル溶液に8%のホルムアルデヒドを添加したものの中に
約10〜30分間浸漬している。またグルタルアルデヒドま
たはヨウ素化合物も同様に水溶液を造り、その中に印象
材の陰型を約10〜30分間浸漬している。また次亜塩素酸
ナトリウムの約1〜5%の水溶液或いはヨウ素化合物の
約1〜5%の水溶液をスプレー器中に入れ印象材の陰型
に吹き掛ける方法も採られている。
しかしながら印象材の陰型に付着した病原性細菌または
ウイルスに対する消毒の目的で印象材の陰型を消毒液中
に約10〜30分間浸漬する方法では次の様な欠点を有して
いる。
ウイルスに対する消毒の目的で印象材の陰型を消毒液中
に約10〜30分間浸漬する方法では次の様な欠点を有して
いる。
消毒液に印象材の陰型を浸漬させて消毒するという
作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製する
という本来の作業工程の中には含まれておらず従つて不
用意に忘れたり省略され勝ちである。
作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製する
という本来の作業工程の中には含まれておらず従つて不
用意に忘れたり省略され勝ちである。
消毒液中に印象材の陰型を約10〜30分間浸漬させる
という作業は億劫になり勝ちであり消毒液中に浸漬する
ことなく印象材の陰型を水洗のみにとどめて了う場合が
一般的となり易く、感染症の伝染を完全に除去出来難い
のが現状である。
という作業は億劫になり勝ちであり消毒液中に浸漬する
ことなく印象材の陰型を水洗のみにとどめて了う場合が
一般的となり易く、感染症の伝染を完全に除去出来難い
のが現状である。
また消毒液をスプレー器中に入れ印象材の陰型に吹き掛
ける方法は簡便ではあるが、次の様な欠点を有してい
る。
ける方法は簡便ではあるが、次の様な欠点を有してい
る。
消毒液をスプレー器中に入れ印象材の陰型に吹き掛
ける作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製
するという本来の作業工程の中には入つていないから忘
れ勝ちである。
ける作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製
するという本来の作業工程の中には入つていないから忘
れ勝ちである。
消毒液をスプレー器中に入れ印象材の陰型に吹き掛
けた後、短時間経過しただけで水洗して了うため充分な
消毒効果を期待し難い。
けた後、短時間経過しただけで水洗して了うため充分な
消毒効果を期待し難い。
印象材の陰型全面に均一にスプレーが散布され難く
アンダーカツト部などに吹き掛けが充分行なわれないた
め効果的な消毒が難かしい。
アンダーカツト部などに吹き掛けが充分行なわれないた
め効果的な消毒が難かしい。
本発明はアルギン酸印象材の陰型の消毒に関してアルギ
ン酸印象材の中に人体に無害な消毒剤をマイクロカプセ
ルに内蔵させるか、またはサイクロデキストリン中に包
接させたものを必要量だけ分散させアルギン酸印象材を
水で練和する時点でアルギン酸印象材から消毒剤を流出
させ印象採取時に同時にアルギン酸印象材の陰型を消毒
し様とするものであり、マイクロカプセルに内蔵させる
か、またはサイクロデキストリン中に包接させた消毒材
を含有したアルギン酸印象材を開発したものである。
ン酸印象材の中に人体に無害な消毒剤をマイクロカプセ
ルに内蔵させるか、またはサイクロデキストリン中に包
接させたものを必要量だけ分散させアルギン酸印象材を
水で練和する時点でアルギン酸印象材から消毒剤を流出
させ印象採取時に同時にアルギン酸印象材の陰型を消毒
し様とするものであり、マイクロカプセルに内蔵させる
か、またはサイクロデキストリン中に包接させた消毒材
を含有したアルギン酸印象材を開発したものである。
以下、本発明の消毒剤含有アルギン酸印象材について詳
述する。先ず本発明の消毒剤含有アルギン酸印象材に用
いる消毒剤の量はアルギン酸印象材の硬化物100重量部
に対し0.01重量部〜7重量部になる様に含有させる。好
ましくは0.5重量部〜5重量部が良好である。なおここ
で言うアルギン酸印象材の硬化物とはアルギン酸印象材
粉末16重量部と水40重量部とを練和し硬化した直後のも
のを言う。また用いる消毒材としては種々のものがある
がフエノール,P−クロルフエノール,ビチオノール,ク
ロルヘキシジン,ヨードホルム,ヨード化フェノール,
トリクロルイソシアヌル酸,次亜鉛素酸カルシウム,次
亜鉛素酸ナトリウム,水銀化合物,ベンズアルコニウム
クロリド,グルタルアルデヒド,過酸化水素水,グルコ
ン酸クロルヘキシジン,ポビドンヨード,塩化ベンザル
コニウム,塩化ベンゼトニウム,エタノールなどがある
が、之等に限定されるものではない。なお好ましくはグ
ルタルアルデヒド,次亜鉛素酸ナトリウム,過酸化水素
水,グルコン酸クロルヘキシジン,ポビドンヨード,塩
化ベンザルコニウムが良くグルタルアルデヒドは細菌,
ウイルスに対し;次亜鉛素酸ナトリウムは細菌,ウイル
ス,その他微生物に対し;過酸化水素水は嫌気性菌,グ
ラム陽性菌,真菌に対し;ポピドンヨードは細菌,ウイ
ルス,真菌に対;塩化ベンザルコニウムはグラム陽性菌
のグラム陰性菌に対し:塩化ベンゼトニウムは真菌に対
し;夫々有効であるとして長期に汎り消毒剤として利用
されており、その消毒効果は普く知れ渉つている。
述する。先ず本発明の消毒剤含有アルギン酸印象材に用
いる消毒剤の量はアルギン酸印象材の硬化物100重量部
に対し0.01重量部〜7重量部になる様に含有させる。好
ましくは0.5重量部〜5重量部が良好である。なおここ
で言うアルギン酸印象材の硬化物とはアルギン酸印象材
粉末16重量部と水40重量部とを練和し硬化した直後のも
のを言う。また用いる消毒材としては種々のものがある
がフエノール,P−クロルフエノール,ビチオノール,ク
ロルヘキシジン,ヨードホルム,ヨード化フェノール,
トリクロルイソシアヌル酸,次亜鉛素酸カルシウム,次
亜鉛素酸ナトリウム,水銀化合物,ベンズアルコニウム
クロリド,グルタルアルデヒド,過酸化水素水,グルコ
ン酸クロルヘキシジン,ポビドンヨード,塩化ベンザル
コニウム,塩化ベンゼトニウム,エタノールなどがある
が、之等に限定されるものではない。なお好ましくはグ
ルタルアルデヒド,次亜鉛素酸ナトリウム,過酸化水素
水,グルコン酸クロルヘキシジン,ポビドンヨード,塩
化ベンザルコニウムが良くグルタルアルデヒドは細菌,
ウイルスに対し;次亜鉛素酸ナトリウムは細菌,ウイル
ス,その他微生物に対し;過酸化水素水は嫌気性菌,グ
ラム陽性菌,真菌に対し;ポピドンヨードは細菌,ウイ
ルス,真菌に対;塩化ベンザルコニウムはグラム陽性菌
のグラム陰性菌に対し:塩化ベンゼトニウムは真菌に対
し;夫々有効であるとして長期に汎り消毒剤として利用
されており、その消毒効果は普く知れ渉つている。
之等の消毒剤をアルギン酸粉末中に分散させるには種々
の方法があり、アルギン酸粉末中に直接消毒剤を分散さ
せてもよいが消毒材の保存安定性があると同時に粉末状
であることなどを考慮した場合、人体に無害な消毒材を
マイクロカプセルに内蔵させるか、またはサイクロデキ
ストリン中に包接させたものを用いることが好ましいの
である。先ず消毒剤をマイクロカプセル内に入れる方法
としてマイクロカプセル内には水溶性消毒剤を用いる場
合カプセル外郭を構成する物質は親油性物質であること
が必要である。用いる親油性物質には熱可塑性物質とし
てポリエチレン,ポリプロピレン,ポリウレタンなど;
炭化水素類としてパラフインワツクス,マイクロクリス
タリンワツクスなど:ロウ類としてミツロウ,合成鯨ロ
ウ,木ロウ,カルナバロウなど;高級アルコール類とし
てパルミチン酸,ステアリン酸,セロチン酸などがあ
る。マイクロカプセル作製の通法に従いマイクロカプセ
ル中に入れる消毒剤の水溶液を造り上記マイクロカプセ
ル外郭を構成すべきものの加熱融解された液中に消毒剤
の水溶液を分散し冷却することで消毒剤含有マイクロカ
プセルを作製する方法が一般的である。
の方法があり、アルギン酸粉末中に直接消毒剤を分散さ
せてもよいが消毒材の保存安定性があると同時に粉末状
であることなどを考慮した場合、人体に無害な消毒材を
マイクロカプセルに内蔵させるか、またはサイクロデキ
ストリン中に包接させたものを用いることが好ましいの
である。先ず消毒剤をマイクロカプセル内に入れる方法
としてマイクロカプセル内には水溶性消毒剤を用いる場
合カプセル外郭を構成する物質は親油性物質であること
が必要である。用いる親油性物質には熱可塑性物質とし
てポリエチレン,ポリプロピレン,ポリウレタンなど;
炭化水素類としてパラフインワツクス,マイクロクリス
タリンワツクスなど:ロウ類としてミツロウ,合成鯨ロ
ウ,木ロウ,カルナバロウなど;高級アルコール類とし
てパルミチン酸,ステアリン酸,セロチン酸などがあ
る。マイクロカプセル作製の通法に従いマイクロカプセ
ル中に入れる消毒剤の水溶液を造り上記マイクロカプセ
ル外郭を構成すべきものの加熱融解された液中に消毒剤
の水溶液を分散し冷却することで消毒剤含有マイクロカ
プセルを作製する方法が一般的である。
またサイクロデキストリンを用いて消毒剤を包接させる
ものに就いて述べる。サイクロデキストリンとは澱粉に
特殊な転移酵素であるサイクロデキストリングルカノト
ランスフエラーゼを作用させることによつて得られブド
ウ糖が6〜12個環状に結合した特殊な構造を採ってい
る。基本的にはα−サイクロデキストリン,β−サイク
ロデキストリン,γ−サイクロデキストリンの3種があ
り之等は混合したり加工したりして用いられている。サ
イクロデキストリンを水と混合し飽和水溶液を作製し、
その中に消毒剤を含有させ混合することでサイクロデキ
ストリンに消毒剤を包接した沈澱を生じざせ、その沈澱
の水分を蒸発させサイクロデキストリン中に消毒剤を含
有した粉末を作製しそれをアルギン酸印象材の粉末中に
分散させる。
ものに就いて述べる。サイクロデキストリンとは澱粉に
特殊な転移酵素であるサイクロデキストリングルカノト
ランスフエラーゼを作用させることによつて得られブド
ウ糖が6〜12個環状に結合した特殊な構造を採ってい
る。基本的にはα−サイクロデキストリン,β−サイク
ロデキストリン,γ−サイクロデキストリンの3種があ
り之等は混合したり加工したりして用いられている。サ
イクロデキストリンを水と混合し飽和水溶液を作製し、
その中に消毒剤を含有させ混合することでサイクロデキ
ストリンに消毒剤を包接した沈澱を生じざせ、その沈澱
の水分を蒸発させサイクロデキストリン中に消毒剤を含
有した粉末を作製しそれをアルギン酸印象材の粉末中に
分散させる。
上記の様な方法で消毒剤を粉末としてアルギン酸印象材
の中に適量分散させておく。消毒剤含有アルギン酸印象
剤を水と練和した時点で水に直接溶解するか或いはスパ
チユレションにより物理的にマイクロカプセルなどに含
有させた消毒剤が流出するなどしてアルギン酸印象材の
陰型そのものの消毒を簡便且つ洩れなく行なうことが出
来るものであり、従来の消毒作業の煩雑さ、消毒の不完
全さ、消毒作業のし忘れを完全に除去出来るものであ
る。
の中に適量分散させておく。消毒剤含有アルギン酸印象
剤を水と練和した時点で水に直接溶解するか或いはスパ
チユレションにより物理的にマイクロカプセルなどに含
有させた消毒剤が流出するなどしてアルギン酸印象材の
陰型そのものの消毒を簡便且つ洩れなく行なうことが出
来るものであり、従来の消毒作業の煩雑さ、消毒の不完
全さ、消毒作業のし忘れを完全に除去出来るものであ
る。
次に実施例により本発明を説明するが本発明は之等に限
定されるものではない。
定されるものではない。
実施例1 上記成分の中で次亜塩素酸ナトリウム溶液(20重量%の
濃度)をポリウレタン薄膜で破つたマイクロカプセル以
外をブレンダー中に混合しながらスクワラン8重量部を
滴下した。その後、次亜塩素酸ナトリウム溶液(20重量
%の濃度)をポリウレタン薄膜で被つたマイクロカプセ
ルを注意深く均一に混合し本発明の消毒剤含有アルギン
酸印象材粉末を作製した。得られた粉末16重量部と水40
重量部とをゴム製ボールに採りスパチュラーを用いて通
法に従い練和した。
濃度)をポリウレタン薄膜で破つたマイクロカプセル以
外をブレンダー中に混合しながらスクワラン8重量部を
滴下した。その後、次亜塩素酸ナトリウム溶液(20重量
%の濃度)をポリウレタン薄膜で被つたマイクロカプセ
ルを注意深く均一に混合し本発明の消毒剤含有アルギン
酸印象材粉末を作製した。得られた粉末16重量部と水40
重量部とをゴム製ボールに採りスパチュラーを用いて通
法に従い練和した。
実施例2 次亜塩素酸ナトリウム溶液(20重量%の濃度)をポリウ
レタン薄膜で被つたマイクロカプセル以外は実施例1に
用いた成分を用いた。イソエリート・L(日研化学
(株)社製のサイクロデキストリンの製品名)を150重
量部採りイソエリート・Lの溶液の中にグルタルアルデ
ヒドを50重量部加え1時間程度撹拌した。生じた沈澱を
採り乾燥させグルタルアルデヒドを包接したイソエリー
ト・Lの粉末を作製した。この粉末を4重量部採り実施
例1で使用した成分(カプセルを除く)に添加しブレン
ダー中で混合しながらスクワラン8重量部を滴下した。
得られた粉末16重量部と水40重量部とをゴム製ボールに
採りスパチュラーを用いて通法に従い練和した。
レタン薄膜で被つたマイクロカプセル以外は実施例1に
用いた成分を用いた。イソエリート・L(日研化学
(株)社製のサイクロデキストリンの製品名)を150重
量部採りイソエリート・Lの溶液の中にグルタルアルデ
ヒドを50重量部加え1時間程度撹拌した。生じた沈澱を
採り乾燥させグルタルアルデヒドを包接したイソエリー
ト・Lの粉末を作製した。この粉末を4重量部採り実施
例1で使用した成分(カプセルを除く)に添加しブレン
ダー中で混合しながらスクワラン8重量部を滴下した。
得られた粉末16重量部と水40重量部とをゴム製ボールに
採りスパチュラーを用いて通法に従い練和した。
比較例1 グルタルアルデヒド5.7重量部を用いた他は実施例1と
同様とした。
同様とした。
比較例2 グルコン酸クロルヘキシジン5.7重量部を用いた他は実
施例7と同様とした。
施例7と同様とした。
標準品 ベリコールアローマダストフリー(而至歯科工業(株)
社製のアルギン酸印象部材の製品名)の粉末16重量部に
40重量部をゴム製ボールに採りスパチュラーを用いて通
法に従い練和した。
社製のアルギン酸印象部材の製品名)の粉末16重量部に
40重量部をゴム製ボールに採りスパチュラーを用いて通
法に従い練和した。
実施例1及び2,比較例1,2及び標準品から得た物性デー
タを第1表に示す。
タを第1表に示す。
実施例1は次亜塩素酸ナトリウム溶液(20重量%の濃
度)をポリウレタン薄膜で被つたマイクロカプセルをア
ルギン酸印象材の粉末中に分散させ水と練和した際の物
理的力で充分マイクロカプセル薄膜が破れ内在する次亜
塩素酸ナトリウムの水溶液が流出した。従つてアルギン
酸印象材全体を消毒する効果を期待出来る。
度)をポリウレタン薄膜で被つたマイクロカプセルをア
ルギン酸印象材の粉末中に分散させ水と練和した際の物
理的力で充分マイクロカプセル薄膜が破れ内在する次亜
塩素酸ナトリウムの水溶液が流出した。従つてアルギン
酸印象材全体を消毒する効果を期待出来る。
実施例2はケイソウ土にグルコン酸クロルヘキシジンを
吸着させたものに流動パラフインの薄膜で被う様にし、
之をアルギン酸印象材を作製する他の組成物の混合した
もので、水と練和した際容易にグルコン酸クロルヘキシ
ジンが流出した。従つてアルギン酸印象材全体を消毒す
る効果を期待出来る。
吸着させたものに流動パラフインの薄膜で被う様にし、
之をアルギン酸印象材を作製する他の組成物の混合した
もので、水と練和した際容易にグルコン酸クロルヘキシ
ジンが流出した。従つてアルギン酸印象材全体を消毒す
る効果を期待出来る。
実施例3はグルタルアルデヒドをサイクロデキストリン
中に包接させたものをアルギン酸印象材を作製する他の
組成物と混合したもので水と練和した際容易にグルタル
アルデヒドが流出した。従ってアルギン酸印象材全体を
消毒する効果を期待出来る。
中に包接させたものをアルギン酸印象材を作製する他の
組成物と混合したもので水と練和した際容易にグルタル
アルデヒドが流出した。従ってアルギン酸印象材全体を
消毒する効果を期待出来る。
比較例1,2に於いてはアルギン酸印象材としての物性に
悪影響を示し、アルギン酸印象材として使用出来なかつ
た。なお消毒剤その物の効果は消毒剤の種類または使用
部位により異なるが0.05〜5重量%含有されておれば充
分とされている。
悪影響を示し、アルギン酸印象材として使用出来なかつ
た。なお消毒剤その物の効果は消毒剤の種類または使用
部位により異なるが0.05〜5重量%含有されておれば充
分とされている。
なおグルコン酸クロルヘキシジンでは一般的に次の様な
データがあり、之はゲル状硬化物に対しても同様に及ぶ
ものである。
データがあり、之はゲル状硬化物に対しても同様に及ぶ
ものである。
従つて従来、印象材陰型に付着していた病原性細菌また
はウイルスに対する消毒の目的で印象材の陰型を消毒液
中に約10〜30分間浸漬する方法に存していた次の,
の欠点を完全に除去出来たのである。
はウイルスに対する消毒の目的で印象材の陰型を消毒液
中に約10〜30分間浸漬する方法に存していた次の,
の欠点を完全に除去出来たのである。
消毒液に印象材の陰型を浸漬させて消毒するという
作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製する
という本来の作業工程の中に含まれておらず、失念また
は省略され勝ちであること。
作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製する
という本来の作業工程の中に含まれておらず、失念また
は省略され勝ちであること。
消毒液中に印象材の陰型を約10〜30分間浸漬させる
という作業は億劫になり勝ちであり、消毒液中に浸漬す
ること無く印象材の陰型を水洗のみにとどめて了うこと
が多い。
という作業は億劫になり勝ちであり、消毒液中に浸漬す
ること無く印象材の陰型を水洗のみにとどめて了うこと
が多い。
また消毒液をスプレー器中に入れ印象材の陰型に吹き掛
ける方法に存する次の,,の欠点を完全に除去出
来たのである。
ける方法に存する次の,,の欠点を完全に除去出
来たのである。
消毒液をスプレー器中に入れ印象材の陰型に吹き掛
ける作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製
するという本来の作業工程中に含まれていないので失念
されたり省略され勝ちであること。
ける作業は印象材の陰型上に石膏を流し石膏模型を作製
するという本来の作業工程中に含まれていないので失念
されたり省略され勝ちであること。
消毒液をスプレー器に入れ印象材の陰型に吹き掛け
た後、短時間経過しただけで水洗して了うため充分な消
毒効果を期待出来難いこと。
た後、短時間経過しただけで水洗して了うため充分な消
毒効果を期待出来難いこと。
印象材の陰型に均一にスプレーが散布されず、アン
ダーカツト部などに吹き掛けが充分に行なわれず効果的
な消毒が出来ないこと。
ダーカツト部などに吹き掛けが充分に行なわれず効果的
な消毒が出来ないこと。
従つて本発明の消毒剤含有アルギン酸印象材による従来
の欠点を確実に除去出来たのである。また消毒剤は場合
によりアルギン酸練和の際の水成分中に分散させておい
てもよい。
の欠点を確実に除去出来たのである。また消毒剤は場合
によりアルギン酸練和の際の水成分中に分散させておい
てもよい。
また消毒剤は複数のものを混合して用いてもよい。なお
本発明に用いた消毒剤を含有した石膏材料,埋没材料,
エポキシ系の模型材料,粘土及びワツクスなどのボクシ
ング用材料にも本発明と同様な効果が得られる。
本発明に用いた消毒剤を含有した石膏材料,埋没材料,
エポキシ系の模型材料,粘土及びワツクスなどのボクシ
ング用材料にも本発明と同様な効果が得られる。
〔効果〕 本発明の目的は歯科医療行為中特にアルギン酸印象剤の
陰型を通じて感染症の感染を防止し様とするものであつ
てアルギン酸印象材の粉末中にマイクロカプセルに内蔵
させるか、またはサイクロデキストリン中に包接させる
ことで保存安定処理を行なった粉末状の消毒剤を予め含
有させておき、その消毒剤含有アルギン酸印象材を水と
練和した際に容易に消毒剤が流出しアルギン酸印象材の
陰型そのものの消毒を簡易的且つ洩れ無く行なうことが
出来るものであつて従来の消毒作業の煩雑さ,消毒の不
完全さ,消毒作業のし忘れを完全に除去出来るものであ
り歯科医療向上に対する効果は大なるものがある。
陰型を通じて感染症の感染を防止し様とするものであつ
てアルギン酸印象材の粉末中にマイクロカプセルに内蔵
させるか、またはサイクロデキストリン中に包接させる
ことで保存安定処理を行なった粉末状の消毒剤を予め含
有させておき、その消毒剤含有アルギン酸印象材を水と
練和した際に容易に消毒剤が流出しアルギン酸印象材の
陰型そのものの消毒を簡易的且つ洩れ無く行なうことが
出来るものであつて従来の消毒作業の煩雑さ,消毒の不
完全さ,消毒作業のし忘れを完全に除去出来るものであ
り歯科医療向上に対する効果は大なるものがある。
Claims (3)
- 【請求項1】歯科用アルギン酸印象材に於いて、マイク
ロカプセルに内蔵された消毒剤またはサイクロデキスト
リン中に包接された消毒剤の少なくとも一方または双方
の消毒剤を、アルギン酸印象材硬化物100重量部に対し
0.01〜7重量部の消毒剤を含有することを特徴とする消
毒剤含有アルギン酸印象材。 - 【請求項2】消毒剤がグルタルアルデヒドである特許請
求の範囲第1項記載の消毒剤含有アルギン酸印象材。 - 【請求項3】消毒剤がグルコン酸クロルヘキシジンであ
る特許請求の範囲第1項記載の消毒剤含有アルギン酸印
象材。
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US07/256,566 US4959220A (en) | 1987-10-12 | 1988-10-12 | Antiseptic-containing alginate impression material |
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JP62254623A JPH0725649B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 消毒剤含有アルギン酸印象材 |
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1988
- 1988-09-28 GB GB8822741A patent/GB2210889B/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-11 DE DE3834634A patent/DE3834634C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-12 US US07/256,566 patent/US4959220A/en not_active Expired - Fee Related
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