JPH07252129A - 米からの表皮角質層健全化剤 - Google Patents

米からの表皮角質層健全化剤

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JPH07252129A
JPH07252129A JP6332801A JP33280194A JPH07252129A JP H07252129 A JPH07252129 A JP H07252129A JP 6332801 A JP6332801 A JP 6332801A JP 33280194 A JP33280194 A JP 33280194A JP H07252129 A JPH07252129 A JP H07252129A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で安価であり、常用しても全く安全な米
を利用し、表皮角質層に対して優れた保湿持続性と水分
保持能の増大を促し、一時的に働きかけるのではなく、
表皮角質層の持つ機能そのものを改善するような効果を
有する表皮角質層健全化剤を提供する。 【構成】 発芽させた米の粉砕物、米または発芽さ
せた米の抽出物、米または発芽させた米の加水物を酵
素分解または麹を作用させたもの、米または発芽させ
た米を抽出するに当たり、その抽出前、抽出と同時また
は抽出後に酵素分解または麹を作用させたもの、米ま
たは発芽させた米の抽出物あるいは酵素分解または麹を
作用させたものに、アルコール発酵あるいは有機酸発酵
を行なったもの、以上それぞれをそのまま、あるいはこ
れを含有してなる米からの表皮角質層健全化剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米または発芽させた米
を原料として得られ、今までにない保湿の持続性と水分
保持能の増大を促し、表皮角質層自体を改善し健全化す
る効果を持つ優れた表皮角質層健全化剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】生体は水によって構成され、表皮角質層
はその外側あるいは内側からの水分をバランスよく維
持、調整するための重要な働きをしているだけでなく、
外界からの生理学的、化学的あるいは物理的影響など、
様々な悪影響からのバリアー機能としても重要な役割を
果たしている。しかし、生まれつき表皮角質層の機能が
正常でないこと、あるいは健常人においても、何らかの
原因(年令や風、季節、湿度など環境条件の変化)によ
り、この機能が正常でなくなることから、様々な問題が
起こってくる。その中でも、水分を正常に維持、調整す
る機能が失われることにより、表皮角質層自体の水分含
量の低下を招き、皮膚はキメが荒くなり、皺、肌荒れ、
ヒビ、アカギレなどが起こり、その結果、さらに魚鱗
癬、乾皮症、掌蹠角化症などの疾患にまで発展すること
もある。
【0003】従来、この失われた水分を補う意味で、様
々な保湿剤が開発、研究されてきた。グリセリン、プロ
ピレングリコールなどをはじめ、最近ではヒアルロン酸
ナトリウムなどが、よく使用されている。ところが、こ
れらの保湿剤には、本来、表皮角質層が担うべき機能を
健全化するという概念はなく、角質層の水分を一時的に
保つか、あるいは水分の蒸発を防ぐために、皮膚の表面
で一時的なバリアー機能を持たせるというものであり、
表皮機能に直接的に働きかけているのではないため、使
用することを止めれば直ちに元の状態に戻ってしまうも
のである。すなわち、現在、皮膚に対して安全で、しか
も、表皮角質層の保湿持続性と水分保持能の増大を促
し、さらには、表皮角質層の持つ本来の機能までも改善
するような優れた表皮角質層健全化剤は、開発されてい
ないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、薬剤の人体に対
する副作用が問題となっており、全く副作用がなく、し
かも、表皮角質層に対し、優れた保湿持続性と水分保持
能の増大を促し、さらには、表皮角質層の持つ機能まで
も健全化する効果を持つような表皮角質層健全化剤が望
まれている。本発明は、安全で安価であり、常用しても
全く安全な米を利用し、表皮角質層に対して、優れた保
湿持続性と水分保持能の増大を促し、一時的に働きかけ
るのではなく、表皮角質層の持つ機能そのものを改善す
るような効果を持つ表皮角質層健全化剤を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、動植物合和
すの観点から、主食である米を中心に種々の植物成分の
研究を進めてきた。その過程で、米には今まで予測でき
なかった数多くの可能性および効果があることが判明し
てきた。そこで、主食として用いられ、安全性が最も高
いことが実証されている米をテーマとして取り上げ、米
の総合利用研究を行ってきた。そのうちの一つのテーマ
として、米からの表皮角質層健全化剤について鋭意研究
を重ねてきたのであるが、その過程で、米および発芽さ
せた米には表皮角質層健全化剤としての効果を有する成
分が含有されていることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0006】本発明において、米および発芽させた米に
含有されている表皮角質層健全化効果を有する成分は、
未だ解明するに至っていないが、米および発芽させた米
を、下記のように処理したものは、表皮角質層健全化効
果を示すことが判明した。 発芽させた米の粉砕物をそのまま、あるいはこれを
含有してなるもの。 米または発芽させた米の抽出物をそのまま、あるい
はこれを含有してなるもの。
【0007】 米または発芽させた米の加水物を酵素
分解または麹を作用させたものをそのまま、あるいはこ
れを含有してなるもの。 米または発芽させた米を抽出するに当たり、その抽
出前、抽出と同時または抽出後に酵素分解または麹を作
用させたものをそのまま、あるいはこれを含有してなる
もの。 米または発芽させた米の抽出物あるいは酵素分解ま
たは麹を作用させたものに、アルコール発酵あるいは有
機酸発酵を行なったものをそのまま、あるいはこれを含
有してなるもの。
【0008】本発明で使用される米とは、ジャポニカ、
インディカ米を問わず、うるち米、および餅米等の玄米
および白米を指し、品種、種類は問わない。さらに、精
白時に出てくる92%以下の白糠を使用してもよく、安
価で経済的である。また、発芽させた米が使用される。
なお、有効成分は、熱および光に対して安定であるた
め、上記の原料は、浸漬、蒸煮、焙煎(砂焙り、網焙
り、熱風焙煎等全てを指す)、蒸煮焙煎、凍結乾燥等の
表面変性、UV照射等の光変性、パットライス等の加圧
焙煎、揚げる等の原料処理をしてもよく、また、効果も
変わらなかった。
【0009】米および発芽させた米は、そのまま用いて
も有効であるが、実用上の面から粉砕して用いるのが好
ましい。米および発芽させた米を粉砕して粉体化するに
は、粉砕機または精米機を用い一般的な方法で行なえば
よい。米を発芽させる場合、胚芽のついた米を水に浸漬
あるいは水を噴霧して発芽させる。発芽させる時の温度
は5〜70℃である。ただし、発芽さえすれば、温度お
よび時間は問わない。また、発芽中に水が腐敗する危険
性がある場合は、腐敗しないように水を取り替えるか、
何らかの防腐を行うのが好ましい。ここで、発芽とは、
発芽する直前から発芽したものまで全てを指す。この発
芽させた米をよく洗浄して用いる。この時、乾燥して用
いてもよい。
【0010】米または発芽させた米を抽出、あるいは酵
素分解または麹を作用させる場合、原料の米を粉砕して
顆粒あるいは粉体化すると、表面積が大きくなるため効
率がよくなる。粉砕しなくてもよいが、この場合には、
米組織の分解および抽出に長時間を要する。
【0011】米または発芽させた米を水抽出する場合、
抽出温度は、高温が効率的であるが、低温でも十分に抽
出を行うことができる。ただし、40℃以下の低温の場
合は、PHを酸性あるいはアルカリ性にするか、防腐剤
あるいはアルコールを加えて、米が腐敗しないように処
理することが望ましい。抽出時間は、有効成分さえ抽出
できれば、長くても短くてもよく、抽出温度により定め
ればよい。また、抽出は、加圧下または常圧下で行って
も、減圧下で行ってもよい。また、米の浸漬水あるいは
浸漬水の中ですりつぶした液を用いてもよい。すなわ
ち、米の成分が出てくる方法ならば何でもよい。
【0012】水抽出の場合、最も問題になるのは糊化現
象である。糊状になれば、抽出効率が悪くなるばかりで
なく、実作業においては困難を極める。これを防ぐため
には、アミラーゼを加えて反応させるか、塩酸などで酸
性にして澱粉を切ってやればよく、この方法を用いるこ
とにより、十分に解決でき、実用上も全く問題はない。
抽出物中の有効成分は、酸、アルカリに安定であるため
か、酸分解抽出あるいはアルカリ分解抽出を行うのも有
効である。この場合、必要により中和、脱塩を行う。
【0013】有機溶媒で抽出する場合も、米はなるべく
微粉砕または粉体化して抽出することが望ましい。有機
溶媒はアルコール、アセトン、n−ヘキサン、メタノー
ル等の一般的な有機溶媒でよいが、人体に対して有害な
ものは抽出後、溶媒を完全に除去する必要があるので安
全なものがよい。
【0014】米あるいは発芽させた米を酵素分解する場
合、まず、米あるいは発芽させた米に加水した後、酵素
を添加する。加水量は収率、作業性、最終使用目的など
に応じて適宜選定する。また、加水温度は酵素あるいは
麹の至適温度が効率的であるが、低温でも長時間おけば
酵素分解は十分に行われる。ただし、40℃以下の低温
の場合は、なんらかの防腐を行うことが必要である。ま
た、分解さえすれば温度は高温でもよい。分解時間は温
度等に左右されるが、分解さえ行われれば短くても長く
てもよい。
【0015】ここで使用する酵素は、澱粉分解酵素、蛋
白分解酵素、脂肪分解酵素、繊維分解酵素、リグニン分
解酵素およびペクチン分解酵素のうち1種または2種以
上である。また、麹を使用する場合においては、加水
量、作用温度、作用時間は、酵素分解の場合と同様であ
る。使用する麹は、一般に使用される麹でよく、麹菌の
種類および品種は問わない。
【0016】さらに、前記の抽出を行うに当たり、抽出
の前、抽出と同時または抽出の後に、上記の酵素分解お
よび麹を作用させてもよい。ここで、抽出と同時に酵素
分解あるいは麹を作用させる場合、具体的には、有機溶
媒中で酵素分解あるいは麹を作用させるか、減圧抽出下
で酵素分解あるいは麹を作用させるなどの方法により行
う。本発明においては、上記の各処理を行うと同時また
は処理後、アルコール発酵あるいは乳酸発酵、酢酸発酵
等の有機酸発酵を行えば、さらに有効的である。
【0017】このアルコール発酵を行う場合、上記のよ
うにして得られた抽出物、酵素分解物(酵素分解、抽出
を組み合わせて得られるものも含む)または麹を作用さ
せたものをそのまま、または圧搾、濾過して得た液をア
ルコール発酵させる。なお、酵素分解とアルコール発酵
は同時に行ってもよい。すなわち、米または発芽させた
米に加水後、酵素または麹、さらに酒母または酵母を添
加して、糖化、アルコール発酵を行う。大量に製造する
場合、糖化と発酵のバランスを考えながら、清酒醸造に
準じて3段階あるいは何段階にも分けて、米または発芽
させた米を添加するのが望ましい。特に少量を処理する
場合においては、一度に添加するのが有効である。この
際、腐敗が心配な場合は、酸を添加するか、発酵の阻害
にならない適当な防腐を施す。
【0018】アルコール発酵を行うと、ベトツキがなく
なること、濃縮がしやすく有効成分の濃縮が容易になる
ことなどの利点もある。乳酸発酵を行う場合は、アルコ
ール発酵の場合と同様で、この場合は、酒母または酵母
の代わりに乳酸菌を添加して乳酸発酵を行う。乳酸発酵
は一般的な常法によって行い、乳酸菌の種類および乳酸
発酵の条件は問わない。
【0019】次に、酢酸発酵の場合は、上記のようにし
て得られた発酵物をそのまま、あるいは希釈してアルコ
ール4〜5%にした後、酢酸菌を添加して酢酸発酵を行
う。また、アルコールのないものは、アルコールを添加
して酢酸発酵を行えばよい。酢酸発酵は一般的な常法に
よって行い、酢酸菌の種類および酢酸発酵の条件は問わ
ない。以上のようにして得られた本発明品は、残渣を分
離することなくそのまま、あるいは圧搾、濾過して用い
る。そのまま用いるときは、殺菌あるいは除菌をして製
品とする。なお、必要により酵母による通気発酵、アル
コール沈澱、合成吸着剤等で除糖を行ってもよい。
【0020】また、本発明品を配合する場合は、実際の
用途に応じ、常法にしたがってクリーム、洗顔料、乳
液、化粧水、クレンジング、パック、石鹸などの化粧
料、軟膏剤、パスタ剤、ローション剤、チンキ剤、リエ
メント剤、ゼリー剤、エアゾール剤などの外用薬品のよ
うな剤型にする。他の配合成分は、通常用いられるもの
いずれでもよく、さらに、他の薬効剤を併用してもよ
い。
【0021】本発明の表皮角質相健全化剤について調べ
た結果を以下に記載する。 (1)まず、本発明品の表皮角質層水分含有量の持続効
果について、次のとおり検討した。正常人(パネラー1
0名/各本発明品)の前腕屈部位(4×4cm2 )に本
発明品を塗布し、塗布直後30,60,120分後の表
皮角質層水分含量を測定し、塗布前と比較した。
【0022】測定はIBS(株)社製 高周波伝導測定
装置(SKICON−200)を使用した。測定条件は
温度20℃、湿度50%の恒温恒湿の部屋で行い、パネ
ラーは測定30分前から、前記の環境下で安静にした
後、測定した。対照として、10%グリセリン、0.2
%ヒアルロン酸ナトリウム、保湿外用剤として用いられ
ている10%尿素配合ローション剤、そして水を用い
た。結果を表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】表皮角質層水分含有量が高く持続されてい
るということは、みずみずしくしなやかな肌を維持して
いるということであり、さらには、乾皮症等の皮膚疾患
にも非常に有効と言える。表1の結果より、本発明品
は、全てにおいて塗布前と比較して、120分経過後で
も表皮角質層の水分含有量が高く維持されている。それ
と比べると、対照となっている水、グリセリン、ヒアル
ロン酸ナトリウムは、塗布後30分で塗布前と同様の水
分含有量まで低下している。また、10%尿素配合ロー
ション剤においても、僅かに表皮角質層の水分含有量を
維持しているが、本発明品とは比べものにならないほど
低いものであった。
【0025】すなわち、本発明品は、既存の保湿剤では
持っていなかった表皮角質層水分含有量の持続を促すと
いう、今までにない優れた効果を持っていることが分か
ったのである。
【0026】(2)さらに、本発明品の表皮角質層の健
全化効果について、次のとおり検討した。乾燥肌(パネ
ラー5名/各本発明品)の前腕屈部分(4×4cm2
に毎日、朝晩2回、1ケ月間、本発明品および対照とし
て水を塗布してもらった。なお、塗布開始前、予め塗布
部分の生体角質層水負荷試験を行っておき、1ケ月間塗
布後、再び塗布部分の生体角質層水負荷試験を行い、さ
らに、塗布中止2週間後、同様の試験を行った。以下に
生体角質層水負荷試験の方法を示す。
【0027】本発明品および水(対照)の塗布部分の
被験部位を設定する。 被験部位の角質層水分含有量を測定する。 蒸留水を1滴、被験部位に乗せ、10秒後に乾いたガ
ーゼで完全に水滴を拭き取る。 拭き取った直後、30,60,90,120秒後の角
質層水分含有量を測定する。 水分吸水能および水分保持能は、次式に基づいて求め
た。
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】 結果を表2に示した。
【0030】
【表2】
【0031】表2の結果より、全ての本発明品におい
て、塗布前と比較して、1ケ月間塗布後では、水分吸水
能、水分保持能ともにかなり改善されていることが分か
る。さらには、塗布中止後2週間が経過しても、ほとん
ど低下していないことも分かった。また、普通肌の人の
水分吸水能、水分保持能を測定したところ、水分吸水能
970、水分保持能6.3であり、本発明品によっては
正常な肌と変わらないほどにまで改善されていることも
分かった。さらに、外観上でも本発明品塗布部分は、肌
がみずみずしく、また、張り、艶が出たと全員が答え
た。
【0032】この結果より、本発明品は、従来の保湿剤
のように塗布することによって、一時的に水分を保った
り、あるいは一時的なバリアー機能を持たせるというも
のではなく、表皮角質層が本来担うべき機能を健全化す
るものであると言える。その結果、これまでにない優れ
た保湿の持続性を促し、表皮角質層の水分吸水能、保持
能を改善し、最終的にみずみずしくしっとりとした張
り、艶のある本来の肌へと健全化するのである。したが
って、本発明品は、これまでにない非常に優れた表皮角
質層健全化剤であると言える。
【0033】(3)さらに、本発明品の表皮角質層健全
化効果を肉眼的に実証することを検討した。まず、ひど
い肌荒れで悩む24才の女性パネラーの上腕内側をマイ
クロスコープ(オリンパス社製OUM1000NH)で
観察した。そして、実施例30で得られた本発明品を1
0日間毎日、朝晩2回、継続塗布させた。塗布期間終了
後、再び上腕内側の塗布部分をマイクロスコープで観察
し、塗布前と肉眼的に比較した。結果を図1および図2
に示す。
【0034】図1のように、本発明品(実施例30)塗
布前は、落屑による角質層の抜けが非常に目立ち、皮溝
は全く見られず、ひどい肌荒れ状態であることが分か
る。これに対し、本発明品(実施例30)を10日間塗
布することにより、図2のように、落屑による表皮角質
層の抜けがほとんど見られず、皮溝、皮丘がはっきりと
している。さらに、皮溝の線が細く規則性も確認できる
ほどまでに改善されていた。
【0035】以上のように、肉眼においても、本発明品
の非常に優れた表皮角質層健全化効果が確認できた。な
お、上記本発明の調査結果は、実施例30のみのデータ
を示したが、その他の実施例により得られる本発明品に
ついても、その効果に多少の差はあるものの、ほとんど
同様の効果が得られた。
【0036】
【実施例】
(実施例1)胚芽のついたままの米1kgを25℃の水
につけ、3日間浸漬させ、米を発芽させた。この発芽米
をよく洗浄した後、50℃で24時間乾燥し、その後、
細かく微粉砕し、本発明品990gを得た。 (実施例2)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に水1500mlを添加、塩酸で
PHを落とし10日間放置した。その後、絞り機で絞
り、得た清澄液を中和して、本発明品1200mlと残
渣760gを得た。
【0037】(実施例3)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例3と同様の操作を行い、別の
本発明品1190mlを得た。 (実施例4)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に液化酵素10gと水1500m
lを添加した。その後、徐々に温度を上げていき、5分
間煮沸抽出した後、冷却した。その後、絞り機で絞り、
本発明品1420mlと残渣560gを得た。
【0038】(実施例5)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例4と同様の操作を行い、別の
本発明品1400mlを得た。 (実施例6)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に2N−NaOH1500mlを
添加して5日間放置した。その後、絞り機で絞り、清澄
液1350mlと残渣650gを得た。この清澄液を1
0N−HClで中和して、本発明品1480mlを得
た。
【0039】(実施例7)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例6と同様の操作を行い、別の
本発明品1490mlを得た。 (実施例8)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に95%エタノール1500ml
を添加して、5日間放置した。その後、絞り機で絞り、
清澄液1300mlと残渣650gを得た。この清澄液
に水2000mlを添加し、ロータリーエバプレーター
で濃縮し、本発明品1500mlを得た。
【0040】(実施例9)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例8と同様の操作を行い、別の
本発明品1500mlを得た。 (実施例10)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に麹300g、水1500ml
を加え、55℃で20時間放置した。その後、絞り機で
絞り、本発明品1230mlと残渣1000gを得た。
【0041】(実施例11)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例10と同様の操作を行い、
別の本発明品1210mlを得た。 (実施例12)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に蛋白分解酵素2gと水150
0mlを加え、50℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1310mlと残渣670gを得
た。
【0042】(実施例13)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例12と同様の操作を行い、
別の本発明品1380mlを得た。 (実施例14)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に脂肪分解酵素2gと水150
0mlを加え、50℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1290mlと残渣680gを得
た。
【0043】(実施例15)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例14と同様の操作を行い、
別の本発明品1360mlを得た。 (実施例16)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に繊維分解酵素2gと水150
0mlを加え、50℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1330mlと残渣650gを得
た。
【0044】(実施例17)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例16と同様の操作を行い、
別の本発明品1370mlを得た。 (実施例18)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に澱粉分解酵素2gと水150
0mlを加え、55℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1380mlと残渣600gを得
た。
【0045】(実施例19)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例18と同様の操作を行い、
別の本発明品1400mlを得た。 (実施例20)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物にペクチン分解酵素2gと水1
500mlを加え、50℃で20時間放置した。その
後、絞り機で絞り、本発明品1320mlと残渣660
gを得た。
【0046】(実施例21)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例20と同様の操作を行い、
別の本発明品1300mlを得た。 (実施例22)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に蛋白分解酵素2g、脂肪分解
酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペク
チン分解酵素2gと水1500mlを加え、50℃で2
0時間放置した。その後、絞り機で絞り、本発明品14
20mlと残渣560gを得た。
【0047】(実施例23)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例22と同様の操作を行い、
別の本発明品1440mlを得た。 (実施例24)実施例22と同様の操作をして、米の酵
素分解物2000gを得た。その後、徐々に温度を上げ
ていき、5分間煮沸抽出した後、冷却した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1400mlと残渣550gを得
た。
【0048】(実施例25)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例24と同様の操作を行い、
別の本発明品1420mlを得た。 (実施例26)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に麹300gと40%エタノー
ル1500mlを加え、55℃で48時間放置した。そ
の後、絞り機で絞り、清澄液1300mlと残渣850
gを得た。その後、清澄液に1000mlの水を加水
し、ロータリーエバプレーターで濃縮し、本発明品13
00mlを得た。
【0049】(実施例27)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例26と同様の操作を行い、
別の本発明品1300mlを得た。 (実施例28)実施例4と同様にして、米の抽出物20
00gを得た。この抽出物に蛋白分解酵素2g、脂肪分
解酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペ
クチン分解酵素2gを添加し、50℃で24時間放置し
た。その後、絞り機で絞り、本発明品1400mlと残
渣580gを得た。
【0050】(実施例29)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例28と同様の操作を行い、
別の本発明品1390mlを得た。 (実施例30)実施例24と同様にして、米の酵素分解
抽出物2000gを得た。この酵素分解抽出物に酵母を
添加し、16日間アルコール発酵を行った。その後、絞
り機で絞り、本発明品1880mlと残渣80gを得
た。
【0051】(実施例31)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例30と同様の操作を行い、
別の本発明品1800mlを得た。 (実施例32)実施例24と同様にして、米の酵素分解
抽出物2000gを得た。この酵素分解抽出物を煮沸殺
菌した後、37℃まで冷却し、前もって乳酸菌を培養し
たスターター200mlを添加後、よく攪拌密閉し、3
7℃で2日間乳酸発酵を行った。その後、絞り機で絞
り、本発明品1380mlと残渣590gを得た。
【0052】(実施例33)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例32と同様の操作を行い、
別の本発明品1400mlを得た。 (実施例34)実施例24で得られた本発明品1000
mlに、95%エタノール80mlを添加し、20日間
酢酸発酵を行った。その後、濾過をし、本発明品990
mlを得た。
【0053】(実施例35)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例34と同様の操作を行い、
別の本発明品1000mlを得た。 以上の実施例で得た本発明品を配合して化粧水タイプお
よび乳液タイプとする場合の実施例について、次に記載
する。なお、配合例は以下の実施例に限定されるもので
はない。
【0054】 (実施例36) 化粧水 実施例22で得られた本発明品 10.0重量% ソルビトール 3.0重量% グリセリン 5.0重量% 精製水 76.4重量% アラントイン 0.1重量% ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体 0.5重量% エタノール 5 重量% 以上の配合材料を常法により混合溶解し、化粧水タイプ
の製品を得た。
【0055】 (実施例37) 乳液 実施例30で得られた本発明品 20.0重量% ステアリン酸 1.3重量% セタノール 0.7重量% ミツロウ 2.0重量% ポリオキシエチレン(11) モノオレイン酸エステル 1.2重量% グリセリンモノステアリン酸エステル 0.8重量% クインスシード抽出液(5%水溶液) 15.0重量% ジプロピレングリコール 5.0重量% エタノール 3.0重量% メチルパラベン 0.3重量% 香料 0.3重量% 精製水 50.4重量%
【0056】精製水にジプロピレングリコールを加え、
加熱攪拌し、温度を70℃に保持し、これに本発明品、
クインスシード抽出液、香料、エタノール以外の原料を
加えて攪拌し、次に、ホモジナイザーで均一に乳化させ
る。得られた乳化液を冷却しながら攪拌下に、残りのも
のを徐々に加え、室温に冷却して乳液タイプの製品を得
た。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、塗布することにより、
優れた保湿持続性と水分保持能の増大を促し、その結
果、表皮角質層機能の健全化をもたらし、さらには、長
期塗布あるいは継続使用することにより、肌のキメをよ
り細やかに整え、また、よりみずみずしい肌へと健全化
する今までにない優れた効果を持つ、人体に対して全く
安全な表皮角質層健全化剤を簡単に得ることができる。
【0058】米は今まで主食であったため、食以外の新
規な分野での製法、利用用途はほとんど開発されていな
かった。さらに、米は今まで主食とされてきたものであ
り、安全性も十分に実証されているものである。すなわ
ち、本発明は、非常に優れた表皮角質層健全化剤を見出
したばかりでなく、米の過剰生産といわれる現在、新た
な利用用途を見出したこと、および米のイメージアップ
による消費拡大を図り得ることは、極めて有意義なこと
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品を塗布する前の肌荒れで悩むパネラー
の上腕内側をマイクロスコープで観察した結果を示す表
面図である。
【図2】上記のパネラーにおいて、本発明品を10日
間、毎日、朝晩2回、継続塗布させた後、マイクロスコ
ープで観察した結果を示す表面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発芽させた米の粉砕物をそのまま、ある
    いはこれを含有してなる表皮角質層健全化剤。
  2. 【請求項2】 米または発芽させた米の抽出物をそのま
    ま、あるいはこれを含有してなる表皮角質層健全化剤。
  3. 【請求項3】 米または発芽させた米の加水物を酵素分
    解または麹を作用させたものをそのまま、あるいはこれ
    を含有してなる表皮角質層健全化剤。
  4. 【請求項4】 米または発芽させた米を抽出するに当
    り、その抽出前、抽出と同時または抽出後に酵素分解ま
    たは麹を作用させたものをそのまま、あるいはこれを含
    有してなる表皮角質層健全化剤。
  5. 【請求項5】 米または発芽させた米の抽出物あるいは
    酵素分解または麹を作用させたものに、アルコール発酵
    あるいは有機酸発酵を行なったものをそのまま、あるい
    はこれを含有してなる表皮角質層健全化剤。
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