JPH0710767A - 米からの皮膚治療剤 - Google Patents

米からの皮膚治療剤

Info

Publication number
JPH0710767A
JPH0710767A JP6052586A JP5258694A JPH0710767A JP H0710767 A JPH0710767 A JP H0710767A JP 6052586 A JP6052586 A JP 6052586A JP 5258694 A JP5258694 A JP 5258694A JP H0710767 A JPH0710767 A JP H0710767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
product
present
skin
koji
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6052586A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tokuyama
孝 徳山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Co Ltd
Original Assignee
Soken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Soken Co Ltd filed Critical Soken Co Ltd
Priority to JP6052586A priority Critical patent/JPH0710767A/ja
Publication of JPH0710767A publication Critical patent/JPH0710767A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で安価で、皮膚組織再生機能促進効果お
よび抗菌作用、さらに、保湿、清浄効果を合わせ持ち、
しかも、予防、治療剤としても全く安全な米からの各種
皮膚疾患の治療剤を提供する。 【構成】 発芽させた米の粉砕物、米または発芽さ
せた米の抽出物、米または発芽させた米の加水物を酵
素分解または麹を作用させたもの、米または発芽させ
た米を抽出するに当たり、その抽出前、抽出と同時また
は抽出後に酵素分解または麹を作用させたもの、米ま
たは発芽させた米の抽出物あるいは酵素分解または麹を
作用させたものに、アルコール発酵あるいは有機酸発酵
を行なったもの、以上それぞれをそのまま、あるいはこ
れを含有してなる皮膚治療剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米または発芽させた米
を用いることにより、皮膚組織再生機能促進効果を持
ち、しかも、抗菌作用があり、さらには、保湿、清浄効
果をも合わせ持つ皮膚治療剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、日常生活において、様々な皮膚疾
患に悩まされている人が増えている。1つは、一次的に
起こる外的物理的な原因によるもの、1つは、二次的に
起こるウイルス、細菌、カビ等によるもの、また、その
他として本能性な面からくる湿疹等である。そこで、こ
れらの疾患に対して、現在では第1処理として、消毒、
組織の保護、次の処理としては、鎮痛剤、抗炎症剤、殺
菌剤、抗ヒスタミン剤、ビタミン剤などの投与がなされ
ている。また、重症の場合には、抗生物質、副腎皮質ホ
ルモン等が投与されている。
【0003】しかし、これらの薬剤には、投与による副
作用や、使用量、使用期間に制限の問題がある。また、
これらは、単一化された物質の混合によるものがほとん
どであるため、単一物質の副作用という面からだけでな
く、これらを複合することにより起こる安全性の問題、
さらには、長期にわたる連用により起こる安全性の面か
らも問題になっている。すなわち、各種皮膚疾患に対し
て有効で、しかも、副作用がなく、安全な治療剤は、未
だ開発されていないのが現状である。
【0004】一方、米は主食以外に、清酒、焼酎、みり
ん、酢、麹などとして用途開発され、古くから生活に欠
かせないものとなっている。このほかには、美容的用途
として糠袋が知られている。これらは米を単なる主食で
あると見るか、またはせいぜい澱粉源としてしか見てい
なかったということによるものであると思われる。ま
た、糠袋にしても、皮膚によいとされ、慣例的にそのま
ま使用されてきたのみであり、有効成分という概念もな
ければ、その有効成分を利用するという考え方も全くな
かったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、薬剤の人体に対
する副作用が問題となっており、全く副作用がなく、し
かも、予防、治療剤として常用しても十分に安全な皮膚
治療剤が要求されている。本発明は、安全で安価であ
り、皮膚疾患治療に必要な皮膚組織再生機能促進効果お
よび抗菌作用、さらに、保湿、清浄効果を合わせ持ち、
しかも、予防、治療剤として常用しても全く安全な米か
らの各種皮膚疾患の治療剤を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、動植物合
和すの観点から、主食である米を中心に種々の植物成分
の研究を進めてきた。その過程で、米には今まで予測で
きなかった数多くの可能性、効果があることが判明して
きた。そこで、主食として用いられ、安全性が最も高い
ことが数千年来実証されている米をテーマとして取り上
げ、米の総合利用研究を重ねてきた。その過程で、本発
明者らは、すでに米からの皮膚治療剤として米の水抽出
物または有機溶媒抽出物からの皮膚治療剤(特願平3−
334522)を発明した。ところが、その後さらに検
討を進めた結果、水抽出または有機溶媒抽出以外にも、
下記の米処理物から皮膚治療剤が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】本発明において、米および発芽させた米に
含有されている皮膚治療効果を有する成分は未だ解明す
るに至っていないが、米および発芽させた米を下記のよ
うに処理したものは、皮膚治療効果を示すことが判明し
た。 発芽させた米の粉砕物をそのまま、あるいはこれを
含有してなるもの。 米または発芽させた米の抽出物をそのまま、あるい
はこれを含有してなるもの。 米または発芽させた米の加水物を酵素分解または麹
を作用させたものをそのまま、あるいはこれを含有して
なるもの。 米または発芽させた米を抽出するに当たり、その抽
出前、抽出と同時または抽出後に酵素分解または麹を作
用させたものをそのまま、あるいはこれを含有してなる
もの。 米または発芽させた米の抽出物あるいは酵素分解ま
たは麹を作用させたものに、アルコール発酵あるいは有
機酸発酵を行なったものをそのまま、あるいはこれを含
有してなるもの。
【0008】上記の米処理物も、さまざまな皮膚疾患に
非常に優れた予防、さらには、治療効果を示す皮膚治療
剤となる。ここでいう皮膚治療剤とは、皮膚組織再生機
能促進効果、抗菌作用、さらには、保湿、清浄効果(古
くなった角質さらには毛穴の汚れまで落とす効果)また
はこれらの効果を合わせ持つことにより、皮膚疾患を予
防および治癒するもの全てを指す。
【0009】切り傷、すり傷等の傷や傷あと、火傷、火
傷あと、おむつかぶれ、あせも、手あれ、しもやけ、
痔、痔瘻等は、細胞の活性化を促す皮膚組織再生機能促
進効果によって治癒改善され、水虫、白癬、いんきん、
たむし、とびひ、ヘルペス等の真菌、細菌、ウイルス等
による皮膚疾患は抗菌作用により治癒する。さらに、に
きび、アトピー性皮膚炎、湿疹、かぶれ、ふきでもの、
乾皮症、しもやけ、ひび、あかぎれ、口内炎、へんとう
せん、ふけ防止、虫されれ等、保湿、清浄作用により、
あるいは保湿、清浄効果と皮膚組織再生機能促進効果、
抗菌作用を併せ持つことにより治癒する。
【0010】本発明で使用される米とは、ジャポニカ、
インディカ米を問わず、うるち米、および餅米等の玄米
および白米を指し、品種、種類は問わない。さらに、精
白時に出てくる92%以上の赤糠、あるいは92%以下
の白糠を使用してもよく、安価で経済的である。また、
発芽させた米が使用される。なお、有効成分は、熱およ
び光に対して安定であるため、上記の原料は、浸漬、蒸
煮、焙煎(砂焙り、網焙り、熱風焙煎等全てを指す)、
蒸煮焙煎、凍結乾燥等の表面変性、UV照射等の光変
性、パットライス等の加圧焙煎、揚げる等の原料処理を
してもよく、また、効果も変わらなかった。
【0011】米および発芽させた米は、そのまま用いて
も有効であるが、実用上の面から粉砕して用いるのが好
ましい。米および発芽させた米を粉砕して粉体化するに
は、粉砕機または精米機を用い、一般的な方法で行えば
よい。米を発芽させる場合、胚芽のついた米を水に浸漬
あるいは水を噴霧して発芽させる。発芽させる時の温度
は5〜70℃である。ただし、発芽さえすれば、温度お
よび時間は問わない。また、発芽中に水が腐敗する危険
性がある場合は、腐敗しないように水を取り替えるか、
何らかの防腐を行うのが好ましい。ここで、発芽とは、
発芽する直前から発芽したものまで全てを指す。この発
芽させた米をよく洗浄して用いる。この時、乾燥して用
いてもよい。
【0012】米または発芽させた米を抽出、あるいは酵
素分解または麹を作用させる場合、原料の米を粉砕して
顆粒あるいは粉体化すると、表面積が大きくなるため効
率がよくなる。粉砕しなくてもよいが、この場合には、
米組織の分解および抽出に長時間を要する。米または発
芽させた米を水抽出する場合、抽出温度は、高温が効率
的であるが、低温でも十分に抽出を行うことができる。
ただし、40℃以下の低温の場合は、PHを酸性あるい
はアルカリ性にするか、防腐剤あるいはアルコールを加
えて、米が腐敗しないように処理することが望ましい。
抽出時間は、有効成分さえ抽出できれば、長くても短く
てもよく、抽出温度により定めればよい。また、抽出
は、加圧下または常圧下で行っても、減圧下で行っても
よい。
【0013】水抽出の場合、最も問題になるのは糊化現
象である。糊状になれば、抽出効率が悪くなるばかりで
なく、実作業においては困難を極める。これを防ぐため
には、アミラーゼを加えて反応させるか、塩酸などで酸
性にして澱粉を切ってやればよく、この方法を用いるこ
とにより、十分に解決でき、実用上も全く問題はない。
抽出物中の有効成分は、酸、アルカリに安定であるため
か、酸分解抽出、あるいはアルカリ分解抽出を行うのも
有効である。この場合、必要により中和、脱塩を行う。
【0014】有機溶媒で抽出する場合も、米はなるべく
微粉砕または粉体化して抽出することが望ましい。有機
溶媒はアルコール、アセトン、n−ヘキサン、メタノー
ル等の一般的な有機溶媒でよいが、人体に対して有害な
ものは抽出後、溶媒を完全に除去する必要があるので安
全なものがよい。米あるいは発芽させた米を酵素分解す
る場合、まず、米あるいは発芽させた米に加水した後、
酵素を添加する。加水量は収率、作業性、最終使用目的
などに応じて適宜選定する。また、加水温度は酵素ある
いは麹の至適温度が効率的であるが、低温でも長時間お
けば酵素分解は充分に行われる。ただし、40℃以下の
低温の場合は、なんらかの防腐を行うことが必要であ
る。また、分解さえすれば温度は高温でもよい。分解時
間は温度等に左右されるが、分解さえ行われれば短くて
も長くてもよい。
【0015】ここで使用する酵素は、澱粉分解酵素、蛋
白分解酵素、脂肪分解酵素、繊維分解酵素、リグニン分
解酵素およびペクチン分解酵素のうち1種または2種以
上である。また、麹を使用する場合においては、加水
量、作用温度、作用時間は、酵素分解の場合と同様であ
る。使用する麹は、一般に使用される麹でよく、麹菌の
種類および品種は問わない。さらに、前記の抽出を行う
に当たり、抽出の前、抽出と同時または抽出の後に、上
記の酵素分解および麹を作用させてもよい。ここで、抽
出と同時に酵素分解あるいは麹を作用させる場合、具体
的には、有機溶媒中で酵素分解あるいは麹を作用させる
か、減圧抽出下で酵素分解あるいは麹を作用させるなど
の方法により行う。
【0016】本発明においては、上記の各処理を行うと
同時または処理後に、アルコール発酵あるいは乳酸発
酵、酢酸発酵等の有機酸発酵を行えば、さらに有効的で
ある。このアルコール発酵を行う場合、上記のようにし
て得られた抽出物、酵素分解物(酵素分解、抽出を組み
合わせて得られるものも含む)または麹を作用させたも
のをそのまま、または圧搾、濾過して得た液をアルコー
ル発酵させる。なお、酵素分解とアルコール発酵は同時
に行ってもよい。すなわち、米または発芽させた米に加
水後、酵素または麹、さらに酒母または酵母を添加し
て、糖化、アルコール発酵を行う。なお、必要により補
糖してアルコール発酵を行ってもよい。大量に製造する
場合、糖化と発酵のバランスを考えながら、清酒醸造に
準じて3段階あるいは何段階にも分けて、米または発芽
させた米を添加するのが望ましい。特に少量を処理する
場合においては、一度に添加するのが有効である。糖化
およびアルコール発酵は10〜24日間行い、この際、
腐敗が心配な場合は、酸を添加するか、発酵の阻害にな
らない適当な防腐を施す。
【0017】アルコール発酵を行うと、ベトツキがなく
なること、濃縮がしやすく有効成分の濃縮が容易になる
ことなどの利点もある。乳酸発酵を行う場合は、アルコ
ール発酵の場合と同様で、この場合は、酒母または酵母
の代わりに乳酸菌を添加して乳酸発酵を行う。乳酸発酵
は一般的な常法によって行い、乳酸菌の種類および乳酸
発酵の条件は問わない。次に、酢酸発酵の場合は、上記
のようにして得られた発酵物をそのまま、あるいは希釈
してアルコール4〜5%にした後、酢酸菌を添加して酢
酸発酵を行う。また、アルコールのないものは、アルコ
ールを添加して酢酸発酵を行う。酢酸発酵は一般的な常
法によって行い、酢酸菌の種類および酢酸発酵の条件は
問わない。
【0018】以上のようにして得られた本発明品は、残
渣を分離することなくそのまま、あるいは圧搾、濾過し
て用いる。そのまま用いる時は、殺菌あるいは除菌して
製品にする。なお、本発明品を配合する場合は、実際の
用途に応じ、常法に従って、クリーム、洗顔料、乳液、
化粧水、クレンジング、パック、石鹸などの化粧料、軟
こう剤、パスタ剤、ローション剤、チンキ剤、リエメン
ト剤、ゼリー剤、エアゾール剤などの外用医薬品のよう
に剤型にする。他の配合成分は通常用いられるものいず
れでもよく、さらに他の薬効剤を併用してもよい。次
に、本発明品の皮膚治療剤としての効果を、試験に基い
て以下に示す。
【0019】まず、各種皮膚疾患のパネラーに、本発明
品を毎日朝、晩2回患部に継続使用させ、1ヶ月間の経
過を診断し、本発明品の有効性を判断した。その結果を
表1に示した。なお、本発明品として、実施例30で得
られたものを使用し、パネラーは男性45名、女性60
名計105名、平均年令は34.7歳(年令1〜85
歳)であった。また、予備試験として、本発明品を最初
原液で行ったところ、全ての疾患に対してほぼ100%
近い有用性がみられたため、2倍希釈したものを所定量
塗布させた。
【0020】
【表1】
【0021】本発明品は、2倍希釈しても下記のとおり
優れた有用性が得られた。まず、傷(切り傷5人、すり
傷7人)に対する有用性については、表1のように8
3.3%の有用率が得られた。特にひどい場合には、ど
うしても化膿してしまい、完治するまでに時間がかかっ
てしまうのであるが、本発明品を塗布したパネラーにお
いては、化膿を起こした者は1人も認められなかった。
全般的に普通より完治するまでの時間が早いばかりでな
く、傷あとも目立たない、または残らなくなった人が多
かった。
【0022】火傷に対する有用性については、やはり8
4.6%と顕著な有用率が得られた。火傷の場合も、傷
と同様に炎症が早く治まり、完治するまでの日数が早か
ったとした。また、有用としたパネラーのほとんどが、
火傷直後の痛みが塗布することにより軽減したとした。
さらに、水腫れになりにくく、やはり火傷あとも残らな
いとした。また、おむつかぶれ、虫さされに対しても優
れた有用率が得られた。
【0023】本発明品は、以上のような日常茶飯事に起
こっている皮膚疾患に対して非常に優れた有用性がある
ことが分かった。これらの疾患は、主に、皮膚組織再生
機能促進効果により治癒されるものであり、このことか
ら、本発明品には非常に優れた皮膚組織再生機能促進効
果があることが判明した。本発明品の水虫に対する治療
効果は、表1に示すとおりであり、本対象のパネラーに
対しては有用率90%できわめて有効で、ほぼ全員に何
らかの改善効果があることが分かった。
【0024】この水虫に対する詳しい官能結果について
報告を受けたところ、小水疱型の水虫に対しては、対照
として水を塗布した患部ではかゆみが全く取れなかった
が、本発明品を塗布した患部では、平均して4.2日で
かゆみを感じなくなったとした。また、ジクジク感につ
いても、本発明品を塗布した患部については、平均して
6.4日でジクジク感がなくなったとした。さらに、2
週間続けて使用したところ、1名が患部に少し赤味を感
じただけで、他の者は普通の皮膚の状態になったとし
た。しかも、この1名についても皮膚のかゆみおよびジ
クジク感は全く感じなくなったとし、かなり有効である
とした。
【0025】これらの結果より、本発明品を塗布するこ
とは、明らかに小水疱型の水虫に対して有効であること
が判明した。次に、かゆみがあって角質が硬くなる角化
型の水虫のパネラーに聞いてみた。対照としては、本発
明品の代わりに水を塗布した。その結果、本発明品を塗
布した患部に関しては、塗布するごとに足の皮がきれい
になり、1週間で4名中3名がひび割れたところが治っ
てきたとした。また、1週間では顕著な効果が認められ
なかった1名についても、本発明品をさらに塗布するこ
とにより、約2週間で皮膚がきれいになり、角質の硬い
所が減ってきたとした。
【0026】本発明品は、水虫と同じく白癬菌による皮
膚病である白癬、いんきん、たむしに対しても、やはり
有効であった。また、本発明品は、おでき、吹出物に対
しても、有用率70.0%であり、有効であることが判
明した。以上のように、本発明品は、皮膚組織再生機能
促進効果および抗菌作用により治癒すると思われる。そ
して、水虫、おでき、吹出物に対しても有効であること
から、本発明品は、皮膚組織再生機能促進効果および抗
菌作用をも合わせ持つ皮膚治療剤であると言える。
【0027】さらに、本発明品は、あかぎれや、皮膚の
かさついている部分に使用した場合にも、表1のとおり
極めて有効であった。このことから、本発明品は、保湿
効果が必要な疾患に対しても有効であることが判明し
た。皮膚のかゆみ、湿疹、アトピー性皮膚炎等の疾患に
対しても、表1に示したとおり、皮膚のかゆみに対する
有用率88.9%、湿疹に対する有用率83.3%、ア
トピー性皮膚炎に対する有用率77.8%で、きわめて
有効であった。また、あせも、しもやけ、痔、痔瘻、口
内炎、へんとうせん、とびひ、ヘルペス等保湿、清浄、
抗菌作用および細胞の活性化を促して治癒改善される疾
患に使用したところ、これら全ての疾患に対して有効で
あることが分かった。
【0028】さらに、フケ症の人に本発明品を塗布した
ところ、フケ防止にも効果があった。なお、本発明品で
悪化したパネラーは1名もおらず、このことからも非常
に安全な皮膚治療剤であることが分かった。上記のよう
に、本発明品は、残渣ごとアルコール発酵することによ
り、2倍に希釈しても優れた効果があることが判明し
た。次に、他の実施例に対する有用率を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】他の実施例においても、有用性に弱冠の差
はあったが、上記と同様あらゆる疾患に対して有効であ
った。なお、白米と玄米による効果の差は認められなか
った。また、表1と同様に、あせも、しもやけ、痔、痔
瘻、口内炎、へんとうせん、白癬、いんきん、たむし、
とびひ、ヘルペス等にも有効であった。
【0031】保湿効果が有効な治療法といわれる乾皮症
で特に有効であったパネラーに、それぞれ感想を聞いた
ところ、パネラーによりある程度の変動があるが、本発
明品塗布開始後2〜3日目頃から「かゆみが軽くなっ
た」「乾燥度が改善された」「つっぱり感がやわらい
だ」「落屑が減った」など、改善効果が得られたとし
た。そして、2週間目にはほとんどの人に何らかの改善
効果が得られた。この傾向は、年齢の若い(30才位ま
で)ほど、また、重症の人ほど、より顕著に現れた。す
なわち、若い人や重症の人は、2日目あたりから効果が
現れたわけである。それを実証するために、乾燥肌のパ
ネラーに前記と同様の試験を行い、無塗布部分と本発明
品およびスタンダードを1ヶ月塗布した場所の角層水負
荷試験を行い、角層の吸水能、保持能を調べた。測定条
件は表1と同じ環境下で行なった。その結果を表3に示
した。
【0032】実験方法は以下のとおりである。なお、実
験データーはパネラーの平均値である。 (1)パネラーの無塗布部分(左頬)および塗布部分
(右頬)の被検部位を設定する。 (2)被検部位の角層水分量を測定する。 (3)蒸留水を1滴被検部位にのせ、10秒後に乾いた
ガーゼで水滴を完全にふきとる。 (4)ふきとった直後、30、60、90、120秒後
の角層水分含有量を測定する。 水分吸水能は、水負加直後の角層水分含有量から水負加
前の角層水分含有量の値を引いたもの(μs)を表わ
し、水分保持能は下式のものを表わす。
【0033】
【数1】
【0034】
【表3】
【0035】表3から分かるように、全ての本発明品に
おいて、無塗布部分を比較すると、水分吸水能および水
分保持能ともかなり改善されていることが分かる。ま
た、普通肌の人の水分吸水能、水分保持能を測定してみ
たところ、水分吸水能970μs、水分保持能6.3%
であり、本発明品によっては、正常な肌とかわらないと
ころまで改善されているのが分かった。また、外観上
も、本発明品塗布部分は、肌がみずみずしく、さらに、
はり、艶が出たと全員が答えた。
【0036】以上の結果より、本発明品は、皮膚本来が
持っている保湿機構が改善され、皮膚の保湿能が出てく
るのみでなく、皮膚本来の機構をも正常化する。保湿力
を有するため乾皮症等にきわめて有効なわけである。以
上のとおり、本発明品は、皮膚組織再生機能促進効果、
抗菌作用および保湿、清浄効果等を合わせ持つため、全
ての皮膚疾患の予防、治療に効果があり、しかも、米の
抽出物という全く安全なものであるため、皮膚治療剤と
して幅広く利用できることが分かった。
【0037】
【実施例】
(実施例1)胚芽のついたままの米1kgを25℃の水
につけ、3日間浸漬させ、米を発芽させた。この発芽米
をよく洗浄した後、50℃で24時間乾燥し、その後、
細かく微粉砕し、本発明品990gを得た。 (実施例2)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に水1500mlを添加、塩酸で
PHを落とし10日間放置した。その後、絞り機で絞
り、得た清澄液を中和して、本発明品1200mlと残
渣760gを得た。
【0038】(実施例3)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例3と同様の操作を行い、別の
本発明品1190mlを得た。 (実施例4)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に液化酵素10gと水1500m
lを添加した。その後、徐々に温度を上げていき、5分
間煮沸抽出した後、冷却した。その後、絞り機で絞り、
本発明品1420mlと残渣560gを得た。
【0039】(実施例5)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例4と同様の操作を行い、別の
本発明品1400mlを得た。 (実施例6)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に2N−NaOH1500mlを
添加して5日間放置した。その後、絞り機で絞り、清澄
液1350mlと残渣650gを得た。この清澄液を1
0N−HClで中和して、本発明品1480mlを得
た。
【0040】(実施例7)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例6と同様の操作を行い、別の
本発明品1490mlを得た。 (実施例8)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500
gを得た。この粉砕物に95%エタノール1500ml
を添加して、5日間放置した。その後、絞り機で絞り、
清澄液1300mlと残渣650gを得た。この清澄液
に水2000mlを添加し、ロータリーエバプレーター
で濃縮し、本発明品1500mlを得た。
【0041】(実施例9)実施例1で得られた本発明品
500gを用いて、実施例8と同様の操作を行い、別の
本発明品1500mlを得た。 (実施例10)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に麹300g、水1500ml
を加え、55℃で20時間放置した。その後、絞り機で
絞り、本発明品1230mlと残渣1000gを得た。
【0042】(実施例11)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例10と同様の操作を行い、
別の本発明品1210mlを得た。 (実施例12)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に蛋白分解酵素2gと水150
0mlを加え、50℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1310mlと残渣670gを得
た。
【0043】(実施例13)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例12と同様の操作を行い、
別の本発明品1380mlを得た。 (実施例14)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に脂肪分解酵素2gと水150
0mlを加え、50℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1290mlと残渣680gを得
た。
【0044】(実施例15)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例14と同様の操作を行い、
別の本発明品1360mlを得た。 (実施例16)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に繊維分解酵素2gと水150
0mlを加え、50℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1330mlと残渣650gを得
た。
【0045】(実施例17)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例16と同様の操作を行い、
別の本発明品1370mlを得た。 (実施例18)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に澱粉分解酵素2gと水150
0mlを加え、55℃で20時間放置した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1380mlと残渣600gを得
た。
【0046】(実施例19)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例18と同様の操作を行い、
別の本発明品1400mlを得た。 (実施例20)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物にペクチン分解酵素2gと水1
500mlを加え、50℃で20時間放置した。その
後、絞り機で絞り、本発明品1320mlと残渣660
gを得た。
【0047】(実施例21)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例20と同様の操作を行い、
別の本発明品1300mlを得た。 (実施例22)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に蛋白分解酵素2g、脂肪分解
酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペク
チン分解酵素2gと水1500mlを加え、50℃で2
0時間放置した。その後、絞り機で絞り、本発明品14
20mlと残渣560gを得た。
【0048】(実施例23)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例22と同様の操作を行い、
別の本発明品1440mlを得た。 (実施例24)実施例22と同様の操作をして、米の酵
素分解物2000gを得た。その後、徐々に温度を上げ
ていき、5分間煮沸抽出した後、冷却した。その後、絞
り機で絞り、本発明品1400mlと残渣550gを得
た。
【0049】(実施例25)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例24と同様の操作を行い、
別の本発明品1420mlを得た。 (実施例26)玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物50
0gを得た。この粉砕物に麹300gと40%エタノー
ル1500mlを加え、55℃で48時間放置した。そ
の後、絞り機で絞り、清澄液1300mlと残渣850
gを得た。その後、清澄液に1000mlの水を加水
し、ロータリーエバプレーターで濃縮し、本発明品13
00mlを得た。
【0050】(実施例27)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例26と同様の操作を行い、
別の本発明品1300mlを得た。 (実施例28)実施例4と同様にして、米の抽出物20
00gを得た。この抽出物に蛋白分解酵素2g、脂肪分
解酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペ
クチン分解酵素2gを添加し、50℃で24時間放置し
た。その後、絞り機で絞り、本発明品1400mlと残
渣580gを得た。
【0051】(実施例29)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例28と同様の操作を行い、
別の本発明品1390mlを得た。 (実施例30)実施例24と同様にして、米の酵素分解
抽出物2000gを得た。この酵素分解抽出物に酵母を
添加し、16日間アルコール発酵した。その後、絞り機
で絞り、本発明品1880mlと残渣80gを得た。
【0052】(実施例31)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例30と同様の操作を行い、
別の本発明品1800mlを得た。 (実施例32)実施例24と同様にして、米の酵素分解
抽出物2000gを得た。この酵素分解抽出物を煮沸殺
菌した後、37℃まで冷却し、前もって乳酸菌を培養し
たスターター200mlを添加後、よく攪拌密封し、3
7℃で2日間乳酸発酵を行った。その後、絞り機で絞
り、本発明品1380mlと残渣590gを得た。
【0053】(実施例33)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例32と同様の操作を行い、
別の本発明品1400mlを得た。 (実施例34)実施例24で得られた本発明品1000
mlに、95%エタノール80mlを添加し、20日間
酢酸発酵を行った。その後、濾過をし、本発明品990
mlを得た。
【0054】(実施例35)実施例1で得られた本発明
品500gを用いて、実施例34と同様の操作を行い、
別の本発明品1000mlを得た。以上の実施例で得た
本発明品は、適宜の形態に調製して使用されるが、本発
明品を配合して化粧水および乳液とする場合の実施例に
ついて、次に記載する。なお、配合例は以下の実施例に
限定されるものではない。
【0055】 (実施例36)化粧水 実施例22で得られた本発明品 10.0重量% ソルビトール 3.0重量% グリセリン 5.0重量% 精製水 76.4重量% アラントイン 0.1重量% ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体 0.5重量% エタノール 5 重量% 以上の配合材料を常法により混合溶解し、化粧水を得
た。
【0056】 (実施例37)乳液 実施例30で得られた本発明品 20.0重量% ステアリン酸 1.3重量% セタノール 0.7重量% ミツロウ 2.0重量% ポリオキシエチレン(11) モノオレイン酸エステル 1.2重量% グリセリンモノステアリン酸エステル 0.8重量% クインスシード抽出液(5%水溶液) 15.0重量% ジプロピレングリコール 5.0重量% エタノール 3.0重量% メチルパラベン 0.3重量% 香料 0.3重量% 精製水 50.4重量% 精製水にジプロピレングリコールを加え、加熱攪拌し、
温度を70℃に保持し、これに本発明品、クイカスシー
ド抽出液、香料、エタノール以外の原料を加えて攪拌
し、次に、ホモジナイザーで均一に乳化させる。得られ
た乳化液を冷却しながら攪拌下に、残りのものを徐々に
加え、室温に冷却して乳液を得た。
【0057】
【発明の効果】前記のデータからも明らかなように、米
または発芽させた米を用いることにより、簡単に、全く
安全で、しかも、皮膚組織再生機能促進効果、抗菌作用
さらには保湿、清浄効果をも合わせ持つ優れた皮膚治療
剤が得られる。米は今まで主食であったため、食以外の
新規な分野での製法、利用用途はほとんど開発されてい
なかった。さらに、米は今まで主食とされてきたもので
あり、安全性も十分に実証されているものである。すな
わち、本発明は、非常に優れた各種皮膚疾患の治療効果
を持つ皮膚治療剤を見出したばかりでなく、米の過剰生
産といわれる現在、新たな利用用途を見出したこと、お
よび米のイメージアップによる消費拡大を図り得ること
は極めて有意義なことである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発芽させた米の粉砕物をそのまま、ある
    いはこれを含有してなる皮膚治療剤。
  2. 【請求項2】 米または発芽させた米の抽出物をそのま
    ま、あるいはこれを含有してなる皮膚治療剤。
  3. 【請求項3】 米または発芽させた米の加水物を酵素分
    解または麹を作用させたものをそのまま、あるいはこれ
    を含有してなる皮膚治療剤。
  4. 【請求項4】 米または発芽させた米を抽出するに当
    り、その抽出前、抽出と同時または抽出後に酵素分解ま
    たは麹を作用させたものをそのまま、あるいはこれを含
    有してなる皮膚治療剤。
  5. 【請求項5】 米または発芽させた米の抽出物あるいは
    酵素分解または麹を作用させたものに、アルコール発酵
    あるいは有機酸発酵を行なったものをそのまま、あるい
    はこれを含有してなる皮膚治療剤。
JP6052586A 1993-04-30 1994-02-28 米からの皮膚治療剤 Pending JPH0710767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6052586A JPH0710767A (ja) 1993-04-30 1994-02-28 米からの皮膚治療剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12464293 1993-04-30
JP5-124642 1993-04-30
JP6052586A JPH0710767A (ja) 1993-04-30 1994-02-28 米からの皮膚治療剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0710767A true JPH0710767A (ja) 1995-01-13

Family

ID=26393206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6052586A Pending JPH0710767A (ja) 1993-04-30 1994-02-28 米からの皮膚治療剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710767A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005082562A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Hamamatsu Kagaku Gijutsu Kenkyu Shinkokai ストレス性微小循環改善剤及びそれを含有してなるストレス性疾患予防用及び/又は治療用組成物
JP2005517660A (ja) * 2001-12-21 2005-06-16 ヴォレザン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 治療用および手入れ用剤ならびにその調製方法
JP2005336132A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Soken Kk 経口用真皮健全化剤、経口用皮膚水分保持能改善剤
WO2007004637A1 (ja) * 2005-07-04 2007-01-11 Takahito Tokuyama 白米を原料とする細胞増殖剤及び組織修復剤
JP2017193495A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 株式会社創研 皮膚常在菌のバランス調整剤
CN114246916A (zh) * 2022-01-28 2022-03-29 李光明 一种烫伤用修复液及其制备方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005517660A (ja) * 2001-12-21 2005-06-16 ヴォレザン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 治療用および手入れ用剤ならびにその調製方法
JP2005082562A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Hamamatsu Kagaku Gijutsu Kenkyu Shinkokai ストレス性微小循環改善剤及びそれを含有してなるストレス性疾患予防用及び/又は治療用組成物
JP4547488B2 (ja) * 2003-09-10 2010-09-22 財団法人浜松科学技術研究振興会 ストレス性微小循環改善剤及びそれを含有してなるストレス性疾患予防用及び/又は治療用組成物
JP2005336132A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Soken Kk 経口用真皮健全化剤、経口用皮膚水分保持能改善剤
WO2007004637A1 (ja) * 2005-07-04 2007-01-11 Takahito Tokuyama 白米を原料とする細胞増殖剤及び組織修復剤
US8287925B2 (en) 2005-07-04 2012-10-16 Takahito Tokuyama Cell-proliferating agent or tissue-repairing agent derived from white rice
JP5049781B2 (ja) * 2005-07-04 2012-10-17 孝仁 徳山 白米を原料とする細胞増殖剤及び組織修復剤
JP2017193495A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 株式会社創研 皮膚常在菌のバランス調整剤
CN114246916A (zh) * 2022-01-28 2022-03-29 李光明 一种烫伤用修复液及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2278986B1 (en) A product for topical administration
JP3678449B2 (ja) 米からの水分保持能改善剤
CN111643411B (zh) 一种抗衰老组合物及其应用
KR102071627B1 (ko) 피부 각질제거용 필링 겔 조성물 및 그 제조방법
JPH0625050B2 (ja) アロエ水及びその製造方法
JPH07242531A (ja) 米糠からの化粧品
CN112006958A (zh) 脱毛膏及制备方法
JPH0741426A (ja) 米からの活性酸素消去剤
KR20060020630A (ko) 피지 관련 피부 질환의 국소 치료방법
JP3811198B2 (ja) 米からの抗アレルギー剤
JPH0710767A (ja) 米からの皮膚治療剤
JP3436544B2 (ja) 皮膚治療剤
JPH08119870A (ja) 米からのターンオーバー正常化剤
JP4871438B2 (ja) 化粧料
US5939457A (en) Method for reducing skin wrinkles and regulating skin atrophy
CN114469817B (zh) 细致毛孔组合物及其制备方法和应用
JPS5913716A (ja) 外用組成物
CN101283956A (zh) 胆碱酯酶在治疗或改善皮肤症状的皮肤护理用品中的应用
JPH0892113A (ja) 米からの抗炎症剤
JP3795541B2 (ja) 米からの過酸化脂質抑制剤
JPH0873367A (ja) 米からのアトピー性皮膚炎予防治療剤
CN110934785A (zh) 一种美白保湿敏感肌肤用洗面奶及其制备方法
JP2005298460A (ja) 外皮用剤及びその製造方法
JP3779735B2 (ja) 米からの床ずれ防止治療剤
JP3678435B2 (ja) 温湿布剤

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060314