JPH07247040A - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置および画像形成装置

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JPH07247040A
JPH07247040A JP6448194A JP6448194A JPH07247040A JP H07247040 A JPH07247040 A JP H07247040A JP 6448194 A JP6448194 A JP 6448194A JP 6448194 A JP6448194 A JP 6448194A JP H07247040 A JPH07247040 A JP H07247040A
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JP
Japan
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sheet
light
sheet feeding
optical path
feeding device
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Application number
JP6448194A
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English (en)
Inventor
Tadashi Yagi
正 八木
Yutaka Kikuchi
豊 菊地
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体の使用頻度が多くなっても、紙粉,
装置本体内を飛散している浮遊物等がシート検知手段に
悪影響を与えないシート給送装置を提供する。 【構成】 光照射手段である光照射素子46から光検知
手段である光検知素子47への光路を、給送路40に沿
って給送されるシートである用紙が遮断するように光照
射素子46および光検知素子47を配置したシート検知
手段を有し、給送路40にある光路となる位置に用紙が
接触する接触面42a,44aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、レーザビームプ
リンタ(LBP)などの画像形成装置に適用されるシー
ト給送装置に関し、特に、搬送路中のシート検知手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のシート給送装置に於いて
は、積載したシートを1枚給送し、電子写真プロセスに
より形成したトナー画像を用紙上の所定位置に転写する
手段として、給送装置上にシート有無検知手段を設け、
シートとしての紙の先端位置を検知することにより転写
位置に所定タイミングで給紙してやる同期画像形成手段
を構成していた。
【0003】このシート有無検知手段は用紙搬送路中に
置かれた可倒式のレバーの一方を用紙により倒すことに
より、レバーの他方に配置した光透過型センサにより倒
されたことを検出する、接触式の紙有無センサを用いて
いた。
【0004】しかし、近年のプリンタの高速化により用
紙搬送速度が上がり、従来の接触式のセンサでは用紙先
端にダメージを与えるため高速機に於いては非接触で紙
有無を光学的に直接読み取る光学式紙有無検知手段を講
じていた。
【0005】また、複数色のトナーを多重転写し、カラ
ー画像を形成するカラープリンタに於いても、OHPに
供する光透過性用紙のプリントに際しては、トナーが十
分溶融して光透過性を増すように定着速度を低速に切り
替える制御を行なう必要があり、その自動切替えの為、
光透過性用紙を光学式センサにより検知するよう構成さ
れていた。
【0006】以下に図9を用いて従来の光学式シート有
無検知手段について説明する。
【0007】シート給送装置のハード構成は、制御部
(不図示)からの指示に従い所定速度で以下に述べる給
紙負荷を駆動するステッピングモータ(不図示)と、ソ
レノイド(不図示)によりラッチを解除しメカニカル1
回転制御させることによりシートとしての紙を1枚給送
する半月形のローラ(以下、半月ローラと称す。)20
1と、その下流に配設した搬送ローラ202と、電磁ク
ラッチにより停止と回転を切り替え可能なレジストロー
ラ204と、レジストローラ204の直前に配置された
接触式紙有無検知センサ(以下、レジ前センサと称
す。)203と、レジストローラ204の下流に配設し
た光学式紙有無検知手段である先端センサ205とによ
り構成されている。
【0008】前記シート給送装置により給紙を受ける本
体部のハード構成は、用紙を巻つけ複数回転写を行なう
転写ドラム207と、転写ドラム207上には用紙先端
を挟むグリッパ208と、前記先端センサ205の給紙
位置と等価な位置に前記グリッパ208の位置が到来し
たことを検知するグリッパ位置センサ206と、現像器
209、スキャナ210などによりトナー像を形成する
像担持体としての感光ドラム211と、分離爪212に
より分離した転写済トナー画像を熱定着する定着器21
3とにより構成されている。
【0009】前記ハード構成を制御してなる制御構成を
説明する。プリント信号が発生すると制御部は半月ロー
ラ201を1回転させ、1枚所定速度で給紙するととも
に転写ドラム207を回転させる。
【0010】レジ前センサ203で用紙を検出して一定
時間後にレジストローラ204を回転させることによ
り、搬送ローラ202とレジストローラ204間に一定
量のループを形成し用紙の斜行取りを行ない、先端セン
サ205で用紙先端を検知するとステッピングモータの
駆動を停止し待機する。グリッパ位置センサ206によ
り転写ドラム207上のグリッパ到来を検知するとステ
ッピングモータを再起動させ、転写ドラム207より相
対的に速い給紙速度で一定時間搬送後、転写ドラム20
7と同じ速度に戻すよう制御することにより、約30度
に展開したグリッパ208に所定量突き当てたままグリ
ッパ208を閉じ、常に転写時の先端位置であるグリッ
パ208の位置に安定して用紙を給紙するよう同期制御
が構成されている。
【0011】前記先端センサ205は図9(b)に示す
とおり用紙搬送路301を挟んで赤外発光ダイオード3
02とフォトトランジスタ303の光軸を合わせて対向
配置させてあり、フォトトランジスタの光電流を検知し
て光電流が所定値以下のとき紙無しと判断する。
【0012】前記給紙制御及び光学式紙有無検知手段に
よりカラー専用OHP用紙を給紙した場合の制御構成を
説明する。
【0013】OHP用紙を給紙し、前記給紙制御により
先端センサ205迄給紙して、図11に示す様に予め先
端より下流に5mmの幅で印刷された遮光部を先端セン
サ205で検出すると、ステッピングモータを停止し待
機させる。グリッパ位置センサ206によりグリッパ2
08を検知し、OHP用紙を再給紙すると先端センサ2
05でOHP用紙先端より下流に20mm以降の透過部
を検知することにより光の透過を検知すると専用OHP
用紙として判別し、トナー画像の転写後、用紙の分離排
出時に於いて定着器213の駆動速度を通常の1/3に
落とす制御を行なうよう構成されている。
【0014】万が一、通常の全ページ透明なOHP用紙
が給紙された場合は、レジ前センサ203で紙有と検知
されるが、所定時間になっても先端センサ205で検知
できないため、例えば遅延ジャムとして装置を停止させ
る様制御させる。
【0015】また、最近になって、図10に示す様に、
用紙搬送路の片側に光照射部251と光検知部252
を、搬送路を挟んで反対側に光学式プリズム部材253
を配置させたタイプの紙有無検知手段等も提案されてい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例に於ては、装置のプリント枚数が進むにつれて、
紙粉や、機内を飛散している浮遊トナーなどが、光照射
手段(光照射部251)や光検知手段(光検知部25
2)等に、微量ずつ堆積することになり、光量や、検知
電流が徐々に変化し、誤検知をもたらすという欠点があ
った。
【0017】この誤検知が発生しないようサービスマン
が定期的に清掃したり、部品交換等を行ない対処してお
り多大な工数がかかるという問題があった。
【0018】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、装置
本体の使用頻度が多くなっても、紙粉,装置本体内を飛
散している浮遊物等がシート検知手段に悪影響を与えな
いシート給送装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、光照射手段から光検知手段への光
路を、給送路に沿って給送されるシートが遮断するよう
に前記光照射手段および光検知手段を配置したシート検
知手段を有するシート給送装置において、前記給送路に
ある光路となる位置にシートが接触する接触面を設けた
ことを特徴とする。
【0020】前記接触面へとシートが案内される案内部
材を設けるとよい。
【0021】前記案内部材は可撓性を有する部材である
とよい。
【0022】前記接触面は給送路を挟んで上下に配置さ
れ、シートが少なくとも下方の接触面と接触可能とする
とよい。
【0023】前記上方の接触面側に前記光照射手段から
光検知手段への光路を形成する光路形成手段を配置し、
該光路形成手段の上方に防塵部材を設けるとよい。
【0024】前記光路形成手段と前記防塵部材とを一体
成形することもできる。
【0025】前記上方の接触面側に前記光照射手段およ
び光検知手段を設けることもできる。
【0026】前記光路形成手段は光学プリズムにより構
成するとよい。
【0027】前記光路形成手段は1枚または複数のミラ
ーにより構成するとよい。
【0028】前記光路形成手段は光ファイバーにより構
成するとよい。
【0029】前記光路形成手段は1枚または複数の反射
板により構成するとよい。
【0030】
【作用】上記のように構成されたシート給送装置では、
給送路にある光路となる位置にシートが接触する接触面
を設けたので、シートが接触面と接触して給送路を通過
する。
【0031】給送路にシートが接触面へと案内される案
内部材を設けることで、シートの接触面との接触圧が高
くなる。
【0032】案内部材は可撓性を有する部材とすると、
シートの接触面との接触圧が調整される。
【0033】接触面は給送路を挟んで上下に配置され、
シートが少なくとも下方の接触面と接触可能とすること
で、紙粉,装置本体内を飛散している浮遊物等が堆積し
やすい接触面材が清掃される。
【0034】上方の接触面側に光路形成手段を配置し、
該光路形成手段の上方に防塵部材を設けることで、防塵
性が向上する。
【0035】光路形成手段と防塵部材とを一体成形する
ことで、部品点数削減、組立工数低減となる。
【0036】上方の接触面側に光照射手段および光検知
手段を設けることで、光照射手段および光検知手段の光
路部分が下方を向くことになり、紙粉,装置本体内を飛
散している浮遊物等が堆積しない。
【0037】光路形成手段を光学プリズム,1枚または
複数のミラー,光ファイバーまたは1枚または複数の反
射板により構成することで、簡単な構成となる。
【0038】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0039】(第1実施例)図1を用いて本発明の実施
例である光学式シート有無検知手段について説明する。
【0040】シート給送装置のハード構成は、制御部
(不図示)からの指示に従い所定速度で以下に述べる給
紙負荷を駆動するステッピングモータ(不図示)と、ソ
レノイド(不図示)によりラッチを解除しメカニカルに
1回転制御させることによりシートとしての用紙を1枚
給送する半月形のローラ(以下、半月ローラと称す。)
1と、その下流に配設した搬送ローラ2と、電磁クラッ
チにより停止と回転を切り替え可能なレジストローラ4
と、レジストローラ4の直前に配置された接触式紙有無
検知センサ(以下、レジ前センサと称す。)3と、レジ
ストローラ4の下流に配設した光学式紙有無検知手段
(シート検知手段)である先端センサ5とにより構成さ
れている。
【0041】前記シート給送装置により給紙を受ける本
体部のハード構成は、シートとしての用紙を巻つけ複数
回転写を行なう転写ドラム7と、転写ドラム7上には用
紙先端を挟むグリッパ8と、前記先端センサ5給紙位置
と等価な位置に前記グリッパ8の位置が到来したことを
検知するグリッパ位置センサ6と、現像器9、スキャナ
10などによりトナー像を形成する像担持体としての感
光ドラム11と、分離爪12とにより分離した転写済ト
ナー画像を熱定着する定着器13とにより構成されてい
る。
【0042】前記ハード構成を制御してなる制御構成を
説明する。プリント信号が発生すると制御部は半月ロー
ラ1を1回転させ、1枚所定速度で給紙するとともに転
写ドラム7を回転させる。
【0043】レジ前センサ3で用紙を検出して一定時間
後にレジストローラ4を回転させることにより、搬送ロ
ーラ2とレジストローラ4間に一定量のループを形成し
用紙の斜行取りを行ない、先端センサ5で用紙先端を検
知するとステッピングモータの駆動を停止し待機する。
グリッパ位置センサ6により転写ドラム7上のグリッパ
到来を検知するとステッピングモータを再起動させ、転
写ドラム7より相対的に速い給紙速度で一定時間搬送
後、転写ドラム7と同じ速度に戻すよう制御することに
より、約30度に展開したグリッパ8に所定量突き当て
たままグリッパ8を閉じ、常に転写時の先端位置である
グリッパ8の位置に安定して用紙を給紙するよう同期制
御が構成されている。
【0044】図2は、本発明の第1実施例であるシート
給送装置に適用された先端センサ5(シート検知手段)
の要部を示す。
【0045】40は給送路、45はガイド部材としての
第1ガイド板、46は光照射手段としての光照射素子、
47は光検知手段としての光検知素子で、両者は一体化
され、プリント基板48に半田付けされている。光照射
素子46から上方に照射された光はもう一方のガイド部
材としての第2ガイド板43に熱溶着された光路形成手
段である光学プリズム42の斜面で2度反射し、下方の
光検知素子47に到達する。
【0046】ここで光学プリズム42は、コスト,作業
性等の点でアクリル樹脂などが適しているが、ポリカー
ボネート等でもよいし、もちろんガラスを研磨したもの
でもよい。
【0047】44は、前述の光透過部であるところのセ
ンサカバーであり、これもアクリル,ポリカーボネート
等の透明樹脂製が望ましい。第1ガイド板45に開口部
を有しているだけでは光照射素子46や光検知素子47
に直接、紙粉等が堆積し光量低下の進行が早く、センサ
カバー44は非常に有効である。また、センサカバー4
4の上面は第1ガイド板45の表面より上方に突出して
おり、かつ光学プリズム42の下端も第2ガイド板43
表面より下方に突出しており、この光学プリズム42の
給送路40側の面である接触面42aおよびセンサカバ
ー44の給送路40側の面である接触面44aにて給送
路40を狭く構成しており、用紙はこの接触面42a,
44aを接触しながら搬送される。もちろん、センサカ
バー44や光学プリズム42の搬送路上流側は用紙が引
掛らない様に図2(b)に示す如くテーパ形状になって
いる。本構成により用紙が搬送されるたびに、センサカ
バー44上面である接触面44aは、セルフクリーニン
グされ紙粉やトナー等が堆積することなく、光量低下も
殆んどないので、従来の様に特にサービスマンの手をわ
ずらわすこともなく、半永久的に誤検知することなく、
正常に紙有無検知を機能させることができる。
【0048】また、光学プリズム42の上方には第2ガ
イド板43の一部を絞り加工により防塵カバー41を配
し上方からの飛散トナー等の堆積を防止したり、外光の
侵入を防止している。
【0049】この実施例では、光照射素子46と光検知
素子47が共に第1ガイド板45側に配設されている
が、これは、配線等電気的な処理上、片側に配設するこ
とが望ましく、また、組付け時間短縮となり、さらに光
軸の調整作業等を考慮した場合においても、調整しやす
く高精度な調整ができ、片側に配設するのがよい。これ
によりコストダウンも図れる。
【0050】図3は前記第1実施例の変形例で、防塵部
材である防塵カバー41部がアクリル製の光学プリズム
42と一体化されたものであり全く同様の効果をもたら
し、かつ一体化することで組立性が向上し、部品点数の
削減によるコストダウンも図ることができる。
【0051】図4も第1実施例の変形例で防塵カバー4
1を別部材で作製し、図4(b)で示す様に光学プリズ
ム42の上方のみならず、周囲を密閉しており、より一
層防塵効果の高いものとなる。
【0052】(第2実施例)図5は、第2実施例を示す
図で、紙有無検知手段の両サイド近傍に案内部材として
のt=0.1mm〜0.2mm程度の案内部材としての
ポリエチレンシート49等を第2ガイド板43の上流側
テーパ面に両面テープ等で接着し、下流側端部を第1ガ
イド板45上に接触する様な構成とする。
【0053】このポリエチレンシート49を設けたこと
で用紙は確実にセンサカバー44の上面である接触面4
4aに接触しながら搬送されることになる。
【0054】また、前述した紙有無検知手段で用紙先端
の検知を行なう場合など、用紙の高さ方向搬送位置が常
に一定(センサカバー44上面である接触面44aと接
触)のため、先端検知のバラツキ,チャタリング等を抑
えることが可能となり、検知精度向上にも寄与するもの
である。
【0055】本実施例では案内部材としてポリエチレン
シートを用いたが、ステンレスやりん青銅等の薄板バ
ネ,ゴム状弾性体等の可撓性のあるものであれば同様の
効果が得られる。
【0056】図6はさらに他の実施例であり、可撓性の
マイラー等の案内部材であるシート50先端がセンサカ
バー44表面にオーバーラップするように配設されてい
る。このため、透明センサカバー44の上面である接触
面44aは第1ガイド板45の表面より上方に突出して
いなくとも同様の効果が得られる。また、このことは光
学プリズム42についても同様のことがいえ、突出する
ことは必須条件ではなく通過用紙を接触させる手段を有
することで同様の効果が得られる。
【0057】積極的に突出させることで紙の抵抗になっ
たり、透明材の表面にキズをつけやすくなることもある
ため、両方ともにガイド面よりは低い位置とし、可撓性
部材等で押圧することで表面の清掃を行なう場合は図6
のように紙粉の堆積しやすい下方側に紙を押圧するよう
にすることで、可撓性部材の構成が簡単になり、コスト
低減となる。
【0058】また図7のように図6の上下を入替えて上
方側に光照射素子46,光検知素子47を、下方側に光
学プリズム42を配置し、上方側の光照射素子46,光
検知素子47にはセンサカバー44をなくし、下方側の
光学プリズム42の紙通過面である接触面42a側を用
紙により清掃可能に構成することは、さらにコストを低
くできるという効果もある。
【0059】また、紙有無検知手段については図8
(a),(b)に示すようなタイプのものでも前述の実
施例で説明したような構成を応用すれば同様の効果を得
ることができるのはもちろんである。
【0060】一方、図8(a)は光照射素子46がプリ
ント基板48に左斜めに半田付けされ、第2ガイド板4
3上方に光路形成手段としてのミラー等の反射板51を
有し、反射された光はプリント基板48に右斜めに半田
付けされた光検知手段47で検知される方式であり、こ
の場合、接触面は第2ガイド板43,第1ガイド板45
の給送路40側である面となる。
【0061】また、図8(b)は光照射素子46と光検
知手段47が分割配置され、第2ガイド板43上方には
光路形成手段としての光ファイバーケーブル52が配置
され、この光ファイバーケーブル52を経由して、光路
を形成する方式であり、この場合、接触面は第2ガイド
板43,第1ガイド板45の給送路40側である面とな
る。
【0062】なお、前述した第1実施例、第2実施例の
シート給送装置に適用されたシート検知手段としての先
端センサ5は、シート給送装置に限らず、例えば、トレ
イ等のシートの検知にも適用でき、単に、シート検知装
置として使用することもできる。
【0063】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、給送路にある光路となる位置にシートが接触す
る接触面を設けたので、シートが接触面と接触して給送
路を通過し、接触面に付着した紙粉,ゴミ等が取り除か
れ清掃でき、光照射手段および光検知手段の光路に悪影
響を与えず、誤検知はなくなる。
【0064】給送路にシートが接触面へと案内される案
内部材を設けることで、シートの接触面との接触圧が高
くなり、接触面の紙粉,ゴミ等がさらに取り除かれる。
【0065】案内部材は可撓性を有する部材とすると、
シートの接触面との接触圧が調整され、接触面を傷付け
ることはなくなる。
【0066】接触面は給送路を挟んで上下に配置され、
シートが少なくとも下方の接触面と接触可能とすること
で、紙粉,装置本体内を飛散している浮遊物等が堆積し
やすい接触面材が清掃され、清掃効率がよくなる。
【0067】上方の接触面側に光路形成手段を配置し、
該光路形成手段の上方に防塵部材を設けることで、防塵
性が向上し、光路への紙粉,ゴミ等の影響はさらに低下
する。
【0068】光路形成手段と防塵部材とを一体成形する
ことで、部品点数削減、組立工数低減となり、コストダ
ウンを図れる。
【0069】上方の接触面側に光照射手段および光検知
手段を設けることで、光照射手段および光検知手段の光
路部分が下方を向くことになり、紙粉,装置本体内を飛
散している浮遊物等が堆積せず、上方を向いた場合に設
けているセンサカバーが不必要となる。
【0070】光路形成手段を光学プリズム,1枚または
複数のミラー,光ファイバーまたは1枚または複数の反
射板により構成することで、簡単な構成となり、さらに
コストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例であるシート給送装置が
適用された画像形成装置の概略図である。
【図2】図2(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図3】図3(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図4】図4(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図5】図5(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図6】図6(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図7】図7(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図8】図8(a),(b)は共に本発明の実施例であ
るシート給送装置に適用されたシート検知センサの概略
図である。
【図9】図9(a)は従来例であるシート給送装置が適
用された画像形成装置の概略図、(b)はシート給送装
置に適用されたシート検知センサの概略図である。
【図10】図10(a),(b)は共に従来例であるシ
ート給送装置に適用されたシート検知センサの概略図で
ある。
【図11】図11は従来例であるシート給送装置に適用
されるOHP用紙を示す概略図である。
【符号の説明】
5,205 先端センサ(シート検知手段) 40 給送路 41 防塵カバー(防塵部材) 42 光学プリズム(光路形成手段) 42a 接触面 43 第2ガイド板(ガイド部材) 44 センサカバー 44a 接触面 45 第1ガイド板(ガイド部材) 46 光照射素子(光照射手段) 47 光検知素子(光検知手段) 49 ポリエチレンシート(案内部材) 50 シート(案内部材) 51 反射板(光路形成手段) 52 光ファイバーケーブル(光路形成手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射手段から光検知手段への光路を、
    給送路に沿って給送されるシートが遮断するように前記
    光照射手段および光検知手段を配置したシート検知手段
    を有するシート給送装置において、 前記給送路にある光路となる位置にシートが接触する接
    触面を設けたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記接触面へとシートが案内される案内
    部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート
    給送装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部材は可撓性を有する部材であ
    ることを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記接触面は給送路を挟んで上下に配置
    され、シートが少なくとも下方の接触面と接触可能とし
    たことを特徴とする請求項1,2または3に記載のシー
    ト給送装置。
  5. 【請求項5】 前記上方の接触面側に前記光照射手段か
    ら光検知手段への光路を形成する光路形成手段を配置
    し、該光路形成手段の上方に防塵部材を設けたことを特
    徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記光路形成手段と前記防塵部材とを一
    体成形したことを特徴とする請求項5に記載のシート給
    送装置。
  7. 【請求項7】 前記上方の接触面側に前記光照射手段お
    よび光検知手段を設けたことを特徴とする請求項4に記
    載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記光路形成手段は光学プリズムにより
    構成したことを特徴とする請求項5,6または7に記載
    のシート給送装置。
  9. 【請求項9】 前記光路形成手段は1枚または複数のミ
    ラーにより構成したことを特徴とする請求項5,6また
    は7に記載のシート給送装置。
  10. 【請求項10】 前記光路形成手段は光ファイバーによ
    り構成したことを特徴とする請求項5,6または7に記
    載のシート給送装置。
  11. 【請求項11】 前記光路形成手段は1枚または複数の
    反射板により構成したことを特徴とする請求項5,6ま
    たは7に記載のシート給送装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のうち、いずれか一
    項に記載のシート給送装置を有する画像形成装置。
  13. 【請求項13】 光照射手段から光検知手段への光路
    を、シートが遮断するように前記光照射手段および光検
    知手段を配置したシート検知装置において、 前記光路となる位置にシートが接触する接触面を設けた
    ことを特徴とするシート検知装置。
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