JP2016040638A - 記録材判別装置及び画像形成装置 - Google Patents

記録材判別装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016040638A
JP2016040638A JP2015252279A JP2015252279A JP2016040638A JP 2016040638 A JP2016040638 A JP 2016040638A JP 2015252279 A JP2015252279 A JP 2015252279A JP 2015252279 A JP2015252279 A JP 2015252279A JP 2016040638 A JP2016040638 A JP 2016040638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
light
image forming
transmitted
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015252279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016040638A5 (ja
JP6039788B2 (ja
Inventor
高橋 正剛
Masatake Takahashi
正剛 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015252279A priority Critical patent/JP6039788B2/ja
Publication of JP2016040638A publication Critical patent/JP2016040638A/ja
Publication of JP2016040638A5 publication Critical patent/JP2016040638A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6039788B2 publication Critical patent/JP6039788B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】記録材検出部における記録材の位置ばらつきを防ぎながら、記録材検出部への記録材の粉の付着を防ぐことにより判別精度を向上させる。【解決手段】拡散板4と一体的に形成され、記録材をガラス2に押え付けるソリ状突起5を有し、ソリ状突起5は、拡散板4の表面のうち光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域Aとは異なる位置に配設され、ソリ状突起5が記録材を押え付けた状態で、領域Aは該記録材から離れていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、記録材の種類を判別する記録材判別装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置においては、例えば、画像形成装置本体に設けられた操作パネル等に記録材のサイズや種類(以下、紙種ともいう)がユーザによって設定され、その設定に応じて次のような制御が行われる。すなわち、現像条件、転写条件、定着処理条件(例えば、定着温度や定着装置を通過する記録材の搬送速度)、又は画像処理を変える制御が行われる。又は、ホストコンピュータからユーザが印字時(画像形成時)に紙種を設定することにより、画像形成装置は指定された紙種に応じて、現像条件、転写条件あるいは定着処理条件又は画像処理を変える制御が行われる。
ここで、特許文献1においては、記録材の表面画像をCMOSセンサによって撮像し、記録材の表面平滑度を検出する方法により記録材の種類を判別し、現像条件、転写条件あるいは定着条件を可変制御することが提案されている。
さらに、記録材を判別するセンサに対向する位置に発光源を設け、透過光を検出することにより、透過光による記録材の坪量を検出する方法により、記録材の種類の判別を行う装置が提案されている。
このような表面平滑度や透過光による坪量を検知する記録材判別装置では、記録材の位置ばらつきをなくす為に、記録材をメカ部材で挟み記録材の浮きを抑えた状態で、記録材を検知し記録材を判別していた。
特開2002−182518号公報
しかしながら、上述したような従来の画像形成装置では、次のような課題がある。
従来のように、記録材をメカ部材で挟み、記録材を検知する構成にすると、場合によっては、記録材が挟まれることによって記録材に付着している細かい紙粉や油汚れ等の異物がメカ部材に押し付けられて付着する虞がある。その結果、表面平滑度の検出結果や坪量の検出結果の信頼性を損なうことが懸念されていた。
また、メカ部材に付着した粉をふき取るメカ部材を別途設ければ、表面平滑度や坪量の検知結果を良好にすることは可能である。しかし、検出結果を良好に保つ為には、特別なメカ部材を設けなければならなかった。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、記録材検出部における記録材の位置ばらつきを防ぎながら、記録材検出部への記録材の粉の付着を防ぐことにより判別精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
記録材が載置される載置部材と、
前記載置部材上に載置された記録材に光を出射する照射手段と、
前記照射手段によって出射された光が透過する透過部材と、
前記記録材からの光を検出する検出手段と、
を有し、前記検出手段の出力に基づいて記録材の種類を判別する記録材判別装置におい
て、
前記透過部材と一体的に形成され、記録材を前記載置部材に押え付ける押え部を有し、
前記押え部は、前記透過部材の表面のうち前記照射手段により照射され前記検出手段により検出される光が透過する透過領域とは異なる位置に配設され、前記押え部が記録材を押え付けた状態で、前記透過領域は該記録材から離れていることを特徴とする。
本発明によれば、記録材検出部における記録材の位置ばらつきを防ぎながら、記録材検出部への記録材の粉の付着を防ぐことにより判別精度を向上させることが可能となる。
実施例1の記録材判別装置の概略構成を示す断面図 実施例1の画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例1において、検出部で検出した画像を示す概略図 実施例2の記録材判別装置の概略構成を示す断面図 実施例3の記録材判別装置の概略構成を示す断面図 従来例の記録材判別装置の概略構成を示す断面図 従来例において検出部で検出した画像を示す概略図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明は、記録材の表面平滑性、及び、坪量を検出する検出手段を有し検出手段の出力に基づいて記録材の種類を判別する記録材判別装置に関する。また、記録材の表面平滑性、及び、坪量の検出結果(記録材判別装置の判別結果)から画像形成条件を制御する画像形成装置に関する。
以下に、実施例1について説明する。
図2は、本実施例に係る画像形成装置を好適に示す一例たる画像形成装置101の概略構成を示す模式的断面図である。
画像形成装置101は、図2に示すように、記録材カセット102、給送ローラ103、転写ベルト駆動ローラ104、転写ベルト105、像担持体としての感光ドラム106〜109、転写手段としての転写ローラ110〜113を有している。感光ドラム106〜109はそれぞれ、感光ドラムに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段等)と一体となってカートリッジ114〜117を構成している。また、画像形成装置101は、光学ユニット118〜121、定着手段としての定着ユニット122等を有している。ここで、感光ドラム106〜109、感光ドラムに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段等)、転写ローラ110〜113、光学ユニット118〜121、定着ユニット122は、画像形成手段を構成している。
画像形成装置101にあっては、電子写真プロセスを用い記録材の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像を重ねて転写する。その後、定着ユニット122の定着ローラ(図示せず)によって記録材を所定温度で加熱すると共に加圧することによりトナー画像を記録材に定着させる。
各色の光学ユニット118〜121は、各感光ドラム106〜109の表面をレーザビ
ームによって露光走査して静電潜像を形成するように構成されている。これら一連の動作は、搬送される記録材上の予め決まった位置から画像が転写されるように、記録材の搬送動作と同期をとって走査制御される。
各感光ドラム106〜109の表面に形成された静電潜像は、カートリッジ114〜117に備えられた現像装置(図示せず)によって各色の現像剤としてのトナーによってトナー画像として可視化される。
又、画像形成装置101は、記録材を給送及び搬送するモータと、転写ベルト駆動ローラ104を駆動するモータと、感光ドラム106〜109及び転写ローラ110〜113を駆動するモータと、定着ローラを駆動するモータとを備えている。
更に、画像形成装置101は、記録材を判別するための読み取り部(記録材検出部、画像読み取り部)23を備えている。
読み取り部23は、給送ローラ103によって記録材カセット102から給送され搬送される記録材の表面に光を照射させて、その反射光を集光し結像させて、記録材のある特定エリアの映像を検出する。また、読み取り部23は、読み取り部23の対向位置に配置された光照射部24の光の透過光を検出する。
次に、図2を用いて、記録材の動作について説明する。
まず、プリント指示が、ホストコンピュータ(図示せず)などから画像形成装置101に送られると、記録材が給送ローラ103によりピックアップされ給送される。そして、読み取り部23と光照射部24との間で、一旦、記録材が停止され、読み取り部23と光照射部24とにより、記録材の表面平滑度や坪量が測定される。記録材の表面平滑度や坪量が測定されることで、記録材の種類が判別可能となる。
その記録材の表面平滑度や坪量の測定結果(記録材の種類の判別結果)を基に、プリント制御が変更される(画像形成条件が制御される)。例えば、プリントスピードに関しては、1/2速とか1/3速などに変更される。
その後、その記録材の表面平滑度や坪量の測定結果を基に決められたプリント制御で、記録材の搬送、すなわち画像形成動作が再開される。
そして、記録材の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像が重ねて転写され、未定着のトナー画像が形成された記録材が定着ユニット122によって所定温度で加熱されると共に加圧されることにより、トナー画像が記録材に定着される。その後、トナー画像が定着された記録材は画像形成装置101から排出され、プリントが完了する。
次に、本実施例の特徴的な構成について説明する。
図1は、本実施例における、記録材の表面平滑性、坪量検出のために、透過光量検出を行う記録材判別装置の概略構成を示す断面図であり、図1(a)に示す装置に対して90度向きを変えて断面をとったものが図1(b)である。図1(b)は、記録材の画像形成面(後述するガラス2のうち記録材が載置される載置面2aに平行な面)において、記録材搬送方向(通紙方向)に対して直交する方向(記録材の幅方向)から見た図となる。
読み取り部23は、記録材の種類を判別するための(記録材上に形成された画像を検出するための)検出部(画像読み取りセンサ、検出手段)1と、検出部1を覆う透明なカバーであるガラス2とが枠体に設けられることで構成されている。ここで、ガラス2は、載置部材(第2透過部材)に相当する。
検出部1の対向位置には、光照射部24が配置されている。光照射部24には、ガラス2上(載置部材上)に載置された記録材に光を出射する照射手段としての光照射素子3が設けられている。また、光照射部24において光照射素子3と読み取り部23との間には
、光を拡散させて光を均一化する為の拡散板4が設けられている。このように、拡散板4及びガラス2を挟んで光照射素子3に対向するように読み取り部23が配設されている。
光照射素子3で照射された光は、保持部材32で保持されたコイルばね31の間を通り、拡散板4を透過して読み取り部23へと照射される。
拡散板4には、記録材をガラス2に押え付ける押え部としてのソリ状突起5が一体的に形成されている。そして、拡散板4は、ガラス2へ向かってコイルばね31で押さえ付けられている。このコイルばね31は、記録材をガラス2に密着させるのに必要な力を発揮し、かつ、拡散板4をガラス2に押さえ過ぎない適度な力を発揮するように作られている。
記録材が搬送された場合には、拡散板4とガラス2との間に記録材が通紙され、ガラス2上に記録材が載置された状態で、拡散板4により記録材の位置ばらつきを抑えるように構成されている。
そして、記録材の種類の判別は、拡散板4のソリ状突起5により記録材がガラス2に押え付けられた状態で、光照射素子3により照射され拡散板4、記録材及びガラス2を透過した光が検出部1で検出されることで行われる。
図6は、従来の記録材判別装置の概略構成を示す断面図である。図6においては、本実施例の構成と比較しやすいように図1に対応させて構成部材を示しており、本実施例の構成部材と同様の部材においては同一の符号を付している。図6においても、図1同様、(a)に示す装置に対して90度向きを変えて断面をとったものが(b)であり、図6(b)は、記録材の画像形成面において、記録材搬送方向(通紙方向)に対して直交する方向(記録材の幅方向)から見た図となる。
検出部1の対向位置に、光照射部24が配置されている。光照射部24には、光照射素子3が設けられており、読み取り部23との間に、光を拡散させる為の拡散板6が設けられている。
図7は、図6に示す従来例において検出部1で検出した画像G2を示す概略図である。
図6の構成では、拡散板4のガラス2に対向する表面のうち、検出部1と光照射素子3を結ぶ直線上に位置し、光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域がガラス2と接するように構成されているので、ガラス2や拡散板4に紙粉が付着することが懸念される。検出部1で検出した画像は、図7に示すように、紙粉に相当する黒い部分が検出されてしまっている。
これに対し、本実施例では、図1に示す本実施例と図6に示す従来例との相違点は、光を拡散させる為の拡散板4と拡散板6の形状にある。
以下、拡散板4の形状について説明する。
拡散板4には、上述したようにソリ状突起5が一体的に形成されている。そして、ソリ状突起5は、拡散板4のガラス2に対向する表面のうち、光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域(透過領域)Aとは異なる位置に配設されている。このため、ソリ状突起5で記録材をガラス2に向かって押え付けている状態では、記録材と拡散板4表面の領域Aとが離れている。
本実施例において、ソリ状突起5は、図1(a)に示すように、通紙方向から見て凹状における両端の突部のような突起である。換言すると、ソリ状突起5は、拡散板4において、ガラス2のうち記録材が載置される載置面2aに平行な方向、かつ、記録材搬送方向に直交する方向における両端部(領域Aの両側)にそれぞれ設けられた突起である。また、図1(b)に示すように、ソリ状突起5は通紙方向(記録材搬送方向)に沿って延びた平板状の突起である。
このような構成とすることにより、拡散板4の表面の領域A、及び、ガラス2の領域Aに対向する面に記録材が強く押し付けられることが無いので、細かい紙粉や油汚れ等の異物が、これらに付着しにくくなる。従って、記録材検出部における記録材の位置ばらつきを抑えながら、記録材検出部への記録材の粉の付着を防ぎ、判別精度を向上させることができる。
また、拡散板4と一体的な別の部材に押え部を形成する構成と比べ、拡散板4自体に押え部としてのソリ状突起5を一体的に形成したことにより、押え部を領域Aのなるべく近くに配置することができる。このため、記録材の領域Aに対向する部分の浮きをなるべく抑えることができる。
さらに、拡散板4のソリ状突起5には通紙方向に曲線部7が設けられており、記録材の先端部が拡散板4の下(ガラス2と拡散板4との間)に入り込みやすくなっている。この部分が無いと記録材が拡散板4の端部に引っ掛かりジャムしやすくなってしまうことが懸念される。
紙粉はソリ状突起5が記録材をこすることで発生するが、その紙粉は記録材に運ばれ、拡散板4内で溜まるとしても、ソリ状突起5のうち記録材搬送方向下流端部に溜まり、光照射素子3で照射された光路内に溜まることはない。
図3は、本実施例において、検出部1で検出した画像G1を示す概略図である。本実施例では、検出部1と光照射素子3を結ぶ直線上においては、図1に示すように、記録材を介してガラス2と拡散板4の領域Aとが接しないように構成されているので、異物が付着することがない。したがって、図3に示すように、検出部1で検出した画像は、クリアである。
以上のように、本実施例の拡散板4を用いることで、読み取り部23における記録材の位置ばらつきを防ぎながら、拡散板4表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域A、及び、ガラス2の領域Aに対向する部分への異物の付着を防止することが可能となった。これにより、記録材の判別精度をより向上させることが可能となる。
ここで、本実施例では、記録材をガラス2に押え付ける押え部材として拡散板4を適用したが、これに限るものではなく、押え部材としては、光が透過可能な部材、例えばガラス等であってもよい。
また、本実施例において図1に示す記録材判別装置は、記録材を挟んで光照射素子3と検出部1が配置され、検出部1で記録材を透過した光を検知する構成であった。しかし、記録材判別装置はこれに限られず、例えば、検出部1を光照射素子3と同じ側に配置し、光照射素子3により照射され、記録材で反射した光を検出部1で検出する構成であっても本発明を適用することができる。
以下に、実施例2について説明する。本実施例においては、記録材の位置ばらつきを防ぐ為の構成と拡散板の形状以外の基本的な構成は実施例1と同様であるため、実施例1と同様の構成部分の詳細な説明は省略する。
図4は、本実施例の記録材判別装置の概略構成を示す断面図であり、図4(a)に示す装置に対して90度向きを変えて断面をとったものが図4(b)である。図4(b)は、記録材の画像形成面において、記録材搬送方向(通紙方向)に対して直交する方向(記録材の幅方向)から見た図となる。
図4(b)に示すように、拡散板21には、拡散板21のうち下流側に設けられた押え部としての凸部21aが一体的に形成されている。凸部21aはガラス2と接するように
構成されており、拡散板21の下流側の凸部21aとガラス2とで、記録材を挟む構成となっている。また、拡散板21のうち下流側の凸部21aは、拡散板4表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域Aよりも記録材搬送方向の下流側に位置する。
また、本実施例の構成において、記録材を多数通紙した後の状態を観察した結果、紙粉は、拡散板21において、凸部21a、及び、ガラス2の凸部21aに対向する部分には付着しているものの、拡散板21表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域A、及び、ガラス2の領域Aに対向する部分には付着していなかった。
このように本実施例においても、拡散板21とガラス2とで記録材を挟むことで、記録材の位置ばらつきを減らすことが可能となり、更に、拡散板21表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域A、及び、ガラス2の領域Aに対向する部分に異物の付着を防ぐことが可能となる。したがって、実施例1と同様の効果を得ることができる。
ここで、本実施例では、拡散板21のうち下流側の凸部21aがガラス2と接する構成について説明したが、これに限るものではなく、拡散板21のうち領域Aの上流側の部分がガラス2と接するような構成であってもよい。
以下に、実施例3について説明する。本実施例においては、記録材の位置ばらつきを防ぐ為の構成と拡散板の形状以外の基本的な構成は上記実施例と同様であるため、上記実施例と同様の構成部分の詳細な説明は省略する。
図5は、本実施例の記録材判別装置の概略構成を示す断面図であり、図5(a)に示す装置に対して90度向きを変えて断面をとったものが図5(b)である。図5(b)は、記録材の画像形成面において、記録材搬送方向に対して直交する方向から見た図となる。
図5(b)に示すように、押え部材としての拡散板22には、拡散板22の表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域Aの上流側の部分と下流側の部分とにガラス2と接するように拡散板本体から突出して設けられたソリ状突起22aが形成されている。そして、拡散板22のうちソリ状突起22aとガラス2とで、記録材を挟む構成となっている。
本実施例の構成において、記録材を多数通紙した後の状態を観察した結果、異物は、拡散板22表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域A、及び、ガラス2の領域Aに対向する部分以外の部分には付着しているものの、拡散板22表面の光照射素子3により照射され検出部1により検出される光が透過する領域A、及び、ガラス2の領域Aに対向する部分には付着していなかった。
このように、本実施例においても、上述した実施例1,2同様の効果を得ることができる。
1…検出部、2…ガラス、3…光照射素子、4…拡散板、5…ソリ状突起、A…領域(透過領域)

Claims (5)

  1. 記録材が載置される載置部材と、
    前記載置部材上に載置された記録材に光を出射する照射手段と、
    前記照射手段によって出射された光が透過する透過部材と、
    前記記録材からの光を検出する検出手段と、
    を有し、前記検出手段の出力に基づいて記録材の種類を判別する記録材判別装置において、
    前記透過部材と一体的に形成され、記録材を前記載置部材に押え付ける押え部を有し、
    前記押え部は、前記透過部材の表面のうち前記照射手段により照射され前記検出手段により検出される光が透過する透過領域とは異なる位置に配設され、前記押え部が記録材を押え付けた状態で、前記透過領域は該記録材から離れていることを特徴とする記録材判別装置。
  2. 前記押え部は、前記載置部材のうち記録材が載置される載置面に平行、かつ、記録材搬送方向に直交する方向で前記透過領域の両側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の記録材判別装置。
  3. 前記押え部は、前記透過領域よりも記録材搬送方向の下流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の記録材判別装置。
  4. 前記載置部材は、前記照射手段から出射され記録材を透過した光が透過する第2透過部材であり、前記第2透過部材を透過した光を前記検出手段が検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録材判別装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録材判別装置と、
    記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    を備え、前記記録材判別装置の判別結果に基づいて、前記画像形成手段の画像形成条件が制御されることを特徴とする画像形成装置。
JP2015252279A 2015-12-24 2015-12-24 記録材検出装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6039788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015252279A JP6039788B2 (ja) 2015-12-24 2015-12-24 記録材検出装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015252279A JP6039788B2 (ja) 2015-12-24 2015-12-24 記録材検出装置及び画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011221179A Division JP5864997B2 (ja) 2011-10-05 2011-10-05 記録材判別装置及び画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016040638A true JP2016040638A (ja) 2016-03-24
JP2016040638A5 JP2016040638A5 (ja) 2016-06-16
JP6039788B2 JP6039788B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=55540963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015252279A Expired - Fee Related JP6039788B2 (ja) 2015-12-24 2015-12-24 記録材検出装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6039788B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07247040A (ja) * 1994-03-08 1995-09-26 Canon Inc シート給送装置および画像形成装置
JPH10160687A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Canon Inc シート材材質判別装置及び画像形成装置
JP2002182518A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2004029133A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005154096A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Canon Inc 記録材検知機構、およびそれを利用した画像形成装置
JP2006062842A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2007022721A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Canon Inc 画像形成装置
JP2010026157A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 光学センサ、無端状走行体の搬送装置および画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07247040A (ja) * 1994-03-08 1995-09-26 Canon Inc シート給送装置および画像形成装置
JPH10160687A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Canon Inc シート材材質判別装置及び画像形成装置
JP2002182518A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2004029133A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005154096A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Canon Inc 記録材検知機構、およびそれを利用した画像形成装置
JP2006062842A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2007022721A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Canon Inc 画像形成装置
JP2010026157A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 光学センサ、無端状走行体の搬送装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6039788B2 (ja) 2016-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6103912B2 (ja) 記録材判別装置及びそれを備えた画像形成装置
CN102234032A (zh) 图像形成装置、记录介质检测装置及记录介质的检测方法
JP6245862B2 (ja) 画像形成装置
JP5864997B2 (ja) 記録材判別装置及び画像形成装置
JP6801026B2 (ja) 画像形成装置、記録材判別センサ
JP2019032481A (ja) 画像形成装置
US11835902B2 (en) Image reading apparatus and image forming system
US10386766B2 (en) Image forming apparatus and feed control method
JP6039788B2 (ja) 記録材検出装置及び画像形成装置
US10168648B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2021195208A (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2007070064A (ja) 画像形成装置及び記録材搬送制御方法
JP6643413B2 (ja) 記録材判別装置及びそれを備えた画像形成装置
US10509356B2 (en) Image forming apparatus
JP6479144B2 (ja) 画像形成装置、記録材判別センサ
JP6377195B2 (ja) 記録材判別装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6966862B2 (ja) 水分検知装置及び画像形成装置
JP2011209544A (ja) 画像形成装置
JP7047421B2 (ja) 搬送装置及び画像形成装置
JP6442923B2 (ja) 平滑度検出装置および画像形成装置
JP6493687B2 (ja) 画像形成装置
JP2006030736A (ja) カラー画像形成装置
JP2005292431A (ja) 画像形成装置
JP2006347742A (ja) シートセンサ、シート搬送装置および画像形成装置
US10185272B2 (en) Image forming apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6039788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees