JPH0724595A - ステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法及び仮付溶接治具 - Google Patents
ステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法及び仮付溶接治具Info
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- JPH0724595A JPH0724595A JP16941993A JP16941993A JPH0724595A JP H0724595 A JPH0724595 A JP H0724595A JP 16941993 A JP16941993 A JP 16941993A JP 16941993 A JP16941993 A JP 16941993A JP H0724595 A JPH0724595 A JP H0724595A
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- tack welding
- tack
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- steel pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステンレス鋼鋼管の仮付溶接を容易且つ正確
におこなうことができると共に、本溶接をも容易にでき
るようにしたものである。 【構成】 両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成
した半円帯状の二つの緊締部材を一組として構成される
仮付溶接治具によってステンレス鋼鋼管の仮付溶接個所
が前記仮付溶接孔に露出するように仮固定した後、前記
仮付溶接孔を介して前記仮付溶接個所を仮付溶接し、そ
の後、前記仮付溶接治具をずらして、前記仮付溶接治具
を、本溶接用ト−チの支持部材として使用することを特
徴とするステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法。仮付溶接治
具は、両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成した
半円帯状の２つの緊締部材を一組として構成されること
を特徴とするものである。仮付溶接治具によって、仮付
溶接個所の仮付固定と溶接個所の目視による確認によっ
て、きわめて容易に仮付溶接を実行することができる。
また、仮付溶接治具が、本溶接の際の本溶接ヘッドの
支持部材となるので、本溶接ヘッドの位置決めが容易且
つ正確にできる。
におこなうことができると共に、本溶接をも容易にでき
るようにしたものである。 【構成】 両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成
した半円帯状の二つの緊締部材を一組として構成される
仮付溶接治具によってステンレス鋼鋼管の仮付溶接個所
が前記仮付溶接孔に露出するように仮固定した後、前記
仮付溶接孔を介して前記仮付溶接個所を仮付溶接し、そ
の後、前記仮付溶接治具をずらして、前記仮付溶接治具
を、本溶接用ト−チの支持部材として使用することを特
徴とするステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法。仮付溶接治
具は、両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成した
半円帯状の２つの緊締部材を一組として構成されること
を特徴とするものである。仮付溶接治具によって、仮付
溶接個所の仮付固定と溶接個所の目視による確認によっ
て、きわめて容易に仮付溶接を実行することができる。
また、仮付溶接治具が、本溶接の際の本溶接ヘッドの
支持部材となるので、本溶接ヘッドの位置決めが容易且
つ正確にできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼鋼管の仮
付溶接方法及びその仮付溶接治具に関するものである。
付溶接方法及びその仮付溶接治具に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来の、例えばステンレス鋼鋼管の仮付溶
接方法は、図５及び図６に示すように、先ずステンレス
鋼鋼管の仮付溶接個所を設定した後、仮付溶接を行な
う。この仮付溶接は仮付ト−チを手に持って勘に頼って
位置決めしていた。かかる仮付溶接後、本溶接ヘッドを
鋼管に組付して、本溶接ヘッドを円周方向に回転しなが
ら溶接作業を行ない完了する。
接方法は、図５及び図６に示すように、先ずステンレス
鋼鋼管の仮付溶接個所を設定した後、仮付溶接を行な
う。この仮付溶接は仮付ト−チを手に持って勘に頼って
位置決めしていた。かかる仮付溶接後、本溶接ヘッドを
鋼管に組付して、本溶接ヘッドを円周方向に回転しなが
ら溶接作業を行ない完了する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】仮付溶接時に、仮付溶
接個所の位置決めを手で行なっていたため、仮付溶接位
置が安定しない、また、正確な位置決めを再現性をもっ
て安定的に行なうためには相当の熟練を必要としてい
た。更に、仮付溶接を正確に行なわないと、本溶接時に
孔あき等の問題が生じる。本溶接の際に、溶接ヘッドを
鋼管に組付ける時にその位置決めが難かしく、斜目にな
ることがある。
接個所の位置決めを手で行なっていたため、仮付溶接位
置が安定しない、また、正確な位置決めを再現性をもっ
て安定的に行なうためには相当の熟練を必要としてい
た。更に、仮付溶接を正確に行なわないと、本溶接時に
孔あき等の問題が生じる。本溶接の際に、溶接ヘッドを
鋼管に組付ける時にその位置決めが難かしく、斜目にな
ることがある。
【０００４】
【課題を解決すべき手段】前記課題を解決するために、
本発明は、両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成
した半円帯状の二つの緊締部材を一組として構成される
仮付溶接治具によって、鋼管の仮付溶接個所が前記仮付
溶接孔に露出するように仮固定した後、前記仮付溶接孔
を介して前記仮付溶接個所を仮付溶接し、その後、前記
仮付溶接治具をずらして、前記仮付溶接治具を、本溶接
用ト−チの支持部材として使用することを特徴とするも
のである。
本発明は、両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成
した半円帯状の二つの緊締部材を一組として構成される
仮付溶接治具によって、鋼管の仮付溶接個所が前記仮付
溶接孔に露出するように仮固定した後、前記仮付溶接孔
を介して前記仮付溶接個所を仮付溶接し、その後、前記
仮付溶接治具をずらして、前記仮付溶接治具を、本溶接
用ト−チの支持部材として使用することを特徴とするも
のである。
【０００５】また、本発明は、仮付溶接治具は、両側に
締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成した半円帯状の２
つの緊締部材を一組として構成されることを特徴とする
ものである。
締付部を有し、且つ仮付溶接孔を形成した半円帯状の２
つの緊締部材を一組として構成されることを特徴とする
ものである。
【０００６】仮付溶接治具は、一側に締付部を有し、且
つ仮付溶接孔を形成した半円帯状の２つの緊締部材を一
組として、他側に於いてヒンジ構成して回動自在とした
ことを特徴とするものである。
つ仮付溶接孔を形成した半円帯状の２つの緊締部材を一
組として、他側に於いてヒンジ構成して回動自在とした
ことを特徴とするものである。
【０００７】また、本発明は、仮付溶接治具の中心部に
は、横方向に中心目印線を形成したことを特徴とするも
のである。
は、横方向に中心目印線を形成したことを特徴とするも
のである。
【０００８】また、本発明は、仮付溶接孔は、複数個形
成したことを特徴とするものである。
成したことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】仮付溶接治具によって、仮付溶接個所の仮固定
と溶接個所の目視による確認によって、きわめて容易に
仮付溶接を実行することができる。また、仮付溶接治具
が、本溶接の際の本溶接ヘッドの支持部材となるので、
本溶接ヘッドの位置決めが容易且つ正確にできる。
と溶接個所の目視による確認によって、きわめて容易に
仮付溶接を実行することができる。また、仮付溶接治具
が、本溶接の際の本溶接ヘッドの支持部材となるので、
本溶接ヘッドの位置決めが容易且つ正確にできる。
【００１０】
【実施例】両側に締付部１を有し、且つ仮付溶接孔２を
有する半円帯状の２つの緊締部材Ａ，Ｂを一組として構
成される仮付溶接治具３によって、ステンレス鋼鋼管４
の仮付溶接個所５が前記仮付溶接孔２に露出するように
仮固定した後、前記仮付溶接孔２を介して、前記仮付溶
接個所５を仮付ト−チ１０によって仮付溶接し、その
後、前記仮付溶接治具３をずらして、前記仮付溶接治具
３を、本溶接用ヘッド６の支持部材として使用する構成
である。締付部１はボルト８によって行なうと共に、仮
付溶接孔２は複数個形成し、更に、仮付溶接治具３の長
手方向中心部には、中心目印線７を形成する。図４は、
仮付溶接治具３の他の実施例であって、一側に締付部１
を有し、仮付溶接孔２を形成した半円帯状の２つの緊締
部材を一組として、他側に於いてヒンジ構成９に回動し
た構成である。
有する半円帯状の２つの緊締部材Ａ，Ｂを一組として構
成される仮付溶接治具３によって、ステンレス鋼鋼管４
の仮付溶接個所５が前記仮付溶接孔２に露出するように
仮固定した後、前記仮付溶接孔２を介して、前記仮付溶
接個所５を仮付ト−チ１０によって仮付溶接し、その
後、前記仮付溶接治具３をずらして、前記仮付溶接治具
３を、本溶接用ヘッド６の支持部材として使用する構成
である。締付部１はボルト８によって行なうと共に、仮
付溶接孔２は複数個形成し、更に、仮付溶接治具３の長
手方向中心部には、中心目印線７を形成する。図４は、
仮付溶接治具３の他の実施例であって、一側に締付部１
を有し、仮付溶接孔２を形成した半円帯状の２つの緊締
部材を一組として、他側に於いてヒンジ構成９に回動し
た構成である。
【００１１】仮付溶接治具３によって、仮付溶接個所５
の仮固定と、仮付溶接個所５の目視による確認によっ
て、きわめて容易に仮付溶接を実行することができる。
また、仮付溶接治具３が、本溶接の際の本溶接ヘッド６
の支持部材となるので、本溶接ヘッド６の位置決めが容
易且つ正確に実行できる。
の仮固定と、仮付溶接個所５の目視による確認によっ
て、きわめて容易に仮付溶接を実行することができる。
また、仮付溶接治具３が、本溶接の際の本溶接ヘッド６
の支持部材となるので、本溶接ヘッド６の位置決めが容
易且つ正確に実行できる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、熟練者
によらずとも、誰にでもステンレス鋼鋼管の溶接作業を
行なうことができる優れた効果がある。
によらずとも、誰にでもステンレス鋼鋼管の溶接作業を
行なうことができる優れた効果がある。
【００１３】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の使用状態を示す斜視的説明図である。
【図２】本発明の使用状態を示す斜視的説明図である。
【図３】本発明仮付溶接治具の斜視的説明図である。
【図４】本発明仮付溶接治具の斜視的説明図である。
【図５】従来の方法による説明図である。
【図６】従来の方法による説明図である。
１ 締付部 ２ 仮付溶接孔 ３ 仮付溶接治具 ４ ステンレス鋼鋼管 ５ 仮付溶接個所 ６ 本溶接用ヘッド ７ 中心目印線 ８ ボルト ９ ヒンジ構成 １０ 仮付ト−チ
Claims (5)
- 【請求項１】 両側に締付部を有し、且つ仮付溶接孔を
形成した半円帯状の二つの緊締部材を一組として構成さ
れる仮付溶接治具によってステンレス鋼鋼管の仮付溶接
個所が前記仮付溶接孔に露出するように仮固定した後、
前記仮付溶接孔を介して前記仮付溶接個所を仮付溶接
し、その後、前記仮付溶接治具をずらして、前記仮付溶
接治具を、本溶接用ト−チの支持部材として使用するこ
とを特徴とするステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法。 - 【請求項２】 仮付溶接治具は、両側に締付部を有し、
且つ仮付溶接孔を形成した半円帯状の２つの緊締部材を
一組として構成されることを特徴とする仮付溶接治具。 - 【請求項３】 仮付溶接治具は、一側に締付部を有し、
且つ仮付溶接孔を形成した半円帯状の２つの緊締部材を
一組として、他側に於いてヒンジ構成して回動自在とし
たことを特徴とする第１項記載のステンレス鋼鋼管の仮
付溶接治具。 - 【請求項４】 仮付溶接治具の中心部には、横方向に中
心線を形成したことを特徴とする第２項及び第３項記載
の仮付溶接治具。 - 【請求項５】 仮付溶接孔は複数個形成したことを特徴
とする第２項、第３項、第４項記載の仮付溶接治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16941993A JPH0724595A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法及び仮付溶接治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16941993A JPH0724595A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法及び仮付溶接治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724595A true JPH0724595A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15886249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16941993A Pending JPH0724595A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ステンレス鋼鋼管の仮付溶接方法及び仮付溶接治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724595A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004001011A (ja) * | 2002-05-30 | 2004-01-08 | Toshiba Plant Kensetsu Co Ltd | 突き合わせ溶接施工方法 |
| KR100823158B1 (ko) * | 2007-07-27 | 2008-04-21 | (주)범한정수 | 파이프 및 플랜지의 가접 지그, 그리고 그를 이용한 가접방법 |
| CN103406711A (zh) * | 2013-09-09 | 2013-11-27 | 青岛港（集团）有限公司 | 钢管对接找正专用工具 |
| JP2015229173A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 株式会社横山基礎工事 | 鋼材の溶接用治具および溶接方法 |
| CN105234518A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-13 | 浙江工商职业技术学院 | 环形数控可调节电焊机 |
| CN105269104A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 浙江工商职业技术学院 | 一种数控对接电焊机 |
| CN105269106A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 浙江工商职业技术学院 | 全自动数控环形电焊机 |
| CN105269107A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 浙江工商职业技术学院 | 环形数控电焊机 |
| CN105382367A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-03-09 | 浙江工商职业技术学院 | 一种数控环形电焊机 |
| CN108772664A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-09 | 中船澄西船舶修造有限公司 | 一种用于钢管对接焊接的定位工装 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP16941993A patent/JPH0724595A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004001011A (ja) * | 2002-05-30 | 2004-01-08 | Toshiba Plant Kensetsu Co Ltd | 突き合わせ溶接施工方法 |
| KR100823158B1 (ko) * | 2007-07-27 | 2008-04-21 | (주)범한정수 | 파이프 및 플랜지의 가접 지그, 그리고 그를 이용한 가접방법 |
| CN103406711A (zh) * | 2013-09-09 | 2013-11-27 | 青岛港（集团）有限公司 | 钢管对接找正专用工具 |
| JP2015229173A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 株式会社横山基礎工事 | 鋼材の溶接用治具および溶接方法 |
| CN105234518A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-13 | 浙江工商职业技术学院 | 环形数控可调节电焊机 |
| CN105269104A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 浙江工商职业技术学院 | 一种数控对接电焊机 |
| CN105269106A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 浙江工商职业技术学院 | 全自动数控环形电焊机 |
| CN105269107A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 浙江工商职业技术学院 | 环形数控电焊机 |
| CN105382367A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-03-09 | 浙江工商职业技术学院 | 一种数控环形电焊机 |
| CN105234518B (zh) * | 2015-11-18 | 2017-10-10 | 浙江工商职业技术学院 | 环形数控可调节电焊机 |
| CN108772664A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-09 | 中船澄西船舶修造有限公司 | 一种用于钢管对接焊接的定位工装 |
| CN108772664B (zh) * | 2018-06-27 | 2024-03-19 | 中船澄西船舶修造有限公司 | 一种用于钢管对接焊接的定位工装 |
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