JPH11226784A - 開先合わせ治具 - Google Patents

開先合わせ治具

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JPH11226784A
JPH11226784A JP4887298A JP4887298A JPH11226784A JP H11226784 A JPH11226784 A JP H11226784A JP 4887298 A JP4887298 A JP 4887298A JP 4887298 A JP4887298 A JP 4887298A JP H11226784 A JPH11226784 A JP H11226784A
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JP
Japan
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pipes
groove
pipe
band
metal fitting
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JP4887298A
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English (en)
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Toshio Kishimoto
稔生 岸本
Hisahiko Sakurai
久比古 櫻井
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Sankyu Inc
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Sankyu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、軽量化を図ると共に、一人作業で開
先合わせを迅速、効率的かつ安全に行うことができる開
先合わせ治具を提供する。 【解決手段】 バンド取付部材進退機構32を用いて圧
締バンド29を緊張することによって一つの位置決め部
材16の2つの長手方向側縁部30、31を2つの配管
12、13の端部10、11の外周面上の母線に押圧す
ることによって両配管12、13の軸線20、20aを
容易かつ迅速に整合させることができ、開先合わせ作業
を容易かつ迅速に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種配管や導管の
敷設工事において、溶接部の開先合わせ作業に用いる開
先合わせ治具に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラーチューブ、配管、導管類の敷設
工事において、溶接部の開先合わせ作業に用いる開先合
わせ治具として、図4〜図7に示す開先合わせ治具70
〜73がある。図4に示す開先合わせ治具70は専ら小
口径管に用いられるものであり、配管74、75の端部
に一対の半円形のバンド76を巻き付け、両バンド76
の両端部を連結ボルト77で連結することによって溶接
部の開先合わせを行っている。
【0003】図5に示す開先合わせ治具71は中口径管
や大口径管に用いられるものであり、配管78、79の
端部に半割り型フレーム80、81を取付け、半割り型
フレーム80、81同士を連結ボルト82によって連結
すると共に、半割り型フレーム80、81にそれぞれ取
付けられている調整ボルト83、84によって、開先調
整を行うものである。
【0004】図6に示す開先合わせ治具72は同様に中
口径管や大口径管に用いられるものであり、一方の配管
85の端部に先部が他方の配管86に向けて長手方向に
伸延する鉤状片87の基部を仮溶接し、鉤状片87の先
部と配管86の外周面との間に形成される開口内にコッ
ター88を打ち込むことによって開先調整を行うもので
ある。
【0005】図7に示す開先合わせ治具73は同様に中
口径管や大口径管に用いられるものであり、図6を参照
して前述した開先合わせ治具72で開先合わせ調整を行
った後、両方の配管89、90の端部にサドル状連結片
91を跨がせると共に連結片91の両端を配管89、9
0の端部に仮溶接し、強固に固定することによって開先
調整を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した開先
合わせ治具70〜73は、いずれも、未だ、以下の解決
すべき課題を有していた。即ち、図4に示す小口径管用
の開先合わせ治具70においては、ボイラーチューブ配
管の場合、並列状態にある配管同士が近接しており、バ
ンド76のセッティングに時間を要し、かつ、連結ボル
ト77の締付作業を180°対向する側から行わねばな
らず、狭隘な場所での開先合わせに多大な労力と時間を
要していた。
【0007】図5に示す中、大口径管用の開先合わせ治
具71においては、大型構造物であるため重量がかさ
み、開先合わせ治具71を配管78、79にセッティン
グする作業は重労働となり、また、危険を伴うことにも
なっていた。特に、狭隘な個所におけるセッティング作
業は極めて困難であった。
【0008】図6及び図7に示す中、大口径管用の開先
合わせ治具72、73においては、小型、軽量であるも
のの、配管85、89、90に鉤状片87又はサドル状
連結片91を仮溶接して開先合わせを行い、クランプ溶
接を行った後、鉤状片87やサドル状連結片91を撤去
する必要がある。この撤去作業において、そのままで
は、配管85、89、90の端部には溶接跡が残るた
め、別途、溶接跡除去作業と当部の手入れ、又は非破壊
検査による溶接欠陥の有無確認等を行う必要があり、結
果として、開先合わせ作業及び溶接作業を煩雑なものと
することになる。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、小型化、軽量化を図ると共に、一人作業で
開先合わせを迅速、効率的かつ安全に行うことができる
開先合わせ治具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の開先合わせ治具は、同一外径を有する2つの配管
の端部同士を対向させた状態で芯出しを行い、その端面
に設けられた開先同士を合わせる開先合わせ治具であっ
て、前記2つの配管の外周面に沿って長手方向に伸延す
ると共に、前記配管の外周面上の2つの母線に当接可能
な2つの側縁部を有する位置決め金具と、前記位置決め
金具上に長手方向に間隔をあけて配設される一対の圧締
バンドで前記2つの配管と前記位置決め金具を巻回する
と共に圧締し、前記位置決め金具の2つの側縁部を前記
2つの配管の外周面に押圧して前記2つの配管の軸線を
一致させる金具圧締手段とを具備する。
【0011】請求項2記載の開先合わせ治具は、請求項
1記載の開先合わせ治具において、前記金具圧締手段
は、前記位置決め金具と、前記位置決め金具に、前記配
管の軸線と直交状態でそれぞれ固着される一対のバンド
取付部材案内フレームと、前記バンド取付部材案内フレ
ームに前記配管に向けて進退自在に取付けられる一対の
バンド取付部材と、一端が前記各バンド取付部材の一側
部に固定連結されると共に、他端が前記各配管を巻回し
た後に前記各バンド取付部材の他側部に着脱自在に連結
される一対の前記圧締バンドと、前記バンド取付部材を
進退させ、前記圧締バンドによって前記2つの配管の端
部と前記位置決め金具を圧締するバンド取付部材進退機
構とを具備する。
【0012】請求項3記載の開先合わせ治具は、請求項
1又は2記載の開先合わせ治具において、前記位置決め
金具はアングル部材からなる。請求項4記載の開先合わ
せ治具は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の開先合
わせ治具において、前記位置決め金具の前記配管の端面
と対向する個所に覗き窓が設けられている。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、図1は本発明の一実施の形態
に係る開先合わせ治具Aの全体構成を示す斜視図であ
り、図2は同平面図、図3は図2のI−I線による断面
図である。
【0014】図1〜図3に示すように、溶接によって端
部10、11同士を連結しようとしている円管からなる
配管12、13は同一の外径を有すると共に、直列に配
列されている。また、配管12、13の対応する端部1
0、11の端面には開先14、15が形成されている。
位置決め金具の一例であるL字状断面を有するアングル
部材16が、配管12、13の外周面に沿って長手方向
に配設されている。即ち、アングル部材16の中央部1
7は配管12、13の端面上に位置すると共にその両側
部18、19は配管12、13の端部10、11上に位
置している。
【0015】アングル部材16の両側部18、19の背
面には、配管12、13の軸線20、20aと直交状態
で一対のバンド取付部材案内フレーム21、22がそれ
ぞれ連結されている。図2及び図3に示すように、バン
ド取付部材案内フレーム21、22は実質的に同一の構
成を有しており、長手方向に平行間隔をあけて配列され
ると共に先端がそれぞれアングル部材16に固定連結さ
れる一対の側板23と、側板23の前部同士を連結する
前部連結板24と、側板23の後端同士を連結する後部
連結板25とから構成される。
【0016】各バンド取付部材案内フレーム21、22
内には、後述するバンド取付部材進退機構32によって
配管12、13に向けてそれぞれ進退されるバンド取付
部材26が取付けられている。各バンド取付部材26は
矩形板からなり、その一側部をなす下端部にはチェーン
連結耳部27が突設され、その他側部をなす上端部には
チェーン掛止フック28が突設されている。
【0017】各チェーン連結耳部27には圧締バンドの
一例をなす屈曲自在な圧締チェーン29の一端が固定連
結されており、圧締チェーン29の他端を形成する掛止
リング29aは各配管12、13の端部10、11を巻
回した後に、対応するチェーン掛止フック28に着脱自
在に掛止されている。
【0018】次に、バンド取付部材26を後退駆動させ
ることによって、各圧締チェーン29を配管12、13
の端部10、11の外周面に圧接させることができると
共にアングル部材16の両長手方向側縁部30、31を
配管12、13の外周面に押圧状態に当接させることが
できるバンド取付部材進退機構32の構成について説明
する。
【0019】図1〜図3に示すように、バンド取付部材
案内フレーム21、22内の中央部には、配管12、1
3の軸線20、20aと直交する方向に回転ねじ軸33
が配設されており、回転ねじ軸33の両端はそれぞれ前
部連結板24と後部連結板25に回転自在に支承されて
いる。そして、回転ねじ軸33の中間部はバンド取付部
材26の中央部に貫通状態に設けられているねじ孔34
に螺合されている。回転ねじ軸33の後端には後部連結
板25から後方に伸延するハンドル取付軸35が同軸的
に連設されており、ハンドル取付軸35にはハンドル3
6が取付けられている。なお、上記したアングル部材1
6と、バンド取付部材案内フレーム21、22と、一対
のバンド取付部材26と、一対の圧締チェーン29と、
一対のバンド取付部材進退機構32とによって金具圧締
手段が構成される。
【0020】また、本実施の形態において、図1〜図3
に示すように、アングル部材16の中央部、即ち、配管
12、13の端面と対向する個所には覗き窓37が設け
られており、この覗き窓37を通して、端面の円周上の
他の個所と同様に仮止めのための溶接を容易に行うこと
ができる。
【0021】次に、上記した構成を有する開先合わせ治
具Aを用いた開先合わせ作業について説明する。まず、
開先合わせする配管12、13の双方に沿って、開先合
わせ治具Aのアングル部材16を当接し、仮セットす
る。なお、開先合わせ治具Aは全体重量が約2〜3kg
と軽量なので、開先合わせ治具Aを手に持った状態で容
易に仮セット作業を行うことができる。
【0022】両配管12、13の端部10、11にそれ
ぞれ圧締チェーン29を巻き付けると共に、その端部に
設けた掛止リング29aをバンド取付部材26に設けら
れているチェーン掛止フック28に掛止する。
【0023】2つのバンド取付部材進退機構32のハン
ドル36を交互に回転することによって回転ねじ軸33
を回転し、バンド取付部材26を交互に後退させる。こ
れによって、圧締チェーン29を交互に緊張すると共
に、アングル部材16の両長手方向側縁部30、31が
両配管12、13の端部10、11の外周面上の2つの
母線に所定の圧力で当接されることになり、それぞれの
軸線20、20aを整合させることができ、正確な芯出
し及び開先合わせを行うことができる。なお、アングル
部材16の断面寸法形状を30mm×30mm×9mm
とした場合、アングル部材16は、その両長手方向側縁
部30、31を、管径が25A〜100Aの範囲で、両
配管12、13の外周面に安定状態に当接させることが
できる。また、配管12、13の管径が100Aより大
きくなる場合には、アングル部材16を含めて開先合わ
せ治具Aの全体構成を大きくする必要がある。
【0024】その後、必要な開先寸法(ルートギャップ
等)を測定・調整し、圧締チェーン29とアングル部材
16による最終の仮固定を行う。両配管12、13の端
面回りに円周方向に間隔を開けてクランプ溶接を行った
後、上記と逆の手順で、開先合わせ治具Aを配管12、
13から取り外す。その後、両配管12、13の端面回
りに本溶接を行う。
【0025】このように、本実施の形態では、バンド取
付部材進退機構32を用いて圧締チェーン29を緊張す
ることによって一つのアングル部材16の2つの長手方
向側縁部30、31を2つの配管12、13の端部1
0、11の外周面上の母線に押圧することによって両配
管12、13の軸線20、20aを容易かつ迅速に整合
させることができ、開先合わせ作業を容易かつ迅速に行
うことができる。また、開先合わせ作業は、両配管1
2、13の開先合わせ治具Aを配置した側からのみ行え
ばよいので、開先合わせ作業を安全に行うことができ
る。
【0026】配管12、13の管径が異なる(例えば、
25A〜100A)場合であっても、圧締チェーン29
は、そのチェーン長さと強度範囲内において、管径の相
違を吸収することができるので、単一の開先合わせ治具
Aを用いて、管径を異にする複数の配管の開先合わせ作
業に対処することができる。位置決め金具としてアング
ル部材16を用いることにより、その両長手方向側縁部
30、31を配管12、13の外周面上の母線に容易か
つ確実に当接させることができ、開先合わせ作業を容易
かつ迅速に行うことができる。
【0027】
【実施例】上記した開先合わせ治具Aを用いて、管径2
5Aのボイラーチューブの開先合わせに要する作業時間
を測定したので、その結果を以下に説明する。チューブ
間隔が40mmの簾状の配管において、図4に示す従来
のバンド式の開先合わせ治具70を用いて開先合わせを
行ったところ、1個所当たり、2人作業で15〜20分
を要した。
【0028】これに対し、本発明に係る開先合わせ治具
Aを用いた場合、1人作業で30秒間で開先合わせを行
うことができた。このように、本発明に係る開先合わせ
治具Aを用いることによって、開先合わせの作業効率を
飛躍的に向上できる。また、開先合わせ作業も、障害の
ない一方向のみからでき、作業を容易かつ安全に行うこ
とができる。さらに、従来のバンド式の開先合わせ治具
70による開先合わせで問題となっていたバンド76か
らの連結ボルト77の脱落も防止でき、開先合わせ作業
を円滑かつ安全に行うことができる。
【0029】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、前記した実
施の形態においては、圧締バンドとしての圧締チェーン
は、各配管ごとに1個用いたが、例えば、配管の管径が
100Aより大きくなる場合には、2個以上の圧締チェ
ーンを各配管ごとに取付けたり、また、圧締チェーンの
材質を高強度素材とすることもできる。
【0030】また、本実施の形態では圧締チェーンの端
部に掛止リングを設け、この掛止リングをチェーン掛止
フックに係合するようにしたが、掛止リングを用いるこ
となく、直接掛止リングの端部にあるチェーンエレメン
トのいずれかを直接チェーン掛止フックに掛止すること
もできる。
【0031】
【発明の効果】請求項1〜4記載の開先合わせ治具にお
いては、配管群が密集した狭隘な作業個所においても、
圧締バンドを緊張することによって一つの位置決め金具
の2つの側縁部を2つの配管の端部の外周面上の母線に
押圧することによって両配管の軸線を容易かつ迅速に整
合させることができ、開先合わせ作業を容易かつ迅速に
行うことができる。また、開先合わせ作業は、両配管の
開先合わせ治具を配置した側からのみ行えばよいので、
開先合わせ作業を安全に行うことができる。配管の管径
が少々異なる場合であっても、圧締バンドの長さと強度
範囲内において、管径の相違を吸収することができるの
で、単一の開先合わせ治具を用いて、管径を異にする複
数の配管の開先合わせ作業に対処することができる。
【0032】特に、請求項2記載の開先合わせ治具にお
いては、バンド取付部材をバンド取付部材案内フレーム
に沿って進退することによって一つの位置決め金具の2
つの側縁部を2つの配管の端部の外周面上の母線に押圧
することによって両配管の軸線を確実に整合させること
ができる。
【0033】請求項3記載の開先合わせ治具において
は、位置決め金具としてアングル部材を用いることによ
り、その両長手方向側縁部を、配管の外周面に容易かつ
確実に当接させることができ、開先合わせ作業を容易か
つ迅速に行うことができる。また、アングル部材は安価
に入手できるので、開先合わせ治具を安価に製作するこ
とができる。
【0034】請求項4記載の開先合わせ治具において
は、位置決め金具の配管の端面と対向する個所に覗き窓
が設けられているので、この覗き窓を通して、端面の円
周上の他の個所と同様に仮止めのための溶接を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る開先合わせ治具の
斜視図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2のI−I線による断面図である。
【図4】従来の開先合わせ治具の斜視図である。
【図5】従来の開先合わせ治具の斜視図である。
【図6】従来の開先合わせ治具の斜視図である。
【図7】従来の開先合わせ治具の斜視図である。
【符号の説明】
A 開先合わせ治具 10 端部 11 端部 12 配管 13 配管 14 開先 15 開先 16 アングル
部材 17 中央部 18 側部 19 側部 20 軸線 20a 軸線 21 バンド取
付部材案内フレーム 22 バンド取付部材案内フレーム 23 側板 24 前部連結板 25 後部連結
板 26 バンド取付部材 27 チェーン
連結耳部 28 チェーン掛止フック 29 圧締チェ
ーン 29a 掛止リング 30 長手方向
側縁部 31 長手方向側縁部 32 バンド取
付部材進退機構 33 回転ねじ軸 34 ねじ孔 35 ハンドル取付軸 36 ハンドル 37 覗き窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一外径を有する2つの配管の端部同士
    を対向させた状態で芯出しを行い、その端面に設けられ
    た開先同士を合わせる開先合わせ治具であって、 前記2つの配管の外周面に沿って長手方向に伸延すると
    共に、前記配管の外周面上の2つの母線に当接可能な2
    つの側縁部を有する位置決め金具と、 前記位置決め金具上に長手方向に間隔をあけて配設され
    る一対の圧締バンドで前記2つの配管と前記位置決め金
    具を巻回すると共に圧締し、前記位置決め金具の2つの
    側縁部を前記2つの配管の外周面に押圧して前記2つの
    配管の軸線を一致させる金具圧締手段とを具備すること
    を特徴とする開先合わせ治具。
  2. 【請求項2】 前記金具圧締手段は、前記位置決め金具
    と、 前記位置決め金具に、前記配管の軸線と直交状態でそれ
    ぞれ固着される一対のバンド取付部材案内フレームと、 前記バンド取付部材案内フレームに前記配管に向けて進
    退自在に取付けられる一対のバンド取付部材と、 一端が前記各バンド取付部材の一側部に固定連結される
    と共に、他端が前記各配管を巻回した後に前記各バンド
    取付部材の他側部に着脱自在に連結される一対の前記圧
    締バンドと、 前記バンド取付部材を進退させ、前記圧締バンドによっ
    て前記2つの配管の端部と前記位置決め金具を圧締する
    バンド取付部材進退機構とを具備する請求項1記載の開
    先合わせ治具。
  3. 【請求項3】 前記位置決め金具はアングル部材からな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の開先合わせ治
    具。
  4. 【請求項4】 前記位置決め金具の前記配管の端面と対
    向する個所に覗き窓が設けられていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の開先合わせ治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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