JP5738003B2 - 溶接用治具 - Google Patents
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Description
しかしながら、このような方法では、溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなければならない。そのため、溶接作業がやりづらく、作業能率が下がるといった問題点があった。
さらに、上記特許文献1に開示されている自動溶接装置は、装置を設置するためのスペースを特別に設けなければならず、作業スペースの限られた工場等では採用することができないといった問題点もあった。
本発明に係る溶接用治具は、第1の管材の一端面と、第2の管材の一端面とを、周方向に沿って本溶接する際に用いられる溶接用治具であって、ポジショナを構成する回転板に固定されて、前記回転板の回転軸線まわりに前記回転板とともに回転するベースプレートと、前記ベースプレートから、前記回転軸線と平行になるとともに、前記回転板と反対の側に延びるアームと、前記アームの先端部に固定されて、前記第1の管材の他端部を支持するクランプと、を備えているとともに、前記クランプに支持された前記第1の管材の長手方向軸線と、前記回転軸線とが一致するように構成されている。
これにより、従来のように溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなくても、溶接棒を溶接作業のやり易い一点に保持しておくだけで、容易、かつ、迅速に溶接作業を行うことができて、作業能率を向上させることができる。
また、高価な自動溶接装置を使わなくても同じ溶接作業を容易、かつ、迅速に手作業で行うことができるので、設備費を大幅に削減することができる。
さらに、当該溶接用治具は自動溶接装置に比べて非常に小さいものであるので、作業スペースの限られた工場等でも採用することができる。
これにより、従来のように溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなくても、溶接棒を溶接作業のやり易い一点に保持しておくだけで、容易、かつ、迅速に溶接作業を行うことができて、作業能率を向上させることができる。
また、高価な自動溶接装置を使わなくても同じ溶接作業を容易、かつ、迅速に手作業で行うことができるので、設備費を大幅に削減することができる。
さらに、当該溶接用治具は自動溶接装置に比べて非常に小さいものであるので、作業スペースの限られた工場等でも採用することができる。
これにより、従来のように溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなくても、溶接棒を溶接作業のやり易い一点に保持しておくだけで、容易、かつ、迅速に溶接作業を行うことができて、作業能率を向上させることができる。
また、高価な自動溶接装置を使わなくても同じ溶接作業を容易、かつ、迅速に手作業で行うことができるので、設備費を大幅に削減することができる。
さらに、当該溶接用治具は自動溶接装置に比べて非常に小さいものであるので、作業スペースの限られた工場等でも採用することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る溶接用治具について、図1および図2を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る溶接用治具の側面図、図2は本実施形態に係る溶接用治具の斜視図である。
なお、直管11と直管12、または直管11とL字管52とは、直管11の他端部をクランプ15に固定する前に、一端部の側に位置する端面同士が予め仮付け溶接されている。
第1の半円環状部31は、第2の半円環状部32とともに直管11の他端部を挟み込んで直管11を支持するものであり、アーム14の一端部(先端部)表面14aに、その底部が接するようにして溶接接合されている。
また、第1の半円環状部31の一端部と第2の半円環状部32の一端部とは、このヒンジを介して連結されており、第2の半円環状部32がヒンジまわりに回動することにより、第1の半円環状部31の他端部と第2の半円環状部32の他端部との間の隙間が拡がったり狭まったりする。
そして、ポジショナ21の本体26内に収容されたモータ(図示せず)により回転駆動される回転軸27の先端部に固定された回転板22が回転すると、溶接用治具10、および端面同士が仮付け溶接された直管11と直管12、または直管11とL字管52とが、回転軸27および回転板22の回転軸線Cまわりに回転することになる。
これにより、従来のように溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなくても、溶接棒を溶接作業のやり易い一点に保持しておくだけで、容易、かつ、迅速に溶接作業を行うことができて、作業能率を向上させることができる。
また、高価な自動溶接装置を使わなくても同じ溶接作業を容易、かつ、迅速に手作業で行うことができるので、設備費を大幅に削減することができる。
さらに、当該溶接用治具10は自動溶接装置に比べて非常に小さいものであるので、作業スペースの限られた工場等でも採用することができる。
以下、本発明の第2実施形態に係る溶接用治具について、図3および図4を参照しながら説明する。
図3は本実施形態に係る溶接用治具の側面図、図4は本実施形態に係る溶接用治具の斜視図である。
なお、L字管51とL字管52、またはL字管51と直管12とは、L字管51の他端部をクランプ70に固定する前に、一端部の側に位置する端面同士が予め仮付け溶接されている。
支柱56は、後述するボルト59,60およびナット61,62を介して、一端部(基端部)がアーム54の一端部に固定された際に、表面56aがアーム54の裏面54bに接し、回転板22およびボルト23の回転軸線Cと平行になるとともに、アーム54の一端部から回転板22と反対の側に延びる、四角柱形状を呈する板状の部材である。また、支柱56の一端部には、板厚方向に貫通するとともに、アーム54に設けられた貫通穴と合致する(連通する)貫通穴(図示せず)が、支柱56の長手方向にならぶとともに、支柱56の長手方向軸線と直交するようにして二つ設けられている。そして、回転板22の側に位置するアーム54の貫通穴および支柱56の貫通穴には、ボルト59の軸部が挿通され、回転板22と反対の側に位置するアーム54の貫通穴および支柱56の貫通穴には、ボルト60の軸部が挿通されて、ボルト59の雄ねじ部(図示せず)にナット61の雌ねじ部(図示せず)を螺合させ、ナット61を締め込んでいくとともに、ボルト60の雄ねじ部(図示せず)にナット62の雌ねじ部(図示せず)を螺合させ、ナット62を締め込んでいくことにより、支柱56がアーム54に対して固定される。
バランスプレート58は、正面視矩形状を呈する板状の部材であり、その縦方向および横方向における中央部には、支柱57の一端面(支柱56と結合されている側の端面)57bが接するようにして、支柱57が溶接接合されている。
第1の半円環状部71は、第2の半円環状部72とともにL字管51の他端部を挟み込んでL字管51を支持するものであり、支柱57の他端部(先端部)に、その底部が接するようにして溶接接合されている。
また、第1の半円環状部71の一端部と第2の半円環状部72の一端部とは、このヒンジを介して連結されており、第2の半円環状部72がヒンジまわりに回動することにより、第1の半円環状部71の他端部と第2の半円環状部72の他端部との間の隙間が拡がったり狭まったりする。
そして、ポジショナ21の本体26内に収容されたモータ(図示せず)により回転駆動される回転軸27の先端部に固定された回転板22が回転すると、溶接用治具50、および端面同士が仮付け溶接されたL字管51とL字管52、またはL字管51と直管12とが、回転軸27および回転板22の回転軸線Cまわりに回転することになる。
これにより、従来のように溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなくても、溶接棒を溶接作業のやり易い一点に保持しておくだけで、容易、かつ、迅速に溶接作業を行うことができて、作業能率を向上させることができる。
また、高価な自動溶接装置を使わなくても同じ溶接作業を容易、かつ、迅速に手作業で行うことができるので、設備費を大幅に削減することができる。
さらに、当該溶接用治具50は自動溶接装置に比べて非常に小さいものであるので、作業スペースの限られた工場等でも採用することができる。
これにより、従来のように溶接棒を突き合わせ部に沿って周方向に移動させなくても、溶接棒を溶接作業のやり易い一点に保持しておくだけで、容易、かつ、迅速に溶接作業を行うことができて、作業能率を向上させることができる。
また、高価な自動溶接装置を使わなくても同じ溶接作業を容易、かつ、迅速に手作業で行うことができるので、設備費を大幅に削減することができる。
さらに、当該溶接作業支援装置は自動溶接装置に比べて非常に小さいものであるので、作業スペースの限られた工場等でも採用することができる。
以下、本発明の第3実施形態に係る溶接用治具について、図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に係る溶接用治具の側面図である。
図5に示すように、第1実施形態のもっぱら直管の溶接に用いられる溶接用治具10の機能と第2実施形態のもっぱらL字管に用いられる溶接用治具50の機能をひとつの溶接用治具80に実装してもよい。アーム14の第2の半円環状部32の両側に、ボルト59,60およびナット61,62を用いて、支柱56を固定する。このように構成することで、アーム14の先端部にジョイント55を固定することができる。一つの溶接用治具80で直管とL字管の両方の管材の溶接を容易に行うことができる。
11 直管(第1の管材)
12 直管(第2の管材)
13 ベースプレート
14 アーム
15 クランプ
21 ポジショナ
22 回転板
50 溶接用治具
51 L字管(第1の管材)
52 L字管(第2の管材)
53 ベースプレート
54 アーム
55 ジョイント
70 クランプ
80 溶接用治具
C 回転軸線
Claims (1)
- 第1の管材の一端面と、第2の管材の一端面とを、周方向に沿って本溶接する際に用いられる溶接用治具であって、
ポジショナを構成する回転板に固定されて、前記回転板の回転軸線まわりに前記回転板とともに回転するベースプレートと、
前記ベースプレートから、前記回転軸線と平行になるとともに、前記回転板と反対の側に延びるアームと、
前記アームの先端部に固定されて、前記回転軸線と直交するとともに、前記回転軸線と交差するようにして延びるジョイントと、
前記ジョイントの一方の先端部に固定されて、前記第1の管材の他端部を支持するクランプと、
前記ジョイントの他方の先端部に固定されるバランスプレートとを備えているとともに、
前記クランプに支持された前記第1の管材の一端部における長手方向軸線と、前記回転軸線とが一致するように構成されていることを特徴とする溶接用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011043301A JP5738003B2 (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 溶接用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011043301A JP5738003B2 (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 溶接用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012179623A JP2012179623A (ja) | 2012-09-20 |
JP5738003B2 true JP5738003B2 (ja) | 2015-06-17 |
Family
ID=47011314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011043301A Active JP5738003B2 (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 溶接用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2011
- 2011-02-28 JP JP2011043301A patent/JP5738003B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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