JPS5823509Y2 - エルボ仮り付け熔接用治具 - Google Patents
エルボ仮り付け熔接用治具Info
- Publication number
- JPS5823509Y2 JPS5823509Y2 JP1979110049U JP11004979U JPS5823509Y2 JP S5823509 Y2 JPS5823509 Y2 JP S5823509Y2 JP 1979110049 U JP1979110049 U JP 1979110049U JP 11004979 U JP11004979 U JP 11004979U JP S5823509 Y2 JPS5823509 Y2 JP S5823509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elbow
- shaped steel
- welding jig
- tack welding
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、直管にエルボを正確に９００の角度になるよ
うに仮り付げするエルボ仮り付は溶接用治具に係る。
うに仮り付げするエルボ仮り付は溶接用治具に係る。
従来、エルボを直管に熔接するには、１ず直管をパイプ
カッターで所定の長さに切断し、それにエルボを仮り付
けし、その後完全溶接を行っているが、仮り付げが終了
しても管とエルボが直角に付いていない場合が多く、そ
の場合取りはずして何回も仮り付げ作業を繰り返さなけ
ればならないという不都合があり、さらに、たとえ−見
良好に仮り付げされていても正確に９００の角度になっ
ているか定規等を用いて確認する必要があり、その作業
は極めて煩雑であった。
カッターで所定の長さに切断し、それにエルボを仮り付
けし、その後完全溶接を行っているが、仮り付げが終了
しても管とエルボが直角に付いていない場合が多く、そ
の場合取りはずして何回も仮り付げ作業を繰り返さなけ
ればならないという不都合があり、さらに、たとえ−見
良好に仮り付げされていても正確に９００の角度になっ
ているか定規等を用いて確認する必要があり、その作業
は極めて煩雑であった。
勿論、２名で作業する場合、１名が管およびエルボを押
え、他の１名が仮り付げ作業を行えば簡単に行える利点
はあるが、人件費等経済的に不利である。
え、他の１名が仮り付げ作業を行えば簡単に行える利点
はあるが、人件費等経済的に不利である。
本考案者らは、１人で簡単にしかも正確な角度で、直管
にエルボを熔接する方法につき鋭意検討していたところ
、Ｌ型鋼の凹面側（以下「内側」という。
にエルボを熔接する方法につき鋭意検討していたところ
、Ｌ型鋼の凹面側（以下「内側」という。
）に円管を当てるとＬ型鋼に沿って平行になり、かつ二
条で接触して支持されることに着目し、これをエルボの
仮り付げ治具に利用すれば予想以上の効果を挙げ得るこ
とを知得し、本考案をするに到った。
条で接触して支持されることに着目し、これをエルボの
仮り付げ治具に利用すれば予想以上の効果を挙げ得るこ
とを知得し、本考案をするに到った。
すなわち、本考案の要旨とするところは、第１及び第２
のＬ型鋼２本をその一端で接合して直角に形成し、第１
のＬ型鋼の内側に第３のＬ型鋼を摺動及び固定自在に挿
着し、かつ第３のＬ型鋼の端部を第２のＬ型鋼に対して
平行に構成したエルボ仮り付げ溶接用治具に存する。
のＬ型鋼２本をその一端で接合して直角に形成し、第１
のＬ型鋼の内側に第３のＬ型鋼を摺動及び固定自在に挿
着し、かつ第３のＬ型鋼の端部を第２のＬ型鋼に対して
平行に構成したエルボ仮り付げ溶接用治具に存する。
本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具の具体例を図面を用
いて詳述する。
いて詳述する。
第１図は、本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具に円管及
びエルボを配置した平面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ
線で切断した縦断正面図、第３図は、同側面図である。
びエルボを配置した平面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ
線で切断した縦断正面図、第３図は、同側面図である。
図中、１０は本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具、１は
第１のＬ型鋼、２は第２のＬ型鋼、３は第３のＬ型鋼、
３ａ及び３ｂはそれぞれＬ型鋼３の端部、４は第１のＬ
型鋼に貫通して設けられた摺動孔、５は第３のＬ型鋼に
固着されたボルト、６はボルト５に螺着した螺子、７は
エルボ、８は直管、９は第３のＬ型鋼の位置を定める目
盛をそれぞれ示している。
第１のＬ型鋼、２は第２のＬ型鋼、３は第３のＬ型鋼、
３ａ及び３ｂはそれぞれＬ型鋼３の端部、４は第１のＬ
型鋼に貫通して設けられた摺動孔、５は第３のＬ型鋼に
固着されたボルト、６はボルト５に螺着した螺子、７は
エルボ、８は直管、９は第３のＬ型鋼の位置を定める目
盛をそれぞれ示している。
本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具は、第１のＬ型鋼、
１と第２のＬ型鋼２がその端部で、Ｌ型鋼の内側の稜線
が互に直角になるように、接合されており、この接合は
別々のＬ型鋼２本を熔接して形成しても、１本のＬ型鋼
に切欠部を設けて屈曲させて形成してもよい。
１と第２のＬ型鋼２がその端部で、Ｌ型鋼の内側の稜線
が互に直角になるように、接合されており、この接合は
別々のＬ型鋼２本を熔接して形成しても、１本のＬ型鋼
に切欠部を設けて屈曲させて形成してもよい。
要は、エルボと直管の熔接中に常に９０°の角度を保て
るような構造であればよい。
るような構造であればよい。
Ｌ型鋼１及び２の大きさはエルボ７の大きさにより、ま
た作業性のし易さを勘案して適宜決めればよく、またＬ
型鋼１とＬ型鋼２は必ずしも同じ大きさである必要はな
い。
た作業性のし易さを勘案して適宜決めればよく、またＬ
型鋼１とＬ型鋼２は必ずしも同じ大きさである必要はな
い。
Ｌ型鋼１は、それの長さ方向に沿って、特に突出部に沿
って細長く貫通した摺動孔４が設げられているのが好１
しく、さらにはその内側面に後述の第３のＬ型鋼３の位
置決め、延いてはエルボ７の位置決めをする目盛９が設
げられているのが好ましい。
って細長く貫通した摺動孔４が設げられているのが好１
しく、さらにはその内側面に後述の第３のＬ型鋼３の位
置決め、延いてはエルボ７の位置決めをする目盛９が設
げられているのが好ましい。
第３のＬ型鋼３は、Ｌ型鋼１の内側に摺動及び固定自在
に挿着されている。
に挿着されている。
例えば、Ｌ型鋼３の突出部にボルト５を熔接し、該ボル
ト５を摺動孔４に上下移動させることによりＬ型鋼３を
摺動させ、またＬ型鋼１を螺子６で緊締することにより
固定される構造であるのが良い。
ト５を摺動孔４に上下移動させることによりＬ型鋼３を
摺動させ、またＬ型鋼１を螺子６で緊締することにより
固定される構造であるのが良い。
そして、Ｌ型鋼３の少なくとも一端部３ａは、Ｌ型鋼２
の内側の稜線に対して平行である必要があり、この端部
３ａでエルボ７の一端の位置決めがなされる。
の内側の稜線に対して平行である必要があり、この端部
３ａでエルボ７の一端の位置決めがなされる。
Ｌ型鋼３の他端部３ｂもＬ型鋼２の稜線に対して平行で
あるのが好１しく、こうすることによりエルボ７の種類
（大きさ）が異なっても、Ｌ型鋼３をＬ型鋼１の内面の
目盛９に合せ易くなる。
あるのが好１しく、こうすることによりエルボ７の種類
（大きさ）が異なっても、Ｌ型鋼３をＬ型鋼１の内面の
目盛９に合せ易くなる。
また、本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具１０は架台（
図示しない）を備えているのが普通である。
図示しない）を備えているのが普通である。
本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具１０の特に好ましい
使用態様は、１ずＬ型鋼３の端部３ｂを熔接されるべき
エルボ７の大きさにより、Ｌ型鋼１に設けられた目盛９
に合せて、例えばエルボが１Ｂの場合には端部３ｂを目
盛１Ｂに合せて、Ｌ型鋼３をボルト５、螺子６を介して
Ｌ型鋼１に固定し、次いでエルボ７をＬ型鋼３の端部３
ａに押しつげ、直管８をエルボ７に装置して３点以上仮
り付げ熔接する。
使用態様は、１ずＬ型鋼３の端部３ｂを熔接されるべき
エルボ７の大きさにより、Ｌ型鋼１に設けられた目盛９
に合せて、例えばエルボが１Ｂの場合には端部３ｂを目
盛１Ｂに合せて、Ｌ型鋼３をボルト５、螺子６を介して
Ｌ型鋼１に固定し、次いでエルボ７をＬ型鋼３の端部３
ａに押しつげ、直管８をエルボ７に装置して３点以上仮
り付げ熔接する。
本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具１０の具体例及び使
用方法を詳細に述べたが本考案はその要旨を超えない限
り上記具体例及び使用方法に限定されるものではない。
用方法を詳細に述べたが本考案はその要旨を超えない限
り上記具体例及び使用方法に限定されるものではない。
本考案のエルボ溶接用治具１０によれば、Ｌ型鋼３の端
部３ａがＬ型鋼２に平行になっているのでエルボ７を正
確に９００ の角度に保持することができ、また、熔接
すべき直管８をＬ型鋼２に載せるだけでエルボ７に対し
て直角に熔接できるように配置することができ、１人で
極めて簡単に仮り付げ熔接ができる。
部３ａがＬ型鋼２に平行になっているのでエルボ７を正
確に９００ の角度に保持することができ、また、熔接
すべき直管８をＬ型鋼２に載せるだけでエルボ７に対し
て直角に熔接できるように配置することができ、１人で
極めて簡単に仮り付げ熔接ができる。
しかも、溶接後は定規等を用いて直角になっているか否
かを確認する手間が省け、溶接作業は著しく速くなる。
かを確認する手間が省け、溶接作業は著しく速くなる。
また、Ｌ型鋼３をＬ型鋼１に摺動、固定自在にしたので
、１台のエルボ仮り付は溶接用治具１０が例えば１ ／
２ Ｂ 。
、１台のエルボ仮り付は溶接用治具１０が例えば１ ／
２ Ｂ 。
３／４Ｂ 、ＩＢ 、１１／２Ｂ 、２Ｂ等各種大きさ
のエルボの仮り付げ熔接に利用でき、その工業的利用価
値は頗る高い。
のエルボの仮り付げ熔接に利用でき、その工業的利用価
値は頗る高い。
第１図は、本考案のエルボ仮り付げ溶接用治具に円管及
びエルボを配置した平面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ
線で切断した縦断正面図、第３図は第１図の側面図であ
る。 図中、１０はエルボ仮り付げ溶接用治具、１は第１のＬ
型鋼、２は第２のＬ型鋼、３は第３のＬ型鋼、４は摺動
孔、５はボルト、６は螺子、７はエルボ、８は直管をそ
れぞれ示す。
びエルボを配置した平面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ
線で切断した縦断正面図、第３図は第１図の側面図であ
る。 図中、１０はエルボ仮り付げ溶接用治具、１は第１のＬ
型鋼、２は第２のＬ型鋼、３は第３のＬ型鋼、４は摺動
孔、５はボルト、６は螺子、７はエルボ、８は直管をそ
れぞれ示す。
Claims (1)
- 第１及び第２のＬ型鋼２本をその一端で接合して直角に
形成し、第１のＬ型鋼の内側に第３のＬ型鋼を摺動及び
固定自在に挿着し、かつ第３のＬ型鋼の端部を第２のＬ
型鋼に対して平行に構成したエルボ仮り付は溶接用治具
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979110049U JPS5823509Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | エルボ仮り付け熔接用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979110049U JPS5823509Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | エルボ仮り付け熔接用治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5629694U JPS5629694U (ja) | 1981-03-20 |
| JPS5823509Y2 true JPS5823509Y2 (ja) | 1983-05-19 |
Family
ID=29342609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979110049U Expired JPS5823509Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | エルボ仮り付け熔接用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823509Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110645432A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-03 | 中国十九冶集团有限公司 | 用于直管和弯管对接的辅助装置及其使用方法 |
-
1979
- 1979-08-10 JP JP1979110049U patent/JPS5823509Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110645432A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-03 | 中国十九冶集团有限公司 | 用于直管和弯管对接的辅助装置及其使用方法 |
| CN110645432B (zh) * | 2019-09-25 | 2021-10-26 | 中国十九冶集团有限公司 | 用于直管和弯管对接的辅助装置及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5629694U (ja) | 1981-03-20 |
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