JP2559335B2 - コンクリートブロック用罫書線位置指示装置 - Google Patents

コンクリートブロック用罫書線位置指示装置

Info

Publication number
JP2559335B2
JP2559335B2 JP6039561A JP3956194A JP2559335B2 JP 2559335 B2 JP2559335 B2 JP 2559335B2 JP 6039561 A JP6039561 A JP 6039561A JP 3956194 A JP3956194 A JP 3956194A JP 2559335 B2 JP2559335 B2 JP 2559335B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete block
ruler
rail
line position
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6039561A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07252852A (ja
Inventor
貞男 新沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6039561A priority Critical patent/JP2559335B2/ja
Publication of JPH07252852A publication Critical patent/JPH07252852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559335B2 publication Critical patent/JP2559335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retaining Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートブロック
用罫書線位置指示装置に係り、特に、現場等の実情に合
わせてコンクリートブロックを切断するような場合、簡
単にコンクリートブロックの切断線等の罫書線位置を指
示することのできるコンクリートブロック用罫書線位置
指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図9に示すように、コンクリー
トブロック1としては、例えば、法面を覆うためのもの
があり、これは、例えば、矩形状に形成された一側面と
しての表面部2と表面部2の後側に延び法面側に付設さ
れる脚部(図示せず)とを備えている。そして、このコ
ンクリートブロック1を用いるときは、基準線4に対し
て表面部2を所定角度傾斜させて積層するようにしてい
る。
【0003】このようなコンクリートブロック1の積層
構築物においては、例えば坂道等ではその上縁5が基準
線4に対して傾斜して形成されることがあり、この場合
には、現場において、上段のコンクリートブロック1を
上縁5に沿って切断するようにしている。この上段のコ
ンクリートブロック1を設置する際には、予め上縁5に
沿って糸6を張っておき、先ず、上段にコンクリートブ
ロック1を載せ、糸6に沿ってコンクリートブロック1
に例えば鉛筆等で罫書線を引き、それからコンクリート
ブロック1を降ろして、コンクリートブロック1を罫書
線に沿って切断し、再び、この切断したコンクリートブ
ロック1を上段に載せて設置するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
コンクリートブロック1の上段の設置にあっては、コン
クリートブロック1を直接設置位置に位置させて罫書線
を引いていたので、逐一重いコンクリートブロック1の
載せ降ろしをしなければならないので、作業が極めて煩
雑になっており、作業性が悪いという問題があった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、その課題は、コンクリートブロックを直接設置位
置に位置させなくても、設置位置での罫書線位置を簡単
に設定してこれをコンクリートブロックに対して指示す
ることができるようにし、現場等でも簡単に使用でき、
しかも、作業性を向上させるコンクリートブロック用罫
書線位置指示装置を提供することにある。また、必要に
応じ、装置を簡易にし、また、強度も向上させ、あるい
は作成効率を向上させる点も課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明のコンクリートブロック用罫書線位置指
示装置は、コンクリートブロックの一側面に対し切断線
等の罫書線位置を指示するコンクリートブロック用罫書
線位置指示装置において、上記コンクリートブロックの
一側面を形成する外周部に嵌合し外側の輪郭が該一側面
の外周部の輪郭と略同形状の枠体と、該枠体に沿って設
けられるレールと、該レールにスライド可能に設けられ
る一対のスライダと、この一対のスライダ間に該スライ
ダに対して移動可能に架設される直線状の定規と、該定
規をスライダ及び枠体に対して固定する固定機構とを備
え、上記枠体の嵌合時に固定機構で固定した定規で上記
一側面に罫書線位置を指示するようにしたものである。
【0007】そして、必要に応じ、上記レールを、中空
部を有した断面矩形枠状に形成するとともに、その上面
壁周上に該中空部に貫通する貫通溝を形成して構成し、
上記スライダをレールの中空部に収納されるブロック状
に形成し、上記定規を長手方向に沿う長孔を形成した板
体で形成し、上記固定機構を、上記スライダに立設され
レールの貫通溝から突出するとともに定規の長孔に挿通
されるボルトと、該ボルトに螺合する雌ネジ部を有し締
め付けによりレールの上面壁及び定規をスライダと共働
して挾持するつまみとを備えて構成している。
【0008】そしてまた、必要に応じ、上記レールの下
部に、レールに沿った空間部を有しその下面壁に該空間
部に連通しレールに沿った連通溝を有した突条部を設
け、上記枠体,レール及び突条部を構成する部材を型成
形により一体成形した型材で構成し、コンクリートブロ
ックの一側面が多角形に形成されているとき、上記型材
を上記一側面の辺に対応して切断し、この切断した型材
単体の端面を突き合わせて接続し、該接続部において互
いに隣り合う型材単体の突条部の空間部に連結板を挿入
し、該連結板を突条部の連通溝から突条部に対してネジ
止めした構成としている。また、上記一対のスライダ及
び定規の組を、2組以上設けたことが有効である。
【0009】
【作用】上記のように構成されたコンクリートブロック
用罫書線位置指示装置によれば、使用するときは、枠体
の外側の輪郭がコンクリートブロックの一側面の外周部
の輪郭と略同形状に形成されているので、この枠体をコ
ンクリートブロックの設置部位に位置させ、スライダを
レールにスライドさせるとともに、定規をスライダに対
して移動させて定規を切断線等の罫書線位置に合わせ、
固定機構で定規をスライダ及び枠体に対して固定すれ
ば、枠体に対して罫書線位置が定規により設定される。
この状態で、枠体をコンクリートブロックの一側面を形
成する外周部に嵌合すれば、今度は、コンクリートブロ
ックの枠体に対して罫書線位置が定規により設定され
る。そのため、定規に倣って罫書線を引くことができ
る。
【0010】また、固定機構を、スライダに立設されレ
ールの貫通溝から突出するとともに定規の長孔に挿通さ
れるボルトと、該ボルトに螺合する雌ネジ部を有し締め
付けによりレールの上面壁及び定規をスライダと共働し
て挾持するつまみとを備えて構成した場合には、定規と
スライダを同時に固定する共用の機構になり、つまみを
締め付けるだけで固定できるようになる。
【0011】更に、型材単体の端面を突き合わせ、突条
部の空間部に連結板を挿入してネジ止めし、多角形状に
対応できる枠体及びレールを形成した場合には、連結板
を挿入しネジ固定するだけで枠体及びレールが作成さ
れ、簡単に作成できる。
【0012】また、一対のスライダ及び定規の組を、2
組以上設けた場合には、一度に、2以上のコンクリート
ブロック1の罫書線位置の設定が可能になる。
【0013】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の実施例に
係るコンクリートブロック用罫書線位置指示装置につい
て詳細に説明する。図1乃至図4に示すように、この実
施例に係る罫書線位置指示装置Sは、上記の矩形状の一
側面としての表面部2と表面部2の後側に延び法面側に
付設される脚部3とを備えたコンクリートブロック1の
当該表面部2に対し、切断線等の罫書線位置を指示する
ものである。
【0014】図1乃至図4に示すように、実施例に係る
コンクリートブロック用罫書線位置指示装置Sにおい
て、10は枠体であって、コンクリートブロック1の表
面部2を形成する外周部2aに嵌合するよう、板状のも
のを該外周部2aに沿わせて矩形状に形成され、外側の
輪郭が該表面部2の外周部2aの輪郭と略同形状に形成
されている。11は枠体10に沿って設けられたレール
であって、枠体10の内側に形成され、中空部12を有
した断面矩形枠状に形成されるとともに、その上面壁1
1aの周上に該中空部12に貫通する貫通溝13が形成
されて構成されている。14はレール11の下部に設け
られた突条部であり、レール11に沿った空間部15を
有し、その下面壁14aに該空間部15に連通しレール
11に沿った連通溝16が形成されている。
【0015】これら枠体10,レール11及び突条部1
4を構成する部材は、アルミニュウム等の金属材料を用
いて型成形により一体成形された型材で構成されてい
る。そして、図4に示すように、枠体10,レール11
及び突条部14全体は、型材を表面部2の辺に対応し、
端面17を45°にして切断し、この切断した型材単体
18の当該端面17同士を突き合わせて接続して構成さ
れている。この接続部においては、互いに隣り合う型材
単体18の突条部14の空間部15に連結板20を挿入
している。この連結板20は、L字状に形成され、両片
に夫々一対の雌ネジ21が形成されている。そして、連
結板20を空間部15に挿入した状態で、突条部14の
連通溝16から雌ネジ21にネジ22をねじ込み突条部
14に対して固定している。
【0016】23はレール11にスライド可能に設けら
れる一対のスライダであり、レール11の中空部12に
収納されるブロック状に形成されている。24はこの一
対のスライダ23間に該スライダ23に対して移動可能
に架設される直線状の定規である。この定規24は、長
手方向に沿う長孔25を形成した板体で形成されてい
る。
【0017】30は定規24をスライダ23及び枠体1
0に対して固定する固定機構である。この固定機構30
は、スライダ23に立設されレール11の貫通溝13か
ら突出するとともに定規24の長孔25に挿通されるボ
ルト31と、該ボルト31に螺合する雌ネジ部32を有
し締め付けによりレール11の上面壁11a及び定規2
4をスライダ23と共働して挾持するつまみ33とを備
えて構成されている。このつまみ33は、締め付けによ
りレール11の上面壁11a及び定規24をスライダ2
3と共働して挾持するので、定規24とスライダ23を
別々に固定しなくても良く、共有できる機構なので、そ
れだけ装置が簡易に形成される。そして、上記枠体10
の嵌合時に固定機構30で固定した定規24で上記表面
部2に罫書線位置を指示するものである。
【0018】実施例においては、一対のスライダ23及
び定規24の組を、2組設けている。また、各定規24
は色分けされており、例えば、一方の定規24に白色、
他方の定規24に赤色の塗料等を塗布している。そし
て、上記枠体10の嵌合時に固定機構30で固定した定
規24で上記表面部2に罫書線位置を指示するものであ
る。
【0019】従って、この実施例に係るコンクリートブ
ロック用罫書線位置指示装置Sを作成するときは、図4
に示すように、予め、型材を表面部2の辺に対応し、端
面17を45°にして切断し、型材単体18を準備す
る。そして、先ず、3辺を構成する型材単体18を接続
する。この接続は、互いに隣り合う型材単体18の突条
部14の空間部15に連結板20を挿入し、型材単体1
8の端面17同士を突き合わせて接続し、突条部14の
連通溝16から連結板20の雌ネジ21にネジ22をね
じ込み突条部14に対して固定する。
【0020】この状態で、ボルト31が立設されたスラ
イダ23(実施例では4つ)をレール11の中空部12
に収納する。その後、図4に示すように、残りの1辺を
構成する型材単体18を接続する。この接続は、上記と
同様に、互いに隣り合う型材単体18の突条部14の空
間部15に連結板20を挿入し、型材単体18の端面1
7同士を突き合わせて接続し、突条部14の連通溝16
から連結板20の雌ネジ21にネジ22をねじ込み突条
部14に対して固定する。
【0021】この場合、連結板20を挿入しネジ22で
固定するだけで良いので、型材単体18の端面17同士
を溶接で接続する場合に比較して、作成が容易であり、
また、作業も簡単で、極めて作成効率が良い。また、連
結板20が介在することから、接続部の強度が極めて高
いものになり、耐久性が向上させられる。
【0022】その後、定規24を2組取付ける。この取
付けは、各定規24において、一対のスライダ23に立
設した各ボルト31に、定規24の長孔25を挿通し、
一対のスライダ23間に定規24を架設する。その後、
各ボルト31につまみ33を螺合する。
【0023】次に、この実施例に係るコンクリートブロ
ック用罫書線位置指示装置Sを使用する場合について説
明する。今、図5に示すように、コンクリートブロック
1の積層構築物において、その上縁5が基準線4に対し
て傾斜して形成する際、上段のコンクリートブロック1
を上縁5に沿って切断するが、この切断の際、コンクリ
ートブロック1に例えば鉛筆等で罫書線を引く場合につ
いて説明する。
【0024】予め上縁5に沿って糸6を張っておき、先
ず、上段のコンクリートブロックの位置に、罫書線位置
指示装置Sを載せ、一方の定規24のつまみ33を緩め
て、スライダ23をスライドさせこの定規24を糸6に
沿って合わせ、この状態で、つまみ33を締める。次
に、可能であれば、罫書線位置指示装置Sを別の上段の
コンクリートブロックの位置に載せ、他方の定規24の
つまみ33を緩めて、スライダ23をスライドさせこの
定規24を糸6に沿って合わせ、この状態で、つまみ3
3を締める。この場合、つまみ33を締め付けるだけ
で、レール11の上面壁11a及び定規24をスライダ
23と共働して挾持でき、それだけ操作性が良いものに
なっている。
【0025】次に、図6に示すように、コンクリートブ
ロック1に罫書線位置指示装置Sの枠体10を嵌合し、
一方の定規24に倣って、例えば鉛筆等で罫書線を引
く。また、別の、コンクリートブロック1に罫書線位置
指示装置Sの枠体10を嵌合し、他方の定規24に倣っ
て、例えば鉛筆等で罫書線を引く。この場合、従来のよ
うに、コンクリートブロック1を上段に載せて罫書線を
引き、これを降ろすという作業をしなくても良く、即
ち、コンクリートブロック1を直接設置位置に位置させ
て罫書線を引くために、逐一重いコンクリートブロック
1の載せ降ろしをしなくてもよく、罫書線位置指示装置
Sの移動だけで、罫書線を引くことができるので、罫書
作業が極めて簡単に行なわれ、作業効率が向上させられ
る。
【0026】また、この場合、定規24が2組あるの
で、一度に、2ブロックの線引きを行なうことができ、
より一層効率が良い。この場合、定規24が色分けされ
ているので、罫書線引きを間違う事態が防止される。ま
た、つまみ33を締め付けるだけで、定規24を固定で
きるので、操作性が良いものになっている。
【0027】そして、図7に示すように、コンクリート
ブロック1を切断したならば、切断したコンクリートブ
ロック1を上段の所要の位置に載せて設置する。この場
合、従来のように、コンクリートブロック1の切断のた
めに、逐一重いコンクリートブロック1の載せ降ろしを
することなく、直接切断したコンクリートブロック1を
設置できるので、それだけ、作業が容易に行なわれる。
【0028】図8には、実施例に係る罫書線位置指示装
置Sの別な使用法を示している。これは、いずれか一方
の定規24を、他方の定規24の先端に取付け、例え
ば、罫書線位置指示装置Sに対する直角線35の位置を
指示できるようにしたもので、コンクリートブロック1
の設置条件に応じて適宜使い分けを行なうことができ
る。
【0029】尚、上記実施例では、矩形状の表面部2及
び脚部3を有したコンクリートブロック1に合わせて枠
体10及びレール11を形成したが、必ずしもこれに限
定されるものではなく、この種のコンクリートブロック
1としては、一側面が三角形状や五角形状のもの等種々
の形状のものがあるので、この場合には、これらの多角
形状に合わせるように形成すれば良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
クリートブロック用罫書線位置指示装置によれば、コン
クリートブロックの設置部位に位置させて、定規に罫書
線位置を設定し、その後、コンクリートブロックに枠体
を嵌合して一側面に対して罫書線位置を指示することが
できるので、従来のようにコンクリートブロックを直接
設置位置に位置させて罫書線を引かなくても良くなり、
そのために逐一重いコンクリートブロックの載せ降ろし
をしなくてもよく、罫書線位置指示装置の移動だけで、
罫書作業ができることから、作業が極めて簡単になり、
現場等でも簡単に使用でき、そのため、罫書作業効率を
大幅に向上させることができる。
【0031】また、固定機構を、スライダに立設されレ
ールの貫通溝から突出するとともに定規の長孔に挿通さ
れるボルトと、該ボルトに螺合する雌ネジ部を有し締め
付けによりレールの上面壁及び定規をスライダと共働し
て挾持するつまみとを備えて構成した場合には、定規と
スライダを同時に固定する共用の機構になるので、それ
だけ装置を簡易に形成することができる。また、つまみ
を締め付けるだけで固定できるので、それだけ操作性を
向上させることができる。
【0032】更に、型材単体の端面を突き合わせ、突条
部の空間部に連結板を挿入してネジ止めし、多角形状に
対応できる枠体及びレールを形成した場合には、連結板
を挿入しネジ固定するだけで良いので、型材単体の端面
同士を溶接で接続する場合に比較して、作成が容易であ
り、また、作業も簡単で作成効率が良い。また、連結板
が介在することから、接続部の強度が極めて高いものに
なり、耐久性を向上させることができる。
【0033】また、一対のスライダ及び定規の組を、2
組以上設けた場合には、一度に、2以上のコンクリート
ブロックの罫書線位置を設定して指示できるので、より
一層作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置の要部を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置を組付け状態とともに示す底面図で
ある。
【図5】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置の使用状態を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置の使用状態を示す斜視図である。
【図7】コンクリートブロックを罫書線に沿って切断し
た状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例に係るコンクリートブロック用
罫書線位置指示装置の別の使用状態を示す図である。
【図9】コンクリートブロックの構築例を示す図であ
る。
【符号の説明】
S コンクリートブロック用罫書線位置指示装置 1 コンクリートブロック 2 表面部(一側面) 2a 外周部 3 脚部 4 基準線 5 上縁 6 糸 10 枠体 11 レール 12 中空部 13 貫通溝 14 突条部 15 空間部 16 連通溝 17 端面 18 型材単体 20 連結板 21 雌ネジ 22 ネジ 23 スライダ 24 定規 25 長孔 30 固定機構 31 ボルト 33 つまみ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートブロックの一側面に対し切
    断線等の罫書線位置を指示するコンクリートブロック用
    罫書線位置指示装置において、上記コンクリートブロッ
    クの一側面を形成する外周部に嵌合し外側の輪郭が該一
    側面の外周部の輪郭と略同形状の枠体と、該枠体に沿っ
    て設けられるレールと、該レールにスライド可能に設け
    られる一対のスライダと、この一対のスライダ間に該ス
    ライダに対して移動可能に架設される直線状の定規と、
    該定規をスライダ及び枠体に対して固定する固定機構と
    を備え、上記枠体の嵌合時に固定機構で固定した定規で
    上記一側面に罫書線位置を指示することを特徴とするコ
    ンクリートブロック用罫書線位置指示装置。
  2. 【請求項2】 上記レールを、中空部を有した断面矩形
    枠状に形成するとともに、その上面壁周上に該中空部に
    貫通する貫通溝を形成して構成し、上記スライダをレー
    ルの中空部に収納されるブロック状に形成し、上記定規
    を長手方向に沿う長孔を形成した板体で形成し、上記固
    定機構を、上記スライダに立設されレールの貫通溝から
    突出するとともに定規の長孔に挿通されるボルトと、該
    ボルトに螺合する雌ネジ部を有し締め付けによりレール
    の上面壁及び定規をスライダと共働して挾持するつまみ
    とを備えて構成したことを特徴とする請求項1記載のコ
    ンクリートブロック用罫書線位置指示装置。
  3. 【請求項3】 上記レールの下部に、レールに沿った空
    間部を有しその下面壁に該空間部に連通しレールに沿っ
    た連通溝を有した突条部を設け、上記枠体,レール及び
    突条部を構成する部材を型成形により一体成形した型材
    で構成し、コンクリートブロックの一側面が多角形に形
    成されているとき、上記型材を上記一側面の辺に対応し
    て切断し、この切断した型材単体の端面を突き合わせて
    接続し、該接続部において互いに隣り合う型材単体の突
    条部の空間部に連結板を挿入し、該連結板を突条部の連
    通溝から突条部に対してネジ止めしたことを特徴とする
    請求項1または2記載のコンクリートブロック用罫書線
    位置指示装置。
  4. 【請求項4】 上記一対のスライダ及び定規の組を、2
    組以上設けたことを特徴とする請求項1,2または3記
    載のコンクリートブロック用罫書線位置指示装置。
JP6039561A 1994-03-10 1994-03-10 コンクリートブロック用罫書線位置指示装置 Expired - Lifetime JP2559335B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6039561A JP2559335B2 (ja) 1994-03-10 1994-03-10 コンクリートブロック用罫書線位置指示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6039561A JP2559335B2 (ja) 1994-03-10 1994-03-10 コンクリートブロック用罫書線位置指示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07252852A JPH07252852A (ja) 1995-10-03
JP2559335B2 true JP2559335B2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=12556498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6039561A Expired - Lifetime JP2559335B2 (ja) 1994-03-10 1994-03-10 コンクリートブロック用罫書線位置指示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2559335B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013163893A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Toda Constr Co Ltd コンクリート杭の補強筋取付用定規と杭頭補強筋の取付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07252852A (ja) 1995-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5884411A (en) Truss alignment apparatus
US4380872A (en) Pipe fitter's combination instrument
US2305124A (en) Jig table for fabricating wall sections
US5361495A (en) Roof truss fabrication method
US6591509B2 (en) Floating bench saw guide
CA2185380C (en) Truss table with integrated positioning stops
US5181326A (en) Tool and method for installing tile
US20210071906A1 (en) Method for Mounting Air Outlet Structure of Air Conditioner and Air Outlet Mounting Structure of Air Conditioner
JP2559335B2 (ja) コンクリートブロック用罫書線位置指示装置
US20070125353A1 (en) Tile saw guide apparatus
CN110553603B (zh) 一种钢轨轴向测量定位指示用的辅助校准装置
US4391433A (en) Extendable torch guide
US4315373A (en) Machine vise protractor
JPH05287754A (ja) アンカーボルト位置決め用具
US5276973A (en) Combination square, height/width gage
GB2208624A (en) Mitre cutting cramp
CN218061435U (zh) 一种现浇混凝土柱安装用可调节模板夹具
CN219255393U (zh) 中框拼接装置
DE59406471D1 (de) Anschlaglineal für ein Fliesenschneidgerät
CN220868004U (zh) 一种盖板涵墙身台帽模板连接结构
GB2142949A (en) Improvements in or relating to gravestones
JPH0539786U (ja) 平板組立型仕口ブロツクの仮組溶接用治具
JP2555100Y2 (ja) 定規アングル仮止め用具
JPS5823509Y2 (ja) エルボ仮り付け熔接用治具
SE515503C2 (sv) Förfarande och anordning för inriktning av objekt relativt ljusmärke