JPS61259896A

JPS61259896A - 配管組立装置

Info

Publication number: JPS61259896A
Application number: JP10216085A
Authority: JP
Inventors: Motosuke Kanda; 神田　元資
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-05-14
Filing date: 1985-05-14
Publication date: 1986-11-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は溶接構造配管（以下配管）の組立てに関する
もので、従来は配管を組立てる場合、水平器及角度定規
や曲り尺等を使用して、パイブト９０°エルボ（以下エ
ルボ）、フランジの、水平、垂直、直角等を１つづつ計
測しながら順次仮付けしながら組立てていたが熟練を要
し、作業工数の掛るものであり、さらに組立てた状態で
全べての溶接を行なうので作業条件が悪く、ここでも作
業工数が掛るものであった。

本発明は計測をほとんど行なう事なく、又溶接も可能な
かぎシ組立前に良好な条件で行い、作業能率を上げると
共に、未熟練者でも２本組から５本組みまで、正確で迅
速な組立が出来る簡単な装置を目的に発明、したもので
ある。

この発明の構造を図面により説明すると、水平面に設置
された定盤１の上に、パイプ受台５の走行レール２，３
を直角に固定し、さらにエルボ受台４を走行レール２，
３の接合部上に固定゛したものである。（第１図）エルボ受台４の構造は、水平板６の上に２つの垂直板７
．８を直角に固定し、これ等に、エルボとパイプの結合
線を各サイズごとに「ケガキ」線１１を刻み、１工の両
端部に、溶接の余盛、！１）１２ｆ：、避けるためと、
仮付けの際、溶接棒が挿入出来る様に、溝９及び切シ欠
き１０−を穿ったもので、１３は大型のエルボを水平に
置くための突起である。なお水平板６の上面と、走行レ
ール２．３の上面との差は１．使用する最大サイズのフ
ランジの鍔の巾より高く作られている。（第２，３図）又パイプ受台５の構造は、走行レール２．３の中央部に
入れられたスペーサー１４により作られた溝に、移動可
能な状態で挿入された板１５及走行レール上面にある板
１６．垂直板１７より作られ、パイプ受台５の下部にあ
る固定用蝶ボルト２０を締め付けた時に、垂直板１７の
切り欠きの水平部１８は、エルボ受台４の水平板６と同
一水平面になる様に、又垂直部１９は同じく垂直板７又
は８と同一垂直面となる様に作られている。又、後部に
パイプ固定用万力２１が前後回転自在の状態で取付けら
れているものである。（第４図）又エルボ受台４に置かれるエルボを固定するための万力
２２は、仮付けの際に邪魔になるのと、溶接スパッタが
ネジ部に付着する事を避けるため、エルボとの接触部を
２３の如くフック状となったものを使用しているのであ
る。

（第５図）以上述べた様な構造で作られた組立装置を使用して、３
曲９４本組の配管組立の１実施例を説明すると、最初配
管図面に基づき、４本のパイプを所定の長さに切断し、
入口と出口となるパイプにはフランジを、又中間になる
パイプにはエルボをそれぞれ一つづつ仮付し、最良の状
態で本溶接を完了させた４本のパイプを作υ、図面によ
シ２本づつ２組に分け、最初エルボの付いたパイプのエ
ルボ部をエルボ受台４に置くと、溶接余盛１２は溝９及
び切り欠き１０によシエルボ受台４に密着する事が出来
るので、エルボの先端を垂直板８に当てて水平に置き、
走行レール２の上の７（イブ受台５を適当に移動させ、
蝶ボルト２０で固定し、パイプ部を乗せて、万力２１で
固定する。

次いで走行レール３の上のパイプ受台５を適当に移動し
て７ランジが当らぬ位置で止め、蝶ポル）　２０で固定
し、フランジの付いたノくイブを乗せ、パイプの先端を
エルボの開口部に密着させ、７ランジのボルト割りを行
った後に万力２１で固定させて、接合部の円周上を３゜
４点仮付けし、万力を開放し仮付は出来なかった裏側を
仮付けして終了するのである。

（第６図）この操作を他の１組にも行い、２組の曲υ管
を作り、次いでエルボ受台４のケガキ線１１に合せてエ
ルボを水平に置き、万力２２で固定し、図面に基づいて
所定の曲り管をエルボに密着させ、垂直管部に水平器を
使い垂直を求め、万力２１で固定し、次に他の曲り管ｔ
、エルボの他の一方の開口部に密着させ、パイプ受台５
の水平部１８と高さを等しく作られたパイプ受台２４に
乗せて万力２１で固定して、エルボの両端の接合部をそ
れぞれ３．４点づつ仮付けし、万力２１を開放し、下側
を仮付けして組立を完了し、未溶接部４ケ所を本溶接し
て全べて完了するものである。（第４（５，７図）以上
説明した様に従来の組立方法とは違い、本溶接出来る部
分の溶接は組立前に行なうので、溶接時間も早く、又美
しく仕上り、計測が少なく、組立工数も少くなり、軽量
のものであれば１人作業が出来、又未熟練者でも正確で
迅速な組立が出来、さらに従来の出来上り管に比較して
、溶接による歪も半減するので、経済的な好果のいちじ
るしい配管組立装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体斜視図、第２図はエルボ受台４の平面詳細
図、第３図はＡ−Ａ断面図、第４図はＢ−Ｂ矢視図、第
５図はＣ−Ｃ矢視図。第６図は２本組みの斜視図、第７図は４本組を示す斜視
図である。

Claims

【特許請求の範囲】

走行レール（２）（３）の結合部上に固定されたエルボ
受台（４）の水平板（６）及び垂直板（７）（８）に、
櫛状の溝（９）又は切り欠き（１０）を穿ち、さらにパ
イプ受台（５）を移動可能とした配管組立装置。