JPS6334797Y2 - - Google Patents

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JPS6334797Y2
JPS6334797Y2 JP668384U JP668384U JPS6334797Y2 JP S6334797 Y2 JPS6334797 Y2 JP S6334797Y2 JP 668384 U JP668384 U JP 668384U JP 668384 U JP668384 U JP 668384U JP S6334797 Y2 JPS6334797 Y2 JP S6334797Y2
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JP
Japan
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jig
pipe
plate
wedge
welding
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Expired
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JP668384U
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JPS60121485U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は配管開先合せ用治具に係り、特に配管
同志を突き合せて溶接する際に用いるに最適な配
管開先合せ用治具に関する。
〔従来技術〕
従来、配管と配管を溶接する際に、両者の位置
ずれを防止するための治具として用いられていた
ものは、Cクランプ、デスタンスピース等であ
り、これらを開先合せを必要とする配管の相互に
仮溶接により取付けて開先合せを行つていた。
しかし、従来の治具は、他用途のものを流用し
たにすぎず、取付け、及び溶接完了後の取外し等
の作業に時間を要する不都合があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、前記従来技術の欠点を解消
し、仮溶接を行わずに取付け及び取外しが可能な
配管開先合せ用治具を提供するにある。
〔考案の構成〕
本考案は、板材をT字形に組み、長手方向の板
の端部で管の直径相当の長さ位置に開口部を設け
て治具を構成し、この治具の長手方向板を開先合
せ面の中央部に挿入し、開口部に管の外側よりク
サビを打ち込んで固定するようにしたものであ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
補強板10と、扱う管直径以上の長さを有する
挿入板12とは直交させてT字形に溶接により固
定される。挿入板12の両側位置の補強板10に
は、挿入板12の板面に対し垂直な方向に位置決
め棒14が溶接されている。また、挿入板12の
端部に開口部16が設けられ、治具の固定後に管
を挟持させるための内側クサビ18と外側クサビ
20が嵌入させる。開口部16が形成される位置
は、挿入板12の上端(補強板10との溶接側端
部)から開口部16の上縁までの長さが、扱う管
の直径よりもやや短い長さとなるように選定す
る。また、開口部16の外縁と挿入板12の上端
までの長さに対し、内側クサビ18と外側クサビ
20の最小厚みと管直径との和の方が小さくなる
ように、両クサビの厚みを選定する。さらに内側
クサビ18及び外側クサビ20が紛失しないよう
に、紐22によつて補強板10に結び付けておく
のが望ましい。また、治具は扱う管径に応じて複
数の大きさのものを用意しておく。
以上の構成による治具の用法を第2図及び第3
図に示す正面図及び側面図によつて説明する。
突き合せ溶接の対象である配管31と配管32
の接続面を対向して置き、挿入板12の厚みより
やや広くなる位置まで接近させる。この状態で第
1図に示した構成の治具を2セツト用意し、各々
の挿入板12を垂直方向と水平方向から、両挿入
板12が管の中心部で交叉するように挿入する。
ついで、その位置を保持しながら、開口部16の
各々に内側クサビ18と外側クサビ20を重ね合
せて第3図の如くに挿入し、挿入側より木槌等に
より叩き込んで固定する。内側クサビ18及び位
置決め棒14は、配管31と32の表面に平行に
圧接するため、クサビが固定されるにつれて両管
の開先合せが適正位置にセツトされる。
この状態で、治具装着部分を除いて両管の端縁
が橋絡するように溶接し、この溶接が完了した時
点でクサビ18と20を治具本体より引き抜く
(挿入方向の反対側から木槌等で叩く)ことによ
り、配管より治具を取り出すことができる。つい
で治具が装着されていた部分の管縁を溶接するこ
とにより全作業が終了する。
治具の個数としては、円管の場合には1セツト
では位置ずれが生じやすいため、2セツトを用い
ざるを得ないが、作業効率を考慮すれば、1セツ
トで済ませるのが好ましい。1セツトで円管の開
先合せが行えるようにした構成例を第4図に従つ
て説明する。
Y字形に形成された板材40のV字部端には垂
直に補強板42が溶接等によつて固定設置され、
その上縁部には位置決め棒44が板材40に対し
垂直な方向に溶接により固定される。また、板材
40のI字部の端部には開口部46が設けられ
(開口部16と同様の条件の位置に設ける)、この
開口部46には、治具装着時にクサビ48が挿入
される。
以上の構成において、突き合せ溶接する2本の
配管を板材40が挿入可能な距離に近づけたの
ち、治具本体のI字部より挿入し、位置決め棒4
4を両配管の上表面に当接させる。ついで、2本
の配管を後で板材40を抜き取れる程度にまで接
近させたのち、開口部46にクサビ48を挿入
し、木槌等を用いて叩き込んで固定する。これに
より2本の開先合せが完了し、治具装着部以外の
管縁を溶接することができる。この溶接が終了し
た段階でクサビ48を抜き取り、上側より治具本
体を抜き取る。さらに管縁の未溶接部分を溶接す
ることにより全作業が終了する。
なお、第1図に示す実施例において、管径が比
較的小さくて軽量である場合には、治具の耐強度
を小さくすることができ、第5図のように補強板
を設けることなく、挿入板12に位置決め棒14
を直接取付けることができる。
〔考案の効果〕
以上より明らかなように本考案によれば、突き
合せ面に挿入してクサビにより固定する構造とし
たため、仮溶接を行なうことなく開先合せを行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図及び第3図は本考案による治具の装着状態を示
す正面図及び側面図、第4図は本考案の他の実施
例を示す正面図、第5図は第1図の実施例の変形
例を示す斜視図である。 10……補強板、12……挿入板、14,44
……位置決め棒、16,46……開口部、18…
…内側クサビ、20……外側クサビ、22……
紐、31,32……配管、40……板材、42…
…補強板、48……クサビ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接前の配管の開先合せに用いる治具におい
    て、配管の突合せ面に挿入される挿入板と、該挿
    入板の一端に板面に対し垂直に固定設置されて装
    着時に配管側面に当接する位置決め部材と、取扱
    う管の径端が位置する前記挿入板の端部に設けら
    れる開口部と、治具本体の装着後に前記開口部に
    挿入されるクサビとを具備することを特徴とする
    配管開先合せ用治具。
JP668384U 1984-01-20 1984-01-20 配管開先合せ用治具 Granted JPS60121485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP668384U JPS60121485U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 配管開先合せ用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP668384U JPS60121485U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 配管開先合せ用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121485U JPS60121485U (ja) 1985-08-16
JPS6334797Y2 true JPS6334797Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=30484350

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP668384U Granted JPS60121485U (ja) 1984-01-20 1984-01-20 配管開先合せ用治具

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JP (1) JPS60121485U (ja)

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JPS60121485U (ja) 1985-08-16

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