JP3253755B2 - セグメントの継手構造 - Google Patents

セグメントの継手構造

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JP3253755B2 JP13495893A JP13495893A JP3253755B2 JP 3253755 B2 JP3253755 B2 JP 3253755B2 JP 13495893 A JP13495893 A JP 13495893A JP 13495893 A JP13495893 A JP 13495893A JP 3253755 B2 JP3253755 B2 JP 3253755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数連結させて、円筒
状のトンネル壁体を構成する円弧版状セグメント等のセ
グメントどうしを接合する継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のトンネル工法は、シールドマシン
によって地盤を掘削しながら、その後方で、円弧版状の
セグメントを順次接合して円筒状のトンネル壁体を構築
していく、いわゆるシールド工法が一般的になってきて
いる。そして、セグメントどうしの接合は、互いに接合
するセグメントの継手面に、その継手面に沿った状態で
埋設したプレート状の継手金具どうしを、ボルト・ナッ
ト等の締結部材で締結する手段が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような継手構造の
場合、セグメントの内周面側には、ボルト・ナットの装
着ならびにこれらの締結作業を可能とするための継手凹
所があらかじめ形成されている。ところが、セグメント
の大型化にともなってボルト・ナットが大型化すると、
継手凹所もそれに応じてセグメントの周方向内方に向か
って大きくなり、この継手凹所がセグメント自体あるい
は継手強度の低減を招くおそれがある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、継手凹所をなるべく小さくしてセグメント自体
あるいは継手強度の向上が図られるセグメントの継手構
造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、互いに接合する円弧版状セグメントを、その継手面
同士を突き合わせた状態にて接合させるセグメントの継
手構造であって、前記セグメントには、突き合わせ方向
に向かって次第に厚さが厚くされ、かつ前記継手面同士
を突き合わせることにより、前記セグメントの厚さ方向
に互いに重ね合わされる継手金具を有し、前記継手面同
士を突き合わせて互いに重ね合わせた前記継手金具に、
コ字状に形成された挟持金具を嵌め込むことにより、前
記継手金具同士が挟持されて固定されることを特徴とし
ている。 請求項2記載の発明は、互いに接合する円弧版
状セグメントを、その継手面同士を突き合わせた状態に
て接合させるセグメントの継手構造であって、前記セグ
メントには、挿入孔が形成されたリブ板を有する継手金
具が設けられ、前記継手面同士を突き合わせた状態に
て、前記リブ板の挿通孔に、コ字状に屈曲された挟持金
具の端部を嵌入することにより、前記継手金具同士が固
定されることを特徴としている。 請求項3記載の発明
は、互いに接合する円弧版状セグメントを、その継手面
同士を突き合わせた状態にて接合させるセグメントの継
手構造であって、前記セグメントの内面及び外面の両方
もしくはいずれか一方にスキンプレートが設けられ、そ
れぞれのセグメントのスキンプレートには、前記継手面
側の端部近傍に同一方向へ突出する継手金具が設けら
れ、前記継手面同士を突き合わせて互いに重ね合わせた
前記継手金具に、凹部を有する挟持金具の前記凹部を嵌
合させることにより、前記継手金具同士が挟持されて固
定されることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のセグメントの継手構造によれば、接合
するセグメントの継手端部に設けた継手金具を挟持金具
で挟んで固定することによりセグメントどうしの接合を
なすもので、従来のボルト・ナットの装着ならびにこれ
らの締結作業を可能とするための従来の継手凹所を必要
とせず、挟持金具を挿入するための凹所を形成する必要
はあるものの、その凹所は挟持金具が挿入されるので、
接合完了状態で無駄な凹所の容積がきわめて小となり、
セグメント自体あるいはセグメントどうしの継手強度の
向上が図られる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 ・第1実施例 図1は本発明の第1実施例を示している。符号1のセグ
メントは、多数連結されて円筒状のトンネル壁体を構成
する円弧版状のもので、コンクリートからなるセグメン
ト本体1aの内面にスキンプレート1bが一体に張られ
た合成セグメントである。このセグメント1は、幅方向
に沿った端面どうしが合わせられて1つのリングが構成
され、このリングを、継手部の目地をずらした千鳥状に
配して、長手方向(周方向)に沿った端面どうしを合わ
せることにより円筒状のトンネル壁体が構成される。こ
こで、幅方向に沿った端面をセグメント継手面2、長手
方向に沿った端面をリング継手面3と称する。
【0008】セグメント継手面2には、プレート状の継
手金具4がセグメント本体1aに埋設された状態で設け
られている。この継手金具4は、セグメント継手面2の
一端側でセグメント1の内面側に露出しており、その露
出部分の裏側には凹所5が形成されている。そして、セ
グメント継手面2どうしとともに継手金具4どうしを合
わせ、リング継手面3に合わせられるセグメント1に設
けられた挟持金具6によって固定され、これにより長手
方向に沿うセグメント1どうしが接合される。
【0009】挟持金具6は、一対の側板部6aとこれら
側板部6aの端部どうしを連結する基部6bとからなる
左右対称の門型の金具で、側板部6aは外面がカットさ
れたテーパ状であり、側板部6aの間の間隔は、前記継
手金具4を2枚重ねた厚さよりも僅かに大に設定され、
基部6b側のもっとも厚い部分の厚さは、前記凹所5の
幅よりも僅かに小に設定されている。この挟持金具4
は、リング継手面3に合わせられるセグメント1におけ
るセグメント本体1aの、長手方向中央に、基部6bと
側板部6aの一部が、側板部6aをセグメント継手面3
側にそれぞれ振り分けた状態で埋設され、この状態で、
各側板部6aの先端は、リング継手面3から外側に突出
している。
【0010】そして、セグメント継手面2どうしを合わ
せることにより継手金具4どうしが重ね合わせられた一
対のセグメント1に対し、挟持金具6の各側板部6aを
各凹所5に挿入しながらリング継手面3どうしを合わせ
る。これにより、重ね合わせられた一対の継手金具4が
挟持金具6の側板部6aに挟まれて固定され、もってセ
グメント1どうしの接合がなされる。
【0011】・第2実施例 図2は本発明の第2実施例を示している。この実施例で
は、先の第1実施例の継手金具4に代えて継手金具10
が同じ位置に埋設されている。この継手金具10には、
継手金具10が埋設された側に開口してセグメント1の
幅方向に延びるスリット10aが形成されている。そし
て、セグメント継手面2どうしとともに継手金具10ど
うしを合わせ、これら継手金具10が、挟持金具11あ
るいは挟持金具12によって固定されることにより、セ
グメント1どうしが接合される。
【0012】挟持金具11は、図2(a)(b)に示す
ように、一対のフランジ11aがウエブ11bで一体に
連結された断面H状の金具で、フランジ11aの厚さは
前記凹所5の幅よりも僅かに小に、また、ウエブ11b
の厚さはスリット10aよりも僅かに小に、さらに、ウ
エブ11bの幅は、継手金具10を2枚重ねた厚さより
も僅かに大に設定されている。そして、セグメント継手
面2どうしを合わせることにより継手金具10どうしを
合わせ、一致したスリット10aにウエブ11bを、ま
た、各凹所5にフランジ11aを挿入する。これによ
り、重ね合わせられた一対の継手金具10が挟持金具1
1の各フランジ11aに挟まれて固定されもってセグメ
ント1どうしの接合がなされる。
【0013】図2(c)は複数(この場合2個)の挟持
金具12でセグメント1どうしを接合している状態を示
しており、挟持金具12は、ボルト12a、ワッシャ1
2bおよび図示を省略してあるナットから構成されてい
る。この挟持金具12のボルト12aの外径はスリット
10aよりもワジかに小さく、このボルト12aをスリ
ット10aに挿入し、ボルト12aにナットをねじ込ん
で締結する。これによって、重ね合わせた一対の継手金
具10が挟持金具12のボルト12aの頭部およびナッ
トに挟まれて固定され、もってセグメント1どうしの接
合がなされる。
【0014】・第3実施例 図3は本発明の第3実施例を示している。この実施例
は、接合するセグメント1におけるセグメント本体1a
の継手端部にそれぞれ埋設された継手金具20を挟持金
具21で挟んで固定することにより、セグメント1どう
しを接合する構造である。継手金具20は、プレート部
20aの片面に、セグメント1の幅方向に延びる断面逆
台形状のくさび部20bが一体に形成され、セグメント
継手面2を合わせると、くさび部20bが互いに当接す
るようになっている。継手金具20には、セグメント1
の周方向に延びるアンカー筋22が溶接止めされ、ま
た、継手金具20の外周側には、凹所23が形成されて
いる。
【0015】一方、挟持金具21は、プレート状で、2
つ合わせられた継手金具20のくさび部20bがちょう
ど嵌合する断面逆台形状の嵌合溝21aが形成されてい
る。そして、セグメント継手面2どうしを合わせて一対
の継手金具20を合わせ、嵌合溝21aを各くさび部2
0bに嵌合させながら挟持金具21を凹所22に挿入す
る。これにより、これにより、重ね合わせられた一対の
継手金具20の各くさび部20bが挟持金具21に挟ま
れて固定され、もってセグメント1どうしの接合がなさ
れる。
【0016】・第4実施例 図4は本発明の第4実施例を示しており、この実施例
は、各セグメント1のセグメント本体1aの継手端部に
埋設されてセグメント継手面2側に突出する継手金具3
0を上下に重ね合わせ、これらを挟持金具31で挟んで
固定することによりセグメント1どうしを接合する構造
である。継手金具30は、一端側から他端側に向けて厚
さが漸次大となる断面テーパ状のプレートで、厚さが小
の一端側がセグメント本体1aに埋設されている。継手
金具30は、セグメント継手面2を合わせた状態で上下
に重ね合わせられるようにセグメント本体1aに埋設さ
れ、その状態で、上下の面は互いに平行になる。また、
継手金具30の上下には凹所32が形成されている。
【0017】一方、挟持金具31は、一対の側板部31
aと、これら側板部31aの端部どうしを連結する基部
31bとからなる断面コ字状の型鋼であり、側板部31
a間の間隔は、重ねられた一対の前記継手金具30の厚
さよりも僅かに大に設定されている。そして、上下に重
ね合わせた各継手金具30を側板部31aで挟み、側板
部31aを凹所32に挿入することにより、各継手金具
30が挟持金具31に挟まれて固定され、セグメント1
どうしが接合される。この状態で、挟持金具31の基部
31bの外端面はリング継手面3と面一あるいはそれよ
りも奥に位置してリング継手の邪魔にならないよう配慮
されている。この場合、継手金具30は先端部が厚くな
っているから、接合されたセグメント1が離間する方向
に力が働いても、継手金具30どうしがその方向の移動
を互いに拘束し合い、セグメント1どうしの接合強度が
確保される。
【0018】・第5実施例 図5は本発明の第5実施例を示しており、この実施例
は、各セグメント1のセグメント本体1aの継手端部に
埋設された継手金具40を重ね合わせ、これらを挟持金
具41で挟んで固定することによりセグメント1どうし
を接合する構造である。継手金具40は、セグメント継
手面2の一端側にセグメント継手面2と面一に露出する
端板40aに一対のリブ板40bが間隔をおいて溶接止
めされたもので、リブ板40bには、挟持金具41が挿
入される上下一対の挿通孔40cが形成されている。ま
た、継手金具40のリング継手面3に露出する端面に
は、上下一対の切欠き40dが形成されている。
【0019】一方、挟持金具41は、鋼棒をコ字状に屈
曲させたもので、互いに平行に延びる両端部41aおよ
び両端部41aをつなぐ基部41bからなり、両端部4
1aは、合わせられた一対の各継手金具40のリブ板4
0bの挿通孔40cにそれぞれ挿通されるようになって
いる。このようにして、2つの挟持金具41の両端部4
1aを継手金具40のリブ板40bの挿通孔40cに挿
通して一対の継手金具40を挟んで固定することによ
り、セグメント1どうしが接合される。なお、挟持金具
41の基部41bは切欠き40d内に収納され、リング
継手面3からは突出しないようになっている。
【0020】・第6実施例 図6は本発明の第6実施例を示しており、この実施例に
おいて接合するセグメント1Aは、セグメント本体1a
の内面に加え、外面にもスキンプレート1bが一体に張
られたもので、各セグメント11Aの継手端部に設けら
れた継手金具50を重ね合わせ、これらを挟持金具51
で挟んで固定することによりセグメント1Aどうしを接
合する構造である。セグメント1Aの継手端部の幅方向
一端側には、各上下のスキンプレート1bに、継手金具
50がそれぞれ固着されるとともに、セグメント本体1
aに埋設されている。継手金具50は、セグメント継手
面2に面一な面を有する断面逆台形状のプレートで、リ
ング継手面3側から幅方向奥に向かって漸次幅広となる
テーパ状に形成されている。これら継手金具50はスキ
ンプレート1bの内面に溶接止めあるいはボルト52の
締結によって固着されている。また、スキンプレート1
bと一体に成形してもよい。また、継手金具50の周囲
には、凹所53が形成されている。
【0021】一方、挟持金具51は、図7に示すよう
に、テーパ状のプレートの片面に、2つ合わせた継手金
具50がちょうど嵌合し、幅広側のみに開口51aが形
成された嵌合溝51bが形成されている。プレートと嵌
合溝51bのテーパ方向は、リング継手面3に隙間が生
じないよう互いに逆向きになっている。そして、この挟
持金具51を、互いに重ね合わせた一対の継手金具50
に嵌合溝51bを開口51aから嵌合させていきながら
凹所53に挿入していくことにより、セグメント1Aど
うしが接合される。凹所53は挟持金具51が挿入可能
に設定され、挿入完了の状態で、挟持金具51の幅狭側
の端面は、リング継手面3と面一かあるいは奥側に位置
するようになっている。
【0022】また、図8は第6実施例の変形例を示して
おり、この場合、スキンプレート1bの外側に継手金具
50をそれぞれ一体に形成し、外側から挟持金具51を
挿入している。挟持金具51の外面をセグメント1Aの
内外面と面一にするため挟持金具51が挿入される部分
は凹所となっている。なお、少なくとも外周面側が面一
であればよいことから、図9に示すように、内面側は継
手金具50および挟持金具51が突出するようにしても
よい。
【0023】以上の本発明にもとづく第1〜第6実施例
によれば、接合するセグメントの継手端部に設けた継手
金具を挟持金具で挟んで固定することによりセグメント
どうしの接合をなすもので、いずれの場合も、挟持金具
を挿入して双方の継手金具を挟む構造である。このた
め、従来のボルト・ナットの装着ならびにこれらの締結
作業を可能とするための従来の継手凹所を必要とせず、
挟持金具を挿入するための凹所はあるものの、その凹所
は挟持金具が挿入されるので、接合完了状態で無駄な凹
所の容積がきわめて小となる。したがって、セグメント
自体あるいはセグメントどうしの継手強度の向上が図ら
れ、特に大厚の大型セグメントに好適である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセグメン
トの継手構造によれば、接合するセグメントの継手端部
に設けた継手金具を挟持金具で挟んで固定することによ
りセグメントどうしの接合をなすもので、従来のボルト
・ナットの装着ならびにこれらの締結作業を可能とする
ための従来の継手凹所を必要とせず、挟持金具を挿入す
るための凹所を形成する必要はあるものの、その凹所は
挟持金具が挿入されるので、接合完了状態で無駄な凹所
の容積がきわめて小となり、セグメント自体あるいはセ
グメントどうしの継手強度の向上が図られ、特に大厚の
大型セグメントに好適であるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】(a)は本発明の第2実施例の斜視図、(b)
はその要部の斜視図、(c)は第2実施例の変形例の斜
視図である。
【図3】本発明の第3実施例の斜視図である。
【図4】本発明の第4実施例の斜視図である。
【図5】本発明の第5実施例の斜視図である。
【図6】本発明の第6実施例の正面図である。
【図7】本発明の第6実施例の挟持金具の斜視図であ
る。
【図8】第6実施例の変形例の正面図である。
【図9】第6実施例の他の変形例の正面図である。
【符号の説明】
1 セグメント 4、10、20、30、40、50 継手金具 6、11、12、21、31、41、51 挟持金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−118497(JP,A) 特開 平5−263594(JP,A) 実開 平2−15700(JP,U) 実公 昭50−33847(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/04 E21D 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接合する円弧版状セグメントを、
    その継手面同士を突き合わせた状態にて接合させるセグ
    メントの継手構造であって、 前記セグメントには、突き合わせ方向に向かって次第に
    厚さが厚くされ、かつ前記継手面同士を突き合わせるこ
    とにより、前記セグメントの厚さ方向に互いに重ね合わ
    される継手金具を有し、前記継手面同士を突き合わせて
    互いに重ね合わせた前記継手金具に、コ字状に形成され
    た挟持金具を嵌め込むことにより、前記継手金具同士が
    挟持されて固定される ことを特徴とするセグメントの継
    手構造。
  2. 【請求項2】 互いに接合する円弧版状セグメントを、
    その継手面同士を突き合わせた状態にて接合させるセグ
    メントの継手構造であって、 前記セグメントには、挿入孔が形成されたリブ板を有す
    る継手金具が設けられ、前記継手面同士を突き合わせた
    状態にて、前記リブ板の挿通孔に、コ字状に屈曲された
    挟持金具の端部を嵌入することにより、前記継手金具同
    士が固定されることを特徴とするセグメントの継手構
    造。
  3. 【請求項3】 互いに接合する円弧版状セグメントを、
    その継手面同士を突き合わせた状態にて接合させるセグ
    メントの継手構造であって、 前記セグメントの内面及び外面の両方もしくはいずれか
    一方にスキンプレートが設けられ、それぞれのセグメン
    トのスキンプレートには、前記継手面側の端部近傍に同
    一方向へ突出する継手金具が設けられ、前記継手面同士
    を突き合わせて互いに重ね合わせた前記継手金具に、凹
    部を有する挟持金具の前記凹部を嵌合させることによ
    り、前記継手金具同士が挟持されて固定されることを特
    徴とするセグメントの継手構造。
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