JPH11267888A - 鋼管溶接用芯出しリング治具 - Google Patents

鋼管溶接用芯出しリング治具

Info

Publication number
JPH11267888A
JPH11267888A JP9061198A JP9061198A JPH11267888A JP H11267888 A JPH11267888 A JP H11267888A JP 9061198 A JP9061198 A JP 9061198A JP 9061198 A JP9061198 A JP 9061198A JP H11267888 A JPH11267888 A JP H11267888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
ring
jig
plate
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9061198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Minoda
勇造 蓑田
Akinori Iwamoto
明則 岩本
Takao Kanetani
孝夫 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANDO TEKKO KENSETSU KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
ANDO TEKKO KENSETSU KK
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANDO TEKKO KENSETSU KK, Nippon Steel Corp filed Critical ANDO TEKKO KENSETSU KK
Priority to JP9061198A priority Critical patent/JPH11267888A/ja
Publication of JPH11267888A publication Critical patent/JPH11267888A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 治具の単純化と軽量化と溶接作業の簡略化が
図られると共に、鋼管に対し着脱自在で、繰返し使用が
可能な鋼管溶接用芯出しリング治具を提供する。 【解決手段】 複数分割された部材からなり、鋼管1の
外周に着脱自在に固定できるリングプレ−ト11と、リ
ングプレ−ト11に設けられた固定プレ−ト12とから
なる治具本体10と、相対して配設される前記治具本体
10の前記固定プレ−ト12に跨って配設され、ボルト
16、ナット17により両固定プレ−ト12間を連結す
るスプライスプレ−ト22とからなる構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は張弦梁及び屋根トラ
ス等の鋼管構造物の工事現場において、鋼管同士を溶接
する前に芯出しして保持するのに使用する鋼管溶接用芯
出しリング治具に係り、特に鋼管に着脱自在に取り付け
ることのできる鋼管溶接用芯出しリング治具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管同士の溶接に際し、各鋼管の
4芯出しと肌合わせを行って繋ぎ合わせるための構造
は、例えば図18、図22のようになされている。各図
に示すとおり、対をなす鋼管1の各管端部外周に90°
間隔で、つまり4芯にエレクションピース2を溶接し、
相対するエレクションピース2に跨がってその両側にス
プライスプレート3を当てがい、エレクションピース2
とスプライスプレート3に開設のボルト挿入孔4にボル
ト5を挿入し、ナット6を締結することにより鋼管1の
4芯出しと肌合わせを行なって繋ぎ合わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋼管芯合わせ固
定構造によると次の問題点がある。 図20に示すように鋼管製作段階で鋼管の端部外周
にエレクションピース2を溶接するため、その溶接によ
り鋼管1に点線(イ)のような扁平,ねじれが生じる。 その扁平,ねじれ防止のため、図21に示すように
鋼管1の内面に丸鋼等のステー7等の材料が必要とな
る。 鋼管を現地組み立て溶接後、図22に示すように切
断、仕上げ位置8でエレクションピース2をガス切断等
で切除しなければならない。 エレクションピース2の切断は、0〜5mmを残し
てその後グラインダー掛け等で仕上げを施さなければな
らないので、その作業に時間がかかる。 前記の仕上げ程度によっては、強度劣化があり、ま
た美観が損なわれる。
【0004】前記のように従来の鋼管芯合わせ固定構造
によると〜などの煩わしい問題があった。本発明は
前記の課題を解決した鋼管溶接用芯出しリング治具を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係る鋼管溶接用芯出しリング治具は、複数
分割された部材を結合して、鋼管の外周に着脱自在に固
定できるリング状部材及び、リング状部材に設けられた
固定ピースとからなる治具本体と、相対して配設される
前記治具本体の前記固定ピースに跨がって配設され、ボ
ルト,ナットにより両固定ピース間を連結するスプライ
スプレートとからなる構成を特徴とする。 本発明にお
いて、前記リング状部材を構成する複数の分割部材の端
部にはフランジプレートが設けられ、フランジプレート
同士がボルト,ナットで締結されると共に、フランジプ
レートと配置角度を異にして前記固定ピースが設けられ
る構成とするのがよい。また、本発明において、前記リ
ング状部材を構成する複数の分割部材の端部にはフラン
ジプレートが設けられ、このフランジプレートは固定ピ
ースを兼ねていて、相対して配設される前記治具本体の
前記フランジプレートは、両フランジプレートに跨がっ
て配設され、ボルト,ナットで固着されるスプライスプ
レートにより連結される構成とするのがよい。また、本
発明において、前記リング状部材には鋼管吊下げフック
の係合部を設けるとよい。また、本発明の鋼管溶接用芯
出しリング治具は、複数分割された部材をヒンジ部を介
して開閉自在に結合して鋼管の外周に着脱自在に固定で
きるようにしたリング状部材を軸方向に間隔をあけて複
数配設し、各リング状部材を軸方向に伸長するスプライ
スプレートで連結してなる治具本体を具備し、前記スプ
ライスプレートを相対して配設される鋼管外周に固着し
た位置決めピースの両側面に当てがい、これら部材間を
着脱自在にボルト結合してなる構成を特徴とする。ま
た、本発明の鋼管溶接用芯出しリング治具は、鋼管の外
周に着脱自在に固定できるリング状部材を軸方向に間隔
をあけて複数配設し、前記各リング状部材における複数
分割された分割部材の間を軸方向に慎重するスプライス
プレートで連結し、前記各分割部材の両端部に設けたス
プライスプレート間を鋼管外周に固着した位置決めピー
スを中間に位置させて、または位置決めピースを中間位
置させずにボルトにより着脱自在に結合してなる構成を
特徴とする。
【0006】本発明によると、リング状部材を鋼管に着
脱自在に取付け、相対して配設のリング状部材における
両固定ピースに跨がってスプライスプレートを配設し、
両部材をボルト,ナットで固着することにより、相対す
る鋼管の4芯及び肌合わせができるので、鋼管の溶接接
続に際し、現地での治具の組み立て、溶接作業の簡略
化、治具の軽量化、治具の取付け作業の単純化等が図ら
れ、かつリング治具の繰り返し利用が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1と図2は、第1実施形態に係
る鋼管芯出し用のリング治具における治具本体10の側
面図と正面図である。この治具本体10はリングプレー
ト11と、このリングプレート11に設ける固定プレー
ト12を主要素としている。
【0008】前記リングプレート11は所定板厚の金属
板を半円状に切削形成してなる2つの分割部材11aを
組合わせて構成される。この半円状の分割部材11aの
両端にフランジプレート13が固着されており、フィラ
ープレート14を中間に介在させて相対する半円状の分
割部材11aのフランジプレート13を重合し、そのボ
ルト挿入孔15に固定ボルト16を挿入したうえ、固定
ボルト16にナット17を締結することでリングが構成
される。リングプレート11の外周縁対称位置には鋼管
吊下げ用フックの引掛け孔18が設けられている。
【0009】前記リングプレート11の一側面で、前記
フランジプレート13と配置位置を異にして、かつ適宜
の角間隔で3個の固定プレート12が溶接で固定されて
いる。固定プレート12は所定長、所定幅で、所定板厚
の金属板を切削して構成され、複数のボルト挿入孔15
を有し、また先端内側に円弧状の切欠き部19が形成さ
れている。
【0010】リングプレート11の固定プレート12を
設けた側面と反対の側面に補強用の複数のリブプレート
20が設けられる。リブプレート20は、固定プレート
12と同じ配置位置でもよいし、他の位置に配置しても
構わない。スプライスプレートは図1、図2では省略し
てある。
【0011】相対する鋼管1の芯合わせを行なう際は、
予め図4、図5に略図的に示すように、環状に曲げたイ
ンサートプレート23をルートギャップ21を通り両鋼
管1の内周端部に跨がって配設する。このインサートプ
レート23の外面に設けたねじ軸24が鋼管1に設けた
長孔25を通って外方に突出しており、そのねじ部につ
まみ26を螺着してあり、このつまみ26を操作してイ
ンサートプレート23を鋼管1の長手方向に移動させな
がら、適正位置に固定する。なお、このインサートプレ
ート23は溶接の際溶接の肉を鋼管の内側に廻り込ませ
ることなく、ルートギャップ21に円滑に溶接を行わせ
る機能も併用する。
【0012】また、鋼管1の全周360°方向に溶接を
行うに際して、図4に示すようにスプライスプレート2
2と鋼管1の管端面との間には間隙27が形成されてい
るので、このスプライスプレート22の内側を間隙27
を介して円滑に溶接できる。
【0013】ルートギャップ21の溶接が終了したとき
は、ボルト16,ナット17を緩めてスライスプレート
22を固定プレート12から取外し、また、ボルト1
6,ナット17を緩めてリングプレート11を分割部材
11aに分割したうえ、鋼管1から取外す。この治具本
体10は鋼管1に着脱自在に取付けるたびに繰り返し使
用できる。
【0014】また、リングプレート11にはフック引掛
け孔18が設けてあるので、この引掛け孔18に鋼管吊
下げクレーンのフックを引掛けて鋼管1を吊ることがで
き、このリング治具を吊具として機能させることができ
る。
【0015】前記治具本体10を鋼管1に着脱自在に固
着し、相対する鋼管1を芯出し、肌合わせで繋ぎ合わせ
る手順は次のとおりである。 図3に示すようにリングプレート11の分割部材1
1aを鋼管1の外周に当てがい、管端とリングプレート
とを直角にして相対するフランジプレート13間をボル
ト16,ナット17で締結することで、当該リングプレ
ート11を鋼管1の端部に固着する。 相手側の鋼管1にも前記のように治具本体10を取
付ける。 治具本体10を固着した一対の鋼管1の端部同士を
図4に示すようにルートギャップ21を有して向かい合
わせる。 接合に際しては、インサートプレート14を鋼管1
の内側に差込み芯合わせを行う。 相対する固定プレート12に跨がって、かつ各プレ
ートの両側面にスライスプレート22を当てがい、各部
材のボルト挿入孔15にボルト16を挿入し、このボル
ト15にナット17を締結する。これにより、図4に示
すように相対する鋼管1は溶接面のルートギャップ21
を有して、かつ4芯合わせと肌合わせを行うことがで
き、この状態でルートギャップ21に溶接を施すこと
ができる。
【0016】図6〜図8は本発明の第2実施形態に係る
リング治具を示す。第2実施形態ではリングプレート1
1の2分割された分割部材11aの端部に設けられるフ
ランジプレート13が固定プレート12と同様の機能を
兼用している。つまり、フランジプレート13の一方の
端部13aは鋼管1の管端1aにまで伸長しており、か
つ複数のボルト挿入孔15が設けられている。
【0017】したがって、第2実施形態では、図6に示
すように分割部材11aの両端の相対するフランジプレ
ート13をフィラープレート14を挾んで、固定ボルト
16とナット17により結合することでリングプレート
11を鋼管1の外周に着脱自在に固着する。つづいて、
図7に示すように相対するリングプレート11の各フラ
ンジプレート13に跨がって、その両側にスプライスプ
レート22を当てがい、各部材のボルト挿入孔を通して
ボルト16を挿入し、これにナット17を締結する。他
の固定プレート12においても、第1実施形態と同様に
相対するリングプレート11の各固定プレート12に跨
がってその両側にスプライスプレート22を当てがい、
各部材のボルト挿入孔を通してボルト16を挿入し、こ
れにナット17を締結する。
【0018】第2実施形態においては、相対するリング
プレート11の固定プレート12間をスプライスプレー
ト22で結合するのに加えて、分割部材11aの相対す
るフランジプレート13間もスプライスプレート22で
結合するので、特に大径鋼管の4方芯出し、肌合わせを
行なう場合には、この第2実施形態の芯出し用リング治
具を用いることで、より簡易な構造でその芯出しと肌合
わせを行うことができる。この第2実施形態の芯出しリ
ング治具においても、鋼管1への取付け手順は第1実施
形態に準じて行ない、かつルートギャップ21の溶接も
第1実施形態と同様に行う。なお、図6〜図8ではイン
サートプレートは図示省略した。
【0019】なお、鋼管1を円形に保持し、かつ鋼管1
外周とリングプレート11のリブプレート20との間及
び、フランジプレート13との間の圧接を保持するため
に、必要に応じて、この鋼管1の外周とリブプレート2
0の間及び、フランジプレート13との間に鋼管外周の
接線方向から調整用コッターを圧入してもよい(但し、
図示省略する)。
【0020】図9〜図13は、本発明の第3実施形態に
係るリング治具を示す。この第3実施形態では、リング
プレート11の2分割された半円状の分割部材11aの
一端部がヒンジ部28によって回動自在に連結され、か
つこの分割部材11aが軸線方向に所定の間隔離して平
行に配設されていて、この軸線方向に配置の各分割部材
11aの半円形両端部の間はフランジプレートを兼ねる
スプライスプレート22で連結されている。スプライス
プレート22には複数のボルト挿入孔15が開設され、
かつ、中間部内側面に円弧状の切欠き部29が設けられ
ている。さらに、180°間隔に配置の2つのスプライ
スプレート22の中間の位置において、リブプレート3
0が軸線方向に間隔を離して配置の分割部材11aに跨
がって設けられている。
【0021】第3実施形態のリング治具は、主としてΦ
100〜350mmの比較的小径管の芯出し肌合わせに
適しており、図9、図12、図13などに示すように鋼
管1の端部外周に1つの位置決めピース31を仮溶接し
ておき、相対する鋼管1の端部を近接したうえ、図13
に示すように、リングプレート11の左右の分割部材1
1aをヒンジ部28を介して開いたうえ、鋼管1を挾持
して再び閉じ、ヒンジ部28と反対側のスプライスプレ
ート22を、相対する鋼管1の両位置決めピース31に
跨がってその両側面に当てがい、各部材のボルト挿入孔
15を通して固定ボルト16を挿入し、そのねじにナッ
ト17を締結する。
【0022】前記のように、リングプレート11におけ
る左右の分割部材11aを閉じ、かつボルト16で鋼管
1の外周を締結する作業に伴って自動的に相対する鋼管
1の芯出しと肌合わせができ、しかも、スプライスプレ
ート22と位置決めピース31とのボルト結合により、
適性なルートギャップ21を確保でき円滑な溶接作業を
行うことができる。
【0023】図14〜図17は、本発明の第4実施形態
に係るリング治具を示す。この第4実施形態では、2分
割された半円状の分割部材11aからなるリングプレー
ト11が、それぞれの軸線方向に所定の間隔離して平行
に4組配設されていて、この軸線方向に配置の各分割部
材11aの半円形両端部の間はフランジプレートを兼ね
るスプライスプレート22で連結されている。スプライ
スプレート22には複数のボルト挿入孔15が開設さ
れ、かつ、中間部内側面に円弧状の切欠き部29が設け
られている。
【0024】さらに、180°間隔の2つのスプライス
プレート22の中間の位置において、リブプレート30
が、軸線方向に間隔を離して配置の分割部材11aに跨
がって設けられている。さらに、軸線方向両端部寄りに
位置するそれぞれ2つのリングプレート11における分
割部材11aの間が、補強連結プレート32で連結され
ている。
【0025】第4実施形態のリング治具は、主としてΦ
400mm以上の大径管の芯出し肌合わせに適してお
り、図14、図17などに示すように第3実施形態と同
様鋼管1の端部外周に1つの位置決めピース31を仮溶
接しておき、相対する鋼管1の端部を近接したうえ、リ
ングプレート11の左右の分離した分割部材11aを鋼
管1の外周に当てがって挾持し、スプライスプレート2
2を、相対する鋼管1の両位置決めピース31に跨がっ
てその両側面に当てがい、各部材のボルト挿入孔15を
通してボルト16を挿入し、そのねじにナット17を締
結する。
【0026】第4実施形態は、第3実施形態と同様にリ
ングプレート11における左右の分割部材11aを閉
じ、かつボルト16で鋼管1の外周を締結する作業に伴
って自動的に相対する鋼管1の芯出しと肌合わせがで
き、しかも、スプライスプレート22と位置決めピース
31とのボルト結合により、適性なルートギャップ21
を確保して円滑な溶接作業を行うことができる。特に、
この第4実施形態では、スプライスプレート22が第3
実施形態のスプライスプレート22よりも広幅、長寸で
あって、この大形のスプライスプレート22が4本のリ
ングプレート11でより強固に結合されており、しか
も、各リングプレート11の左右の分割部材11aは分
離構成されているので、大径の鋼管1へ装着するうえで
好都合であり、しかも、この大径の鋼管1をより強固な
力で確実に締結して芯出しと肌合わせを行うことがき
る。
【0027】本発明の実施形態では、リングプレート1
1は2分割した部材を結合して構成する例を示したが、
2分割以上の複数分割してもよい。また、他の構成につ
いても、適宜に設計変更して構わない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、鋼
管溶接用芯出しリング治具は鋼管に対して着脱自在であ
るので、従来例における鋼管に溶接するエレクションピ
ースが不要となり、材料の節減、工場における部品の組
み立て工数の低減、溶接工数の低減、さらに現地組み立
て作業工数の低減、仕上げ作業の低減、品質向上等が可
能となったので、これらにより鋼管の溶接接合における
品質向上と、コスト低減に極めて優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る芯出しリング治具
の側面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】芯出しリング治具を鋼管に取付けた状態の側面
図である。
【図4】相対する鋼管を芯出しリング治具を用いて芯出
し固定した状態の側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】発明の第2実施形態に係る芯出しリング治具を
取付けた鋼管を相対して配置した状態の側面図である。
【図7】図6の芯出しリング治具を用いて相対する鋼管
を芯出し固定した状態の側面図である。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】(A)、(B)は発明の第3実施形態に係る芯
出しリング治具の取付け対象である鋼管を相対して配置
した状態の正面図と側面図である。
【図10】(A)、(B)は第3実施形態に係る芯出し
リング治具の正面図と側面図である。
【図11】第3実施形態に係る芯出しリング治具を相対
して配設の鋼管に取付けた状態の側面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11の芯出しリング治具の開放時の側面図
である。
【図14】発明の第4実施形態に係る芯出しリング治具
の取付け対象である鋼管を相対して配置した状態の側面
図である。
【図15】第4実施形態に係る芯出しリング治具の側面
図である。
【図16】発明の第4実施形態に係る芯出しリング治具
を相対して配設の鋼管に取付けた状態の側面図である。
【図17】図16の左側面図である。
【図18】従来例に係る鋼管の溶接用芯合わせ固定構造
を示す側面図である。
【図19】図18の左側面図である。
【図20】従来のエレクションピ−スを取り付けた段階
の鋼管の側端面図である。
【図21】従来のエレクションピ−スを取り付ける前の
段階で鋼管内側を仮補強した管端側面図である。
【図22】従来のエレクションピ−スの切断、仕上げを
示す管端側面図である。
【符号の説明】
1 鋼管 2 エレクションピ−ス 3 スプライスプレ−ト 4 ボルト挿入孔 5 ボルト 6 ナット 7 ステ− 8 切断・仕上げ位置 10 治具本体 11 リングプレ−ト 11a 分割部材 12 固定プレ−ト 13 フランジプレ−ト 14 フイラ−プレ−ト 15 ボルト挿入孔 16 固定ボルト 17 ナット 18 フック引掛け孔 19 切欠き部 20 リブプレ−ト 21 ル−トギャップ 22 スプライスプレ−ト 23 インサ−トプレ−ト 24 ねじ軸 25 長孔 26 つまみ 27 間隙 28 ヒンジ部 29 円弧状切欠き部 30 リブプレート 31 位置決めピース 32 補強連結プレート
フロントページの続き (72)発明者 金谷 孝夫 秋田県能代市能代町字中川原26番地の706 株式会社安藤鉄工建設内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数分割された部材を結合して鋼管の外
    周に着脱自在に固定できるリング状部材及び、リング状
    部材に設けられた固定ピースとからなる治具本体と、相
    対して配設される前記治具本体の前記固定ピースに跨が
    って配設され、ボルト,ナットにより両固定ピース間を
    連結するスプライスプレートとからなる鋼管溶接用芯出
    しリング治具。
  2. 【請求項2】 前記リング状部材を構成する複数の分割
    部材の端部にはフランジプレートが設けられ、フランジ
    プレート同士がボルト,ナットで締結されると共に、こ
    のフランジプレートと配置角度を異にして前記固定ピー
    スが設けられている請求項1に記載の鋼管溶接用芯出し
    リング治具。
  3. 【請求項3】 前記リング状部材を構成する複数の分割
    部材の端部にはフランジプレートが設けられ、このフラ
    ンジプレートは固定ピースを兼ねていて、相対して配設
    される前記治具本体の前記フランジプレートは、両フラ
    ンジプレートに跨がって配設され、ボルト,ナットで固
    着されるスプライスプレートにより連結される構成を特
    徴とする請求項1記載の鋼管溶接用芯出しリング治具。
  4. 【請求項4】 前記リング状部材には鋼管吊下げフック
    の係合部が設けてある構成を特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の鋼管溶接用芯出しリング治具。
  5. 【請求項5】 複数分割された部材をヒンジ部を介して
    開閉自在に結合して鋼管の外周に着脱自在に固定できる
    ようにしたリング状部材を、軸方向に間隔をあけて複数
    配設し、各リング状部材を軸方向に伸長するスプライス
    プレートで連結してなる治具本体を具備し、前記スプラ
    イスプレートを相対して配設される鋼管外周に固着した
    位置決めピースの両側面に当てがい、これら部材間を着
    脱自在にボルト結合してなる鋼管溶接用芯出しリング治
    具。
  6. 【請求項6】 鋼管の外周に着脱自在に固定できるリン
    グ状部材を軸方向に間隔をあけて複数配設し、前記各リ
    ング状部材における複数分割された分割部材の間を軸方
    向に伸長するスプライスプレートで連結し、前記各分割
    部材の両端部に設けたスプライスプレート間を相対して
    配設される鋼管外周に固着した位置決めピースを中間に
    位置させて、または位置決めピースを中間に位置させず
    にボルトにより着脱自在に結合してなる鋼管溶接用芯出
    しリング治具。
JP9061198A 1998-03-20 1998-03-20 鋼管溶接用芯出しリング治具 Pending JPH11267888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061198A JPH11267888A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 鋼管溶接用芯出しリング治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061198A JPH11267888A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 鋼管溶接用芯出しリング治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11267888A true JPH11267888A (ja) 1999-10-05

Family

ID=14003286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9061198A Pending JPH11267888A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 鋼管溶接用芯出しリング治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11267888A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10354696A1 (de) * 2003-11-24 2005-06-23 Intega Hans J. Jehl Gmbh Heftvorrichtung
CN102728985A (zh) * 2012-06-21 2012-10-17 中国十五冶金建设集团有限公司 一种厚壁钢制筒体的对接焊接方法
CN104723011A (zh) * 2013-12-24 2015-06-24 齐齐哈尔轨道交通装备有限责任公司 用于筒体焊接的辅助定位装置及其辅助定位系统
WO2015095374A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-25 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes
CN107214466A (zh) * 2017-06-22 2017-09-29 五冶集团上海有限公司 用于管道制作对口的调整装置
CN107654762A (zh) * 2017-08-30 2018-02-02 中建六局安装工程有限公司 一种抱箍及其施工方法
CN111185703A (zh) * 2020-01-14 2020-05-22 成都谦睿哲环保科技有限公司 一种过滤筒组装用拼接机构
JP7090787B1 (ja) * 2021-12-09 2022-06-24 日鉄エンジニアリング株式会社 治具付き鋼管および鋼管の芯合わせ方法
US12103247B2 (en) 2013-12-18 2024-10-01 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10354696B4 (de) * 2003-11-24 2006-10-26 Intega Hans J. Jehl Gmbh Heftvorrichtung
DE10354696A1 (de) * 2003-11-24 2005-06-23 Intega Hans J. Jehl Gmbh Heftvorrichtung
CN102728985A (zh) * 2012-06-21 2012-10-17 中国十五冶金建设集团有限公司 一种厚壁钢制筒体的对接焊接方法
US10780649B2 (en) 2013-12-18 2020-09-22 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes
WO2015095374A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-25 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes
US9415542B2 (en) 2013-12-18 2016-08-16 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes
US12103247B2 (en) 2013-12-18 2024-10-01 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes
US11813804B2 (en) 2013-12-18 2023-11-14 Isco Industries, Inc. Assembly and method of coupling pipes
CN104723011A (zh) * 2013-12-24 2015-06-24 齐齐哈尔轨道交通装备有限责任公司 用于筒体焊接的辅助定位装置及其辅助定位系统
CN107214466A (zh) * 2017-06-22 2017-09-29 五冶集团上海有限公司 用于管道制作对口的调整装置
CN107654762A (zh) * 2017-08-30 2018-02-02 中建六局安装工程有限公司 一种抱箍及其施工方法
CN111185703A (zh) * 2020-01-14 2020-05-22 成都谦睿哲环保科技有限公司 一种过滤筒组装用拼接机构
JP7090787B1 (ja) * 2021-12-09 2022-06-24 日鉄エンジニアリング株式会社 治具付き鋼管および鋼管の芯合わせ方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101187678B1 (ko) 풍차 터빈용 타워 부분, 통공 덮개 시스템, 타워 부분의제조 방법 및 그것의 이용
JPH11267888A (ja) 鋼管溶接用芯出しリング治具
KR101485101B1 (ko) 강관 트러스 구조물의 시공방법
JP6819870B2 (ja) 防護管、水中ケーブル、及び水中ケーブルの布設方法
JPH10273976A (ja) コンクリート柱の耐震補強装置
JP4750414B2 (ja) 仮付け溶接用固定治具
JPS58199696A (ja) 配管仮組み治具
JP3308395B2 (ja) 鋼管継手及びこれを使用した鋼管の継手部構造
JP2000328557A (ja) 杭の継手構造及びその施工方法
JPH10184625A (ja) パイプ用結合金具及びその製造方法
US20080047221A1 (en) Steel Frame Beam-Reinforcing Metal Fixture
JPS6068196A (ja) 配管溶接治具
JP2002120095A (ja) 相貫体溶接時のパイプの位置決め方法
JPH08121088A (ja) セグメントの継手構造
JP7090787B1 (ja) 治具付き鋼管および鋼管の芯合わせ方法
JP2005213855A (ja) 機械式鉄筋継ぎ手
JP2000263292A (ja) 鋼管溶接用芯出し治具
JP2841146B2 (ja) 構造部材の継手部構造
JP2003307032A (ja) 柱鋼管の接合方法及び固定用治具
JPH09234562A (ja) バンド金物を用いた現場溶接工法
JP2001214543A (ja) 継材用仕口
JPH0747453Y2 (ja) 杭の継手構造
JPS6157764A (ja) 接続金具
JP4727091B2 (ja) 鉄筋鉄骨コンクリート構造物における鉄骨継手構造
JP4075623B2 (ja) 鋼管の接合構造及び接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20060804

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060822

A977 Report on retrieval

Effective date: 20071219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080624

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02