JP2000328557A - 杭の継手構造及びその施工方法 - Google Patents

杭の継手構造及びその施工方法

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JP2000328557A
JP2000328557A JP11138559A JP13855999A JP2000328557A JP 2000328557 A JP2000328557 A JP 2000328557A JP 11138559 A JP11138559 A JP 11138559A JP 13855999 A JP13855999 A JP 13855999A JP 2000328557 A JP2000328557 A JP 2000328557A
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piles
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Hikoshiro Funayama
彦四郎 舟山
Satoru Toyoda
哲 豊田
Takashi Araki
隆 荒木
Keizo Fujikawa
圭三 藤川
Tetsuya Nomura
哲也 野村
Kazuyoshi Tsuda
和義 津田
Yoshihiko Murata
好彦 村田
Akio Yamada
明朗 山田
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KOJIMA SEISAKUSHO KK
UNION PILE KK
YOCON CORP
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Nippon Hume Pipe Co Ltd
Asahi Kasei Construction Materials Corp
Mitani Sekisan Co Ltd
Kojima Manufacturing Co Ltd
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】杭基礎を構築する際に既に打ち込まれた杭に新
たな杭を接続する作業を容易に、かつ天候の影響を受け
ることなく施工することが出来る方法を目的としてい
る。 【解決手段】コンクリート本体1の端部に端板2と円筒
側板3とからなる継手部材Bを固着した一対の杭Aを接
続する施工方法である。既に打ち込まれた下方の杭Aの
上端部の周りに、複数のガイド片16と緊結リング15
とよりなるガイド治具14を取り付け、クレーン等によ
って吊り上げられた上方の杭Aの下端部を下降させなが
らガイド片16でガイドして両方の杭Aの軸芯を合致さ
せ、同時に下方の杭Aの端板2に突設された単数のガイ
ドピン4の先端を上方の杭Aの端板2に設けられた単数
のピン穴5に嵌入して、前記上下の円筒側板3に設けら
れたネジ穴6を軸方向に合致させ、接続片9を円筒側板
3に締結して一対の杭Aを接合する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートパイ
ル等の杭を長手方向に接続する際の作業を容易に実施し
得るように構成した杭の継手構造及びその施工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】杭基礎に用いるコンクリート杭は長手方
向の両端に鋼製の端板が設けられており、杭どうしを接
続する場合には、既に打ち込まれた杭の端板に新たな杭
の端板を当接させて外周を溶接するのが一般的である。
しかし、前記溶接作業は所謂横向き姿勢の溶接であり高
度な技能が要求されるという問題や、杭基礎の施工現場
は屋外であるのが一般であり、工程の進捗が天候の影響
を受けざるを得ないという問題がある。
【0003】そこで溶接によることなく杭を接続するこ
とで上記問題を解決する技術が提案されている。例えば
実開平6-87430 号公報に開示された技術は、接続すべき
杭の端部近傍の外周に1条或いは多数条の円環溝を設
け、この円環溝に嵌合する円環突条を内径に有し外径に
円錐テーパを付し円周を2つ割りした円筒状の内リング
を両方の杭に跨がって杭に外嵌し、内径に前記内リング
の外径に外嵌する内径円錐テーパを持つ円筒形状の外リ
ングを前記内リングに嵌め、杭軸方向に内リング上を摺
動させて該内リングを締め付けるようにしたものであ
る。
【0004】上記技術では、外リングを杭の軸方向に摺
動移動させたとき、該リングのテーパが内リングのテー
パに圧接することにより内リングを締め付け、杭を溶接
することなく接続することが出来る。このため、天候の
影響を受けることなく杭の接続作業を実施することが出
来、且つ作業時間を短縮することが出来る。
【0005】しかし、上記技術では、杭を接続する際
に、既に打ち込まれた杭に外リングを挿通する作業、当
接させた杭の端板に2個の内リングを外嵌させて保持す
る作業、保持された内リングに外嵌された外リングを軸
方向に摺動移動させる作業等の作業が必要となる。これ
らの作業は全て作業員が行うこととなるが、1人の作業
員が全ての作業を行うことは出来ず、狭い場所に数人の
作業員が交錯して作業を行うこととなり作業が煩雑化す
るという問題や、内リング及び外リング等の重量物を扱
うため作業員に負担を強いることとなるという問題があ
る。
【0006】また、外リングは、内リングに外嵌された
後、軸方向に摺動移動するため、内面に形成されたテー
パ部の小径側は少なくとも杭の外径よりも充分に大きい
径を有することが必要である。即ち、外リングは杭の外
周から大きく突出することとなり、該杭を打ち込む際の
抵抗となるという問題がある。更に、外リングに上方か
ら何らかの力が作用した場合に、該外リングが外れてし
まう虞もある。また予め外リングを下杭の周りに挿入す
る際に、外リングの内周面に設けられたテーパの傾きを
間違えて挿入させてしまうという問題もあった。この場
合には外リングの差し直し等をしなければならないの
で、その作業が大変になるという問題があった。
【0007】本件出願人等は、上記各問題を解決して天
候の影響を受けることなく作業を実施することが出来、
且つ作業員の負担を軽減させて作業性の向上をはかるこ
とが出来る杭の継手構造を開発して特許出願している
(特願平10−121467号)。しかし、この技術で
あっても未だ完全なものではなく、既に打ち込まれた杭
に新たな杭を接続する際に、両者の継手部材に形成され
たネジ穴を軸方向に正確に一致させるのが容易ではない
という問題、即ち、新たな杭を吊り下げた状態で微妙に
回転させつつ、両杭の周方向の位置合わせを行わなけれ
ばならないという問題が生じている。
【0008】そこで本件特許出願人等は前述の継手構造
をより発展させて、一対の杭の位置合わせを容易に行う
ことが出来る杭の継手構造として次の技術を既に開発
し、特許出願をしている(特開平10−298978
号)。
【0009】この特許出願に係る杭の継手構造は、杭の
断面形状と対応した形状を有する端板と該端板の内面側
の所定位置に突設され所定の肉厚を持った円筒側板とか
らなり、前記端板の外周面に円筒側板を突設した内面側
から端面側に向かって径が拡大するテーパ部を形成する
と共に外面の少なくとも2か所にガイドピンを嵌合させ
るピン穴を形成し更に前記円筒側板に所定のピッチで且
つピン穴の位置と対応させて複数のネジ穴を形成した継
手部材を端部に固着した一対の杭と、前記継手部材の端
板の外周を複数に分割した円弧状に形成され内面に継手
部材の端板外周に形成したテーパ部と略等しい一対のテ
ーパ部を対向して形成すると共に該テーパ部の近傍であ
って円筒側板に形成したネジ穴と等しいピッチで複数の
ボルト穴を形成した接続部材とを有し、前記一対の杭の
継手部材を対向させ、一方の継手部材のピン穴に嵌合さ
せたガイドピンを他方の継手部材のピン穴に嵌合させる
と共に継手部材の外周に複数の接続部材を配置し、該接
続部材のボルト穴にボルトを挿通して継手部材の円筒側
板に形成されたネジ穴に締結したものである。
【0010】上記継手構造では、端板の内面側の所定位
置に所定の厚さを持った円筒側板を突設してなり、端板
の外周には端面側に向かって径が拡大するテーパ部を形
成すると共に外面の少なくとも2か所にピン穴を形成
し、円筒側板には所定のピッチで且つピン穴の位置と対
応させて複数のネジ穴を形成した継手部材を端部に固着
して杭を構成し、一対の杭を互いに継手部材を対向さ
せ、一方の継手部材のピン穴に嵌合させたガイドピンに
他方の継手部材のピン穴に嵌合させることで、一対の杭
を互いに位置合わせした状態で連結することが出来る。
【0011】そして、一対の杭をガイドピンを介して接
続したとき両者のボルト穴が互いに軸方向に一致するよ
うに、ピン穴の位置とネジ穴の位置を対応させて形成す
ることで、一対の杭を連結すると同時に両者のネジ穴を
軸方向に一致させることが出来る。従って、端板の外周
に複数の接続部材を当接させて該部材に形成したボルト
穴にボルトを挿通すると共に継手部材に形成したネジ穴
に締結することで既に打ち込まれた杭に新たな杭を接続
することが出来るようにした構造である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然るに、本件特許出願
人等が開発した前述の特開平10−298978号公報
に示す技術に於いては、一対の杭の夫々の端板の外面の
少なくとも2ケ所にピン穴を形成し、かつこれ等の複数
のピン穴に嵌合させることが出来る複数のガイドピンを
用意し、これ等を相互に組み合わせることによって、一
対の杭の軸芯を合致させると同時に、両方の杭の継手部
材のネジ穴を軸方向に一致させていた。
【0013】従って、前述の技術を実現するためには、
夫々の杭の端板の外面に複数のピン穴を穿設し、かつこ
れ等のピン穴に嵌合することが出来る複数のガイドピン
を用意し、かつこれ等のピン穴とガイドピンとを相互に
正確に組み合わせなければならないので、資材費が嵩む
と共に、これ等の複数のピン穴とガイドピンとを正確に
嵌合させる作業が繁雑である等の問題があった。
【0014】本発明に係る杭の継手構造及びその施工方
法は、前述の問題点に鑑み開発された全く新しい技術で
あって、特に緊結リングの上縁に沿って複数のガイド片
を起立突設したガイド治具を用いることによって、相互
に接合する一対の杭の軸芯を合致させ、かつ一方の杭の
端板の外面に設けられた単数のガイドピンと他方の杭の
端板に設けられた単数或いは複数のピン穴とを合致嵌合
させることによって、両方の杭の継手部の円筒側板に設
けられたネジ穴を軸方向に一致させるようにした全く新
しい杭の継手構造とその施工方法の技術を提供するもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る杭の継手構
造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術であ
って、その発明の要旨は、内面側から端面側に向かって
径が拡大するテーパー部を有する端板と該端板の所定位
置に突設されかつ所定のピッチでネジ穴が壁面に設けら
れた円筒側板とよりなる継手部材を端部に固着してなる
一対の杭と、前記端板のテーパー部に対応するテーパー
部を内側面に有しかつ前記円筒側板のネジ穴と等しいピ
ッチで複数のボルト穴が設けられた前記継手部材の外周
面に当接される複数の円弧状接続片よりなる接続部材と
より構成される一対の杭の継手構造に於いて、前記一対
の杭の夫々の端板の外面に設けられた単数或いは複数の
ピン穴に一本のガイドピンの両端部が嵌入されて構成さ
れていることを特徴とした杭の継手構造である。
【0016】前述の杭の継手構造は、一対の杭の内の、
一方の杭の端板の外面に設けられた単数のガイドピンと
他方の杭の端板に設けられた単数或いは複数のピン穴と
が嵌合されることによって、両方の杭の継手部材の円筒
側板に設けられたネジ穴を軸方向に一致させるようにし
たので、構造が極めて簡単であり、かつ資材費を節減す
ることが出来る。
【0017】本発明に係る杭継手の施工方法の要旨は、
前記端板と円筒側板とよりなる継手部材を端部に固着し
てなる一対の杭を相互に接続する施工方法に於いて、緊
結リングの上縁に沿って複数のガイド片を起立突設して
なるガイド治具を一方の杭の端縁に取り付け、かつ他方
の杭の端部を該ガイド治具内に挿入しながら両方の杭の
軸芯を合致させ、更に一方の杭の継手部材の端板の外面
に起立突設された単数のガイドピンの先端を他方の杭の
端板の外面に設けられたピン穴に挿入して、両方の杭の
継手部材の円筒側板に設けられたネジ穴を軸方向に一致
させて施工することを特徴とした杭継手の施工方法であ
る。
【0018】前述の本発明に係る杭継手の施工方法は、
一対の杭の内の一方の杭の端縁にガイド治具を取り付
け、かつ他方の杭の端部を該ガイド治具内に挿入するよ
うに施工するので、これによって一方の杭と他方の杭と
の軸芯を自動的に合致させることが出来る。
【0019】また、一方の杭の継手部材の端板の外面に
起立突設された単数のガイドピンの先端を他方の杭の端
板の外面に設けられたピン穴に挿入して施工するので、
両方の杭の継手部材の円筒側板に設けられたネジ穴を相
互に軸方向に一致させることが出来る。従って、現場に
於ける杭の接続作業を単純化して施工を容易にすること
が出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る杭の継手構
造及びその施工方法の一実施例を図により具体的に説明
すると、図1は本発明に係る杭継手の施工方法に用いら
れるガイド治具と一対の杭端部を示す簡略斜視説明図、
図2は図1のガイド治具を用いて杭継手を施工する方法
の工程を示す説明図である。
【0021】また、図3は一対の杭を接続した状態の要
部の斜視図、図4は継手構造を説明する軸方向の断面拡
大説明図、図5は継手部材とガイドピンとの関係を部分
的に示す縦断面説明図である。
【0022】図1〜図5に於いて、杭Aは予め設定され
た長さと径を持ったコンクリートパイルとして形成され
ている。この杭Aは、型枠に於ける該杭Aの両端部に対
応する位置に継手部材Bを配置すると共に張力を付与し
た図示しないPC棒材を配置し、更に、型枠にコンクリ
ートを打設して硬化させることで、コンクリート本体1
の両端部に継手部材Bを固着して製造されている。
【0023】継手部材Bは、端板2と円筒側板3及びス
カート8とによって構成されている。端板2は、予め設
定された肉厚と、杭Aの断面形状に対応する形状を持っ
て形成されている。コンクリート本体1が所定の肉厚を
持ったリング状である場合、端板2も同様に所定の厚さ
を持ったリング状に形成されている。端板2の外周面に
は予め設定された角度を持ったテーパ部2aが形成され
ている。このテーパ部2aは端板2の外周面から内面2
b側にかけて形成されている。
【0024】端板2の内面2bの所定の位置に円筒側板
3が形成されている。円筒側板3は予め設定された肉厚
を有する円筒状の部材によって構成されており、この部
材を端板2の内面2bに溶接することで円筒側板3が形
成されている。即ち、端板2と円筒側板3は異なる材料
を溶接して一体化して構成することで継手部材Bを形成
している。しかし、継手部材Bに於ける端板2と円筒側
板3は大型の鋼材を機械加工することで削り出して形成
しても良いことは当然である。
【0025】端板2の外面2cにはガイドピン4を嵌合
させるピン穴5が一個所或いは複数個所に形成されてい
る。これらのガイドピン4及びピン穴5は、対向させた
一対の杭Aを軸方向に連結するに際し、両杭Aの円筒側
板3に形成されたネジ穴6の位置を軸方向に一致させる
ように位置合わせする機能を有するものである。前記実
施例に於いては、ピン穴5を一個所に設けたが、ピン穴
5は複数個所に設けることも可能である。その場合に
は、例えば従来の如く、等分された3個所に設けること
が出来る。
【0026】このため、ピン穴5の形成位置、即ち、杭
Aの軸心を中心とするピン穴5とネジ穴6の位置関係は
ネジ穴6の数や形成位置(円周方向の角度)に対応して
予め設定されている。このピン穴5は単数或いは複数個
形成すれば良い。複数のネジ穴6が等角度で形成されて
いない場合には、適宜の位置にピン穴5を形成すること
が好ましい。
【0027】ガイドピン4の直径や長さは特に限定する
ものではない。しかし、既に打ち込まれた杭Aに新たな
杭Aを接続するに際し、端板2のピン穴5に嵌合させた
ガイドピン4に新たな杭Aを嵌合させる際に、該ピン4
が簡単に曲がったり折れたりすることは好ましいことで
はない。従って、充分な曲げ強度と剪断強度を有するこ
とが必要である。本実施例では、ガイドピン4の直径を
約16mm,長さを約13mmに設定し、両端部にテーパ4aを
設けている。
【0028】円筒側板3には単数のネジ穴6が形成され
ている。ネジ穴6は設計段階で設定された条件を満足し
得る仕様に基づいて形成されている。即ち、地耐力や水
平荷重或いは引張力等の設計条件を満足し得るようにネ
ジ穴6の径及び数が設定される。そして設定されたネジ
径から円筒側板3の肉厚が設定される。従って、ネジ穴
6の径や数、円筒側板3の肉厚等は一義的に設定される
ものではなく、地盤に応じて変化する仕様に基づいて設
定される。特に、円筒側板3の肉厚が端板2の仕様に関
わらず、ネジ穴6の仕様に基づいて設定されるため、不
必要な肉厚となることがなく、合理的な重量に設定する
ことが可能である。
【0029】円筒側板3の内周面側であってネジ穴6に
対応する位置には、該ネジ穴6を閉塞するための閉塞部
材となる盲プレート7が溶接されている。この盲プレー
ト7は杭Aを製造する際に、継手部材Bに充填されるモ
ルタルがネジ穴6に浸入することを防止するためのもの
であり、個々のネジ穴6を閉塞し得るような径を持った
円板状の部材であっても良く、また、全てのネジ穴6を
閉塞し得るようなリング状の部材であっても良い。これ
等のネジ穴6に着脱自在に螺合し得るネジでも良い。
【0030】本実施例に於いて、円筒側板3の杭本体側
の外周には薄肉パイプからなるスカート8が溶接されて
おり、このスカート8によって杭Aのコンクリート本体
1の端部に於ける外径を規定している。
【0031】接続部材Cは、継手部材Bの端板2を対向
させて長手方向に接合した一対の杭Aの継手部材Bの外
周に配置されてこれらを接続するものであり、所定数の
接続片9によって構成されている。この接続片9は、継
手部材Bに於ける端板2の外周を所定数に分割した円弧
状に形成されている。かつその内面には端板2のテーパ
ー部2aに対応したテーパー部9aが設けられている。
【0032】接続片9の内周面は、一対の継手部材Bを
当接させたとき、2枚の端板2の外周面に構成される一
対のテーパ2aを含んで形成される台形形状と等しい形
状に形成されている。
【0033】また接続片9には、継手部材Bの円筒側板
3に形成されたネジ穴6の円周方向のピッチと等しいピ
ッチで、且つ端板2の当接面から継手部材Bに於ける軸
方向の距離の2倍のピッチで複数のボルト穴10が形成さ
れている。ボルト穴10であって接続片9の外周面側に
は、所定の深さを持った座ぐり部10aが形成されてお
り、ネジ穴6に六角ボルト11を螺合することによって接
続片9と継手部材Bが定着されるように構成されてい
る。
【0034】接続部材Cに於ける接続片9の数(継手部
材Bの端板2の外周の分割数)は特に限定するものでは
ない。即ち、作業性を考慮するためには、個々の接続片
9の重量が過大になることは好ましいことではない。従
って、接続片9の取り扱いの容易さを考慮して適度な重
量となるように適宜設定することが好ましい。
【0035】次に本発明に係る杭を接続する施工方法の
作業手順について説明する。
【0036】先ず、本発明の施工方法を実施するに当た
っては、図1及び図2に示すようなガイド治具14を使
用する。このガイド治具14は、杭Aの継手部材Bの周
りに巻き付けて緊結し得る緊結リング15と、この緊結
リング15の上縁に沿って起立突設した複数のガイド片
16とより形成されている。これ等のガイド片16の上
端部16aは緊結リング15の軸芯方向に傾斜してお
り、これ等の複数のガイド片16によって囲まれた空間
に杭Aの端部をガイドし得るように構成されている。
【0037】図2に示す如く、下方の杭Aの継手部材B
の周りに緊結リング15を巻き付けてガイド治具14を
取り付け、この状態でクレーン等によって吊り上げられ
た上方の杭Aの下端部をガイド治具14の複数のガイド
片16間に挿入し、下方の杭Aと上方の杭Aとの軸芯を
合致させる。
【0038】かつ、同時に下方の杭Aの端板2の外面2
cのピン穴5に嵌入されて起立突設されたガイドピン4
を、上方の杭Aの端板2の外面2cに設けられたピン穴
5内に嵌入して、両方の杭Aの継手部材Bの円筒側板3
に設けられたネジ穴6を軸方向に一致させることが出来
る。その後でガイド治具14を下方の杭Aの継手部材B
より取り外す。
【0039】上記状態で接続片9を継手部材Bの周囲に
配置し、接続片9のボルト穴10にワッシャー12を装着す
ると共に六角ボルト11を挿通して継手部材Bのネジ穴6
に螺合する。この作業を順に行って、継手部材Bの周囲
を所定数の接続片9によって接続することで、既に打ち
込まれた下方の杭Aに新たな上方の杭Aを接続すること
が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る杭の継手構造は、前述の如
く、一方の杭の端板の外面に設けた単数のガイドピン
と、他方の杭の端板の外面に設けた単数或いは複数のピ
ン穴とを組み合わせて嵌合することによって、両方の杭
の継手部材の円筒側板に設けられたネジ穴を軸方向に一
致させることが出来るので、構造が極めて簡単であると
共に資材費を節減することが出来、かつ両方の杭の接合
作業を容易にすることが出来る。
【0041】本発明に係る杭の継手施工方法は、緊結リ
ングの上縁に沿って複数のガイド片を起立したガイド治
具を使用し、このガイド治具を既に打ち込まれた下方の
杭の上端部に取り付け、クレーン等によって吊り上げら
れた上方の杭の下端部を前記ガイド治具によってガイド
しながら下方の杭の上端に接合するので、上下両方の杭
の軸芯を自動的に合致させることが出来る。
【0042】また、前述のように上下の杭の軸芯を合致
させる作業と同時に、前述のように一方の杭の端板に設
けられた単数のガイドピンの先端を他方の杭の端板に設
けられピン穴に挿入することによって、両方の杭の円筒
側板に設けられたネジ穴を相互に軸方向に一致させるこ
とが出来る。
【0043】従って、前述の単数のガイドピンと単数或
いは複数のピン穴を組み合わせると共に、前記ガイド治
具を使用することによって、現場に於ける杭の接続作業
を極めて容易にして、作業能率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る杭継手の施工方法に用いるガイド
治具と一対の杭の端部とを示す簡略斜視説明図である。
【図2】図1のガイド治具を用いて杭継手を施工する方
法の工程を示す説明図である。
【図3】一対の杭を接続した状態の要部の斜視図であ
る。
【図4】継手構造を説明する軸方向の断面拡大説明図で
ある。
【図5】継手部材とガイドピンとの関係を部分的に示す
縦断面説明図である。
【符号の説明】
A 杭 B 継手部材 C 接続部材 1 コンクリート本体 2 端板 2a テーパ部 2b 内面 2c 外面 2d 開先溝 3 円筒側板 3a テーパ部 3b フランジ 4 ガイドピン 4a テーパ 5 ピン穴 6 ネジ穴 7 盲プレート 8 スカート 9 接続片 9a テーパ部 10 ボルト穴 10a 座ぐり部 11 六角ボルト 12 ワッシャー 13 外郭鋼管 14 ガイド治具 15 緊結リング 16 ガイド片
フロントページの続き (71)出願人 597058664 株式会社トーヨーアサノ 静岡県沼津市原315 番地の2 (71)出願人 591239977 ヨーコン株式会社 愛知県名古屋市東区葵3丁目24番2号 (71)出願人 000229667 日本ヒューム管株式会社 東京都港区新橋5丁目33番11号 (71)出願人 596151397 ユニオンパイル株式会社 東京都豊島区南池袋2丁目16番4号 (71)出願人 595081013 株式会社小島製作所 岐阜県岐阜市小西郷2丁目97番地 (72)発明者 舟山 彦四郎 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 旭 化成建材株式会社内 (72)発明者 豊田 哲 東京都港区港南1丁目8番23号 日本コン クリート工業株式会社内 (72)発明者 荒木 隆 東京都台東区柳橋2丁目19番6号 三谷セ キサン株式会社内 (72)発明者 藤川 圭三 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番9号 株 式会社トーヨーアサノ内 (72)発明者 野村 哲也 愛知県名古屋市東区葵3丁目24番2号 ヨ ーコン株式会社内 (72)発明者 津田 和義 東京都港区新橋5丁目33番11号 日本ヒュ ーム管株式会社内 (72)発明者 村田 好彦 東京都文京区本郷1丁目28番23号 ユニオ ンパイル株式会社内 (72)発明者 山田 明朗 岐阜県岐阜市小西郷2丁目97番地 株式会 社小島製作所内 Fターム(参考) 2D041 AA02 BA31 DB03 DB12 DB13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面側から端面側に向かって径が拡大する
    テーパー部を有する端板と該端板の所定位置に突設され
    かつ所定のピッチでネジ穴が壁面に設けられた円筒側板
    とよりなる継手部材を端部に固着してなる一対の杭と、
    前記端板のテーパー部に対応するテーパー部を内側面に
    有しかつ前記円筒側板のネジ穴と等しいピッチで複数の
    ボルト穴が設けられた前記継手部材の外周面に当接され
    る複数の円弧状接続片よりなる接続部材とより構成され
    る一対の杭の継手構造に於いて、前記一対の杭の夫々の
    端板の外面に設けられた単数或いは複数のピン穴に一本
    のガイドピンの両端部が嵌入されて構成されていること
    を特徴とした杭の継手構造。
  2. 【請求項2】前記端板と円筒側板とよりなる継手部材を
    端部に固着してなる一対の杭を相互に接続する施工方法
    に於いて、緊結リングの上縁に沿って複数のガイド片を
    起立突設してなるガイド治具を一方の杭の端縁に取り付
    け、かつ他方の杭の端部を該ガイド治具内に挿入しなが
    ら両方の杭の軸芯を合致させ、更に一方の杭の継手部材
    の端板の外面に起立突設された単数のガイドピンの先端
    を他方の杭の端板の外面に設けられたピン穴に挿入し
    て、両方の杭の継手部材の円筒側板に設けられたネジ穴
    を軸方向に一致させて施工することを特徴とした杭継手
    の施工方法。
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