JP2001129686A - 溶接台車用円形レール装置 - Google Patents
溶接台車用円形レール装置Info
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- JP2001129686A JP2001129686A JP31359899A JP31359899A JP2001129686A JP 2001129686 A JP2001129686 A JP 2001129686A JP 31359899 A JP31359899 A JP 31359899A JP 31359899 A JP31359899 A JP 31359899A JP 2001129686 A JP2001129686 A JP 2001129686A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼管端の溶接のための組付け作業が簡易、作
業時間が短縮、および、低コストの円形レ−ル装置を提
供。 【解決手段】 溶接対象鋼管1の外面に装着され、鋼管
の突合せ端を円周に沿って溶接する溶接台車3を支持す
る、溶接台車用円形レール装置において、円形レ−ル
2,鋼管の長手軸方向に移動できるように円形レ−ルで
支持された周方向に3箇所以上に分布する複数車輪9、
および、円形レ−ル2を鋼管に固定する手段13〜1
5、を備える。固定手段は、円形レ−ル2の半径方向に
開いたねじ穴を有するねじ台14,15、および、ねじ
穴にねじ結合して貫通し先端が鋼管1に当るボルト1
3、を含む。鋼管に付設され長手軸方向に延びるガイド
条体12によって周方向の移動が拘束される倣いロ−ラ
11、および、車輪9を偏心支持する偏芯ブッシュ16
も備える。
業時間が短縮、および、低コストの円形レ−ル装置を提
供。 【解決手段】 溶接対象鋼管1の外面に装着され、鋼管
の突合せ端を円周に沿って溶接する溶接台車3を支持す
る、溶接台車用円形レール装置において、円形レ−ル
2,鋼管の長手軸方向に移動できるように円形レ−ルで
支持された周方向に3箇所以上に分布する複数車輪9、
および、円形レ−ル2を鋼管に固定する手段13〜1
5、を備える。固定手段は、円形レ−ル2の半径方向に
開いたねじ穴を有するねじ台14,15、および、ねじ
穴にねじ結合して貫通し先端が鋼管1に当るボルト1
3、を含む。鋼管に付設され長手軸方向に延びるガイド
条体12によって周方向の移動が拘束される倣いロ−ラ
11、および、車輪9を偏心支持する偏芯ブッシュ16
も備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平固定管等の鋼
管外面の全姿勢突合せ溶接を行う際に、溶接台車を、鋼
管を周回しうるように、支持する円形レール装置に関す
る。
管外面の全姿勢突合せ溶接を行う際に、溶接台車を、鋼
管を周回しうるように、支持する円形レール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水平固定管等の全姿勢溶接を行う
際は、鋼管の溶接継手近傍に円形レールを配置し、該円
形レールに装着されて走行する溶接台車に溶接トーチを
保持して、全姿勢溶接を行っている。該円形レールは、
あらかじめ円形状に構成されたレールを、それを鋼管が
貫通するように、鋼管に装着して固定する方法や、円形
状のレールをその円周に沿って複数個に分割し、鋼管に
取り付け組み合わせて円形レールとして固定する方法等
がある。これらの作業は鋼管の継ぎ手毎に繰り返して行
う必要があり、溶接作業能率を著しく阻害する要因とな
っている。
際は、鋼管の溶接継手近傍に円形レールを配置し、該円
形レールに装着されて走行する溶接台車に溶接トーチを
保持して、全姿勢溶接を行っている。該円形レールは、
あらかじめ円形状に構成されたレールを、それを鋼管が
貫通するように、鋼管に装着して固定する方法や、円形
状のレールをその円周に沿って複数個に分割し、鋼管に
取り付け組み合わせて円形レールとして固定する方法等
がある。これらの作業は鋼管の継ぎ手毎に繰り返して行
う必要があり、溶接作業能率を著しく阻害する要因とな
っている。
【0003】一方、特公平7−34999号公報には、
管の円周溶接に際して、管外表面の損傷や管の変形等を
防止するために、管に対して無接触,無支持の状態で円
周レールを設置する方法が開示されている。これは溶接
台車の荷重を管に全く付加させない。しかし、装置が大
がかりでレ−ル装置の製作コストおよび設置コストが高
い。
管の円周溶接に際して、管外表面の損傷や管の変形等を
防止するために、管に対して無接触,無支持の状態で円
周レールを設置する方法が開示されている。これは溶接
台車の荷重を管に全く付加させない。しかし、装置が大
がかりでレ−ル装置の製作コストおよび設置コストが高
い。
【0004】また特開平7−314232号公報には、
大口径管の外周面に倣って走行する走行装置と、走行装
置により支持されて大口径管の管端の突合せ溶接を行う
溶接トーチと、走行装置に接続され環状の開先を全長に
わたって覆う環状の防風部材と、を組み合わせて有する
自動溶接機が開示されている。これによれば、屋外にお
いて大口径管等の管端の突合せ溶接を行うことができ
る。しかし、鋼管に対する円形レールの取り付け作業
は、前述のごとく鋼管の継ぎ手毎に繰り返して行う必要
があり、作業能率を阻害するものである。
大口径管の外周面に倣って走行する走行装置と、走行装
置により支持されて大口径管の管端の突合せ溶接を行う
溶接トーチと、走行装置に接続され環状の開先を全長に
わたって覆う環状の防風部材と、を組み合わせて有する
自動溶接機が開示されている。これによれば、屋外にお
いて大口径管等の管端の突合せ溶接を行うことができ
る。しかし、鋼管に対する円形レールの取り付け作業
は、前述のごとく鋼管の継ぎ手毎に繰り返して行う必要
があり、作業能率を阻害するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく、従来の
鋼管端の継ぎ溶接では、円形状もしくは円形レールを複
数個に分割したレールを、鋼管に取り付け固定するため
の多大な作業時間を要したり、溶接対象鋼管に対しては
無接触,無支持の状態で円周レールを組付け構成する方
法では装置の製作コスト,設置コストがかかる等の問題
がある。
鋼管端の継ぎ溶接では、円形状もしくは円形レールを複
数個に分割したレールを、鋼管に取り付け固定するため
の多大な作業時間を要したり、溶接対象鋼管に対しては
無接触,無支持の状態で円周レールを組付け構成する方
法では装置の製作コスト,設置コストがかかる等の問題
がある。
【0006】本発明は、鋼管端の溶接のための組付け作
業が簡易であって作業時間を短縮できる円形レ−ル装置
を提供することを第1の目的とし、比較的に低コストで
円形レ−ル装置を提供することを第2の目的とする。
業が簡易であって作業時間を短縮できる円形レ−ル装置
を提供することを第1の目的とし、比較的に低コストで
円形レ−ル装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)溶接対象鋼管(1)
の外面に装着され、鋼管の突合せ端を円周に沿って溶接
する溶接台車(3)を支持する、溶接台車用円形レール装
置において、円形レ−ル(2),前記鋼管の外面上を鋼管
の長手軸方向に移動できるように、円形レ−ルで支持さ
れた、円形レ−ルの周方向に3箇所以上に分布する複数
個の車輪(9)、および、円形レ−ル(2)を前記鋼管に固定
する手段(13〜15)、を備えることを特徴とする溶接台車
用円形レール装置。なお、理解を容易にするためにカッ
コ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号
を、参考までに付記した。以下も同様である。
の外面に装着され、鋼管の突合せ端を円周に沿って溶接
する溶接台車(3)を支持する、溶接台車用円形レール装
置において、円形レ−ル(2),前記鋼管の外面上を鋼管
の長手軸方向に移動できるように、円形レ−ルで支持さ
れた、円形レ−ルの周方向に3箇所以上に分布する複数
個の車輪(9)、および、円形レ−ル(2)を前記鋼管に固定
する手段(13〜15)、を備えることを特徴とする溶接台車
用円形レール装置。なお、理解を容易にするためにカッ
コ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号
を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0008】これによれば、固定手段(13〜15)を固定解
除状態にして、内部を鋼管(1)が貫通する形で円形レー
ル装置を鋼管(1)に組付け、そして車輪(9)の回転を利用
して円形レール装置を鋼管の長手軸方向に移動させて、
鋼管の突合せ端すなわち継手位置にト−チが指向するよ
うに、円形レール装置の位置を定めて、固定手段(13〜1
5)にて鋼管に固定することにより、突合せ端の全周溶接
をすることができる。
除状態にして、内部を鋼管(1)が貫通する形で円形レー
ル装置を鋼管(1)に組付け、そして車輪(9)の回転を利用
して円形レール装置を鋼管の長手軸方向に移動させて、
鋼管の突合せ端すなわち継手位置にト−チが指向するよ
うに、円形レール装置の位置を定めて、固定手段(13〜1
5)にて鋼管に固定することにより、突合せ端の全周溶接
をすることができる。
【0009】次々に鋼管を継ぎ足して各突合せ端を溶接
する場合、円形レール装置を鋼管から取り外すことな
く、固定手段(13〜15)を固定解除状態にして、溶接を終
了した突合せ位置から、次の、新たに鋼管を継ぎ足した
突合せ端に円形レール装置を移動させて、あるいは円形
レール装置は止めて鋼管を長手軸方向に移動させて新た
な突合せ端を円形レール装置の位置に移すことにより、
そして固定手段(13〜15)にて円形レール装置を鋼管に固
定することにより、新たな突合せ端の溶接を開始でき
る。新たな突合せ端に円形レールを位置決めする作業が
簡易であって、円形レール組付作業時間を短縮できる。
する場合、円形レール装置を鋼管から取り外すことな
く、固定手段(13〜15)を固定解除状態にして、溶接を終
了した突合せ位置から、次の、新たに鋼管を継ぎ足した
突合せ端に円形レール装置を移動させて、あるいは円形
レール装置は止めて鋼管を長手軸方向に移動させて新た
な突合せ端を円形レール装置の位置に移すことにより、
そして固定手段(13〜15)にて円形レール装置を鋼管に固
定することにより、新たな突合せ端の溶接を開始でき
る。新たな突合せ端に円形レールを位置決めする作業が
簡易であって、円形レール組付作業時間を短縮できる。
【0010】
【発明の実施の形態】(2)前記固定手段(13〜15)は、
円形レ−ル(2)の半径方向に開いたねじ穴を有し円形レ
−ルに固着されたねじ台(14,15)、および、該ねじ穴に
ねじ結合してそれを貫通し先端が前記鋼管(1)に当るボ
ルト(13)、を含む。
円形レ−ル(2)の半径方向に開いたねじ穴を有し円形レ
−ルに固着されたねじ台(14,15)、および、該ねじ穴に
ねじ結合してそれを貫通し先端が前記鋼管(1)に当るボ
ルト(13)、を含む。
【0011】これによれば、ボルト(13)のねじ込みによ
って円形レ−ル(2)を鋼管(1)に固定し、ボルト(13)の緩
め廻しにより固定を解除でき、固定手段(13〜15)の構造
が簡易である。円形レ−ル装置を低コストで提供でき
る。 (3)鋼管(1)に付設されその長手軸方向に延びるガイ
ド条体(12)によって周方向の移動が拘束されるが、ガイ
ド条体(12)に沿って該長手軸方向には移動できる、円形
レ−ル(2)で支持された倣い体(11)、を更に備える円形
レール装置。
って円形レ−ル(2)を鋼管(1)に固定し、ボルト(13)の緩
め廻しにより固定を解除でき、固定手段(13〜15)の構造
が簡易である。円形レ−ル装置を低コストで提供でき
る。 (3)鋼管(1)に付設されその長手軸方向に延びるガイ
ド条体(12)によって周方向の移動が拘束されるが、ガイ
ド条体(12)に沿って該長手軸方向には移動できる、円形
レ−ル(2)で支持された倣い体(11)、を更に備える円形
レール装置。
【0012】この倣い体(11)は、円形レ−ル(2)の、鋼
管(1)の長手軸方向の移動は拘止せず鋼管(1)の周方向の
回転を拘止するので、円形レ−ル装置の、鋼管(1)の周
方向の固定がより確実となる。水平鋼管(1)の管端の全
周溶接の場合、全姿勢溶接となり、円形レ−ル(2)の周
に沿った溶接台車の移動が円形レ−ル(2)に回動力を与
えるが、これに耐えて円形レ−ル(2)を固定維持する固
定強度が高い。 (4)車輪(9)を偏心支持する偏芯ブッシュ(16)を更に
備えて、偏芯ブッシュ(16)の芯廻りの回転角の調整によ
って、車輪(9)の、鋼管の半径方向の位置を、調整する
構造とした。
管(1)の長手軸方向の移動は拘止せず鋼管(1)の周方向の
回転を拘止するので、円形レ−ル装置の、鋼管(1)の周
方向の固定がより確実となる。水平鋼管(1)の管端の全
周溶接の場合、全姿勢溶接となり、円形レ−ル(2)の周
に沿った溶接台車の移動が円形レ−ル(2)に回動力を与
えるが、これに耐えて円形レ−ル(2)を固定維持する固
定強度が高い。 (4)車輪(9)を偏心支持する偏芯ブッシュ(16)を更に
備えて、偏芯ブッシュ(16)の芯廻りの回転角の調整によ
って、車輪(9)の、鋼管の半径方向の位置を、調整する
構造とした。
【0013】これによれば、円形レ−ル装置の要素の加
工誤差や組立誤差による、車輪(9)の、鋼管の半径方向
の位置ずれ又は位置のばらつきを、円形レ−ル装置を製
品状態に組立ててから調整又は修正することができる。
また、管径がわずかに異なる鋼管にも、偏芯ブッシュ(1
6)の回転角の調整によって、適用できる。 (5)円形レ−ル(2)の内側にあって円中心に向かって
放射状に分布し、鋼管の長手軸方向に延び一端部が円形
レ−ル(2)に固着された、3枚以上のリブ(8)、および、
円形レ−ル(2)と平行であって各リブの他端部が固着さ
れたリングプレ−ト(7)を備え、前記車輪(9)を、リブ
(8)の鋼管対向端部に、各リブにつき鋼管の長手軸方向
に離して1対以上すなわち2つ以上装備した。各リブ宛
ての少くとも1つの車輪は円形レ−ル(2)と鋼管(1)との
間に、少くとももう1つの車輪はリングプレ−ト(7)と
鋼管(1)の間に配置した。
工誤差や組立誤差による、車輪(9)の、鋼管の半径方向
の位置ずれ又は位置のばらつきを、円形レ−ル装置を製
品状態に組立ててから調整又は修正することができる。
また、管径がわずかに異なる鋼管にも、偏芯ブッシュ(1
6)の回転角の調整によって、適用できる。 (5)円形レ−ル(2)の内側にあって円中心に向かって
放射状に分布し、鋼管の長手軸方向に延び一端部が円形
レ−ル(2)に固着された、3枚以上のリブ(8)、および、
円形レ−ル(2)と平行であって各リブの他端部が固着さ
れたリングプレ−ト(7)を備え、前記車輪(9)を、リブ
(8)の鋼管対向端部に、各リブにつき鋼管の長手軸方向
に離して1対以上すなわち2つ以上装備した。各リブ宛
ての少くとも1つの車輪は円形レ−ル(2)と鋼管(1)との
間に、少くとももう1つの車輪はリングプレ−ト(7)と
鋼管(1)の間に配置した。
【0014】これによれば、円形レ−ル(2)が、リブ(8)
を介してリングプレ−ト(7)によって補強され、円形レ
−ル(2)がリブおよび一方の車輪を介して鋼管で支持さ
れるだけでなく、リングプレ−ト(7)もリブおよび他方
の車輪を介して鋼管で支持され、各リブに関して、鋼管
の長手軸方向に離れた2点でリブが鋼管で支持されるの
で、鋼管による円形レ−ル(2)の支持が安定であり、円
形レ−ル(2)のぐらつきが少い。 (6)前記(2)のねじ台(14,15)は、円形レ−ル(2)お
よびリングプレ−ト(7)に固着されたもう1つのリブ(1
4)と、それに一体の、ボルト(13)がねじ結合したタップ
プレ−ト(15)であり、前記(3)の倣い体(11)は、この
リブ(14)に回転自在に支持された倣いロ−ラ(11)であ
る。
を介してリングプレ−ト(7)によって補強され、円形レ
−ル(2)がリブおよび一方の車輪を介して鋼管で支持さ
れるだけでなく、リングプレ−ト(7)もリブおよび他方
の車輪を介して鋼管で支持され、各リブに関して、鋼管
の長手軸方向に離れた2点でリブが鋼管で支持されるの
で、鋼管による円形レ−ル(2)の支持が安定であり、円
形レ−ル(2)のぐらつきが少い。 (6)前記(2)のねじ台(14,15)は、円形レ−ル(2)お
よびリングプレ−ト(7)に固着されたもう1つのリブ(1
4)と、それに一体の、ボルト(13)がねじ結合したタップ
プレ−ト(15)であり、前記(3)の倣い体(11)は、この
リブ(14)に回転自在に支持された倣いロ−ラ(11)であ
る。
【0015】これによれば、倣いロ−ラ(11)も、該リブ
(14)を介して円形レ−ル(2)およびリングプレ−ト(7)で
支持されるので、倣いロ−ラ(11)に対する円形レ−ル
(2)の連結も強固である。 (7)円形レ−ル(2)およびリングプレ−ト(7)はそれぞ
れ、円を2つ割りした半円弧のセグメントの各端にブロ
ック(17a,17b)を固着し、両セグメントのブロック(17a,
17b)に連結プレ−ト(10)を当ててブロック(17a,17b)お
よび連結プレ−ト(10)にボルト(21)を通してそれらを一
体化したものである。
(14)を介して円形レ−ル(2)およびリングプレ−ト(7)で
支持されるので、倣いロ−ラ(11)に対する円形レ−ル
(2)の連結も強固である。 (7)円形レ−ル(2)およびリングプレ−ト(7)はそれぞ
れ、円を2つ割りした半円弧のセグメントの各端にブロ
ック(17a,17b)を固着し、両セグメントのブロック(17a,
17b)に連結プレ−ト(10)を当ててブロック(17a,17b)お
よび連結プレ−ト(10)にボルト(21)を通してそれらを一
体化したものである。
【0016】各端にブロック(17a,17b)を固着するの
で、半円弧のセグメントの端の支持および固定が堅固と
なり、完全円に組立てたときの、完全円としての強度が
高い。ボルト(21)を取り外すことにより、半円セグメン
トになるので、搬送が容易になる。ブロック(17a,17b)
があるので、ボルト(21)による完全円の組立と半円セグ
メントへの分解も容易である。
で、半円弧のセグメントの端の支持および固定が堅固と
なり、完全円に組立てたときの、完全円としての強度が
高い。ボルト(21)を取り外すことにより、半円セグメン
トになるので、搬送が容易になる。ブロック(17a,17b)
があるので、ボルト(21)による完全円の組立と半円セグ
メントへの分解も容易である。
【0017】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0018】
【実施例】図1に本発明の一実施例の外観を示す。円形
レール装置は、大まかには、円形レール2,レール取付
金具であるリブ8およびリングプレート7で構成され、
レール2上には溶接台車3の図示しない駆動ピニオンを
噛み合せるためのラック6が切られている。リブ8は、
レール2とリングプレート7とを連結しかつそれらを支
持するもので、リブ8の、鋼管1に対向する端部には後
述する車輪9が装着され、リブ8はレール2およびリン
グプレート7の内周に沿って60°ピッチで6個配置さ
れている。
レール装置は、大まかには、円形レール2,レール取付
金具であるリブ8およびリングプレート7で構成され、
レール2上には溶接台車3の図示しない駆動ピニオンを
噛み合せるためのラック6が切られている。リブ8は、
レール2とリングプレート7とを連結しかつそれらを支
持するもので、リブ8の、鋼管1に対向する端部には後
述する車輪9が装着され、リブ8はレール2およびリン
グプレート7の内周に沿って60°ピッチで6個配置さ
れている。
【0019】鋼管1の円周継ぎ手(開先4)の溶接に際
しては、円形レール2に溶接台車3を装着し、溶接台車
3に把持された溶接トーチ5によって溶接開先4を溶接
する。
しては、円形レール2に溶接台車3を装着し、溶接台車
3に把持された溶接トーチ5によって溶接開先4を溶接
する。
【0020】図2および図3に、円形レール2の拡大断
面および拡大正面を示す。リブ8は、レール2およびリ
ングプレート7の内周に沿って6個配置している。各リ
ブ8は鋼管1の長手軸方向と平行であって、各リブ8に
は、レール2およびリングプレート7の内周に1個、計
2個の車輪9が装着されて、各リブ8の、鋼管1の外面
に沿った長手軸方向への移動を容易にしている。レール
2およびリングプレート7は、それぞれ半円形状に加工
されたものを組み合わせて円形としたもので、180°
対向する位置で連結プレート10で連結している。
面および拡大正面を示す。リブ8は、レール2およびリ
ングプレート7の内周に沿って6個配置している。各リ
ブ8は鋼管1の長手軸方向と平行であって、各リブ8に
は、レール2およびリングプレート7の内周に1個、計
2個の車輪9が装着されて、各リブ8の、鋼管1の外面
に沿った長手軸方向への移動を容易にしている。レール
2およびリングプレート7は、それぞれ半円形状に加工
されたものを組み合わせて円形としたもので、180°
対向する位置で連結プレート10で連結している。
【0021】また、レール2およびリングプレート7
に、ガイド金具としてもう1つのリブ14を固着し、こ
のリブ14に、カムフォロアである倣いロ−ラ11を装
着し、鋼管1の外面に仮止めされた、2本のアングルで
なる案内金具12によって円形レール2全体が鋼管1の
円周に沿って回転しないようにしている。さらに、リブ
14には固定ボルト13を設けて、該固定ボルト13を
ねじ込んでその先端を鋼管1の外面に押し当てることに
よって、円形レール2を鋼管1に固定するようにしてい
る。
に、ガイド金具としてもう1つのリブ14を固着し、こ
のリブ14に、カムフォロアである倣いロ−ラ11を装
着し、鋼管1の外面に仮止めされた、2本のアングルで
なる案内金具12によって円形レール2全体が鋼管1の
円周に沿って回転しないようにしている。さらに、リブ
14には固定ボルト13を設けて、該固定ボルト13を
ねじ込んでその先端を鋼管1の外面に押し当てることに
よって、円形レール2を鋼管1に固定するようにしてい
る。
【0022】図4に、レール取付金具であるリブ8を拡
大して示す。図4の(a)は側面図、(b)は(a)の
4B−4B線断面図である。車輪9の車軸は偏芯ブッシ
ュ16で支持され、偏芯ブッシュ16は、車軸にねじ結
合したたナットのねじ締め付けによって、リブ8に圧接
固定されている。車輪9は、ベアリングを介して車軸
で、回転自在に支持されている。車軸にねじ結合したナ
ットのねじ締め付けを緩めることにより、偏芯ブッシュ
16が、その偏芯廻りに回転可となり、偏芯ブッシュ1
6を廻わすことにより、車輪9の、リブ8から鋼管1へ
の突出高さが変わる。所望の高にした所で、ナットで偏
芯ブッシュ16を締め付けることにより、リブ8に偏芯
ブッシュ16が固定されて、車輪9の突出高さが定ま
る。鋼管1の真円度の歪みや、径の少々の大小に対して
は偏芯ブッシュ16の、上述のような偏芯量の調整によ
って、車輪9を鋼管1の外面に接触させることができ
る。
大して示す。図4の(a)は側面図、(b)は(a)の
4B−4B線断面図である。車輪9の車軸は偏芯ブッシ
ュ16で支持され、偏芯ブッシュ16は、車軸にねじ結
合したたナットのねじ締め付けによって、リブ8に圧接
固定されている。車輪9は、ベアリングを介して車軸
で、回転自在に支持されている。車軸にねじ結合したナ
ットのねじ締め付けを緩めることにより、偏芯ブッシュ
16が、その偏芯廻りに回転可となり、偏芯ブッシュ1
6を廻わすことにより、車輪9の、リブ8から鋼管1へ
の突出高さが変わる。所望の高にした所で、ナットで偏
芯ブッシュ16を締め付けることにより、リブ8に偏芯
ブッシュ16が固定されて、車輪9の突出高さが定ま
る。鋼管1の真円度の歪みや、径の少々の大小に対して
は偏芯ブッシュ16の、上述のような偏芯量の調整によ
って、車輪9を鋼管1の外面に接触させることができ
る。
【0023】図5に、ガイド金具であるリブ14を拡大
して示す。図5の(a)はリブ14の上面を、(b)は
(a)の5B−5B線断面を示す。リブ14にはレール
2,リングプレート7,カムフォロアである倣いロ−ラ
11およびタッププレ−ト15が固着又は装着されてお
り、タッププレ−ト15のねじ穴に固定ボルト13がね
じ結合してタッププレ−ト15を貫通している。タップ
プレート15には固定ボルト13の雄ねじを受入れる雌
ねじ穴が開いており、固定ボルト15がねじ込み方向に
回転することにより、固定ボルト13の先端が鋼管1の
外面に押しつけられる。
して示す。図5の(a)はリブ14の上面を、(b)は
(a)の5B−5B線断面を示す。リブ14にはレール
2,リングプレート7,カムフォロアである倣いロ−ラ
11およびタッププレ−ト15が固着又は装着されてお
り、タッププレ−ト15のねじ穴に固定ボルト13がね
じ結合してタッププレ−ト15を貫通している。タップ
プレート15には固定ボルト13の雄ねじを受入れる雌
ねじ穴が開いており、固定ボルト15がねじ込み方向に
回転することにより、固定ボルト13の先端が鋼管1の
外面に押しつけられる。
【0024】図6には、リブ14の、倣いロ−ラ11部
での横断面を示す。図2に示すように鋼管1に装着した
状態では、リブ14で回転自在に支持された倣いロ−ラ
11が、鋼管1に仮付け固定された2本のアングルでな
る案内金具12によって、その長手方向には移動しうる
が、横断方向(鋼管1の周方向)には移動しえないよう
に案内され、これによって、円形レール2全体が鋼管1
の円周に沿って回転しない。
での横断面を示す。図2に示すように鋼管1に装着した
状態では、リブ14で回転自在に支持された倣いロ−ラ
11が、鋼管1に仮付け固定された2本のアングルでな
る案内金具12によって、その長手方向には移動しうる
が、横断方向(鋼管1の周方向)には移動しえないよう
に案内され、これによって、円形レール2全体が鋼管1
の円周に沿って回転しない。
【0025】図7の(a)には、レール2の、半円形状
端を拡大して示し、(b)には(a)の7B−7B線断
面を示す。一方の半円形端にブロック17aが、他方の
半円形端にブロック17bが、それぞれボルトで強固に
固定されている。これらのブロック17a,17bの表
側と裏側にそれぞれ連結プレ−ト10を当てて2本のボ
ルト21を、ブロックおよび連結プレ−トに通して、円
盤状のナットをねじ結合してねじ締め付けすることによ
り、ブロック17aと17bが一体に連結され、完全円
形のレール2が構成される。リングプレート7も、レー
ル2と同様な連結構造によって、2つの半円形のものを
つないで完全円形にしたものである。なお、図7の
(b)に2点鎖線で示す31は、溶接台車3の車輪であ
り、レ−ル2を挟持するものである。
端を拡大して示し、(b)には(a)の7B−7B線断
面を示す。一方の半円形端にブロック17aが、他方の
半円形端にブロック17bが、それぞれボルトで強固に
固定されている。これらのブロック17a,17bの表
側と裏側にそれぞれ連結プレ−ト10を当てて2本のボ
ルト21を、ブロックおよび連結プレ−トに通して、円
盤状のナットをねじ結合してねじ締め付けすることによ
り、ブロック17aと17bが一体に連結され、完全円
形のレール2が構成される。リングプレート7も、レー
ル2と同様な連結構造によって、2つの半円形のものを
つないで完全円形にしたものである。なお、図7の
(b)に2点鎖線で示す31は、溶接台車3の車輪であ
り、レ−ル2を挟持するものである。
【0026】次に、上述の実施例の一使用態様を説明す
る。現場溶接工事として、横穴堀削時の土砂崩落防止用
鋼管敷設に際し、外径812.8mm、肉厚12mm、
長さ6000mmの鋼管を、水平方向で土中に打設して
後端部約1000mmを残して打設停止し、2本目の鋼
管を既打設鋼管の後端部に置いて、既打設鋼管の尾端と
2本目鋼管の先端とで溶接開先4を形成して、該開先を
アーク溶接によって接合した。これを終えると、2本目
鋼管の後端部を押して更に打設を行い、上述と同様に後
端部約1000mmを残して打設停止し、上述の作業と
同様にして、3本目鋼管を継いで溶接した。このような
作業を繰返して、長さ6000mm鋼管6本を、順次打
設する工事に、上述の実施例の円形レール装置を使用し
た。
る。現場溶接工事として、横穴堀削時の土砂崩落防止用
鋼管敷設に際し、外径812.8mm、肉厚12mm、
長さ6000mmの鋼管を、水平方向で土中に打設して
後端部約1000mmを残して打設停止し、2本目の鋼
管を既打設鋼管の後端部に置いて、既打設鋼管の尾端と
2本目鋼管の先端とで溶接開先4を形成して、該開先を
アーク溶接によって接合した。これを終えると、2本目
鋼管の後端部を押して更に打設を行い、上述と同様に後
端部約1000mmを残して打設停止し、上述の作業と
同様にして、3本目鋼管を継いで溶接した。このような
作業を繰返して、長さ6000mm鋼管6本を、順次打
設する工事に、上述の実施例の円形レール装置を使用し
た。
【0027】円形レール2の内径は1026mmで、本
例では円形レール2の内周に沿って60°間隔でリブ8
を備えて、各リブに2個の車輪を設けたものを使用し
た。溶接は35°のレ型開先、溶接装置は3軸直交型ロ
ボット、溶接材料はフラックス入りワイヤを使用し、ガ
スシールドアーク溶接を実施した。
例では円形レール2の内周に沿って60°間隔でリブ8
を備えて、各リブに2個の車輪を設けたものを使用し
た。溶接は35°のレ型開先、溶接装置は3軸直交型ロ
ボット、溶接材料はフラックス入りワイヤを使用し、ガ
スシールドアーク溶接を実施した。
【0028】次に、上述の打設工事での、円形レ−ル装
置の取り扱いを、具体的に説明する。まず、1本目の鋼
管を水平方向で打設、後端部約1000mmで打設停止
し、該鋼管後端部に円形レール装置を、その中心を鋼管
後端が貫通するように、配置した。この時、鋼管の変形
等により全車輪を理想的に鋼管外面に接触させることは
困難である。しかしながら、2箇所ないし3箇所以上の
車輪が鋼管外面に接触していれば実質的に溶接作業に影
響を与えない。
置の取り扱いを、具体的に説明する。まず、1本目の鋼
管を水平方向で打設、後端部約1000mmで打設停止
し、該鋼管後端部に円形レール装置を、その中心を鋼管
後端が貫通するように、配置した。この時、鋼管の変形
等により全車輪を理想的に鋼管外面に接触させることは
困難である。しかしながら、2箇所ないし3箇所以上の
車輪が鋼管外面に接触していれば実質的に溶接作業に影
響を与えない。
【0029】先端部に35°の開先、ルートフェース2
mmの開先加工が施されている2本目の鋼管を既打設鋼
管の後端部に配置し、ルートフェース面を既打設鋼管の
後端面に押し当てて両鋼管相互の芯合わせ、肌合わせを
行った後、鋼管の全周に沿って約90°間隔で長さ10
0mm、余盛高さ5mmの仮付け溶接を行った。次に溶
接装置3を円形レール2に取り付けた後、溶接トーチ5
の角度を所定角度に合わせて溶接ワイヤを供給し、溶接
チップ先端から25mmの長さの位置で溶接ワイヤを切
断する。ここで円形レール装置を鋼管の長手軸方向に移
動して溶接ワイヤの先端が溶接開先の開先幅中央位置に
なるよう合わせ、固定ボルト13をねじ込んで鋼管外面
に押し当てて、円形レ−ル装置を鋼管に固定した。これ
により、円形レール2に沿って溶接装置3を全周にわた
り移動(回動)させても円形レール装置が溶接装置3の
重量等により動くこともなく良好に走行できた。
mmの開先加工が施されている2本目の鋼管を既打設鋼
管の後端部に配置し、ルートフェース面を既打設鋼管の
後端面に押し当てて両鋼管相互の芯合わせ、肌合わせを
行った後、鋼管の全周に沿って約90°間隔で長さ10
0mm、余盛高さ5mmの仮付け溶接を行った。次に溶
接装置3を円形レール2に取り付けた後、溶接トーチ5
の角度を所定角度に合わせて溶接ワイヤを供給し、溶接
チップ先端から25mmの長さの位置で溶接ワイヤを切
断する。ここで円形レール装置を鋼管の長手軸方向に移
動して溶接ワイヤの先端が溶接開先の開先幅中央位置に
なるよう合わせ、固定ボルト13をねじ込んで鋼管外面
に押し当てて、円形レ−ル装置を鋼管に固定した。これ
により、円形レール2に沿って溶接装置3を全周にわた
り移動(回動)させても円形レール装置が溶接装置3の
重量等により動くこともなく良好に走行できた。
【0030】次に溶接装置3を移動して溶接トーチを、
周方向の溶接開始位置に合わせて溶接開始し、水平鋼管
の全周溶接を行って良好な溶接結果を得た。溶接終了
後、溶接装置3を円形レール2からとりはずし、固定ボ
ルト13を緩めて円形レール装置を既打設鋼管側から2
本目の鋼管側に移動してから、2本目鋼管を打設した。
周方向の溶接開始位置に合わせて溶接開始し、水平鋼管
の全周溶接を行って良好な溶接結果を得た。溶接終了
後、溶接装置3を円形レール2からとりはずし、固定ボ
ルト13を緩めて円形レール装置を既打設鋼管側から2
本目の鋼管側に移動してから、2本目鋼管を打設した。
【0031】以上説明したとおり、水平固定管等の鋼管
外面の全姿勢突合せ溶接する際、上述の円形レール装置
を使用することにより、特別な付属装置等の必要がな
く、簡単に鋼管に装着でき、鋼管の長手軸方向への移動
が極めて容易なうえ、さらに車輪9と固定ボルト13お
よび倣いロ−ラ11によって、鋼管1に対する円形レー
ル2の固定が確実で、溶接中に動いたりぶれたりするこ
ともなく良好な溶接が行えた。しかして鋼管1に対する
円形レール装置の取り付け作業は、継ぎ手毎(鋼管の継
ぎ足し毎)に繰り返して行う必要がなく、鋼管の長手軸
方向に移動させて固定するのみの作業となり、極めて作
業能率を向上させることができた。
外面の全姿勢突合せ溶接する際、上述の円形レール装置
を使用することにより、特別な付属装置等の必要がな
く、簡単に鋼管に装着でき、鋼管の長手軸方向への移動
が極めて容易なうえ、さらに車輪9と固定ボルト13お
よび倣いロ−ラ11によって、鋼管1に対する円形レー
ル2の固定が確実で、溶接中に動いたりぶれたりするこ
ともなく良好な溶接が行えた。しかして鋼管1に対する
円形レール装置の取り付け作業は、継ぎ手毎(鋼管の継
ぎ足し毎)に繰り返して行う必要がなく、鋼管の長手軸
方向に移動させて固定するのみの作業となり、極めて作
業能率を向上させることができた。
【図1】 本発明の一実施例の円形レール装置の、溶接
台車3を取り付けた全体の外観を示す斜視図である。
台車3を取り付けた全体の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す円形レ−ル2およびリングプレ−
ト7を破断した、鋼管1の拡大側面図である。
ト7を破断した、鋼管1の拡大側面図である。
【図3】 図1に示す円形レ−ル2の拡大正面図であ
る。
る。
【図4】 (a)は、図1に示すリブ8の拡大側面図、
(b)は(a)の4B−4B線断面図である。
(b)は(a)の4B−4B線断面図である。
【図5】 (a)は図2に示すリブ14の拡大上面図、
(b)は(a)の5B−5B線断面図である。
(b)は(a)の5B−5B線断面図である。
【図6】 図3に示す倣いロ−ラ11および案内金具1
2の拡大正面図である。
2の拡大正面図である。
【図7】 (a)は図3に示す円形レ−ル2の、半円端
連結部の拡大正面図であり、(b)は(a)の7B−7
B線断面図である。
連結部の拡大正面図であり、(b)は(a)の7B−7
B線断面図である。
1:鋼管 2:円形レール 3:溶接台車 4:溶接開先 5:溶接トーチ 6:ラック 7:リングプレート 8:リブ 9:車輪 10:連結プレート 11:倣いロ−ラ 12:案内金具 13:固定ボルト 14:リブ 15:タッププレート 16:偏芯ブッシュ 17a,17b:連結ブロック 21:ボルト 31:車輪
Claims (2)
- 【請求項1】溶接対象鋼管の外面に装着され、鋼管の突
合せ端を円周に沿って溶接する溶接台車を支持する、溶
接台車用円形レール装置において、 円形レ−ル,前記鋼管の外面上を鋼管の長手軸方向に移
動できるように、円形レ−ルで支持された、円形レ−ル
の周方向に3箇所以上に分布する複数個の車輪、およ
び、円形レ−ルを前記鋼管に固定する手段、を備えるこ
とを特徴とする溶接台車用円形レール装置。 - 【請求項2】前記固定手段は、円形レ−ルの半径方向に
開いたねじ穴を有し、円形レ−ルに固着されたねじ台、
および、該ねじ穴にねじ結合してそれを貫通し先端が前
記鋼管に当るボルト、を含む、請求項1記載の溶接台車
用円形レール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31359899A JP2001129686A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 溶接台車用円形レール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31359899A JP2001129686A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 溶接台車用円形レール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001129686A true JP2001129686A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18043254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31359899A Pending JP2001129686A (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | 溶接台車用円形レール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001129686A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101954556A (zh) * | 2009-07-16 | 2011-01-26 | 北京石油化工学院 | 管道全位置自动焊导轨 |
CN107498231A (zh) * | 2017-10-20 | 2017-12-22 | 南京泓凯动力系统科技有限公司 | 一种汽车拉杆仿形焊接装置 |
CN111545986A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-08-18 | 福建革升不锈钢水管有限公司 | 一种无缝钢管的焊接设备及其焊接方法 |
JP2021016897A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-15 | 株式会社大林組 | 水中溶接システム |
-
1999
- 1999-11-04 JP JP31359899A patent/JP2001129686A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101954556A (zh) * | 2009-07-16 | 2011-01-26 | 北京石油化工学院 | 管道全位置自动焊导轨 |
CN107498231A (zh) * | 2017-10-20 | 2017-12-22 | 南京泓凯动力系统科技有限公司 | 一种汽车拉杆仿形焊接装置 |
JP2021016897A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-15 | 株式会社大林組 | 水中溶接システム |
JP7371377B2 (ja) | 2019-07-24 | 2023-10-31 | 株式会社大林組 | 水中溶接システム |
CN111545986A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-08-18 | 福建革升不锈钢水管有限公司 | 一种无缝钢管的焊接设备及其焊接方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |