JPH07237759A - 用紙給紙機構 - Google Patents

用紙給紙機構

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JPH07237759A
JPH07237759A JP6027687A JP2768794A JPH07237759A JP H07237759 A JPH07237759 A JP H07237759A JP 6027687 A JP6027687 A JP 6027687A JP 2768794 A JP2768794 A JP 2768794A JP H07237759 A JPH07237759 A JP H07237759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
pressing force
paper sheet
feeding roller
roller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6027687A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Obata
小幡  茂
Junichi Matsuno
順一 松野
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Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH07237759A publication Critical patent/JPH07237759A/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ホッパ1内のテーブル13上に搭載された用紙
2を、搬送ローラ14の軸15の回転によって、軸15
に取り付けたギア列16により、給紙ローラ17を回転
させて繰出し、搬送ローラ14と搬送ローラ14に押圧
する分離パッド18,分離ローラ23によって一枚ずつ
分離搬送する。給紙ローラ17が用紙2を繰出す時の用
紙2への押圧力を、テーブル13内、または、給紙ロー
ラ17の軸受25に設けた圧力センサ19により検出し
て、この検出信号及び用紙2の残量,搬送間隔の検出信
号をコントローラ20へ入力する。 【効果】給紙動作時の給紙ローラの用紙への押圧力が、
給紙動作中に検出でき、給紙ローラの用紙への押圧力を
常に一定に保持でき、重送,搬送タイミングの遅れ等の
障害が防止でき、用紙の安定搬送が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタや複写機の記録
用紙の給紙機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プリンタや複写機の用紙の給紙機構
は、用紙ホッパに搭載した用紙を分離部分まで搬送する
ための給紙ローラと、多数枚給紙された用紙を分離する
分離機構から構成されている。分離機構に関しては、分
離ローラまたは分離パッドと、それに対向したゴムロー
ラとの押圧力等について、最適な条件がそれぞれの構成
において検討されている。用紙カセットに搭載した用紙
を分離部分まで搬送するための給紙機構に関しては、例
えば、特開平1−156241 号に記載のような構造が提案さ
れている。給紙ローラによってホッパから搬出された用
紙を装置本体内に搬送する分離ローラに与えられた駆動
トルクは、給紙ローラを支持する支持部材の回転中心か
つ給紙ローラ及び分離ローラの駆動入力軸と、支持部材
と一体に設けられたボスのそれぞれ外周を橋渡しするよ
うに構成された巻ばねにも伝達される。巻ばねは用紙の
搬出動作に対して支持部材に滑りトルクを発生し、支持
部材に支持されている給紙ローラを用紙に押圧して用紙
を搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の構造では
巻ばねによる滑りトルクの発生が不安定となり給紙ロー
ラの用紙への押圧力が一定にならない。また、巻ばねに
よる滑りトルクによる押圧力以外に、用紙を繰り出す時
に、支持部材を腕とするモーメントによる押圧力,給紙
ローラの回転によって発生する押圧力等は考慮されてい
ない。押圧力が弱いと用紙が搬送されない、逆に強いと
多数枚の同時搬送による重送、さらには、それぞれの用
紙の搬送タイミングのばらつき等の障害が発生する。こ
のような不具合は分離性能にも大きな影響を与える。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙給紙時の
用紙に作用する給紙ローラの押圧力を、用紙最下部、ま
たは、給紙ローラの軸受部に設けた圧力センサで検出
し、この検出信号と、用紙の残量及び用紙間隔の検出信
号により、給紙ローラに設けた押圧機構、または、用紙
ホッパのテーブルを上昇させる機構を制御し、給紙ロー
ラと用紙との押圧力を一定に保ち、用紙を給紙するもの
である。
【0005】
【作用】用紙給紙時の用紙に作用する給紙ローラの押圧
力,用紙の残量及び用紙間隔を検出して、給紙ローラに
設けた押圧機構、または、用紙ホッパのテーブルを上昇
させる機構を制御することで、給紙ローラの用紙への押
圧力を常に一定に保ちながら安定に用紙を給紙すること
ができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0007】本発明の用紙給紙機構を適用した電子写真
装置の断面図を図1に示す。ホッパ1内に堆積した用紙
2を一枚ずつ分離給紙して、分離された用紙2は感光ド
ラム3上のトナーが転写される転写部へ搬送される。感
光ドラム3上には光学系4によって静電潜像が形成さ
れ、その後、現像器5によってトナー像が可視化され
る。感光ドラム3上に形成されたトナー像は、誘電体ベ
ルト6を用いたベルト転写装置7により、コロナ帯電器
8のベルト帯電によって用紙2に転写され、定着装置9
へ搬送された後、用紙2上に定着される。
【0008】定着後の用紙2は、スイッチバック部10
で反転されて、ゲート11で図面には記載していないス
タッカへ搬送されるか、裏面印字を行うためにD面搬送
路12へ搬送される。
【0009】次に、本発明の用紙給紙機構の構成及び動
作について説明する。ホッパ1内に堆積した用紙2を分
離給紙する用紙給紙機構の部分を図2に示す。ホッパ1
内の用紙2は、テーブル13上に端部を揃えて搭載され
ている。用紙2の分離給紙は、搬送ローラ14の軸15
を、図面には記載していない側板に取り付け、記載して
いない駆動系によって軸15が回転し、さらに、軸15
に取り付けたギア列16により、給紙ローラ17が回転
して用紙2を繰出し、搬送ローラ14と搬送ローラ14
に押圧する分離パッド18によって一枚ずつ分離搬送す
る。分離パッド18は、ホルダ26に固定し、ホルダ2
6自体を搬送ローラ14に押圧する構造となっている。
【0010】本発明の用紙給紙のながれを、図3に示す
フローチャートにより説明する。ホッパ1内に堆積した
用紙2の残量,給紙ローラ17が用紙2を繰出す時の用
紙2への押圧力,分離後の用紙間隔をそれぞれのセンサ
によって検出する。この検出信号により、給紙ローラ1
7の用紙2への押圧力を制御する。これを給紙動作中、
ホッパ1内の用紙2がなくなるまで続ける。
【0011】以下、具体的な動作について説明する。
【0012】給紙動作開始後、ホッパ1内に堆積した用
紙2の残量を、用紙2の最上部に接触するように設けた
残量検知センサ29により検出する。この残量の検出
は、給紙ローラ17の用紙2への押圧力を制御する際
に、用紙2の残量に応じた押圧力を設定するために必要
な情報である。その給紙ローラ17が用紙2を繰出す時
の用紙2への押圧力は、テーブル13内の用紙最下部に
接触するように設けた圧力センサ19により検出する。
さらに、分離搬送された用紙2の間隔を、搬送ローラ1
4の下流側に設けた用紙検知センサ28により検出す
る。これら各センサによる検出信号をコントローラ20
へ入力し、搬送ローラ14の軸15を回転中心とするア
ーム21の一端を、ばね等の支持機構22により上下動
して、アーム21の他端に取り付けた給紙ローラ17の
用紙2への押圧力を制御し、用紙2を分離搬送する。
【0013】用紙2を繰出す時に用紙2には、図4に示
すように、用紙2を繰出すために必要な静的な押圧力F
1 、給紙ローラ17の回転によって発生する用紙2への
食い込み力F2(動的)、搬送ローラ14と給紙ローラ1
7が、アーム21によって連結していることによって作
用するモーメントMによる押圧力F3(動的)の押圧力が
作用している。F2 に関しては、紙種によって、例え
ば、用紙2が厚い(重い)ほど、また、紙間の摩擦係数が
高いなどによって、用紙2が繰出しにくくなるため、用
紙2の搬送間隔も所定の値より長くなり、F2 の押圧力
を大きくする必要がある。このように、用紙検知センサ
28によって検出する搬送間隔が長いと判断された場
合、押圧力を増加するようコントローラ20により制御
し、搬送間隔が一定になるようにする。
【0014】本実施例によれば、給紙動作時に押圧力,
搬送間隔が変化しても、紙種に対応した押圧力を常に一
定に保つことができる。
【0015】また、他の制御方法として、図5に示す構
成により分離搬送を行う。ここでは、分離パッド18の
変わりに分離ローラ23を用いた構成となっている。搬
送ローラ14の軸15を回転中心とするアーム21の回
転中心とは反対側に給紙ローラ17を取り付け、ギア列
16によって軸15の回転が伝えられ、給紙ローラ17
が回転する。給紙ローラ17が用紙2を繰出す時の押圧
力は、図2の場合と同様に、テーブル13内の圧力セン
サ19により検出し、さらに、用紙検知センサ28の信
号もコントローラ20へ入力する。ここでは、用紙2を
搭載したテーブル13を上下動することで、給紙ローラ
17の用紙2への押圧力を制御している。
【0016】給紙ローラ17が用紙2を繰出す時の用紙
2への押圧力を検出する方法としては、テーブル13内
に圧力センサ19を設ける方法のほかに、図6に示すよ
うな方法を用いてもよい。給紙ローラ17の軸24の軸
受25に、圧力センサ19を押圧方向に作用するように
設け、用紙2への押圧力を検出する。
【0017】次に、本発明における制御の有無による連
続給紙時の、給紙ローラ17の用紙2への押圧状態の一
例について説明する。図7に給紙時の押圧力の検出波形
を示す。図7の(a)は制御を用いない場合の押圧状態
を示している。この場合、給紙途中で押圧力の低下がみ
られる。これは用紙の連れ出しによって、堆積している
用紙2と連れ出しした用紙との間に空隙ができ、給紙ロ
ーラ17の押圧力が確実に伝わらないためである。この
用紙の連れ出しによって重送,搬送タイミング等の障害
が生じる。これに対して(b)は、給紙中、常に給紙ロ
ーラ17の用紙2への押圧力を制御することにより、用
紙の連れ出しによる空隙が発生しても、すぐに、給紙ロ
ーラ17、または、用紙2を搭載したテーブル13を上
下動して、給紙ローラ17の用紙2への押圧力を一定に
保てるため、給紙状態が安定している。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、給紙動作時の給紙ロー
ラの用紙への押圧力が、給紙動作中に検出でき、この検
出信号及び用紙の残量,搬送間隔の情報により押圧機構
を制御することで、紙種に対応した押圧力を一定に保持
できる。そのため、重送,搬送タイミングの遅れ等の障
害が防止でき、用紙の安定搬送が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙給紙機構を適用した電子写真装置
の断面図。
【図2】本発明の用紙給紙機構部の斜視図。
【図3】本発明の給紙動作を示すフローチャート。
【図4】用紙に作用する押圧の説明図。
【図5】本発明の用紙給紙機構部の斜視図。
【図6】圧力センサの設置例の説明図。
【図7】押圧力の状態図。
【符号の説明】
13…テーブル、14…搬送ローラ、15…搬送ローラ
の軸、16…ギア列、17…給紙ローラ、18…分離パ
ッド、19…圧力センサ、20…コントローラ、21…
アーム、22…支持機構、26…ホルダ、28…用紙検
知センサ、29…残量検知センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 516

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタや複写機の記録用紙の給紙機構に
    おいて、動作時の給紙ローラの記録用紙への押圧力が、
    紙種に対応した押圧力に設定可能で、前記記録用紙の残
    量に関係なく一定になるように、用紙の最下部に圧力セ
    ンサ及び用紙残量,搬送間隔の検知センサを設けて制御
    したことを特徴とする用紙給紙機構。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記給紙ローラの軸受
    部に前記圧力センサを設けることにより、前記給紙ロー
    ラの記録用紙への押圧力を制御した用紙給紙機構。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記圧力センサの出力
    をもとに、前記給紙ローラに設けた押圧機構を制御し、
    前記給紙ローラの記録用紙への押圧力を一定にした用紙
    給紙機構。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記圧力センサの出力
    をもとに、用紙ホッパのテ−ブルを上昇させる機構を制
    御し、前記給紙ローラの記録用紙への押圧力を一定にし
    た用紙給紙機構。
  5. 【請求項5】請求項1において、用紙の搬送間隔が長く
    なると、前記給紙ローラの記録用紙への押圧力が増加す
    るように制御した用紙給紙機構。
JP6027687A 1994-02-25 1994-02-25 用紙給紙機構 Withdrawn JPH07237759A (ja)

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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997019011A1 (de) * 1995-11-23 1997-05-29 Giesecke & Devrient Gmbh Vorrichtung und verfahren zum vereinzeln von blattgut aus einem stapel
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CN100422862C (zh) * 2004-04-27 2008-10-01 三星电子株式会社 成像装置的送纸装置及其控制方法

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Effective date: 20010508