JP3387295B2 - 通紙センサのチェック方法 - Google Patents

通紙センサのチェック方法

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に備
えられた通紙センサの正常な動作を確認する通紙センサ
のチェック方法に関する。 【0002】 【従来の技術】画像形成装置、例えば複写機における転
写用紙(以下、「カットシート」と呼ぶ)の搬送経路上
には、搬送制御やジャムの検出のためにカットシートの
存在を確認する通紙センサが設置されている。複写が正
常に行われるためには、通紙センサの正常な動作が不可
欠であり、通紙センサの動作が正常に行われるかどうか
をチェックする通紙センサチェックモードが設けられて
いる複写機も多い。 【0003】通紙センサチェックモードでは、作像時と
同様にカットシートの給紙、搬送、排紙を行い、通紙セ
ンサによってカットシートの存在が検出されたときにL
ED等を点灯させることにより、通紙センサの動作が正
常であるかどうかを確認する。従来の複写機における通
紙センサチェックモードでは、通紙センサによってカッ
トシートの存在が検出されているときにはLEDをオン
とし、検出されなくなると直ちにLEDをオフとしてい
た。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙搬
送技術の進歩に伴い、搬送速度が著しく向上したため、
従来の方法ではLED等の点灯時間が短すぎ、目視によ
る正確な確認ができない場合が発生するという問題が生
じていた。 【0005】例えば、最近の複写機におけるカットシー
トの搬送速度は340mm/秒に達しており、A4サイ
ズのカットシート(短辺210mm)を使用した場合、
通紙センサによる検出時間は理論上0.62秒程度とな
る。搬送速度は今後さらに速くなることが予想され、通
紙センサチェックを確実に行える方法の開発が急務であ
った。 【0006】本発明は、以上の問題点に鑑み、確実に通
紙センサの動作チェックができる通紙センサのチェック
方法を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために請求項1の発明は、画像形成装置の転写用紙搬送
経路上に配された通紙センサが、転写用紙通過中の検出
状態である第1の状態から、転写用紙不在の状態である
第2の状態に転じた場合及び第2の状態から第1の状態
に転じた場合に表示部の表示を変更し、通紙センサの作
動状態のチェックを行う通紙センサのチェック方法にお
いて、通紙センサが、第1の状態から第2の状態に変化
したときに、表示部の表示を前の表示状態のまま保持
し、所定時間後に変更する。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の一適用例とし
て、通紙センサチェックモードが設けられた複写機を示
す模式図である。図中破線はカットシート搬送経路を示
している。この搬送経路の上流から下流にかけて順に、
給紙カセット101、搬送ローラ102、タイミングロ
ーラ103、感光体ドラム104、搬送ベルト105、
定着器106、排紙ローラ107、排紙トレイ108が
設けられている。そして、給紙カセット101近傍に第
1の通紙センサ109が、タイミングローラ103の手
前に第2の通紙センサ110が、定着器106と排紙ロ
ーラ107との間に第3の通紙センサ111がそれぞれ
設けられている。 【0009】給紙カセット101は、内部にカットシー
トを積載収容しており、先端側を複写機筐体外側から内
部に脱着自在に挿設されている。給紙カセット101の
挿入位置には給紙ローラ(不図示)が設けられ、給紙カ
セット101内の最上のカットシートから一枚づつ繰り
出すように構成されている。 【0010】搬送ローラ102、タイミングローラ10
3、搬送ベルト105、定着器106、排紙ローラ10
7は、それぞれ図示しない駆動機構と接続され、適宜の
タイミングで駆動されるよう構成されている。感光体ド
ラム104の周囲には図示はしないが帯電チャージャ、
露光ユニット、現像器、転写チャージャ、除電器等が配
されプリントスタートスイッチ201の操作により静電
複写プロセスを実行して、搬送経路に沿って搬送されて
くるカットシートにトナー像を転写し、定着器106を
通じて定着された複写画像を得るようになっている。 【0011】通紙センサ109〜111は、それぞれの
位置においてカットシートの存在を検出し、その位置に
カットシートが存在するか否かを複写機の制御部(CP
U301)に指示する。通紙センサ109〜111によ
る検出の結果は、カットシートの搬送制御およびジャム
の検出に用いられる。具体的に説明すると、第1通紙セ
ンサ109の検出の結果は、給紙カセット101からカ
ットシートが送り出されたかどうかの確認と、その位置
でのジャム検出に用いられる。 【0012】第2通紙センサ110の検出の結果は、カ
ットシートの搬送を、トナー像の保持された感光体ドラ
ム104の回転と同期をとって行うためと、第2通紙セ
ンサ110の位置でのジャム検出に用いられる。第3の
通紙センサ111の検出の結果は、カットシートが排紙
されたかどうかの確認と、第3通紙センサ111の位置
でのジャム検出に用いられる。 【0013】尚、通紙センサの目的、機能等について
は、本実施例に限定されるものではない。 【0014】複写機の筐体上部には、図2に示すような
操作パネルが配されている。この操作パネルには、プリ
ントスタートスイッチ201、テンキー202、ディス
プレイ203の他に、通紙センサチェックモード指示ス
イッチ204、LED205、206、207が設けら
れている。図3は、本実施例の複写機の制御ブロック図
であり、CPU301は、操作パネル上の各スイッチか
らの入力に応じて、複写機の各部に対して、入力に応じ
た動作および表示を指示する。LED205、206、
207は、後述する通紙センサチェックモードにおい
て、通紙センサ109、110、111からの検出信号
に応じてCPU301により点灯/消灯制御される。
尚、CPU301には、該表示制御のためのタイマ30
11が内蔵されている。 【0015】図2に戻って、通紙センサチェックモード
指示スイッチ204は、通紙センサの動作チェックを行
う場合に操作されるもので、このスイッチ204を押す
ことにより、通紙センサチェックモードが設定され、作
像時と同様にカットシートが給紙、搬送、排出されると
ともに、その間の各通紙センサの動作状態がLED20
5〜207にて表示される。通紙センサチェックモード
は、カットシートの排出により終了する。尚、通紙セン
サチェックモードでのカットシート搬送時には、感光体
ドラム104上での潜像の形成及び現像、並びに、カッ
トシートへのトナー像の転写及び定着などの作像プロセ
スは行われない。 【0016】図4〜図7はCPU301による表示制御
処理を示すフローチャートである。以下、かかる表示制
御処理について、これらの図に基づいて説明する。図4
は、CPU301の処理内容を示すフローチャートであ
る。今、操作者が通紙センサチェックモード指示スイッ
チ204を押したとすると、キー入力処理のステップ
(S41)で、そのスイッチ204の押下を検出し、通
紙センサチェックモードであるとの確認を行った後(S
42)、ステップS44、S45、S46において、そ
れぞれLED205、206、207についての表示制
御処理を実行する。 【0017】キー入力処理において通紙センサチェック
モード指示スイッチ204以外のスイッチの押下である
と検出された場合はディスプレイ203上のデータ表示
等のその他の表示制御処理(S43)を行う。図5はス
テップS44で行われるLED205の表示制御処理の
内容を示すサブルーチンである。 【0018】まず、LED205がオン(点灯)の状態
になっているか否かを検出し(S441)、LEDがオ
フ(消灯)であれば、通紙センサがカットシートの存在
を検出したときにLED205の表示をオンに変更すべ
く表示開始処理を行う(S442)。一方、LED20
5がオンであれば、通紙センサがカットシートの存在を
検出しない状態となったときに、LED205をオフと
すべく表示終了処理を行う(S443)。 【0019】表示開始処理では、図6のフローチャート
に示すように、S4421において、通紙センサ109
の状態を判定し、オンエッジ(センサの状態がオフから
オンに変化したこと)でなければ、この処理を終了す
る。S4421で通紙センサ109のオンエッジが検出
されると、S4422においてLED205の表示をオ
ンに変更する。 【0020】すなわち、通紙センサがオフ(カットシー
トの存在を検出しない状態)からオン(カットシートの
存在を検出した状態)に変化したとき、直ちにLEDを
オンさせる。 【0021】表示終了処理では、図7のフローチャート
に示すように、S4431において、通紙センサ109
の状態を判定し、オフエッジ(センサの状態がオンから
オフに変化したこと)が検出された場合にはタイマ30
11をセットする(S4432)。通紙センサ109が
オフエッジでなければ、通紙センサ109の状態をチェ
ックし、オフでなければそのまま処理を終了する(S4
433)。通紙センサ109がオフであれば、タイマ3
011が終了しているか否かをチェックし、タイマ30
11が終了するのを待って(S4434、S443
5)、LED205の表示をオフに変更する(S443
6)。 【0022】すなわち、通紙センサがオン(カットシー
トの存在を検出した状態)からオフ(カットシートの存
在を検出しない状態)に変化したときは、所定時間LE
Dをオンのまま保持し、その後オフさせる。尚、タイマ
3011の設定時間は1〜1.5秒位が好適であるが、
これに限定されない。 【0023】図4のフローチャートに戻って、S45、
S46において、LED206、207についての表示
制御処理を行う。尚、S45、S46の処理内容は、S
44と同じであるので説明を割愛する。その後、S47
で通紙センサチェックモードのが終了を待って、処理を
終了する。 【0024】以上のような処理を行うことにより、カッ
トシートの搬送速度が速くなっても、LEDの点灯時間
はタイマにより設定された時間となるため、目視にて確
実に通紙センサの動作確認が行える。 【0025】なお、通紙センサの設置個数および設置位
置については、本実施の形態において設置された個数お
よび位置に限らず、個数の増減や位置の変更等をおこな
っても構わない。また、本実施の形態では、通紙センサ
チェックのための表示手段としてLEDを用いたが、代
わりの表示手段として液晶ディスプレイ等を用いること
も可能である。 【0026】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、カットシート
の搬送速度が速い場合でも確実に通紙センサの動作チェ
ックが行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一適用例としての複写機におけるカッ
トシートの搬送経路の概略構成を示す図である。 【図2】本発明の一適用例としての複写機に配された操
作パネルの形状の一例を示す図である。 【図3】本発明の一適用例としての複写機の制御ブロッ
ク図である。 【図4】CPU301の処理内容を示すフローチャート
である。 【図5】CPU301で行われるLEDの表示制御処理
の内容を示すフローチャートである。 【図6】CPU301で行われる表示開始処理の内容を
示すフローチャートである。 【図7】CPU301で行われる表示終了処理の内容を
示すフローチャートである。 【符号の説明】 101 給紙カセット 102 搬送ローラ 103 タイミングローラ 104 感光体ドラム 105 搬送ベルト 106 定着器 107 排紙ローラ 108 排紙トレイ 109、110、111 通紙センサ 201 プリントスタートスイッチ 202 テンキー 203 ディスプレイ 204 通紙センサチェックモード指示スイッチ 205、206、207 LED 301 CPU 3011 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/14 B41J 11/42 G03G 15/00 510 G03G 21/00 386 B41J 29/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】画像形成装置の転写用紙搬送経路上に配さ
    れた通紙センサが、転写用紙通過中の検出状態である第
    1の状態から転写用紙不存在の状態である第2の状態に
    転じた場合及び第2の状態から第1の状態に転じた場合
    に、表示部の表示を変更し、通紙センサの作動状態のチ
    ェックを行う通紙センサのチェック方法において、 通紙センサが、第1の状態から第2の状態に変化したと
    きに、表示部の表示を前の表示状態のまま保持し、所定
    時間後に変更することを特徴とする通紙センサのチェッ
    ク方法。
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