JPH04133070A

JPH04133070A - シートレジスト装置

Info

Publication number: JPH04133070A
Application number: JP2254705A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Ida; 雅之井田; Kozo Takahashi; 高橋　興三; Yuji Okamoto; 裕次岡本; Osamu Nakayama; 治中山
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-09-25
Filing date: 1990-09-25
Publication date: 1992-05-07
Anticipated expiration: 2013-06-04
Also published as: DE69110813T2; JP2760648B2; DE69110813D1; US5136342A; EP0477780A2; EP0477780A3; EP0477780B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、複写機、レーザビームプリンタ、印刷機等の
画像形成装置に用いられるシ一トレジスト装置に関する
。

［従来の技術］一般に、複写機、レーザビームプリンタ、印刷機等の画
像形成装置においては、画像を記録するためのシートが
斜行しないように、シートにループを形成してループの
進入力によりシートの先端をレジストローラ対のニップ
部に当接させるように構成されている。

従来のシートレジスト装置の一構成例を第９図に示す。

シートレジスト装置６１は、搬送ローラ対６２が駆動手
段（図示せず）により回転されてシートＳを図示右方の
給紙位置から左方に搬送する。

搬送ローラ対６２の下流にはシートＳの先端等を検出す
るためのシートセンサ６３が配置されている。

シートセンサ６３は例えばフォトセンサにより構成され
る。

シートセンサ６３の下流には、シートＳを画像の転写タ
イミングに対して同期搬送するためのレジストローラ対
６４が配置されており、レジストローラ対６４は駆動手
段（図示せず）により駆動される。

搬送ローラ対６２とレジストローラ対６４０間の搬送路
には、シートＳを搬送ローラ対６２からレジストローラ
対６４まで案内するためのガイド板６５が搬送されるシ
ートＳに対して上方に、ガイド板６６が搬送されるシー
トＳに対して下方にそれぞれ配置されている。

上側のガイド板６５には、シートＳがレジストローラ対
６４の上流においてループを形成するように所定の空間
が設けられている。

なお搬送ローラ対６２及びレジストローラ対６４を駆動
するための上記駆動手段は制御部（図示せず）により制
御される。

以下、第１０図のフローチャートを参照して第９図の従
来のシートレジスト装置の動作を説明する。

まず、画像形成装置の開始キー（図示せず）がオンする
（ステップＴｌ）と、開始信号が制御部に入力されて制
御部が搬送ローラ対６２及びレジストローラ対６４を駆
動し、シートＳが給紙位置から搬送ローラ対６２を介し
てレジストローラ対６４まで搬送されるように搬送ロー
ラ対６２及びレジストローラ対６４を制御する（ステッ
プＴ２）。

シートセンサ６３がシートＳの先端を検出してオンにな
ると（ステップＴ３）、制御部がタイマＴ１ｏをセット
すると共にレジストローラ対６４の駆動を停止しくステ
ップＴ４）、タイマＴ１゜が所定の時間をカウントして
カウントアウトの状態になると（ステップＴ５）、タイ
マＴ工。をリセットして（ステップＴ６）、搬送ローラ
対６２の駆動を停止する（ステップＴ７）。シートＳは
その先端が先ずレジストローラ対６４のニップ部に当接
し、の搬送力によりループが形成され、形成されたルー
プにより斜行が補正される。

そして時刻が画像形成のタイミングであるか否かをチエ
ツクしくステップＴ８）、画像形成のタイミングである
までステップＴ８を繰り返し、時刻が画像形成のタイミ
ングであれば、制御部は画像形成の所定のタイミングに
より搬送ローラ対６２及びレジストローラ対６４を再駆
動してシートＳを画像形成位置まで搬送し、搬送された
シート上にトナー画像が形成されるように構成されてい
る。

［発明が解決しようとする課題コしかしながら、近年の複写機等の画像形成装置では画像
の形成速度が高速化し、画像が形成されるシートが多様
化しているので、従来のシートレジスト装置では、レジ
ストローラ対の上流でシートにループを形成しても、シ
ートが復元力により搬送ローラ対の方向に戻ってループ
がすぐ消滅してしまうので、シートを斜行したり、シー
トを画像形成位置に同期して送り出すことができないと
いう問題点がある。

画像形成装置に用いられるシートの厚さは、例えば５２
　ｇ　／　ｍ　２〜１９８　ｇ／ｍ’まで様々であり、
カラーシート、ラベルシート、ＯＨＰ　（オーバヘッド
プロジェクタ）用シート等の多様なシートが用いられて
いる。従って、いわゆる腰が強いシートは復元力により
搬送ローラ対の方向に戻ってループがすぐ消滅してしま
い、又画像形成のタイミングを取るためにループを形成
した状態を継続すると、シートがカールし、このカール
した状態で画像を形成するとトナー画像が確実に転写さ
れずに画像の先端部に白抜は等が発生するという問題点
がある。

本発明の目的は、上記従来のシートレジスト装置におけ
る問題点に鑑み、画像の形成速度やシートの種類にかか
わらずシートの斜行を防止することができるシートレジ
スト装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］本発明の上述した目的は、シートを送り出す第１のロー
ラを回転駆動する第１の駆動手段と、第１のローラによ
り送り出されたシートを画像形成のタイミングに同期し
て送り出す第２のローラを回転駆動する第２の駆動手段
と、第２のローラの上流に配置されており第１のローラ
から送り出されたシートの先端を検出する検出手段と、
検出手段の結果に基づいて第１の駆動手段及び第２の駆
動手段を制御する制御手段とを備えており、制御手段は
、検出手段がシートの先端を検出したときに第１の駆動
手段による回転駆動を停止させ、第１の駆動手段による
回転駆動を前記第２のローラの駆動開始よりも所定の時
間前に再開させるシートレジスト装置によって達成され
る。

本発明のシートレジスト装置に係る制御手段は、第１の
回転手段により送り出されたシートの先端が検出手段で
検ａされたときからシートの先端が第２の回転手段のニ
ップ部に当接するまでの時間よりも短い所定時間内に第
１の駆動手段を制御して第１の回転手段を停止するよう
に構成されている。

本発明のシートレジスト装置は、第１の駆動手段を再稼
動するための所定の時間を変更できる変更手段を備えて
いる。

本発明のシートレジスト装置は、第１の駆動手段により
駆動される第１の回転手段を摩擦により制動する制動手
段を備えており、第１の駆動手段は、制動手段の摩擦力
より大きい駆動力で第１の回転手段を駆動するように構
成されている。

［作用］第１の駆動手段はシートを送り出す第１の回転手段を駆
動し、第２の駆動手段は第１の回転手段により送り出さ
れたシートを画像形成のタイミングに同期して送り出す
第２の回転手段を駆動し、検出手段は第２の回転手段の
上流に配置されており第１の回転手段から送り出された
シートの先端を検出し、制御手段は、検出手段がシート
の先端を検出したときに第１の駆動手段による回転駆動
を停止させ、第１の駆動手段による回転駆動を前記第２
のローラの駆動開始よりも所定の時間前に再開させるこ
とによりシートの先端を第２の回転手段のニップ部に当
接させてシートをループ状に形成し、所定のタイミング
で第２の駆動手段を稼動するように第１の駆動手段及び
第２の駆動手段を制御する。

本発明に係る制御手段は、第１の回転手段により送り出
されたシートの先端が検出手段で検出されたときからシ
ートの先端が第２の回転手段のニップ部に当接するまで
の時間よりも短い所定時間内に第１の駆動手段を制御し
て第１の回転手段を停止する。

更に、本発明に係る変更手段は、第１の駆動手段を再稼
動するための所定の時間を変更できる。

また、本発明に係る制動手段は、第１の駆動手段により
駆動される第１の回転手段を摩擦により制動し、第１の
駆動手段は、制動手段の摩擦力より大きい駆動力で第１
の回転手段を回転駆動する。

［実施例］以下、本発明のシートレジスト装置における実施例を図
面を参照して説明する。

第１図は本実施例に係るシートレジスト装置の構成を示
す。

第１図において、電子写真プロセスによる画像形成動作
の中心となるドラム状の感光体１０は時計回り方向に回
転し、感光体１０の周囲にはその回転方向に沿って順次
、画像の露光前に感光体ｌＯ上を帯電する帯電チャージ
ャ１１と、露光後の感光体１０上の静電潜像をトナーに
より可視像化する磁気ブラシ現像ローラ１２と、感光体
１０上のトナーをシート１８上に転写する転写チャージ
ャ１３と、シー）１８を感光体１０から剥離する静電剥
離チャージャ１４及び剥離爪１５と、感光体１０上の残
存トナー等を除去するクリーナ１６等が配置されている
。

帯電チャージャ１１と現像ローラ１２の間において、露
光光学系（図示せず）により原稿画像の光像が感光体１
０上に露光され、その静電潜像が感光体１０上に形成さ
れる。

図示右方には、シート１８を一枚毎に順次転写位置に送
り巴すための給紙トレイ１７が設けられている。

給紙トレイ１７上に積み上げられたシート１８は、最上
部から一枚ずつ給紙ベルト１９により取り込まれ、上下
のシートガイド２０．２１により第１の回転手段として
の搬送ローラ対２２の間に案内される。

搬送ローラ対２２により挟持されたシート１８は第２の
回転手段としてのレジストローラ対２３の方向に送り出
される。

レジストローラ対２３の上流には、シート１８の先端を
検出する検出手段としてのセンサ２４が設けられている
。

上側のシートガイド２０には、シート１８の先端にルー
プを形成するための空間２５が形成されている。

レジストローラ対２３は、シート１８を転写チャージャ
１３の転写位置において感光体１０上のトナー像に同期
するように送り出し、トナー像が転写されたシート１８
は、静電剥離チャージャ１４及び剥離爪１５により感光
体１０から剥離された後、搬送ベルト２６により定着装
置（図示せず）に搬送される。

第２図は、搬送ローラ対２２を駆動するための第１の駆
動手段及びレジストローラ対２３を駆動するための第２
の駆動手段から構成された駆動機構を示す上面図である
。

図示上方に示すレジストローラ対２３の回転軸２７の一
端（図示左側）は、画像形成装置本体のフロント側フレ
ーム２８ａの軸受け（ベアリング）２９を介して制止用
電磁クラッチ３０に連結されている。

制止用電磁クラッチ３０はフレーム２８ａに固定されて
おり、回転軸２７は電磁クラッチ３０がオフ状態で自由
に回転し、電磁クラッチ３０がオン状態でフレーム２８
ａに固定される。

レジストローラ対２３の回転軸２７の他端（図示右側）
は、装置本体のリヤ側フレーム２８ｂの軸受け（ベアリ
ング）３１を介して駆動用電磁クラッチ３２に連結され
ている。

駆動用電磁クラッチ３２はアイドルギヤ３３を介して駆
動ギヤ３４に連結されており、駆動ギヤ３４はモータ（
Ｍ）３５により常時駆動されている。

即ち、モータ（Ｍ）３５から回転軸２７に対する回転駆
動力は、駆動用電磁クラッチ３２がオフの状態では伝達
されず、駆動用電磁クラッチ３２がオンの状態で伝達さ
れるように構成されている。

図示下方に示す搬送ローラ対２２の回転軸３６の一端（
図示左側）は、フロント側フレーム２８ａの軸受け３７
を介して制動手段３８に連結されている。

制動手段３８は、回転軸３６に固設されたカラ−３８ａ
１回転軸３６が貫通した金属等のリング状摩擦部材３８
ｂ１同じく摩擦部材３８Ｃ（例えばポリプラスチック株
式会社、製品名：ジュラコン）、カラー３８ａと摩擦部
材３８ｃの間に配置されて摩擦部材３８ｂ及び３８ｃを
所定の圧力でフレーム２８ａの面に押圧するスプリング
３８ｄとにより構成されている。

搬送ローラ対２２の回転軸３６の他端（図示右側）は、
レジストローラ対２３と同様に、リヤ側フレーム２８ｂ
の軸受け（ベアリング）３９を介して電磁クラッチ４０
に連結されている。

また、電磁クラッチ４０はアイドルギヤ４１を介して駆
動ギヤ４２に連結されており、駆動ギヤ４２はモータ（
Ｍ）４３により常時駆動されている。

従って、レジストローラ対２３、と同様に、モータ（Ｍ
）４３から回転軸３６に対する回転駆動力は、電磁クラ
ッチ４０がオフの状態では伝達されず、電磁クラッチ４
０がオンの状態で伝達される。

第３図は、本実施例に係るシートレジズト装置における
制御手段としての制御部の構成を示す。

モータ（Ｍ）　３５．４３（第２図参照）はモータドラ
イバ４４に接続されており、電磁クラッチ（ＣＬＴ）３
０．３２．４０（第２図参照）はクラッチドライバ４５
に接続されている。

モータドライバ４４、クラッチドライバ４５及びセンサ
（Ｓ）　２４　（第１図参照）ハ、入出力（■１０）ユ
ニット４６に接続されている。

Ｉ１０ユニット４６は中央処理装置（ＣＰＵ）４７に接
続されており、センサ２４の検出信号がＣＰＵ４７に取
り込まれると共に、ＣＰＵ４７がモータドライバ４４及
びクラッチドライバ４５を介してモータ（Ｍ）３５．４
３及び電磁クラッチ（ＣＬＴ）３０．３２．４０を制御
する。

ＣＰＵ４７の制御用プログラムは予めリードオンリメモ
リ　（ＲＯＭ）４８に記憶され、またランダムアクセス
メモリ（ＲＡＭ）４９は、バッファ用メモリや複写制御
等に必要なフラグ、カウンタ、タイマ等の演算用領域を
有する。

■／○ユニット４６は、操作パネル５０（第４図参照）
のオペレータ操作用キー（Ｋｅｙ）５１及び表示ドライ
バ５２に接続されている。

表示ドライバ５２は表示装置５３に接続されている。

操作パネル５０は、第４図に示すように、複写枚数等を
設定するためのテンキ−５０ａ１設定枚数等をクリアす
るためのクリアキー５０ｂ１複写開始用のプリントスィ
ッチ５０Ｃ１設定枚数等を表示するためのセット表示部
５３ａ及び現在の複写枚数等を表示するためのカウント
表示部５３ｂ等を備えている。

ＣＰＵ４７は、テンキー５０ａを介して設定された複写
枚数がセット表示部５３ａに表示されるように表示ドラ
イバ５２を制御し、次いでプリントスイッチ５０ｃが押
下されると、第１図及び第２図に示すような機構を制御
して複写制御を行い、現在の複写枚数をカウントしてカ
ウント表示部５３ｂに表示させる。また、設定枚数とカ
ウント枚数が一致するとカウント表示部５３ｂに「０」
表示させる。

第５図は、ＣＰＵ４７がモータ（Ｍ）　３５．４３と電
磁クラッチ（ＣＬＴ）３０．３２．４０を介して搬送ロ
ーラ対２２とレジストローラ対２３を制御するタイミン
グを示す。

第６図（Ａ）〜（Ｃ）はシート１８の状態を示す。

次に第７図のフローチャートを参照して第１図に示すシ
ートレジスト装置の動作を説明する。

第７図に示すように、まずテンキー５０ａを介して複写
枚数が設定され、プリントスイッチ５Ｑｃが押下されて
オンする（ステップＳＬ）と、ＣＰＵ４７は、第１図に
示す静電プロセス装置を始動すると共に、搬送ローラ対
２２の電磁クラッチ４０及びレジストローラ対２３の制
止用電磁クラッチ３０をオンにする（ステップＳ２）。

給紙トレイ１７ヨの最上部のシート１８が給紙ベルト１
９により取り込まれ、上下のシートガイド２０．２１に
より搬送ローラ対２２の間に案内され、搬送ローラ対２
２により挟持されてレジストローラ対２３の方向に搬送
される（ステップＳ３）。

シートセンサ２４は、シート１８の先端を検出すると（
時刻１＋）オンになり（ステップＳ４）、電磁クラッチ
４０をオフにして（ステップＳ５）、第６図（Ａ）に示
すようにシート１８の先端がレジストローラ対２３のニ
ップ部に当接する前に搬送ローラ対２２を停止させる。

この停止制御は第２図に示すような制動手段３８により
行われ、制動手段３８の搬送ローラ対２２に対する制動
摩擦力は、駆動源４３の搬送ローラ対２２に対する駆動
力より小さく設定されている。

続く時刻ｔ２では、レジストローラ対２３の回転開始準
備のために制止用電磁クラッチ３０を継続してオンにす
ると共に、駆動用電磁クラッチ３２をオンにする（ステ
ップ３６）。即ち、レジストローラ対２３は制止用電磁
クラッチ３０により未だ回転を開始しない。

次いで、時刻ｔ３が第１図に示す静電プロセス装置の転
写タイミングＴ（＝ｔ４）より所定の時間ｔ　ｍｍ前で
あるか否かをチエツクしくステップＳ７）、時刻ｔ３が
転写タイミング’ｒ　（＝、ｔ４）より所定の時間ｔ　
ｆｆ１ｌ前になるまでステップＳ７を繰り返す。

上記ステップＳ７で、時刻ｔ３が転写タイミングＴ（”
ｔ４）より所定の時間ｔ　ｆｆ１ｌ前であれば、搬送ロ
ーラ対２２の電磁クラッチ４ｏをオンにする信号を出力
して、電磁クラッチ４０をオンにする（ステップ３８）
。

その結果、第６図（Ｂ）に示すように、シート１８は、
先端がレジストローラ対２２のニップ部に当接し、ルー
プが形成されて斜行が除去される。

次に、時刻ｔ３から所定の時間ｔ、、、を経過した時刻
ｔ４　（＝Ｔ）であるか否かをチエツクしくステップＳ
９）、時刻がｔ４　（＝Ｔ）になるまでステップＳ９を
繰り返す。

所定の時間ｔ　ｍｅの経過後の時刻ｔ４　（＝Ｔ）にお
いて、レジストローラ対２３の制止用電磁クラッチ３０
をオフにする（ステップ＄１０）。

この場合、前述したように搬送ローラ対２２の電磁クラ
ッチ４０がオンであり、レジストローラ対２３の駆動用
電磁クラッチ３２がオンであるので、シート１８は、第
６図（Ｃ）に示すようにレジストローラ対２３と搬送ロ
ーラ対２２により転写位置への搬送が開始される。

上記の搬送の開始の後は、次のように行われる。

まず、シート１８の後端がシートセンサ２４を通過した
か否かをシートセンサ２４の状態により検知しくステッ
プ５１１）、シートセンサ２４がオフになるまで、即ち
シート１８の後端がシートセンサ２４を通過するまで上
記ステップＳｌｌを繰り返す。

上記ステップＳｌｌの結果、シートセンサ２４がオフに
なっているならば、シート１８の後端がシートセンサ２
４を通過してから更にレジストローラ対２３を通過する
までに必要な時間をタイマーに時間Ｔ１としてセットし
くステップ５１２）、タイマーか時間Ｔ１の経過をチエ
ツクしくステップ５１３）、上記ステップＳ１３で時間
Ｔ１が経過したと判別されたならば、シート１８の後端
がレジストローラ対２３を通過したものとして搬送ロー
ラ対２２及びレジストローラ対２３を停止させると共に
、タイマーの時間Ｔ１をリセット停止する（ステップ５
１４）。

上記実施例では、転写タイミングＴ（＝ｔ４）より所定
の時間ｔ。８前の時刻ｔ、において、搬送ローラ対２２
の電磁クラッチ４０をオンにしてシート１８の先端にル
ープを形成する。

第７図に示す上記ステップＳ７は、第８図に示すような
サブステップに設定してもよい。

即ち、タイミング（所定の時間）１ｆｆｉ、を用紙の特
性に応じて切り換える場合、用紙の特性を自動検出して
、オペレータが予め設定した用紙データをＲＡＭ４９上
より読み出しくステップ５７ａ）、ＲＡＭ４９より読み
出された用紙データに基づいて適切なタイミングｔ　ｆ
ｆ１ｌを設定する（ステップ５７ｂ）。時刻がタイミン
グＴよりも設定されたタイミングｔ　ＩＩＩ前であるか
否かをチエツクして、時刻がタイミングＴよりもタイミ
ングｔ　ＩＩＩ前であれば電磁クラッチ３０をオフにす
るための信号を出力する（ステップ５７ｃ）。

第８図に示す上述のサブステップでは、所定の時間ｔ　
１１１１は、搬送ローラ対２２等の回転手段の材質、シ
ート１８の種類及び性質等の関係により異なるので、画
像形成装置本体のａ荷時に装置毎に調整して平均的な用
紙に応じた基準時間ｔを所定の時間ｔ１゜とじてＲＡＭ
４９に記憶するようにしてもよく、またシート１８の種
類毎の基準時間ｔを予めＲＡ　Ｍ２Ｓに記憶して操作パ
ネル５０から紙質を選択するようにしてもよく、更に、
例えば上下のシートガイド２０．２１間を通過するシー
）１８の光透過率、抵抗率、静電容量等により紙質を自
動的に判別して、所定の時間ｔ、、、を自動的に設定し
てもよい。

したがって、上記実施例によれば、転写タイミング’ｒ
（＝ｔ４）より所定の時間ｔｆｆｉ、前の時刻ｔ３にお
いて、搬送ローラ対２２の電磁クラッチ４０をオンにし
てシート１８の先端にループを形成するので、シート毎
の基準時間ｔを設定することによりシートの斜行を防止
することができる。

上記所定の時間１．ａ、は、変更手段により変更して設
定できるようにしてもよい。

［発明の効果コシートを送り出す第１のローラを回転駆動する第１の駆
動手段と、第１のローラにより送り出されたシートを画
像形成のタイミングに同期して送り出す第２のローラを
回転駆動する第２の駆動手段と、第２のローラの上流に
配置されており第１のローラから送り出されたシートの
先端を検出する検出手段と、検出手段の結果に基づいて
第１の駆動手段及び第２の駆動手段を制御する制御手段
とを備えており、制御手段は、検出手段がシートの先端
を検出したときに第１の駆動手段による回転駆動を停止
させ、第１の駆動手段による回転駆動を第２のローラの
駆動開始よりも所定の時間前に再開させるので、ループ
が形成された後のシートの待機時間が短縮され、その結
果、シートの斜行の補正とシート先端の位置合わせが確
実に行われる。

制御手段は、第１の回転手段により送り出されたシート
の先端が検出手段で検出されたときからシートの先端が
第２の回転手段のニップ部に当接するまでの時間よりも
短い所定時間内に第１の駆動手段を制御して第１の回転
手段を停止するので、腰が強いシートが第２の回転手段
のニップ部に当接して第１の回転手段の方向に戻らない
。

更に、第１の駆動手段を再稼動するための所定の時間を
変更できる変更手段を備えているので、シートの種類等
に応じて第１の駆動手段を再稼動するための所定の時間
を変更することができ、その結果、シートの種類にかか
わらずシートの斜行を防止できる。

また、第１の駆動手段により駆動される第１の回転手段
を摩擦により制動する制動手段を備えており、第１の駆
動手段は、制動手段の摩擦力より大きい駆動力で第１の
回転手段を回転駆動するので、シートの先端が第２の回
転手段のニップ部に当接しないように第１の回転手段を
停止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシートレジスト装置の一実施例の
機構を示す側面図、第２図は第１図の搬送ローラ対とレ
ジストローラ対の駆動機構を示す上面図、第３図は本発
明に係るシートレジスト装置の一実施例の電気系を示す
ブロック図、第４図は第３図の操作パネルを示す上面図
、第５図は第１図〜第３図のシートレジスト装置の動作
を説明するためのタイミングチャート、第６図（Ａ）〜
（Ｃ）はシートの状態を示す説明図、第７図は及び第８
図は第１図に示すシートレジスト装置の動作を説明する
ためのフローチャート、第９図は従来のシートレジスト
装置を示す側面図、第１０図は第９図に示す従来のシー
トレジスト装置の動作を説明するためのフローチャート
である。１８・・・シート、２０．２１・・・ガイド板、２２・
・・搬送ローラ対、２３・・・レジストローラ対、２４
・・・シート検出手段、３０．３２．４０・・・電磁ク
ラッチ、３５．４３・・・モータ、４７・・・ＣＰＵ、
４８・・・ＲＯＭ、４９・・・ＲＡＭ０第２図第３図第４図　ｂ −Ｔ第５図第６図第８図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シートを送り出す第１のローラを回転駆動する第
１の駆動手段と、前記第１のローラにより送り出された
前記シートを画像形成のタイミングに同期して送り出す
第２のローラを回転駆動する第２の駆動手段と、前記第
２のローラの上流に配置されており前記第１のローラか
ら送り出された前記シートの先端を検出する検出手段と
、前記検出手段の結果に基づいて前記第１の駆動手段及
び前記第２の駆動手段を制御する制御手段とを備えてお
り、前記制御手段は、前記検出手段が前記シートの先端
を検出したときに前記第１の駆動手段による回転駆動を
停止させ、前記第１の駆動手段による回転駆動を前記第
２のローラの駆動開始よりも所定の時間前に再開させる
ことを特徴とするシートレジスト装置。
（２）前記制御手段は、前記第１の回転手段により送り
出された前記シートの先端が前記検出手段で検出された
ときから該シートの先端が前記第２の回転手段の前記ニ
ップ部に当接するまでの時間よりも短い所定時間内に前
記第１の駆動手段を制御して前記第１の回転手段を停止
することを特徴とする請求項１に記載のシートレジスト
装置。
（３）前記第１の駆動手段を再稼動するための前記所定
の時間を変更できる変更手段を備えていることを特徴と
する請求項１又は２に記載のシートレジスト装置。
（４）前記第１の駆動手段により駆動される前記第１の
回転手段を摩擦により制動する制動手段を備えており、
該第１の駆動手段は、該制動手段の摩擦力より大きい駆
動力で該第１の回転手段を駆動することを特徴と請求項
２又は３に記載のシートレジスト装置。