JP2679845B2 - 給紙制御装置 - Google Patents
給紙制御装置Info
- Publication number
- JP2679845B2 JP2679845B2 JP1141850A JP14185089A JP2679845B2 JP 2679845 B2 JP2679845 B2 JP 2679845B2 JP 1141850 A JP1141850 A JP 1141850A JP 14185089 A JP14185089 A JP 14185089A JP 2679845 B2 JP2679845 B2 JP 2679845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- paper
- feeding
- paper feed
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、複写機や印刷機等に適用される供給制御
装置に関するものであり、特に、用紙を所望の間隔で連
続的に搬送路上へ供給することのできる給紙制御装置の
改良に関するものである。
装置に関するものであり、特に、用紙を所望の間隔で連
続的に搬送路上へ供給することのできる給紙制御装置の
改良に関するものである。
<従来の技術> たとえば複写機には、用紙カセットや用紙デッキ等の
用紙収納部に収納された用紙を1枚ずつ繰り出して画像
形成処理部へ供給するための給紙制御装置が備えられて
いる。そして、従来、単位時間当りに比較的多数枚のコ
ピーが行えるいわゆる高速複写機においては、コピース
ピードを上げるために、先の用紙を供給してから一定時
間後には、先の用紙の処理が予定通り進んでいると見做
して、次の用紙の供給を開始するという制御がなされて
いた。
用紙収納部に収納された用紙を1枚ずつ繰り出して画像
形成処理部へ供給するための給紙制御装置が備えられて
いる。そして、従来、単位時間当りに比較的多数枚のコ
ピーが行えるいわゆる高速複写機においては、コピース
ピードを上げるために、先の用紙を供給してから一定時
間後には、先の用紙の処理が予定通り進んでいると見做
して、次の用紙の供給を開始するという制御がなされて
いた。
ところが、この制御では、供給中の用紙が搬送路でス
リップしたり、供給開始される用紙の先端が収納部内で
多少ばらついている場合には、用紙ジャムの原因になっ
たり、用紙を画像形成処理部へ供給する2次給紙タイミ
ング(いわゆるレジストタイミング)のずれを引起すと
いう欠点があった。
リップしたり、供給開始される用紙の先端が収納部内で
多少ばらついている場合には、用紙ジャムの原因になっ
たり、用紙を画像形成処理部へ供給する2次給紙タイミ
ング(いわゆるレジストタイミング)のずれを引起すと
いう欠点があった。
このような欠点を解消するための従来技術としては、
たとえば特開昭59−212340号公報に記載のように、理想
的な用紙搬送時間と、実際の用紙搬送時間とを比較し
て、その差分をレジスト部の2次給紙タイミングにフィ
ードバックするものがあった。
たとえば特開昭59−212340号公報に記載のように、理想
的な用紙搬送時間と、実際の用紙搬送時間とを比較し
て、その差分をレジスト部の2次給紙タイミングにフィ
ードバックするものがあった。
<発明が解決しようとする課題> ところで、最近の高速型複写機では、高速化と共に多
数枚の連続コピーを行えるように大容量化も進んでい
る。このため、用紙収納部から2次給紙を行うためのレ
ジスト部までの搬送路が長くなる傾向にある。そして用
紙収納部からレジスト部までの搬送路が長いものにおい
て、上述のように一定時間間隔で用紙を連続的に供給す
ると、搬送路上に複数枚の用紙が存在する状態になる。
数枚の連続コピーを行えるように大容量化も進んでい
る。このため、用紙収納部から2次給紙を行うためのレ
ジスト部までの搬送路が長くなる傾向にある。そして用
紙収納部からレジスト部までの搬送路が長いものにおい
て、上述のように一定時間間隔で用紙を連続的に供給す
ると、搬送路上に複数枚の用紙が存在する状態になる。
このような状態においては、前記特開昭59−212340号
公報に記載の制御はあまり有益でなく、むしろ用紙ジャ
ムの原因になり易いという欠点がある。なぜならば、先
の用紙のスリップを検出し、レジスト部においてその用
紙を一時停止させ、2次給紙タイミングを制御している
間に、既に搬送中の次の用紙の先端が、レジスト部で一
時停止している先の用紙の後端に衝突するような場合が
あるからである。
公報に記載の制御はあまり有益でなく、むしろ用紙ジャ
ムの原因になり易いという欠点がある。なぜならば、先
の用紙のスリップを検出し、レジスト部においてその用
紙を一時停止させ、2次給紙タイミングを制御している
間に、既に搬送中の次の用紙の先端が、レジスト部で一
時停止している先の用紙の後端に衝突するような場合が
あるからである。
一方、搬送路が長くなった場合、搬送路上における用
紙のスリップ等の問題を解決するよりも、用紙を搬送路
へ送り出すいわゆる1次給紙を等間隔で行うことが、高
速度でかつスムーズな用紙搬送を実現できるのではない
かと、発明者は考えた。この発明は、かかる観点のもと
になされたものである。
紙のスリップ等の問題を解決するよりも、用紙を搬送路
へ送り出すいわゆる1次給紙を等間隔で行うことが、高
速度でかつスムーズな用紙搬送を実現できるのではない
かと、発明者は考えた。この発明は、かかる観点のもと
になされたものである。
すなわちこの発明は、搬送路上に複数枚の用紙が同時
に存在するような画像形成装置に良好に適用でき、搬送
路上に正確に一定間隔で用紙を送り出すことのできる給
紙制御装置を提供することを目的とする。
に存在するような画像形成装置に良好に適用でき、搬送
路上に正確に一定間隔で用紙を送り出すことのできる給
紙制御装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> この発明は、紙用紙収納部に収納された用紙を1枚ず
つ用紙搬送路へ送り出す1次給紙のための給紙制御装置
であって、 前記用紙収納部に収納された用紙を繰り出すための給
紙手段と、 用紙の繰り出し方向に対し、前記給紙手段よりも下流
側に設けられ、給紙手段から繰り出される用紙の先端お
よび後端を検出するための用紙検出手段と、 前記用紙検出手段が繰り出された用紙の後端を検出し
たことに応答して計測動作を開始し、予め定める最少限
必要な用紙間隔に相当する時間経過時に出力を導出する
計測手段と、 前記用紙検出手段が繰り出された用紙の後端を検出し
たことに応答して、前記給紙手段を起動させて次の用紙
の繰り出しを開始させ、前記用紙検出手段が繰り出され
る次の用紙の先端を検出したことに応答して、前記給紙
手段を一旦停止させると共に、前記計測手段の出力に応
答して前記給紙手段の動作を再開させる給紙制御手段と
を含むことを特徴とする給紙制御装置である。
つ用紙搬送路へ送り出す1次給紙のための給紙制御装置
であって、 前記用紙収納部に収納された用紙を繰り出すための給
紙手段と、 用紙の繰り出し方向に対し、前記給紙手段よりも下流
側に設けられ、給紙手段から繰り出される用紙の先端お
よび後端を検出するための用紙検出手段と、 前記用紙検出手段が繰り出された用紙の後端を検出し
たことに応答して計測動作を開始し、予め定める最少限
必要な用紙間隔に相当する時間経過時に出力を導出する
計測手段と、 前記用紙検出手段が繰り出された用紙の後端を検出し
たことに応答して、前記給紙手段を起動させて次の用紙
の繰り出しを開始させ、前記用紙検出手段が繰り出され
る次の用紙の先端を検出したことに応答して、前記給紙
手段を一旦停止させると共に、前記計測手段の出力に応
答して前記給紙手段の動作を再開させる給紙制御手段と
を含むことを特徴とする給紙制御装置である。
<作用> 用紙収納部から搬送路へ繰り出される用紙は、用紙検
出手段でその先端が検出されると停止される。そしてそ
の停止位置から搬送路への用紙の繰り出しが始まるの
で、搬送路へ繰り出される用紙は、常に定位置から繰り
出しが開始されることになる。
出手段でその先端が検出されると停止される。そしてそ
の停止位置から搬送路への用紙の繰り出しが始まるの
で、搬送路へ繰り出される用紙は、常に定位置から繰り
出しが開始されることになる。
また、計測手段により、上記定位置から繰り出される
用紙の繰り出しは、最少限必要な用紙間隔に相当する時
間をあけて行われる。よって、搬送路上へ繰り出される
用紙間隔は常に一定間隔であり、搬送路を搬送される用
紙が所望の間隔以下に縮まり、用紙同士がぶつかった
り、用紙ジャムが生じることがほとんどない。
用紙の繰り出しは、最少限必要な用紙間隔に相当する時
間をあけて行われる。よって、搬送路上へ繰り出される
用紙間隔は常に一定間隔であり、搬送路を搬送される用
紙が所望の間隔以下に縮まり、用紙同士がぶつかった
り、用紙ジャムが生じることがほとんどない。
<実施例> 以下には、図面を参照して、この発明の一実施例とし
ては複写機を例にとって詳細に説明をする。
ては複写機を例にとって詳細に説明をする。
第2図は、この発明の一実施例に係る複写機の給紙機
構の概略構成図を示す図解図である。
構の概略構成図を示す図解図である。
この複写機には、3つの用紙収納部12,13,14が備えら
れている。そして各用紙収納部12,13,14に対応して、そ
れぞれ、前送りコロ15,16,17、給紙ローラ18,19,20、リ
タードコロ21,22,23および用紙検出スイッチ24,25,26が
設けられている。前送りコロ15,16,17は、それぞれ対応
する用紙収納部12,13,14に収納された用紙を上から順に
繰り出すためのものである。また、給紙ローラ18,19,20
は、繰り出されてきた用紙を送り出すためのものであ
る。一方、給紙ローラ18,19,20と対をなすように設けら
れたリタードコロ21,22,23は、対応する給紙ローラと逆
の方向へ給紙ローラよりも弱いトルクで回転し、給紙ロ
ーラ18,19,20による用紙の重送を防止するためのであ
る。通常、前送りコロ、給紙ローラおよびリタードコロ
の各組は、それぞれ、図示しない給紙クラッチによって
同時に起動されたり動作停止されたりするようになって
いて、これらが1次給紙手段を構成している。
れている。そして各用紙収納部12,13,14に対応して、そ
れぞれ、前送りコロ15,16,17、給紙ローラ18,19,20、リ
タードコロ21,22,23および用紙検出スイッチ24,25,26が
設けられている。前送りコロ15,16,17は、それぞれ対応
する用紙収納部12,13,14に収納された用紙を上から順に
繰り出すためのものである。また、給紙ローラ18,19,20
は、繰り出されてきた用紙を送り出すためのものであ
る。一方、給紙ローラ18,19,20と対をなすように設けら
れたリタードコロ21,22,23は、対応する給紙ローラと逆
の方向へ給紙ローラよりも弱いトルクで回転し、給紙ロ
ーラ18,19,20による用紙の重送を防止するためのであ
る。通常、前送りコロ、給紙ローラおよびリタードコロ
の各組は、それぞれ、図示しない給紙クラッチによって
同時に起動されたり動作停止されたりするようになって
いて、これらが1次給紙手段を構成している。
各1次給紙手段で繰り出される用紙は、それぞれ、給
紙スイッチ24,25または26でその先端および後端が検出
される。
紙スイッチ24,25または26でその先端および後端が検出
される。
また、1次給紙された用紙はフィードローラ27,28,29
によって搬送され、ループ用ローラ30を介してレジスト
ローラ31へ与えられる。ループ用ローラ30の下流側でレ
ジストローラ31の上流側にはレジストスイッチ32が設け
られていて、このレジストスイッチ32によってレジスト
ローラ31へ与えられる用紙が検出できるようになってい
る。レジストローラ31は予め定めるタイミングで用紙を
感光体ドラム10へ2次給紙する。レジストローラ31の上
流側に設けられたループ用ローラ30は、搬送されてきた
用紙の先端がレジストローラ31に当って停止した場合に
もさらに用紙を進め、レジストローラ31の手前で一定の
たわみ(ループ)生じさせるためのものである。このよ
うに用紙にたわみを生じさせると、用紙先端をレジスト
ローラ31に十分につき当てることができ、用紙の斜め送
りを補正することができるのである。
によって搬送され、ループ用ローラ30を介してレジスト
ローラ31へ与えられる。ループ用ローラ30の下流側でレ
ジストローラ31の上流側にはレジストスイッチ32が設け
られていて、このレジストスイッチ32によってレジスト
ローラ31へ与えられる用紙が検出できるようになってい
る。レジストローラ31は予め定めるタイミングで用紙を
感光体ドラム10へ2次給紙する。レジストローラ31の上
流側に設けられたループ用ローラ30は、搬送されてきた
用紙の先端がレジストローラ31に当って停止した場合に
もさらに用紙を進め、レジストローラ31の手前で一定の
たわみ(ループ)生じさせるためのものである。このよ
うに用紙にたわみを生じさせると、用紙先端をレジスト
ローラ31に十分につき当てることができ、用紙の斜め送
りを補正することができるのである。
レジストロー31によって2次給紙される用紙は、感光
体ドラム10表面に密着され、現像装置11で現像されたト
ナー像が転写チャージャ33によって転写される。
体ドラム10表面に密着され、現像装置11で現像されたト
ナー像が転写チャージャ33によって転写される。
第3図は、第2図の機構を動作させるための電気回路
の構成を表わすブロック図である。電気回路は、第3図
に示すように、制御中枢としてのCPU34、CPU34の動作プ
ログラムが格納されたROM35、データ等を記憶するため
のRAM36および入出力インタフェイス37を含む構成にな
っている。RAM36には、後述する制御上必要な第1タイ
マエリア361および第2タイマエリア362が備えられてい
る。
の構成を表わすブロック図である。電気回路は、第3図
に示すように、制御中枢としてのCPU34、CPU34の動作プ
ログラムが格納されたROM35、データ等を記憶するため
のRAM36および入出力インタフェイス37を含む構成にな
っている。RAM36には、後述する制御上必要な第1タイ
マエリア361および第2タイマエリア362が備えられてい
る。
上述した給紙スイッチ24,25,26およびレジストスイッ
チ32の出力は、いずれも入出力インタフェイスを介して
CPU34へ与えられるようになっている。また、CPU34から
出力される制御信号は、給紙クラッチ39,40,41、ループ
用クラッチ42およびレジストクラッチ43へ与えられるよ
うになっている。
チ32の出力は、いずれも入出力インタフェイスを介して
CPU34へ与えられるようになっている。また、CPU34から
出力される制御信号は、給紙クラッチ39,40,41、ループ
用クラッチ42およびレジストクラッチ43へ与えられるよ
うになっている。
ここに、給紙クラッチ39,40,41は、それぞれ、各1次
給紙機構(前送りコロ15,給紙ローラ18,リタードコロ21
の組、前送りコロ16,給紙ローラ19,リタードコロ22の組
および前送りコロ17,給紙ローラ20,リタードコロ23の
組)の動作/停止を切換えるためのものである。ループ
用クラッチ42は、ループ用ローラ30の動作/停止を切換
えるためのものである。レジストクラッチ43は、レジス
トローラ31の動作/停止を切換えるためのものである。
給紙機構(前送りコロ15,給紙ローラ18,リタードコロ21
の組、前送りコロ16,給紙ローラ19,リタードコロ22の組
および前送りコロ17,給紙ローラ20,リタードコロ23の
組)の動作/停止を切換えるためのものである。ループ
用クラッチ42は、ループ用ローラ30の動作/停止を切換
えるためのものである。レジストクラッチ43は、レジス
トローラ31の動作/停止を切換えるためのものである。
第1A図、第1B図および第1C図は、この複写機の給紙機
構の制御動作を表わすフローチャートである。
構の制御動作を表わすフローチャートである。
また、第4図は、この複写機の動作を表わすタイミン
グチャートであり、給紙クラッチ39,40または41、給紙
スイッチ24,25または26、およびタイマの関係が示され
ている。なお、第4図において、第1A図および第1B図の
ステップ番号の制御に対応する部分には、○で囲った番
号が付されている。
グチャートであり、給紙クラッチ39,40または41、給紙
スイッチ24,25または26、およびタイマの関係が示され
ている。なお、第4図において、第1A図および第1B図の
ステップ番号の制御に対応する部分には、○で囲った番
号が付されている。
次に、第2図ないし第4図を参照しながら、第1A図、
第1B図および第1C図の流れに従って、この実施例の制御
動作について説明をする。
第1B図および第1C図の流れに従って、この実施例の制御
動作について説明をする。
複写機のメインスイッチがオンされると(ステップS
1)、CPU34は、電源をオンすると共に3つの給紙クラッ
チ39,40,41をオンする(ステップS2)。そして、給紙ス
イッチ24,25,26がオンしたことに基づいて(ステップS
3)、対応する給紙クラッチ39,40,41をオフする(ステ
ップS4)。
1)、CPU34は、電源をオンすると共に3つの給紙クラッ
チ39,40,41をオンする(ステップS2)。そして、給紙ス
イッチ24,25,26がオンしたことに基づいて(ステップS
3)、対応する給紙クラッチ39,40,41をオフする(ステ
ップS4)。
これにより、3つの用紙収納部12,13,14に収納された
用紙の1枚目の先端が、それぞれ、給紙スイッチ24,25,
26の位置まで繰り出される。
用紙の1枚目の先端が、それぞれ、給紙スイッチ24,25,
26の位置まで繰り出される。
次いで、この状態で、コピースタート信号が与えられ
るのを待ち(ステップS5)、操作部のプリントボタンが
押される等によりコピースタート信号が与えられると、
CPU34は、選択されている用紙を給紙するために、対応
する給紙クラッチ39,40または41をオンする(ステップS
6)。
るのを待ち(ステップS5)、操作部のプリントボタンが
押される等によりコピースタート信号が与えられると、
CPU34は、選択されている用紙を給紙するために、対応
する給紙クラッチ39,40または41をオンする(ステップS
6)。
また、第2タイマエリア362を用いて第2タイマとし
て給紙クラッチオフタイマをセットする(ステップS
7)。
て給紙クラッチオフタイマをセットする(ステップS
7)。
この給紙クラッチタイマは、第1B図のステップS71〜S
73に示すようにタイム減算動作を行う。そして、CPU34
は、一定時間t2経過後にオンした給紙クラッチ39,40ま
たは41をオフする(ステップS74)。
73に示すようにタイム減算動作を行う。そして、CPU34
は、一定時間t2経過後にオンした給紙クラッチ39,40ま
たは41をオフする(ステップS74)。
用紙の給紙が開始され、フィードローラ27,28または2
9で用紙が搬送されると、やがて用紙後端が給紙スイッ
チ24,25または26を通過し、その時、該給紙スイッチ24,
25または26はオフする(ステップS8)。そこで、CPU34
は、給紙スイッチ24,25または26のオフエッジの検出に
基づいて、再度給紙クラッチ39,40または41をオンし
(ステップS9)、併わせてRAM36のタイマエリア361に予
め定める時間t1をセットし、第1タイマとして用紙間隔
タイマを起動させる(ステップS10)。
9で用紙が搬送されると、やがて用紙後端が給紙スイッ
チ24,25または26を通過し、その時、該給紙スイッチ24,
25または26はオフする(ステップS8)。そこで、CPU34
は、給紙スイッチ24,25または26のオフエッジの検出に
基づいて、再度給紙クラッチ39,40または41をオンし
(ステップS9)、併わせてRAM36のタイマエリア361に予
め定める時間t1をセットし、第1タイマとして用紙間隔
タイマを起動させる(ステップS10)。
ここに、時間t1は、最少限必要な用紙間隔、すなわち
先の用紙の後端と次の用紙の先端との間隔に相当する時
間にされている。
先の用紙の後端と次の用紙の先端との間隔に相当する時
間にされている。
用紙間隔タイマは、第1C図のステップS101〜S104のよ
うにタイム減算動作を行う。
うにタイム減算動作を行う。
CPU34は、このセットした時間t1が計時され終えると
(ステップS104)、その出力を判別して(ステップS1
3)、給紙クラッチ39,40または41をオンし(ステップS
6)、給紙クラッチオフタイマを起動させ(ステップS
7)、前述と同じ制御を繰返す。
(ステップS104)、その出力を判別して(ステップS1
3)、給紙クラッチ39,40または41をオンし(ステップS
6)、給紙クラッチオフタイマを起動させ(ステップS
7)、前述と同じ制御を繰返す。
ステップS13で、用紙間隔タイマがタイムアップして
いない場合は、給紙スイッチ24,25または26のオンエッ
ジ検出によって給紙クラッチ39,40または41をオフす
る。
いない場合は、給紙スイッチ24,25または26のオンエッ
ジ検出によって給紙クラッチ39,40または41をオフす
る。
また、ステップS12で、コピー終了時には、ステップS
5へ戻る。
5へ戻る。
なお、コピー終了か否かは、たとえばコピー枚数が設
定されている場合に、1枚のコピー処理ごとにカウンタ
でそのコピー枚数を減算していき、残存枚数が“0"にな
るまではコピー末終了信号がCPU34へ与えられるような
構成を採用することもできるし、あるいは他の構成を採
用することもできるであろう。
定されている場合に、1枚のコピー処理ごとにカウンタ
でそのコピー枚数を減算していき、残存枚数が“0"にな
るまではコピー末終了信号がCPU34へ与えられるような
構成を採用することもできるし、あるいは他の構成を採
用することもできるであろう。
この実施例は、以上のように制御されているので、用
紙の供給が開始される前に、用紙は予め給紙スイッチの
位置までその先端が繰り出され、給紙開始時において、
用紙先端は必ず定位置からスタートする。従って、用紙
収納部12,13または14内で用紙先端に多少のばらつきが
あったとしても、それに拘らず、給紙開始時には、用紙
先端は常に定位置からスタートする。
紙の供給が開始される前に、用紙は予め給紙スイッチの
位置までその先端が繰り出され、給紙開始時において、
用紙先端は必ず定位置からスタートする。従って、用紙
収納部12,13または14内で用紙先端に多少のばらつきが
あったとしても、それに拘らず、給紙開始時には、用紙
先端は常に定位置からスタートする。
以上の説明は、電子写真複写機を例にとって説明した
が、この発明は、印刷機、電子写真方式のファクシミリ
装置等の他の給紙制御装置にも同様に適用できるもので
ある。
が、この発明は、印刷機、電子写真方式のファクシミリ
装置等の他の給紙制御装置にも同様に適用できるもので
ある。
<発明の効果> この発明は、以上のように構成されているので、用紙
収納部において用紙の先端にばらつきがあっても、繰り
出される用紙は、用紙検出手段で先端が検出される位置
まで予め繰り出されて、その先端が所定の位置に一旦揃
えられる。そして、その定位置から用紙は搬送路上に繰
り出されることになる。また、用紙の繰り出し間隔は、
最低限必要な間隔を隔てて行われるので、搬送路におい
て用紙同士がぶつかったり、搬送路上で万一用紙がスリ
ップしてもそれによって用紙間隔が縮まり用紙がジャム
等することの少ない、良好に1次給紙のできる給紙制御
装置とすることができる。
収納部において用紙の先端にばらつきがあっても、繰り
出される用紙は、用紙検出手段で先端が検出される位置
まで予め繰り出されて、その先端が所定の位置に一旦揃
えられる。そして、その定位置から用紙は搬送路上に繰
り出されることになる。また、用紙の繰り出し間隔は、
最低限必要な間隔を隔てて行われるので、搬送路におい
て用紙同士がぶつかったり、搬送路上で万一用紙がスリ
ップしてもそれによって用紙間隔が縮まり用紙がジャム
等することの少ない、良好に1次給紙のできる給紙制御
装置とすることができる。
第1A図、第1B図および第1C図は、この発明の一実施例の
制御動作を表わすフローチャートである。 第2図は、この発明の主要部の概略構成を示す図であ
る。 第3図は、この発明の一実施例の電気回路の構成を示す
ブロック図である。 第4図は、この発明の制御動作を説明するためのタイミ
ング図である。 図において、12,13,14……用紙収納部、18,19,20……給
紙ローラ、24,25,26……給紙スイッチ、34……CPU、36
……RAM、39,40,41……給紙クラッチ、361……タイマエ
リア、を示す。
制御動作を表わすフローチャートである。 第2図は、この発明の主要部の概略構成を示す図であ
る。 第3図は、この発明の一実施例の電気回路の構成を示す
ブロック図である。 第4図は、この発明の制御動作を説明するためのタイミ
ング図である。 図において、12,13,14……用紙収納部、18,19,20……給
紙ローラ、24,25,26……給紙スイッチ、34……CPU、36
……RAM、39,40,41……給紙クラッチ、361……タイマエ
リア、を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】用紙収納部に収納された用紙を1枚ずつ用
紙搬送路へ送り出す1次給紙のための給紙制御装置であ
って、 前記用紙収納部に収納された用紙を繰り出すための給紙
手段と、 用紙の繰り出し方向に対し、前記給紙手段よりも下流側
に設けられ、給紙手段から繰り出される用紙の先端およ
び後端を検出するための用紙検出手段と、 前記用紙検出手段が繰り出された用紙の後端を検出した
ことに応答して計測動作を開始し、予め定める最少限必
要な用紙間隔に相当する時間経過時に出力を導出する計
測手段と、 前記用紙検出手段が繰り出された用紙の後端を検出した
ことに応答して、前記給紙手段を起動させて次の用紙の
送り出しを開始させ、前記用紙検出手段が繰り出される
次の用紙の先端を検出したことに応答して、前記給紙手
段を一旦停止させると共に、前記計測手段の出力に応答
して前記給紙手段の動作を再開させる給紙制御手段と、 を含むことを特徴とする給紙制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141850A JP2679845B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 給紙制御装置 |
US07/527,378 US5072924A (en) | 1989-05-29 | 1990-05-23 | Paper feeding control device |
EP90305783A EP0400941B1 (en) | 1989-05-29 | 1990-05-29 | Paper feeding control device |
DE90305783T DE69002543T2 (de) | 1989-05-29 | 1990-05-29 | Vorrichtung zum Steuern der Papierzufuhr. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141850A JP2679845B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 給紙制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH036574A JPH036574A (ja) | 1991-01-14 |
JP2679845B2 true JP2679845B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=15301618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1141850A Expired - Fee Related JP2679845B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-06-02 | 給紙制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2679845B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5215265B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2013-06-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023236A (ja) * | 1983-07-15 | 1985-02-05 | Minolta Camera Co Ltd | 用紙搬送制御装置 |
JPS62115173A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 | Sharp Corp | 画像形成装置における用紙給送装置 |
JPS62136442A (ja) * | 1985-12-07 | 1987-06-19 | Minolta Camera Co Ltd | 多段給紙装置 |
JPS63257769A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-25 | Canon Inc | 転写紙搬送装置 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP1141850A patent/JP2679845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH036574A (ja) | 1991-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3049342B2 (ja) | 給紙装置 | |
US5119146A (en) | Paper conveying device having variable speed rollers for a printing apparatus | |
JPS6219328B2 (ja) | ||
EP0400941B1 (en) | Paper feeding control device | |
JPH04133070A (ja) | シートレジスト装置 | |
JPH04159950A (ja) | シート搬送装置 | |
JPH031167A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2679845B2 (ja) | 給紙制御装置 | |
JPS62174777A (ja) | 複写装置 | |
JPH05338859A (ja) | 用紙の斜行補正装置 | |
JPH0930684A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0795198B2 (ja) | 給紙制御装置 | |
JP2002029649A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2770326B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2524762B2 (ja) | 電子写真複写装置及び制御方法 | |
JP2004021085A (ja) | 用紙搬送装置および画像形成装置 | |
JP3734002B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000272781A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000335759A (ja) | 給紙装置の給紙タイミング制御方法 | |
JP4006354B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11223969A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2593075B2 (ja) | 記録用紙搬送装置 | |
JP2855761B2 (ja) | 画像形成装置の中間給紙装置 | |
JP2002338092A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3216317B2 (ja) | 用紙搬送制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070801 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |