JPH03249047A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はたとえばレーザビームプリンタのように高解像
度で高品位な印字を行なうため画像形成処理に長時間を
要する画像形成装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の画像形成装置としては第５図に示される
ようなものがある。同図に基づいて給紙部から転写部ま
での搬送制御部及びコントローラについて説明する。コ
ントローラ１００は、画像形成装置本体に配設された指
示ボタンにより操作者が動作開始入力をすることにより
搬送制御部１１０に信号を発するようになっている。こ
の搬送制御部はカセッ）１０２内のプリント用紙１０３
を給紙ローラ１０１により順次−枚ずつ給紙すると共に
、画像形成部に配設された感光ドラム１０６上の転写画
像をプリント用紙の所定位置に転写させるため同期をと
るレジストローラ１０４も駆動するようになっている。

さらに動作とともに詳しく説明すると、搬送制御部１１
０はコントローラｌＯＯからプリント信号を入力される
と、給紙ローラ１０１を回転させてプリント用紙カセッ
トｌＯ２から一枚のプリント用紙１０３を給紙し、レジ
ストローラ１０４に向けて紙搬送を開始する。搬送が進
行することで、用紙前端はレジストローラ前センサ１０
５で検出される。検出時点から、搬送駆動部は内部設定
された指示に従いカウンタ減算により適切な時間だけさ
らに紙搬送を継続することで、まず用紙前端をレジスト
ローラに突き当て（第６図参照）、続いて用紙前部に一
定量のループを形成させる（第７図参照）。

プリント用紙をレジストローラに突き当てることにより
、転写部の感光ドラム１０６上の画像先端とプリント用
紙先端が一致するよう制御している。

また、プリント用紙にループ形成することで紙のコシに
より、用紙先端が一様にレジストローラに突き当たり、
これによって紙の斜行が防止されるようになっている。

このプリント用紙にループを形成した時点で、搬送制御
部は画像形成部と同期をとってレジストローラを回転さ
せるためコントローラに対して垂直同期信号を要求する
信号を出力する。その後はループを形成したままコント
ローラからの垂直同期信号を待機し、該信号を受けたと
きはレジストローラを回転して転写部へと搬送する。

なお、次のプリント用紙のカセットからレジストローラ
までの搬送は先行するプリント用紙への画像形成中に行
なわれ、これにより最大のスルーブツトを得ることがで
きる。

以上で述べたループを形成して垂直同期信号を待機する
までのシーケンスをフローチャートで示したのが第８図
である。

ところで、上記コントローラが処理する一頁分の画像メ
モリサイズは、たとえばＡ４サイズのプリント用紙に３
００ｄｐｉの解像度で印字を行なうだめには、約ＩＭｂ
ｙｔｅ必要となる。そして、扱う情報量が増大すること
に比例して、その処理時間も増加する。今後さらに緻密
な図形や画像を形成する必要性が増し、画像形成装置の
高解像度化が推進されることにより、メモリの処理時間
が増加傾向を示すことが予想されている。

（発明が解決しようとする課１１ｉ） しかし斯かる従来技術にあっては、複数のプリント用紙
に連続して画像形成をする場合、先行するプリント用紙
に画像形成が行なわれているとき次のプリント用紙はレ
ジストローラに当接してループを形成したまま待機して
いる。したがってコントローラでのメモリの処理時間が
増加することにより搬送制御部での待機時間も増加する
。この時、ループを形成したまま待機しているプリント
用紙はカールしやすくなり、これにより、紙詰まり（以
後、ジャムと呼ぶ）の原因になりやすく、またジャムに
ならないまでも転写不良を起こしやすくなるため良好な
印字結果を得にくいという問題があった。

本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、画像形成を連続
して行なう場合で一の画像形成処理に長時間を要すると
きは、二枚目以後のプリント用紙をループを形成しない
位置で待機させ、コントローラからの新たな指示を待っ
てレジストローラに当接してループを形成させ画像形成
部へと搬送することにより、長時間にわたりプリント用
紙を待機させてもカールを生ずることがない画像形成装
置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明にあっては画像形成
部へ向けプリント用紙を円滑に給紙φ搬送するための搬
送制御部と、搬送されるプリント用紙にループを形成し
て待機させ画像形成位置に同期させて画像形成部へ搬送
するため上記搬送制御部の一部として配設されるレジス
トローラと、画像形成開始信号を受け上記搬送制御部へ
プリント用紙の搬送指示信号を発するコントローラを有
する画像形成装置において、上記コントローラに、レジ
ストローラにプリント用紙を当接しループを形成させて
画像形成部への搬送を待機させるための本給紙系と、レ
ジストローラに当接しループを形成する位置の手前でプ
リント用紙を待機させるための予給紙系を設け、連続画
像形成時にあって一の画像形成動作に長時間を要すると
きは、上記コントローラが搬送制御部に予給紙系の制御
指示を行ない、後に本給紙系の制御指示を行なうように
設定されていることを特徴とする。

（作　用） 而してプリント用紙に連続的に画像形成を行う場合で、
一の画像形成処理に長時間を要するときは二枚目以後の
プリント用紙はまずコントローラの予給紙系の制御によ
りループを形成しない位置で待機させる。そして、新た
に本給紙系の制御によりレジストローラにプリント用紙
を当接してループを形成する。その後レジストローラを
回転させて画像形成部へと導くこととなる。

（実施例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。ただ
し本実施例に係る画像形成装置はその基本的構成は上述
した第５図に示される従来装置と同様であり、プリント
用紙の搬送制御の内容に特徴を有するものであるから、
該制御内容のシーケンスを示す第１図に基づいて説明す
る。

本第１実施例はコントローラにより搬送制御部へ指示信
号を発して制御する手段として予給紙系を設け、連続画
像形成を行なう場合で一の画像処理に長時間を要する場
合には予給紙系の制御に入るようにしている。この予給
紙系は搬送制御部へ信号を発し、レジストローラ前のセ
ンサまでプリント用紙の給紙動作を実行させ、該センサ
でプリント用紙を検出したときはその場で待機させる制
御を行なうものである。

そして、上記コントローラは本給紙系も有している。こ
の本給紙系は基本的に従来装置の搬送制御と同様で、搬
送制御部に信号を発しプリント用紙をレジストローラま
で搬送して当接させループを形成させるものである。

上記予給紙系の制御に入った場合には、先行するプリン
ト用紙への画像形成処理が終了に近くなった詩に本給紙
系のコントロールが開始され、次の画像形成処理可能時
には次のプリント用紙先端がレジストローラでレジスト
ローラ前センサまで到達しているように設定している。

上述したシーケンスを示したのが第１図であり、第１図
（ａ）〜（ｉ）は上述した従来例を示した！ｌ！８図と
同様である。従って、一の画像形成処理が短時間で終る
場合には、従来装置同様にコントローラから搬送制御部
にプリント信号が発せられ（ａ）〜（ｉ）の制御がなさ
れる。

＄１図に基づいて説明すると、まず搬送制御部は、コン
トローラからのプリント信号を待機している（第１図中
ａ）が、プリント信号が受信されない場合には、コント
ローラからの予給紙系への信号をチエツクしている（第
１図中ｊ）、予給紙系への信号も受信されない場合には
、再びプリント信号の待機ルーチンに入る（第１図中ａ
）。

搬送制御部が予給紙系への信号を受信した場合には、給
紙ローラの正転動作を開始する（第１図中ｋ）、つづい
て搬送制御部は、レジストローラ前のセンサで用紙前端
の検出を待機しく第１図中２）、用紙前端を検出後、た
だちに給紙ローラの正転動作を停止させる（第１図中ｍ
）、この状態ではプリント用紙はレジストローラに到達
しておらず、ループも形成していない、この位置で再び
コントローラからの本給紙系へのプリント信号を待機す
る（Ｒ１図中立）。

コントローラから本給紙系のプリント信号を受信した場
合、搬送制御部は、プリント用紙をレジストローラに突
き当て、さらに一定量のループを形成するためにカウン
タに必要な値をセットする（第１図中ｏ）、つづいて給
紙ローラの正転動作を再開しく第１図中ｐ）、カウンタ
が零になった時点で正転動作を停止させる（第１図中ｅ
、ｆ。

ｇ）、この状態でプリント用紙はレジストローラに到達
し、一定量のループが形成される。その後搬送制御部は
、コントローラに垂直同期信号要求を送信し、コントロ
ーラからの垂直同期信号を待機する（第１図中り、ｉ）
。

第２図及び第３図は本発明の第２実施例が示されている
。上述した第１実施例と同様に本実施例においてもシー
ケンスの内容を示している。

本実施例では、コントローラから搬送制御部に送信され
る、予給紙系への制御を新たに設けたことは同様である
。しかしプリント信号受信前に予給紙系への信号を受信
した場合、その事象を記憶し、レジストローラ位置でプ
リント用紙にループを形成させるまでは従来装置のよう
に行う、その後、予給紙系の信号を受信したのであれば
、プリント用紙のループを解消するまで給紙ローラを逆
転させ、その場で待機させ、その後、コントローラから
本給紙系へのプリント信号を受信することで給紙動作を
再開し、プリント用紙にループを形成するようにしてい
る。

上記シーケンスをフローチャートで示したものが第２図
及び第３図である。なお第２図中（ａ）〜（ｇ）は従来
例を示した第８図と同様であり、一の画像処理時間が短
いときはこれによる。

第２図及び第３図に基づいて説明すると、搬送制御部は
、コントローラからのプリント信号を待機している（第
２図中ａ）が、プリント信号が受信されない場合には、
コントローラからの予給紙系への信号をチエツクしてい
る（第２図中ｑ）。

予給紙系への信号も受信されない場合には、再びプリン
ト信号の待機ルーチンに入る（第２図中ａ）。

予給紙系への信号を受信した場合には、予給紙信号を受
信したというセマフォをセットする（第２図中ｒ）、つ
づいて、搬送制御部はプリント用紙をレジストローラに
突き当て、さらに一定量のループを形成するためにカウ
ンタに必要な値をセットする（第２図中ｂ）、そして給
紙ローラの正転を開始する（第２図中Ｃ）、その後搬送
制御部は、レジストローラ前センサで用紙前端の検出を
待機しく第２図中ｄ）、用紙前端を検出後、カウンタの
減算を開始しく第２図中ｅ）、カウンタが零になった時
点で、ただちに給紙ローラの正転動作を停止する（第２
図中ｇ）、この状態でプリント用紙はレジストローラに
到達し、かつループも形成している。

次に、搬送制御部は、セマフォに予給紙系の信号を受信
したとセットしであるかをチエツクしく第３図中２ａ）
、セットされていない場合には、従来例と同様に、コン
トローラに垂直同期信号要求を送信し、コントローラか
らの垂直同期信号を待機する（第３図中２ｍ、２ｎ）。

セットされている場合には、搬送制御部はカウンタに、
ループを解消するために必要な値をセットする（第３図
中２ｂ）、つづいて給紙ローラの逆転を開始しく第３図
中２０）、カウンタが零になった時点で、ただちに給紙
ローラの逆転動作を停止させる（第３図中２ｆ）、この
位置で再びコントローラからの本給紙系のプリント信号
を待機する（第３図中２ｇ）。

コントローラからのプリント信号を受信した場合、搬送
制御部は、カウンタに、プリント用紙に一定量のループ
を形成するために必要な値をセットする（第３図中２ｈ
）、そして給紙ローラの正転動作を再開しく第３図中２
１）、カウンタが零になった時点で正転動作を停止する
（第３図中２ｊ、２に、２ｆＬ）、この状態でプリント
用紙は一定量のループを形成する。その後搬送制御部は
コントローラに垂直同期信号要求を送信し、コントロー
ラからの垂直同期信号を待機する（第３図中２ｍ、２ｎ
）。

第４図には本発明の第３実施例が示されている０本第３
実施例についても上述筒１．第２実施例と同様にシーケ
ンスの内容を説明する。

本実施例でも、コントローラからプリントエンジンに送
信される、予給紙系の制御を新たに設けたことは同様で
あるが、プリント信号受信前に予給紙系への信号を受信
した場合には、レジストローラ前のセンサの手前までプ
リント用紙の給紙動作を実行し、その場で待機させ、そ
の後、コントローラから本給紙系へのプリント信号を受
信することで給紙動作を再開し、レジストローラ前のセ
ンサにて用紙前端を検出した後、一定量の搬送を行なう
ことで、プリント用紙をレジストローラに突き当て、さ
らにループを形成するようにしている、上記シーケンス
をフローチャートにしたのが第４図である。なお第４図
中（ａ）〜（ｉ）は、従来例を示した第８図と同様であ
る。

第４図に従って、本実施例を説明すると、搬送制御部は
、コントローラからのプリント信号を待機している（第
４図中ａ）が、プリント信号が受信されない場合には、
コントローラからの予納紙糸の信号をチエツクしている
（第４図中３５）。

予給紙信号も受信されない場合には、再びプリント信号
の待機ルーチンに入る（第４図中ａ）。

予給紙系への信号を受信した場合には、プリント用紙を
レジスト前センサの手前まで搬送するために必要な値を
カウンタにセットする（第４図中３ｋ）、つづいて給紙
ローラの正転動作を開始しく第４図中３文）、カウンタ
が零になった時点で正転動作を停止する（第４図中３ｍ
、３ｎ。

３０）、この状態でプリント用紙はレジスト前センサの
手前に到達している。この位置で再びコントローラから
の本給紙系へのプリント信号を待機する（第４図中３ｐ
）。

コントローラからの本給紙系へのプリント信号を受信し
た場合、搬送制御部は、プリント用紙をレジストローラ
に突き当て、さらに一定量のループを形成するためカウ
ントに必要な値をセットする（第４図中ｂ）、つづいて
給紙ローラの正転動作を再開しく第４図中ｃ）、レジス
トローラ前のセンサで用紙前端を検出した後（第４図中
ｄ）、カウンタの減算を開始し、カウンタが零になった
時点で正転動作を停止させる（第４図中３５ｆ。

ｇ）、この状態でプリント用紙はレジストローラに到達
し、一定量のループが形成される。その後搬送制御部は
、コントローラに垂直同期信号要求を送信し、コントロ
ーラからの垂直同期信号を待機する（第４図中り、ｉ）
。

以上実施例に基づきプリント用紙をレジストローラに当
接し、ループを形成するまでの制御内容を説明したが、
搬送制御部がコントローラから垂直同期信号を受けると
、レジストローラを回転させて画像形成部へプリント用
紙を送り込むことになる。

（発明の効果） 本発明は以上の構成および作用から成るもので、コント
ローラによる制御として新たに予給紙系の制御を設け、
画像形成処理に長時間を要するときはプリント用紙にル
ープを形成させない状態で待機させることとしたので、
高解像度で高品位な印字を行なうため画像形成処理に長
時間を要する画像形成装置であっても、プリント用紙に
カールの発生がなくジャム等の生じることがない装置と
して提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係る画像形成装置に適用
されたシーケンスを示したフローチャート、第２図及び
！１！３図は本発明の第２実施例を示すフローチャート
、第４図は本発明の第３実施例を示すフローチャート、
第５図から第７図はそれぞれ従来の画像形成装置の全体
概要と動作の様子を示した図、８８８図は従来の画像形
成装置のシーケンスを示したフローチャートである。 符号の説 １００・・・コントローラ １１０・・・搬送制御部 １０４・・・レジストローラ １０３・・・プリント用紙 明 第 ２ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　画像形成部へ向けプリント用紙を円滑に給紙・搬送す
   るための搬送制御部と、搬送されるプリント用紙にルー
   プを形成して待機させ画像形成位置に同期させて画像形
   成部へ搬送するため上記搬送制御部の一部として配設さ
   れるレジストローラと、画像形成開始信号を受け上記搬
   送制御部へプリント用紙の搬送指示信号を発するコント
   ローラを有する画像形成装置において、 上記コントローラに、レジストローラにプリント用紙を
   当接しループを形成させて画像形成部への搬送を待機さ
   せるための本給紙系と、レジストローラに当接しループ
   を形成する位置の手前でプリント用紙を待機させるため
   の予給紙系を設け、 連続画像形成時にあって一の画像形成動作に長時間を要
   するときは、上記コントローラが搬送制御部に予給紙系
   の制御指示を行ない、後に本給紙系の制御指示を行なう
   ように設定されていることを特徴とする画像形成装置。