JPH0723664B2 - 電動式移動間仕切装置 - Google Patents

電動式移動間仕切装置

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JPH0723664B2
JPH0723664B2 JP63179593A JP17959388A JPH0723664B2 JP H0723664 B2 JPH0723664 B2 JP H0723664B2 JP 63179593 A JP63179593 A JP 63179593A JP 17959388 A JP17959388 A JP 17959388A JP H0723664 B2 JPH0723664 B2 JP H0723664B2
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rail
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panel
hanging
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JP63179593A
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Inventor
周二 南
郁夫 武居
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株式会社ニチベイ開発
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は天井に設けた案内レールに摺動自在に吊り下げ
られた間仕切パネルを電動モーターで必要に応じて間仕
切位置、又は格納位置に移動することにより室内空間の
間仕切を行う電動式間仕切装置に関するものである。
<従来の技術> 近年、電動駆動の移動間仕切に関する種々の提案がなさ
れている。
例えば、レール内に設けたチェーン等の牽引機構により
間仕切パネルを移動させる方式(例えば実願昭53−1595
94号)、走行用ランナーを吊り下げランナーと別体に設
けモーターにより走行用ランナーを駆動してパネルを移
動させる方式(例えば実願昭53−135342号)が提案され
ている。
<発明が解決しようとする課題> しかし上述の従来方式においては、例えば前者の場合に
は、レール内にチェーン等の組込みが必要となり多種多
様な間仕切レイアウトに対応する場合に機構が複雑とな
り高価なものとなってしまう等の問題がある。
また後者の場合には、パネル内のモーターによりパネル
自走式となっているため、レール内に特殊な機構が不要
で比較的に自由なレイアウトが可能となる特徴を有して
いるが、吊り下げランナーを駆動して走行させたり、吊
り下げランナーとは全く別に走行用ランナーを設けてい
るため、パネルの方向転換の際には複雑で強固な変換機
構が必要となったり、あるいは走行用ランナーのための
補助レールが必要となる等の問題が残されている。
<課題を解決するための手段> 本発明は上記問題点を解決する手段として、天井に設け
られかつ略90°に交差する交差部を有した案内レール
に、複数の間仕切パネルをそれぞれ一対の吊り下げラン
ナーにより摺動自在に吊り下げ、各間仕切パネルを間仕
切位置、又は、格納位置に移動することにより室内の間
仕切を行う移動間仕切において、上記吊り下げランナー
は、垂直軸の周りに回転自在に設けられたランナー本体
と該ランナー本体を略直交する水平2方向に移動可能と
するためにとりつけられた前後一対及び左右一対の2組
の支持ローラーより成るものとし、且つこの吊り下げラ
ンナーの上部に駆動用ランナーを設け、該駆動用ランナ
ーは、上記の垂直軸と同軸に回転自在に設けられたラン
ナー本体と該ランナー本体にとりつけられて案内レール
の上壁もしくは上部側壁に接してモータ駆動による回転
で上記吊り下げランナーを移動させる駆動輪より成るも
のとし、更に、上記案内レールの交差部は、上記の略90
°に交差する固定の案内レール間で上記吊り下げランナ
ーを乗り移りさせるためにレール上部のみを垂直軸周り
に回転させる回転レール部として別体に設けると共に、
該回転レール部を回転させる回転駆動機構を設けたこと
を特徴とする電動式移動間仕切装置を提供する。
<作用> 本発明の電動式移動間仕切装置においては、吊り下げラ
ンナーによって間仕切パネルを案内レール上に移動可能
に支持して重量を支え、且つ駆動用ランナーを案内レー
ルに適度な圧接力で圧接させ、モーターの駆動により間
仕切パネルを案内レールに沿って移動させることができ
る。そして交差部においては、吊り下げランナーは回転
させることなく駆動用ランナーのみを回転させるので、
略90°に交差する案内レール間で間仕切パネルの移動方
向の転向をスムースに行なえる。
<実施例> 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明の電動式移動間仕切装置を示す一部切り
欠きの正面図で図中1は間仕切パネル、2は天井等に設
けられかつ下側に開口したチャンネル型の形状をなす案
内レール、3はランナー、4は駆動モーター、5は給電
レール、6は制御装置を示す。
本発明の間仕切装置に使用されるランナーは、第2図に
示す様にパネル支持用ランナー32と、パネル駆動用ラン
ナー31とにより構成される。
上記のパネル支持用ランナー32は、垂直軸の周りに回転
自在に設けられたランナー本体34と、このランナー本体
34の下面に垂直面内で回転できるように設けられた支持
ローラー35と、ランナー本体34の略中央部から回転自在
に垂下する吊りボルト33とよりなり、図示の実施例にお
いては、ランナー本体34の上面に、案内レールの側面に
接しランナーの進行方向を案内するガイドローラー36が
設けられている。なお、上記支持ローラー35は、後述す
る交差部での乗り移りのために、垂直軸周りの90°の各
位置、すなわち前後一対及び左右一対の2組計4つが設
けられている。
更に、上記吊りボルト33は中空をなし、この中空部33b
を駆動軸37が上下方向に挿通して、上端は駆動用ランナ
ー31に到達して適宜の伝達機構(図示の場合はベベルギ
ア)を介して駆動輪38を回転するように構成されてい
る。また該駆動軸37の下端は、間仕切パネル内に導入さ
れ、適宜の伝達機構及びクラッチ装置等8を介してパネ
ル内に組込まれた駆動モーター4に連結されている。
また上記駆動用ランナー31は、上記の垂直軸と同軸に回
転自在に設けられたランナー本体と、このランナー本体
の上部において、垂直面内で回転できるように設けられ
た上記駆動輪38とよりなっている。
又、上記パネル駆動用ランナー31とパネル支持用ランナ
ー32の間には、これらをお互いに上下方向に離すように
働くコイルスプリング39が設けられ、これによって駆動
用ランナー31の駆動輪38が、常時、案内レール2の上部
内面(以下、案内レール内の天井の面であるので「天井
面」という)に圧接する様に構成されている。また、案
内レールの天井面には、上記駆動輪が接する面を避け
て、レール長手方向に沿って電源、信号等を送る給電レ
ール5が配置されると共に、ランナー3には、この給電
レール5に接して、電源及び信号を制御装置及び駆動モ
ーターに送る集電子が設けられている(第3図参照)。
更に、本実施例においては、案内レール2の交差部、即
ち格納レール9と案内(走行)レール2の間で間仕切パ
ネルが乗り移って移動方向を変換する交差部2aにおい
て、第4図(イ)(ロ)で示すように案内レール2の該
交差部2aに位置する部分の上部を切り欠くと共に、この
切り欠かれた部分に対応する構成(つまり駆動輪38が圧
接する天井面等)を、回転レール部2aとして別体に形成
する構成が採用される。そしてこの回転レール部2aは、
円盤状のターンテーブル2bに固定されモーター2cの回転
により、第4図(イ)の左右方向の案内レールを連結し
た状態から、第5図(イ)の上下方向に案内レールを連
結した状態に90°回転できるように設けられている。
上述のように構成された本例装置の動作について説明す
ると、操作盤等(図示せず)の操作により給電レール
5、集電子7を経由して電源及び信号がパネル内の制御
盤6及び駆動モーター4に取り込まれる。制御盤6は操
作盤等からの信号に基づき駆動モーター4の、正転、停
止、逆転を指示し間仕切パネル1の移動または停止を制
御する。
次ぎに上記装置の具体的な動作を第6図(イ)(ロ)
(ハ)により説明すると、格納レール9に支持されてい
る各間仕切パネルP1,P2,P3を、走行レール2に移動さ
せ、室内を間仕切る操作を行う場合、まず操作盤等の指
令に基づき先頭パネルP1の駆動モーター4がONされ、駆
動用ランナーの駆動輪38が正転される。この駆動輪38は
案内レール2の天井面に圧接している為、パネルは平行
一対の格納レール9に対して図の矢印方向(図の上方)
に移動される。この時、この図中に2aで示した回転レー
ル部2aは、予め格納レール9の方向を向いていて、ラン
ナー3を受け入れる状態となっている(第6図(イ)参
照)。
パネルP1が回転レール部2aの位置、即ち走行レール2ま
で来ると、一旦停止され(第6図(ロ)参照)、回転レ
ール部2aが90°回転される(第6図(ハ))。したがっ
て駆動輪38は、回転レール部2aの90°回転と共に90°転
向する(なお、パネル支持用ランナー32はこの際回転し
ない)。
この状態で駆動モーター4が再びONされて、パネルP1は
走行レール2上に乗り移って図の左方に移動することに
なる。なお、この乗り移りに際して、パネル支持用ラン
ナー32の支持ローラー35は、位置が90°異なって設けら
れているローラーが機能することになる。
以降は同様にパネルP2,P3が移動し間仕切が設置され
る、 <効果> 本発明は上述の通り、ランナーを駆動用ランナーと支持
用ランナーに分け、パネルの荷重を支持ランナーで受け
ると共に、パネルの移動力を、このパネル荷重支持機構
とは直接関係しないように設けた駆動用ランナーと案内
レールの間の圧接で確保するように構成したので、駆動
用ランナーに大きな動力を要求されないという効果があ
り、また、ランナーを駆動用ランナーと支持用ランナー
に分けてこれら本体を同軸に設けてあるので案内レール
は通常の手動式の場合とほぼ同様の形状とすることがで
きる。
また、案内レールが90°に交差する交差部において、パ
ネルの移動方向の転向のために必要な機構を、案内レー
ルの上部を回転するだけで行なえるように構成したの
で、2段レール等を使用する必要がなく、方向変換ある
いは格納時に補助レール等が不要であり、パネル荷重に
関係なく、比較的、簡単な装置で実現出来るという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動式移動間仕切装置の一実施例
を示す一部切欠正面図、第2図(イ)(ロ)は第1図に
示すランナーの側面図および正面図、第3図は第1図に
示す間仕切装置の縦断側面図、第4図(イ)(ロ)は案
内レールの交差部を示す平面図および正面図、第5図
(イ)(ロ)は第4図(イ)(ロ)に示す案内レールの
交差部の切換えた後の状態を示す平面図および正面図、
第6図(イ)(ロ)(ハ)は同装置のパネルが格納レー
ルから走行レールに乗り移る際の状態を説明するための
図である。 1……間仕切パネル、2……案内レール、3……ランナ
ー、4……駆動モーター、5……給電レール、6……制
御装置、7……集電子、9……格納レール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に設けられかつ略90°に交差する交差
    部を有した案内レールに、複数の間仕切パネルをそれぞ
    れ一対の吊り下げランナーにより摺動自在に吊り下げ、
    各間仕切パネルを間仕切位置、又は、格納位置に移動す
    ることにより室内の間仕切を行う移動間仕切において、 上記吊り下げランナーは、垂直軸の周りに回転自在に設
    けられたランナー本体と該ランナー本体を略直交する水
    平2方向に移動可能とするためにとりつけられた前後一
    対及び左右一対の2組の支持ローラーより成るものと
    し、且つこの吊り下げランナーの上部に駆動用ランナー
    を設け、該駆動用ランナーは、上記の垂直軸と同軸に回
    転自在に設けられたランナー本体と該ランナー本体にと
    りつけられて案内レールの上壁もしくは上部側壁に接し
    てモータ駆動による回転で上記吊り下げランナーを移動
    させる駆動輪より成るものとし、更に、上記案内レール
    の交差部は、上記の略90°に交差する固定の案内レール
    間で上記吊り下げランナーを乗り移りさせるためにレー
    ル上部のみを垂直軸周りに回転させる回転レール部とし
    て別体に設けると共に、該回転レール部を回転させる回
    転駆動機構を設けたことを特徴とする電動式移動間仕切
    装置。
JP63179593A 1988-07-19 1988-07-19 電動式移動間仕切装置 Expired - Lifetime JPH0723664B2 (ja)

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JPH0230875A JPH0230875A (ja) 1990-02-01
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