JP2851723B2 - 移動体の駆動機構 - Google Patents
移動体の駆動機構Info
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Description
配設されたレールにランナーを介して吊下げ支持した間
仕切り用パネル等の移動体を同レールに沿って移動させ
る駆動機構に関するものである。
りある間仕切り用パネルの駆動機構としては、天井レー
ルにランナーを転動自在に係合させ、該ランナーに間仕
切り用パネルを吊下支持し、同間仕切り用パネル内にラ
ンナーを回動させる駆動モータを納め、この駆動モータ
の回転力にて間仕切り用パネルの移動を行う技術が知ら
れている(特開昭60−98081号公報)また、本出
願人らの先の出願の例えば特願平2−143992号に
も移動体たる間仕切り用パネルをパネル内部のモータを
駆動源として駆動伝達機構を介してランナーの駆動輪を
駆動させてランナーを移動させる技術が開示されてい
る。
移動体とランナーとにそれぞれ別個に設けられているこ
とである。しかし、パネル内部に駆動源たるモータ及び
駆動伝達機構等を配設すればパネル自体の重量が増し、
そのためにレールやランナー、支持軸等の強度剛性を上
げねばならず機構全体として高コスト化を招来すること
となる。
ギア等の伝達部材で駆動力を伝達するので機構が複雑化
し製造工程が増し、また調整や保守点検の際にランナー
とパネルのそれぞれで別個に行う必要もあって非常に面
倒であった。
設し、駆動源を有するランナーに直接電力を供給して駆
動するようにすることが考えられる。しかし、レールに
断線部分があったりするとここで給電がストップしてし
まうこととなりランナーは駆動を停止してしまう。
場所での方向転換用として旋回領域を有するレールにあ
っては、給電線が交叉しないようにこの旋回領域で給電
線に絶縁部を形成する必要があり、その絶縁部のために
旋回領域に入った駆動ランナーが旋回できずに停止して
しまっては他の駆動ランナーが駆動していてもパネル等
移動体全体として前進できなくなってしまう。
めに本発明者らは、移動体の上部に、同移動体を吊下げ
支持し駆動用レールに沿って移動可能でかつ自ら旋回可
能とした複数の駆動ランナーを配設した移動体の駆動機
構において、前記駆動用レールの一部に駆動ランナーが
旋回して方向転換する旋回領域を形成し、同駆動用レー
ルに沿って給電線を配設し、同給電線に絶縁部を形成
し、前記駆動ランナーに、この給電線より集電する集電
部材を設け、前記駆動ランナーに、該駆動ランナーと対
応して設けられた駆動源の駆動を受けて転動する駆動輪
を設け、前記駆動源を、他の駆動ランナーに設けた集電
部材と接続して、同集電部材を介して供給される給電線
からの電力により駆動させるようにした。
た集電部材は給電線より電力の供給を受け、もって他の
駆動ランナー駆動源を駆動する。そして、その駆動力に
て駆動輪が転動して駆動ランナーは移動し、駆動ランナ
ーが旋回領域の絶縁部に至っても駆動力はなくならず駆
動ランナーは旋回でき、移動体は移動し続ける。
実施例について図面に基づいて詳細に説明する。
の本体よりなり、図2に示されるように一対の駆動ラン
ナー1が駆動用レール30内で該レール30に沿って所
定間隔で配置されている。
側ローラ27が回動自在にかつローラ部がわずかに駆動
ランナー1本体上面よりはみ出るように取着されてい
る。図1において後方側の外側ローラ27の間には一対
の内側ローラ28が取着されている。この内側ローラ2
8はそのローラ部が外側ローラ27のローラ部より配設
位置が高くなっている。又、前方側の外側ローラ27の
取着位置において駆動ランナー1本体下方には緩衝用の
ボール11が取着されている。
側部表側及び裏側には従動ローラ23及び駆動ローラ2
2がそれらローラ部の下部が駆動ランナー1本体下方よ
りはみ出るように取着されている。そして、駆動ランナ
ー1本体内の単相コンデンサモータ3が本体上面の裏面
側ほぼ中央位置に配設され駆動軸10及びギアボックス
9内のギアを介して前記駆動ローラ22を駆動するよう
になっている。
位置、すなわち駆動ランナー1本体上面を挟んでモータ
3の裏側には3つの集電子2aを有する集電部材2が形
成されている。この集電部材2に接続されたリード線1
2は後述する連結軸20内を挿通され間仕切り用パネル
8内部下面に設置された操作盤52内のリレーを経由し
て一対の駆動ランナー1の各々他方のモータ3に接続さ
れている。
方向に沿って下面中央に溝部16を有する筒状函体であ
り、後述する図13〜図17にて説明する旋回領域60
a,60bがコーナ部32a及びT字部32bに形成さ
れている。
毎にチャンネル状の吊支片17が固着され、この吊支片
17に集電部材用レール15が駆動用レール30のほぼ
中央上部寄りで吊支されている。集電部材用レール15
は板状の部材であって駆動用レール30の長さ方向に沿
って延出され下面側に前記3つの集電子2aが摺接する
給電線たるトロリー18を嵌挿した小溝13が形成され
ている。
動ランナー1の旋回を許容するためにトロリー18はフ
ラット面に配設されている。図1において駆動用レール
30の背部側板の内面には鉤状の当接板14が固着さ
れ、駆動用レール30の内面との間で段差のある外側周
壁33,35が形成されている。一方、前記集電部材用
レール15の側面は内側周壁34が形成されていること
となり、前記内側ローラ28を外側周壁35及び内側周
壁34の間で常に駆動用レール30に沿って誘導するよ
うになっている。また、4隅の外側ローラ27は外側周
壁33にのみ誘導されている。
挟んで前記従動ローラ23及び駆動ローラ22は転動し
て駆動ランナー1は移動するようになっている。そして
溝16より駆動ランナー1は連結軸20を下方へ突出さ
せ、その先端部で係合して間仕切り用パネル8を吊下げ
支持している。
m、幅約1m、厚さ10数cm の金属製の板体であっ
て、その内下部には水平方向に延びる作動軸37が回動
可能に支持され、その一端部(図2では左端部)には接
天接床用モータ5が取着され、他端部には手動ハンドル
操作用の軸孔38が穿設されている。この作動軸37は
ほぼ菱形形状をなす公知のパンタグラフ機構40の左右
の対向する部材に螺嵌され、作動軸37の回動によりパ
ンタグラフ機構40はその螺合部分左右の逆ねじの関係
で菱形形状の開閉を行うことができる。
上下方向に延びる接天昇降軸41の下端が係止されてい
る。接天昇降軸41の上端部は間仕切り用パネル8の上
端面にその長さ方向に延びるゴム製の接天クッション4
3に下部に取着されている。また、パンタグラフ機構4
0の下端部には上下方向に延びる接床昇降軸42の上端
が係止されている。接床昇降軸42の下端部は間仕切り
用パネル8の下端面にそって延びる同じくゴム製の接床
クッション44の上部に取着されている。
い手動ハンドルの操作によりパンタグラフ機構40は上
下方向に拡開され、接天昇降軸41を押し上げ、また接
床昇降軸42を押し下げるようになっている。パンタグ
ラフ機構がこのように拡開される結果として接天クッシ
ョン43は天井に当接し、一方接床クッション44も床
に当接して間仕切り用パネル8はしっかりと固定され遮
蔽効果が高くなる。
ド線12が制御盤52内のリレーに導入され、接天接床
用モータ5は更にこのリレーからリード線6を介して電
力が供給されている。
りには間仕切り用光電センサ46が配設され室内の所定
位置に設けられた始動用投光管に間仕切り用パネル8が
対応した位置にきたときにその投光管からの光が当たる
とモータ3が駆動されるようになっている。そして、収
納位置にある間仕切り用パネル8を間仕切りへと、ある
いは間仕切り位置から収納位置へと移動させるようにな
っている。
向にあたる左側端面上部寄りには走行停止用光電センサ
47が配設され受ける光の強さによって、すなわち壁ま
たは先行する間仕切り用パネル8に接近して投光管から
の受光量が増加するとそれを感知してモータ3が停止さ
れ、間仕切り用パネル8を間仕切り位置にさせるように
なっている。
止用光電センサ48が配設され、同センサ48の検知動
作により間仕切り用パネル8の収納を停止させるように
なっている。
後退方向にあたる右側端面上部寄りには反射型の接天接
床用光電センサ49が配設され、光電センサ49の検知
動作により接天接床用モータ5を作動するようになって
いる。同接天接床用光電センサ49の下方には図示しな
い框からの投光を受けて間仕切り用パネル8の収納を開
始する収納開始用光電センサ50が配設されている。
作盤52が取着され接天接床用モータ5を操作できるよ
うになっている。次に、このように構成された間仕切り
用パネル8の駆動機構についてその作用及び効果を説明
する。
庫される場合について説明する。間仕切り用光電センサ
46が図示しない収納庫の壁側からの光を感知するとモ
ータ3が回転駆動される。すると駆動軸10、ギアを介
して駆動力が駆動ローラ22に伝達され駆動ローラ22
は転動を始める。併せて従動ローラ23も駆動ローラ2
2の転動に従動してほぼ同時に転動し始める。そして、
駆動ランナー1の移動に伴って間仕切り用パネル8も所
定方向に移動する。
パネル8は平面F字状のレール30を収納庫から使用方
向へ移動する。このレール30には不連続的に角度が変
更されるコーナ部32a及びT字部32bが形成されて
おり、ここにそれぞれ旋回領域60a,60bが設けら
れている。
ー1の下方から見た動きを示せば、この1枚目の間仕切
り用パネル8が駆動用レール30のコーナ部32aに達
すると、図13に示すように、駆動ランナー1の外側ロ
ーラ27は駆動用レール30の旋回領域60aに入ると
ともに、内側ローラ28の一方がコーナ部32aにおけ
る内側周壁34に達する。そして、そのまま駆動ランナ
ー1が更に前進すると図14に示すように、駆動ランナ
ー1の全体が旋回領域60aに入る。
ローラ22が回転すると、内側ローラ28は内側周壁3
4及び外側周壁35に沿って移動するとともに、外側ロ
ーラ27は外側周壁33に沿って移動する。このとき、
内側ローラ28が移動する内側周壁34の角部は内側ロ
ーラ28の回転移動を許容するためのR状に形成された
回転許容角部61となっているので、内側ローラ28は
内側周壁34の回転許容角部61に沿って滑らかに移動
する。
1が90度回転すると、内側ローラ28が位置する内側
周壁34の角部は内側ローラ28の回転を停止するため
の直角状に形成された回転停止角部62となっているの
で、この回転停止角部62で内側ローラ28の回転が規
制され、駆動ランナー1はそれ以上回転しない。
方(図16左側)へ移動し始める。続いて、図17に示
すように、駆動ランナー1は前記駆動用レール30の直
線部31aと直交する方向へ旋回領域60aから延びる
別の直線部31bへ移動する。このようにして、駆動ラ
ンナー1は移動方向を直角に変え円滑に移動する。
ると、走行停止用光電センサ47からの光が框に反射し
てその光を同走行停止用光電センサ47が感知してモー
タ3を停止させる。
枚目の間仕切り用パネル8と同様に収納庫から出て移動
し、1枚目の間仕切り用パネル8に接近し、走行停止用
光電センサ47が作動して1枚目の間仕切り用パネル8
に接触して停止する。このとき、1枚目のパネル8の接
天接床用光電センサ49が作動し、接天接床用モータ5
が回転し、パンタグラフ機構40がその上下両端を上下
に伸縮することにより、接天昇降軸41が上昇して接天
クッション43が天井に接触するとともに、接床昇降軸
42が下降して接床クッション44が床に接触する。従
って、間仕切り用パネル8の上端縁と天井との間及び間
仕切り用パネル8の下端縁との間が完全に遮蔽され密閉
性、遮音性等の機能が発揮される。同様にして順次次の
パネル8が収納庫から引き出され、間仕切りは完了す
る。
説明する。框に設けられた投光管からの光を収納開始用
光電センサ50が感知すると、接天接床用モータ5が回
転駆動して接天昇降軸41が下降して接天クッション4
3が天井から離れるとともに、接床昇降軸42が上昇し
て接床クッション44が床から離れる。続いて、モータ
3が前記とは逆方向に回転するようにトロリー18への
給電部に設けられた切替えスイッチを切替えてトロリー
18の及びにて給電させてータ3の回転方向を逆転
し、駆動ローラ22を前記とは逆に回転させる。すると
駆動ランナー1は駆動用レール30内を収納庫に向かっ
て移動する。収納庫内では、収納停止用光電センサ48
が収納庫内壁又は間仕切り用パネル8に反射した光を感
知すると、間仕切り用パネル8は移動を停止する。同様
に順次間仕切り用パネル8が収納庫へ格納されてゆく。
5に配設されたトロリー18の配線状態を図5〜図12
に基づいて説明し、併せて間仕切り用パネル8の進出、
後退時の動きを説明する。本実施例では収納庫に出入り
する機構のものとして旋回領域60a,60bを設けて
いるので各トロリー18は交叉できず、従って部分的に
絶縁ピースを配置して絶縁部1P1 ,1P2 ,2P1 ,
2P2 ,2P3 ,3P1 ,3P2 を形成している。そし
て、この実施例では収納庫から出るときは及びのト
ロリー18aを用い、逆に収納時には及びのトロリ
ー18を用いてモータ3を逆転させるようになってい
る。
動ランナー1の旋回を許容するためにトロリー18はフ
ラット面に配設されているため、駆動ランナー1の旋回
の際、集電子2aが小溝13の側壁に当たってしまうこ
とはない。
給電状態を説明する。及びのトロリー18を用いて
モータ3を駆動し収納庫から間仕切り用パネル8を移動
させると、図5において平行に左方に移動してきた間仕
切り用パネル8は同間仕切り用パネル8を支持する図5
上において図示しない下方側にある駆動ランナー1(以
下図5〜図12において単に下方の駆動ランナー1とす
る。)が絶縁部2P1に至る。するとリレーを介して互
いに他方のモータ3に給電しているため図5において図
示しない上方側にあるモータ3の給電がストップし図5
上において図示しない上方側にある駆動ランナー1(以
下図5〜図12において単に上方の駆動ランナー1とす
る。)は一旦停止し、下方の駆動ランナー1のみが移動
しつづけることとなる。従って若干下方側が先行して下
方の駆動ランナー1に引かれる形で間仕切り用パネル8
は前進を続ける(図6)。そして絶縁部2P1 を過ぎる
と再び上方の駆動ランナー1にも給電され自走し始める
が下方側は先行したままである。
60bに入ると絶縁部2P2 により再び上方の駆動ラン
ナー1の給電がストップする。この状態で下方の駆動ラ
ンナー1は旋回領域60bにあり前進していないため上
方の駆動ランナー1は従動せず停止したままである(図
7)。尚、この段階において下方の駆動ランナー1の旋
回領域60bに入る際の上方の駆動ランナー1への給電
ストップ時間を調整するために絶縁部1P1 が設けられ
ている。
すると絶縁部2P2 から脱する結果として再び上方の駆
動ランナー1に給電され上方の駆動ランナー1も続いて
旋回領域60aに入る(図8)。そして上方の駆動ラン
ナー1は直ちに絶縁部2P3に至るため下方の駆動ラン
ナー1は停止して、上方の駆動ランナー1は旋回領域6
0aで安定して旋回する。そして、上方の駆動ランナー
1の旋回が終了すると絶縁部2P3 から脱するため再び
下方の駆動ランナー1に給電され図8上で下方に移動し
ていく。そしてそのまま移動を続けていき図9の位置に
到った状態で再び上方の駆動ランナー1が絶縁部2P2
に至るため下方の駆動ランナー1の給電はストップす
る。しかし、上方の駆動ランナー1は移動を続けるため
そのまま下方の駆動ランナー1を押動して行き絶縁部2
P2 から速やかに脱し、両駆動ランナー1は改めて共に
自走する(図10)。
切り用パネル8を収納する際の給電状態を説明する。図
10において逆に間仕切り用パネル8を上方に移動させ
ていくと図9の位置に到るがこの状態において間仕切り
用パネル8が移動を続けるのは上記の通りである。次い
で、図8の状態に至ると両駆動ランナー1とも同時に旋
回領域60a及び60b内で回転を始めるが旋回領域6
0bにおいては直ちに絶縁部3P2 により絶縁状態とな
り、上方の駆動ランナー1は停止する。一方、旋回領域
60aにおいて及びのトロリー18は絶縁されてな
いので下方の駆動ランナー1は給電下に旋回し、そして
そのまま右方に移動していく(図11)。
方の駆動ランナー1に給電され上方の駆動ランナー1も
旋回する。そしてやはり右方に移動していく。そして、
そのまま間仕切り用パネル8の下方側が先行しつつ両駆
動ランナー1が自走して間仕切り用パネル8は前進を続
け、上方の駆動ランナー1が絶縁部3P1 に至ると下方
の駆動ランナー1への給電がストップするため停止す
る。ここに至って上方の駆動ランナー1のみが移動を続
け図12に示すように絶縁部3P1 から上方の駆動ラン
ナー1が脱する位置にきたときに両駆動ランナー1は始
めて並びそのまま平行に右方に移動して収納を完了す
る。
するための旋回領域60a,60bを有する場合であっ
ても前後の駆動ランナー1が互いに他方の給電線18よ
り集電部材2により集電しているため駆動ランナー1に
モータ3を取着してトロリー18より集電して駆動する
自走式の駆動ランナーであっても、常に一方の駆動ラン
ナー1に給電することが可能となり、種々の収納庫及び
室内の形状に対応ができる。
28が移動する内側周壁34の角部は内側ローラ28の
回転移動を許容するためのR状に形成された回転許容角
部61となっているので、内側ローラ28は内側周壁3
4の回転許容角部61に沿って滑らかに移動し、また直
角状に形成された回転停止角部62により内側ローラ2
8の回転が正しく規制され駆動ランナー1は所定角度以
上は回転しない。
ているので、駆動用レール30を天井に取付けるための
施工が容易で、しかも駆動用レール30を設置するため
の設置場所の選定に制約を受けることが少ない。また、
下方から天井を見たときの外観が良好である。
この発明は上記実施例に限定されるものではなく例えば
以下のような他の態様で実施することも可能である。 (1)本発明における移動体としては間仕切り用パネル
8を用いたが駆動ランナー1にて支持されるものであれ
ばこれをクレーンや人間を搬送するリフト等とすること
も可能である。
わない。 (2)駆動用レール30の旋回領域60における内側周
壁34の角部の形状は、上記実施例では駆動ランナー1
が90度回転するものとしたが室内の形状等目的に応じ
て回転角度を換えることは自由である。 (3)前記種々のセンサは間仕切り用パネル8の形状、
大きさまたは目的に応じて設置位置を変更することは自
由である。 (4)駆動用レール30の形状や集電部材用レール15
の取着位置、形状等は駆動ランナー1の重量、室内の大
きさ等の条件で適宜変更可能である。 (5)上記実施例ではトロリー18は3本であったが、
もちろん2本でもよく、また収納庫を1つとして各方向
へ間仕切り用パネル8を配送するようにしたならば数多
くのトロリー18を設けることも自由である。そしてそ
れに対応して集電部材2の集電子2aもその数を変更す
ることは自由である。 (6)上記実施例ではモータ3は駆動ランナー1内に設
けたが、これを駆動ランナー1の外部に設け伝達機構に
て駆動ローラ22を転動させることも可能である。
において変更して実施することは自由である。
ランナーに設けた駆動源は他の駆動ランナーの集電部材
より電力の供給を受けるようにしたため、ある駆動ラン
ナーが絶縁部に至っても当該駆動ランナー自身は他の駆
動ランナーの集電部材からの給電を受けていて不用意に
停止することがなくなり、例えば駆動用レールの一部に
旋回領域を有する場合に駆動ランナーが旋回領域に入っ
て絶縁部に至ったとしてもそのまま旋回することができ
る。
明する斜視図である。
応用した状態を説明する一部透視斜視図である。
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
を説明する平面図である。
態を説明する平面図である。
態を説明する平面図である。
態を説明する平面図である。
ーのコーナ部における旋回状態を説明する断面図であ
る。
ーのコーナ部における旋回状態を説明する断面図であ
る。
ーのコーナ部における旋回状態を説明する断面図であ
る。
ーのコーナ部における旋回状態を説明する断面図であ
る。
ーのコーナ部における旋回状態を説明する断面図であ
る。
動体たる間仕切り用パネル、18…給電線、22…駆動
輪、30…駆動用レール、60a,60b…旋回領域、
1P1 ,1P2 ,2P1 ,2P2 ,2P3 ,3P1 ,3
P2 …絶縁部。
Claims (3)
- 【請求項1】 移動体(8)の上部に、同移動体(8)
を吊下げ支持し駆動用レール(30)に沿って移動可能
でかつ自ら旋回可能とした複数の駆動ランナー(1)を
配設した移動体の駆動機構において、 前記駆動用レール(30)の一部に駆動ランナー(1)
が旋回して方向転換する旋回領域(60a,60b)を
形成し、 同駆動用レール(30)に沿って給電線(18)を配設
し、 同給電線(18)に絶縁部(1P1,1P2,2P1,
2P2,2P3,3P1,3P2)を形成し、 前記駆動ランナー(1)に、この給電線(18)より集
電する集電部材(2)を設け、前記駆動ランナー(1)に、該駆動ランナー(1)と対
応して設けられた駆動源(3)の駆動を受けて転動する
駆動輪(22)を設け、 前記駆動源(3)を、他の駆動ランナー(1)に設けた
集電部材(2)と接続して、同集電部材(2)を介して
供給される給電線(18)からの電力により駆動させる
ようにした ことを特徴とする移動体の駆動機構。 - 【請求項2】 前記給電線(18)の絶縁部(1P2 ,
2P2 ,2P3 ,3P2 )は少なくとも同駆動レール
(30)の旋回領域(60a,60b)に形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の移動体の駆動機
構。 - 【請求項3】 前記給電線(18)の絶縁部(2P1 ,
3P1 )は同駆動用レール(30)の旋回領域(60
a,60b)の前方側進入路上又は/及び旋回領域(6
0a,60b)の後方側退出路上に形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の移動体の駆動機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3187932A JP2851723B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 移動体の駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3187932A JP2851723B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 移動体の駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533549A JPH0533549A (ja) | 1993-02-09 |
JP2851723B2 true JP2851723B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16214711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3187932A Expired - Lifetime JP2851723B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 移動体の駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2851723B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633186Y2 (ja) * | 1987-04-27 | 1994-08-31 | 株式会社岡村製作所 | 自走式間仕切装置の走行方向転換部における間仕切パネルの走行方向転換装置 |
JPH0220683U (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-09 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3187932A patent/JP2851723B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533549A (ja) | 1993-02-09 |
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