JPH062463A - 自動間仕切開閉装置 - Google Patents
自動間仕切開閉装置Info
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- JPH062463A JPH062463A JP2193947A JP19394790A JPH062463A JP H062463 A JPH062463 A JP H062463A JP 2193947 A JP2193947 A JP 2193947A JP 19394790 A JP19394790 A JP 19394790A JP H062463 A JPH062463 A JP H062463A
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Abstract
(57)【要約】
電子出願以前の出願であるので
要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 発明は、室内の間仕切を自動的に開閉させるよ うにした装置、より詳しくは、間仕切を吊支して、 天井に固着した吊支レールに沿って走行する自走 式のランナーの構造に関する。
(従来の技術) 間仕切には、天井のレールに吊支した多数のパ ネルを、人手により移動させて開閉する手動式の ものと、押ボタン操作により自動的に開閉する電 動式のものがある。
電動式のものは、設備費は高価となるが、開閉 時に人手を要せず、また各パネルに一切手を触れ る必要がないので、外観を重視するパネルを汚し たり傷つけたりすることがないという利点がある。
第18図〜第20図は、従来の電動式間仕切の一例 を示すもので、天井(01)に固着した角筒状の吊支 レール(02)は、室内(03)を仕切る間仕切部(02a) と、壁体(04)と近くにおいて平行をなす、間仕切 部(02a)と直角方向を向く誘導部(02b)と、壁体 (04)の一部に設けた収納室(05)内において、所定 間隔を設けて互に平行をなす1対の収納部(02c) (02c)とよりなり、各部(02a)(02b)(02c)はターン テーブル(06)により連結されている。
吊支レール(02)とターンテーブル(06)の下面中 央には、案内溝(07)が切設されている。吊支レー ル(02)とターンテーブル(06)の上面(図示省略)に は、第19図に示すように、押ボタンスチッチ(図 示省略)を介して給電される給電線(08)が敷設さ れ、同下部両側面には、若干の間隔を設けて同一 水平面上に並ぶ、1対の支持板(09)(09)が連設さ れ、一方の支持板(09)の直下には、チェーン(010) が張設されている。
吊支レール(02)内の(011)は、各パネル(012)を 吊支するランナーで、その支持体(013)の両側に 枢設した両吊支ローラ(014)(014)が、それぞれ両 支持板(09)(09)に転動自在に乗り、支持体(013) より下向きに枢設した垂直の回転軸(015)により、 パネル(012)の端部が吊支されている。
各パネル(012)の一方の回転軸(015)の上部には、 チェーン(010)に噛合するスプロケット(016)が嵌 設され、各支持体(013)の上面には、給電線(08) に沿って摺動するブラシ(017)が設けられている。
各パネル(012)内には、両回転軸(015)(015)を 駆動する減速モータ(018)とコントローラ(019)が 設けられている。
減速モータ(018)は、給電線(08)よりブラシ (017)を介して供給される電力により、コントロ ーラ(019)に制御されて回転し、各パネル(012)は、 減速モータ(018)により回転軸(015)とともに回転 するスプロケット(016)により、チェーン(010)に 沿って走行する。
収納室(05)内の吊支レール(02)の収納部(02c) に吊支された各パネル(012)は、押ボタンスイッ チの操作によって減速モータ(018)が回転すると、 吊支レール(02)の誘導部(02b)に向かって進行し、 第18図の下方の(以下方向は第18図についていう。) の両ターンテーブル(06)(06)に達すると、両ター ンテーブル(06)(06)は、両ランナー(011)(011)と ともに、反時計回りに90゜回転する。
ついでパネル(012)は、誘導部(02b)に沿って上 方に向かって進行し、前部(第18図上方)のランナ ー(011)が上方のターンテーブル(06)に達すると、 このターンテーブル(06)とともに前部のランナー (011)が時計回りに90゜回転して、このランナー (011)は間仕切部(02a)を右進し、ついでターンテ ーブル(06)のみが90゜回転する。
同様に、後部のランナー(011)も、上方のター ンテーブル(06)に達すると、ターンテーブル(06) とともに時計回りに90゜回転した後、パネル(012) は同仕切部(02a)を右進する。
このようにして、収納室(05)内の多数のパネル (012)は、誘導部(02b)を経て間仕切部(02a)に繰 出されて室内(03)を仕切り、最後のパネル(012) が間仕切部(02a)とターンテーブル(06)に吊支さ れると、同パネル(012)の左端にのみ設けた閉塞 板(図示省略)が自動的に押し出されて、各パネル (012)間および各パネル(012)と壁体(04)の間を密 接させる。
ついで、各パネル(012)の上下両端に設けた押 出板(図示省略)が押し出されて、各パネル(012) と天井(01)および床面の間の間隙を閉塞する。
室内(03)を仕切った多数のパネル(012)は、押 しボタンスイッチを操作して、各部材を上述と逆 に動作させることにより、収納室(05)に収納され る。
(発明が解決しようとする課題) 上述の間仕切においては、各パネル(012)内に 減速モータ(018)や附属する伝動部材等が設けら れているので、厚さが厚く重量が大きくなり、厚 さが薄く軽量で安価な従来の手動式パネルを使用 することはできない。
従って、収納室(05)も大型となり、また減速モ ータ(018)のメンテナンス時に、パネル(012)を床 に降ろして分解しなければならず、甚だ面倒で ある。
さらに、パネル(012)の走行方向を転換させる には、高価なターンテーブル(06)を必要とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、天井に固着した吊支レール(5)に、 間仕切パネル(10)を吊支するとともに、車輪を有 する自走式のランナー(A)(B)(C)を走行自在に嵌 合した自動間仕切開閉装置において、前記ランナ ー(A)(B)(C)に、走行用の車輪(13)を駆動するモ ータ(12)を設けることにより、上述の課題の解決 を図ったものである。
この場合に、モータ(12)により駆動される駆動 輪(13)を、ランナー(A)(B)(C)の一側部の中央に 1個配設し、かつランナー(A)(B)(C)の他側部の 前後部に、少なくとも1対の従動輪(16)を配設す るのがよい。
また、ランナーの(A)(B)(C)一側部における駆 動輪(13)を挟む前後部に、下端が駆動輪の下端よ り上方に位置する1対の補助輪(15)を設けるとさ らによい。
(作 用) 本発明の装置においては、走行用のモータ(12) 等をパネル(10)(10′)に組込む必要がないの
で、 厚さが薄く軽量で安価な、従来の手動式間仕切用 のパネルも使用することができる。
で、 厚さが薄く軽量で安価な、従来の手動式間仕切用 のパネルも使用することができる。
駆動輪(13)を1個として、その両側方に駆動輪 (13)と同方向を向き、下端が駆動輪(13)の下端よ り若干上方に位置する1対の補助輪(15)(15)を設 ければ、湾曲する吊支レール(5)をも容易に走行 することができ、しかも、駆動輪(13)の走行路に 吊支レール(5)の案内溝(6)があっても、両補助輪 (15)(15)の作用により、駆動輪(13)が案内溝(6) に落ち込まずに容易に乗り越えることができる。
従って、直線状の吊支レール(5)より弧状に湾 曲する吊支レール(5)が枝分かれする分岐部をも 容易に通過することができる。
本考案のランナー(A)(B)(C)を使用したパネル (10)(10′)は、高価なターンテーブル(06)を使
用 しなくても、走行方向を任意に転換することがで きる。
用 しなくても、走行方向を任意に転換することがで きる。
(実施例) 第1図〜第17図は、本発明の一実施を示すもの である。
第15図〜第17図は、上記第18図と第20図に相当 する図で、(2)は室内、(3)は壁体、(4)は収納室 である。
吊支レール(5)は、上記吊支レール(02)と同様、 直線状の間仕切部(5a)と誘導部(5b)と1対の収納 部(5c)、および各部(5a)(5b)(5c)を上記ターンテ ーブル(06)に代えた連結する湾曲部(5b)より形成 されている。
吊支レール(5)の下面中央には、上記(07)と同 様の案内溝(6)が切設され、第17図に示すように、 吊支レール(5)の内側面には、給電線(7)が敷設さ れている。
第17図における誘導部(5b)と上方湾曲部(5b)の 分岐部の右方内側面、および中央湾曲部(5b)の分 岐部の左方内側面には、第1図想像線で示すよう な、互に等高をなして対向し、かつL字形に屈曲 して下面開口する誘導溝(8)(8)が連設され、両分 岐部の誘導部(5b)の内上面中央には、誘導部(5b) と同方向を向く直線状の誘導板(9)(9)が垂設され ている。
本発明を適用した間仕切パネル(以下単にパネ ルという)(10)(10′)は、上記パネル(012)と
外観 はほぼ同様で、上面両端部が吊支レール(5)に吊 支されて自走するが、内部に減速モータ(018)等 は設けられておらず、各パネル(10)(10′)を吊
支 するランナーは、主要部は同一であるが、附属す る部材により、以下に説明するように(A)(B)(C) の3種類がある。
外観 はほぼ同様で、上面両端部が吊支レール(5)に吊 支されて自走するが、内部に減速モータ(018)等 は設けられておらず、各パネル(10)(10′)を吊
支 するランナーは、主要部は同一であるが、附属す る部材により、以下に説明するように(A)(B)(C) の3種類がある。
第11図〜第14図に示すように、各パネル(10)が 室内(2)を仕切る方向に走行する時(以下前進とい う)の、全パネル(10)(10′)の前進方向前部
(以下 単に前部という。)はランナー(A)により、最後尾 のパネル(10′)を除く各パネル(10)の後部はラン ナー(B)により、最後尾のパネル(10′)の後部はラ ンナー(C)により吊支されている。
(以下 単に前部という。)はランナー(A)により、最後尾 のパネル(10′)を除く各パネル(10)の後部はラン ナー(B)により、最後尾のパネル(10′)の後部はラ ンナー(C)により吊支されている。
第1図〜第3図は、ランナー(A)を示すもので、 右面開口し下面左部が切欠された箱体(11)内には、 減速モータ(12)が嵌合され、その左面は、箱体 (11)の左側板(11a)に固着されている。減速モー タ(12)には、大径の合成樹脂製駆動輪(13)が、ラ ンナー(A)の左側部中央に位置するように装着さ れている。
箱体(11)の底板(11b)の4角部には、それぞれ 軸受(14)が立設されている。
左方の2個の軸受(14)(14)には、駆動軸(13)と 同方向を向き、下端が駆動軸(13)の下端より若干 上方に位置する、駆動輪(13)より小径の前後1対 の補助輪(15)(15)が枢設されている。
右方の2個の軸受(14)(14)には、駆動輪(13)と 同方向を向き、下端が駆動軸(13)の下端と等高を なす、補助輪(15)と等径の前後1対の従動輪(16) (16)が枢設されている。
底板(11b)の中央には、案内溝(6)を貫通する吊 支杆(17)が回動自在に垂設され、吊支杆(17)の下 部にはパネル(10)が吊支されている。底板(11b) の下面前後両端中央には、案内溝(6)に転動自在に 嵌合する案内ローラ(18)(18)が枢設されている。
箱体(11)の上板(11c)の上面4角部には、上下 方向を向き、後述するようにパネル(10)が走行し た時、上記両誘導溝(8)(8)内を通過しうる第1誘 導ローラ(19)が枢設されている。
上板(11c)の上面右部には、上記給電線(7)に沿 って摺動自在に圧接するブラシ(20)が立設されて いる。
第4図と第5図は、ランナー(B)を示すもので、 上記ブラシ(20)と左方の第1誘導ローラ(19)(19) は省略され、上板(11c)の中央より右寄りの個所 には、上下方向を向き、上部誘導板(9)の右方を 近接して通過しうる第2誘導ローラ(21)が枢設さ れている。その他は、ランナー(A)と同構成であ る。
第6図は、ランナー(C)を示すもので、ブラシ (20)と第1誘導ローラ(19)は全部省略され、上板 (11c)の中央には、上下方向を向き、かつ誘導板 (9)は両側方を近接して通過しうる、左右1対の 第2ローラ(21)(21)が枢設されている。その他は、 ランナー(A)と同構成である。
各ランナー(A)(B)(C)は、駆動輪(13)と両従動 輪(16)(16)が、吊支レール(5)の内下面両側部に 乗ることにより、各パネル(10)(10′)を吊支
し、 両補助輪(15)(15)は、常時は吊支レール(5)の内 下面より若干浮上している。
し、 両補助輪(15)(15)は、常時は吊支レール(5)の内 下面より若干浮上している。
ランナー(B)(C)の減速モータ(12)は、いずれも ランナー(A)のブラシ(20)に、コード(図示省略) をもって電気的に接続されている。各減速モータ (12)は、押ボタンスイッチ(図示省略)の操作によ り、コントローラ(図示省略)に制御されて回転し、 各パネル(10)(10′)は次記するように走行す
る。
る。
すなわち、吊支レール(5)の収納部(5c)に吊支 されている各パネル(10)(10′)は、所定の間隔
を 設けて順次下方の両湾曲部(5d)(5d)に沿って前進 し、下方の分岐部に差し掛かると、ランナー(A) 左方の第1誘導ローラ(19)(19)は下方の誘導溝 (8)内を通り、ランナー(B)の第2誘導ローラ(21) は、下方の誘導板(9)の右方を平行に通過し、ラ ンナー(C)の第2誘導ローラ(21)(21)は、下方の 誘導板(9)を両側より挾むように平行に通過して、 各パネル(10)(10′)は、誘導溝(8)と誘導板(9)
に 何等影響されず、誘導部(5b)に乗り移って前進 を続ける。
を 設けて順次下方の両湾曲部(5d)(5d)に沿って前進 し、下方の分岐部に差し掛かると、ランナー(A) 左方の第1誘導ローラ(19)(19)は下方の誘導溝 (8)内を通り、ランナー(B)の第2誘導ローラ(21) は、下方の誘導板(9)の右方を平行に通過し、ラ ンナー(C)の第2誘導ローラ(21)(21)は、下方の 誘導板(9)を両側より挾むように平行に通過して、 各パネル(10)(10′)は、誘導溝(8)と誘導板(9)
に 何等影響されず、誘導部(5b)に乗り移って前進 を続ける。
パネル(10)が上方の分岐部に差し掛かると、ラ ンナー(A)の右方の第1誘導ローラ(19)(19)は、 上方の進行方向右方に湾曲する誘導溝(8)に嵌入 して案内される。この間同ランナー(A)の左方の 第1誘導ローラ(19)(19)は、誘導板(9)の下方を 影響されずに通過するので、ランナー(A)は、上 方の湾曲部(5d)に沿って進行する。ランナー(B) も、右方の第1誘導ローラ(19)(19)が誘導溝(8) に案内されて、湾曲部(5d)に沿って進行する。
かくして各パネル(10)は、吊支レール(5)の間 仕切部(5a)に乗り移って前進を続け、順次室内(2) を仕切る。
最後尾のパネル(10′)においては、ランナー(A) は上述同様誘導溝(8)に案内されて、間仕切部(5a) に乗り移るが、ランナー(C)は、第2誘導ローラ (21)(21)の間に突入する誘導板(9)の案内により、 第16図に示すように、吊支レール(5)の誘導部(5b) の上端まで直進して、他のパネル(10)と一直線に 並んで停止し、ついで、従来の間仕切り同様閉塞 板(22)が押し出されて、室内(2)は完全に仕切ら れる。
上述のように、室内(2)を仕切った各パネル(10) (10′)は、押しボタンスイッチの操作により、各 減速モータ(12)を逆転させると、所定間隔を設け て順次後退を開始する。
各パネル(10)(10′)は、下方の分岐部を前進
す る時と同様に、各ランナー(A)(B)(C)が誘導溝(8) と誘導板(9)に影響されずに、上方の分岐部を通 過して誘導部(5b)に乗り移り、後退を続ける。
す る時と同様に、各ランナー(A)(B)(C)が誘導溝(8) と誘導板(9)に影響されずに、上方の分岐部を通 過して誘導部(5b)に乗り移り、後退を続ける。
パネル(10′)のランナー(C)は、中央の分岐部に 差し掛かると、第2誘導ローラ(21)(21)間に誘導 板(9)が突入し、その案内により、またパネル(10) のランナー(B)は、その第2誘導ローラ(21)が誘 導板(9)の右面に当接して、ともに中央の湾曲部 (5d)への進行を阻止されて、誘導部(5b)を直進し た後、下方の湾曲部(5d)を経て、下方の収納部 (5c)に乗り移る。
また、各パネル(10)(10′)のランナー(A)
は、左 方の第1誘導ローラ(19)(19)が、左方に湾曲する 下方の誘導溝(8)に嵌入して案内され、この間、 ランナー(A)の右方の第1誘導ローラ(19)(19)は、 誘導板(9)の下方を通過する。
は、左 方の第1誘導ローラ(19)(19)が、左方に湾曲する 下方の誘導溝(8)に嵌入して案内され、この間、 ランナー(A)の右方の第1誘導ローラ(19)(19)は、 誘導板(9)の下方を通過する。
従ってランナー(A)は、中央の湾曲部(5d)を経 て、上方の収納部(5c)に乗り移り、各パネル(10) (10′)は、両収納部(5c)(5c)に吊支されて後退し、 収納室(4)内に重合して収納される。
上述の装置において、各パネル(10)の走行時に、 各ランナー(A)(B)(C)の各駆動輪(13)は、上下両 分岐部において、案内溝(6)を渡らなければなら ない。
しかし、駆動輪(13)の両側方には、上述のよう な1対の補助輪(15)(15)を設けてあるので、駆動 輪(13)が案内溝(6)に落ち込もうとすると、第10 図に示すように、前後いずれかの補助輪(15)が吊 支レール(5)の底面に乗って、駆動輪(13)の落ち 込みを防止し、各ランナー(A)(B)(C)は、容易に 案内溝(6)を渡ることができる。
また、各ランナー(A)(B)(C)の走行手段には、 第9a図に示すランナー(D)のように、進行方向前 部に、減速モータ(12)により駆動される2個の駆 動輪(23)(23)を設け、かつ後方に、2個の従動輪 (24)(24)を設けることもできる。
しかしこのようにすると、湾曲部(5d)を走行す る時、左右の駆動輪(23)(23)の走行距離の差異に より、走行抵抗が増大するので、両駆動輪(23) (23)の間に差動装置を設けることが必要となり、 大型かつ構成が複雑となって高価となる。
第9b図に示すランナー(E)のように、上記ラン ナー(D)の一方の駆動輪(23)を従動輪(24)に代え て、駆動輪(23)を1個とすると、駆動輪(23)にか かるパネル(10)の荷重が、ランナー(D)の場合の 1/2となるので、駆動輪(23)がスリップし易くな り、十分な駆動力が得難くなる。
第9c図に示すランナー(F)のように、一側に2 個の駆動輪(23)(23)を設けて、スプロケット(25) (25)と無端チェーン(26)で連係して、減速モータ (12)により駆動し、他側に2個の従動輪(24)(24) を設けると、ランナー(D)(E)の問題点は解消され るが、スプロケット(25)等の部材が増加するとと もに、ランナー(F)の横幅が増大する。
しかし、上述のランナー(A)(B)(C)のような構 成とすれば、ランナー(D)(E)(F)のような問題は ない。
また、ランナー(A)(B)(C)は、すべて減速モー タ(12)を内蔵しているので、吊支レール(5)の側 面適所たとえば、収納部(5c)に点検口(図示省略) を設けておけば、簡単に減速モータ(12)等を点検 したり交換したりすることができ、従来が間仕切 のように、パネル(012)を吊支レール(02)より取 り外して分解する必要がない。
上述のパネル(10)(10′)の各ランナー(A)(B)
(C) より、補助輪(15)と第1、第2両誘導ローラ(19) (21)を、また吊支レール(5)より誘導溝(8)と誘導 板(9)をすべて取り去れば、分岐部を所望の方向 に走行することは不可能となるが、吊支レール(5) の要所に、従来の間仕切に使用するターンテーブ ル(06)を設ければ、室内(2)を間仕切ったり、収 納室(4)に収納することができる。
(C) より、補助輪(15)と第1、第2両誘導ローラ(19) (21)を、また吊支レール(5)より誘導溝(8)と誘導 板(9)をすべて取り去れば、分岐部を所望の方向 に走行することは不可能となるが、吊支レール(5) の要所に、従来の間仕切に使用するターンテーブ ル(06)を設ければ、室内(2)を間仕切ったり、収 納室(4)に収納することができる。
ランナー誘導装置は、上述の第1、第2両誘導 ローラ(19)(21)および誘導溝(8)と誘導板(9)に限 るものではない。
(発明の効果) 本発明の装置は上述のように構成されているの で、以下に列挙するような効果がある。
(a) 間仕切パネル(10)(10′)を走行させる減
速モ ータ(12)等がランナー(A)(B)(C)に組込まれて いるので、間仕切パネル(10)(10′)を、厚さ
を 薄く軽量とすることができ、従来の手動式間仕 切用のパネルも使用することができる。
速モ ータ(12)等がランナー(A)(B)(C)に組込まれて いるので、間仕切パネル(10)(10′)を、厚さ
を 薄く軽量とすることができ、従来の手動式間仕 切用のパネルも使用することができる。
(b) 各間仕切パネル(10)(10′)の厚さを薄く
しう るので、収納室(4)が従来の収納室(05)より小 型となり、広さの限られた室内(2)をより有効 に活用することができる。
しう るので、収納室(4)が従来の収納室(05)より小 型となり、広さの限られた室内(2)をより有効 に活用することができる。
(c) 各ランナー(A)(B)(C)に減速モータ(12)を組 込んだだけの間仕切パネル(10)(10′)も、吊
支 レール(5)の要所に、従来の間仕切と同様にタ ーンテーブル(06)を設ければ、間仕切パネル (10)をもって室内(2)を仕切ったり、全間仕切 パネル(10)を収納室(4)に収納したりすること ができる。
支 レール(5)の要所に、従来の間仕切と同様にタ ーンテーブル(06)を設ければ、間仕切パネル (10)をもって室内(2)を仕切ったり、全間仕切 パネル(10)を収納室(4)に収納したりすること ができる。
(d) 屈曲する吊支レール(5)の要所に、ターンテ ーブル(06)に代えて湾曲部(5d)を設けて、各ラ ンナー(A)(B)(C)および吊支レール(5)の直線部 と湾曲部(5d)の分岐部の要所との間に、適宜の ランナー誘導装置を設ければ、高価なターン テーブル(06)を省略しても、間仕切パネル(10) (10′)をもって室内(2)を仕切ったり、全間仕切 パネル(10)(10′)を収納室(4)に収納するこ
とが できる。
とが できる。
第1図は、本発明の装置におけるランナー(A) の正面図、 第2図は、同じく側面図、 第3図は、同じく平面図、 第4図は、ランナー(B)の正面図、 第5図は、同じく側面図、 第6図は、ランナー(C)の正面図、 第7図は、ランナーの各走行車輪の関係を略示 する平面図、 第8図は、同じく駆動輪と補助輪の関係を略示 する正面図、 第9a図〜第9c図は、ランナー走行手段の他 の例を略示する平面図、 第10図は、ランナーが吊支レールの分岐部を通 過する時の状況を略示する平面図、 第11a図は、最後尾以外の各パネルが吊支レー ルの誘導部より間仕切部に向かって分岐部を通過 する時の状況を略示する平面図、 第11b図は、同じく正面図、 第12a図は、最後尾以外の各パネルが吊支レー ルの誘導部より収納部に向かって分岐部を通過す る時の状況を略示する平面図、 第12b図は、同じく正面図、 第13a図は、最後尾のパネルが吊支レールの誘 導部より間仕切部に向かって分岐部を通過する時 の状況を略示する平面図、 第13b図は、同じく正面図、 第14a図は、最後尾のパネルが吊支レールの誘 導部より収納部に向かって分岐部を通過する時の 状況を略示する平面図、 第14b図は、同じく正面図、 第15図は、本発明の装置により、室内を仕切る 際の状況を、天井を省略して示す平面図、 第16図は、同じく間仕切終了時の状況の要部を、 天井を省略して示す平面図、 第17図は、吊支レールの要部を、天井を省略し て示す平面図、 第18図は、従来の間仕切装置により室内を仕切 る際の状況を、天井を省略して示す平面図、 第19図は、従来のランナーの正面図、 第20図は、従来の間仕切の正面図である。 (A)(B)(C)(D)(E)(F)ランナー (2)室内 (3)壁体 (4)収納室 (5)吊支レール (5a)間仕切部 (5b)誘導部 (5c)収納部 (5d)湾曲部 (6)案内溝 (7)給電線 (8)誘導溝 (9)誘導板 (10)(10′)間仕切パネル (11)箱体 (11a)側板 (11b)底板 (11c)上板 (12)減速モータ (13)駆動輪 (14)軸受 (15)補助輪 (16)従動輪 (17)吊支杆 (18)案内ローラ (19)第1誘導ローラ (20)ブラシ (21)第2誘導ローラ (22)閉塞板 (23)駆動輪 (24)従動輪 (25)スプロケット (26)無端チェーン
Claims (3)
- 【請求項1】 天井に固着した吊支レールに、間仕切パ
ネル を吊支するとともに、車輪を有する自走式のラ ンナーを走行自在に嵌合した自動間仕切開閉装 置において、前記ランナーに、走行用の車輪を 駆動するモータを設けたことを特徴とする自動 間仕切開閉装置。 - 【請求項2】 モータにより駆動される駆動輪を、ラン
ナー の一側部の中央に1個配設し、かつランナーの 他側部の前後部に、少なくとも1対の従動輪を 配設したことを特徴とする請求項(1)記載の自 動間仕切開閉装置。 - 【請求項3】 ランナーの一側部における駆動輪を挟む
前後 部に、下端が駆動輪の下端より上方に位置する 1対の補助輪を設けたことを特徴とする請求項 (2)記載の自動間仕切開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193947A JPH062463A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 自動間仕切開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2193947A JPH062463A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 自動間仕切開閉装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3229711A Division JPH0819805B2 (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 自動間仕切開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062463A true JPH062463A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16316406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2193947A Pending JPH062463A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 自動間仕切開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062463A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05881U (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | コマニー株式会社 | カーブ走行型移動間仕切りの吊設走行装置 |
DE112008000953T5 (de) | 2007-04-10 | 2010-01-28 | Mabuchi Motor Co., Ltd., Matsudo | Miniaturmotor und sein Herstellungsverfahren |
-
1990
- 1990-07-24 JP JP2193947A patent/JPH062463A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05881U (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | コマニー株式会社 | カーブ走行型移動間仕切りの吊設走行装置 |
DE112008000953T5 (de) | 2007-04-10 | 2010-01-28 | Mabuchi Motor Co., Ltd., Matsudo | Miniaturmotor und sein Herstellungsverfahren |
US8188632B2 (en) | 2007-04-10 | 2012-05-29 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Miniature motor, and its manufacturing method |
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