JPH0627438B2 - 移動壁の吊設装置 - Google Patents

移動壁の吊設装置

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JPH0627438B2
JPH0627438B2 JP63217380A JP21738088A JPH0627438B2 JP H0627438 B2 JPH0627438 B2 JP H0627438B2 JP 63217380 A JP63217380 A JP 63217380A JP 21738088 A JP21738088 A JP 21738088A JP H0627438 B2 JPH0627438 B2 JP H0627438B2
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は可動間仕切の壁パネル(以下パネルとする)
を吊設し、走行(移動)させる吊車及びその走行レール
の技術に係り、更にパネルの方向変換、特に直角に交差
する走行レールにおける方向変換の技術に係る。なお、
パネルは相当重量級のパネルを主に対象とする。
(従来技術) 従来パネルの吊設、走行には断面下向き開口のコ字形
で、両開放先端部を内方へ直角に折り曲げ、先方中央に
摺動溝を余して突出させた車輪底を有する長尺材の走行
レールを天井方面に敷設し、荷車の車輪のように垂直方
向に回転する吊車の車輪を車輪底上に載せ、吊軸を摺動
溝間に車台から垂れ下げて吊車を走行レール内に設置
し、吊軸にパネルの上端面部を連結する垂直車輪の吊車
装置(例えば特公昭50−20496号、特公昭60−
7114号等)、又前記吊軸に直接水平車輪を取り付
け、これとパネルを連結する水平車輪の吊車装置(例え
ば実公昭55−24288号等)とがある。
総じて、これら本発明も含めて該吊車装置には次のよう
な要請がある。すなわち、安定した走行が得られるこ
と、及び方向変換が容易になされることである。方向変
換は間仕切りを新しく造出したり、又それを解消するた
めにパネルを移動させるのに必要である。
さて、従来の技術においての欠点は、先ず走行レールに
おける直進行において、吊軸を摺動溝間に垂直に保持し
て走行し難いことである。すなわち、前者における垂直
車輪はともすると走行レールの内壁に摩擦したり衝突し
たりし、後者の水平車輪は車輪下面の一点でもってパネ
ルの重量を支えるものであるため、走行レールの車輪底
上を蛇行しがちになるからである。このため前記発明等
においては車輪を収める車輪さやの形状を複雑なものに
したり、誘導輪を加えたりして、走行時における吊車の
バランス保持に腐心しているが、こと重量パネルに関し
てはよい結果が未だ得られていない。その原因の最たる
ものは、吊車の立り上がり丈が高いことや、横長大の形
状となるためである。
次に走行レールにおけるパネルの方向変換について、従
来垂直車輪の吊車装置では、交差部(分岐部)では直進
するレールに対しなだらかなR線による屈曲交差を行う
ことにし、一方水平車輪の吊車装置ではレールの直角交
差がなされていたが、直角交差による走行レールの配置
の方がパネルの設営にも便利であり、天井面の美観上も
優れている等利点が多いので、垂直車輪の吊車装置で
も、直角交差の方向変換方法が用いられるようになって
きた。その構造は直方体の車台の四つの側面部に、それ
ぞれ垂直車輪を取り付けたものである(例えば実公昭6
1−9958号、実公昭61−36708号、特公昭6
2−17062号)。
本発明はこの種類のものに属し、垂直車輪の吊車装置で
あって、且つ交差部は直角交差のものである。走行レー
ルの交差部においては、前記R線の屈曲交差でも本発明
に係る直角交差でも、同じ形状の走行レールを摺動溝を
下にした下方開口の連続形状に一体形成するので、交差
部では車輪底が切断状態となり、車輪さやは拡げられ、
広い空間となる。このため車輪底の受けを喪った車輪は
傾き、広くなった交差部車輪さやの中で吊車は不安定な
状態となり、車台や車輪を摺動溝間に落としたり、車輪
さや内壁に衝突したりする。
交差部におけるこのような事態に対処するために採られ
ている従来の装置の工夫について、本発明の関わる垂直
車輪の吊車装置の直角交差のみについて述べれば、前記
の考案、発明(実公昭61−9958号以下)のよう
に、交差部では垂直車輪を浮かせて用いず、車台の上又
は下の四隅部等に設けた大きなボール(鋼球)により、
吊車を支えるものである。
この従来の装置の欠点は、車輪底と同じ高さにおいての
下のボールの支承が困難であったり、又は上のボールと
交差部の懸垂柱との嵌め合わせが巧く行かなかったりす
ることである。すなわち、走行レールにおいて車輪を車
輪底に載せて保ってきた吊車の高さが、交差部レールで
は前記のように車輪底の受けが切断されているので、同
一の高さの保持が困難となるためである。
なお、ボールと走行レールとの接触は、点における接触
であり、このため回転が滑らかになされない欠点が見ら
れる。この従来の装置において、走行レールの直進の場
合は、車台を車輪さや内一パイに保持し、吊車の振れを
防ぐと共に、レール壁にガイドされて回転する小さな水
平車輪を用いて、良い走行状態を得ているのであるが、
交差部車輪さやは、走行レールの車輪さやより拡がって
いるので、吊車の進行をガイド(案内)する前記水平車
輪の役目は成り立たなくなり、正確にパネルを進行方向
に押さなければ、前記ボールの回転は気ままであり、所
期の方向へ吊車を進めることが出来ない。
又ボールではパネルの負担力が弱く、100kg以上、特に5
00kgを超す重量級パネルを交差部において走行させるに
は、この工夫は不向きであり、ボールへのパネルの負担
を再び垂直車輪の負担へと切り替えて交差部を脱出する
ことに重大な欠点を有する。一般にボールによる交差部
走行には難点が多いと考えられるのである。
本発明は以上の従来の吊車装置の欠点を解消し、且つ前
記要請に応えてなされたもので、特に重量級パネルの吊
設、走行に新しい展望を拓いたものである。
(本発明の構成) 本発明に係る移動壁の吊設装置は上記問題点の解決を目
的として開発された技術であって、次の特徴をもって構
成されている。
該吊設装置は移動壁上端面に連結して該移動壁を吊り下
げる吊車と、該吊車が走行・移動するところの走行レー
ルからなり、天井の縦・横方向に配設された上記走行レ
ールの交差部には交差部レールが連結・配置されてい
る。そこで吊車は直方体の車台を本体としてその側面に
垂直車輪を2個ずつ、合計8個取着し、これら垂直車輪
は回転自在に軸支されている。勿論、該垂直車輪は車台
を移動させるための支持体であって、車台下面部から下
方に外周が突出した状態で取着される。又車台の上面部
四隅には水平車輪を軸支していて、これら各車輪を取着
した車台下面中央には移動壁を吊り下げるための吊軸が
回動可能な状態にて連結している。
一方、走行レールは、その横断面が下向き開口のコ字形
の長尺材であり、両開放先端部を内方へ屈曲させ、上記
垂直車輪が走行する車輪底を形成し、該車輪底から僅か
に段差を設けて下受け部を有している。したがって、両
下受け部間は上記吊軸が移動するに十分な間隔を有す摺
動溝となっている。又走行レールの上辺部には、一定間
隔をおいて2本の誘導溝が長手方向に形成され、該誘導
溝巾は上記水平車輪が遊嵌され得る大きさとなってい
る。更に該走行レールの交差部に連結される交差部レー
ルは、基本的には走行レールの横断面を延長して形成し
たもので、車輪底、交差部の下受け部が同一面上に位置
して形成され、又上辺部には同じく誘導溝が設けられて
いる。そして相対向する上記下受け部間には摺動溝が直
角にクロスして設けられ、該下受け部の交差部にはター
ンテーブルが回転自在に軸支されており、該ターンテー
ブルの上面は車輪底と同一高さとなっている。
(作用) このように構成された走行レールを吊車が走行・移動す
る訳であるが、左右の垂直車輪が走行レールの車輪底に
沿って回転移動し、この場合、前後の垂直車輪は車輪底
に接触することなく下受け部上に浮いた状態にて移動す
る。すなわち、前後の垂直車輪は走行レールを移動する
際には不要となる。そして、交差部レールに差し掛かる
ならば、先ず前方垂直車輪がターンテーブルと当接し、
該ターンテーブルを回転させながら自らも同調回転して
進行する。この場合には左右の垂直車輪はなお車輪底に
位置し、後方垂直車輪は浮いた状態にある。そして更に
移動壁を押して吊車が進行すれば、前方垂直車輪はター
ンテーブルから離れ、摺動溝を通り、対向する側に配置
されたターンテーブルに到達する。前方垂直車輪が摺動
溝を通過している間は、未だ左右の垂直車輪は車輪底及
びターンテーブルに載っていなければならず、前方垂直
車輪が対向側のターンテーブルに到達したならば、左右
垂直車輪の前方側がターンテーブルを離れて摺動溝に位
置することが出来る。更に吊車が進行すれば吊軸が摺動
溝の交差点に到達し、前後・左右の垂直車輪はそれぞれ
のターンテーブル上に位置し、その後は更に直進しても
良く、直角に方向変換することも出来る。
(実施例) 本発明を詳細に説述するために、以下実施例により添付
図面に従ってこれを説明する。本発明の吊車1は主とし
て第1図、第3図及び第5図で示され、走行レール2は
第2図及び第3図で、交差部レール3は第4図及び第5
図で示されている。
吊車1は金属等硬質の素材よりなるもので、直方体の車
台4の側面部5、5、5、5にそれぞれニケの車軸6、
6…を外方へ垂直に突出させ、この車軸6に軸受7の垂
直車輪8を回転自在に軸支している。垂直車輪8の取り
付けは、他の側面部5から先端部9を突出させてはなら
ず、又車台4の下面部10からは突出状態に取着する。
車台4の上面部11の四隅部12、12、12、12、
から上方へ垂直に、車軸6、6、6、6を突出させ、該
車軸6に水平車輪13を回転自在に取り付ける。
なお、この水平車輪13の車軸6先端部に、半球、円
錐、角錐等、先細り形状のガイド突出部14を車軸6と
一体に取り付けても良い。又ガイド突出部14は回転自
在としてもよい。そして車台4の下面部10の中央より
垂直下方へ、吊軸15を回転自在に連結している。
以上が本発明の吊車1の構造である。
第1図で見るように、吊車1は中心線16に対し、前後
左右対称にバランスよく構成されている。なお、第1図
の(ロ)図は(イ)図のA部拡大断面図であり、同じく(ハ)図
はB部分の拡大断面図である。
次に走行レール2は金属等硬質の素材よりなり、横断面
下向き開口のコ字形の長尺材17の側辺部18、18の
両開放先端部を、内方へ直角にほぼ前記垂直車輪8の外
周面19を載せられるに適した幅分突出させて車輪底2
0、20とする。
更に車輪底20の開放先端部を延ばして、内壁を深く水
平に削ぎ状にして、先方中央に前記吊車1の吊軸15の
摺動する摺動溝21を余して突出させ、縦長の下受け部
22、22とする。又前記横断面コ字形の上辺部23に
前記吊車1を搭載する場合、上記水平車輪13、13が
位置する箇所に水平車輪13の輪径(X)巾に相当する
巾を持って、下方開口にして直角に切り欠いた縦長溝の
誘導溝24、24を設ける。なお、吊車1にガイド突出
部14を設けている場合は、誘導溝24の切り欠きの深
さを水平車輪13を収容する深さとするに止まらず、該
ガイド突出部14の形状又はその深さに切り欠いてガイ
ド突出溝25を設ける。
このようにしてなる走行レール2の中空内部を車輪さや
26とする。そしてこのように形成された車輪さや26
内には、ほぼ一パイに吊車1が収容される(第3図参
照)。
以上が本発明の走行レール2の構造である。
次にこの走行レール2、2…を縦横に、且つ各摺動溝2
1を交差点開口27を中心に十字形に交差させた継手部
としての交差部レール3について述べる。交差部レール
3は前記走行レールの下受け部22に相当する交差部下
受け部28、28、28を形成しているが、この交差部
下受け部28に前記車輪底20と同一高さにターンテー
ブル30、30、30、30を回動自在に軸支してい
る。なお、ターンテーブル30の軸心31は交差部レー
ル3を走行する吊車1の垂直車輪8の軸心31を外れ、
該垂直車輪8がターンテーブル30に差しかかった場
合、該ターンテーブル30の回転とともに移動可能とし
ている(第6図)。ターンテーブル30は交差している
車輪底20、20の一部を切り欠いて取り付けても良い
(第4図)。又交差している摺動溝21、21から上記
ターンテーブル30の外周が突出状態になっていても、
前記吊軸15の摺動が可能であればとがめなくても良
い。天板部32を切り欠いて設けられる誘導溝24、2
4間の中仕切り部33を取り除き、走行レール2にガイ
ド突出溝25を設けている場合には、これを交差させて
交差部ガイド突出溝34を形成し、このようにしてなる
交差部レール3の中空内部を、交差部車輪さや35とす
る。
以上が本発明の交差部レール3の構造である。
次に全図、特に第3図、第5図、第6図及び第7図によ
り本発明の使用態様及び効果について述べる。吊車1の
走行レール2への組込み状態は、第3図で示されてい
る。又交差部レール3への組込み状態は第5図で示され
ている。
先ず天井方面に走行レール2、2…を摺動溝21を下向
きに開口させて、直角縦横に敷設し、交差箇所では交差
部レール3、3…を配して、上記摺動溝21が縦横方向
に連続した状態に配置される。
第3図に見るように、走行レール2の車輪さや26内へ
吊車1をもたらし、左右の4ケの垂直車輪8、8、8、
8を車輪底20、20上に載せ、前後の4ケの垂直車輪
8、8、8、8を下受け部22、22上に浮かせ、水平
車輪13を誘導溝24内に収め、同時に吊軸15を摺動
溝21間より垂れ下げ、パネルの上端面の前後部(図示
せず)に、2ケの吊車1、1の吊軸15、15をそれぞ
れ回転自在に連結して吊設し、移動壁とする。なお、第
3図の場合は誘導溝24ばかりでなく、更にこれをガイ
ド突出部14の深さに切り欠いたガイド突出溝25を一
体に形成しており、水平車輪13の車軸6上のガイド突
出部14はこのガイド突出溝25に収まっている。
この状態において第3図に見るように、吊車1は走行レ
ール2の車輪さや26内にほぼ一パイに収まっており、
水平車輪13、13…は誘導溝24の内壁に沿い接触し
て吊車1の揺れを規制し、左右の垂直車輪8、8…を回
転させるにおいて、前記のように車輪さや26内壁へ衝
突したり、車輪外れを起こすことが全くなく、中心線1
6に対しバランスが保たれて、安定した良好な走行を得
ることが出来る。
又1t、5tといった重量級パネルの吊設走行に対して
も、軸受7の垂直車輪8は充分耐えることが出来るもの
が使用されている。吊車1は丈高かや横長の形状となら
ず、扁平な直方体の形状にほぼまとまっている。
次に該吊車1を交差部レール3(第4図)へと進める
と、第6図に見るように、先ず浮き状態で進んで来た前
後の垂直車輪8、8…の前の2ケの垂直車輪8、8がタ
ーンテーブル30、30上に載る。更に垂直車輪8、8
が移動すればターンテーブル30は回転し始め、同時に
これに載った垂直車輪8も該ターンテーブル30の回転
に同調して回転し始め、後ろから載って来る左右の垂直
車輪8、8…も回転しながらターンテーブル30上を通
過していく。ターンテーブル30の軸心31と、垂直車
輪8の軸心は互いに外れているので、上記のような回転
が得られるのであり、回転が得られることによって、吊
車1の交差点開口27への進入、到達はスムーズになさ
れる。又この進入、到達には吊車1の水平車輪13、1
3…やガイド突出溝25の働きが作用している。ところ
で、ターンテーブル30は吊車1を載せて来た車輪底2
0と面一になっており、前記ボールの例のような交差部
での支承位置の違いによる障害を全く生ぜず、ターンテ
ーブル30は垂直荷重に対して強力な負荷力を有する軸
受29よりなっており、重量級パネルの移動壁が抱えて
いた交差部での困難点は解消された。このようにして吊
車1は、車台4を傾けることなく、又垂直車輪8と交差
部車輪さや35との衝突もなく、交差点開口27に達す
る(第5図、第7図)。
交差点開口27に達すると、第7図に見るように全ての
垂直車輪8、8…はターンテーブル30、30…上にあ
り、吊車1がそのまま同じ方向へ直進する場合でも、直
角に方向変換をする場合でも、垂直車輪8、8はそれぞ
れの進行方向の車輪底20、20の近くに位置し、且つ
正対しており、更に又その車輪底20とターンテーブル
30とは面一であるので、移動壁をその方向に更に押し
進めると、水平車輪13やガイド突出部14は、誘導溝
24やガイド突出溝25のガイドを受け、直進の場合で
は前の2ケの垂直車輪8、8がターンテーブル30より
離れて交差部下受け部28上に浮かされ、左右の垂直車
輪8、8もターンテーブル30を離れて対向する車輪底
20へと載って進行する。直角に方向変換する場合に
は、左(又は右)の垂直車輪8、8がターンテーブル3
0より離れ、前後の垂直車輪8、8もターンテーブル3
0を離れて対向する車輪底20へと載り、順次ターンテ
ーブル30の支承から解かれて、交差部レール3より脱
して進行する。ここで摺動溝21は吊軸15が移動する
に支障の無い巾(一般には吊軸径に4mm程度大きくなっ
た巾)をもって形成されていて、該摺動溝21を渡り得
るように、前後並びに左右の垂直車輪8、8…は所定の
間隔をもって配置されている。
したがって、本発明では交差部における従来の装置の難
点は全く生ずることなくスムーズに該交差部を通過し、
移動壁を動かし得る。しかも重量級の移動壁であっても
充分耐え得る構造となっている。
吊車1におけるガイド突出部14及び走行レール2にお
けるガイド突出溝25や、交差部レール3における交差
部ガイド突出溝34は、吊車1の走行をより安定させ、
交差部においてのより正確な進行を具現させる。
更に本発明の移動壁の吊設装置を構成する吊車1、走行
レール2及び交差部レール3のいずれも構造が簡素であ
り、従来の装置の複雑化による大型化、製作費高、故障
の多発の難点を回避しており、特にボールによる支承を
廃したこと、交差部レール3に軸受29のターンテーブ
ル30を配したことが、該交差部での任意方向への進行
を容易化している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例による本発明の吊車1、第2図は同走行
レール2の横断面斜視図であり、第3図は吊車1と走行
レール2との関わりを示す縦断面図であり、第4図は交
差部レール3の交差部車輪さや35の下半分の断面図で
あり、第5図は交差部レール3と吊車1との関わりを示
す断面図であり、第6図及び第7図は吊車1が走行レー
ル2から交差部レール3へ進む過程をそれぞれ示してい
る。 1……吊車、2……走行レール、 3……交差部レール、4……車台、 5……側面部、6……車軸、 7,29……軸受、8……垂直車輪、 12……隅部、13……水平車輪、 14……ガイド突出部、15……吊軸、 16……中心線、18……側辺部、 20……車輪底、21……摺動溝、 22……下受け部、23……上辺部、 24……誘導溝、25……ガイド突出溝、 26……車輪さや、27……交差点開口、 28……交差部下受け部、30……ターンテーブル、 31……軸心、32……天板部、 33……中仕切り部、 34……交差部ガイド突出溝、 35……交差部車輪さや。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井には断面略コ字形で下方に向いて開口
    した走行レールを縦横方向にクロスして配設し、該走行
    レールには走行レールに沿って走行・移動する吊車を係
    架し、該吊車から垂直下方に伸びた吊軸に移動壁を連結
    して成る移動壁の吊設装置において、上記吊車は直方体
    の車台を本体としてその側面に垂直車輪を各側面に2個
    ずつ、合計8個を該車台下面から下方に外周の一部が突
    出した状態で回転自在に軸支し、又該車台の上面四隅に
    は水平車輪を軸支し、一方上記走行レールの両開放先端
    部を内方へ屈曲させて上記垂直車輪が走行する車輪底を
    長手方向に沿って形成し、該車輪底から段差を持って下
    受け部を沿設し、相対向する両下受け部の間には上記吊
    軸が移動するに十分な摺動溝を設け、そして該走行レー
    ルの上辺部には一定間隔をおいて上記水平車輪が遊嵌さ
    れる2本の誘導溝を長手方向に沿って形成し、更に両走
    行レールのクロス部には交差部レールを配置して連結
    し、該交差部レールの下受け部交差点にはそれぞれター
    ンテーブルを回転自在に軸支し、該ターンテーブルの上
    面を車輪底と同一高さに配置したことを特徴とする移動
    壁の吊設装置。
  2. 【請求項2】上記水平車輪を軸支している車軸の上端に
    ガイド突出部を形成し、走行レール及び交差部レールに
    は該ガイド突出部がガイドされるべきガイド突出溝並び
    に交差部ガイド突出溝を形成した特許請求の範囲第1項
    記載の移動壁の吊設装置。
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