JPH076318B2 - パネルの吊設走行装置 - Google Patents

パネルの吊設走行装置

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JPH076318B2
JPH076318B2 JP14132088A JP14132088A JPH076318B2 JP H076318 B2 JPH076318 B2 JP H076318B2 JP 14132088 A JP14132088 A JP 14132088A JP 14132088 A JP14132088 A JP 14132088A JP H076318 B2 JPH076318 B2 JP H076318B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、可動間仕切りの壁パネル(以下パネルとす
る)を吊設し走行(移動)させる吊車及びその走行レー
ルの技術に係り、更にパネルの方向転換殊に直角に交差
する走行レール(交差部レール)における方向変換の技
術に係る。なおパネルは相当重量級のパネルとする。
背景技術 従来、パネルの吊設、走行には、断面下向き開口のコ字
形の横長材の両開放先端部を、内方へ直角に、先方中央
に摺動溝を余して突出させた横長の車輪底を有する走行
レールを、天井方向に敷設し、荷車の車輪のように垂直
方向に回転する吊車の車輪を車輪底上に載せ、吊軸を摺
動溝間に車台から垂れ下げて吊車を走行レール内に設置
し、吊軸にパネルの上端面部を連結する垂直車輪の吊車
装置(例えば特公昭50-20496号、特公昭60-7114号、特
公昭60-7116号等)と、 前記吊軸に直接水平車輪をとりつけ、これとパネルを連
結する水平車輪の吊車装置(例えば、実公昭55-24288号
等)とがある。
総じて、これら本発明も含めて吊車装置には、次のよう
な要請がある。即ち、安定した走行が得られること及び
方向変換が容易になされることである。方向変換は、間
仕切りを新しく造出したり又それを解消するために、パ
ネルを移動させるに必要である。
さて従来の技術においての欠点は、先ず、走行レールに
おける直進行において、吊軸を摺動溝間に垂直に保持し
て走行し難かつたことである。即ち、前者における垂直
車輪は、ともすると走行レールの内壁に摩擦したり衝突
したりし、後者の水平車輪は車輪下面の一点でもつてパ
ネルの重量を支えるものであるため、車輪底上を蛇行し
勝ちになるからである。このため前記発明等どにおいて
は、吊車を収める車輪さやの形状を複雑なものにした
り、多くの誘導輪を加えたりして、吊車のバランス保持
に腐心しているが、こと重量級パネルに関してはよい結
果が未だ得られていない。
次に、走行レールにおけるパネルの方向変換について、
従来、垂直車輪の吊車装置では、交差部(分岐部)で
は、直進するレールに対しなだらかなR曲線による屈曲
交差を行なうことにし、一方水平車輪の吊車装置では、
レールの直角交差がなされていたが、直角交差による走
行レールの配置の方が、パネルの設営にも便利であり、
天井面の美観上においても優れている等利点が多いの
で、垂直車輪の吊車装置でも、直角交差の方向変換方法
が用いられるようになつて来た。
その構造は、直方体の車台の四つの側面部に、夫々垂直
車輪をとりつけたものである(例えば実公昭61-9958
号、実公昭61-36708号、特公昭62-17062号)。
本発明は、この種類のものに属し、垂直車輪の吊車装置
で且つ交差部は直角交差のものである。走行レールの交
差部においては、前記R曲線の屈曲交差でも、本発明の
係る直角交差でも、同じ形状の走行レールを摺動溝を下
にした下方開口の連続形状に一体に形成するので、交差
部での車輪底は切断持態となり、車輪さやは拡げられ広
い空間となる。このため、車輪底の受けを喪つた車輪は
傾き、広くなつた車輪さやの中で吊車は不安定な状態と
なり、車台や車輪を摺動溝間に落したり、車輪さや内壁
に衝突したりする。
交差部におけるこのような事態に対処するために採られ
ている従来の装置における工夫について、本発明の関わ
る垂直車輪の吊車装置の直角交差のみについて述べれ
ば、前掲の考案.発明(実公昭61-9958号以下)のよう
に、交差部では、全垂直車輪を浮かせて用いず、車台の
上又は下の四隅部等に設けた大きなボール(鋼球)によ
り、吊車を支えるものである。この従来の装置の欠点
は、車輪底と同じ高さにおいての下のボールでの支承が
困難であつたり、又は上のボールと交差部に新設した懸
垂柱との嵌み合わせが巧くいかなかつたりすることであ
る。即ち、走行レールにおいて車輪を車輪底に載せて保
つて来た吊車の高さが、交差部レールでは前記のように
車輪底の受けが切断されているので、同一の高さの保持
が困難なこと及び前記のように交差部ではボールのみで
吊車を支え左右の垂直車輪を浮かせるため高低の段差を
設けるからである。
なお、ボールと走行レールとの接触は、点における接触
であり、回転が滑らかになされない欠点が見られる。こ
の従来の装置において、走行レールにおける直進の場合
は、車台を車輪さや内一パイに形成して、吊車の振れを
防ぐと共に、レール壁に関わつて回転する小さな水平車
輪を用いて、良い走行状態を得ているのであるが、交差
部においては前記のように車輪さやが拡がるので、吊車
の進行をガイド(案内)する前記水平車輪の役目は成り
立たなくなり、正確にパネルを進行方向に押さなけれ
ば、前記ボールの回転は気まゝであり、所期の方向へ吊
車を進めることが出来ない。なお、又、この従来の装置
では、殆ど交差部で正しく停止することが出来ない最大
の欠点を有している。
又、ボールでは、パネルの負担力が弱く、100Kg以上殊
に500Kgを超す重量級パネルを、交差部において走行さ
せるには、この工夫は不向きであり、ボールへの負担を
再び垂直車輪の負担へと切替えて交差部を脱出すること
に重大な支障をもたらしている。一般にボールによる交
差部走行には難点が多いと考えられる。
本発明は、如上の従来の吊車装置の欠点を解消し且つ前
記要請に応えてなされたもので、殊に重量級パネルの吊
設、走行に新しい展望を拓いたものである。
発明の開示 本発明は、吊車をガイド台と走行車台の二層に形成し、
走行レールにおける吊車の直進行では、吊車を車輪さや
内にほゞ一パイに収め、走行車台の四つの側面部に設け
た垂直車輪のうち左右側又は前後側の垂直車輪を車輪底
に載せ、他の垂直車輪は摺動溝上に浮かせ、水平車輪を
走行レールの側辺部に沿わせて走行し、直進行における
吊車の走行安定と重量負担力をもたせる。
一方、走行レールの縦横直角交差錠の概形の交差部レー
ルにおいて、走行レールの側辺部の交接する四つの交差
部隅角部又は対向する二つの隅角の中程より車軸を、交
差点開口に向けて直角に突出させ、これに受け垂直車輪
をとりつけ、又交差部天板に縦横直角交差のガイド溝を
下向き一パイに切つたガイド板をとりつけ、 交差部レールにおける吊車の進行では、吊車の走行車台
上に連結柱を介して層設しているガイド台を受け垂直車
輪で支承し進行させ、順次全垂直車輪を浮かせ、ガイド
台の上面部に設けたガイド突出部をガイド溝に沿わせて
進行をガイドさせ、交差点開口ではガイド溝の交る平面
交点部にガイド突出部が位置して正しく停止され、直角
方向変換乃至は直進の場合、受け垂直車輪で進行し、ガ
イド溝にガイド突出部をガイドさせながら、対向する車
輪底へと垂直車輪を導き、交差部レールを脱出するもの
としたものである。
発明を実施するための最良の形態 本発明を詳細に説述するために、以下実施例を添付図面
により説明する。
本発明の吊車1は、主として第1図〜第3図で示され、
走行レール2は第4図で、交差部レール3は第1図、第
5図及び第6図で示されている。
吊車1は、金属等硬質の素材よりなるもので、広い正方
形の上面部4及び下面部5を有する縦断面横長の直方体
のガイド台6及び走行車台7を、上下に中央部で角柱又
は円柱の連結柱8で短く結合した二層の形状を主体とす
る。
ガイド台6の上面部4の四隅部に、大きな鋼球であるボ
ール9を、スプリング10を介して一部押し込め可能に、
回転自在又は回転させずに少し先端部を突出状態に埋め
込み状態に固定してガイド突出部11とする。
ガイド突出部11は、円錐乃至正四角錐を先端部とする円
柱又は角柱であつてもよく、半球であつてもよい。
ガイド台6の側面部に、先端を少し突出させて、水平車
輪(図示せず)を回転自在にとりつけてもよく又とりつ
けなくてもよい。
一方、走行車台7の中央部からは、下方へ吊軸12を垂れ
且つこれを回転自在にして固定し、側面部を車軸13を残
して、内方へ直角に切欠いて車台側面部14、14、14、14
とし、車台側面部14の縦中央線に対称に、一ケ又は複数
ケのラジアル玉軸受15の垂直車輪16、16・・・を、前記
車軸13にとりつける。なお、垂直車輪16は、その上部を
走行車台7の上面部4よりは突出させず、その下部は走
行車台7の下面部より突出させ且つ他の車台側面部14よ
り側端を突出させることなく、回転自在に固定する。
以上が、本発明の吊車1の構造である。
第1図〜第3図に見るように、吊車1は、中心線17に対
し前後左右対称に、バランスよく構成されている。
次に、走行レール2は、金属等硬質の素材よりなり、縦
断面下向き開口のコ字形の横長材18の、側辺部19、19の
開放先端部から内方へ直角に、前記吊車1の垂直車輪16
の走行面20巾(W)より少し長目の車輪底21、21を、先
方中央に前記吊車1の吊軸12の摺動する摺動溝22を余し
て横長に突出させてなるものである。
次に、この走行レール2、2・・・を縦横に且つ摺動溝
22、22、22、22を交差点開口23を中心に直角十字形に交
差させた形状の交差部レール3について述べる。
交差部レール3は、前記形状において、隣り合わせ同士
の前記側辺部19、19のなす四つの隅角24、24、24、24又
は対向する二つの隅角24、24の中程より、車軸13を前記
交差点開口23に向けて直角に突出させ、これに吊車1の
前記連結柱8の高さより少し短か目の輪径(X)を有す
るラジアル玉軸受15の受け垂直車輪25を、交差している
摺動溝22、22よりは突出することなく、一ケ又は重ねて
複数ケ、交差している摺動溝22、22に対し四十五度の角
度(傾斜)にして、回転自在に取着する。
又、交差部天板26はほゞ一パイに、平板のガイド板27を
下向きに一体にとりつけるが、ガイド板27には、吊車1
の前記ガイド突出部11の先端部を少し押し込め状態に内
接させる断面上向き開口の部分円形又は三角形のガイド
溝28を横長一パイに直角縦横に切欠き、更にガイド溝2
8、28の交差する平面交点部29、29、29、29をより少し
深めに同形状に切欠いて設けている。
平面交点部29の位置は、吊車1が交差点開口23に達した
時の前記ガイド台6のガイド突出部11の占める位置であ
る。
又、受け垂直車輪25の交差部レール車輪さや31において
の上端の位置は、走行レール2の車輪底21上に垂直車輪
16を載せた時の吊車1のガイド台6の下面部5の高さと
同じにして設ける。
以上が、本発明の交差部レール3の構造である。
次に、全図殊に第1図、第5図及び第6図により、本発
明の用い方及び効果について述べる。先ず、天井方面
に、走行レール2、2・・・を摺動溝22を下向きに開口
させて直角縦横に敷設し、交差箇所では、交差部レール
3、3・・・を配して、走行レール2の各部と隣り合わ
せ乃至突き合わせ同士(例えば摺動溝22、22同士)を結
んで連結固定する。
一の走行レール2の車輪さや30内へ、吊車1をもたら
し、左右側の垂直車輪16、16・・・を車輪底21、21上に
載せ、前後側の垂直車輪16、16・・・を摺動溝22上に浮
かせて、同時に吊軸12を摺動溝22間より垂れ下げ、パネ
ルの前後の上端面部(図示せず)に、二つの吊車1、1
の吊軸12、12を夫々回転自在に連結して吊設する。
この状態において、吊車1は、走行レール2の車輪さや
30内にほゞ一パイに収まつており、パネルを押し動か
し、左右の垂直車輪16を回転させるにおいて、前記のよ
うに車輪さや30内壁へ衝突したり、車輪外れを起すこと
が全くなく、中心線17に対しバランスよく、安定した良
好な走行を得ることが出来る。
又、1t、5tといつた重量級パネルの吊設走行に対して
も、ラジアル玉軸受15の垂直車輪16は充分に耐えること
が出来る。実施例の垂直車輪16一ケは、500Kgの負担力
を有するが、車輪の数を増したり、車輪を大型にするこ
とにより、所要の更に強力な負担力を得ることが出来
る。
次に、この吊設パネルを交差部レール3に進めると、第
5図、第6図に見るように、左右側の垂直車輪16、16
は、車輪底21、21から順次浮き上り状態になり、同時
に、ガイド台6の下面部5は受け垂直車輪25上に載り、
吊車1を支承する。この際に吊車1の上下動を要しな
い。又、交差部天板26におけるガイド板27のガイド溝28
は、吊車1のガイド突出部11、11を導き、交差部レール
車輪さや31の拡がりにおいても吊車1を動揺させること
なく進行させる。吊車1が交差点開口23に達すると、全
べての垂直車輪16、16・・・は、摺動溝22、22・・・上
に浮き、ガイド突出11、11・・・はガイド溝28の平面交
点部29、29・・・に係止して、吊車1を正しく交差点開
口29に停止させる。
この状態において本発明では、吊車1は車輪底21の切断
による衝撃を受けることもなく、吊車1の交差部レール
3における上下昇降は起らない。そして吊車1が、その
まゝ同じ方向に直進する場合でも、直角に方向変換する
場合でも、垂直車輪16、16は夫々の方向の車輪底21、21
近くに位置し且つ正対しており、ガイド溝28に導かれて
ガイド台6を受け垂直車輪25、25上に進行させながら、
直角方向変換の場合は、前後側の垂直車輪16、16を順次
車輪底21、21上に載せ、直進の場合には、左右側の垂直
車輪16、16を順次車輪底21、21上に載せ、順次ガイド台
6への受け垂直車輪25、25の支承から解放されながら、
車輪底21へと進行し、正確且つ安全に交差部を通過する
のである。
受け垂直車輪25は、図に見るように、交差している摺動
溝23、23に対し、四十五度の傾斜に、直角に内方へ突出
して、交差点開口23に十文字形乃至一文字形に正対して
おり、ガイド台6は進行において受け垂直車輪25の走行
面部を線摩擦してこれを回転させる。受け垂直車輪25
が、この四十五度の角度(傾斜)でガイド台6を支承し
ても、前記ラジアル玉軸受15の回転力及び負担力は、前
記垂直車輪16のそれと全く変らない。
ガイド突出部11の先端部の形状が、平面交点部29におい
てピツタリ内篏されるものとなり且つそれへ突出し押圧
可能となつているので、交差点開口23でガイド突出部11
が動揺することなく、吊車1(吊軸12)を正しく交差点
開口23に停止させることが出来る。
これらの工夫は、殊にレール交差部における従来の諸難
点を美事に解消させ、又、重量パネルにも大きく道を拓
いたのである。
産業上の利用可能性 本発明は、このように従来の欠点を解消して産業界の要
請に応えたものであり、産業上の利用可能性は極めて高
いものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例による本発明の吊車1の一部切欠き及
び交差部レール3の断面図でり、第2図及び第3図は、
同、吊車1の上及び下から見た平面図であり、第4図
は、同、走行レール2の断面図であり、第5図及び第6
図は、同、吊車1と走行レール2及び交差部レール3と
の関わりを示す横断面による合わせ説明図である。 符号 1:吊車,2:走行レール,3:交差部レール,4:上面部,5:下面
部,6:ガイド台,7:走行車台,8:連結柱,9:ボール,10:スプ
リング,11:ガイド突出部,12:吊軸,13:車軸,14:車台側面
部,16:垂直車輪,19:側辺部,22:摺動溝,23:交差点開口,2
4:隅角,25:受け垂直車輪,26:交差部天板,27:ガイド板,2
8:ガイド溝,29:平面交点部,30:車輪さや,31:交差部レー
ル車輪さや

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属等硬質の素材よりなり、縦断面横長の
    直方体のガイド台と走行車台を上下に中央部で連結柱で
    結び、ガイド台の上面部の四隅部に大きな鋼球であるボ
    ール又は円錐乃至正四角錐を先端に有する円柱又は角柱
    のガイド突出部を、スプリング等を介して一部押し込め
    可能に且つ回転可能又は回転させずに少し突出させて埋
    め込み取着し、走行車台の中央部より下方へ吊軸を垂れ
    且つ回転自在に設け、車台側面部を車軸を残して直角内
    方へ切欠き、車台側面部の縦中央線に対称に、一ケ又は
    複数ケの垂直車輪を、上部は走行車台の上面部より突出
    することなく、下部は走行車台の下面部より突出させ且
    つ他の車台側面部より側端部を突出させることなく、回
    転自在に取り付けて吊車を構成し、また金属等硬質の素
    材よりなり、縦断面下向き開口のコ字形の横長材の側辺
    部の開放先端部から内方へ直角に、前記吊車の垂直車輪
    の走行面巾より少し長目の車輪底を、先方中央に前記吊
    車の吊軸の摺動溝を余して突出させて走行レールを構成
    し、一方、前記走行レールを縦横に且つ摺動溝を交差点
    開口を中心に直角十字形に交差させた形状のレール交差
    において、隣り合わせ同士の前記側辺部のなす四つの隅
    角又は対向する二つの隅角の中程より、車軸を交差点開
    口に向けて直角に突出させ、これに受け垂直車輪を、前
    記連結柱の高さよりは少し短めの輪径で交差摺動溝より
    突出することなく、一ケ又は複数ケ回転自在に、交差摺
    動溝に対し45度の傾斜をもって取着し、交差部天板には
    吊車の前記ガイド突出部の先端部を、少し押し込め状態
    に内嵌する断面上向き部分円形又は三角形のガイド溝を
    横長一杯に直角縦横に切欠き、更にガイド溝の交差する
    平面交点部を少し深めに切欠いた平板のガイド板を、下
    向きに一体に取り付けて交差部レールを構成し、天井方
    面に敷設された走行レール及び交差部レールにおいて、
    走行レールにおける吊車はほぼ車輪さや一杯に収まり、
    車輪底に左右側の垂直車輪を載せ、前後側の垂直車輪を
    浮かせて走行し、交差部レールにおける吊車は、ガイド
    台のガイド突出を天板におけるガイド板のガイド溝に外
    接させながら、同時に受け垂直車輪によりガイド台を、
    吊車が上下することなく支え、順次左右の垂直車輪を浮
    かせて吊車が受け垂直車輪上に載って交差点開口に達す
    るにおいては、全ての垂直車輪を浮かせ状態とし、直角
    に方向変換する場合には、対向する側のガイド溝にガイ
    ド突出部をガイドさせて進行させ、対向する側の車輪底
    へ前後の垂直車輪を載せ、直進する場合には、対向する
    側のガイド溝にガイド突出部をガイドさせて進行して、
    対向する側の車輪底へ左右の垂直車輪を載せて交差レー
    ルを脱出することを特徴とするパネルの吊設走行装置。
  2. 【請求項2】ガイド台の側面より少し突出状態に水平車
    輪を回転自在に取り付けた特許請求の範囲第1項記載の
    パネルの吊設走行装置。
JP14132088A 1988-06-08 1988-06-08 パネルの吊設走行装置 Expired - Lifetime JPH076318B2 (ja)

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