JPS6332284Y2 - - Google Patents

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JPS6332284Y2
JPS6332284Y2 JP1983033701U JP3370183U JPS6332284Y2 JP S6332284 Y2 JPS6332284 Y2 JP S6332284Y2 JP 1983033701 U JP1983033701 U JP 1983033701U JP 3370183 U JP3370183 U JP 3370183U JP S6332284 Y2 JPS6332284 Y2 JP S6332284Y2
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JP
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intersection
bottom plate
ball
rail
support member
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JP1983033701U
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JPS59138681U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は間仕切用移動壁の方向転換装置の改良
に関する。
複数の移動壁を並列させることにより広い室内
を間仕切りするに際し、該移動壁の移動方向を転
換させるため、従来はハンガーレールを水平方向
に所定角度にアールをもつてわん曲させ、該ハン
ガーレールに、支持棒を介して移動壁が吊持され
た台車を移動させることによつて行つていた。併
しながらこの方法は、移動壁の移動に際し、その
向きを容易に変えるためには、ハンガーレールの
わん曲部は大円弧状としなければならず、方向変
更部分のレール設備が煩雑となるだけでなく、仕
切られた部屋の隅角が円くなつて実用的でないき
らいがあつた。
本考案は上記欠点を除き、簡単な構成で直進、
左折、右折が自由にできる方向転換装置を提供す
ることを目的とする。
以下本考案を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。
第1図において、台車20と支持棒2とを介し
てパネル3が吊持される複数のリツプ溝形鋼レー
ル1の十字交叉部において、交叉部支持部材10
がハンガー4により天井から吊り下げられてい
る。交叉部支持部材10は第2,3図の如く、矩
形天板11と矩形底板12およびそれらを結合す
るため前記板の4隅に固定された吊持ボルト13
とよりなる。しかして、底板12には前記支持棒
2の通過を許すように十字状に形成されたスリツ
トからなる通路12aが設けられている。そし
て、該通路12aを挾んだ両側の上面には夫々2
条のレール溝12bが通路12aに平行に設けら
れている。レール溝12bは断面V形(第6a
図)を呈し、合計8本の溝は互いに碁盤目状に交
叉している。
台車20の扁平直方体状本体21の4つの側面
には水平軸により支持された側車22が各面毎に
2個宛設けられ、これらの側車22は前記レール
1のリツプ1a上を転動する。
また、台車20の下面には交叉部支持部材10
の底板12に台車20が載つたとき荷重を支えな
がら転動する複数(実施例では16個)の球23が
設けられている。台車本体21は平面視で正方形
体を呈し、その中心に支持棒2が回転自在に上下
に貫通している。前記球23は台車本体21の下
面に前記支持棒2を挾んで片側2列宛が前記本体
21の一辺に沿つて回転自在に並列装着され、前
記底板12のレール溝12b上を転動する。ま
た、球23は各一列において、支持棒2を挾んで
進行方向前後に夫々少なくとも2個(図示2個)
が並んで合計4個が設けられ、これら相隣る列の
間隔Sは前記底板通路12aの幅Bよりも大きく
定められている。前記球23は台車20から離脱
しないようその下面に掴み状態で装着されてい
る。
以上においてその作動状態を説明する。台車2
0が交叉部支持部材10にさしかかつたとき、進
行方向前方より第1番目の球23が底板12に乗
り移つたとき、台車にかかる荷重は前記第1番目
の球23と、レール1側において後方の左右側車
22とで受けられるので、台車には重心の偏りに
より不都合な力は作用せず台車20は水平状態を
保つたままである。更に台車20を前進させ、進
行方向前側2個が底板12に移つた状態でも何等
支障はない。更に進行方向から数えて第3番目ま
での球が底板12に移つたとき、これら第3番目
までの球23とレール1側における後方の側車2
2とで荷重を支えているので、この場合も台車2
0は水平に保たれたままである。そして、台車の
球23が総べて底板12にスムーズに乗り移り、
底板12上で直角方向に方向を変えるか、また
は、変えずにそのまま進行方向を進んで他方側の
レール1にスムーズに水平状態を保つて乗に移る
ことができるのである。なお底板12には側車2
2は接触せず、リツプ1aに球23は接触しな
い。
このように底板上面に通路を挾んで両側に2条
以上のレール溝12bが設けられ、該溝を球23
が転動することにより台車の安定的な移動が行な
える。
ここで前記底板12のレール溝12bはV溝と
されているので溝同志の交叉部において球23と
の接触点は溝の非交叉部分である直線部よりは下
方に移動するので、球23はこの交叉部において
深みにはまつた状態になつて位置決めの効果を発
揮し、確実、かつ、容易に方向転換ができる。
なお、前記レール溝12bの断面形状はV形
(第6a図)のほか、台形(第6b図)、矩形(第
6c図)、弓形(第6d図)および半だ円形(第
6e図)などでもよい。そして球23との接触個
所は仮想線示の如く、溝底の一部又は全部か、溝
側面、或いは溝上端隅角部である。そして、第6
a,6b図示の如く、球23が傾斜した2面で受
けられる場合は受面の強度が強く、かつ、球は自
然に溝の中心へ合心せされる。
また、上記レール溝12bの形状、溝幅または
球23の大きさの関係から、レール溝の直線部分
において球3が溝底に接触しているものにあつて
は、2条の溝の交叉部において特に溝を深くす
る。これによつて、球23がそこで落付くので、
台車20が交叉部に正確に位置したことが確認で
きる効果がある。
なお、前記水平軸を持つ側車22はレール1の
直線部で荷重を受け、耐荷重能力が大きいが、こ
れを除いて、球23のみで荷重を受けてもよい。
この場合、レール1のリツプ1aは球23を受け
るように広くされ、この上面にも前記交叉部支持
部材10の底板12におけるレール溝12と同様
なレール溝が設けられる。レール溝があると球2
3の案内となつて台車の移動が安定的に行なえる
が、このレール溝は省略することもできる。
本考案は前記例に限定されず、実用新案登録請
求の範囲に記載の範囲で種々の変形が含まれる。
本考案は以上の如く構成されるので、作動に際
し、台車は球が交叉部支持部材の底板上にスムー
ズに乗り移ることが可能となり、交叉部において
台車は安定が保たれ、容易かつ少ない力で水平状
態を保持しながら方向転換または直進することが
でき、パネルにシヨツクを与えることもないなど
多くの効果を発揮することとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は交叉部支持部材の拡大正面図、第3図は第2
図の−断面図、第4図は台車の拡大正面図、
第5図は台車の拡大底面図、第6a〜6e図はレ
ール溝の各種形状を示す縦断面図である。 1……レール、2……支持棒、3……パネル、
4……ハンガー、10……交叉部支持部材、11
……天板、12……底板、20……台車、21…
…本体、22……側車、23……球。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台車と支持棒とを介してパネルが吊持される
    複数のレールの交叉部において、該交叉部に設
    けられた交叉部支持部材の底板には前記支持棒
    の通過を許す通過が設けられ、前記台車の下面
    には前記支持棒を挾んだ進行方向に対し左右両
    側に各々少なくとも2列の球が回転自在に装着
    され、その各列において、前記支持棒を挾んで
    進行方向前後に各々少なくとも2個が並び、こ
    れら相隣る列の間隙は、前記交叉部支持部材底
    板の通路の幅よりも大きく定められたことを特
    徴とする移動パネルの方向転換装置。 (2) 前記交叉部支持部材の底板上面には前記通路
    を挾んだ両側に、各々2条以上のレール溝が設
    けられたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の移動パネルの方向転換装置。 (3) 前記レール溝はその側面が傾斜し、これらの
    側面で前記球が受けられることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第2項記載の移動パネル
    の方向転換装置。 (4) 前記レール溝は溝底で球を受け、交叉部にお
    いてその深さが他の部分よりも深くされている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2
    項記載の移動パネルの方向転換装置。
JP3370183U 1983-03-08 1983-03-08 移動パネルの方向転換装置 Granted JPS59138681U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3370183U JPS59138681U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 移動パネルの方向転換装置

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JP3370183U JPS59138681U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 移動パネルの方向転換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59138681U JPS59138681U (ja) 1984-09-17
JPS6332284Y2 true JPS6332284Y2 (ja) 1988-08-29

Family

ID=30164476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3370183U Granted JPS59138681U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 移動パネルの方向転換装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3522824C1 (de) * 1985-06-26 1986-08-28 Hüppe GmbH, 2900 Oldenburg Trag- und Fuehrungssystem fuer ortsveraenderliche Tuer- oder Wandelemente

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322546B2 (ja) * 1973-04-13 1978-07-10
JPS5833702A (ja) * 1981-08-21 1983-02-28 Hitachi Ltd センサ信号処理回路

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148201Y2 (ja) * 1971-08-02 1976-11-19
JPS5322546U (ja) * 1976-08-04 1978-02-25

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322546B2 (ja) * 1973-04-13 1978-07-10
JPS5833702A (ja) * 1981-08-21 1983-02-28 Hitachi Ltd センサ信号処理回路

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Publication number Publication date
JPS59138681U (ja) 1984-09-17

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