JPS5916466Y2 - 可動間仕切壁の吊金具 - Google Patents

可動間仕切壁の吊金具

Info

Publication number
JPS5916466Y2
JPS5916466Y2 JP10458981U JP10458981U JPS5916466Y2 JP S5916466 Y2 JPS5916466 Y2 JP S5916466Y2 JP 10458981 U JP10458981 U JP 10458981U JP 10458981 U JP10458981 U JP 10458981U JP S5916466 Y2 JPS5916466 Y2 JP S5916466Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
banger
partition wall
thrust bearing
orthogonal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10458981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS589473U (ja
Inventor
健房 石風
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10458981U priority Critical patent/JPS5916466Y2/ja
Publication of JPS589473U publication Critical patent/JPS589473U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5916466Y2 publication Critical patent/JPS5916466Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、教室や会議室等の仕切りに用いる可動間仕切
壁に係り、特にその吊金具に改良を加えることにより、
バンガーレールの直゛線部のみならず直交部に於いても
、極めて円滑に間仕切壁の移動を為し得る様にした可動
間仕切壁の吊金具に関するものである。
教室や会議室等の天井部にバンガーレールを一定間隔で
格子状に配設し、これに吊車を介して複数枚の間仕切壁
を移動自在に装着することにより、室内を任意の区画に
間仕切るようにした所謂可動間仕切壁設備が最近広く利
用されている。
第1図は、従前のこの種可動間仕切壁用吊金具の縦断面
図であり、断面口状のバンガーレール1内へ6〜8個の
転勤ボール2を有する円形の吊車3を配設し、該吊車3
に頭部を係合せしめた吊ボルト4により、間仕切壁5を
吊下げ支持する構成としている。
而して、前記可動間仕切壁5の一枚の重量は通常100
〜150 kg程度であり、遮音性に秀れた高品質の間
仕切壁5にあっては、その重量が200 kg以上にな
る場合がある。
従って、これを支持する吊車3としては、第1図の様な
転勤ボール2を用いる構造よりも径の大きな転輪を用い
る方が、吊車3の円滑なる移動という面からすれば好都
合である。
一方、バンガーレール1の直交部を吊車3が通過する場
合には、転勤ボール2を用い且つボール数を可能な限り
多くした吊車3の方が、レール1の開口部を渡る際の衝
撃が少なく、円滑に直交部を通過することが出来る。
従って、従前の吊車3に於いては、上述の如き事情とバ
ンガーレール1の寸法上の制約とを勘案のうえ、直径1
0〜20mmの転勤ボール2を6〜8個使用するように
している。
然し乍ら、転勤ボール2を用いる吊金具にあっては、バ
ンガーレール1の横幅寸法が必然的に大きくなり、設備
費が高騰すると共に室内天井部の美感を損ない易いとい
う欠点がある。
又、バンガーレール1の横幅が間仕切壁5の厚みよりも
大きくなり易く、この様な場合には、間仕切壁5を纒め
て集結した際に間仕切壁相互間に間隙が出来ることにな
り、より大きな収納スペースを要するという不都合があ
る。
更に、転勤ボール2の外径が小さく且つその数も比較的
少ないため、バンガーレールの直交部を通過する際にボ
ール2がレール開口部6へ落ち込み易く、吊車3に大き
な衝撃を生じて円滑に通過できないという大きな欠点が
ある。
そのうえ、前述の通り小径の転勤ボール2により間仕切
壁を吊下げ支持する構成としているため、間仕切壁の重
量が200 kg前後になるとバンガーレールの直線部
であっても吊車3がスムーズに移動せず、且つ吊車3が
レール側壁と摺接して騒音を生ずる等実用上様々なトラ
ブルを生じることになる。
本考案は、従前の可動間仕切壁用吊金具に於ける上述の
如き問題の解決を課題とするものであり、バンガーレー
ルの直線部は勿論のことその直交部であっても、極めて
円滑に移動出来るようにした可動間仕切壁用吊金具の提
供を目的とするものである。
本考案の基本的な構成は、中央に吊ボルト挿通孔が穿設
され且つ直交状に配列した二対の各車軸端に転輪を装着
して威る主吊車の上方に、支持スリーブを介して転勤ボ
ールの下方部を露出せしめたスラストベアリングを配設
し、該スラストベアリングに前記ボルト挿通孔を挿通し
て先端部に間仕切壁を固定する吊ボルトの頭部を係合さ
せると共に、前記スラストベアリングの外周部上方にバ
ンガーレールの側壁8aと摺接する4個のガイドベアリ
ングを等間隔に軸支し、天井部に配設したバンガーレー
ルの直線部に於いては、前記ガイドベアリングをその側
壁に接当させつつ該ガイドレールの折込み支持片上を前
記主吊車の転輪を走行させると共に、バンガーレールの
直交部に於いては、該直交部の四隅から夫々内方へ水平
に突出せしめた補助支持片上を前記スラストベアリング
のボールを転動させると共に、直交部のレール天板に設
けた突片を前記ガイドベアリング相互間へ位置せしめる
ことにより、間仕切壁の移動を円滑にすると共に直交部
に於ける横振れを防止せんとするものである。
以下、第2図乃至第7図に示す本考案の一実施例に基づ
いて、その詳細を説明する。
第2図は、本考案に係る可動間仕切壁用バンガーレール
の天井伏図の一部であり、第3図は第2図のイーイ視断
面図、第4図は第2図のローロ視断面図である。
当該バンガーレール7は、ポンチ゛鋼板の曲げ加工か若
しくはアルミの型押出しによって形成されており、下面
の両側から内側へ折込んだ折込支持片8b、8bの間に
、吊ボルトが走行するための開口部9が設けられている
バンガーレール7の直線部Aは、第3図に示す如く断面
が口状に構成されており、本実施例にあっては、厚さ3
.2mmのボンデ鋼板を62 mm X 64 mm角
に折曲げ成形し、幅19mmの開口部9を設けている。
又、当該バンガーレールの直交部Bには、第2図及び第
4図に示す如く、4枚の補助支持片10が前記開口部9
よりも僅かに広幅の開口部9′を形成する様に、その四
隅から夫々内方へ水平に突出固着されている。
又、当該直交部Bのレール天板8Cには、ガイドベアリ
ングを案内するための突片8d。
8dが設けられている。
尚、前記補助支持片10の取付高さHは、後述するスラ
ストベアリングの転勤ボール下面が当該補助支持片10
の上面に丁度乗り得る高さに選定されている。
又、第3図に於いて、Cはレール取付は用下地、Dは吊
鉄筋、Eは天井ボードである。
第5図及び第6図を参照して、本考案に係る吊金具の走
行部は、主吊車11と、該主吊車11の上部に載置され
その上端に受台12を形成した支持スノーブ13と、該
支持スリーブ13上に載置され且つ転勤ボール14の下
方部を露出せしめたスラストベアリング15と、該スラ
ストベアリングに嵌着したボルト支持体16と、ボルト
支持体の外周部上方に回動自在に横向に軸支した4個の
ベアリング21と、ボルト支持体16にその頭部を係合
し前記支持スリーブ13並びに主吊車11を挿通してね
じ部を下方へ突出せしめた吊ボルト17等とから構成さ
れている。
前記主吊車11は、中央部に上下方向の吊ボルト挿通孔
18が穿設され且つ相互に直交する二対の車軸19.1
9を有する車台11′と、前記各車軸19.19の端部
に回転自在に嵌着した転輪20.20とから構成されて
おり、本実施例にあっては転輪20.20に直径32
mmφのベアリング(=11−6002)が、スラスl
・ベアリング15にはボール14の転勤軌跡の直径力5
2 mm (SB + 51206)のものが、ガイド
ベアリングには#625のものが夫々使用されている。
尚、走行部の組立は、転輪20を嵌着した主吊車11上
に支持スリーブ13を載せ、スラストベアリング15に
ボルト支持体16を嵌着した後これを支持スリーブ13
の受台へ嵌込み、吊ボルト17を上方より挿通すること
により完了する。
次に、本考案に係る可動間仕切壁用吊金具の作動とその
作用効果について説明する。
可動間仕切壁Fがバンガーレール7の直線部A下方に位
置している場合には、第5図に示す如く、何れか一対の
車軸端に嵌着した転輪20.20が折込み支持片8b、
8bの上に乗り、該支持片8b上を転輪20が走行する
ことになる。
尚、ガイドベアリング21がバンガーレールの側壁8a
と接当するため、主吊車11の走行中に転輪20.20
の外側部がバンガーレール7の側壁8aと摺接し、騒音
を発するようなことはない。
又、進行方向に平行な車軸端に取付けた転輪20.20
は、第5図の仮想線で示す如く、その下端面がレール7
の開口部9内に位置しており、折込支持片8bと接触す
ることはない。
主吊車がバンガーレール7の直交部Bへ入ると、スラス
トベアリング15のボール14が、レール7の四隅から
内方へ水平に突設された補助支持片10.10の上に乗
ることになり、間仕切壁Fは転輪20.20とスラスト
ベアリング15の両方により支持される状態となる。
引続き主吊車11が前進し、吊ボルト17が直交部Bの
中心に来ると、4個の転輪20.20は、第7図に示す
如く全てレール開口部9内にはまり込むことになり、主
吊車11は吊ボルト17の支持力を喪失する。
しかし全ての転輪20゜20が支持力を喪失する状態に
於いては、スラストベアリング15の転動ボール14が
全補助支持片10.10・・・・・・の上部にまで来て
おり、各補助支持片10.10上に乗ったボール14に
より吊ボルト17の支持が行なわれる。
即ち、転輪20.20による支持力が喪失された場合で
も、スラストベアリング15がこれに代って吊ボルト1
7を支持することになり、主吊車11は極めて円滑にレ
ール直交部Bを渡り得る。
又、突片8dによりガイドベアリング21が案内される
ため、主吊車11が直交部Bを渡る間に横振れするよう
なこともない。
尚、間仕切壁Fの進行方向を90°曲げる場合も同様で
あり、補助支持片10.10・・・・・・上に於けるボ
ール14の転勤により、極めて円滑にその方向の転換を
行ない得る。
又、スラストベアリング15によって支持される移動距
離は、略レール開口部9の幅員程度であって極く僅かで
ある。
従って、レールの直交部Bに於いて間仕切壁Fの移動が
特に重くなるという様なことは全くない。
本願考案は上述の通り、間仕切壁Fを支持するための吊
ボルト17を、バンガーレール7の直線部Aに於いては
径の大きな二個の転輪20.20で支持すると共に、レ
ールの直交部Bに於いては、レールの四隅から突設した
補助支持片10.10・・・・・・を介してスラストベ
アリング15のボール14によって支持する構成として
いるため、直線部Aは勿論のことレールの直交部Bであ
っても、極めて円滑に間仕切壁Fを移動することが可能
となる。
特に、直交部Bにおける衝撃は皆無となり、且つ直進並
びに方向転換の何れであっても軽快に行ない得る。
又、ガイドベアリング21をレール側壁8aへ接当させ
る構成としているため、転輪20がレール側壁8aに触
れて騒音を生ずるようなこともなく、そのうえ直交部に
おいては突片8dによってガイドベアリング21が案内
されるため、主吊車11の横振れが略完全に防止されて
ことになる。
更に、バンガーレール7の幅員も従前のものに比較して
大幅に削減でき、その結果間仕切壁Fの収納スペースが
小さくなると共に、レール製造コストの大幅な低減を図
り得る。
本願考案は上述の通り、優れた実用的効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の可動間仕切壁用吊金具の縦断面図である
。 第2図は、本考案に係る可動間仕切壁用バンガーレール
の天井状図の一部であり、第3図は第2図のイーイ視断
面図、第4図は第2図のローロ視断面図である。 第5図は、レール直線部Aに於ける吊金具の縦断面図で
あり、第6図は第5図のハーバ視断面図である。 第7図は、レール直交部Bの中心位置に於ける吊金具の
縦断面図である。 7・・・・・・バンガーレール、A・・・・・・レール
直線部、B・・・・・・レール直交部、8a・・・・・
・レールの側壁、8b・・・・・・レールの折込支持片
、9・・・・・・レールの開口部、10・・・・・・補
助支持片、F・・・・・・間仕切壁、11・・・・・・
主吊車、13・・・・・・支持スリーブ、15・・・・
・・スラストベアリング、14・・・・・・ボール、1
6・・・・・・ボルト支持体、17・・・・・・吊ボル
ト、18・・・・・・吊ボルト挿通孔、19・・・・・
・車軸、20・・・・・・転輪、21・・・・・・ガイ
ドベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に吊ボルト挿通孔18が穿設され且つ直交状に配列
    した二対の各車軸19端に転輪20を装着して成る主吊
    車11の上方に、支持スリーブ13を介して転勤ボール
    14の下方部を露出せしめたスラストベアリング15を
    配設し、該スラストベアリング15に前記ボルト挿通孔
    18を挿通して先端部に間仕切壁Fを固定する吊ボルト
    17の頭部を係合させると共に、前記スラストベアリン
    グ15の外周部上方にバンガーレール7の側壁8aと摺
    接する4個のガイドベアリング21を等間隔に軸支し、
    天井部に配設したバンガーレール7の直線部Aに於いて
    は、前記ガイドベアリング21をその側壁8aに接当さ
    せつつ該ガイドレール7の折込支持片8b上を前記主吊
    車11の転輪20を走行させると共に、バンガーレール
    7の直交部Bに於いては、該直交部Bの四隅から夫々内
    方へ水平に突出せしめた補助支持片10上を前記スラス
    トベアリング15のボール14を転動させると共に、直
    交部Bのレール天板8Cに設けた突片8dを前記ガイド
    ベアリング21相互間へ位置せしめることにより、間仕
    切壁Fの移動を円滑にすると共に直交部Bに於ける横振
    れを防止することを特徴とする可動間仕切壁の吊金具。
JP10458981U 1981-07-13 1981-07-13 可動間仕切壁の吊金具 Expired JPS5916466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10458981U JPS5916466Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 可動間仕切壁の吊金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10458981U JPS5916466Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 可動間仕切壁の吊金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589473U JPS589473U (ja) 1983-01-21
JPS5916466Y2 true JPS5916466Y2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=29899174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10458981U Expired JPS5916466Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 可動間仕切壁の吊金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5916466Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102863U (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 立川ブラインド工業株式会社 移動間仕切用吊りランナ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS589473U (ja) 1983-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5916466Y2 (ja) 可動間仕切壁の吊金具
JPH0627438B2 (ja) 移動壁の吊設装置
JPS5841340Y2 (ja) 可動間仕切壁の吊金具
JPH0874465A (ja) 移動展示パネルの吊設構造
KR930000120B1 (ko) 이동벽의 현수장치
WO1989009320A1 (en) Travelling apparatus for suspended panel
JPH0131730Y2 (ja)
JP2729761B2 (ja) 移動展示パネル
JP3009566U (ja) 吊車装置
JP2605532Y2 (ja) 移動壁の走行装置
JPS60102485A (ja) 移動間仕切壁の吊下装置
JPH02115484A (ja) 移動間仕切壁の吊り下げ用レール
JPS6116361Y2 (ja)
JP2893196B2 (ja) 移動壁用調整装置
JPH0431975Y2 (ja)
JPH0446465Y2 (ja)
JPH0446051Y2 (ja)
JPH0425505Y2 (ja)
JPS6332284Y2 (ja)
JPH02115485A (ja) 移動間仕切壁の吊り下げ装置
JPH0412227Y2 (ja)
JPH0431977Y2 (ja)
JP3042099U (ja) 吊車用走行路のクロス構造
JPH0219509Y2 (ja)
JP3641804B2 (ja) 移動間仕切装置における交差部走行装置