JPS6116361Y2 - - Google Patents

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JPS6116361Y2
JPS6116361Y2 JP17014480U JP17014480U JPS6116361Y2 JP S6116361 Y2 JPS6116361 Y2 JP S6116361Y2 JP 17014480 U JP17014480 U JP 17014480U JP 17014480 U JP17014480 U JP 17014480U JP S6116361 Y2 JPS6116361 Y2 JP S6116361Y2
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JP
Japan
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guide rail
horizontal
guide
partition wall
guide surface
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JP17014480U
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JPS5791964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移動間仕切壁の案内レール装置に関す
る。
下方に長手開口通路を有する箱型の案内レール
を天井面に配設する一方、間仕切壁の上端から突
出する垂直の吊棒を前記案内レールの開口通路に
臨ませ、吊棒に取付く左右一対のコロを案内レー
ルの内側案内面に沿つて転動させて間仕切壁を移
動さるようにすることはよく知られている。そし
て室内を平面視十字、L字T字型に区切るため、
前記案内レールをその開口通路が十字、L字T字
状に交わるように連結して天井面に配設ている。
ところで、前記回転コロの回転中心軸線を、案
内レールの断面を左右に横切るように水平にする
ときは、コロの円筒下面を案内レールに接当させ
ることになり、当該回転コロが案内レール内で左
右に振れると、回転コロの円板面が案内レールの
右又は左の内側面に触れてきしみ音を発したり間
仕切壁が案内レールの断面左右方向にガタ付くこ
とになる。この不都合をなくするため、前記吊棒
に取付く回転コロをその回転中心軸線を垂直方向
にする一方、箱型案内レールの下向き開口通路の
左右両側に位置する下辺フランジ部を当該通路に
向つて下向き傾斜させた案内面とし、前記回転コ
ロの下面円板面の最外周部が前記傾斜案内面に接
当しながら転動するようにしたもの(実開昭53−
658号、実開昭53−21746号)がある。
しかし、このように回転コロが傾斜面を走行す
るように構成すると、回転コロが案内面に沿つて
上下に滑り易くなるため、間仕切壁を移動させる
に際して当該間仕切壁が左右に大きく振れたり、
傾いたまま走行してしまう問題がある。また、こ
のように案内面を傾斜させると、案内レールが十
字状又はT字状に交叉した部位においては、互に
隣接する傾斜案内面の交点は稜線を形成すること
になり、前記水平回転コロが一つの傾斜案内面か
ら稜線を越えて隣接する傾斜面に移るとき、回転
コロと傾斜案内面との接触点が上下方向に位置変
化し、したがつてこの吊支装置全体に傾いたり、
回転コロと案内面との衝突音が発生したり、上下
にガタ付くなどの欠点がある。
本考案では、間仕切壁の吊支装置における水平
回転コロの最外側面と案内レールの左右両内側面
とが近接すると共に前記水平回転コロの下面外周
部寄りのみが接当するように案内レールの左右両
側内面下端に水平案内面を形成し、もつて間仕切
壁を走行方向左右にも上下方向にもガタ付かない
ようにすると共に、案内レールが交叉する部位に
は、水平案内面と同じ高さの補助案内面を形成し
て水平案内面の幅を広げることにより、十字型等
の交叉点でも衝突音等を発生させないで安定走行
できるようにしたものである。
次に本考案を実施例に基いて説明すると、図に
おいて、1は図示しない天井に取付けた案内レー
ル、2は間仕切壁3の上端に設けた吊支装置で案
内レール1内に沿つて走行する。
吊支装置2は垂直方向の吊棒4とコロ支持体
5、及び少なくとも左右一対の回転コロ6とから
なる。間仕切壁3上端面の適宜箇所に下端を固定
した吊棒4の上端部にコロ支持体5を水平回転自
在に取付けし、コロ支持体5には平面視で互に対
称位置に計4個の垂直軸7を水平回転自在に枢着
し、各垂直軸7の下端に設けた回転コロ6と前記
コロ支持体5下面との間にスラストベアリング8
を介挿してある。
各回転コロ6の下面はその内径部を上向き凹に
形成し、下面外周部には下向き凸曲面を有する環
状突条に形成してあり、且つ各回転コロ6の最外
径部はこれが取付く前記コロ支持体5の最外縁よ
り外方向に突出する程度の直径であり、あるいは
配置である。
前記案内レール1は断面下向きコ字状部材の左
右両垂直内側面9,9の下端から内向き適宜寸法
h1だけ突出した水平方向の案内面10,10を形
成し、該各水平案内面10の先端には適宜寸法h2
だけ下向きに段落形成した縁部11,11を設け
て、両縁部11,11を相対向させて適宜間隔h3
離してその両縁部11,11先端間を下向き開口
した通路12に形成するのであり、前記案内レー
ル1の左右内側面9と前記各回転コロ6の最外側
面との間を近接させて若干の隙間があるようにし
ている。
さらに、前記案内レール1が十字状、T字状、
あるいはY字状等に交叉する部分では、前記段落
ち状の縁部11上面に補助案内面13を設けて該
補助案内面13が隣接する水平案内面10,10
と同一水平面となるように形成するのであり、実
施例では図示のように薄板の平面視L字状コーナ
部材14を固着するのであるが、他の実施例とし
ては隣接する両水平案内面10,10の最内側交
点Aよりさらに内側に適当な面積形状の補助案内
面を縁部11を上向き凸に膨出させることにより
形成しても良い。そしてこれら補助案内面13は
十字状等の交叉点に進入して来た4つの回転コロ
の下面外周部がそれぞれ接触でき、かつ各回転コ
ロの回転中心を含まないように、補助案内面13
の最内側水平面部を第1図曲線BC等で示すよう
に平面視凸曲状としている。
この構成により、交叉点以外の案内レール1部
では、吊支装置2の左右両水平回転コロ6,6の
各下面外周部寄りが左右両内側面下端の水平案内
面10,10に接当して転動し、回転コロが案内
レール1断面の左又は右に寄るときは、左又は右
の内側面9に一方の回転コロ6が接触して転動す
るから吊支装置は大きく左右に片寄らず円滑に走
行できる。そして、案内レール1,1の十字状等
の交叉点に来れば、吊支装置の水平回転コロの進
行方向前部が一方の水平案内面10から開口通路
12を隔てた他方の水平案内面10に移るときに
も、開口通路12を隔てて比較的近い位置にある
補助案内面13にまず乗り移つて後これと同一水
平面の水平案内面10に移行して交叉点を通過で
きるから、吊支装置2の前後の回転コロの下面が
略水平状に保持されたまま開口通路12をまたぐ
ことができ、交叉点においてコロが上下にガタ付
かず、衝撃音等を発せず円滑に通過できる。
このように、本考案はに従えば、案内レールの
左右内側面を水平回転コロの最外側面に近接させ
ると共に水平回転コロの下面外周部寄りのみ接当
するように案内レールに水平案内面を設けたか
ら、吊支装置における水平回転コロが横振れ防止
装置として作用し左右に大きくガタ付かず、ま
た、左右一対の水平回転コロの下面と左右両水平
案内面とが接触するから吊支装置は左右に傾くこ
ともなく円滑に走行できるのであり、薄板構造の
案内レールの下辺板を内向き水平方向に折曲させ
るだけで水平案内面を形成できるから案内レール
の製作も極めて簡単で正確にでき、耐荷重性も優
れている。
しかも、案内レールの交叉部においては、水平
案内面と同じ高さの補助案内面を形成して当該水
平案内面の幅を広げるようにしたから、回転コロ
は段落した縁部に落ち込むことなく反対側の水平
案内面に乗り移ることができ、交叉部においても
スムースに走行できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は案内レー
ルの交叉部近傍の平断面図、第2図は第1図の
−線視断面図、第3図は第1図の−線拡大
断面図、第4図は第1図の−線視拡大断面図
である。 1……案内レール、2……吊支装置、3……間
仕切壁、4……吊棒、5……コロ支持体、6……
水平回転コロ、9,9……左右両内側面、10,
10……水平案内面、11,11……縁部、12
……開口通路、13……補助案内面、14……コ
ーナ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも1箇所の交叉部を有する中空状案内
    レールを天井面に配設し、該案内レール内には、
    下端に間仕切壁を吊支した吊支装置を走行自在に
    嵌挿してなる移動間仕切壁において、前記吊支装
    置に少なくとも左右2対の回転コロを水平回転自
    在に設け、該各回転コロの外周面を前記案内レー
    ルの内側面に近接させる一方、前記案内レールの
    左右両内側面下端には、それぞれ内向きに突出し
    た水平案内面を当該案内レールの長手方向に沿つ
    て形成し、該各水平案内面に前記回転コロにおけ
    る外周部寄りの下端面は接当させると共に、該各
    水平案内面の先端には適宜寸法だけ下向き段落し
    た縁部を形成して、両縁部の先端間に下向き開口
    の通路を形成し、且つ、前記レールの交叉部にお
    ける縁部どうしが交叉する角部には、前記水平案
    内面と同一高さの補助案内面を適宜範囲にわたつ
    て形成したことを特徴とする移動間仕切壁におけ
    る案内レール装置。
JP17014480U 1980-11-26 1980-11-26 Expired JPS6116361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17014480U JPS6116361Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17014480U JPS6116361Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS5791964U JPS5791964U (ja) 1982-06-05
JPS6116361Y2 true JPS6116361Y2 (ja) 1986-05-20

Family

ID=29528603

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JP17014480U Expired JPS6116361Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008007989A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Comany Inc 移動壁の騒音防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07965B2 (ja) * 1987-07-29 1995-01-11 コマニー株式会社 間仕切り用走行レールの交差点部装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008007989A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Comany Inc 移動壁の騒音防止装置

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JPS5791964U (ja) 1982-06-05

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