JPH0219509Y2 - - Google Patents

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JPH0219509Y2
JPH0219509Y2 JP1983172115U JP17211583U JPH0219509Y2 JP H0219509 Y2 JPH0219509 Y2 JP H0219509Y2 JP 1983172115 U JP1983172115 U JP 1983172115U JP 17211583 U JP17211583 U JP 17211583U JP H0219509 Y2 JPH0219509 Y2 JP H0219509Y2
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JP
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runner
rolling
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wheels
rail
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JP1983172115U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は間仕切りパネル用ランナーに関する。
(従来の技術) 一般に、集会、会議、パーテイ等を催す広い部
屋は、その床に1枚状の絨毯を敷いておき、使用
目的において間仕切りパネルによつて適当な広さ
に仕切つて使われている。
第1図から第3図はこの種の間仕切りパネル1
を示している。
この間仕切りパネル1は縦長長方形状をしてお
り、天井2に設けた上部走行レール3から、前後
2箇所に設けた間仕切りパネル用ランナー(以
下、ランナーという。)4を介して吊下支持され
ている。そして、間仕切りパネル1は、上横枠1
a、下横枠1bおよび縦枠(図示せず)によつて
矩形に形成され、両側面パネル1c,1cを各枠
に固着し、内部に断熱および遮音を行なう充填材
5を充填して形成されている。ランナー4から上
部走行レール3の下面のスリツトを通じて垂下す
る吊下用ボルト6により上横枠1aを結合して吊
下されている。また、各横枠1a,1bにはそれ
ぞれ間仕切りパネル1を所定位置に止め、上部走
行レール3の下面および床面7に向けて突出し
て、仕切つた両空間の遮音を行なう補助部材8
a,8bが取付けられている。
また、ランナー4は、吊下用ボルト6を受ける
ボス部を有するランナー本体4aと、このランナ
ー本体4aの両側面に軸受9,9を介して取付け
られた車輪10,10によつて形成されている。
よつて、間仕切りパネル1はランナー4の車輪
10を介して上部走行レール3に沿つて所定箇所
へ移送される。
一方、この種の間仕切りパネル1は、不使用時
には第4図および第5図に示すように、上部走行
レール3の一方端に形成した収納レール部11に
並列状態にして収納される。この収納レール部1
1においてては、間仕切りパネル1に取付けられ
たランナー部(第4図a,b部分)が、直角に曲
がれるコーナー部11a,11aが形成されてい
る。このコーナー部11aを直角に形成するの
は、美感を良くするためである。
ところが第2図および第3図に示す車輪10,
10を有するランナー4においては、コーナー部
11aで直角に曲がることが不可能である。
そのため従来は第6図に示すようなランナー1
2を用いている。すなわち、円板状のランナー1
2aの下面に、下端に転動球13aを有する複数
の転動体13を等間隔にその固定用ねじ(図示省
略)をもつて螺着固定している。
各転動球13a,13aは、ランナー12が如
何なる方向に動いてもその動作方向に追随して転
動するので、直角に曲がるコーナー部11aにお
いて収納レール部11を自由に直角に曲がること
ができる。
ところが、この転動体13,13は車輪10,
10に比べて移動時に大きな騒音を発してしま
い、また初期移動させるに必要な力が大きいの
で、例えば高さが5〜6mもある間仕切りパネル
1を動かすのに大きな力を要する等の不都合があ
つた。
そこでこれらの欠点を解消するものとして、4
個の車輪と4個の鋼球とを組合せ、直角方向への
曲進を可能としたランナー(特開昭58−127879号
公報参照)が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) しかるに上記公報に開示のものは、鋼球は車輪
の中方向中心乃至はそれよりも内側に位置して設
けられており、したがつてパネル1の下方を持つ
て引いたときランナーがその反対側に傾けられ、
その際に車輪の外側下端がレール上面に接触して
これが支点となつて傾くことになり、そのまゝ引
いた場合、車輪の外側下端とレールのスリツトの
開口縁との摩擦接触が生じ、そのまま無理に引く
と騒音を発生するばかりでなく始動が重くなると
いう問題があつた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、収納レール部の直角なコーナー部を良好に曲
がることができることはもちろん、移動時に発生
する音も小さく、初期移動に要する力も小さくて
すむ間仕切りパネル用ランナーを提供することを
目的とするものである。
〔考案の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記従来技術が有する問題点を解決するため、
本考案は、中心部に間仕切りパネルを吊下自在と
するとともに上部走行レール内に納まる大きさを
したランナー本体と、このランナー本体の下面に
前記中心部で交又する直交線と一致するようにし
て等間隔に配設されたそれぞれの回転軸を有し上
部走行レール上を走行する4個の車輪と、これら
各車輪の走行方向各交点に配置され前記上部走行
レール上を転動する転動球を下面に備えた4個の
転動体とを有するパネル用ランナーにおいて、前
記転動体は、前記各車輪の外側縁より外側にある
線分の交差点に前記転動球の中心が位置するよう
に配置されていることを特徴とするものである。
(作用) 直進移動時には車輪によつて騒音を発すること
なく静かに走行し、直進時はもとより直角に方向
変換して曲進する際にランナーが傾むいても転動
球がレール上面に接地し、車輪の外側下端が浮上
して軽く方向変換することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第7図乃至第12図に
ついて説明する。
第8図は本考案の一実施例の一部を断面としか
つ左右位置の車輪、その回転軸、およびステーを
省略した側面を示し、第9図は全体の底面を示し
ている。
本実施例のランナー14は略正方形板状のラン
ナー本体14aを有している。このランナー本体
14aは上部走行レール3内を移動できる大きさ
に形成されている。そして、ランナー本体14a
の中心部には、上部走行レール3の下面のスリツ
ト3aから下方に突出して間仕切りパネル1を吊
下する吊下用ボルト6を受けるボス15が下方へ
突設されている。また、ランナー本体14aの下
面には4個の車輪16,16と4個の転動体1
7,17とが配設されている。一方の車輪16,
16はそれぞれボス15の中心において直交する
直交線c,cとその回転軸16aが一致するよう
にして設けられている。すなわち、各車輪16は
ランナー本体14aの各辺部に下方へ垂下したス
テー18,18間に横架した回転軸16aに軸受
19をもつて回転自在に取付けられている。他方
の転動体17,17はそれぞれ、各車輪16,1
6の走行方向中心線と平行でかつ車輪の外側下端
より外側(本実施例では外接している)にある線
分d,dの交叉点に設けられている。すなわち、
転動体17はその転動球17a,17aをもつて
上部走行レール3上を転動するように形成されて
いる。
また、ランナー本体14aの上面の各隅部に
は、それぞれ垂直軸20,20を中心として回転
自在な補助ガイドローラ21,21が設けられて
いる。この補助ガイドローラ21,21はその外
周面がランナー本体14aの外周面より若干外方
に突出しており、第12図に示すように上部走行
レール3の内面に当接して、ランナー14を直進
走行させる。
転動体17は、第7図に縦断面を示すように、
鋼球等からなる転動球17aと、この転動球17
aを保持するハウジング17bと、このハウジン
グ17b内にあつて前記転動球17aの上面所要
範囲が臨む空間部17cからその外周部に通じて
上方に連なる空間部17dと、この空間部17
c,17d内に可及的密に内装される小球17e
群とで構成されている。
これにより転動球17aに大きい荷重が加わつ
ても小球17eが空間部17c,17d内で移動
するので、スムーズな転動が得られる。
次に、本実施例の作用を第11図および第12
図について説明する。
通常の上部走行レール3上の走行は、その上部
走行レール3の走行方向に並んだ車輪16および
転動球17aによつて行なわれる。そして、間仕
切りパネル1の自重を主として支承するのは車輪
16によつて行なわれるので、走行時に発する音
は非常に小さく、また初期移動に要する力も小さ
くて済む。
また、第11図に示すように収納レール部11
のコーナー部11aにおいては、先ず4個の転動
体17,17がコーナー部11aのレール上に載
る。次に、ランナー14をいずれかの直交方向、
例えば同図A矢印方向に移動させると、A矢印方
向と直交している車輪16,16すなわち同図左
右位置にある車輪16,16は収納レール部11
のスリツト11c内に位置してその移動の邪魔に
ならない。
従つて、ランナー14のA矢印方向への移動は
円滑に行なわれ、転動体17の次に同図上下方向
にある車輪16,16が収納レール部11上に載
り、その後最右部の転動体17も隣りの収納レー
ル部11上に載り移る。
特に、各転動球17a,17aを結ぶ線分d,
dを車輪16の外側縁より外側に位置せしめたの
で、パネル1を引いてランナー14を移動させる
時にランナー本体14aが傾むいても、その傾き
の支点となる側の車輪16の外側縁より外側にあ
る転動球17a,17aが支点となつて傾くので
車輪16は持上げられるようになる。よつて、移
動初期に車輪16の外側下端が上部走行レール3
のスリツト3aの開口縁に当ることがなくなり、
その移動は円滑に行なわれる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、ランナー本体の
下面4隅部に配設される転動体を、各車輪の外側
縁より外側にある線分の交叉点に転動球の中心が
位置するように配設したので、収納レール部のよ
うにレール上を直角に方向変換する際にもその進
行方向に直交する軸線を持つ車輪16,,16に
よつて走行させることができ、したがつて従来の
転動球のみによるものに比し移動時に発する音が
小さくなり、かつ小さい力で動かすことができ
る。
また直進時はもちろん、方向変換時においてパ
ネルを移動させる際にパネルが斜め方向に引張ら
れてその引張られた方向とは反対側にランナーが
傾くとき、その傾く際の支点となる側の転動球が
支点となつて傾動され、したがつて走行レールの
底面上には片側2個の転動球のみが接触すること
になり、車輪は必ず浮き上つて車輪の外側下端が
走行レールのスリツト開口縁に当ることがなく、
これによりパネルを引いて移動させる際の移動初
期の力が軽くてすみ、静かに円滑に移動させるこ
とができる等の種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は間仕切りパネルの側面図、第2図は第
1図の−線に沿つた拡大断面図、第3図は第
2図の羽根矢視図、第4図は収納レール部を示す
斜視図、第5図は第4図の平面図、第6図は従来
のランナーを示す斜視図、第7図は転動体の縦断
側面図、第8図乃至第12図は本考案のランナー
の一実施例を示し、第8図は一部を断面としかつ
左右位置の車輪、その回転軸、およびステーを省
略した側面図、第9図は全体の底面図、第10図
は第9図の−線に沿いかつ補助ガイドロー
ラ、その垂直軸、転動体、後方の車輪、その回転
軸、およびステーを省略した断面図、第11図は
収納レール部のコーナー部にあるランナーを収納
レール部の下方からみた状態の底面図、第12図
は上部走行レール上にあるランナーの左右位置の
車輪、その回転軸、およびステーを省略した側面
図である。 1……間仕切りパネル、14……間仕切りパネ
ル用ランナー、14a……ランナー本体、16…
…車輪、17……転動体、17a……転動球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部に間仕切りパネルを吊下自在とするとと
    もに上部走行レール内に納まる大きさをしたラン
    ナー本体と、このランナー本体の下面に前記中心
    部で交叉する直交線と一致するようにして等間隔
    に配設されたそれぞれの回転軸を有し上部走行レ
    ール上を走行する4個の車輪と、これら各車輪の
    走行方向各交点に配置され前記上部走行レール上
    を転動する転動球を下面に備えた4個の転動体と
    を有するパネル用ランナーにおいて、前記転動体
    は、前記各車輪の外側縁より外側にある線分の交
    差点に前記転動球の中心が位置するように配置さ
    れていることを特徴とする間仕切りパネル用ラン
    ナー。
JP17211583U 1983-11-07 1983-11-07 間仕切りパネル用ランナ− Granted JPS6080278U (ja)

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JP17211583U JPS6080278U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 間仕切りパネル用ランナ−

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JPS6080278U JPS6080278U (ja) 1985-06-04
JPH0219509Y2 true JPH0219509Y2 (ja) 1990-05-29

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JP17211583U Granted JPS6080278U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 間仕切りパネル用ランナ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58127879A (ja) * 1982-01-23 1983-07-30 エスイ−工業株式会社 間仕切り用吊り滑車とレ−ル

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53153744U (ja) * 1977-05-11 1978-12-04

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JPS58127879A (ja) * 1982-01-23 1983-07-30 エスイ−工業株式会社 間仕切り用吊り滑車とレ−ル

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JPS6080278U (ja) 1985-06-04

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