JPH0442243Y2 - - Google Patents

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JPH0442243Y2
JPH0442243Y2 JP1984051217U JP5121784U JPH0442243Y2 JP H0442243 Y2 JPH0442243 Y2 JP H0442243Y2 JP 1984051217 U JP1984051217 U JP 1984051217U JP 5121784 U JP5121784 U JP 5121784U JP H0442243 Y2 JPH0442243 Y2 JP H0442243Y2
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JP1984051217U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は住宅や事務所等で使用する走行レール
上を収納庫本体が走行するタイプのスライド収納
庫の改良に関するもので、収納庫本体を収納スペ
ースから通路等の床面上まで引き出し自在とし、
安定かつスムーズな出し入れとか移動を可能とす
ることを目的としたものである。
【従来の技術とその課題】
従来より事務所等で使用するスライド収納庫
は、収納ボツクスから収納庫本体を手前へ引き出
し易くするために収納庫本体の前部底面へキヤス
ターを設け、後部はレール上を摺動する構造のも
のが主である。 また、複数の収納庫本体を横方向へ並べて天井
側レールへ吊設し、左右への移動により取り出し
スペースを確保するもの(例えば特開昭49−
111762号)もある。 前者の引出し式スライド収納庫を使用する場
合、床面は必ずしも水平でなく、収納庫本体の出
し入れの際に、収納庫本体が蛇行(斜め走行)し
易く、傾きが極めて起こり易い等により転倒した
ケースもみられ、また、特に収納庫本体2が背が
高い場合には、上部の横振れが激しく側面をこす
つたり、所定の位置に納まらないとか、引き出し
た時、前方に倒れ易いという問題があり難点とさ
れていた。また、収納庫本体の転倒、蛇行等を防
止するために、従来は新たに走行レールとは別個
のガイドレールやガイドローラーを設置した構造
のものもあるが、構造が複雑で、レールの敷設が
めんどうである等、難点が多かつた。 前後車輪共にレール上を走行するタイプにする
と安定性は向上するが、通路や床面までもレール
を敷設しなければならず、見苦しく、邪魔にもな
る。 後者の上部に架渡されたレールに収納庫が吊下
げられたタイプのものにあつては、上部のレール
の敷設に大掛かりな工事を要するなどの問題があ
つた。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような収納庫本体がレール上
を走行するタイプのスライド収納庫における難点
を解決したものであつて、その構造上の特徴とす
る点は、建物の床面等に設置する収納ボツクス1
に対して出し入れする収納庫本体2であつて、収
納ボツクス1の下面で収納庫本体2の引き出し方
向かつ車輪が転がる範囲内に設けた走行レール上
を収納庫本体2が走行するスライド収納庫におい
て、収納庫本体2の底面に少なくとも3個所へ車
輪を設け、車輪のうち収納庫本体2の底面後部に
設けた奥側車輪10は走行レール上を走行し、前
側車輪9は床面上を走行する。そして、奥側車輪
10が走行するレールのうち少なくとも1本のレ
ールに車輪の外周上面規制片11と外周側面規制
片25を設けている。更に、収納ボツクス1と収
納庫本体2とが対面する位置で収納ボツクス1側
又は収納庫本体2側にスライド用当てバー23を
出し入れ方向に付設したことに特徴がある。収納
庫本体2の背が特に高い場合には、スライド用当
てバー23の位置は収納庫本体2の上端部付近に
あるのが好ましい。加えて、奥側車輪10は蛇行
を防止するために前後に車輪を設けた2連車輪に
すると、より好ましい態様となる。
【作用】
スライド収納庫をこのような構造にすると、収
納庫本体2の引出し時や収納時に前側車輪9は常
に床面上を走行し、奥側車輪10のみがレール上
を走行する。 このように収納庫本体2の奥側車輪10のみが
レール上を走行するのにあつては、前側車輪9が
走行する床面等が必ずしも水平でないことも加わ
つて収納庫本体の移動の際、蛇行、斜め走行、及
び、傾きが極めて起こり易く、蛇行なしの走行は
非常に困難である。また、前述したように、特に
収納庫本体2が背が高い場合には、上部の横振れ
が激しく側面をこすつたり、所定の位置に納まら
ないとか、引き出した時、前方に倒れ易いという
問題があるが、レールに設けられた外周上面規制
片11と外周側面規制片25とによつて奥側車輪
10が外れるのを規制することにより転倒を防止
し、また、前記外周上面規制片11と外周側面規
制片25とスライド用当てバー23の共働作用に
より、蛇行、斜め走行、傾き、及び上部の横振れ
を防止する。この蛇行防止には奥側車輪10を2
連にすることにより更に効果がある。 スライド用当てバー23は、収納庫本体2の側
面が、走行時の揺れにより収納ボツクス1に直接
接触するのを防止し、更に、スライド用当てバー
23に接触してスライドすることにより引出し
時、及び収納時の操作力の軽減をもたらす。
【実施例】
以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。 第1図〜第6図は本考案に係るスライド収納庫
のボツクス収納型の例を示すもので、第1図は収
納ボツクス1と収納庫本体2とを一体化前の一部
破断斜視図である。第2図は一体化後の第1図中
P部に相当する部分の縦断面図であり、第3図は
第2図中A−A部断面図である。第4図は第1図
中Q部の拡大図であり、第5図は第4図中B−B
断面図である。第6図は後輪が一輪の場合の第2
図相当断面図である。 第1図によつて明かなように、このスライド収
納庫は収納ボツクス1と前面板3と共に前後に移
動する収納庫本体2とからなるものである。収納
ボツクス1は、背パネル4と両側の側板5,5と
上面板と底板とによつて形成し、前面のみが開口
している。収納庫本体2は前面板3と背面板6及
び上下のフレーム7,8とにより形成して両側面
が開口しており、下部に前側車輪9と奥側車輪1
0を備えている。 このようなスライド収納庫において、本考案で
は第2図及び第3図にみられるように、収納ボツ
クス1の下方の左右内面側に車輪の直径よりやや
高い所へ外周上面規制片11を形成するべくレー
ル22が設けられると共に、外周上面規制片11
の上部に設けられた垂直方向の外周側面規制片2
5には樹脂製のスライド用当てバー23が設けら
れ、収納庫本体2の奥側車輪10を前後2連にし
て前記外周上面規制片11下部内へ配設したので
ある。また、レール22は側板5と収納ボツクス
底板との連結金具を兼ね、更に、側面上方をチヤ
ンネル状に突出させて、車輪の外周上面規制片1
1及び外周側面規制片25をも兼ねて形成させて
いる。底板がない場合は、側板5を床面に固定す
る連結金具となる。また、スライド用当てバー2
3は、前述したように床面の凹凸による、収納ボ
ツクス1に対して収納庫本体2を出し入れする時
の収納庫本体2の蛇行を防止し、かつ両者が直接
接触するのを防止して操作力の軽減を計るもので
あつて、収納ボツクス1と、収納庫本体2の各々
に、互いに摺動すべく配置すれば、その効果は倍
増する。このスライド用当てバー23の位置は、
前記の取付位置に限られるものではなく、例えば
第1図にみられるようにボツクス内上角部又はフ
レーム7両側面など適宜の場所を選定する。すな
わち、前記のように、収納庫本体2が特に背が高
い場合はスライド用当てバー23は上方にあるほ
ど、その効果は良いものとなる。 前側車輪9と奥側車輪10はいずれも同一車軸
へ2個の車輪を取付けることによつて蛇行を防止
している。奥側車輪10は前後に車輪を設けるこ
とにより、収納庫本体2を収納ボツクス1へ押込
むときの転倒防止効果が得られ、更に、前後2本
の車輪へそれぞれ2個の車輪を設けた四輪構造で
あるから、走行の安定性も良い。 なお、図示は省略するが、奥側車輪10を収納
ボツクス1内のレール22に嵌合した後は、その
実際の使用走行時において、奥側車輪10がレー
ル22から外れないようにストツパーを付設す
る。 また、収納ボツクス1及び収納庫本体2は本実
施例では、全体が板材等で囲まれたボツクス状で
あるが、収納ボツクス1はその全体がフレーム形
状の躯体であつてもよいし(本考案のスライド収
納庫を設置する場所や周囲が壁等で囲まれている
場合はフレームだけでもかまわない)、収納庫本
体2にあつても同様に、正面板3のみ具備してい
れば、その他の構成はフレーム状であつてもよ
い。 次に、他の実施例として、第6図では床面の中
央部へチヤンネル状レール22を付設し、このレ
ール内を収納庫本体2の後部に設けられた1輪の
奥側車輪10が走行する構造としており、前記レ
ール22は、上方に外周上面規制片11を、側方
に上下の外周側面規制片25を有した断面リツプ
付チヤンネル状となつている。後者の外周側面規
制片25は、上下いずれか一方でも良い。また、
レール22の側面と車輪10が走行する底面との
コーナー部に段差を設けて、車輪10が絶えず底
面の一定位置を走行するようにすると、上記構成
と相俟つてより蛇行転倒のない安定した走行がで
きる。例えば、第2図のように、収納庫本体2の
両側の車輪10,10が共に2本の各チヤンネル
状レール22,22内を転動する場合は、左右各
レールの外側コーナー部にのみ段差を設けるだけ
でよくなるのである。 第4図及び第5図にみられるように、上フレー
ム7と下フレーム8間を支える柱12は、角パイ
プ柱13へリツプ付チヤンネル状の柱カバー14
を取付けて、二重構造としている。柱カバー14
はスペーサー21によつて角パイプ柱13との間
に間隙が設けられており、柱カバー14の片面へ
ピン穴15及び長穴16を交互に多数個設けて、
棚レール17の取付ブラケツト18を長穴16へ
引掛け、ピン19をブラケツト18外よりピン穴
15へ挿通して固定する構造となつている。この
ような構造であると、軽量、かつ、柱自体に切欠
きがないので高強度となり、かつ簡単な加工で棚
20を任意な位置へ取付けることができる。
【考案の効果】
以上詳述したような構造のスライド収納庫は、
収納庫本体の引出しの際、奥側車輪が外周上面規
制片部の下部に形成された溝内に嵌つて移動する
ので、出し入れが容易、かつ車輪を2連にしてい
るので蛇行もなく安定で、しかも転倒等の事故が
ない安全なものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスライド収納庫の一体化
前の一部破断斜視図である。第2図は一体化後の
第1図中P部に相当する部分の縦断面図であり、
第3図は第2図中A−A部断面図である。第4図
は第1図中Q部の拡大図であり、第5図は第4図
中B−B断面図である。第6図は後輪が一輪の場
合の第2図相当断面図である。 1……収納ボツクス、2……収納庫本体、5…
…側板、9……前側車輪、10……奥側車輪、1
1……外周上面規制片、22……レール、23…
…スライド用当てバー、25……外周側面規制
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 建物の床面等に設置する収納ボツクス1に対
    して出し入れする収納庫本体2であつて、収納
    ボツクス1の下面で収納庫本体2の引き出し方
    向かつ車輪が転がる範囲内に設けた走行レール
    上を収納庫本体2が走行するスライド収納庫に
    おいて、収納庫本体2の底面に少なくとも3個
    所へ車輪を設け、該車輪のうち収納庫本体2の
    底面後部に設けた奥側車輪10は前記走行レー
    ル上を走行し、手前側車輪9は床面上を走行
    し、奥側車輪10が走行するレールのうち少な
    くとも1本のレールに車輪の外周上面規制片1
    1及び外周側面規制片25を設け、収納ボツク
    ス1と収納庫本体2とが対面する位置で収納ボ
    ツクス1側又は収納庫本体2側にスライド用当
    てバー23を出し入れ方向に付設してなること
    を特徴とするスライド収納庫。 2 奥側車輪10は前後に車輪を設けた2連車輪
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載のス
    ライド収納庫。
JP5121784U 1984-04-07 1984-04-07 スライド収納庫 Granted JPS60162506U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5121784U JPS60162506U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 スライド収納庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP5121784U JPS60162506U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 スライド収納庫

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Publication Number Publication Date
JPS60162506U JPS60162506U (ja) 1985-10-29
JPH0442243Y2 true JPH0442243Y2 (ja) 1992-10-06

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ID=30570057

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JP5121784U Granted JPS60162506U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 スライド収納庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111762A (ja) * 1973-03-01 1974-10-24

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JPS49111762A (ja) * 1973-03-01 1974-10-24

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JPS60162506U (ja) 1985-10-29

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