JPH0417056Y2 - - Google Patents

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JPH0417056Y2
JPH0417056Y2 JP1983183791U JP18379183U JPH0417056Y2 JP H0417056 Y2 JPH0417056 Y2 JP H0417056Y2 JP 1983183791 U JP1983183791 U JP 1983183791U JP 18379183 U JP18379183 U JP 18379183U JP H0417056 Y2 JPH0417056 Y2 JP H0417056Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主としてスチール製の手動式移動棚に
関するものである。
〔従来の技術〕
スチール製の手動式移動棚には、それを構成す
る各棚の物品出入面を対向させて並べ、その物品
出入面の前後方向で各棚を移動させる形式(以
下、横引型という)のものと、移動棚を構成する
各棚の物品出入面を対向させて並べ、各棚をその
物品出入面に沿つた方向で移動させる形式(以
下、縦引型という)のものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の上記2型式の移動棚は、それぞれ別個に
設計されている関係上、構成部品に殆んど共通性
がなく、従つて、メーカや販売業者は上記2型式
の移動棚の部品をそれぞれに製造、或は、保管し
て需要に応じなければならない煩しさがある。
一方、従来のスチール製の移動棚は、各棚の容
量即ち、床面占有面積が比較的大きいため、それ
を設置する場所に十分な空間があること、及び、
物品を収納した移動棚の全荷重を支持することの
できるレールが敷設できる床の強度や構造が必要
であることなど、設置条件を満足しない場所には
設けることができなかつた。
本考案は上記のような移動棚の現状に鑑み、横
引型、縦引型の形式の異なる移動棚であつても棚
本体側の部品の共通化を図り、製造上及び部品保
管上の大幅な合理化をもたらし、また、比較的狭
隘な空間(床面)で、しかもレールを敷設できな
い床であつても設置可能な移動棚を提供すること
を目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するためになされた本考案の構
成は、平面矩形の台枠と、該台枠の両側に立設し
た2枚の側板と、該両側板の上部に架設した天板
と、前記両側板の幅方向中程又は側端において立
設した仕切板と、前記両側板の間に任意のピツチ
で架着した複層の棚板とからなり、且つ、棚の間
口をその棚の奥行量の1倍から2倍程度に形成し
て棚本体を形成すると共に、上記台枠の下面側に
おいて、上記両側板に直交する向きか又は平行な
向きの軸に支持される転動輪を、上記棚本体の移
動方向に対向させて選択される向きに取附けるこ
とにより形成した横引用又は縦引用の移動棚と、
横引用移動棚と縦引用移動棚の前記転動輪が載架
される走行案内部がそれぞれの上面に凹設された
踏板パネル状の案内板であつて、横引用移動棚の
案内板は該移動棚の奥行量に見合う単位長さに形
成され、また縦引用移動棚の案内板は該移動棚の
間口に見合う単位長さに形成されており、かつ、
これらの案内板は設置される移動棚の本数に応じ
てそれぞれ連結、着脱自在である踏板パネル状案
内板とから成ることを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、本考案の実施の一例を図により説明す
る。
第1図は、本考案移動棚に於て、横引用又は縦
引用の移動棚のいずれにもそのまま形成して使用
できる棚本体の構成の一例を表わす斜視図で、1
は断面略状なす2本一組の枠部材1a,1bを
平面矩形に組立てた台枠、2,3は該台枠1の両
側に位置する一組の枠部材1a,1bにおいて立
設した側板で、両側板2,3の内面側にはその高
さ方向に後述する棚板4を架着支持するためのス
ロート4aの多数を等ピツチで形成した棚板受4
bが3本設けてある。
5は上記側板2,3の上側部に於て、それらに
架着した天板、6は上記側板2,3の内面側にお
いて台枠1の枠部材1a,1a並びに天板5の奥
行方向を二分するように立設した仕切板で、上記
1乃至6により本考案の横引用、縦引用移動棚に
共用する棚本体の一例を構成する。
尚、棚板4は、その複数枚が第3図及び第5図
に表わされるように棚板受4bに架着されるが、
最下に位置する棚板4は台枠1に当接する形でそ
の台枠1の上面に着脱自在に設けられ、棚本体の
底板としての役割をもたせてある。
このように底板を兼用する棚板4が着脱自在で
あることは、後述する転動輪12の枠部材1a又
は1bへの取附け、或は、取替え作業を、棚本体
を組上げたあとその棚本体を正立させた状態で行
う際に便利である。
而して、上記棚本体は、側板2,3で挟まれた
部分が形成する間口の広さをその側板2,3が形
成する棚本体の奥行量の1倍から2倍の間で形成
するように、台枠1における枠部材1bの長さ、
並びに天板5の大きさを整えてある。
即ち、棚本体の奥行きは側板2,3の幅で形成
されるから、側板2,3の幅を例えばJISA列4
番乃至は5番の横幅の大きさを単位としてこの単
位量の約2倍に形成すると共に、両側板2,3に
挟まれる間口を前記奥行量の1倍から2倍に形成
するものとする。これは、棚本体の平面大きさを
比較的小さ目に形成し、本考案移動棚を比較的挟
壌隘な場所に設置できるようにするためである。
尚、側板2,3及び仕切板6には取附舌片2
a,3a及び6aを形成し、各舌片をそれぞれ対
応する部品に当てがい、これらをボルトナツト7
及びビス8で止めることにより、平面矩形の台枠
1に、天板5、仕切板6を介して相互に止着され
てなる棚本体を形成するが、本考案に於て上記各
部材の止着構造、並びに止着手段は上記例に限ら
れるものではない。
9は側板2,3の内面下端部に横設した補強
材、10は側板2,3の間口側下端に横架した外
装材、11は側板2の外面に取附けた把手であ
る。
上述のように構成される棚本体は、その台枠1
を形成する枠部材1a,1bに於て、平行に配置
された一組の枠部材1a,1aか、又は、他の一
組の枠部材1b,1bのいずれかに少なくとも4
個の転動輪12を装着することにより、側板2,
3に平行な方向にのみ移動可能な移動棚(以下、
横引棚〔XL〕という)、又は、該側板2,3に直
交する方向にのみ移動可能な移動棚(以下、縦引
棚〔YL〕という)のいずれかに選択的に形成さ
れる。尚、転動輪12としては、車輪として機能
するものであればどのようなものでもよい。
而して、横引棚〔XL〕は、その2本以上を第
2図に示すように間口側を向い合せて横列させ、
各棚〔XL〕の転動輪12の走行を案内するレー
ル部13を上面の両側部に凹設形成した踏板パネ
ル状をなす案内板14の前記レール部上にその転
動輪12を載架することにより、その把手11を
掴んで図の右方へ移動させることのできる横引型
の移動棚に構成される。
ここで、上記案内板14は、レール部13を凹
設した適宜長さ、例えば棚本体の奥行量に見合う
長さの枠材14aの2本を平行に並べ、該枠材1
4a,14bの前後を結合枠14bで繋ぎ、これ
らの部材14a,14bに囲まれた空間部に踏板
14cを横架張設することにより、ここでは棚本
体の奥行量に見合う長さを単位長さとして形成し
てある。
上記案内板14は横列される横引棚〔XL〕の
本数に応じてその複数枚が隣接して対向する結合
枠14bにおいて連結されており、横引棚〔XL〕
を移動させたとき、当接対向していたいずれか2
つの棚〔XL〕の間に、人が入つて物品の出入れ
をするための空間を形成することのできる全長を
有する。
尚、第2図、第3図に於て、14bは案内板1
4の下面側に設けた水平度調節用のアジヤスタで
ある。
第2図、第3図に示す実施例に於ては、案内板
14の左側端に位置する棚〔XL−1〕をその案
内板14上に固定して設置している。案内板14
の側端に位置する棚は、隣接する他の棚〔XL〕
が移動されれば、その開口側に人の入れる空間が
形成されるからである。勿論この棚〔XL−1〕
を移動可能にして配置することは任意である。
また、この棚〔XL−1〕は、その奥行量を他
の棚〔XL〕の半分に形成してあるため、他の棚
〔XL〕の仕切板6が背板として機能する。
一方、棚本体に於て、転動輪12を側板2,3
と直交する向きで枠部材1a,1aに取附けるこ
とにより形成された縦引棚〔YL〕は、第4図、
第5図に示す状態で縦引棚用の踏板パネル状をな
す案内板15上に並べ、いずれかの棚〔YL〕を
手前に引くことによりその棚〔YL〕の間口を他
の棚〔YL〕の列から離して物品の物品の出入れ
をできるように形成する。
この場合、上記案内板15はレール部13を上
面に凹設し、且つ、側板2,3の幅の約2倍、即
ち、棚本体の間口幅員の約2倍程の長さを有する
枠材15aの2本を上記側板2,3の幅と同程度
に離隔させて平行に並べ、該枠材15a,15a
の前後及び中程を結合枠15bで繋ぎこれらの部
材15a,15bで囲まれた空間部に踏板15c
を載架張設することにより棚本体の間口の2倍程
度を単位長さとして形成されている。
而して、上記棚用の案内板15は横列された各
縦引棚〔YL〕の下面に敷設され、図に示すよう
な態様で各縦引棚〔YL〕を支持しその縦方向移
動を案内する。
尚、第4図、第5図に於て、15dは水平度調
節用のアジヤスタである。
第4図、第5図に示す実施例に於ては、先の実
施例に示した横引型において固定して設けた棚
〔YL−1〕も移動できるようにしてある。縦引型
ではその棚自体〔YL−1〕が他の棚〔YL〕より
手前側へ引出されて始めてその間口において物品
の出入れが可能となるからである。
尚、上記実施例は、棚本体の平面形状が側端側
のものを除き、略正方形であるが、本考案におい
ては間口幅が上記例の1.5〜2倍程度あつてもよ
い。
また、上記実施例の移動棚〔XL〕、〔YL〕は物
品出入用の間口が両面に形成されているため、第
2図〜第5図の右側に位置する棚〔XL〕、〔YL〕
は外側に位置する間口は開放されたままである。
このため、上記側端に位置する棚〔XL〕、
〔YL〕の外側の開放間口には開き戸Dを設けるこ
とがある。
而して、開き戸Dの取附けは、外側に向いてい
る天板5の側端面と外装板10の外面に開き戸支
持バー16,17をビス止めなどにより取附け、
該バー16,17に開き戸Dの上下面外側端部に
開けた旋回軸(図に表われず)を枢支することに
より行う。尚、上記戸Dは、側端に位置しない他
の棚〔XL〕、〔YL〕にも取附けることができる。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案は、縦引型、横引型のい
ずれの移動棚でも、棚本体が同一部材により構成
されているので、棚の移動方向が異なる移動棚を
同一部品で形成でき、従つて、棚本体の製造上、
及び、部品保管上などにおいて極めて有利であ
る。
また、いずれの方向の移動棚であつても、棚本
体の台枠に取附ける転動輪の向きを変えて取付け
るだけで形成できるから、移動棚自体の製造も至
つて簡便に行うことができる。
更に、本考案において縦引用、横引用の移動棚
の平面形状が同一であるときは、移動棚を支持案
内する踏板パネル状で上面に凹状の転動輪案内部
を形成した案内板の共用も図ることができる。従
つて、この案内板をモジユール化し、いずれの方
向の移動棚でもこの本数に応じ案内板をモジユー
ル単位で増減連結して使用するようにすることに
より、部品形態の合理化を一層進めることがで
き、製造上、部品保管上一段と有利になる。
また、本考案では棚本体の間口の大きさを、
JISA列4〜5番の1〜2倍を単位とする棚の奥
行量の1倍〜2倍の大きさにすることにより、棚
本体の平面形状を比較的小さなほぼ正方形乃至は
間口方向で前記正方形の1,5〜2倍程度の小形
の矩形に限定し、比較的挟隘な空間に設置できる
ようにしたこと、及び、踏板パネルの案内板が単
位長さに形成され、かつ、上面に凹状をなす走行
案内部が設けられているので、従来品のように大
きな設置空間や床の強度、或は、専用レールの敷
設が必要でないから、狭い所や床強度の大きくな
い建物内でも設置でき、空間の有効利用を図るこ
とができる。
本考案は以上の通りであるから、各種事業所な
どに於て書類整理などのため使用する手動式移動
棚として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における棚本体の一例の構成を
示す斜視図、第2図は本考案の横引型移動棚の一
例を示す一部を断面にした平面図、第3図は同じ
く正面図、第4図は本考案の縦引型移動棚の一例
を示す一部を断面とした平面図、第5図は同じく
正面図である。 1……台枠、1a,1b……枠部材、2,3…
…側板、4……棚板、5……天板、6……仕切
板、7……取附ボルト、8……取附ビス、9……
補強材、10……外装材、11……把手、12…
…転動輪、13……レール部、14,15……案
内板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面矩形の台枠と、該台枠の両側に立設した2
    枚の側板と、該両側板の上部に架設した天板と、
    前記両側板の幅方向中程又は側端において立設し
    た仕切板と、前記両側板の間に任意のピツチで架
    着した複層の棚板とからなり、且つ、棚の間口を
    その棚の奥行量の1倍から2倍程度に形成して棚
    本体を形成すると共に、上記台枠の下面側におい
    て、上記両側板に直交する向きか又は平行な向き
    の軸に支持される転動輪を、上記棚本体の移動方
    向に対応させて選択される向きに取附けることに
    より形成した横引用又は縦引用の移動棚と、横引
    用移動棚と縦引用移動棚の前記転動輪が載架され
    る走行案内部がそれぞれの上面に凹設された踏板
    パネル状の案内板であつて、横引用移動棚の案内
    板は該移動棚の奥行量に見合う単位長さに形成さ
    れ、また縦引用移動棚の案内板は該移動棚の間口
    に見合う単位長さに形成されており、かつ、これ
    らの案内板は設置される移動棚の本数に応じてそ
    れぞれ連結、離脱自在である踏板パネル状案内板
    とから成ることを特徴とする手動式移動棚。
JP18379183U 1983-11-30 1983-11-30 手動式移動棚 Granted JPS6091042U (ja)

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JP18379183U JPS6091042U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 手動式移動棚

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JPS6091042U JPS6091042U (ja) 1985-06-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651535B2 (ja) * 1977-04-07 1981-12-05

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JPS6018102Y2 (ja) * 1979-09-29 1985-06-01 松下電工株式会社 収納装置

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JPS5651535B2 (ja) * 1977-04-07 1981-12-05

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