JP2594654Y2 - 間口方向に伸縮可能な収納家具 - Google Patents

間口方向に伸縮可能な収納家具

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JP2594654Y2
JP2594654Y2 JP1991099940U JP9994091U JP2594654Y2 JP 2594654 Y2 JP2594654 Y2 JP 2594654Y2 JP 1991099940 U JP1991099940 U JP 1991099940U JP 9994091 U JP9994091 U JP 9994091U JP 2594654 Y2 JP2594654 Y2 JP 2594654Y2
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storage furniture
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top plate
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晃次 藤本
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Otsuka Chemical Co Ltd
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Otsuka Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、間口方向に伸縮可能な
収納家具に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】収納家具を部屋に配置す
る場合、設置する家具の大きさ、すなわち高さ・間口・
奥行各方向の寸法について配慮が必要である。通常、収
納家具の高さ寸法は一般住宅における部屋の天井に見合
った適切な高さとされ、奥行寸法も一般的な寸法とされ
ているので特に配置において問題となることは少ない。
しかしながら、収納家具の間口寸法は、配置しようとす
る部屋の床面寸法や他の家具類との兼ね合いによって決
まる設置スペースを事前に検討しておかなければ配置で
きない。また、一旦部屋に設置された後の家具の配置変
更をしようとしても、設置スペースが不十分なため変更
が不可能な場合が生じる。このように、収納家具の間口
寸法については、床面寸法及び他の家具類等との兼ね合
いによって決まる設置スペースにより家具の配置が限定
されるという問題があった。
【0003】
【問題を解決するための手段】本考案の目的は、床面寸
法や他の家具類等との兼ね合いで決まる設置スペースに
よって配置の限定を受けることが少ない収納家具を提供
することにある。
【0004】本考案の前記目的は、間口方向に伸縮可能
な収納家具であって、間口方向に並置された複数の箱体
と、隣り合う前記箱体の頂部間を連結する連結天板部
と、隣り合う前記箱体の底部間を連結する連結底板部
と、収納家具背面に設けられた連結背板とを備え、前記
箱体は、頂部に天板と、該天板の前縁部及び後縁部に立
設された前板及び後板とを備え、底部に底板と台輪とを
備えており、前記連結天板部は、隣り合う箱体の天板間
に跨がって延びる連結天板と、該連結天板の前縁部及び
後縁部に立設され隣り合う前記前板及び後板に重なるよ
うに各々延びる立板とを備えており、前記連結底板部
は、隣り合う前記箱体の底板間に跨がって延びる連結底
板と、該連結底板の前縁部及び後縁部に垂設され隣り合
う前記台輪の前板及び後板に重なるように各々延びる垂
下板とを備えており、前記連結背板は、前記連結天板部
及び前記連結底板部間に亘って延び、これら両部に対し
て両端部が各々固定されており、前記箱体の前板及び後
板と前記立板との間、並びに前記箱体の台輪の前板及び
後板と前記垂下板との間には、箱体と連結天板部及び連
結底板部との摺動を案内するための案内部が設けられて
いることを特徴とする間口方向に伸縮可能な収納家具に
より達成される。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例につき添付図面を参照
しつつ説明する。
【0006】図1は、本実施例に係る収納家具(1)の
斜視図である。
【0007】収納家具(1)は、該家具正面の間口方向
左右に並置された複数の箱体(2)、(3)と、これら
箱体(2)、(3)の頂部間を連結する連結天板部
(4)と、これら箱体(2)、(3)の底部間を連結す
る連結底板部(5)と、収納家具(1)背面に設けられ
た連結背板(6)とを備えている。
【0008】図4に示すように収納家具(1)の天板部
において、箱体(2)、(3)の頂部は、前縁、後縁及
び各箱体外側の側縁に設けられた前板(25)、(3
5)、後板(26)、(36)及び側縁(22)、(3
2)を備え平面視コ字状をなす天枠(2A)、(3A)
を備えている。天枠(2A)、(3A)における前板
(25)、(35)及び後板(26)、(36)には、
連結天板部(4)の前後両端部を案内する細長い切り欠
き(C)が形成されている。
【0009】連結天板部(4)は、箱体(2)、(3)
の頂部と天枠(2A)、(3A)の切り欠き(C)によ
り形成されたスリットに前後両端部を案内されている。
連結天板部(4)は、連結天板(40)と、該連結板の
前後両端付近に該連結板上に立設された立板(41)、
(42)とを備えている。連結天板(40)前後両端部
は、天枠(2A)、(3A)の切り欠き(C)により形
成されたスリットと摺動可能に係合して両者の動作を案
内する。
【0010】立板(41)と前板(25)、(35)と
の間、及び立板(42)と後板(26)、(36)との
間には、前記箱体と前記連結天板部との摺動を案内する
ための案内部として、図5に示すようなレール(12)
及びベアリング部材(13)が取付けられている。図4
においては、立板(41)、(42)側にレール(1
2)が、前板(25)、(35)及び後板(26)、
(36)側にはベアリング部材(13)が取付られてい
る。
【0011】収納家具(1)背面において、連結背板
(6)は、箱体と略同じ高さ、及び箱体(2)、(3)
が引き離され得る距離より若干大きい幅を有し、連結天
板部(4)及び連結底板部(5)間に亘って延びてい
る。連結背板(6)の上下両端部は、連結天板部(4)
及び連結底板部(5)に対して固定されている。本実施
例においては、背板(6)の上端部は前記連結天板部の
連結天板(40)に、下端部は前記連結底板部の連結底
板(50)に固定されている。
【0012】図3に示すように収納家具(1)の下部に
おいて、箱体(2)、(3)の底部は、前縁、後縁及び
各箱体の左右側縁に設けられた前板(23)、(3
3)、後板(24)、(34)、及び側板(21)、
(27)、(31)、(37)を有する台輪(2B)、
(3B)を備えている。台輪(2B)、(3B)におけ
る前板(23)、(33)及び後板(24)、(34)
には、連結底板部(5)の前後両端部を案内するスリッ
トを形成するための細長い切り欠き(D)が設けられて
いる。台輪(2B)の前板(23)と台輪(3B)の前
板(33)とは各々対向して連結底板(50)の下方空
間に延びている。前板(23)と後板(24)、及び前
板(33)と後板(34)は、側板(27)、(37)
により各々その先端部が結合され、台輪(2B)、(3
B)は平面視ロ字状をなすように形成されている。
【0013】連結底板部(5)は、隣り合う前記箱体の
底板間に跨がって延びる連結底板(50)と、該連結底
板の前縁及び後縁に垂設され隣り合う前記台輪の前板
(23)、(33)及び後板(24)、(34)に重な
るように各々延びる垂下板(51)、(52)とを備え
ている。
【0014】箱体(2)の底部と台輪(2B)との結合
は、図2に示すように、該箱体底部の台輪(2B)上面
に設けられた複数のピン(P)と箱体(2)の底面に設
けられた孔(図示せず)との係合による方法の他、ボル
ト・ナットによる締結等により行なわれる。また、箱体
(2)の内方寄り端部は連結底板部(5)の連結底板
(50)に載置されている。連結底板(50)と箱体に
は、収納家具の拡張及び収縮の際両者間の摩擦を減少す
るように、連結底板(50)の面に溝(7)、(7´)
を配置し、該溝に対応したローラ(8)、(8´)を箱
体(3)底面に設けている。箱体(3)の底部と台輪
(3B)についても同様な構造とされている。
【0015】箱体(2)、(3)の数は本実施例のよう
に2個とする他、隣り合う箱体間に前述の連結天板部及
び連結底板部を各々設ければ、幾つでも可能である。ま
た、箱体の内部には収納に便利なように棚板等を自由に
設けることができる。
【0016】図1に示すように、収納家具の箱体(2)
側板間に亘って取付けられた吊下げ収納用の横棒(1
0)は、箱体(2)、(3)間に形成された収納用空間
に取付られた吊下げ収納用の横棒(11)より径が大き
くされているので、間口長さの拡張又は収縮の際には互
いに摺動して横棒(10)内部に横棒(11)が収容さ
れ得る。
【0017】収納家具(1)の間口長さを拡張する場合
は、箱体(2)、(3)を間口方向に互いに引き離す。
この際、箱体(2)は該箱体に固定された台輪(2B)
及び天枠(2A)と共に左へ、箱体(3)は該箱体に固
定された台輪(3B)及び天枠(3A)と共に右へ各々
摺動される。この摺動は、レール(12)及びベアリン
グ部材(13)の作用により滑らかに行なわれる。箱体
(2)、(3)が引き離されることにより、箱体
(2)、(3)の側板、連結天板(40)、連結底板
(50)、及び連結背板(6)とで収納用空間が形成さ
れ、或いは拡張される。収納家具(1)の間口長さを縮
小する場合は、拡張の場合と逆の操作、すなわち箱体を
元の位置に戻すように箱体を間口方向へ互いに押込むだ
けでよい。
【0018】図1に示す収納家具の底部左右の位置
(9)、(9´)には、移動作業の時に外部からの操作
により該家具下方に突出して家具を支持し得るキャスタ
等の移動用部材を備えた移動用支持装置(実開昭63−
67510号)を設置すれば便利であり、間口長さの調
整機能に加え一層使用し易い収納家具とすることができ
る。 本発明の収納家具は、更に、前述の間口長さの調
整機能を利用し部屋の間仕切り用家具として使用するこ
とも可能である。
【0019】
【考案の効果】本考案の収納家具は、箱体の頂部及び底
部に設けられた天枠及び台輪と、隣り合う箱体の頂部間
を連結する連結天板部、及び隣り合う箱体の底部間を連
結する連結底板部とを互いに摺動し得、該摺動を案内す
るための案内部材が備えられている。これにより、複数
の箱体の引き離し及び押し込みにより収納家具間口方向
への拡張及び収縮が可能とされ、床面寸法や他の家具類
等との兼ね合いで決まる設置スペースによって配置の限
定を受けることが少ない収納家具を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に係る収納家具の間口方向に拡張
された状態を示す斜視図である。
【図2】図1の収納家具の底部を分解して示す斜視図で
ある。
【図3】図1の収納家具の底部の構造を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の収納家具の天板部の構造を示す斜視図で
ある。
【図5】図1の収納家具に使用されている摺動部材の断
面図である。
【符号の説明】
1 収納家具 2 箱体 3 箱体 2A 天枠 2B 台輪 3 箱体 3A 天枠 3B 台輪 4 連結天板部 5 連結底板部 6 連結背板 9 移動用部材 9´ 移動用部材 C 切り欠き D 切り欠き 12 レール 13 ベアリング部材 40 連結天板 50 連結底板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間口方向に伸縮可能な収納家具であっ
    て、間口方向に並置された複数の箱体と、隣り合う前記
    箱体の頂部間を連結する連結天板部と、隣り合う前記箱
    体の底部間を連結する連結底板部と、収納家具背面に設
    けられた連結背板とを備え、 前記箱体は、頂部に天板と、該天板の前縁部及び後縁部
    に立設された前板及び後板とを備え、底部に底板と台輪
    とを備えており、 前記連結天板部は、隣り合う箱体の天板間に跨がって延
    びる連結天板と、該連結天板の前縁部及び後縁部に立設
    され隣り合う前記前板及び後板に重なるように各々延び
    る立板とを備えており、 前記連結底板部は、隣り合う前記箱体の底板間に跨がっ
    て延びる連結底板と、該連結底板の前縁部及び後縁部に
    垂設され隣り合う前記台輪の前板及び後板に重なるよう
    に各々延びる垂下板とを備えており、 前記連結背板は、前記連結天板部及び前記連結底板部間
    に亘って延び、これら両部に対して両端部が各々固定さ
    れており、 前記箱体の前板及び後板と前記立板との間、並びに前記
    箱体の台輪の前板及び後板と前記垂下板との間には、箱
    体と連結天板部及び連結底板部との摺動を案内するため
    の案内部が設けられていることを特徴とする間口方向に
    伸縮可能な収納家具。
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JPH0548733U JPH0548733U (ja) 1993-06-29
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