JPH0127708Y2 - - Google Patents

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JPH0127708Y2
JPH0127708Y2 JP5216985U JP5216985U JPH0127708Y2 JP H0127708 Y2 JPH0127708 Y2 JP H0127708Y2 JP 5216985 U JP5216985 U JP 5216985U JP 5216985 U JP5216985 U JP 5216985U JP H0127708 Y2 JPH0127708 Y2 JP H0127708Y2
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JP
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shelf
rail
support plate
roller
front door
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JP5216985U
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JPS61167868U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、上下多段に架設した棚板間の前面開
口部に、水平に回動した後、押し込むことによ
り、棚板間に収納することができ、かつ左右に並
ぶ独立した多数の前扉を設け、たとえば前扉の下
端と中央に、それぞれ受溝と支枠を設けて、雑誌
等を展示しうるとともに、棚板を書棚に使用して
効果的なキヤビネツトに関するものである。
(従来の技術) このようなものは、既に、実公昭42−4030号公
報や、実公昭48−11861号公報や、実公昭48−
33233号公報、あるいは実公昭60−3251号公報等
に開示されている。
(本考案が解決しようとする問題点) しかし、実公昭42−4030号公報に開示されてい
るものは、多数の縦板と横板を格子状に組合せ
て、多数の収納室を形成しているので、製作が甚
だ面倒であるとともに、多量の資材を必要とする
ので、高価かつ重量が大きくなり、また製作後
は、収納室の大きさの変更が、殆んど不可能であ
る。
実公昭48−11861号公報に開示されているもの
は、やはり、各収納室の大きさの変更が、殆んど
不可能である。
実公昭48−33233号公報と実公昭60−3251号公
報に開示されているものは、ともに各棚板間の間
隔の変更が困難であるとともに、各棚板上が仕切
りのない一室となつているので、雑誌等の小物品
を整理して収納する際に不便であり、また前扉が
大きいので、開閉が若干困難である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、多段キヤビネツトを、前面に、上下
1列に並ぶ多数の縦長孔を穿設した左右1対の支
柱と、両支柱の等高をなす縦長孔に、前方に向け
て係止した複数対の棚受板と、左右対向する棚受
板に、着脱可能に架設した棚板と、下段を除く各
棚板の下面に、棚受板と平行かつ移方移動可能に
垂設した吊支板と、各棚受板の内側面と各吊支板
の両側面の要所に、前後方向に向けて敷設した、
側面開口するチヤンネル状をなして、前後両端に
ストツパを設けたレールと、側面要所に枢設した
ローラが、レールに走行自在に嵌合して、ローラ
がレールの前端にある時、ほぼ垂直をなして、上
下に隣接する両棚板間を閉塞し、ローラがレール
の後端にある時、ほぼ水平をなして両棚板間を開
口する前扉とより構成して、上述の問題点の解決
を図つたものである。
(作用) 本考案は、支柱の縦長孔へ棚受板を係止する位
置を変更することにより、棚板同士の間隔を任意
に変更することができる。
また、棚板へ吊支板を係止する位置を変更する
とともに、吊支板の上下幅を適当に設定すること
により、棚板間を側方に連続した一室として使用
したり、多数の小個室に、仕切つて使用したりす
ることができる。
閉じられた前扉は、これを上方に回動して、水
平とすれば、その後端のストツパにローラが当接
する定位置まで、レールに沿つて、軽快に押し入
れて開扉することができる。
また、前方に引き出せば、ローラがレール前端
のストッパに係止されて、定位置で停止し、自重
により閉扉することができる。
(実施例) 第1図と第2図は、本考案に係るキヤビネツト
を略示するもので、1は台板、2は、台板1の後
端左右両側部に立設された支柱、3は、両支柱2
の上端に架設された天板で、各支柱2の前面に
は、第5図にその一部を示すように、上下1列に
並ぶ多数の縦長孔4が穿設されている。
第3図に示すように、両支柱2の互いに等高を
なす縦長孔4には、前方を向き、かつ垂直をなす
棚受板5と、最下端の棚受板6の後端に連設した
下向フツク7が係止されている。
第3図と第5図に示すように、棚受板5の内面
上端近くと、棚受板6の内面下端には、前後方向
を向くアングル状の棚受材8が止着され、棚受材
8の前後両端近くには、上向係止片9が切起こさ
れている。
棚板10の両側片10aの下端を、棚受材8に
支承し、かつ係止片9に係合することにより、棚
板10は、対向する両棚受板5,5または6,6
間に架設されている。
第4図、第6図および第8図に示すように、棚
板10の前後両端に下向きに曲成された、側面形
がU字形をなす両屈曲片10bの所定の個所に
は、最下端の棚板10を除いて、棚受板5とほぼ
同形状をなす吊支板11の上縁に曲成した水平片
11aが、側面形が下向U字形をなす固定金具1
2を介し、水平片11aを下方より貫通するビス
13をもつて、側方移動可能に固定されている。
第3図乃至第6図および第8図に示すように、
各棚受板5の内面と、各吊支板11の両面の所定
の個所(図示するように、棚受板5と吊支板11
の上下幅が短幅の場合は下端)には、それらの前
端より後方に向かい、かつ側面開口するチヤンネ
ル状をなす案内レール14が固着されている。
レール14の後端には、その後端開口部を閉塞
する後方ストツパ15が設けられ、同じく前端に
は、外側面が棚受板5または吊支板11に重合す
る、合成樹脂製の前方ストツパ16が立設されて
いる。
第4図に示すように、前方ストツパ16の垂直
をなす後面16aは、レール14の前端開口部を
閉塞するとともに、レール14の上面より若干上
方に突出している。前方ストツパ16の上端から
は、第7図に明示されているように、前下方に向
かう円弧状の湾曲面16bが形成され、同じく外
側面には、上端が湾曲面16bより上方に突出す
る振れ止め16cが連設されている。
17は前扉で、第3図、第4図、第6図および
第8図に示すように、前扉17を垂直とした時に
おける前面の下端と中央には、それぞれ雑誌等を
展示するための受溝18と支枠19が取付けら
れ、かつ両側面上端近くには、後方に向かう取付
板20をもつて、外側方を向くローラ21が枢設
されている。
各前扉17は、そのローラ21が、左右の対向
するレール14に嵌合して、常時は、第3図にお
ける上方の前扉17のように、前方ストツパ16
の後面16aに当接して、ほぼ垂直に吊支され
て、下端が棚板10の前端に当接するとともに、
上端が、上方の棚板10の下面前端に近接するこ
とにより、両棚板間の開口面を閉塞している。
この状態の前扉17の下端を持ち上げれば、前
扉17は、両ローラ21を軸として、前方ストツ
パ16の湾曲面16bに誘導されて、上方に回動
して水平になり、第3図における下方の前扉17
のように、そのままローラ21がレール14の後
方ストツパ15に当接するまで、押し入れること
ができる。かくして、前扉17の下面前部が前方
ストツパ16の上端に支承されて、両棚板10間
が開口する。
この状態の前扉17を引き出せば、ローラ21
が前方ストツパ16に係止され、前扉17は自重
により下方に回動して、第3図における上方の前
扉17のように、開口面を閉塞する。
上述においては、吊支板11の上下幅が短幅
で、上下両棚板10間には横長の一室が形成され
ているが、吊支板11の下端を、下方の棚板10
まで延設することにより、多数の小個室に仕切る
こともできる。
また図示を省略したが、支柱2を共用して、そ
の側方に同様のキヤビネツトを連設することもで
きる。
(本考案の効果) 本考案のキヤビネツトは、上述のように、棚受
板の係止位置や吊支板の固定位置を適宜定めるこ
とにより、キヤビネツトの開扉時の個々の開口面
の大きさを任意に設定したり、吊支板の上下幅を
変更することにより、棚板間を、横長の一室とし
たり、多数の小個室に仕切つたりしうるので、前
扉以外の各部材を変更することなく、使用目的に
対応した各種キヤビネツトを、簡単かつ安価に提
供することができる。
また、支柱を共用して、その側方に、同様のキ
ヤビネツトを簡単に連設しうるので、甚だ便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るキヤビネツトを略示す
る正面図、第2図は、同じく側面図、第3図は、
第1図のA−A線における拡大断面図、第4図
は、第1図のB−B線における拡大断面図、第5
図は、第3図のC−C線における拡大断面図、第
6図は、第4図のD−D線における断面図、第7
図は、前方ストツパの拡大斜視図、第8図は、第
4図のE−E線における断面図である。 1……台板、2……支柱、3……天板、4……
縦長孔、5,6……棚受板、7……フツク、8…
…棚受材、9……係止片、10……棚板、10a
……側片、10b……屈曲片、11……吊支板、
11a……水平片、12……固定金具、13……
ビス、14……レール、15……後方ストツパ、
16……前方ストツパ、16a……後面、16b
……湾曲面、16c……振れ止め、17……前
扉、18……受溝、19……支枠、20……取付
板、21……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に、上下1列に並ぶ多数の縦長孔を穿設し
    た左右1対の支柱と、両支柱の等高をなす縦長孔
    に、前方に向けて係止した複数対の棚受板と、左
    右対向する棚受板に、着脱可能に架設した棚板
    と、下段を除く各棚板の下面に、棚受板と平行か
    つ移方移動可能に垂設した吊支板と、各棚受板の
    内側面と各吊支板の両側面の要所に、前後方向に
    向けて敷設した、側面開口するチヤンネル状をな
    して、前後両端にストツパを設けたレールと、側
    面要所に枢設したローラが、レールに走行自在に
    嵌合して、ローラがレールの前端にある時、ほぼ
    垂直をなして、上下に隣接する両棚板間を閉塞
    し、ローラがレールの後端にある時、ほぼ水平を
    なして両棚板間を開口する前扉とよりなる分割前
    扉付多段キヤビネツト。
JP5216985U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPH0127708Y2 (ja)

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JP5216985U JPH0127708Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JP5216985U JPH0127708Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JPS61167868U JPS61167868U (ja) 1986-10-17
JPH0127708Y2 true JPH0127708Y2 (ja) 1989-08-22

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ID=30571879

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JP5216985U Expired JPH0127708Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JPS61167868U (ja) 1986-10-17

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