JP3399872B2 - 移動棚 - Google Patents
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Description
さくしながら、物品収容スペースを拡大することができ
る移動棚に関する。
回転可能に軸装してガイドレール上を移動可能な台枠
と、台枠上に少なくともその角隅部に立てられた支柱
と、支柱の上端部に連結された天板と、支柱と支柱との
間に支持されされた棚板とを有してなり、さらに、棚の
側面には化粧板としての側パネルが取り付けられてい
る。
0において、台枠60内には左右方向(図において紙面
に直交する方向)の二つの水平方向の軸69が前後(図
において左右)に配置されて回転自在に支持されてい
る。各軸69には図示されない複数の走行車輪が取り付
けられ、図示されないレール上を上記走行車輪が転動す
ることによって台枠60は図において左右方向に走行可
能となっている。台枠60上には少なくとも前後左右の
角偶部に支柱62が立てられている。支柱62はその下
端が台枠60の上に当接すると共に下端部内側面に固着
されたL字形金具67が台枠60上に固定されることに
より台枠60に固定されている。台枠60上にはまた、
前後の支柱62間に中間の支柱64が立てられている。
支柱64はその下端が台枠60の上に当接すると共に下
端部内側面に固着されたL字形金具68が台枠60上に
固定されることにより台枠60に固定されている。
って連結されている。各支柱62、64と天板66は、
それぞれの前後面あるいは側面同志がボルト止めあるい
は溶接等の適宜の結合手段で連結されている。前後の支
柱62の側面には縦方向に1列をなす縦長の多数の孔7
0が一定間隔で、かつ、支柱62の外側寄りの位置に形
成されている。中間の支柱64の側面には縦方向に2列
をなす縦長の多数の孔72が一定間隔で、かつ、支柱6
2の前後寄りの位置に対称形に形成されている。左右方
向(図10において紙面に直交する方向)に相対向する
支柱と前側又は後ろ側の支柱62と中間の支柱64との
間には棚板が支持される。この棚板支持構造をより具体
的に説明すると、支柱62の適宜の高さ位置にある孔7
0と、支柱64の2つの孔列のうちの一方の列の孔72
であって上記孔70と同じ高さ位置にある孔70との間
に袖板と称する棚板支持部材が掛け止められ、同様に上
記支柱62、64と対向する支柱62、64の上記孔7
0、72と同じ高さ位置の孔70、72との間にも棚板
支持部材が掛け止められ、上記二つの棚板支持部材間で
図示されない棚板がそれぞれ支持される。棚板の高さお
よび段数は任意に設定することができる。このようにし
て奥行き方向一方側と他方側の両側から物品を出し入れ
することができる移動棚が構成されている。
方側と他方側の両側から物品を出し入れすることができ
るタイプであったが、図11に示すように、棚の奥行き
方向片側から物品を出し入れすることができるタイプの
ものもある。図11において、図10に示す従来例で用
いられている部品と同じ部品には同じ符号が付されてい
る。図11に示す従来例は、図10に示す従来例を中間
の支柱64を残してほぼ半分を除いた形のもので、支柱
62の適宜の高さ位置にある孔70とこれと同じ高さ位
置にある支柱64の手前側の孔72との間に棚板支持部
材を掛け止めて棚板を支持し、棚の奥行き方向片側から
物品を出し入れすることができるようにしたものであ
る。その他の台枠60と支柱62、64との連結構造、
支柱62、64と天板66との連結構造は図10に示す
例と同じであるから説明は省略する。なお、支柱64の
代わりに支柱62と同じものを使うこともある。
図11に示す棚は移動棚であり、底部に軸装されている
車輪がレール上を転動することにより、物品出し入れ面
に直交する方向、図において左右方向に移動することが
できる。移動棚の駆動手段は各種あり、例えばモータに
よって車輪軸を回転駆動するもの、手動で回転駆動され
るハンドルの回転力を車輪軸に伝達して車輪軸を回転駆
動するもの、移動棚を直接人力で押しまたは引いて移動
させるものなどがある。
おいて、中間の支柱64に前後2列の孔72を形成した
理由は、移動棚を補強するためのブレースと称する補強
部材を付加する必要があることによる。すなわち、図示
の従来例における各支柱62、64と台枠60との連結
構造および各支柱62、64と天板66との連結構造
は、ごく単純な連結構造であって高い連結強度が得られ
るような工夫がなされていない。そこで、移動棚を補強
するためのブレースを付加するために、中間の支柱64
に、前後にある程度の間隔sをおいて孔72の列を2列
形成し、その間に補強部材を連結するためのアンカーを
溶接等の手段で固定し、棚の左右方向に相対向する支柱
64の上記アンカー相互間に補強部材を例えばたすき掛
け状に掛け渡している。このように、補強部材を付加す
ると、棚板支持部材を掛け止めるための孔72の列が1
列であるとすれば、上記補強部材と棚板および棚板支持
部材とが干渉することになるため、干渉しないように、
上記孔72の列を2列にして支柱64の前後寄りの位置
に分けて設けている。
64と台枠60との連結構造および各支柱62、64と
天板66との連結構造では満足な強度が得られないた
め、奥側の支柱として図10に示す従来例における中間
の支柱と同じ形状の支柱64を使用し、2列の孔72相
互の間隔を利用してその間にアンカーを固定し、対をな
す支柱64相互間のアンカーに補強部材を掛け渡して移
動棚を補強している。このように補強部材を掛け渡す
と、棚の奥行き方向片側からしか物品を出し入れするこ
とができず不便であり、物品の収容スペースも制限さ
れ、収納スペースを有効に活用することができない。
収納空間の奥の部分が補強部材の配置空間として使われ
ており、物品収容スペースが制限される難点がある。ま
た、従来の移動棚によれば、棚板の物品出し入れ方向手
前側の端面が、支柱の物品出し入れ方向手前側の端面よ
りも後退している。その理由は、隣り合う移動棚同志が
接近し接触したとき、双方の棚板同志が接触しないよう
に、あるいは、棚板の前端面からはみ出た収容物品が隣
の移動棚の一部あるいは収納物品に当たることがないよ
うにするためと考えられる。上記のように、棚板の物品
出し入れ方向手前側の端面が、支柱の物品出し入れ方向
手前側の端面よりも後退していることにより、この点か
らも物品収容スペースが制限される難点がある。
度、湿度等の環境条件を整えることが要求される。その
ためには、移動棚の設置空間の空気調整設備を完備する
必要があることはもちろん、調整された空気が収納物品
間に円滑に行き渡るように、移動棚の風通しがよくなる
ように工夫する必要がある。従来は、棚板にパンチング
により孔を開けたり、スリットを設けたりして空気を対
流させようとしていた。しかし、空気の対流効果は、パ
ンチング孔径やスリットの幅寸法によって大幅に異な
り、ある程度以上の大きな孔やスリット幅でないと、孔
やスリットの縁が抵抗となって空気が流通しにくいこと
がわかった。そのため、孔やスリットを設けても対流効
果を期待できないことがわかった。一方、対流効果を得
るために孔やスリットを大きくすると、棚板の強度が損
なわれるという問題を生じる。
解消するためになされたもので、物品収納空間の奥の部
分と手前側の部分との物品収容スペースを有効に確保す
ることにより、全体の大きさを小さくしながら、物品収
容スペースを拡大することができる移動棚を提供するこ
とを目的とする。本発明はまた、棚板の強度および棚全
体の強度を損なうことなく、かつ、物品収容スペースを
効率よく確保しながら、空気の対流を効果的に行わせる
ことができ、埃や塵、ダニ等の汚染物質が棚板の奥の方
に溜まりにくいようにした移動棚を提供することを目的
とする。
めに、請求項1記載の移動棚は、棚の少なくとも各角隅
部に配置された支柱と、棚の側面に取り付けられている
側パネルと、支柱と支柱との間に支持されされた棚板
と、底部に設けられた走行車輪とを有してなる移動棚に
おいて、上記棚板の物品出し入れ方向手前側の端面が、
支柱の物品出し入れ方向手前側の端面よりも突出し、側
パネルの物品出し入れ方向手前側の端面よりも後退して
いることを特徴とする。
は、奥行き方向一端側の支柱間および奥行き方向他端側
の支柱間で支持し、棚の奥行き方向一方側と奥行き方向
他方側の両側から物品を出し入れ可能にするとよい。ま
た、請求項3記載の発明のように、請求項2記載の発明
において、棚の奥行き方向一方側と奥行き方向他方側に
支持された棚板は、その奥側の端面相互間を離間させる
ことにより、空気の流通のためのスペースを形成すると
なおよい。
載の発明において、支柱の上端部には天板を連結し、支
柱の上端部と天板との間には、支柱の奥行き方向手前側
の面、天板の奥行き方向手前側の面、天板の側面をそれ
ぞれ連結する一体構造の連結金具を介在させて、棚の強
度を確保するとよい。
明において、棚板は奥行き方向に複数に分割し、分割棚
板は嵌め合わせ可能とするとともに、奥行き方向の任意
の部位の分割棚板を取り外し可能とし、任意の棚板を取
り外すことによって、有効奥行き寸法は確保しながら空
気の流通のためのスペースを確保することができるよう
にしたものである。
明において、支柱の側部には、棚板を掛け止めるための
複数の孔を上下方向に1列に、かつ、奥行き方向中央部
に形成したものである。
本発明にかかる移動棚の実施の形態について説明する。
図1、図2において、符号10は移動棚を示しており、
符号12はその台枠を示している。台枠12内には二つ
の水平方向の軸が前後(図1において左右方向、図2に
おいて紙面に直交する方向)に平行に配置されて回転自
在に支持されているが、図面上には記載されていない。
上記各軸には走行車輪30が取り付けられていて、移動
棚の設置床に敷設されたレール上に上記車輪30が転動
可能に載せられることにより、台枠12は図1において
紙面に直交する方向、図2において左右方向に走行可能
となっている。台枠12からは支柱14が立ち上がって
いる。図示の例では、支柱14は台枠12の前後左右の
各角偶部のほかに、移動棚10の左右方向すなわち物品
出し入れ面方向の中間部に複数の支柱14が配置され、
移動棚10の奥行き方向の中央にも支柱14が配置され
ている。支柱の数は移動棚10の大きさによって変わ
り、最も小さな移動棚の場合は、少なくともその各角偶
部に配置されていればよい。
であるが、各支柱14の下端部を台枠12内に差し込
み、台枠12の内側面と支柱14の外側面とを密着さ
せ、これをボルトとナットで締め付ける構造にすれば、
図10、図11に示す従来例における支柱の固定構造よ
りも、台枠12と支柱14との連結強度、ひいては移動
棚10の強度を高めることができる。各支柱14の上端
部には天板16が連結されている。天板16は、移動棚
10を物品の出し入れ面側から見て互いに隣り合う支柱
14間にそれぞれ取り付けられている。移動棚10の奥
行き方向一方側の支柱14および奥行き方向他方側の支
柱14と天板16との間には、ガセットと称する連結金
具18が介在し、この連結金具18の介在のもとに支柱
14と天板16とが連結されている。連結金具18の介
在により、天板16と支柱14との連結強度、ひいては
移動棚10の強度が高められている。上記連結金具18
は独特の構造および形状をしているので、図3、図4を
参照しながら具体的に説明する。
その他の金属板を打ち抜き折り曲げて形成したものであ
る。より具体的には、金属板のほぼ中央部に折返し部3
4を形成することによって金属板のほぼ全体を一旦重合
状態とし、次に、互いに重合している金属板の一方側を
途中から直角に折り曲げることにより折り曲げ部40を
形成する。折り曲げ部40を形成することにより、重合
状態が解消されて折り曲げ部40に直交する前板部36
が形成されるとともに、一部に上記折り曲げ部40に直
交する重合部38が残されている。このようにして、上
から見たときT字に近い形の連結金具18が形成され
る。上記前板部36の裏面側は天板16の奥行き方向手
前側の面に接してこれに溶着され、上記前板部36に対
して直角をなす上記折り曲げ部40の側面には天板16
の側面が接して溶着されている。このようにして天板1
6の角偶部に連結金具18が固着されている。連結金具
18の上記重合部分38の裏面側は支柱14の奥行き方
向手前側の面に密着させられ、上記重合部分38と支柱
14とを貫通したボルト42にナット44がねじ込まれ
ることによって連結金具18が支柱14に連結され、こ
の連結金具18の介在のもとに支柱14と天板16とが
連結されている。
示すように上下方向にある程度の長さを有し、長さ方向
の両端付近においてそれぞれ上記ボルト42とナットで
支柱14に連結されているため、連結部材18と天板1
6相互間のこじれが抑制されて強固に連結されている。
また、上記重合部分38の幅は支柱14の手前側の面の
幅のほぼ半分の幅になっており、支柱14の左右両側
に、互いに対称形に形成された連結部材18を連結して
天板16を連結することができるようになっている。移
動棚10の左右方向両端の支柱14にはその一方側のみ
に連結部材18を連結すればよい。
天板16との間には、支柱14の奥行き方向手前側の
面、天板14の奥行き方向手前側の面、天板16の側面
をそれぞれ連結する一体構造の連結金具18が介在し、
この連結金具18の介在のもとに支柱14と天板16と
が連結されているため、支柱14と天板16との連結強
度が高くなり、移動棚10全体としても充分高い強度を
得ることができる。そのため、図10、図11で説明し
た従来例のように、ブレースのような補強部材を付加す
る必要はない。
側面にはそれぞれ側パネル22、24が取り付けられて
いる。図1において左側の側パネル22の厚さは右側の
側パネル24の厚さよりも厚くなっていて、上記側パネ
ル22の内方には支柱14との間に所定の空間が形成さ
れている。側パネル22の外面側には手動的に操作する
回転操作ハンドル28が支持されている。回転操作ハン
ドル28の軸は側パネル22の内方の上記空間に進出し
ている。この空間内には減速伝動機構が設けられてい
て、回転操作ハンドル28の回転力が上記減速伝動機構
を介して前記走行車輪30の軸の少なくとも一つに伝達
され、この走行車輪30が回転駆動されることにより移
動棚10がレール上を走行することができるようになっ
ている。
には棚板26が支持されている。図示の移動棚10の例
では、図2(b)に示すように、奥行き方向一端側の支
柱14と中間の支柱14との間および奥行き方向他端側
の支柱14と中間の支柱14との間に棚板26が支持さ
れ、移動棚10の奥行き方向一方側と奥行き方向他方側
の両側から物品を出し入れ可能となっている。支柱14
による棚板26の支持構造は任意であるが、図示の例で
は袖板と称する掛け止め部材29を介して棚板26が支
持されている。掛け止め部材29自体は既に知られてい
る構造のものでよい。例えば、一体に形成されているフ
ックを、移動棚10の奥行き方向において対をなす支柱
14の側面に縦方向に形成されている多数の孔の一つを
選択してこれに引っかけることにより掛け止め部材29
を上記対をなす支柱14間に掛け止めることができる。
移動棚10の左右方向において相対向する奥行き方向一
対の支柱間において、かつ、同じ高さ位置に上記のよう
にして掛け止め部材29が掛け止められ、この一対の掛
け止め部材29によって一つの棚板26の両端部が掛け
止められて棚板26が支持されている。
14に形成する縦方向の多数の孔は、図2(b)に符号
15で示すように、支柱14の側面の幅の中央に1列に
形成されている。移動棚10の奥行き方向中間部の支柱
14においても同様に側面の幅の中央に1列に多数の孔
が上下方向に形成されている。そして、上記中間部の支
柱14に形成された孔は、移動棚10の奥行き方向一方
側の掛け止め部材29と、奥行き方向他方側の掛け止め
部材29の両者を掛け止めることができる共通の孔とな
っている。このように全ての支柱14において掛け止め
部材29を掛け止めるために形成する縦方向の多数の孔
の列を支柱14の幅方向の中央に1列に形成することが
可能になった一因は、前記連結金具18の使用等によっ
て、従来のようにブレース等の補強部材を移動棚10の
奥行き方向中間部等に設けなくても、移動棚10の強度
を充分に得られることによる。
棚板の手前側の端面が支柱の手前側の端面と同一面か又
は支柱の手前側の端面から後退した位置にあった。これ
に対して図示の本発明の実施の形態によれば、各棚板2
6の物品出し入れ方向手前側の端面が、支柱14の物品
出し入れ方向手前側の端面よりも突出し、側パネル22
の物品出し入れ方向手前側の端面よりも後退している。
この棚板26、支柱14、側パネル22の関係を図2
(b)に示す。図2(b)に示すように両面側から物品
を出し入れ可能とした移動棚10において、物品出し入
れ方向両側の支柱14のそれぞれ物品出し入れ方向手前
側の端面相互間の寸法をa、物品出し入れ方向両側の棚
板26のそれぞれ物品出し入れ方向手前側の端面相互間
の寸法をb、物品出し入れ方向両側の側パネル22のそ
れぞれ物品出し入れ方向手前側の端面相互間の寸法をc
としたとき、c>b>aの関係にあり、かつ、aはbの
範囲内にあり、bはcの範囲内にある。
造によれば、棚板26の物品出し入れ方向手前側の端面
が支柱の手前側の端面よりも突出しているため、移動棚
全体の体積を一定としたとき、有効物品収容スペースを
拡大することができる。そればかりではなく、移動棚1
0の奥行き方向中間部にブレースのような補強部材を設
ける必要がないため、補強部材を設けるためのスペース
を物品出し入れ方向奥側に確保する必要もなく、この点
からも有効物品収容スペースを拡大することができる。
また、棚板26の物品出し入れ方向手前側の端面は側パ
ネル22の物品出し入れ方向手前側の端面よりも後退し
ているため、互いに隣接している移動棚10を密着させ
たとき棚板26相互が接触することがなく、収納物品に
損傷を与えることはない。
うに、移動棚10の奥行き方向一方側と奥行き方向他方
側に支持された棚板26は、その奥側の端面相互間を離
間させることにより、空気の流通のための幅dのスペー
ス21が形成されている。スペース21の形成により、
移動棚10の奥行き方向中間部において空気が上下方向
に円滑に対流するため、空気調整設備によって温度、湿
度等の条件が調整された空気が収納物品間に円滑に行き
渡り、物品を変質、劣化させることなく収納し保存する
ことができる。また、空気を対流させるために棚板26
に大きな孔やスリットを形成する必要はないから、棚板
26の強度が損なわれるという問題を解消することがで
きる。さらに、棚板26の奥の方に埃や塵、ダニ等の汚
染物質が溜まり難く、収納物品の汚染を軽減することが
できる。特に、本発明のような移動棚においては、棚が
移動するときに相対的な空気の流れが生じ、この空気の
流れが上記スペース21を通ってスムーズに行われるた
め、収納物品の変質、劣化あるいは汚染等を効果的に防
止し、あるいは軽減することができる。
側と奥行き方向他方側に支持された棚板26の奥側の端
面相互間を離間させてスペース21を確保するために
は、棚板26を手前側に移動させることによって実現で
きる。そのほか、棚板26はこれを奥行き方向に複数に
分割し、分割棚板は嵌め合わせ可能とするとともに奥行
き方向の任意の部位の分割棚板を取り外し可能としても
よい。最も奥側の分割棚板を取り外すことによって上記
スペース21を確保することができる。また、最も奥側
の分割棚板以外の任意の棚板26を取り外すことによっ
て、スペース21に代わる別の空気流通用スペースを確
保することができる。このように任意の部位の分割棚板
を取り外しても、有効奥行き寸法は確保しながら空気の
流通のためのスペースを確保することができる。
奥行き方向他方側とから物品を出し入れすることが可能
な移動棚の例になっていたが、奥行き方向の片側からの
み物品を出し入れすることが可能な移動棚であっても本
発明の技術思想を適用することができる。また、棚の奥
行き方向両端とその中間にも支柱14がある構造となっ
ていたが、中間に支柱14が存在しない構造の移動棚に
も本発明の技術思想を適用することができる。
様々な寸法に設定される。棚の高さ寸法に関しても、使
用目的や設置場所の天井の高さなどの各種条件によって
決まり、それに応じて上記支柱の長さが決められ、棚の
側面に取り付けられる側パネルの高さ寸法は、支柱の長
さに応じて決められる。
法とする必要があるため、1枚の側パネルで支柱の高さ
に合わせようとすると、支柱の高さ、すなわち棚の高さ
に応じて高さ寸法が異なる多くの種類の側パネルを用意
する必要がある。そこで、側パネルを高さ方向に複数に
分割し、この分割パネルを高さ方向に積み上げる数を変
えることによって、側パネル全体の高さ寸法を任意に設
定するようにし、もって、支柱の長さに柔軟に対応する
ことができるようにすることが考えられている。こうす
れば、高さ寸法を標準化した少ない種類の側パネルを用
意しておけばよく、コストの低減および運搬の容易化を
図ることができる。
互間に間隙を隔てて設けられ、ねじなどで支柱にそれぞ
れ固定されている。しかしながら、分割パネル間に間隙
を設けると、この間隙内に塵や埃が溜まって間隙内が汚
れてしまったり、間隙内に黴などの微生物が発生してし
まうという問題がある。また、各分割パネルの取付位置
が互いにずれてしまっている場合には、そのずれが間隙
によって目立ってしまうという問題がある。そこで、棚
の側パネルを構成する分割パネルの相互間に目地部材を
介在させて分割パネル相互間を塞ぎ、この分割パネル相
互間に塵や埃が溜まるのを防ぐと共に、各分割パネルの
取付位置のずれを目立たなくし、外観を美しくするのが
望ましい。以下、目地部材を用いた移動棚の例について
説明する。
ネルが取り付けられている。この側パネルは、高さ方向
に複数に分割された分割パネルからなる。最も上に位置
する分割パネル221と、最も下に位置する分割パネル
224と、この分割パネル224の上に位置する分割パ
ネル223と、分割パネル221と分割パネル223と
の間に位置する3つの分割パネル222とから構成され
ている。分割パネル221、223および224は同じ
高さ寸法に形成されていて、3つの分割パネル222
は、分割パネル221等の高さの略3分の1の高さに形
成されている。
って、移動棚の高さに応じた側パネル全体の高さ寸法に
設定することができる。換言すれば、移動棚の高さ寸法
を標準化して一定のピッチで高さ寸法が異なる移動棚を
用意し、分割パネル222の高さ寸法を上記ピッチに合
わせておくとよい。こうすれば、移動棚の高さ寸法に合
わせて分割パネル222の数を増減させ、側パネルの高
さを移動棚の高さ寸法に合わせることができる。
224は、互いに隣接する分割パネルと小さな間隙を隔
ててそれぞれ設けられ、ねじなどで前記支柱14にそれ
ぞれ固定されている。また、上記間隙、すなわち互いに
隣接する分割パネルの相互間には、目地部材80が取り
付けられている。図6には、互いに隣接する分割パネル
222の相互間に取り付けられた目地部材80を示し、
図7には図6に示す線A−A’からみた断面、図8には
図6に示す線B−B’からみた断面をそれぞれ示し、ま
た、図9には図7に示す符号C部分を拡大したものを示
している。
に合わせた形に形成されている。より具体的に説明する
と、図8に示すように、分割パネル222の端面形状は
角張ったC字状に形成されている。すなわち、分割パネ
ル222の左右方向両端縁部が棚の間口面に沿うように
直角に折り曲げられ、さらに内方に向かって直角に折り
曲げられている。この形状に合うように目地部材80
も、長さ方向両端部が棚の間口面に沿うように直角に折
り曲げられ、さらに内方に向かって直角に折り曲げられ
て断面が角張ったC字状に形成されている。図示のもの
は、目地部材80の側面からの奥行き寸法および幅寸法
が、分割パネル222の側面からの奥行き寸法および幅
寸法よりも若干小さく形成されているため、目地部材8
0の外側面は、分割パネル222の外側面よりも僅かな
寸法α分だけ内方に位置している。
0の縁部であって、側パネルの内方に形成された空間側
とは反対側の外方縁部81は、略90度に折り曲げられ
て立ち上がっている。この外方縁部81の立ち上がり高
さ寸法は、互いに隣接する分割パネル相互間に生じてい
る空間の幅と略同じ寸法に設定されている。この目地部
材80は、例えば、板金曲げ加工により簡単に、かつ、
低コストに形成することができる。
に隣接する分割パネル相互間に着脱可能に取り付けるこ
とができる。図8に示すように、目地部材80には複数
の孔82が形成されている。図示のものは、5箇所に孔
82が形成されている。また、目地部材80の下側に位
置する分割パネル222の折曲縁部には、各孔82と重
なる位置に孔(図示せず)が形成されている。目地部材
80の各孔82および分割パネル222に形成された孔
には、図9に示すようにプッシュリベット90が嵌合さ
れている。
と同様に締結手段の一種であり、例えば合成樹脂からな
り先端が割れた軸が一体に形成された雌部91と、雌部
91の軸の先端に圧入させる棒状の雄部92とから構成
されている。目地部材80の各孔82および分割パネル
222に形成された孔に上記雌部91を挿入させ、その
後、雌部91の軸の先端に雄部92を圧入して雌部91
を拡開させることにより、目地部材80を、目地部材8
0の下側に位置する分割パネル222に固着させること
ができ、もって、目地部材80を上記分割パネルの相互
間に取り付けることができる。
から引き抜き、目地部材80の各孔82および分割パネ
ル222に形成された孔から雌部91を抜き取ることに
より、目地部材80を上記分割パネルの相互間から簡単
に取り外すこともできる。目地部材80は、図5に示す
ように、互いに隣接する分割パネル221、222、2
23、224相互間に介在させることができる。
隣接する分割パネルの相互間に目地部材80が取り付け
られているため、分割パネル相互間に塵や埃が溜まるの
を防止することができる。また、各分割パネルの取付位
置がずれていても、分割パネルの相互間に目地部材80
が取り付けられているため、このずれを目立たなくする
ことができ、棚の外観を美しくすることができる。
化粧目地を用いれば、移動棚の外観をより美しくするこ
とができる。目地部材80の色彩を側パネルの色彩と異
ならせておけば、目地部材80が外観上のアクセントと
なる効果もある。目地部材80は着脱可能であるため、
目地が汚れたり劣化したときは交換することもできる。
面側には、手動的に操作する回転操作ハンドル28が支
持されている。回転操作ハンドル28の軸は、側パネル
の内方の上記空間に進出している。この空間内には減速
伝動機構が設けられていて、回転操作ハンドル28の回
転力が上記減速伝動機構を介して前記走行車輪の軸の少
なくとも一つに伝達され、この走行車輪が回転駆動され
ることにより移動棚10がレール上を走行することがで
きるようになっている。
棚板の物品出し入れ方向手前側の端面を、支柱の物品出
し入れ方向手前側の端面よりも突出させ、側パネルの物
品出し入れ方向手前側の端面よりも後退させたため、移
動棚全体の体積を一定としたとき、有効物品収容スペー
スを拡大することができる。
の奥行き方向両端とその中間にもあり、棚板は、奥行き
方向一端側の支柱と中間の支柱との間および奥行き方向
他端側の支柱と中間の支柱との間に支持され、棚の奥行
き方向一方側と奥行き方向他方側の両側から物品を出し
入れ可能とした移動棚において、棚の奥行き方向一方側
と奥行き方向他方側に支持された棚板は、その奥側の端
面相互間を離間させることにより、空気の流通のための
スペースが形成が形成されているため、移動棚の奥行き
方向中間部において空気が上下方向に円滑に対流し、空
気調整設備によって温度、湿度等の条件が調整された空
気が収納物品間に円滑に行き渡り、物品を変質、劣化さ
せることなく収納し保存することができる。また、空気
を対流させるために棚板に大きな孔やスリットを形成す
る必要はないから、棚板の強度が損なわれることもな
い。さらに、棚板の奥の方に埃や塵、ダニ等の汚染物質
が溜まり難く、収納物品の汚染を軽減することができ
る。
部には天板が連結され、支柱の上端部と天板との間に
は、支柱の奥行き方向手前側の面、天板の奥行き方向手
前側の面、天板の側面をそれぞれ連結する一体構造の連
結金具が介在し、棚の強度が確保されているため、棚の
奥行き方向中央部等に補強部材を設ける必要がなくな
り、補強部材を設けるためのスペースを確保する必要が
なく、この点からも有効物品収容スペースを拡大するこ
とができる。
き方向に複数に分割され、分割棚板は嵌め合わせ可能で
あるとともに、奥行き方向の任意の部位の分割棚板を取
り外し可能であり、任意の棚板を取り外すことによっ
て、有効奥行き寸法は確保しながら空気の流通のための
スペースを確保することができるようになっているた
め、棚板の強度を十分に確保しながら、空気の流通のた
めのスペースを確保することができる。
には、棚板を掛け止めるための複数の孔が上下方向に1
列に、かつ、奥行き方向中央部に形成されているため、
この支柱を移動棚の奥行き方向一方および他方の手前側
の支柱としても、かつ、奥行き方向中央の支柱としても
共通に使用可能であり、部品の共通化によってコストの
低減を図ることができる。
図である。
面図である。
大して示す正面図である。
側面図である。
面図である。
る。
る。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 棚の少なくとも各角隅部に配置された支
柱と、棚の側面に取り付けられている側パネルと、支柱
と支柱との間に支持されされた棚板と、底部に設けられ
た走行車輪とを有してなる移動棚において、 上記棚板の物品出し入れ方向手前側の端面が、支柱の物
品出し入れ方向手前側の端面よりも突出し、側パネルの
物品出し入れ方向手前側の端面よりも後退していること
を特徴とする移動棚。 - 【請求項2】 棚板は、奥行き方向一端側の支柱間およ
び奥行き方向他端側の支柱間に支持され、 棚の奥行き方向一方側と奥行き方向他方側の両側から物
品を出し入れ可能である請求項1記載の移動棚。 - 【請求項3】 棚の奥行き方向一方側と奥行き方向他方
側に支持された棚板は、その奥側の端面相互間を離間さ
せることにより、空気の流通のためのスペースが形成さ
れている請求項2記載の移動棚。 - 【請求項4】 支柱の上端部には天板が連結され、支柱
の上端部と天板との間には、支柱の奥行き方向手前側の
面、天板の奥行き方向手前側の面、天板の側面をそれぞ
れ連結する一体構造の連結金具が介在し、棚の強度が確
保されている請求項1記載の移動棚。 - 【請求項5】 棚板は奥行き方向に複数に分割され、分
割棚板は嵌め合わせ可能であるとともに、奥行き方向の
任意の部位の分割棚板を取り外し可能であり、任意の棚
板を取り外すことによって、有効奥行き寸法は確保しな
がら空気の流通のためのスペースを確保することができ
る請求項1記載の移動棚。 - 【請求項6】 支柱の側部には、棚板を掛け止めるため
の複数の孔が上下方向に1列に、かつ、奥行き方向中央
部に形成されている請求項1記載の移動棚。
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Publications (2)
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JP2000236953A JP2000236953A (ja) | 2000-09-05 |
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Family Applications (1)
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-
1999
- 1999-02-23 JP JP04421199A patent/JP3399872B2/ja not_active Expired - Fee Related
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